MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」でシルヴィを演じるソフィア・ディ・マルティーノさんがマーベルとのインタビューの中で、ロキとシルヴィの絆について語りました。マルティーノさんは二人を「初恋をするティーン・エイジャー」に例えています。
マルティーノさんはインタビューで以下のように述べています。
トムが演じるロキはとても魅力的で、恋に落ちやすい男なんです。これは、シルヴィにとって非常に傷つきやすい立場です。私は、彼女が簡単にそのような状況に陥らないようにしたかったのです。それはとても気まずい瞬間なのです。彼らはそれをどうやって言葉にすればいいのかわからない、お互いにどう振る舞えばいいのかわからないのです。すべてがあまりにも強烈で、ちょっとやりすぎなんです。
第5話ではヴォイドの中でロキとシルヴィは2人の間に何が起こっているのかを話し合おうとしましたが、シルヴィがロキに自分の弱さを見せることについて、いまだに「非常に気が進まない」と感じていることを明かしました。
シルヴィはいまだにその弱さを見せることや、そのような形で誰かに思いを寄せたりすることを認めることを非常に嫌がっています。それは、彼女が一度もできなかったことなのです。機会がなく、好きな人はもちろん、気になる人にも会ったことがありません。彼女は壁を作っています。誰かのためにそれを崩すことはできないし、たとえそうしたいと思っても、それを取り除くのは難しいのです。
また、ロキとシルヴィを「最もハグを必要としているが、どうすればいいのかわからない」タイプの人々だと指摘しました。
ハグが本当に苦手な人っていますよね?ロキとシルヴィもそんな感じなんじゃないかな。ハグが一番必要なのに、どうすればいいのかわからない人たちです。そんな感じがします。私はただ二人を抱きしめて、「大丈夫だよ、みんな。大丈夫だよ。グループハグをしよう」と言いたいですね。
マルティーノさんが説明したように、5話でもまだすこし壁があるような態度のシルヴィでしたが、ロキとメビウスがしたように最終話でハグをすることが出来るのでしょうか。自分同士というシンプルかつ複雑なロマンスの終着地点がどうなるか、来週への期待が高まります。
ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第6話(最終話)は 2021年7月14日 配信です。
ソース:‘Loki’: Sophia Di Martino on Fighting and Falling in Love