「ホークアイ」シーズン1と「ロキ」シーズン2のBlu-rayが12月に米発売

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」シーズン1と「ロキ」シーズン2の Blu-ray 及び 4k UHD のリリースが決定したと、海外メディア CBR が報じました。ディズニープラスオリジナル作品として制作されたこれらのドラマでしたが、「ワンダヴィジョン」から始まったディスク化の最新作となるようです。

投稿によると、「ホークアイ」と「ロキ」に加えて「マンダロリアン」のシーズン3と「アソーカ」のシーズン1も 12月3日 に同時リリースになるとの事。ディズニープラスオリジナル作品のディスク化がさらに進められているようです。

先月は「ホークアイ」シーズン2の現状について報じられていましたが、「マーベルズ」のエンディングを受けてヤングアベンジャーズの結成が進められていくのか注目されています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-hawkeye-s2-status-update-2024-09/”]

「アーマーウォーズ」がドラマから映画になった事に伴う変化について脚本家が語る

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アーマーウォーズ」の脚本を担当するヤシル・レスターさんとイザイア・レスターさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューで本作の変化について語りました。

ヤシル・レスターさんは「マーベルは常に『何が最も面白いのか?』と探っている状態にあると思います。そして私は…正直に言って、彼らの映画のいくつかはドラマ化されるべきだったし、彼らのドラマのいくつかは映画化されるべきだったと思います。そして今や彼らはもう少しよく考えていると思います。」と、作品の方向転換とマーベル・スタジオ全体の変化について語りました。

「アーマーウォーズ」がドラマから映画になったことについては「まだ撮影が始まっていないのだから、誰が気にするかって感じです。私が語った物語はとても楽しいドラマだと思います。」と述べ、「『シークレット・インベージョン』のように、ローディの物語をより大きな世界に当てはめる必要がある他のすべてのことを考えると、キャラクターが誰であるかを熟考するのではなく、彼を少し早く物語に戻すような、より短いバージョンが必要になる事もあります。」と本作がドラマより短時間で終わる映画のほうが向いていると説明しました。

最後に両氏は「アーマーウォーズ」の監督をする可能性について質問されると、ヤシル・レスターさんは「『マーベル映画を監督しますか?』という質問に対して、多くの人が『はい』か『わかりません』と答えます。それで私たちは、『(アベンジャーズ/エンドゲームの)ルッソ兄弟はいくらもらったんだろう?』って思うんです。」と興味がある事を示しつつ、イザイアさんは「マーヴェイ、私を洞窟に入れて5000万ドル払ってくれ。あなたの言うことは何でも聞くよ。」と報酬次第であるとほのめかしました。

10日ほど前、本作の主演を務めるドン・チードルさんは本作の現状がどうなっているのか分かっていないとも回答していました。

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ソース:Armor Wars Writer Weighs in on Marvel’s Decision to Turn Don Cheadle Series Into a Movie

「スパイダーマン4」はこれまでとは少し違う作品に、トム・ホランドさんが夏の撮影開始を認める

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン4」でスパイダーマン/ピーター・パーカーを再演するトム・ホランドさんが、Good Morning America に出演し、最新映画の状況について語りました。

番組内でホランドさんは「この映画のアイデアはクレイジーです。これまで私たちがやってきたこととは少し違いますが、ファンはきっと反応してくれると思います。」と述べました。

その数時間後にトム・ホランドさんは The Tonight Show にも出演。

そこでは「私に言えるのは、それはもう始まっているという事だけです。」とコメントし、映画が来年夏に撮影が始まる事を明かしました。

また、「ノー・ウェイ・ホーム」の撮影を振り返り、「手袋を外せるようにして欲しいとか、スーツを着たままトイレに行けるようにして欲しいとリクエストした」ものの、「出来ないと言われた」といったやり取りがあったと説明。

「でもトビーとアンドリューのスーツにはその機能があったんだ!」と裏話を披露し、会場の笑いを誘いました。

「スパイダーマン4」ではヴェノムと合流し、邪神ヌルと戦うといった噂がありますが、現時点で真相は不明です。少なくとも「ヴェノム:ザ・ラストダンス」を見てもこの核心は得られないようで、しばらくは展開を見守る必要があるようです。

「スパイダーマン4」の何が「これまでと少し違う」のか、続報があり次第またお伝えする事になります。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」、海外ネタバレレビュー解禁、ロッテントマトスコアは低調

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」のメディア向けプレミアが開催され、映画を見たレビュアーによるオンラインレビューが続々と公開されています。また、レビューサイト RottenTomatoes でのスコアも明らかになりました。

※これより先は「ヴェノム:ザ・ラストダンス」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

RT では記事執筆時点でスコアが 40% と低調な出だしを記録。批評家はあまりこの完結作が好みではない事を示しているようです。ただし、中国ではいち早く映画が公開されており、初日に 930万ドル という好調なスタートを切っていると Deadline は報じています。

ウェブサイトやSNSなどを通じたメディアレビューは以下のようなもの。

Deadline:エディ・ブロックの物語に終止符を打つように見せかけてはいるが、続編、前日譚、リブートがいくつでも作られる可能性は大いにある。この種の映画の中では最高ではないが、決して最低でもない。人間、エイリアン、シンビオートの間で避けられない戦争が勃発しても、監督は驚くほどわかりやすいスタイルでアクションを演出している。

THR:アクションは前作よりも大きくて騒々しく、時には散らかっているが、3作品の中で最も愛らしい作品でもある。(リス・エヴァンスさん演じる)マーティンの子供たちを守ろうとするエディとヴェノムの姿や、2 人の心地よい友情、ほとんど結婚のような共生関係から、エディとヴェノムの2人が昔からのいい関係であることが分かる。

Variety:ユーモアのないありきたりな、世界終末へのカウントダウンというストーリーがあり、宇宙の悪役と、これまでに8000回見たことがあるような大量のモンスターとの戦闘がある。ヌルが牢獄から解放されるためにはヴェノムの中にあるコーデックスが必要で、ストリックランド将軍はそれがヌルに奪われる前にヴェノムごと破壊したいと考えている。

RollingStone:スパイダーマン風のファンに人気の作品が、いつものバディコメディと大ヒットスペクタクル、笑い、そして少しのファンの感傷で三部作を締めくくる。

The Wrap:スーパーヒーローというジャンルが2時間にわたって死んでいくのを観ているようなものだ。ソニーが「ヴェノム」映画はこうあるべきだと考えているのなら、そのままにしておけばいい。なんてひどい別れ方だろう。ベストヒットもなし。ただの三振だ。

IGN:「ザ・ラストダンス」はその蔓につまずき、退屈でありきたりなプロットと質の悪いアクションによって、エディ・ブロックと彼のシンビオートの親友との驚くほど強靭な関係から注意をそらさせている。

Empire:シリーズは未だに方向性を見出せずにいるが、これで3度目の不運だ。「ザ・ラストダンス」 はリズムをつかめていない。特に今作で残念なことの1つは、定型から外れるのを恐れているように見えることだ。ヴェノムは混沌のエージェントであるはずなのに、適切な奇抜さを漂わせるだけで、常に保守的な側面が優勢になっている。すべてがかなり単調で、コメディー要素があまり強調されていない。もしこれが、現在の形でのヴェノムの物語の結末となるとしたら、残念ながらその約束を果たせなかったシリーズとして終わることになる。

Nerdist:最初の2作のヴェノム映画が気に入ったなら、「ラストダンス」も気に入るだろう。そうでないなら、この作品も気に入らないだろう。だが、シンビオートと優れた俳優陣が主演する実写版マクベインの映画を嫌う人がいるとは理解できない。

Total Film:原作のコミックよりもはるかに安全で清潔な空間を占め、すべてが 1 つの大きな追跡映画に集約されている。残念なことに、監督デビュー作となるケリー・マーセルのこの映画は最初の2作品の問題点 (粗雑な特殊効果、泥臭い夜間のアクション シーン、常に家族向けであるという決意) を引き継いでおり、さらに、中間クレジットの挿入によってそれまでの109分間を無意味にすることで、より成功した要素が呼び起こした好意を台無しにしている。「時間の無駄」というギャグは、それ自体で成り立っている。

Digital Spy:前2作を気に入らなかった人はこれも気に入らないだろう。ヴェノム映画が好きな人には3部作の中で最高の作品であり、あなたを感動させるかもしれない。エディとヴェノムのこの物語の結末としては満足のいくものになっている。「ザ・ラストダンス」はこのごちゃごちゃした三部作にふさわしい複雑な結末だが、混沌とした主役の二人に関しては、この映画は重要なところで期待に応えている。

WLE:ヴェノムは相変わらず奇抜なショーを繰り広げていますが、「ザ・ラストダンス」でこのシリーズがようやく軌道に乗ったことを嬉しく思う。

INDEPENDENT:退屈な説明が多すぎることを無視すれば、十分に楽しめる。

Comicbook:ネタバレをせずに言えば、本作の最終幕、クライマックス、そして結末の不条理さに浸るのは難しい。またしても、ソニーはこの世界や、それがスパイダーマンとどう関係するのかをまったく把握していないように感じられる。実際、ファンは、このヴェノム映画サーガが終わったのかどうかさえ明確に知ることはできないだろう(映画のタイトルさえも失策のように感じられる)。「マダム・ウェブ」と並ぶ残念な作品。

CBM:改善の余地があるが、エディとヴェノムの絆を深めることで、トム・ハーディがリーサル・プロテクターとして最後に挑む作品には程遠いことを願うほど、壮大で心温まる作品となっている。

ScreenRant のジョー・デッケルマイヤー氏:最初から最後までワイルドで爽快な旅にあなたを連れて行きます!2000年代初期のコミック映画を思い出させる楽しいポップコーン映画です。アクションは素晴らしく、80年代のアクション映画へのオマージュです。面白いシーンがたくさんあります。プロットに穴やストーリー上の問題はありますか?はい。楽しいですか?これもそうです。

Forbes のサイモン・トンプソン氏:トム・ハーディがシリーズにふさわしい楽しいフィナーレに全力を尽くしています。奇抜なものからクレイジーなものまで、さまざまなセットピースが満載で、ヴェノムのアクションは抑えられていません。ありのままに受け止めてください。ポップコーンを手に取り、この激しいロードムービーの流れに身を任せてください。


RTのスコアは特に昨今のスーパーヒーロー映画において、レビュアースコアと観客スコアが乖離している事が多く、「ヴェノム」の前2作ではレビュアーが60%以下に対して観客が80%を越えていました。

ネタバレレビューについては賛否両論で、説明不足な点もあれば説明過多な部分もあるとの事。アクションの質についても賛否両論で、「ザ・ラストダンス」が監督のデビュー作である事を考えるとうまく行った方と言えるのかもしれません。

ヌルは数秒しか登場しないと報告しているメディアが複数あり、事前に監督が報告していたように今後の構想があるようですが、映画の中ではそれがはっきりしていない様子。スパイダーマンとの出会いが今後描かれるのか、まだしばらく見守るしかないようです。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は同シリーズの脚本家ケリー・マーセルさんが、長編映画監督デビューとなる作品。脚本も引き続き担当しています。

キャストは引き続きトム・ハーディさんを主演とし、キウェテル・イジョフォーさん、リス・エヴァンスさん、ジュノー・テンプルさん、ペギー・ルーさん、アラナ・ユーバックさん、スティーブン・グラハムさんらが新たに出演。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月25日 に米国劇場にて、11月1日より日本公開予定です。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」、ヌル役俳優が噂どおりと判明

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」に登場するシンビオートの神ヌルを演じている俳優が判明したと、海外メディア Comicbook.com が報じました。

記事によると、邪神ヌルを演じているのは「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の監督を務めていた(そしてMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン」、「ブラックパンサー」でユリシーズ・クロウを演じた)アンディ・サーキスさんである事がメディア向けのプレミアによって判明したとの事。

以前にスクーパーが報告していた通りである事が確認されました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-venom-3-knulls-plan-detail-and-actor-rumor/”]

なお、ヌルの顔について予告ではうまい具合に髪で隠れていますが、本編ではしっかりと確認出来るとの事。ただし顔はコミックに忠実に見えるようにVFXで作られているとの事で、Xにはリーク画像とされるものも出ています。

スクーパーがヌルの登場は一度きりではないようだと報告した後、「ザ・ラストダンス」の監督はインタビューでこの噂を認める発言をしていました。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は同シリーズの脚本家ケリー・マーセルさんが、長編映画監督デビューとなる作品。脚本も引き続き担当しています。

キャストは引き続きトム・ハーディさんを主演とし、キウェテル・イジョフォーさん、リス・エヴァンスさん、ジュノー・テンプルさん、ペギー・ルーさん、アラナ・ユーバックさん、スティーブン・グラハムさんらが新たに出演。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月25日 に米国劇場にて、11月1日より日本公開予定です。

ソース:Venom: The Last Dance Reveals Actor Playing Knull

「デッドプール」の謎プロジェクト?ライアン・レイノルズさんの投稿が話題に

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」の主演を務めたライアン・レイノルズさんが、インスタグラムを更新、謎のプロジェクトの撮影を行っているのではないかと話題になっています。

レイノルズさんはインスタグラムのストーリーに次のような画像を投稿。

from Instagram/vancityreynolds

「今日は楽しかった」、「ゴージャスで伝説的で唯一無二のレスリー・アガムズに会えた」と写真を投稿。デッドプールとブラインド・アルの衣装をそれぞれ着用し、何らかの撮影を終えた事をほのめかしました。

これが「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデースペシャル」のような単発ドラマならかなり嬉しい所ですが、おそらくはディズニープラスでの「デッドプール&ウルヴァリン」リリースを告知するようなCMに使用される短い動画ではないかと考えられそうです。

「デッドプール&ウルヴァリン」は米国にてデジタル販売に加えて、今週Blu-rayが発売されたばかり。劇場でも公開が続けられており、ディズニープラスでの配信予想は最速で11月6日となっています。

トム・ホランドさんが「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」でほぼ全カットのピンチをRDJさんに救われたと明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」でスパイダーマン/ピーター・パーカーとしてデビューしたトム・ホランドさんが、当時、ほとんどのシーンをカットされる所をロバート・ダウニー・Jrさんに救われたと語りました。

先日の「スパイダーマン4」の脚本を読んだと語ったのと同じ動画の中で、トム・ホランドさんはMCUへのデビューとなった「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」のオーディションを振り返って次のように語っています。

ダウニーとのシーンをこなさなければならなかったときは、本当に圧倒されました。ダウニーにはとても感謝しているんです。僕が(スクリーン・テストを)やったときは、台詞が8ページもありました。長いシーンでしたが、とてもうまく行きました。エージェントから台詞を正確に覚えるように言われていましたから。でも、ダウニーと最初のテイクをしたとき、彼は即興ですべてを変え始めたんです

でもそれが、彼について行く許可を与えられたんだと思います。ダウニーに勝つことは出来ませんが、彼の後を追うことはできる。彼のリードに従って、即興で演じたんです。あのオーディションの後、これはいけると思ったんだ。とてもうまく行きました。

しかし、実際の撮影が始まると、別のトラブルが発生したと語ります。

出演が決まって撮影現場に行くと、僕のシーンはオーディションでやったものから大幅にカットされていました。たぶん2ページくらいになったんじゃないかな。ダウニーは、『あの子のセリフはどこに行ったんだ?』と大声で言ってくれました。

この時、ルッソ兄弟監督は映画が既に詰め込まれ過ぎている事と、スパイダーマンの登場が比較的直前に追加されたために、このシーンをフルに使う余裕がないと説明したと言います。

ダウニーは、『いや、君はこれに時間を使いたいだろう?オーディションと同じものを全部撮ろう。カットすることはいつでもできるけど、撮っておきたいだろう?』と言ってくれたんです。そして結局、監督はそのすべてを使ってくれました。ダウニーのおかげですよ。本当にクールでした。もし僕がマイルズ・モラレスをMCUに参加させることができたら、ダウニーが僕にしてくれたことを、若い子にしてあげたいですね。

また、最近までアルコール依存症に苦しんでいたホランドさんは、このオーディションの前夜に「ミニバーを飲み干した」とも語りましたが、これは裏目には出なかったとジョークを飛ばしました。ホランドさんは最近この依存症を克服し、現在は「Bero」というノンアルコールビールブランドを立ち上げ、禁酒を続けています。

映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」はディズニープラスで配信中です。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」、米メディアはシリーズ最低のオープニング興収予想をしている

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の米国内オープニング興行収入が6500万ドル程度になるだろうと、Deadline が報じました。これは「ヴェノム」や「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」を下回るもので、シリーズ最低のスタート予想となっているようです。

記事によると、「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は2018年の「ヴェノム」の8000万ドル、2021年の「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の9000万ドルを下回る6500万ドルでスタートするだろうとの事。

全世界では1億5000万ドルの見込みで、3作目の製作費は、P&Aを除いて1億2000万ドルほどだとも伝えています。

ヴェノムシリーズの正確な比較は困難で、1作目が新型コロナウイルスのパンデミック前に公開、2作目がパンデミック対策の緩和直後の人々が外出に飢えていた時期の公開という事もあり、それぞれ状況が非常に異なるタイミングでの売上の数字となっています。

公開期間全体の最終的な興行収入予想は出ていませんが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」が今年大ヒットした事と比較すると、かなり控えめな数字となっているようです。

米国では月曜日にプレス向けのプレミアが開催され、Comicbook.com の記者は次のように本作を評価しています。

『ヴェノム:ザ・ラストダンス』は、PG-13のレーティングを可能な限り引き伸ばした、奇抜なバディ・ロードトリップ映画です。簡単に言えば、『ヴェノム3』は古典的なギルティプレジャー映画なのだ。脳みそをオフにして、ヴェノムにおやつを食べさせてあげよう。

※ギルティープレジャー映画:くだらなくて人には言えないけど好きな映画、こっそり一人で見る映画

ソニー・ピクチャーズは 2024年10月23日水曜日午後3時(東部標準時)に批評家によるネタバレレビューを解禁予定となっています。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は同シリーズの脚本家ケリー・マーセルさんが、長編映画監督デビューとなる作品。脚本も引き続き担当しています。

キャストは引き続きトム・ハーディさんを主演とし、キウェテル・イジョフォーさん、リス・エヴァンスさん、ジュノー・テンプルさん、ペギー・ルーさん、アラナ・ユーバックさん、スティーブン・グラハムさんらが新たに出演。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月25日 に米国劇場にて、11月1日より日本公開予定です。

ソース:‘Venom: The Last Dance’ Hopes To Boogie To $150 Million Global Opening – Box Office Preview

トム・ハーディさんが「スパイダーマン4」に「ヴェノムは出ないと思う」と明かす

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の主演を務めるトム・ハーディさんが、プロモーションツアーの最中に AP通信からのインタビューを受け、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン4」出演の噂について質問されました。

ハーディさんは「次のスパイダーマン映画に彼(ヴェノム)が出演するとは思えません。もしそうなら脚本をもらっているはずですが、それがないからです。」と根拠を添えて回答しました。

先日、スパイダーマンを演じるトム・ホランドさんは3週間ほど前に脚本を読んだと認めていました

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-4-tom-holland-shares-script-update/”]

この事とあわせるとハーディさんの主張は一理あるようにも聞こえますが、現時点で何が正しいかを判断する事は難しいようです。

「スパイダーマン4」は「ヴェノム:ザ・ラストダンス」から続く邪神ヌルとの戦いが描かれると噂されていますが、これは「スパイダーマン6」までの新たな三部作に渡って展開される可能性もあり、「スパイダーマン4」ではスパイダーマンとヴェノムが顔合わせする程度の小さなクロスオーバーになるとすれば、現時点でトム・ハーディさんが脚本を貰っていないと考えるには十分です。

結局のところ、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のポストクレジットシーンでスパイダーマンとの合流をほのめかしたのはソニーであり、2020年にはトム・ハーディさんがスパイダーマンとの戦いをほのめかしてもいました。

そして何より、先日のインタビューでもスパイダーマンとの戦いを望んでいたのは他ならないトム・ハーディさん自身でした。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-venom-tom-hardy-wants-to-fight-spider-man/”]

スパイダーマンとヴェノムのクロスオーバーはソニーがいつか実現したいと考えている事で、多くのファンもそれが実現すると信じている事ですが、それが「スパイダーマン4」で起きるかどうかはもう少し見守る必要があるようです。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は同シリーズの脚本家ケリー・マーセルさんが、長編映画監督デビューとなる作品。脚本も引き続き担当しています。

キャストは引き続きトム・ハーディさんを主演とし、キウェテル・イジョフォーさん、リス・エヴァンスさん、ジュノー・テンプルさん、ペギー・ルーさん、アラナ・ユーバックさん、スティーブン・グラハムさんらが新たに出演。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月25日 に米国劇場にて、11月1日より日本公開予定です。

MCUスケジュール更新、ついに「ブレイド」削除&2028年に3本追加

ディズニーが映画公開スケジュールを変更し、マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブレイド」が予定表から消えたことが確認されたと、複数の海外メディアが報じています。

2025年11月7日 に予定されていた「ブレイド」が削除され、この日はディズニープラスオリジナル作品の「Prey」の続編となる映画「プレデター:バッドランド」が劇場公開される事に。「ブレイド」は公開未定へと変更されました。

海外メディア Comicbook.com は「ブレイド」が2026年2月13日または2026年11月6日のいずれかに移動する可能性があると伝えています。

また、2028年2月18日、2028年5月5日、2028年11月10日の公開予定のタイトル未定のマーベル映画3本が追加されました。

予定通りであればこれは「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」公開の翌年の事で、MCUはフェーズ7に入り、マルチバースサーガが終わって新しいサーガの幕開けとなる作品となっているはずです。

これらの日付には、X-MENの映画や噂となっているスカーレットウィッチのソロ映画、「スパイダーマン5」などが候補であり、そして「シークレット・ウォーズ」に間に合わせる必要がないのであれば「ブレイド」や「アーマーウォーズ」、「シャン・チー2」などに使用される可能性がありそうです。

果たしてどのような作品が入り込んで来るのか、まだまだ先の事ですのでしばらく静観しつつ、続報があり次第またお知らせする事になります。