コミック「アイアンハート」共同制作者がドラマ化に際して報酬を貰っていないと主張

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」の予告が先日公開されました。これに対してコミックの共同制作者であるマイク・デオダードさんが、SNSを通じてその完成度を称賛しつつ、報酬に対する不満を主張しました。

デオダードさんは原作コミックの1ページが見事に再現されているとして、原作の該当ページと予告の一部を切り抜いて公開。

漫画家として、自分が創作に関わったキャラクターが大画面で命を吹き込まれるのを見ることほど満足感を得られるものはほとんどありません。」と感想を述べました。

その一方で「この瞬間を心から祝福する一方で、苦い思いも抱いています。マーベルはクリエイターたちの力で数十億ドル規模の帝国を築き上げましたが、報酬モデルはその成功に追いついていないのです。」と言います。

デオダートさんは業界内で自身が高給取りのアーティストとしての立場である事を認めつつも、より広範な原則が問われていることを強調しました。「これは私の問題ではなく、原則の問題です。自分が心血を注いだキャラクターが数十億ドル規模の機械のエンジンを動かすのなら、その成功のほんの一部を受け取るのは当然のことです。」

デオダートさんは、多くのクリエイターが共有する感情をさらに明確にし、「クリエイターは何十億ドルも何百万ドルも求めているわけではありません。ただ、少しの敬意、少しの評価、そして貢献に応じた分け前を求めているだけです。これは単なる倫理観ではなく、良いビジネスなのです。」と述べました。

そして最後に「マーベル、あなた方はもっと良いことができるはずです。そして私は心からそう願っています。私たちが愛するキャラクターたちと、彼らに命を吹き込むクリエイターたちのためにも。」と締めています。

マーベル・コミックの場合、ライターやアーティストが創作したストーリーやキャラクターが映画やドラマに登場する際、原作者は通常、継続的なロイヤリティではなく、1回限りの支払いで報酬を受け取ります。

この報酬は一般的に控えめで、5000ドル(現在の為替で言えば約720万円)程度と言われています。日本の場合はさらに少なく、漫画の映画化、ドラマ化は100万から250万の原作使用料とも言われています。

しかしこの報酬は基本的にはマーベルの善意の表れでもあり、日本の出版社と漫画化の関係とは異なって、マーベルは雇用契約に基づいてライターやアーティストを採用しています。そしてその契約の中には、作成されたキャラクター、ロケーション、ストーリーなどの知的財産は生み出したクリエイターではなく、マーベル・コミックが所有する事になります。

ドラゴンボールは鳥山先生のものですし、ジョジョは荒木先生のものであり、集英社のものではありません。しかし、マーベルの場合は、アイアンハートに限らず、デッドプールやドクター・ストレンジなども作家やアーティストに権利はなく全てマーベルのものなのです。

日本とアメリカの漫画と映像化事情を比較するとマーベルはおかしいようにも見えますが、実際はそうでもありません。日本のゲーム業界は基本的にマーベルのやり方を採用しています。

宮本茂氏はマリオやゼルダを生み出し、田尻智氏はポケモンを生み出しましたがそれらのキャラクターやストーリーの権利は全てゲーム会社が所有しています。ゲーム作曲家がいわゆる神曲を作り、Youtubeで何百万回再生され、サントラCDが何万枚うれようと、彼らは印税で暮す事は出来ません。ゲームがドラマや映画、アニメ化されても、彼らは100万円すら貰えないのが実情です。

MCUの大半は何億ドルも売り上げるコンテンツですから、そのアイデアの基礎を作ったクリエイターに対する報酬が不足している現状は打破すべき事案です。デオダードさん以外にも最近ではデッドプール原作者のロブ・ライフェルドさんも不当な扱いを受けたとして、彼の場合はマーベルと決別するという選択をしました。

雇用契約というメカニズムに則っている以上、デオダードさんの主張が受け入れられる事は難しいかもしれませんが、この声を機に多少なりとも改善に繋がっていくのでしょうか。

ドラマ「アイアンハート」は映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」の後日譚として、世界に名を刻むことを決意したリリが故郷シカゴに戻り、テクノロジーと魔法が対決する作品。アイアンスーツを製作するという彼女の独自のアプローチは素晴らしくも、その野望を追求する中で、彼女は謎めいていながらも魅力的なパーカー・ロビンス、通称「ザ・フッド」と出会うことになります。

「アイアンハート」は「ブラックパンサー」シリーズのライアン・クーグラー監督が製作総指揮を担当、脚本は「スノーピアサー」のチナカ・ホッジさんが執筆。

アンソニー・ラモスさんがヴィランのザ・フッド(ザ・フード)を演じる他、「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」のオールデン・エアエンライクさんがジークを演じるとも。その他、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」からMIT職員役のジム・ラッシュさんが再登場します。

ドラマ「アイアンハート」は 2025年6月24日 より米国でディズニープラスで初回3話配信予定です。

【噂話】映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、「シークレット・ウォーズ」でデイジー・ジョンソンが帰ってくると言う

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、あるいは開発中の映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」で、クロエ・ベネットさんが演じるクエイク/デイジー・ジョンソンが帰ってくると報じられました。

この話題はかなり以前からあるもので、クロエ・ベネットさん自身が噂を否定したりほのめかしたりしてきましたが、スクーパーの MTTSH 氏はあらためてデイジー・ジョンソンが戻って来る事に言及しています。

コミックのクエイクがアベンジャーズやシークレット・ウォリアーズと関連性が高いことと、「ドゥームズデイ」と「シークレット・ウォーズ」がマルチバースをテーマにしている事を考慮すると、脚本上の不都合はあまりないと言えるでしょう。

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」の終了後、クロエ・ベネットさんのクエイクの復帰先として、ドラマ「シークレット・インベージョン」が注目されていました。原作となった同名コミックではクエイクが中心人物のひとりだった事もあり、多くの「エージェント・オブ・シールド」ファンが期待する中、クロエ・ベネットさんが「大きな別の仕事」のために「パワーパフガールズ」実写版を降板したと報道された時にはさらに加熱しました。

ベネットさんは再三に渡って噂を否定しつつも、SNSで「デイジー」の花の写真を投稿するなど、時々は噂をほのめかすような態度も見せていました。

2023年のインタビューでは「オファーがあれば再演したい。」とコメントし、「デイジーは私という人間の大きな部分を占めています。」と語っていましたが、連絡はないとも明かしていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/agents-of-shield-cloe-bennet-comments-return-to-mcu/”]

マーベル・テレビジョンの責任者ブラッド・ウィンダーバウムさんは最近のインタビューで「エージェント・オブ・シールド」をMCUの正史と考えたいという旨の発言もしていました。しばらく途絶えていたクエイク再登場の話題ですが、ここに来て実現するのか注目です。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

【噂話】ドラマ「ヴィジョンクエスト」にヴィジョンの母親が登場か

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ヴィジョンクエスト」にヴィジョンの母親にあたるジョカスタが登場すると報じられました。1977年にコミックデビューした彼女がついに実写化される事になるのでしょうか。

海外メディア NPN はMCUにジョカスタ(和訳本によってはジョキャスタ)が導入されると報告。

ジョカスタはウルトロンが自身の花嫁として作り上げた人型アンドロイドであり、ヴィジョンの複雑な家系図でいうと、父ウルトロンの嫁であるジョカスタは母親という位置づけに。もちろん彼らは人のような子作りをするわけではありません。

ウルトロンはこのドラマで再登場し重要な役割を担うと噂されていますが、「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」の画面外でウルトロンは既にジョカスタを作り上げていたのでしょうか?ジョカスタがウルトロンを復活させるという線はあるかもしれません。あるいはコミックのようにウルトロンは自分のバックアップを用意していて、逃げ延びた後にジョカスタを組み立てたのでしょうか?

ジョカスタ役の俳優はまだ分からないとしつつも、マーベル・スタジオはこの役に40代から60代の黒人女優を起用しようとしているとの事。ウルトロンの声を演じるジェームズ・スペイダーさんと同世代にあたる年齢層が含まれることで、夫婦役としては自然なキャスティングとなるようです。

ジョカスタは制作の噂が出る前に開発中止となったMCUの「アイアンマン3000」に登場予定だった事も最近のリークで明らかとなっています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-iron-man-3000-concept-arts/”]

コミックのジョカスタはジャネット・ピム(MCUでいうところのジャネット・ヴァン・ダイン)の人格をウルトロンが奪い、移植して作られたアンドロイド。普段はシルバーメタリックのロボットボディですが、内蔵されたイメージインデューサーによって外見を変更する事が可能です。

ウルトロンの妻として誕生したジョカスタは当初は忠実でしたが、ジャネットの人格が影響したのか早々に離反、アベンジャーズ側についてヒーローとして活動しています。ボディを捨ててトニー・スタークのサポートAIとして活動した経歴がある他、たびたびヴィランによってリプログラミングされて悪役に転じる事もあります。

果たして実際にジョカスタがMCUに導入されるのでしょうか。続報があり次第、またお伝えする事になります。

ドラマ「ヴィジョンクエスト」(仮)は 2026年 に米ディズニープラスで配信予定です。

ソース:EXCLUSIVE: Marvel Studios’ ‘Vision Quest’ Set To Introduce Jocasta

ドラマ「アイアンハート」の予告が低評価攻撃に苦しむ

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」の公式トレーラーが先日公開されました。映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」から続く物語として、リリ・ウィリアムズを主人公にその後が描かれる本作ですが、Youtube ではユーザーの低評価が高評価を上回る数になっています。

記事執筆時点では 636万回の再生回数にたいして高評価が16万件、低評価が26万件となっています。

コメント欄も賛否両論で、リリのスーツのデザインからBGMになっているラップミュージックに至るまであらゆる点で批判されています。

中には公開が延期され続けられてきた事への不満か、「3年前に撮影されたのに、ようやく公開だなんて信じられない」とのコメントも。

また、総じて目立つのが予告内でリリが「アイコニック(象徴的)なものを作りたい」と言っているにも関わらず、結局はトニー・スタークが作ったものを作り直しているに過ぎないとの指摘。加えてリリが他のキャラクターのセリフで「天才」である事を繰り返し強調される事を嫌うコメントも見受けられます。

リリがトニー・スタークを越えられるかという作品に対する疑問には「期待を低く保って失望しないように備える」ともコメントされています。

これらの低評価の大半は若い黒人女性主人公に対する批判や、人種的に多様な俳優、LGBTQIA+の俳優などに対する差別的な意思のあらわれではないかと海外メディアは指摘しています。

日本語版のトレーラーでも高評価1500に対して低評価6000と比率的にはグローバル版よりも酷い状況になっており、作品に対する不安を抱えているファンが多いようです。

「アガサ・オール・アロング」のように公開前の不安を払拭出来る作品になっているのか注目です。

ドラマ「アイアンハート」は映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」の後日譚として、世界に名を刻むことを決意したリリが故郷シカゴに戻り、テクノロジーと魔法が対決する作品。アイアンスーツを製作するという彼女の独自のアプローチは素晴らしくも、その野望を追求する中で、彼女は謎めいていながらも魅力的なパーカー・ロビンス、通称「ザ・フッド」と出会うことになります。

「アイアンハート」は「ブラックパンサー」シリーズのライアン・クーグラー監督が製作総指揮を担当、脚本は「スノーピアサー」のチナカ・ホッジさんが執筆。

アンソニー・ラモスさんがヴィランのザ・フッド(ザ・フード)を演じる他、「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」のオールデン・エアエンライクさんがジークを演じるとも。その他、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」からMIT職員役のジム・ラッシュさんが再登場します。

ドラマ「アイアンハート」は 2025年6月24日 より米国でディズニープラスで初回3話配信予定です。

ドラマ「アイアンハート」の見どころは「ストリートと魔法の融合」、プロデューサーが異色の組み合わせについて語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」のプロデューサーを務める「ブラックパンサー」のライアン・クーグラー監督が、本作がこれまでのMCUドラマとはかなり異なると語っています。

ライアン・クーグラーさんは「リリは間違いなく、『デアデビル』のようなストリートレベルのドラマと対比される存在です」とし、「ヒーローもヴィランも、それぞれの持ち場でどうにかしようと奮闘するキャラクターたちです。そこに、ドクター・ストレンジやワンダヴィジョンに出てきそうな、神秘的なマーベルのキャラクターたちが加わるんです。ストリートレベルの魔法のようなマーベルの融合は、かなりクレイジーな組み合わせです。」と見どころを語りました。

本作のヴィランとされるザ・フッド(ザ・フード)はコミックでは悪魔から盗んだ魔法のアイテムを駆使するキャラで、メフィストがこのドラマに登場するのではないかとも噂されています。

映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」の後日譚となるドラマ「アイアンハート」では、世界に名を刻むことを決意したリリが故郷シカゴに戻り、テクノロジーと魔法が対決する作品。アイアンスーツを製作するという彼女の独自のアプローチは素晴らしくも、その野望を追求する中で、彼女は謎めいていながらも魅力的なパーカー・ロビンス、通称「ザ・フッド」と出会うことになります。

「アイアンハート」は「ブラックパンサー」シリーズのライアン・クーグラー監督が製作総指揮を担当、脚本は「スノーピアサー」のチナカ・ホッジさんが執筆。

アンソニー・ラモスさんがヴィランのザ・フッド(ザ・フード)を演じる他、「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」のオールデン・エアエンライクさんがジークを演じるとも。その他、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」からMIT職員役のジム・ラッシュさんが再登場します。

ドラマ「アイアンハート」は 2025年6月24日 より米国でディズニープラスで初回3話配信予定です。

ソース:CBM

「アイアンハート」、「ワンダーマン」のシーズン2は様子見、スタジオ幹部がドラマ事業再編に言及

マーベル・スタジオのストリーミング、テレビ、アニメーション部門責任者を務めるブラッド・ウィンダーバウムさんが、昨夜予告が公開されたばかり「アイアンハート」のシーズン2や、「ヴィジョン」の次の作品から始まるとされる事業再編について語りました。

海外メディア THR のレポートによると、「アイアンハート」は全6話で、「ワンダーマン」は1話30分の全8話構成。これらの番組のシーズン2については「様子見」の姿勢を見せていると言います。

ディズニーとマーベル・スタジオは現在撮影中とされるドラマ「ヴィジョン」を最後にして、その次の作品からは映画に登場したメインキャラクターのドラマへの投入を避ける事、そして複数シーズン制を念頭に置いた開発をしていくと以前に報じられていました。

「アイアンハート」と「ワンダーマン」はこの事業再編計画よりも前に開発がスタートした作品であり、現時点でこの2作品は対象外となっているようです。この再編計画についてウィンダーバウムさんは次のように語りました。

有名キャラクターを起用したドラマの場合、シーズン2の制作は本当に大変でした。ドラマの利益率は低いですからね。

この発言は「ホークアイ」シーズン2からジェレミー・レナーさんが降板したという報道をフォローしているようでもありますが、MCUドラマにおいて映画スターの続投は大きなネックとなっていたのでしょうか。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-hawkeye-s2-surprising-offer-reason-rumor/”]

しかしながら映画のキャラクターがドラマに全く登場しないというわけではないようで、MCUらしいカメオ出演は常に起こり得る事を明確にしました。

将来を見据えると、アベンジャーズの大物キャラクターは登場しなくなるのでしょうか?いいえ。彼らはドラマのメインキャラクターではないかもしれませんが、それでも登場することはあります。

MCU全体のストーリーを知らなくても、これらのドラマを単独で見ることはできるはずです。しかし、もし映画とドラマがつながっていないなら、MCUをMCUたらしめているものを断ち切ることになります。

ドラマはドラマ単体で楽しめる設計にしつつも、これまで同様にMCUらしい繋がりを維持するというバランスの難しさに挑戦していく事になるようです。

これらの事業再編計画がどのような形になってファンの前に出てくるかはまだ不明な点も多いですが、この影響を大きく受けると予想される若手世代のアベンジャーズのプロジェクトとなる「チャンピオンズ」あるいは「ヤング・アベンジャーズ」とされるドラマがどうなっていくのか注目です。

ソース:Krysten Ritter Joins ‘Daredevil: Born Again’ Season 2, Reprising Jessica Jones

ドラマ「アイアンハート」のトレーラーが公開、ヴィランもチラ見せ

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」の予告映像が予告どおり公開されました。映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」以来の再登場となるリリ・ウィリアムズを主人公として、アイアンハートとしての物語を描いていくドラマとなっています。

「ワカンダ・フォーエバー」の撮影に入る前に、アイアンマン/トニー・スターク役のロバート・ダウニー・Jrさんからエールを貰ったと、2年前のインタビューで明かしていたドミニク・ソーンさん。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-black-panther-2-iron-heart-rdj/”]

また、RDJさんとの初対面について、最近の Empire とのインタビューで明かしています。

「RDJとお話ししたのは、ドラマの撮影を終えた直後でした。私が歩んでいる道のりに、とても温かい言葉をかけてくださいました。彼がどれだけ嬉しく感じているか、そして私を応援してくれているかを。私は両手の親指を立てました。自分がアイアンマンを困らせていないとわかって、本当にほっとしたんです。」

コミックとは異なってアイアンマンとアイアンハートは師弟関係にはないですが、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」で顔を合わせることになるのかも注目です。

「アイアンハート」は「ブラックパンサー」シリーズのライアン・クーグラー監督が製作総指揮を担当、脚本は「スノーピアサー」のチナカ・ホッジさんが執筆。

アンソニー・ラモスさんがヴィランのザ・フッド(ザ・フード)を演じる他、「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」のオールデン・エアエンライクさんがジークを演じるとも。その他、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」からMIT職員役のジム・ラッシュさんが再登場します。

ドラマ「アイアンハート」は 2025年6月24日 より米国でディズニープラスで初回3話配信予定です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2にジェシカ・ジョーンズ再登場が公式発表

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2にクリステン・リッターさんが演じるジェシカ・ジョーンズが再登場すると、海外メディア THR が報じました。

記事によると、火曜日にディズニーが広告主向けに行った事前プレゼンテーションのマーベルセクションでこれが発表されたとの事。この THR の記事を米マーベル・スタジオのXがリポストする形で、公に認めました。

長らく噂されていたジェシカ・ジョーンズの再登場ですが、シーズン2配信までの約1年間、この噂をひっぱる事はせずに公式発表という形に。しかしこの噂が認められた事で、ルーク・ケイジとアイアンフィストの将来について注目が集まっています。

シーズン2にディフェンダーズ全員が揃う事になるのかどうか、続報があり次第またお知らせする事になります。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて再登場しています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで配信中です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中。シーズン2は 2026年3月、米ディズニープラスで配信予定です。

ソース:Krysten Ritter Joins ‘Daredevil: Born Again’ Season 2, Reprising Jessica Jones

ドラマ「アイアンハート」のトレーラーが今日明日公開へ、予告の予告動画が公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」のトレーラーが明日公開になると、公式が予告しました。マーベルはドラマの予告の予告動画となる「Legacy of Riri Williams」を公開、エグゼクティブプロデューサーを務める「ブラックパンサー」のライアン・クーグラー監督がインタビューで興奮を伝えています。

新映像満載の今回の動画ではコミックのアイアンハート/リリ・ウィリアムズに触れつつ、クーグラーEPは「2016年にコミックが発売された時、業界中に話題が広がりました。大興奮したのを覚えています。」とコメント。それまではX-MENの大ファンだったとも語り、先日報道されたMCUの「X-MEN」の噂にタイミングよく触れる形となりました。

同じくエグゼクティブプロデューサーを務めるマーベル・テレビジョンのブラッド・ウィンダーバウムさんは「これはアイアンマンの地位を継ぐ物語ではありません。むしろその逆です。」とし、もう一人のエグゼクティブプロデューサーを務めるゾーイ・ナーゲルハウトさんは「彼女が自分自身を証明し、彼女自身の伝説を達成する物語です。」と説明しました。

クーグラーEPは「アイアンハートに興奮しています。人々がとても愛するこの物語をお届けする機会を得られた事を本当に光栄に思っています。」とコメントし、動画の最後に「TRAILER TOMORROW」と表示して、トレーラーが明日公開になる事を予告しました。

時差を考慮すると日本の今日の正午ごろから夕方には向こうで0時を過ぎる事になるため、日本時間の今日から明日にかけてのどこかで公式トレーラーが公開される事になりそうです。

ドラマ「アイアンハート」は 2025年6月24日 に米ディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」、チャーリー・コックスさんが死者蘇生に関して「なんでもあり得る」とコメント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」では、主人公マット・マードックの親友であるフォギーが命を落とすこととなりましたが、現在シーズン2の撮影に入っているマット役のチャーリー・コックスさんが、死者が蘇る可能性についてコメントしました。

ジミー・キンメル・ライブ!の中で「死んだキャラが戻って来る事ってある?」と質問されたチャーリー・コックスさんが「何でもあり得ますよ」と回答するクリップがオンライン上に投稿されています。

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これがフォギー・ネルソンが戻って来る事を指しているかは不明ですが、プロデューサーはフォギーを演じるエルデン・ヘンソンさんがシーズン2にもいる事を以前から明かしていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-daredevil-born-again-s2-confirmed-to-return-karen-and-foggy/”]

コミックのフォギーはドラマと同様の展開の中でそもそも死んでおらず、再び命を狙われる事を考慮して「死んだと見せかけ」て暗殺者と黒幕から身を隠していました。

また、デアデビルの世界観にあうかどうかは別として、マーベル・ユニバースにはそもそも魔法、秘薬、超技術、そして神などの存在もあり、チャーリー・コックスさんが言うように何でもありな状態であるのは確かです。

フォギーはコミックのように死を偽装していて戻ってくるのか、それとも実際に死んだ上で何らかの手段で戻って来る事になるのか、シーズン2の流れにも注目です。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて再登場しています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中。シーズン2は 2026年3月、米ディズニープラスで配信予定です。