映画「デッドプール&ウルヴァリン」、公開2週間前を記念して監督が新たなセット写真で「ロキ」との繋がりを示唆

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」のショーン・レヴィ監督が、劇場公開の2週間前を記念して、新たなセット写真をSNSで共有しました。この写真はドラマ「ロキ」との関係性を示していると考えられそうです。

写真はTVA関連の書類やポスターを映すもので、デッドプール/ウェイド・ウィルソンの写真が添付され、ポスターには「油断しないで。あなた達の中に変異体がいませんか?」と警告文が書かれています。

ドラマ「ロキ」はTVAという時間の概念がない場所と、様々なマルチバースにおける様々な時代で物語が展開したため時系列が難しい作品ですが、「デッドプール&ウルヴァリン」は「ロキ」シーズン2の後の話というわけではないのかもしれません。

シーズン2のエンディングでは「未来を”木”にかけ、共に伸びよう」という新たなスローガンで、分岐時間軸及び変異体の存在を否定しない組織へと変化していましたが、今回明らかになったポスターはロキが時の王座につく前、タイムキーパーが支配されていた頃のスローガンに近いようです。

映画に登場するTVAのエージェント、パラドックスの目的が20世紀FOXの時系列を消去する事にあるとも報じられており、「ロキ」シーズン2と繋がっていない事を予感させていましたが、今回のポスターの公開はその予感をさらに強める結果につながるようです。

監督は最近の The Finanaical Times  とのインタビュー中に、本作の制作における楽しかった部分について次のように述べています。

デッドプールを作る上で最も楽しいのは、皆はR指定、非常に汚い言葉、そして大胆な暴力を考えるかもしれませんが、実際には自己認識です。

彼は文字通り観客に向かって話し、文化やハリウッド、映画自体にコメントします。これにより、何にでも文句を言えるコメディの道が開かれます。

男同士の友情はデッドプール&ウルヴァリンの中心テーマの一つです。大人の男たちがどうやって繋がり、絆を深め、コミュニケーションを取るかという問いです。そして、デッドプールとウルヴァリンの場合、それは時々刺し合いを通じて行われます。

「デッドプール&ウルヴァリン」の米公式あらすじは以下の通りです。

中年の危機を経験しながら職業上の挫折に直面した後、ウェイド・ウィルソンはデッドプールを正式に引退し、中古車のセールスマンになることを決意しました。しかし、友人、家族、そして全世界が危険にさらされているとき、デッドプールは引退生活から刀を持ち出すことを決意する。彼は、自分たちの生存だけでなく、最終的には彼らの遺産のために戦うために、消極的で警戒心のあるウルヴァリンをスカウトします。

「デッドプール&ウルヴァリン」はショーン・レヴィ監督のもと、脚本をライアン・レイノルズさん、レット・リースさん、ポール・ワーニックさん、ゼブ・ウェルズさんらが手掛けました。

主演のライアン・レイノルズさん(デッドプール)とヒュー・ジャックマンさん(ウルヴァリン)に加え、 「デッドプール」シリーズからカラン・ソーニさん(ドーピンダー)、レスリー・アガムズさん(ブラインド・アル)、モリーナ・バッカリンさん(ヴァネッサ)、ステファン・カピッチッチさん(コロッサス)、ブリアナ・ヒルデブランドさん(ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド)、忽那汐里さん(ユキオ)、ロブ・ディレイニーさん(ピーター)の再登場が確認されています。公開されている公式予告では他にも多数の再登場キャラクターが確認されています。

そしてエマ・コリンさんがヴィランのカサンドラ・ノヴァを演じています。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 に米劇場公開予定、日本は 2024年7月24日 に世界最速公開です。

【噂話】MCU新作情報が漏洩か、ディズニーが1.1 テラバイトのハッキング被害にあっていると報道

ディズニーがハッキングされ、1.1テラバイトのデータが漏洩したと海外メディア CBM などが報じています。 それによると「Nullbulge」と呼ばれるグループは、ディズニ社の社内Slackにアクセスし、未発表のプロジェクトに関する情報、これまで公開されたことのないコンセプトアート、さまざまなログイン情報や個人データの詳細などを入手したと主張していると言います。 

記事によると、ディズニーはハッキング疑惑についてまだコメントしておらず、今の所犯行グループが入手したと主張するコンテンツはいずれもまだオンラインで公開されていないとの事。おそらくディズニーはハッキングされたデータの代金を支払うよう求められ、拒否した場合(あるいは支払ったとしても)はオンラインで共有され、世界中に公開されることになるだろうと指摘しています。 

この盗まれたとされるデータの中にはマーベル・スタジオやルーカスフィルムなど子会社のプロジェクトに関するものが含まれている可能性が高いとの事で、場合によってはディズニーが計画しているイベントの前に世界中に暴露されてしまう危険性があるようです。

以前にはインソムアックゲームズがハッキングの被害にあい、開発中止が噂されていたスパイダーマンのオンラインゲームの映像などがリークされていました。

日本国内の事件で言えば、2024年6月27日に「BlackSuit」を名乗るハッカー集団がダークウェブ上のサイトに犯行声明を公表。KADOKAWAグループのネットワークの問題を突き、1.5テラバイト(TB)のデータを盗んだと主張しました。

ハッカー集団はデータを暗号化後、KADOKAWAの経営陣に連絡して金銭を要求したと主張。一方で同社が提示した金額が少なかったため、犯行声明で不満を述べ、盗んだ情報をダークウェブ上で公開し始めました。

ディズニーは何事もなく無事にやり過ごせるのでしょうか。

ソース:Marvel Studios’ SDCC Plans Revealed As Disney Allegedly Faces 1.1TB Hack Which Includes Intel On Future Movies

【噂話】SSU「スパイダー・ノワール」、ニコラス・ケイジさんはピーター・パーカーではなく意外な役を演じるという

ソニー・ピクチャーズとAmazon MGMスタジオが開発中のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)のドラマ「スパイダー・ノワール」の主演を務めるニコラス・ケイジさんが、ピーター・パーカーを演じない事が報じられています。スクーパーはケイジさんが演じる意外なキャラクターについて報告しました。

コミックのスパイダーマン・ノワールはマルチバースであるEarth-90214(ノワール・ユニバース)の1933年に活躍するスパイダーマン/ピーター・パーカー。

しかしSSUの「スパイダー・ノワール」の主人公について、ダニエル・リヒトマン氏はベン・ライリーに設定されていると報告しました。

コミックでは、ライリーはパーカーのクローンであり、後にスカーレット・スパイダーとして活躍したキャラクター。

「スパイダー・ノワール」の主人公はもちろんスパイダーマン・ノワールとして活動することが当然と考えられており、キャラクターの名前だけを使用し、スカーレット・スパイダーに関する設定は一切残されないと予想されます。

本作の主人公はアニメ映画「スパイダーマン:イントゥ・ザ・スパイダーバース」でのノワールとは別のキャラクターになると言われている事で、明確な差別化のために名前が変更されたという可能性はあるかもしれません。

ノワールをピーター・パーカーとして描かないことの重要性は現時点で不明ですが、9月から撮影が始まると報じられており、ほどなく様々な情報が出てくると期待されています。

ドラマ「スパイダー・ノワール」は Amazonプライム・ビデオで配信予定です。

ソース:SPIDER-NOIR Rumor Points To Nicolas Cage Playing A Surprising Take On “Peter Parker” – SPOILERS

マーベル・スタジオ、28日に1時間の大型プレゼン─SDCC2024で2年ぶりの「ホールH」へ

サンディエゴ・コミコンにおけるマーベル・スタジオのパネルの日程が発表されました。太平洋時間の 2024年7月27日土曜日の午後6時から開催されるこのプレゼンでは、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が登壇し、週末最大のパネルで様々な発表が行われる見通しです。

2023年の二度のストライキの影響などを受け、ディズニーは多くのMCUプロジェクトを2025年以降に延期していました。今月末の SDCC2024 では1時間に渡るプレゼンが行われる事で、ファンは多くのサプライズを期待しています。

この一週間、「アガサ:オール・アロング」と「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の予告動画が公開されており、プレゼンではこれを超える何かが用意されている可能性があります。

既知のプロジェクトのうち、このプレゼンの対象になりそうなのは「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」、「サンダーボルツ*」、「ファンタスティック・フォー」、「ブレイド」、「アーマーウォーズ」、「スパイダーマン4」、そしてなんといってもアベンジャーズ最新映画。

ディズニープラス配信作品では「アガサ:オール・アロング」、「デアデビル:ボーン・アゲイン」、「アイアンハート」、「ワンダーマン」、「アイズ・オブ・ワカンダ」、「ホワット・イフ…?」シーズン3、「マーベル・ゾンビーズ」、「X-MEN’97」シーズン2、「Your Friendly Neighborhood Spider-Man」などが挙げられます。また、かつては「ヴィジョンクエスト」だと考えられていた正式発表されていないヴィジョンのドラマなども候補になりそうです。

ただし、マーベル・スタジオは SDCC の2週間後にディズニーのイベント D23 2024 を控えており、そちらでもある程度のサプライズが必要だろうと考えられる事から、SDCC では映画にしぼり、D23 でストリーミング作品に言及するのではないかとも見られています。

ファイギ社長は6月末の公式ポッドキャストにて「ファンタスティック・フォー」について言及。

「マット・シャクマン監督はすでにロンドンに移動しており、7月の終わりに撮影を開始します。面白い話ですが、サンディエゴ・コミコンの翌週の月曜日にファンタスティック・フォーの撮影が始まります。」とコメントしていました。

現地時間の27日、日本時間の28日に開催のこのプレゼンではどのような発表が行われるのか注目です。

ソース:Marvel Studios SDCC 2024 Panel Start Time, Length Revealed

ドラマ「アガサ:オール・アロング」、キャスリン・ハーンさんがこれまでのMCUを雑に振り返る歌を披露

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:オール・アロング」の主演を務めるキャスリン・ハーンさんが、今週のジミー・キンメル・ライブ!に特別ゲスト司会者と出演し、これまでのMCUを独自の視点から振り返る歌を披露しました。

「アガサ:オール・アロング」のためにMCUを見直す必要はないと言及した上で、かわりに「私が歌で説明しましょう」として動画の7分頃から歌っています。

その内容は以下の通りです。

♪非の打ち所がないアイアンマンから始まる現代のマーベルの奇跡の物語を話そう。

アスガルドからソーがやってきた。ハルクもインクレディブルだった。

こんなに熱狂的で金になる(BANKABLE)アンサンブルはなかった。

コーラス:アイアンマンは非の打ち所がない、ハルクは信じられない、アンサンブルは熱狂的で魅力的(BANGABLE)

語り:BANKABLE だよ、BANKABLE 。BANGABLE じゃないわ。ディズニーのスパンデックスにでも入れといて。

♪ヒーローチームは銀河系にまで広がった、ディーゼルはおかしな木の声を出すだけで何百万ドルももらった。

意地悪で極悪な悪役たちとたくさん戦った。顎が紫のキン◯マみたいなサノスもいた。

コーラス:グルートは不可解でサノスは極悪非道でキン◯マみたいな顎だった。

♪スティーブ・ロジャースはシヴィル・ウォーを引き起こした。彼らは空港で戦った。

ブラックパンサーは背が高くて低いアントマンと戦った。サノスは世界の半分を殺すために指をならした。

トニー・スタークが誇りをかぶった。大の大人がみんな泣いた。

コーラス:彼らは空港で戦った。アントマンの男は実際に低い。(※ポール・ラッドさんの身長は175cm)アイアンマンの死は童貞たちを涙させた。

ハーンさんはここで「ごめんなさい、スピードアップするためにエスプレッソマティーニが必要だわ。あと800本ぐらい映画とドラマがあるもの。」と休憩を挟んで(歌い疲れて)語り始めました。

語り:ドクター・ストレンジがポータルを開いた。キャプテン・マーベルは不滅。

スタン・リーは時々顔を出す。スカーレット・ウィッチは凶暴化。

シーハルクはトゥワーク(おしりのダンス)を教えてくれた。私達は終わるまでクレジットを見続けた。

ソーは渋滞から抜け出した。アントマンは子供も縮んだ。

マーティン・フリーマンはブラックパンサーの白人の友達。ウルトロンは焼けてブラックウィドウは死んだ。

ハレルヤ、デアデビルは生まれ変わる。水面下ではシークレット・インベージョン。

どこかに3人のスパイダーマンがいた。

一晩中いけるわよ(※スティーブ・ロジャースの口癖のオマージュ)、でもタイトに行きましょう。キャプテン・アメリカのおしりのように。

そして「最後に、マーベルで一番クールで、一番ワルなのは誰か!」と問いかけた所ホークアイと返されて、「ホークアイじゃない、私よ!アガサ・ハークネス!!」として歌を再開。

♪私のキャラは誰が見ても邪悪な魔女、何世紀も前から生きていた。

ビッチだったのに今はただの一般人。彼女の新番組は、ディズニー・プラスで放送される。

これはすべて恥知らずな宣伝、それが企業シナジーというものだ!

コーラス:そう、これは恥知らずな宣伝。この曲はプロモーション。特にキン◯マの部分は。

最後に企業シナジーと説明されたようにこの番組と放送局は現在ディズニーの傘下企業であり、このめちゃくちゃな歌もディズニーの範囲内で制作されたものと言えます。

MCUを雑に振り返り、「ワンダヴィジョン」にもあまり触れることはありませんでしたが、キャスリン・ハーンさんは過去のインタビューで本作が「1億ドルの映画のようだった」と発言し、最高の作品になっているという自信を見せていました。

スタジオの幹部は「アガサ:オール・アロング」が本格的なホラー番組になる事を示唆し、先日公開されたファーストトレーラーではその片鱗も見せていまいた。

米公式あらすじは以下のとおりです。

「アガサ・オール・アロング」では、悪名高いアガサ・ハークネスが疑り深いゴス系のティーンに助けられ、歪んだ呪文から解放されます。彼が「生き残れば魔女が失ったものを褒美として与えられる伝説のウィッチズ・ロード」に連れて行ってほしいと頼むと、アガサは興味をそそられます。ウィッチズ・ロードは、試練を生き延びた魔女に失ったもの、欠けているものを与えてくれる魔法の試練の道です。アガサとこの神秘的なティーンは、絶望的な魔女の集団をまとめ、共にその道を進みます。

ドラマ「アガサ:オール・アロング」は 2024年9月19日 よりディズニープラスで初回2話配信予定です。

アニメ「X-MEN’97」シーズン3の新たな脚本家が決定

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「X-MEN’97」の新たな脚本家として、アニメ「ホワット・イフ…?」を手掛けてきたマシュー・チョーンシーさんが担当する事になったと、海外メディア Deadline が報じました。

「X-MEN’97」シーズン1は 2024年3月 から配信がスタートし、開始当初から高評価を獲得。最終的にはMCU作品の中で最高評価の作品としても話題になりました。

しかしこの配信の1週間前、シーズン1とシーズン2の脚本を書き終え、シーズン3に着手すると公言していたボー・デマヨさんの突然の解雇が報道。

本作の制作に関与したマーベル・アニメーションの責任者は、デマヨさんが解雇されたと報じられた件について「私は『解雇』されたとは考えていません。私達は『袂を分かつことになった』というのが最良の表現だと思います。」とコメントしました。

シーズン1の配信後、毎週のようにデマヨさんはSNSを通じて作品の解説などを提供。そしてシーズン1の最終回をむかえた後には「シーズン 2 の脚本はたくさん書きました」と話し、「しかし、シーズン 1 とは違い、制作、キャスト レコード、デザイン、編集、ポスト プロダクション、音楽などに深く関わったり、主導したりすることはありません。また、番組のクリエイティブ ビジョンに関わる制作の書き直しも行いません。シーズン 2 についてはあまり話せないと言ったのはそのためです。しかし、いつ放送されても、皆さんと一緒に最終製品を見るのを楽しみにしています。大きな期待を抱いています。」とコメントしていました。

シーズン2の脚本は一部改訂されたとも報じられています。

この先の展開を、「ホワット・イフ…?」シーズン1、シーズン2を終えたマシュー・チョーンシーさんが引き継ぐことになったようです。

解雇劇の真相については未だ不明ですが、新たな脚本で再びファンを魅了する事が出来るのか注目されています。

ソース:‘X-Men ’97’: Matthew Chauncey Set As New Writer For Season 3 Of Marvel Animated Series At Disney+

スパイダーマン・ノワールの正式タイトルは「スパイダー・ノワール」か、新たなキャスト情報も

ソニー・ピクチャーズとAmazon MGMスタジオが開発中のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)のドラマ「スパイダーマン・ノワール」が実際には「Spider-Noir」と題されていると、海外メディア Deadline が報じました。

マーベルコミックの人気キャラクターの一人、スパイダーマン・ノワールを主人公とする本作はコミックのタイトルどおり「スパイダーマン・ノワール」か「ノワール」になると考えられていましたが、Deadline はあらためて「スパイダー・ノワール」というタイトルが採用されていると報じました。

そして本作のキャストの一人として、俳優でコメディアンのラモーン・モリスさんがロビー・ロバートソン役にキャスティングされているとも伝えています。

コミックのロビー・ロバートソンはデイリー・ビューグルの社員の一人でピーター・パーカーの上司にあたる人物。ピーターとジョン・ジョナ・ジェイムソンと複雑な関係である事とは対照的に、ロビーは親しい同僚であり友人でもあります。

実写版のロビー・ロバートソンの説明として「情熱的で勤勉、決して諦めない性格。1930年代のニューヨークで黒人プロフェッショナルとして困難に立ち向かう献身的なジャーナリストであり、注目と報酬を得るために誰も手をつけないリスクの高い記事に挑む。彼はキャリアのために何でもする覚悟がある」と書かれています。

また、ダニエル・リヒトマン氏はヴィラン役にブレンダン・グリーソンさんが起用されているとも報告。役の詳細は不明で、それに加えて本作にサンドマンが登場するとも言います。

主演のニコラス・ケイジさんは人を殴るのではなくモンスターと戦うドラマになるとも話していましたが、本作のヴィランはどういった役どころとなるのでしょうか。

Amazon MGM Studios のテレビ部門責任者であるヴァーノン・サンダース氏は次のようなコメントを発表しています。

「ノワール」でマーベルの世界を拡大することは非常に特別な機会であり、このシリーズをグローバルな Prime Video の顧客に提供できることを光栄に思います。非常に才能のあるニコラス・ケイジは、新しいスーパーヒーローにとって理想的な選択であり、フィル・ロード、クリストファー・ミラー、エイミー・パスカル、そしてソニーの素晴らしいチームによる優れたプロデュースチームは、このフランチャイズを最も本格的な形で拡大することに専念しています。


ドラマ「スパイダー・ノワール」は Amazonプライム・ビデオで配信予定です。

ソース:‘Spider-Noir’: Lamorne Morris Joins Nicolas Cage In Amazon’s Marvel Series As Robbie Robertson

SSUドラマ「スパイダーマン・ノワール」のエピソード数が明らかに、モンスターが登場するとも

ソニー・ピクチャーズとAmazon MGMスタジオが開発中のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)のドラマ「スパイダーマン・ノワール」の主演を務めるニコラス・ケイジさんが、海外メディア The New Yorker とのインタビューに応じた中で、本作のエピソード数について明かしました。

本作は長年噂されていた作品で、2024年5月に正式発表に至りましたが、具体的な情報についてはまだあまり発表されていません。

ニコラス・ケイジさんは本作について、「1話45分。8エピソードあります。だから、5か月で映画4本分に相当する撮影があります。それに、準備しなければならない映画がもう1本あって、その直後にもうひとつ映画があります。」とスケジュールが混雑していると明かしました。

また、過去にもいくつかのヒーロー映画に出演してきたケイジさんですが、「暴力は好きではありません。」と述べ、「人を傷つける役は演じたくはないんです。この番組の好きな所の一つはファンタジーだという事です。実際に人が人を殴るわけではなく、モンスターが出てくるんです。」と説明しました。

ドラマ「スパイダーマン・ノワール」は1930年代のニューヨークを舞台にした老いた白髪のヒーロー物語。主演のニコラス・ケイジさんはスパイダーマン・ノワールを演じる事になりますが、それはピーター・パーカーではないとも報じられています。

ソニー・ピクチャーズ・テレビジョン・スタジオのキャサリン・ポープ社長は本作について次のように述べています。

ニコラス・ケイジをこのシリーズに主演として迎えることができて、本当に興奮しています。この唯一無二のキャラクターにこれほどの哀愁、痛み、そして心を込めることができるのは、彼以外にはいません。アマゾンMGMスタジオとプライム・ビデオの優秀なプロデューサーやパートナーとともに、ソニーのマーベル・キャラクター・ユニバースの象徴的なキャラクターの再構築を探求するのに、これ以上のチームは望めません。

「スパイダーマン・ノワール」はオーレン・ウジエルさんとスティーブ・ライトフットさんがショーランナーを務め、ハリー・ブラッドビア監督が最初の2話を担当。ソニー・マーベルのこのプロジェクトはアマゾンMGMスタジオがプロデュースし、「スパイダーマン:スパイダーバース」のプロデューサーであるクリス・ミラーさんとフィル・ロードさんがエグゼクティブ・プロデューサーを務めています。

ソース:Nicolas Cage Is Still Evolving

ドラマ「アガサ:オール・アロング」の米公式あらすじが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:オール・アロング」の最初のトレーラーが公開された事と併せて、marvel.com が本作に関する新たな記事を投稿。公式あらすじが公開される事となりました。

以下、米公式あらすじです。

「アガサ・オール・アロング」では、悪名高いアガサ・ハークネスが疑り深いゴス系のティーンに助けられ、歪んだ呪文から解放されます。彼が「生き残れば魔女が失ったものを褒美として与えられる伝説のウィッチズ・ロード」に連れて行ってほしいと頼むと、アガサは興味をそそられます。ウィッチズ・ロードは、試練を生き延びた魔女に失ったもの、欠けているものを与えてくれる魔法の試練の道です。アガサとこの神秘的なティーンは、絶望的な魔女の集団をまとめ、共にその道を進みます。

予告の30秒過ぎのあたり、検死のリストの10月13日の欄には「ワンダ・マキシモフ」の名前が浮かび上がっています。映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の時系列は2025年である事がわかっていますが、詳細な日時に関する描写はありませんでした。

10月13日がドクター・ストレンジ2作目の結末の日を指しているのかは今のところ不明ですが、ワンダの状況が本作に大きな影響を与えているのは確かなようです。

そしてウィッチズ・ロードはコミックにも登場するロケーションですが、試練や褒美といった要素はなく、時空間をつなぐ道でした。

ゴス系のティーン、つまりジョー・ロックさんが演じるキャラクターがここに連れて行ってほしいと頼むという事で、彼がビリー・マキシモフの転生であるという噂を考慮すると、ビリーはウィッチズロードで自身が遺伝しているカオスマジックの才能を限界まで開花させ、ワンダとトミーを元に戻そうと画策している、という予想が立てられそうです。

ちなみに、日本のディズニープラスYoutube公式チャンネルが投稿した本作の日本語字幕版の予告の概要欄に次のような記述があります。

数百年前から現代まで生き続けてきた魔女、アガサ・ハークネス。過去には黒魔術を使ったとして仲間の魔女から処刑されかけるが、逆に彼女たちのパワーを全て吸収し力を覚醒させた。しかしアガサの真の恐ろしさはその圧倒的な魔術ではなく、裏工作の緻密さと、何をしでかすかわからない厄介さにある。捉えどころがなく本心が読み取れず、おどけたかと思えば次の瞬間には妖しく挑発するなど、予測不能で裏だらけ。そんな彼女が主人公の座を手にした本作の予告編の中でも、観る者にまでカオスをもたらしていく。冒頭では、なぜか警察官姿のアガサが殺人事件を捜査。しかし謎の女性に指摘をされたことで、魔女としてのアガサが正体を現す。なぜ彼女は警察官に扮していたのか…?そして映像ではその後、魔女アガサの真の姿とともに、驚きと恐怖だらけの魔法ワールドの扉が開かれていく。果たして彼女の真の目的は?再び世界中が、アガサの“裏”に騙されてしまうこと確実だ。

裏があるのはアガサだけではないようですが、力を手にするのは誰になるのでしょうか。

脚本を担当したジャック・シェイファーさんは「魔女は、欺瞞、裏切り、悪事、そして利己主義によって定義されます。そんな考えを持った魔女たちを協力させる必要があるとき、どうしますか?」と言います。

「『ワンダヴィジョン』が古典的なテレビシットコムの形式で遊んだように、この作品では魔女に対する前提をいろいろと遊んでいます。魔女のための簡単なビジュアル表現とは何か?私たちは一面的な嫌な魔女を望んでいませんでした。アガサの真の心を垣間見る瞬間もあります。」

ドラマ「アガサ:オール・アロング」は 2024年9月19日 よりディズニープラスで初回2話配信予定です。

ソース:公式

ドラマ「アガサ:オール・アロング」のファーストトレーラーがリーク通り公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:オール・アロング」の第1弾予告が解禁されました。先日、米メディアが予告していたのと同日、日本では深夜でしたが同タイミングで日本語字幕版も公開されました。

「ワンダヴィジョン」のラストでワンダによる魔法をかけられ、ウェストビューで暮らしているはずのアガサ・ハークネス。

予告は撮影現場で目撃されていたように刑事ドラマ風のシーンからスタートし、検死しながら「何かがおかしい」と思い始めるアグネスの前に、オーブリー・プラザさんが演じるリオが登場。これは英語版のキャプションにより公式に認められる事となりました。

MCUで最も強力だと噂される魔女リオとの出会いによって、アガサは真実に気づき、再びかつての力を取り戻そうとしていくようです。

公式が発表していたとおり、本作は本格的なホラー作品になっているようで、予告の映像はホラーが苦手な人にはなかなか抵抗があるようなシーンも。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-agatha-will-be-so-scary-daredevil-born-again-to-feature-a-game-of-politics/”]

ただし、ドラマ開発責任者はあくまで「マーベル流のホラー」ともコメントしており、MCUが好きなら楽しめる作品になっていると考えられます。

そして予告と同時にポスターも公開。

ヴィランを主人公とする物語の中で、アガサ・ハークネスが何をなしていくのか注目です。

脚本を担当したジャック・シェイファーさんは「魔女は、欺瞞、裏切り、悪事、そして利己主義によって定義されます。そんな考えを持った魔女たちを協力させる必要があるとき、どうしますか?」と言います。

「『ワンダヴィジョン』が古典的なテレビシットコムの形式で遊んだように、この作品では魔女に対する前提をいろいろと遊んでいます。魔女のための簡単なビジュアル表現とは何か?私たちは一面的な嫌な魔女を望んでいませんでした。アガサの真の心を垣間見る瞬間もあります。」

本作は「ワンダヴィジョン」のヴィラン、アガサ・ハークネスを主人公とし、これをキャスリン・ハーンさんが再演。

本作のヴィランとして、オーブリー・プラザさんが魔女リオ・ヴィダル、パティ・ルポーンさんが魔女リリア・カルデル、サシール・ザマタさんは魔女ジェニファー・ケイル、アリ・アンさんは魔女アリス・ウーを演じるとされています。

ジョー・ロックさんはワンダの息子のひとり、ビリーの生まれ変わりを演じるとの事。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-agatha-coc-billy-return-method-rumor/”]

さらに、マイルズ・グティエレス=ライリーさんがビリーのボーイフレンドのエディを演じるとされています。エディはコミックのビリーの恋人でスクラルとクリーのハーフであるテディ(ハルクリング)とは異なるとも報じられています。

ポール・アデルスタインさんとマリア・ディジアさんは、生まれ変わったビリ―の両親であるジェフとレベッカ・カプラン役を担当していると言います。

また、「ワンダヴィジョン」のアガサの回想シーンで殺された魔女の娘たちがセーラムズ・セブンとして復讐を画策しているとの事。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-agatha-dd-salem-seven-cast-rumor/”]

そしてエヴァン・ピーターズさんが「ワンダヴィジョン」からラルフ・ボーナーとして再登場。「デッドプール&ウルヴァリン」公開後の9月、X-MENに対する熱が上がっている段階だと予想されますが、残念なことに今回もピーターズさんはクイックシルバーを再演するわけではないようです。

「アガサ:オール・アロング」におけるラルフ・ボーナーも出番は少しだと言われていますが、「ワンダヴィジョン」の削除シーンでは、彼はFBIのジミー・ウー捜査官が探していた「消えた保護観察中の証人」だった事が判明しています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-wandavision-deleted-scene-missing-witness/”]

ドラマ「アガサ:オール・アロング」は 2024年9月19日 よりディズニープラスで初回2話配信予定です。