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【映画紹介】「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」はみ出し者たちが、銀河を救う【MCU Vol.10】

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※この記事は本作の予告編程度の軽微なネタバレ、及び前作までのネタバレを含む可能性があります。あらかじめご了承いただける方のみ続きを御覧ください。

2014年公開の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の10作目、
フェーズ2の6作品中の4作品目

MCUシリーズ 前作はこちら

ガーディアンズシリーズ 第一弾となります。

冒頭のあらすじ

1988年、母親を亡くしたばかりの失意のピーター・クイルは、ヨンドゥ・ウドンタ率いる宇宙海賊ラヴェジャーズにさらわれ、地球から離れてしまいます。

それから26年後の2014年。ヨンドゥに育てられ、トレジャーハンターとして宇宙を駆け回るようになっていたクイルは、惑星モラグにてオーブを盗み出しました。

金儲けのために盗み出したオーブでしたが、オーブを狙う連中に追われる羽目になるのでした。そして逃亡劇の最中に、オーブが銀河を破壊してしまうパワーを秘めていることを知ります。そのままクイルたちは、銀河を守る戦いへと巻き込まれていくのでした。

見どころ

ガーディアンズのシリーズ第1弾。
原題はGuardians of the Galaxyで、邦題で「ザ」が排除された経緯は不明です

ここまでのMCU作品は、地球を舞台とした映画ばかりでした。ソーのシリーズでは宇宙を描くシーンも見られましたが、主要な舞台はやはり地球でした。そんなわけで本作品はMCU初のSF作品となります。

舞台が宇宙になったことで、勢力の名前や人種名など独特なネーミングがどんどん出てきますが、さほど深く考えなくて大丈夫です。
冒頭以外で出てくるテラ人(地球人)はピーター・クイルだけであとはみんな宇宙人。いろんな文化を垣間見ることが出来ます。

クイルの独特な人間性に惹かれ、次第に一丸となっていくガーディアンズのメンバー。MCUで初となる人型でないヒーローたち、ロケット&グルートも見どころのひとつです。

劇中では1970年代から1980年代のアメリカンミュージックが多く使用されていて、世代によっては勝手に気分が上がるポイントではないでしょうか。

今後のMCUに関連する出来事が多いのもガーディアンズの特徴です。
エンドクレジット後の映像やスタン・リー氏のカメオ出演も含めて隅から隅まで要チェック!

キーワード

オーブ

廃墟と化した惑星、モラグに封印されている球状の物質。
ラヴェジャーズが狙っているお宝で、クイルが出し抜いて独り占めにしようとします。またサノスがこれを狙い、ロナンがそれに協力しているため、物語はこのオーブを巡って展開されます。

キャラクター

ピーター・クイル(スターロード)/演:クリス・プラット

1988年、9歳の頃に母メレディスが最期を看取り、耐えきれなくなり病院を飛び出したところをヨンドゥ率いるラヴェジャーズに誘拐されます。そのまま宇宙海賊の一員として育てられ、大人になったクイルは立派なごろつきに育ちました。
様々な異星人と交際する遊び人で、前科者でもありながら、反面お人好しで意外と人道的なところも。
ソニーのウォークマンを愛用し、メレディスからもらった「Awsome Mix Vol.1」のテープを聞くのが大好き。

ガモーラ/演:ゾーイ・サルダナ

緑の肌のゼホベレイ人。サノスによって両親を殺され、そのまま養女として、そして暗殺者として育てられました。銀河一残酷な女とも呼ばれ、恨みを持つ人達も多いです。サノスの命令をこなしながら隙を伺っています。

ドラックス/演:デイヴ・バウティスタ

ザ・デストロイヤーの異名を持つ戦士。コミックとは大きく違い、共通点はサノスを倒したい部分ぐらいです。肌の色は緑でしたが、映像化にあたってハルクと被るという理由で灰色に変更されたようです。彼に比喩は通じません。

グルート /演:ヴィン・ディーゼル

タルニーア出身のフローラコロッサスと呼ばれる樹木型ヒューマノイド。ロケットとコンビを組んで賞金稼ぎをしています。
I(わたし)と、am(は)と、Groot(グルート)の3語しか話せませんが様々な意味があって、ロケットはそれらの意味を理解している様子。
再生能力があり、パワー、防御ともに高い能力を持っています。

ロケット・ラクーン /演:ブラッドリー・クーパー

愛らしい外見とは正反対に、口が悪くてなかなか凶暴。アライグマ、あるいはそれに類する呼ばれ方をされると立腹します。MCU版では元々人型であり、この姿に遺伝子改造された様子です。(コミック版は元は動物で知能や二足歩行に関する遺伝子改造をされています)
射撃とパイロットの腕は宇宙トップクラスで、知能もトニー・スターク並。
本人いわく、寿命は短いそうです。

ヨンドゥ・ウドンタ /演:マイケル・ルーカー

宇宙海賊ラヴェジャーズのリーダー。青い肌が特徴的ですがクリー人ではなく、ケンタウリ人。荒っぽく親分肌で、クイルとは義理の親子のような関係です。
クイルの実の父親を知っている様子もうかがえます。
ヤカの矢を口笛で遠隔操作する独特で強力な戦闘スタイルを持っています。

ロナン・ジ・アキューザー /演:リー・ペイス

本作のメインヴィランです。 銀河の列強クリー帝国の法を執行するアキューザー(告発人)。1000年に渡るクリー帝国とノヴァ帝国の戦争が平和条約の締結により終戦したため、母国であるクリーを弱腰として、サノスと手を組み仇敵ザンダー星人を滅ぼそうとします。

ネビュラ /演:カレン・ギラン

サノスの養女でガモーラの妹。実の姉妹ではなく、ガモーラ同様になかば誘拐されてきたルフォモイド人。姉妹で実戦訓練をさせられ、負けるたびにサノスに改造されたネビュラは半分以上が機械の身体になっています。

サノス /演:ジョシュ・ブローリン

かつて映画「アベンジャーズ」(2012年)にて、ロキに地球侵略を焚き付けたタイタン星人。オーブが欲しい。

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管理人ミルク

アメコミと出会ってはや20年以上、初めて買ったマーベル・コミックはオンスロート。X-MEN vs STREET FIGHTERではシリーズを通してマグニートーを愛用。