映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のプロモーション戦略が明らかに

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のプロモーションに関する戦略について報じられました。先日はディズニーのイベントを通じて、本作に登場するドクター・ドゥームの姿が公式公開されていました。

作品の予告のタイミングやランタイムについて実績のあるスクーパーの Cryptic4KQual 氏によると、ディズニーとマーベルは「ドゥームズデイ」のPR戦略について、「サンダーボルツ*」や「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」とは異なる方法を採用していると言います。

「どうやら彼らは『エンドゲーム』のように『ドゥームズデイ』を宣伝しようとしているようです。小規模ながらも、大規模な宣伝です。公開まで6~5ヶ月ほど残すまで、あちこちでちょっとしたティーザーを流し込み、その後は積極的に宣伝活動を展開するでしょう。過去の作品もマーケティングに活用するでしょう。」

コロナ禍が落ち着いて以降のMCU映画はおおよそ映画の半年前に最初のトレーラーが公開され、3ヶ月前を目安にセカンドトレーラーが公開、公開一ヶ月を切ってファイナルトレーラーが公開されるというほぼお決まりの展開でした。

「ドゥームズデイ」は「エンドゲーム」方式として、ファーストトレーラー以前からプロモーションが始まるという事で、おそらくは先日のイベントでの発表がそのスタートに。これから 2026年の6月から7月ごろまでは小さな新情報がちょこちょこと発表され、それ以降に最初のトレーラーが公開される予定になっているようです。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」までに公開される映画は今のところ「スパイダーマン:ブランニューデイ」が予定されているのみであり、ポストクレジットシーンを利用して作品感のつながりを描くチャンスもあと一度きり。

公式のキャスト発表第2弾などもいつ行われるのかと、今後のプロモーションに期待されています。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

アニメ「マーベル・ゾンビーズ」の新トレーラーとポスターが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「マーベル・ゾンビーズ」の新しい予告とポスターが公開されました。本作はアニメ「ホワット・イフ…?」のひとつのエピソードをピックアップしたスピンオフ作品で、新予告ではゾンビ・パンデミックの瞬間についても以前のものより詳細に触れています。

約90秒の今回の予告映像では、シャン・チーとケイティがパンデミックの瞬間に立ち会うシーンが含まれている他、ゾンビ・サノスと対決するスパイダーマンの姿も。スパイダーマンはストームブレイカーを投げつけていますが、頭ではなく胸に突き立てており、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」のソーと同じ過ちを繰り返しています。

あわせて新ポスターも公開。

月をバックにスカーレットウィッチの姿が印象的に描かれている他、キャプテン・アメリカとオコエの姿も。

マーベル作品では珍しい TV-MA (18禁相当)に指定。日本での視聴制限については 15+ に指定されています。

監督はもともと「映画にしたい」というアイデアからスタートしたと明かしつつ、いくつかの問題を経てTVアニメの形に落ち着いたと語っていました。

本作は「ホワット・イフ…?」シーズン1のエピソード「もしも・・・ゾンビが出たら?」の続編となるもので、量子ウイルスが世界を侵食し、それによってヒーローたちの何人かがゾンビ状態となり、生き残ったヒーローたちと激しい争いを繰り広げることになります。

アニメ「マーベル・ゾンビーズ」は全4話構成で 2025年9月24日 より、ディズニープラスで配信予定です。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」、削除された戦闘シーンのビデオコンテが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」より、映画に含まれなかったシーンのビデオコンテが公開されました。それによると、ミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズはコミックのような独創的なアクションが準備されていたようです。

マーベル・スタジオのコンセプトアーティスト、ロドニー・フエンテベラ氏がストーリーボードの一部を公開。

今回の映画ではあまり「伸びる」事がなかったリードでしたが、この削除されたシーンではリードらしいアクションが多数用意されていたようです。

本作は概ね好評な映画でしたが、ザ・シング/ベン・グリムが「家族」として馴染んでいる理由を示す過去が描かれていない事など、ファンタスティック・フォーを知らない視聴者に対する一部説明不足が存在していました。

リード・リチャーズの能力についても描写不足で、それがヒーロー活動にどのように役立っているかはあまり提示されていませんでした。

チームは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」への登場が発表されており、「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」にも登場すると見られています。

また、続編映画(F4-2?セカンドステップ?)の開発も始まっているとされており、説明不足だった部分の補足が期待されています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 より劇場公開中です。

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」、舞台裏写真でジェイコブ・バタロンさんの姿が確認

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」の新しい舞台裏写真がネット上に流出しています。それによると大方の予想どおりではありますが、ジェイコブ・バタロンさんが演じるネッド・リーズが再登場する事になるようです。

※これより先は「スパイダーマン:ブランニューデイ」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

今回の舞台裏写真ではスーツ姿のトム・ホランドさんの横に並ぶジェイコブ・バタロンさんの姿が。

Tシャツには「MIT」とプリントされており、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」でマサチューセッツ工科大学に合格したネッドの現在を示しているようです。

奇妙な事に写真左端はゼンデイヤさんですが、フードを被って髪を隠しています。一部ファンはMJが赤毛になっており、コミックのメリー・ジェーン・ワトソンにより近づいているのではとも予想していますが、別の日のゼンデイヤさんの髪はこれまでと同様のものでした。

現在のロンドンは天候次第では気温が10度近くまで下がる事もあり、単に肌寒いというだけの可能性も除外出来ないようです。

今のところの報道ではネッドとMJの役割はかなり小さいとされており、「ブランニューデイ」で記憶が戻るような事はないだろうと考えられています。「スパイダーマン5」や「スパイダーマン6」に向けて、記憶回復の兆候などは示されるかもしれません。

トム・ホランドさんが「スパイダーマン:ブランニューデイ」後に公開される「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」でどのような役割を持っているかも不明ですが、運が良ければこれからの2年ほどで何度もスパイダーマンを目撃する事になるでしょう。

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。

本作にはパニッシャーを演じるジョン・バーンサルさんも参加し、ハルク/ブルース・バナーを演じるマーク・ラファロさんと、スコーピオン/マック・ガーガンを演じるマイケル・マンドさんが再登場予定です。「サンダーボルツ*」よりエレーナ・ベロワが登場するとも報じられています。

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は 2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定です。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、ディズニーのイベントで新しいドクター・ドゥームをお披露目

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に登場するドクター・ドゥームの最新の映像が公開されました。上海で開催されたウォルト・ディズニー・スタジオ・マーケティング・エキスポで行われた公式のショーの中で判明したもので、その映像がSNS上に流出しています。

会場の入場口に展示された巨大パネルの中にはドクター・ドゥームのアートが。これは過去の映画やコミック由来のものではない新しいアートだと見られており、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」バージョンのドクター・ドゥームだと言えそうです。隣にならぶスパイダーマンは「スパイダーマン:ブランニューデイ」のロケで目撃されたスーツと一致しているようです。

ただし、ドクター・ドゥームのマスクは制作発表時にRDJさんが着用していたものと、「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」のラストで映されたものとはまた別のもので、早くも3つ目のマスクとなりました。

これが単にデザインの変更によるものなのか、本作にドクター・ドゥームが3人存在している事を意味しているのかは分かっていません。

イベントでは撮影セットの見学もできるようだとの事。

そしてイベント内で行われた公式のライトショーではドクター・ドゥームが動いている姿も確認されました。

ショーでお披露目されたドクター・ドゥームの手は緑色のオーラをまとっており、「ドゥームズデイ」のドクター・ドゥームが魔法を操る事を示唆。2025年のコミック「ワン・ワールド・アンダー・ドゥーム」ではソーサラー・スプリームでもあるドクター・ドゥームですから、ドクター・ストレンジに勝るとも劣らない魔術を繰り広げる事が予想されます。

この映像のラストではアベンジャーズのマークからX-MENのマークで締めくくられていますが、残念ながらエターナルズは省かれているようで、本作には登場しないという噂を裏付けているようです。

フル尺の映像が今のところ見当たりませんが、別の静止画ではドクター・ドゥームが頭蓋骨を掲げるようなシーンも。コミックでサノスの骨を丸ごと引き抜いたシーンの再現ではないかと海外ファンは見ています。

先日は本作のルッソ兄弟監督が「ドゥームズデイが来る」と何かがある事を予告していましたが、この上海でのイベントを意味していたのでしょうか?

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ファンが予想していたものとは少し違う形でしたが、今回の僅かな新情報も話題となっています。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

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また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

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映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

映画「サンダーボルツ*」、ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがソングバードを演じる準備が出来ていると語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」でメルを演じたジェラルディン・ヴィスワナサンさんが、コミックのソングバードとして戦線に加わる準備が出来ていると語りました。

海外メディア Comicbook.com とのインタビューでヴィスワナサンさんは「すごくうまく演じられると思います。ウィッグもすごく似合うと思う。ずっと髪の色を変えたいと思っていたから、ウィッグはぴったりだと思うんです。もう準備はできています。どんな感じになるのか見てみたいですね。」と、将来的にソングバードを演じる準備が出来ていると語りました。

コミックのソングバードことメリッサ・ゴールドはスクリーミング・ミミというリングネームで活動していた女子プロレスラーでしたが思うように生計がたてられず犯罪に手を染めていく中で、ロクソンによる改造手術を受けて、高音の叫びにより相手に失明や多幸感、幻覚など深刻な体調不良をもたらす能力を手に入れました。

声を使った攻撃をすることからソングバードを名乗るようになり、さらなる声帯の改造と専用のハーネスを着用する事で、超音波によるソニックブラスト攻撃やフォースフィールドの発生、音の翼による飛行、音を様々な形へと物質化させての攻撃も可能になりました。

キャラクターの背景はまったく違うように見えるメルとメリッサ・ゴールドですが、ヴィスワナサンさんの発言はこの2つのキャラが同じである事を認めているようで、ソングバードの特徴的なピンクと白の髪をウィッグで再現したいと明かしました。

「サンダーボルツ*」でのメルはあくまでコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌの秘書としての役割にとどまっていましたが、以前のインタビューでは「マーベルらしいキャラクターになるのを見たい」とも。

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いつかメルがスーパーパワーを手に入れる日が訪れるのか注目です。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わってメルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

チームのうち、タスクマスターを除くエレーナ、レッドガーディアン、バッキー、エイヴァ、ジョンの5人とボブは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に再登場する事が発表されています。

映画「サンダーボルツ*」あるいは「ニュー・アベンジャーズ」は 2025年7月1日から米有料配信、DVD、Blu-rayは7月29日に米発売、日本は9月リリース予定。2025年8月27日 よりディズニープラスで配信中です。

ソース:Thunderbolts* Star Teases Transformation Into Marvel Hero Missing from MCU

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」のギャラクタス関連のコンセプトアートが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」より、実際の劇中ではほとんど確認出来なかったコンセプトアートが公開されました。本作ではギャラクタスがフランクリンを求めて地球にやってくる事になりましたが、劇中ではその宇宙船についてあまり描写がありませんでした。

アーティストのトーマス・デュ・クレストさんは「素晴らしい監督の指揮の下、私がデザインする機会を得た『ファンタスティック・フォー』のもう一つの要素は、ギャラクタスが地球に到着するために使用する宇宙船です。映画の中での登場シーンはごく短いですが、『デス・スター』のようなディテールを巧みに表現し、同時にインパクトのあるシルエットを維持することに多大な労力を費やしました。」とコメントを添えて数点のアートを公開。これらはアメリカで11月に発売予定のアートブックに収録されている可能性が高いようです。

このアートによると、巨大な宇宙船の一部が切り離され、ドラゴンボールのフリーザのような小型ポッド(ギャラクタス自身が大きいので実際は小型ではありませんが)のように機能する計画があったようです。

しかし映画は2時間で収まるようにかなりの要素を削ぎ落としたと監督が明かしており、ギャラクタスの宇宙船は内部の一部を垣間見る程度で終わっていました。

これに関して撮影監督が Instagram を通じて撮影の様子を公開。宇宙船内部はフルCGではなく、撮影セットとして作られていたものにVFXを加えたものであった事が明らかとなりました。

「ファーストステップ」の続編が既に開発中ともされていますが、チームは来年の「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」で戻ってくることが公式に発表されています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 より劇場公開中です。

映画「エターナルズ」、クロエ・ジャオ監督が当時の酷評を振り返って作品を「子どもと同じで愛している」と語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」のクロエ・ジャオ監督が、2021年に劇場公開された当時を振り返って、レビューサイトで当時MCUで一番スコアが低かったことなどについて心境を語りました。

海外メディア THR とのインタビューで「エターナルズ」の後に監督業を4年間休んでいた事は酷評されたこととは関係がない事を説明。

「エターナルズ」と「ノマドランド」はどちらも非常に緊張感があったので、休養が必要でした。(2作は)立て続けに撮影して公開されたんです。だから、10年間休みなく働き続けた結果だと思います。

「ノマドランド」が絶賛され、「エターナルズ」が酷評された後、今年公開予定の最新作「ハムネット」に対する批評家の反応が気になるかと質問されたジャオ監督は、作品は子どもと同じようなものだと回答しました。

子どもが生まれた時と同じだと思います。子どもを育てるためにできることは何でもするけれど、その過程できっと失敗もするし、もっとうまくやればよかったと思うこともあるでしょう。

私が最近手がけた2本の映画(「ノマドランド」と「エターナルズ」)は、同時期に公開された作品です。そして、それらを世に送り出すと、世界は自分ではコントロールできない、全く予想外の反応を示すのです。

子供たちの不完全さを愛することを学ばなければなりません。それは、自分自身の不完全さを愛することと同じだからです。そして、前回の公開時、私にとってそれは容易なことではありませんでした。

そして「ハムネット」あとのプロジェクトについては「そうですね、『バフィー 〜恋する十字架〜』に取り組んでいることは秘密ではないと思います。順調に進んでいます。」と語りました。

ケヴィン・ファイギ社長が「エターナルズ」の公開前からアベンジャーズ最新作で彼らをどのように取り扱うのか決めていたかどうかは分かっていません。

しかし、キンゴを演じたクメイル・ナンジアニさんは「エターナルズ」公開前に複数の映画に出演する契約を結んでいたことを最近明かしており、登場予定はあったのではないかと考えられています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-eternals-kumail-nanjiani-reveals-the-shocking-number-of-projects/”]

しかし「エターナルズ」のファンの反応が芳しくなかった後、計画されていた「エターナルズ2」は数年前から音沙汰がなくなり、アベンジャーズ最新映画への出演の噂なども全くない状態が続いています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-eternals-2-update/”]

セルシを演じたジェンマ・チャンさんは物語の続きがあるとも語っており、ファイギ社長もそれを認めていますが、具体的にいつ頃戻ってくるのかは分かっていません。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-eternals-gemma-chan-addresses-mcu-future-as-sersi/”]

映画「エターナルズ」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Chloé Zhao on Why She Took a Four Year Break From Filmmaking and Signed on to ‘Hamnet’ Only After Meeting Paul Mescal

「エージェント・オブ・シールド」が正史でないとMCUは困る?コールソンたちが解決した3つの疑問

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のスピンオフドラマとして始まった「エージェント・オブ・シールド」は 2013年の番組スタート当時、マーベル・スタジオとは別のマーベル・テレビジョンという組織と米ABCによって制作されました。

2012年の「アベンジャーズ」で死んだフィル・コールソンが現場に戻る所が始まるこのドラマはシーズンが進むにつれてMCU本編とは異なる展開となり、正史かどうかは公式でも正確に結論付けない曖昧な作品となりました。

しかしこの番組は確実に、MCUのインフィニティ・サーガにおける説明不足なポイントのいくつかを補ってもいました。

エイジ・オブ・ウルトロンのヘリキャリア問題

「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」でS.H.I.E.L.D.が崩壊した後、世間から姿を隠していたニック・フューリーが「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」のいいところで突然ヘリキャリアと共に復帰し、ご都合主義のように助けに来ています。

MCUの映画だけではまったく説明がないこの再登場に関して、「エージェント・オブ・シールド」では「シータ・プロトコル」と呼ばれる作戦として描かれています。

キャプテン・マーベルとの対決後、ロナンが復讐に来なかった

映画「キャプテン・マーベル」ではキャロル・ダンヴァースがクリーの宇宙艦隊を撃墜し、指揮官のロナンが撤退を命じています。その際に復讐を誓いますが、この映画よりも以前に公開された「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」でロナンは消滅。時系列にして約20年間、ロナンが地球に復讐に来たかどうかは描かれていません。

「エージェント・オブ・シールド」はクリー人が物語の焦点のひとつであり、クリーは地球で人体実験を繰り返し、インヒューマンズを生み出してきました。そのインヒューマンズの反乱によってクリーは地球から追い出され、植民地化に失敗していました。ロナンが復讐に来たくても簡単に来る事ができない理由として機能していました。

H.Y.D.R.A.のアイコンがヒドラではなくタコな事

「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」で登場した悪の組織 H.Y.D.R.A. 。マルチバースサーガになっても、ウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズを通じてH.Y.D.R.A.の影響力が度々描かれていますが、MCU本編では説明されていない問題が残っています。

「ザ・ファースト・アベンジャー」でも「首をひとつ切り落とされてもまた生えてくる」と説明されているように、H.Y.D.R.A.は神話上のヒドラをベースにした組織。ヒドラとはもともと多頭の竜を示しており、日本で言えばヤマタノオロチやゴジラに登場するキングギドラのようなデザインになるはずです。

しかし H.Y.D.R.A. のシンボルは多頭ではなく、頭ひとつに足がいっぱいのタコのような多足生物をかたどっています。

©MARVEL,Disney

「エージェント・オブ・シールド」では H.Y.D.R.A. の起源を描いており、ハイブという存在がこの問題を解決してくれていますが、まだ知らない方のためにここでは詳細は割愛しておきます。


マーベル・テレビジョンはディズニーがマーベルを買収したあとに再編成され、現在のマーベル・テレビジョンはこの当時の組織とは完全に別のものに。マーベル・テレビジョンの現責任者は「エージェント・オブ・シールド」を「デアデビル:ボーン・アゲイン」に続いて復活させる番組にしたいと昨年のインタビューで言及していました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/marvel-studios-exec-addressed-agents-of-shield-return-mcu/”]

現在制作中のドラマ「ヴィジョンクエスト」では「エージェント・オブ・シールド」との何らかの関与が描かれるともされていますが、S.H.I.E.L.D. がMCUに戻ってくるのかどうか注目です。

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」は全7シーズンがディズニープラスで配信中です。

ソース:3 Things That Don’t Make Sense About the MCU if Agents of S.H.I.E.L.D. Isn’t Canon

2015年の映画「ファンタスティック・フォー」、ケイト・マーラさんが最悪映画の中で最高だった事について語る

20世紀FOX制作のマーベル映画「ファンタスティック・フォー」(2015年)でスー・ストームを演じたケイト・マーラさんが、ロッテン・トマトで 9% の低スコアを獲得した史上最低のコミック映画ともされる本作での最高の出来事について語りました。

マーラさんは「(ザ・シング/ベン・グリム役の)ジェイミー・ベルと私は友達でしたが、お互いをよく知りませんでした。それから『ファンタスティック・フォー』の映画を一緒に作ったんですが、本当に面白い経験でした。でも、本当に大変で、最高とは言えませんでした。」と振り返っています。

「めちゃくちゃでした。でも、そのおかげでお互いのことを知り合うようになって、『ああ、彼は本当に素晴らしい人』って思ったんです。本当に最高だと思ったのに、彼は独身でした。『ああ、私が彼を誰かと紹介してあげたのに。彼は最高に魅力的な人なのに、どうして彼が素敵な人と付き合っていないんだろう?』って思ったんです。その時は自分が探していた人だとは知りませんでした。それに気づくのに1年もかかりました」

これまで俳優友達として過ごしていたケイト・マーラさんとジェイミー・ベルさんは、映画の撮影後に付き合い始めるようになりました。

「そうだったと思います。だって、私たちは長い間友達だったので、お互いに心の中ではこれが私たちの関係だと思っていたんです。そして、そう、あの映画のプレスツアーで恋に落ちたんです。トラウマ的な絆みたいなものがあったから。『ああ、これは永遠に続くんだ。​​素晴らしい』って思ったんです。そして今、たくさんの子供たちが生まれて、ああ、最高です。」

映画は当時かなり酷評されましたが、この映画がなければ二人の結婚はなかったと考えれば、少なくとも彼女らにとっては重要な作品となった事は間違いありません。

ケイト・マーラさんは最近のインタビューでMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のマルチバースによる出演の可能性について「オファーがあればよかったんですけど」と語り、夫婦で「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」を鑑賞する予定だとも話していました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/20th-fox-fantastic-four-kate-mara-comments-multiverse-return-to-mcu/”]

映画「ファンタスティック・フォー」(2015年)はディズニープラスで配信中です。