「ヴィジョン」のドラマシリーズが開発中である事をファイギ社長が認める、ショーランナーの起用理由も明かす

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が海外メディア Inverse とのインタビューの中で、ポール・ベタニーさんが主演を務める「ヴィジョン」のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)ドラマシリーズが開発中である事を認めました。

「ヴィジョン・クエスト」とも噂されているタイトル不明のこのプロジェクトに「スタートレック:ピカード」のエグゼクティブプロデューサーを務めたテリー・マタラスさんがショーランナーとして参加している事について、ファイギ社長は「ピカードシーズン3での彼の素晴らしい仕事ぶりを見て、私は『これはすごい。どうしてこんなものが存在するのか分からない。これを作った人を見つけよう』と言いました。」と一目惚れした事を明かし、これが噂のプロジェクトが実在している事が公式に認められた最初の発言となりました。

ディズニープラスで配信予定とされるこのドラマについてコミコンでは一切触れられる事なく終わりましたが、8月に開催予定のディズニーのイベント、D23 2024 にて何らかの発表が行われるのか注目されています。

このドラマではワンダ・マキシモフのその後も描かれる事が期待されている他、「ワンダーマン」や「ヤングアベンジャーズ」との関連も予想されています。

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ソース:Inverse

【ネタバレ注意】ドラマ「スパイダー・ノワール」、キャラの詳細が判明か【噂話】

ソニー・ピクチャーズとAmazon MGMスタジオが開発中のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)のドラマ「スパイダー・ノワール」に登場するいくつかのキャラクターの詳細について、パイロット版の設定を海外スクーパーのダニエル・リヒトマン氏が報じています。

※これより先は「スパイダー・ノワール」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

氏のレポートによると、主人公からいくつかのサブキャラクターに関する詳細は以下のようになっています。

主人公ベン・ライリー

スパイダーマンの力を持つ引退したスーパーヒーロー。比喩的にも文字通りにも、年老いて壊れており、以前のようにスーツを着ることはできない。代わりに、彼は低レベルの私立探偵の事件を引き受け、市長のような有名人が関わる事件には手を出さない。回想を通して、彼がここに至った過去の英雄的行為や過去の失敗を知る事になる。彼は魅力的だが、風変わりで、パイロット版は彼が今後良いキャラクターアークを描けるようにうまく設定している。

ユリ・ワタナベ

ニューヨーク市の犯罪組織、特に市長とのつながりが不明な舞台歌手。パイロット版では彼女のキャラクターは完全にベン・ライリーの目を通して描かれているが、本編では彼女のために興味深い大きなストーリーが展開される。

フリント・マルコ(サンドマン)

ユリに雇われた悪党だが、サンドマンに変身してしまう原因不明の症状を抱えている。人格が切り替わると、分身が支配していたときに何をしたかは記憶に残らない。物語のかなりの部分が彼を中心に展開されるようで、このキャラクターがファンのお気に入りになる可能性は大いにある。

ロビー・ロバートソン

記者であり、ベン・ライリーの友人。パイロット版ではキャラクターに深みはあまりないが、ファンに愛される可能性を秘めている。

デルガド市長

動機や過去が全く不明な腐敗政治家。このキャラクターは、将来のエピソードの設定として、おそらく主な悪役として登場します。

シルバーメイン

邸宅が全焼したため引退の計画が頓挫した老年の犯罪ボス。どうやら彼はシリーズのもう1人の主要な敵役になるようです。

ジャネット

ベン・ライリーの秘書兼副官。『マッドメン』のジョーンのようなキャラクター。

エドワード・アディソン

身体に害を与えることなく自分自身に火をつけることができる男であり、物語のマクガフィンの 1 人。

デルガド

ベン・ライリーと良好な仕事関係にあるもう一人の私立探偵。

主人公がピーター・パーカーではない所からコミックとはかなり異なるようですが、パイロット版ではこういったキャラクターが登場しているようです。デルガドと名付けられた同僚とヴィランがいるというのも少し混乱するポイントですが、本編では何か重要な繋がりが描かれる事になるのでしょうか。

主人公であるスパイダーマン・ノワールはアニメ映画「スパイダーバース」にも登場しましたが、そこではコミックリリー的なキャラとして描かれていました。このドラマは原作コミックのようなダークな世界観を描くと見られており、SSUの新境地を切り拓いていく事が期待されています。

ドラマ「スパイダー・ノワール」は Amazonプライム・ビデオで配信予定です。

ケヴィン・ファイギ社長のウォーク・オブ・フェイム受賞式にキャプテン・マーベル、デッドプールらがアッセンブル

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が現地時間25日の午後、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムを受賞し、式典に出席しました。授賞式にはアメリカで明日公開予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」の主演を務めるライアン・レイノルズさん、ヒュー・ジャックマンさんらをはじめとして、ブリー・ラーソンさんやデヴィッド・ハーバーさんらが駆けつけ、受賞を祝いました。

長年のクリエイティブ・パートナーであるルイス・デスポジートさんの紹介でマイクの前に立ったケヴィン・ファイギ社長は「これまで、最も緊張するのは人前で話すことだと思っていました。でも今では、他の人が自分についてスピーチしている間に立っていることの方が最も緊張することだと分かりました。」とジョークを交えつつ、「皆さん、ありがとうございます。ハリウッド市、商工会議所に感謝します。今日は夢が叶った瞬間です。両親に感謝しており、今日はここに来てくれて本当にうれしいです。子供の頃、ニュージャージーから私と妹をここに連れて来てくれました。何度かロサンゼルスに来て、ディズニーランドやユニバーサル・スタジオに行きました。ハリウッドスターを見にここにも来ました。そのとき、使い捨てカメラで知っているスターの写真を撮り、知らない名前の多くも心に刻みました。」と語りました。

そして、「家に帰って学校の図書館で百科事典を取り出した時のことです。それくらい昔のことです。そして、このウォーク・オブ・フェイムで知らなかった名前を調べて、今では私のお気に入りの脚本家や監督、プロデューサーについて知ったのです。だから、舞台裏で魔法を生み出すのを手伝ってくれた人たちの遺産を引き継ぐことができて、とても誇りに思っています。」と述べました。

この受賞を祝って、キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース及びヒューマントーチ/ジョニー・ストーム役のクリス・エヴァンスさん、ウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ役のセバスチャン・スタンさん、アガサ・ハークネス役のキャスリン・ハーンさん、O.B/ウロボロス役のキー・ホイ・クァンさん、レッド・ガーディアン/アレクセイ役のデヴィッド・ハーバーさん、ウルヴァリン役のヒュー・ジャックマンさん、カサンドラ・ノヴァ役のエマ・コリンさん、デッドプール/ウェイド・ウィルソン役のライアン・レイノルズさん、シャン・チー役のシム・リウさん、スターロード/ピーター・クイル役のクリス・プラットさん、キャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァース役のブリー・ラーソンさんが集結しました。

         

2785番目の星として殿堂入りを果たしたファイギ社長は、若い頃にTCLチャイニーズシアターの近くでオリジナルの「スタートレック」の俳優たちの手形が置かれるのを見た瞬間から、「アベンジャーズ」を自らの手でプロデュースし、同様のイベントを開催したいと決意したと明かしました。

「それは、スタートレックチームがやっているのを見て思いついたアイデアでした。もしアベンジャーズを集められたら、みんなで手形を残し、こっそり親指も入れようと思っていました。でも、両手で手形を残させてくれて、とてもありがたかったです。私にとって、そして私たちのシネマティック・ユニバースにとって、ここは神聖な場所です。プロデュースは、できると知ったときからずっとやりたかったことです。そして、業界で最も才能のある俳優やストーリーテラーと一緒にそれを実現できるのは、私が望んだ以上のことです。」

2008年の「アイアンマン」でMCUがスタートしてから15年以上、数々の記録を塗り替え、話題を生んできましたが、今週末のコミコンでは今後数年の新たな計画が発表されると見られています。

「シーハルク」シーズン2はどうなる?プロデューサーが言及─舞台はロサンゼルスか宇宙か

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」のプロデューサーを務めたウェンディ・ジェイコブソンさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューでシーズン2に関して言及しました。

撮影中の段階からシーズン2の噂があった「シーハルク」ですが、シーズン1の最終話が配信されてから約2年、公式からは特に何も発表がありません。

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ジェイコブソンさんはインタビューにて「その質問の答えはわかりません。」としつつ、「もしシーハルクの続編を作るなら、シーハルクの魅力はこのキャラクターの日常生活にあると思います。30代の女性が自分の生活、キャリア、友人関係をどう切り盛りするか、そしてハルクに変身できるというおまけつき。もっとその部分を探求したいですね。コミックでは彼女が宇宙に行って、リビング・トリビューナル(ソーロキ、ドクター・ストレンジなどでイースターエッグとして登場)のために裁判を行うという話もあるので、ロサンゼルスでの超現実的な生活か、マルチバースや宇宙に連れ出すかのどちらかをやりたいですね。」とベースのアイデアは存在している事を明らかにしました。

主演を務めたタチアナ・マスラニーさんは、今年はじめの生配信のインタビューにて「1シーズン目で予算を使い果たして、ディズニーがこれ以上はもういいって言ったんじゃないか」と考えていると述べていました。

シーハルクの次の登場作品は発表されていませんが、「シーハルク:ザ・アトーニー」のプレミアイベントの最中にマーク・ラファロさんが「『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ』にキャスティングされていると聞いてるよ」とも発言していました。

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ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:Marvel’s She-Hulk Season 2: Producer Teases Ideas for New Episodes

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデースペシャル」のような番組が1本開発中だとファイギ社長が明かす

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が新たなMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のプロジェクトとして、「ウェアウルフ・バイ・ナイト」や「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデースペシャル」のようなマーベル・スタジオ・スペシャル・プレゼンテーションを開発中である事を明かしました。

海外メディア Collider とのインタビューの中で、「ウェアウルフ・バイ・ナイト」や「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデースペシャル」に続く特別番組があるのか質問されたファイギ社長は「まだ続きますよ、でもしばらく待たなくてはなりません。」と回答しました。

積極的に開発中だと認めつつ、「複数あるんですか?」と聞かれた際には「今はひとつだけです。」と明言。

「来年配信ですか?」との質問には「いいえ」としばらく時間がかかる事を明かしました。

過去には「ワンダーマン」や「ノヴァ」がスペシャル・プレゼンテーションとして開発中だと報じられた事がありましたが、これらは現在連続ドラマ作品である事が判明しています。

「ウェアウルフ・バイ・ナイト」の監督がキャラクターの今後について話し合い中だと明かしていましたが、これがスペシャル・プレゼンテーションになるとは限らず、ドラマや映画の可能性も含めて話し合い中と見られています。

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また、スカーレット・ウィッチのスペシャル・プレゼンテーションが計画中と言われた事もありましたが、その後しばらくして映画に変更とも報じられました。

どのようなキャラクターが取り上げられるのか、今回のインタビューでは明らかにされませんでしたが、コミコン等での続報に期待です。

ソース:Kevin Feige Reveals a New Marvel Special Is in the Works

MCUファンの長年の疑問である旧アベンジャーズタワーの現所有者は?ファイギ社長が「もうすぐ」と語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ」でニューヨークに現れたスターク・タワーは後にアベンジャーズ・タワーとして改築され、しばらくの間アベンジャーズたちの拠点となっていました。しかし、「スパイダーマン:ホームカミング」の作中でこのタワーは売却され、ハッピー・ホーガンがその引っ越しの責任者として奔走する様子が描かれていました。

2017年に「ホームカミング」が公開されて以降、トニー・スタークは誰にタワーを売却したのか、誰が買い取ったのかという事について作中ではまったく言及されておらず、ディープなMCUファンはこの謎の購入者について未だに議論を続けています。

この回答がいつ得られるのかについて、ドラマ「エコー」のプロモーションの最中に、スタジオのエグゼクティブ・プロデューサーのブラッド・ウィンダーバウムさんが「もうすぐ」だと回答していました。

今回、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの最中にケヴィン・ファイギ社長が再度これに関して再度質問され、「その通りです。」と幹部の発言に同意する形となりました。

「もうすぐ」というのが具体的にいつなのかは不明ですが、間もなく公開予定の映画「デッドプール&ウルヴァリン」はメインの舞台が神聖時間軸ではないため、この疑問に言及する余裕はほとんどなさそうです。

続くドラマ「アガサ:オール・アロング」は舞台がウェストビューだと考えられており、これもニューヨークに言及するとはあまり考えられません。

となると、2025年2月の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」か3月のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」あたりが有力になりそうです。

スクーパーはこの謎の人物について過去に「キングピンではない」と報告し、「2025年に判明するようだ」とも予告。

2021年の冬、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のプロモーションツアーの際、トム・ホランドさんがこの回答を知っている事をほのめかしていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-nwh-avengers-tower/”]

来年のどこかでこの疑問が解消されるのか、注目です。

ソース:Marvel’s Kevin Feige Confirms When Avengers Tower’s New Owner Will Be Revealed

「ノヴァ」はドラマで3~4年先の配信を目指しているとファイギ社長が認める

マーベル・スタジオが開発中と噂だったMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「ノヴァ」が、映画ではなくディズニープラス向けのドラマ作品で、3年から4年先の配信を目指して制作を進めていることを、ケヴィン・ファイギ社長が認めました。

海外メディア Comicbook.com とのインタビューで、「ノヴァ」の現状について質問されたファイギ社長は「現在進行中です。リチャード・ライダーが登場する事になります。」と述べました。

また、このプロジェクトが映画とドラマどちらになるのか質問された際は「ドラマです、ええ」と明言。配信時期については「3、4年先です。」と回答しました。

ディズニー及びマーベル・スタジオの計画が現状維持をしているのであれば、「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は3年先に公開予定。つまり「ノヴァ」はそれ以降の話として設計されている可能性が高そうです。

「ノヴァ」は映画として制作されていると報告するスクーパーのほうが僅かに多いイメージでしたが、2024年3月、スタジオのTV部門幹部がこれに言及した事でドラマ作品として設定されているのではと見られていました。

今回、ケヴィン・ファイギ社長がいくつかの情報を公式に認める形となりましたが、かなり先の事として当分の間のんびりと待つ必要があります。

ドラマ「ノヴァ」はディズニープラスで配信予定です。

ソース:Marvel’s Kevin Feige Confirms Nova Project Is a TV Show, Reveals Timeline for Release (Exclusive)

【噂話】SSUドラマ「スパイダー・ノワール」、リー・ジュン・リーさんがキャスティング、ユリ・ワタナベ役とも

ソニー・ピクチャーズとAmazon MGMスタジオが開発中のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)のドラマ「スパイダー・ノワール」にリー・ジュン・リーさんがキャスティングされたと海外メディア Deadline が報じました。しかし役どころについてはスクーパーの主張と少し食い違っているようです。

記事によると、リー・ジュン・リーさんはスパイダーマン・ノワールを主人公とするこのドラマの中で「ニューヨークの高級ナイトクラブの歌手」を演じると言います。そして、トム・バークさんとアブラハム・ポプーラさんが未知の役について交渉中であるとも報じています。

しかし、スクーパーのダニエル・リヒトマン氏は彼女がユリ・ワタナベを演じ、「ファム・ファタール」的な役割を持つようだと報告しました。

1933年のニューヨーク市で、私立探偵ベン・ライリーが腐敗の落とし穴に落ちていく様子を追う。同時に、スーパーヒーローとしての過去も明らかにする。ライリーはエドワード・アディソンの死を調査し、市長が犯罪ボスのシルバーメインとファム・ファタールのユリ・ワタナベを巻き込んだ悪事を企んでいることを知る。

コミックのユリコ・”ユリ”・ワタナベはニューヨーク市警の警官で、ここ数年でヒットしたゲーム「Marvel’s Spider-Man」では警部として登場していました。

両者の主張が共に正しいと仮定するのであれば、「スパイダー・ノワール」に登場するユリはコミックやゲームで馴染みのあるユリとは異なるキャラクターになっていると考えられそうです。

本作では主人公のスパイダーマン・ノワールもピーター・パーカーではないと報じられており、原作をかなりアレンジした作品になるのかもしれません。

ドラマ「スパイダー・ノワール」は Amazonプライム・ビデオで配信予定です。

ソース:‘Spider-Noir’: Li Jun Li Joins Amazon’s Marvel Series

「アガサ:オール・アロング」はブラックコメディだと、ジョー・ロックさんが語る

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:オール・アロング」に出演するジョー・ロックさんが、海外メディア Rolling Stone とのインタビューで、本作はブラックコメディ作品になっていると語りました。

インタビューの中で、「ワンダヴィジョン」の続編となる本作でファンが期待できる事は何かと問われたジョー・ロックさんは「これは魔女に関するブラックコメディなんです。これまでのマーベルシリーズからは想像出来ないような作品になっていますよ。」と回答しました。

「とても意外なグループを集めて魔女の集会を組織しました。これは私の(キャラクターの)人生そのもので、彼女たちとウィッチズ・ロードに歩みだすのです。すると魔法、楽しさ、そしてミステリーが支配するのです。」と付け加えました。

そして、「多くの紆余曲折があり、ワンダヴィジョンがさまざまなコメディのサブジャンルを網羅したのと同じように、アガサも別の方法でそれを行います。確かに暗く、実際には少し怖いところもありますが、それが良いのです。アイアンマンやキャプテン・アメリカとは異なるタイプのキャラクターを探索する新しい旅の素晴らしいスタートだと思います。」と本作の見所について語りました。

「これは新しいタイプのスーパーヒーローで、とても興味深く、興奮する番組だと思います。」

また、ゲイを自認するジョー・ロックさんは自身のキャラクターについて「番組でのその描写はとても真実味があり、とてもポジティブです。彼のセクシャリティは、キャラクターの一部に過ぎません」と言及。

彼が演じるキャラクターは公式には明かされていませんが、このキャラがゲイだと認めた事で、噂どおりこれがコミックのワンダの息子にあたるビリー・カプランである可能性はかなり高くなったと言えそうです。

米公式あらすじは以下のとおりです。

「アガサ・オール・アロング」では、悪名高いアガサ・ハークネスが疑り深いゴス系のティーンに助けられ、歪んだ呪文から解放されます。彼が「生き残れば魔女が失ったものを褒美として与えられる伝説のウィッチズ・ロード」に連れて行ってほしいと頼むと、アガサは興味をそそられます。ウィッチズ・ロードは、試練を生き延びた魔女に失ったもの、欠けているものを与えてくれる魔法の試練の道です。アガサとこの神秘的なティーンは、絶望的な魔女の集団をまとめ、共にその道を進みます。

本作は「ワンダヴィジョン」のヴィラン、アガサ・ハークネスを主人公とし、これをキャスリン・ハーンさんが再演。

本作のヴィランとして、オーブリー・プラザさんが魔女リオ・ヴィダル、パティ・ルポーンさんが魔女リリア・カルデル、サシール・ザマタさんは魔女ジェニファー・ケイル、アリ・アンさんは魔女アリス・ウーを演じるとされています。

ジョー・ロックさんはワンダの息子のひとり、ビリーの生まれ変わりを演じるとの事。

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さらに、マイルズ・グティエレス=ライリーさんがビリーのボーイフレンドのエディを演じるとされています。エディはコミックのビリーの恋人でスクラルとクリーのハーフであるテディ(ハルクリング)とは異なるとも報じられています。

ポール・アデルスタインさんとマリア・ディジアさんは、生まれ変わったビリ―の両親であるジェフとレベッカ・カプラン役を担当していると言います。

また、「ワンダヴィジョン」のアガサの回想シーンで殺された魔女の娘たちがセーラムズ・セブンとして復讐を画策しているとの事。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-agatha-dd-salem-seven-cast-rumor/”]

そしてエヴァン・ピーターズさんが「ワンダヴィジョン」からラルフ・ボーナーとして再登場。「デッドプール&ウルヴァリン」公開後の9月、X-MENに対する熱が上がっている段階だと予想されますが、残念なことに今回もピーターズさんはクイックシルバーを再演するわけではないようです。

「アガサ:オール・アロング」におけるラルフ・ボーナーも出番は少しだと言われていますが、「ワンダヴィジョン」の削除シーンでは、彼はFBIのジミー・ウー捜査官が探していた「消えた保護観察中の証人」だった事が判明しています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-wandavision-deleted-scene-missing-witness/”]

ドラマ「アガサ:オール・アロング」は 2024年9月19日 よりディズニープラスで初回2話配信予定です。

ソース:Joe Locke teases ‘magic, fun and mystery’ of upcoming Marvel series ‘Agatha All Along’

ディズニーのハッキング被害が事実だとウォール・ストリート・ジャーナルが報道

先日から噂されているウォルト・ディズニー社がハッキングされたという話題にたいして、ウォール・ストリート・ジャーナルが正式にその被害を確認したと報道しました。1.1テラバイトにも及ぶとされる盗まれたデータには、未発表のプロジェクトに関する情報、これまで公開されたことのないコンセプトアート、さまざまなログイン情報や個人データの詳細などが含まれていると噂されていました。 

[nlink url=”https://mavesoku.com/rumor-disney-is-a-victim-of-hacking/”]

記事によると、ウォール・ストリート・ジャーナルが確認したファイルによると、漏洩したのは広告キャンペーン、スタジオ技術、面接候補者に関する議論を含む、社内のSlackシステムに関する内容だとの事。 

Nullbulgeと名乗る匿名のハッカー集団はブログ投稿で、ディズニーのSlackチャンネル数千件からコンピューターコードや未発表プロジェクトの詳細を含むデータを公開したと述べていました。

盗まれたとされるデータや入手方法に関する同グループの主張は、すぐには確認されませんでした。

ウォール・ストリート・ジャーナルは、ディズニーの企業ウェブサイトの維持、ソフトウェア開発、採用候補者の評価、ESPN内の新進リーダー向けプログラム、従業員の犬の写真などに関する会話が含まれており、盗まれたデータは少なくとも2019年まで遡ると主張しています。

また、「ディズニーはこの件について調査中だ」と広報担当者は語ったとも伝えています。

犯行グループはディズニーの「アーティストとの契約の扱い方、AI へのアプローチ、そして消費者に対する露骨な無視」のためだとし、「『こんにちは、ディズニー。あなたのSlackデータはすべて持っています』と言ったら、彼らは即座にロックダウンして私たちを排除しようとするでしょう。決闘では、先に撃ったほうが良いに決まっています。」と主張しています。 

Nullbulgeのオンライン活動を追ってきたセキュリティ研究者のエリック・パーカー氏によると、Nullbulgeは5月からディズニーのコンピューターシステムにアクセスしたと主張し始めたとの事。パーカー氏は、このハッキンググループは実際には1人の人物だと考えており、「彼は金のためにやっているのではない。これは注目を集めるための行為だと思う」と説明しています。 

Nullbulgeの主張の一部である「アーティストとの契約の扱い方、AI へのアプローチ」は実際に昨年の歴史的な長さを更新したストライキの中での話し合いの争点でもあり、Nullbulgeが実際に身代金目当てでなく雇用者の権利のために行動したのであれば、過去のハッキング犯罪とは少し毛色が異なってくるようです。

ソース:Internal Disney Communications Leaked Online After Hack