【噂話】ドラマ「ヴィジョンクエスト」のヴィランで5年前の伏線を回収か

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ヴィジョンクエスト」のヴィランはまだ判明していませんが、新たな予測では2021年に登場したキャラクターが再登場すると見られています。

本作ではウルトロンを筆頭に、ジョカスタやイーディス、フライデーなど、トニー・スタークが生み出したAIが再登場するとされています。

それとは別に本作では「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」で訪れたマドリプールが再登場すると報じられており、そこの支配者であるパワーブローカー/シャロン・カーターが「ヴィジョンクエスト」の黒幕になるのではと予想されています。

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シャロン・カーターはスティーブ・ロジャースの恋人ペギー・カーターの姪孫で、S.H.I.E.L.D.のエージェント13として「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」に登場。以降も「シビル・ウォー」で登場しスティーブ・ロジャースに協力しましたが、それが原因で政府から追われる身になったことが「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」で描かれ、犯罪組織のボスとして再登場していました。

しかしその事実を知るものは誰もおらず、サム・ウィルソンの口利きでシャロンは恩赦を得て無罪に。パワーブローカーとしての仮面を隠したまま、アメリカの機密情報や最新兵器にアクセス出来る立場に戻るエンディングで終わっていました。

「ヴィジョンクエスト」ではシャロンが S.W.O.R.D. のデータベース等からヴィジョンが再生された事を知り、手に入れようとする可能性が海外ファンの間で噂されています。パワーブローカーがトニー・スタークが作ったAIにボディを与えて兵器化し、売りさばこうとしているという流れとなるのでしょうか。

シャロンの変貌ぶりについては当初、スクラル人ではないかとも考えられていましたが、スクラルにフォーカスをあてたドラマ「シークレット・インベージョン」では一切触れられずに終了したことで、現状ではシャロン本人であると考えられています。

実際に「ヴィジョンクエスト」にパワーブローカーが登場した際には、シャロンが何を経験し、何を目指すようになったのかが、2021年の配信から来年の配信まで5年を経て、その詳細が判明する事になるのでしょうか。

ドラマ「ヴィジョンクエスト」(仮)は 2026年 に米ディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「アイアンハート」、新トレーラー公開で魔法のアーマーや新しいAIを紹介

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」の第2弾予告が公開されました。今回のトレーラーでは本作のヴィランに対抗するためのアンチマジック・アーマーと見られる新しいパワードスーツや、新しいAI「N.A.T.A.L.I.E.」が紹介されています。

新しいアーマーはテクノロジーと魔法の融合した産物となるようで、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」で削除されたドクター・ストレンジのアイアン・アーマーバージョンであるアイアン・ストレンジを映像化しなおしたようなものになっているようです。

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そして、新しいAIである N.A.T.A.L.I.E. は人間の身体を映像投射出来るようで、トニー・スタークのAIにはなかった新機能。

コミックのアイアンハートのAIはトニー・スタークの人格モデルを搭載してスタートしていますが、MCUではリリとトニーに接点がないため、コミックの次期モデルである N.A.T.A.L.I.E. を直接採用。死亡したリリの友人ナタリー・ワシントンの人格をモデルに作られているAIです。

今回の予告も前回同様に Bad 評価が目立ちますが、公開6時間後に100万再生で Good が2.4万、Bad が1.4万と、前回に比べるといくらかマシになっているようです。

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ドラマ「アイアンハート」は映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」の後日譚として、世界に名を刻むことを決意したリリが故郷シカゴに戻り、テクノロジーと魔法が対決する作品。アイアンスーツを製作するという彼女の独自のアプローチは素晴らしくも、その野望を追求する中で、彼女は謎めいていながらも魅力的なパーカー・ロビンス、通称「ザ・フッド」と出会うことになります。

「アイアンハート」は「ブラックパンサー」シリーズのライアン・クーグラー監督が製作総指揮を担当、脚本は「スノーピアサー」のチナカ・ホッジさんが執筆。

アンソニー・ラモスさんがヴィランのザ・フッド(ザ・フード)を演じる他、「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」のオールデン・エアエンライクさんがジークを演じるとも。その他、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」からMIT職員役のジム・ラッシュさんが再登場します。

ドラマ「アイアンハート」は 2025年6月24日 より米国でディズニープラスで初回3話配信予定です。

【ネタバレ注意】映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」大規模リークか、プロットや2つのチームの構成も更新【噂話】

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に関する大規模なリークが発生したと報じられました。2つに分かれたアベンジャーズのメンバー詳細や、映画のおおまかなプロットなど興味深い内容が報告されていますが、情報源の信頼性は不明となっています。

※これより先は「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

海外メディア MaxBlizz によると、ジェームズ・マックゥルと名乗るアカウントを利用して、氏は「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の内容を伝えていますが、以前のアカウントは削除されたと言う氏のこのアカウントは開設からまだ半年も経っておらず、その信頼性は未知数となっています。

マックゥル氏は、「マーベル・スタジオのデザイン部門で働いている情報源から聞きました。」としつつ、以下のような内容を報告。

・デザインチームのメンバーはX-マンションでの大規模な戦闘に関するコンセプトアートを制作中とのこと。その中の1点に「Invincible Avengers(無敵のアベンジャーズ)」というタイトルが付けられています。

・「ドゥームズデイ」では、アベンジャーズは二つの世界間のインカージョンを解決し、モニカ・ランボーを救出するという任務を負います。これらのヒーローたちは、このユニバースの他のキャラクターと共に、TVAとドクター・ドゥームの計画を発見した後、シタデルでロキを守ります。

・チームメンバーには、サム・ウィルソン、ソー、キャプテン・マーベル、シャン・チー、アントマン(スコット・ラング)、ジェニファー・ウォルターズ、エレーナ・ベロワ、バッキー・バーンズ、ボブ、ブルース・バナー、シュリ、エムバク、ネイモア、そしてファンタスティック・フォーが含まれます。彼らは、ドゥームがリード・リチャーズとスー・ストームの息子であるフランクリン・リチャーズを誘拐し、「ユニバースX 」と呼ばれる場所に連れて行ったため、ミッションに参加しました。

・一方、ジョン・ウォーカー、ゴースト、レッド・ガーディアンは他のアベンジャーズと共にEarth-616に残り、未知の侵略から惑星を守ります。残ったサンダーボルツはワカンダ、タロカン、そしてウォン率いる魔術師たちと合流し、地球防衛に協力する。

氏はこれらの投稿をした数時間後、このブログ記事を書いている1時間ほど前の時点で「何かを失敗しました。ドゥームズデイに関する投稿、あるいはアカウントさえも削除しなくてはならないかもしれません。」と投稿しています。

氏が提供した内容は既知の情報をもとにして8割型は組み立てられるものであり、全てが新しいというわけではありません。

しかしながらチーム編成については以前のリーク目撃情報とは異なる部分も見受けられます。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-thunderbolts-members-rumor/”] [nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-bahrain-bts/”]

サム・ウィルソンのアベンジャーズが「ユニバースX」と名付けられた世界へ行くという一方で、もう一方のチームのメンバーとして最初にジョン・ウォーカーが来ているのは、U.S.エージェントがリーダーとして動く事をほのめかしているのでしょうか。演者のワイアット・ラッセルさんは最近、「ドゥームズデイ」でジョンの新たな側面を見られると予告していました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-thunderbolts-character-change/”]

また、氏の書き間違いでなければ、TVAはドクター・ドゥームと何らかの計画を立てている様子。ハンターB-15はまだ組織を完全に掌握できておらず、「デッドプール&ウルヴァリン」のパラドックスのような邪悪なエージェントがまだ存在しているのでしょうか。

気になる点、興味深い点も多い今回の報告ですが、鵜呑みにしない事が重要です。続報があり次第またお知らせする事になります。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

ソース:Massive ‘Avengers: Doomsday’ Leak Details Incursion Plot, Doctor Doom’s Plan, and New Avengers Roster

クリス・エヴァンスさん、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」について、「パーティーに呼ばれていないと思うと辛い」とコメント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」でキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースとしての役を終えたクリス・エヴァンスさんが、来年公開予定の最新映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」について語りました。

新作映画「マテリアリスト」のプロモーション中、クリス・エヴァンスさんは海外メディア ScreenRant とのインタビューでアベンジャーズ最新作について、次のように言及しています。

ScreenRant:クリス、今日はスティーブ・ロジャースについて何回質問されました?

Chris Evans:まだですよ、君が最初の人になるかもしれないね。

SR:アベンジャーズ関連では何も肯定も否定もしないと分かっていますが、友人であるダウニーとルッソ兄弟が戻ってくるということで、発表されてから彼らと話をしましたか?

CE:ええ、彼らとはいつも話をしていますよ。(マテリアリストで共演し、このインタビューに同席中の)ペドロも今まさにそこにいるんです。彼らと離れているのは寂しい。バンドに戻れないのは寂しいけど、きっと彼らは素晴らしいことをやっていると思います。だから、それが発表されて、パーティーに招待されていないように感じたら、きっともっと辛いでしょうね。

 

クリス・エヴァンスさんは以前から「スティーブ・ロジャースの再演はない」としつつも、「MCUへの復帰はないとは言えない」というスタンスで、昨年は実際にヒューマン・トーチ/ジョニー・ストームとして「デッドプール&ウルヴァリン」に戻っていました。

「ドゥームズデイ」でクリス・エヴァンスさんはキャプテン・アメリカの悪のバージョンとして、H.Y.D.R.A.のキャプテン、通称ヒドラキャップを演じるといった噂や、ノマドとしてのスティーブ・ロジャースを演じるという噂が海外ファンにとってお気に入りに。

ノマドはコミックで何人かのキャラクターが名乗ったペルソナですが、その初代はスティーブ・ロジャースでした。かつてMCUでは「エンドゲーム」のエンディング後、スティーブ・ロジャースがノマドとしてインフィニティ・ストーンを返却する旅路をルッソ兄弟がドラマ化するともされていましたが、そのルッソ兄弟が「ドゥームズデイ」を撮る事で、ノマドを何らかの形で登場させるのではとも考えられています。

一方で少し前にはノマドに関する商標が取り下げられているとも報告されていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/marvel-copyright-cancel-project/”]

クリス・エヴァンスさんの再登場は「ドゥームズデイ」ではなく次の「シークレット・ウォーズ」ではないかとの見方もありますが、本当にパーティーへの招待状が届いていないのか、続報にも注目です。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

ソース:“You Feel Like You Weren’t Invited To The Party”: Chris Evans Addresses Missing Out On Avengers: Doomsday

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」はスー・ストームが主人公的存在に

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」のキャストメンバーとプロデューサーを務めるグランド・カーティスさんが、海外メディア Collider とのインタビューの中で、本作の主人公的存在がスー・ストームである事を認めました。

アベンジャーズにおけるキャプテン・アメリカや、X-MENにおけるサイクロップスのように、ファンタスティック・フォーは明確なリーダーが決められていません。コミックでは登場数の多いリード・リチャーズが便宜上のリーダーとして見られている事が多いですが、今回の映画ではスー・ストームが中心になると彼らは言います。

カーティスさんは「コミックを読み返せば、スー・ストームがファンタスティック・フォーのリーダーと言えるでしょう。スー・ストームがいなければ、すべてが崩壊してしまうからです。美学的には二人(スーとリード)をデートさせたいと思っていましたが、キャラクターや扱い、つまり誰が中心となるべきかという点では、できる限り最高の物語を描こうという気持ちになりました。」と解説。

本作でスー・ストームを演じたヴァネッサ・カービーさんはスーを「ダメな女上司」にはせずに「真の女性らしさ」を探求しようとしたといいます。

カービーさんは、その過程でリード・リチャーズ役のペドロ・パスカルさんから受けたサポートについて、「相手役の男性俳優が、これほどまでに対等に、そして二人の関係だけでなく、相手役の女性キャラクターにも寄り添って支えてくれたのは初めてです。ペドロのような寛大な俳優に出会えたことに、毎日感謝しています」と語りました。

そしてパスカルさんは「僕はある意味、導かれるのが好きです。皆さんが僕にとっての寛大さだと捉えているものが、そうではないんです。僕がインスピレーションを受けるのは…たぶん、パワフルな女性たちだけだと思います。僕が生きてきたのは、彼女たちのおかげです。」と補足。

「だから、誰かのそばに立ち、誰かから学ぶ機会を得られたことは、ただのパートナー、パートナーシップなんです。男と女という関係性だけでなく、作品や登場人物たちにおける、ある種の超越的なパートナーシップでもあるんです。だから、正直言って、あなた(ヴァネッサ)がいなかったら、一体どうしたらいいのか全く分からないんです」と述べました。

スーが主人公であるという話は公式発表以前の2年前から報じられており、当初のコンセプトから変わらず一貫している事が伺えます。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-fantastic-four-sue-storm-lead-character-rumor/”]

アンチディズニー派は「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」もポリコレの影響を受けた産物だとの批判を主張する事が予想されますが、実際には1961年にコミックデビューした頃からの原作を忠実にした映画であり、ポリコレ問題が叫ばれる以前からスーがチームで大きな鍵を握っていました。

カーティスさんは本作のマット・シャックマン監督が「ファンタスティック・フォーが60年も人気を博してきた事は理由がある。その原作を受け入れるべきだ。」と自問自答してきたとし、同じことを「スパイダーマン」のサム・ライミ監督もしていたともインタビューで語っています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 に 日米同時公開予定です。

ソース:‘The Fantastic Four: First Steps’ Sneak Peek: A Sci-Fi Epic Inspired by Kubrick, Star Trek, and Even Raimi’s Spider-Man

映画「サンダーボルツ*」公開終了、最終成績はキャプテン・アメリカやウルヴァリンをかろうじて超える

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」が米国での劇場公開を予定どおり終了し、現時点での世界興行収入が 3億7400万ドル に達している事が報じられました。

Collider の報告によると、当初の予想どおり4億ドルを超えられずに劇場公開期間を終える事となりました。

報道によると「サンダーボルツ*」の制作費は約1.8億ドルほどで、昨今のMCU映画の中ではかなり低い方ですが、ここにプロモーション費用を加算すると利益はさほどないだろうと見られています。

「サンダーボルツ*」は公開1週間で真のタイトルを「*ニューアベンジャーズ」と発表する異例のプロモーションを行ったことも話題で、作品の内容自体も高く評価されましたが、その口コミの影響もあまり効果がなく、当初の予想よりやや上というぐらいの結果となりました。

本作は 2011年の「キャプテン・アメリカ:ザ・ファースト・アベンジャー」の 3.7億ドル を超え、2009年の「X-Men Origins: Wolverine」(ウルヴァリン:X-MEN ZERO)の 3.73億ドル をかろうじて超える事に。大ヒットと言われる「スパイダーマン:イントゥ・ザ・スパイダーバース」の 3.9億ドルには届きませんでした。

次に公開予定の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は「サンダーボルツ*」の約2倍になると予想されています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-fantastic-four-fs-opening-box-office-forecast-predicts/”]

「サンダーボルツ*」は劇場公開を予定通り終えた事で、Blu-rayのリリースやディズニープラスの配信スケジュールも過去作の例に従う可能性が高そうです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-when-disney-plus/”]

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わってメルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

チームのうち、タスクマスターを除くエレーナ、レッドガーディアン、バッキー、エイヴァ、ジョンの5人とボブは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に再登場する事が発表されています。

ソース:’Thunderbolts*’ Slices Through Hugh Jackman’s Forgotten First Solo Wolverine Movie at Global Box Office

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」で「サンダーボルツ*」の一人が別物になると俳優が予告

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」では「サンダーボルツ*」のメインキャラクターのうち、タスクマスターを演じたオルガ・キュリレンコさん以外の出演が公式発表されています。海外メディア THR とのインタビューの中で、そのうちの一人がこれまでとは全く別物になると予告されました。

「サンダーボルツ*」あるいは「*ニューアベンジャーズ」でU.S.エージェントを演じたワイアット・ラッセルさんは「ドゥームズデイ」におけるジョン・ウォーカーについて次のように語りました。

2020年の「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」で私が演じたジョン・ウォーカーは、「サンダーボルツ*」のジョン・ウォーカーとは全く違うバージョンですし、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」でも全く違うものになると思います。

「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でMCUデビューしたジョン・ウォーカーはアメリカ政府の公式二代目キャプテン・アメリカとして登場しましたが、サム・ウィルソンやバッキー・バーンズとは立場を異にするキャラとして、しばらくの間敵対関係にありました。

※実際には政府はイザイア・ブラッドリーのブラック・キャプテン・アメリカを隠蔽していたのでジョンは3人目。サム・ウィルソンが4人目。

「サンダーボルツ*」では嫌味な部分はそのままに違う側面も見せていましたが、「ドゥームズデイ」ではまたさらに違った見え方になっていくようです。その詳細についてはもちろん今回のインタビューで明かされる事はありませんでした。

ジョン・ウォーカーは「サンダーボルツ*」で妻と子が出ていった事が明らかとなりましたが、作中やポスターでも見られるように結婚指輪をつけたままであり、関係の修復を望んでいるようです。「ドゥームズデイ」ではマルチバースを巻き込んだ危機に対処し、家族から英雄として認められる存在となっていくのでしょうか。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

ソース:With ‘Thunderbolts*,’ Has Wyatt Russell Finally Broken Through?

ドラマ「ムーンナイト」のヴィランは当初、別のキャラだったが削除されたと脚本家が明かす、シーズン2についても言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」の初期の脚本を担当したジェレミー・スレーターさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で、開発当初、ヴィランはアーサー・ハロウではなかった事を明かしました。また、今後のシーズン2の可能性についても言及しています。

スレーターさんは、ディズニープラスで視聴した「ムーンナイト」が、自身が書いた脚本とはかなり違っていたとしつつ、「最終的に(マーベルは)別の方向に進み、監督は自ら脚本家チームを編成しました。こんなに大きな砂場で遊ぶとなると、誰かのおもちゃを借りて短い時間遊ぶようなもので、結局は自分のものではないんです。それは最初から分かっていたので、全く驚きませんでした。」と続け、そのプロセスについて特に不満を抱いているわけではないと述べました。

そしてスレーターさんが執筆当初に想定していたヴィランはコミックの宿敵であるラウル・ブッシュマンだったとし、それが変更された理由についても明かしました。

マーク・スペクターがコンスのアバターだとしたら、ブッシュマンを別のエジプトの神のアバターにして、二人で戦わせるのが狙いだったんです。私たちが何度も直面した問題は、「ブラックパンサー」が公開されたばかりで、マイケル・B・ジョーダンがあの映画でキルモンガー役を素晴らしく演じていたため、彼の影があまりにも大きくて…それで私たちが書いたものはすべて、少し模倣っぽくなってしまったんです。

スレーターさんは2022年に配信された「ムーンナイト」から遡って、映画「ブラックパンサー」が公開された2018年ごろに脚本執筆にあたっていたようですが、その「ブラックパンサー」に登場するキルモンガーとラウル・ブッシュマンというキャラクターが似ていた事で計画を変更したとし、ムーンナイトに対する別の神のアバターとしてブッシュマンではなくアーサー・ハロウが採用され、アメミットのアバターとして最終的に対決しました。

ドラマ版ではラウル・ブッシュマン役にロイック・マバンザさんがキャスティングされ、5話でマークのトラウマを振り返る中で米軍時代の元上官として登場。(日本語字幕版では名前表示なし)発掘隊員を殺害した張本人として、ほぼコミックどおりに描かれていました。

「ブラックパンサー」の1作目からも「ムーンナイト」シーズン1からも十分な時間が経過した現在、シーズン2でラウル・ブッシュマンがヴィランとして戻って来る可能性はあるのでしょうか?

シーズン2への関与について質問されたスレーターさんは次のように回答しました。

もしまたムーンナイトが登場するなら、ボールはケヴィン・ファイジとオスカー・アイザックの手の中にあります。ケヴィンがあのキャラクターをどう使うのがベストなのか、どんなストーリーが適切なのか、そしてそれを実現させるのに適したストーリーテラーは誰なのか、それを見つけ出したら、どこかの時点で起こるでしょう。ムーンナイト再登場の日がなかったらと思うとショックです。

スレーターさんの発言どおりであれば彼はシーズン2には関与していないようですが、いずれ実現すると確信しているようです。

ジェレミー・スレーターさんは「ムーンナイト」シーズン1の執筆後、「ゴジラxコング:ザ・ニュー・エンパイア」、「モータルコンバット2」、「コヨーテvs.アクメ」などマーベルとは関係のない作品を担当しており、現時点でMCUに戻る予定はないようです。

ムーンナイトはブレイドらと合流して「ミッドナイトサンズ」を結成し、MCUの超自然的な現象の対処にあたると予想されていますが、今のところ具体的な計画は公式発表されていません。

ドラマ「ムーンナイト」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Moon Knight Creator Reveals Series Originally Featured a Much Different Villain (And Why They Got Cut)

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」とドラマ「ロキ」の共通点は何を意味するのか

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 1960年代 のアメリカの世界観をベースにしたレトロフューチャリックな世界で展開されますが、MCUではもうひとつ、「ロキ」でもレトロな世界観が導入されていました。

ファンは最近の「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」のテレビCMのワンシーンから、リード・リチャーズのバクスタービルの内部デザインがTVAに酷似している事を指摘しました。

Why is nobody bringing up that the Fantastic Four have the same technology as the TVA?
byu/RedditorGoldVirgin inmarvelstudios

ブラウン管のような粗めの丸みを帯びたディスプレイはMCUに限らず、ゲーム「フォールアウト」のようなレトロフューチャーな世界を描く際にはよく見られるものですが、それにしてもリードとTVAが両者ともにオレンジを多く採用している事には何か意味があるのでしょうか。

MCUでTVAを作ったのは在り続けるもの。これは征服者カーンの変異体であり、コミックの征服者カーンことナサニエル・リチャーズはリード・リチャーズの子孫でもありました。リチャーズの一族が時を越えて同じ美的センスを保持していたとするイースターエッグとして導入されていると考えるのは、さほどおかしな事ではないかもしれません。

一方で少し残念な理由として、制作費の節約のためにTVAの小道具を再利用したというケースもあるかもしれません。

「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」と「ロキ」にはプロダクションデザイナーとしてカスラ・ファラハニさんが共通して担当しており、以前に自身が用意した小道具をうまく再利用したと考えるのも、やはりおかしな事ではなさそうです。

この共通点が今後新しい展開を生み出していく可能性も否定できず、単なるイースターエッグや制作費節約の可能性も含めて、ファンタスティック・フォーの映画や今後のアベンジャーズ映画、さらに次のサーガに向けて頭の片隅に入れておくといいかもしれません。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 に 日米同時公開予定です。

【噂話】映画「ソー5」はアベンジャーズ映画のあと、次のサーガで公開予定

マーベル・スタジオが開発中とされるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー5」がフェーズ6までのマルチバース・サーガではなく、次のサーガに向けて開発が進められていると報じられました。したがって、「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」の後に公開予定と設定されているようです。

ダニエル・リヒトマン氏は「ソー5」が次のサーガに向けて開発が進められているとし、本人が以前からコメントしていたように「マイティ・ソー:ラグナロク」(マイティ・ソー/バトルロイヤル)「ソー:ラブ&サンダー」のタイカ・ワイティティ監督は関与していないと補足しています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thor-taika-waititi-says-wont-be-involeved-in-thor-5/”]

「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」でクリス・ヘムズワースさんのソーが死ぬと噂されつつも、「ソー5」の噂はこれまでよりも時期の目処をつけて、さらに勢いを増していく事になりました。

「ラブ&サンダー」ではジェーン・フォスターを中心に死後の世界ヴァルハラをほんの少し紹介したことで、「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」で仮にソーが死亡してしまったとしても、それで物語が終わるわけではない事をほのめかしていました。

1年以上前の噂では「ソー5」の冒頭でソーが死んで舞台をヴァルハラに移すとされていましたが、最新の噂どおりであればそれを分割して、ソーの死の部分を「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」に持ってきているのかもしれません。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thor-5-valhalla-rumor/”]

そうはいっても「シークレット・ウォーズ」の前に、今は「ドゥームズデイ」の撮影中の段階であり、これらの脚本自体が随時変更される可能性があります。

内容に関する噂は当面の間は定まることはなさそうですが、引き続きソーの行方には注目です。