ドラマ「エージェント・オブ・シールド」脚本家がデイジー・ジョンソン復活の噂にコメント

先日報じられたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)にデイジー・ジョンソンが合流するというニュースに対して、映画「アベンジャーズ」やドラマ「エージェント・オブ・シールド」の制作に参加していたモーリサ・タンチャローエンさんがSNS上で反応を見せました。

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ニュースの一文を引用しつつ「(前略)AoSのクリエイティブ・チームも祝福しています。」という部分を引き合いに、「うーん、『祝福』?最初に聞いたのは・・・」と祝福したという事実がない事を明かしました。

今回のタンチャローエンさんの投稿は噂を直接否定するものではありませんが、少しトーンダウンさせているのは否めません。

タンチャローエンさんは確かに「アベンジャーズ」と「エージェント・オブ・シールド」に深く関わってきた人物ですが、最新のMCUプロジェクトについての関与は不明で、たとえ関与があっても真実を語るかどうかはまた別の問題です。

前回のこの報道後に開催されたコミコンではデアデビルが新たなソロシリーズを手に入れた事が発表され、クエイク/デイジー・ジョンソンの復活に対するファンの期待も高まっています。

デイジー・ジョンソンの復活についてはまだしばらくどちらとも言えない状態が続くことになりそうで、S.H.I.E.L.D.のエージェント達が活躍したコミックを実写化したドラマ「シークレット・インベージョン」にて最初の答え合わせの機会となりそうです。

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」は全シーズンディズニープラスで配信中。ドラマ「シークレット・インベージョン」は2023年春にディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「シークレット・インベージョン」、先日のオリビア・コールマンさんの報道についてそうではないと報じられる

先日、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」にキャスティングされているオリビア・コールマンさんがユニオンジャックを演じると報道された事に対して、海外スクーパーのCanWeGetSomeToast氏がそうではないと否定しました。

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CWGST氏は先日の Illuminerdi の記事を引用しつつ「彼女はユニオンジャックではありません。姓がファルスワースなのでユニオンジャックの性別を変更したものだと思い込む理由は分かりますが、そうではありません」と否定の投稿をしました。

投稿はこれが全文なためこれ以上の情報は得られませんが、言葉通りであればオリビア・コールマンさんが演じるのがファルスワースというキャラクターであるのは間違いないようで、しかしコミックのユニオンジャックではないと言う事。

作品タイトルにもあるように、とても「シークレット」な性質の高いこの作品。オリビア・コールマンさんは実際に何を演じるのか、まだしばらく秘密な状態が続くことになりそうです。

ドラマ「シークレット・インベージョン」は2023年春にディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「シークレット・インベージョン」、オリビア・コールマンさんの役柄が判明か

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」にキャスティングされているオリビア・コールマンさんのキャラクターが判明したと、海外メディア Illuminerdi が報じました。

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Illuminerdiは、「私たちの情報源によると、オリビア・コールマンは、シークレット・インベージョンで、ファルスワース、別名ユニオンジャックとして知られているキャラクターを演じます。彼女がプレイするユニオンジャックのバージョンや、彼女のキャラクターのバックストーリーが何であるかはわかりませんが、これは興味深いキャスティングの開発です。」との事で、コミックに何人か登場するユニオンジャックのうちの一人を演じると伝えています。

「シークレット・インベージョン」のコミックではユニオンジャック/ジョセフ・チャップマンが登場し、英国のヒーロー達とともにスクラルと戦いました。

コミックには3人のユニオンジャックが存在し、ジェームズ・モントゴメリー・ファルスワース、彼の息子ブライアン・ファルスワース、そしてジェームズの孫とブライアンの甥の友人であるジョセフ・チャップマンとなっています。

ジェームズ・モントゴメリー・ファルスワースは、映画「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」でハウリングコマンドーズのメンバーとしてすでにMCUに参加していますが、これが「シークレット・インベージョン」のユニオンジャックのストーリーにどう影響を与えるかどうかはまだわからないとも伝えています。

※画像左端の人物がJJ・フィールドさん演じるジェームズ・モントゴメリー・ファルスワース

©MARVEL,Disney

コミックのユニオンジャックはいずれも男性で、キャプテン・アメリカとタッグを組む事もしばしばあるヒーロー。MCUではこれを女性にする事で、キャプテン・カーターとのコンビネーションが「ホワット・イフ」などへ展開していく事も期待出来るかもしれません。

また、ユニオンジャックはコミックで吸血鬼とも戦っている事から、今後登場するブレイドとの相性もよく、MCUではイギリスに設定されているムーンナイトを加えてのチームアップなどにも期待できそうです。

以前にはユニオンジャックのキャスティングとしてジェイソン・ステイサムさんの名前が報じられたこともありますが、今回の報道とあわせて今後の行方には要注目です。

ドラマ「シークレット・インベージョン」は2023年春にディズニープラスで配信予定です。

ソース:SECRET INVASION: OLIVIA COLMAN PLAYING UNION JACK IN NEW MCU SERIES: EXCLUSIVE

アニメ「スパイダーマン:フレッシュマン・イヤー」はやはり「シビルウォー」までを描くという

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「スパイダーマン:フレッシュマン・イヤー」のプロデューサーを務めるブラッド・ウィンダーバウムさんが海外メディア Comicbook.com のフェーズゼロポッドキャストに出演し、先日公開されたファーストルックに対するファンの疑問にヒントを出しました。

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公開された画像には、デアデビルやドクター・ストレンジ、ノーマン・オズボーンなどが登場していた事から、多くのファンはこれが一体何の話を描くのか混乱していました。

本作が発表された2021年末の説明では、MCUのピーター・パーカーがスパイダーマンになるまでを描くという事で「シビルウォー/キャプテン・アメリカ」以前の話になると考えられていました。

今回、ウィンダーバウムさんはこの疑問について以下のように述べています。

壊れたブルーレイプレイヤーをゴミ箱から取ってきたピーターが、トニー・スタークが待っている自分のアパートに入り、スターク・インダストリーズのインターンシップと称してベルリンに連れて行ってもらうところまでです。しかし、マルチバースでは新しいランダムな出来事が起こるため、そこで彼を待っていたのはトニー・スタークではなく、ノーマン・オズボーンでした。それはノーマン・オズボーンであり、それが彼の人生を思いがけない軌道に乗せ、マーベル・ユニバースの多くの思いがけないキャラクターと衝突させるのです。

つまり時系列としては当初の説明どおり「シビルウォー」までを描いた作品としながらも、マルチバースが絡んでくる物語になるとの事。

そのため、「シビルウォー」には登場していないドクター・ストレンジやデアデビル、ニコ・ミノルたちとも出会う事になるようです。

この作品が神聖時間軸、Earth-616と接続された物語なのか、それとも「ホワット・イフ」シリーズのように別のマルチバースを舞台とした物語なのか、今後の情報には要注目です。

アニメ「スパイダーマン:フレッシュマン・イヤー」は2024年に米ディズニープラスで配信予定です。

ソース:How Spider-Man: Freshman Year Fits Into MCU Revealed (Exclusive)

MCU版「X-MEN」は2025年以降まで来ない?権利関係の問題があると報じられる

先日開催されたサンディエゴ・コミコン2022ではマーベル・スタジオが2026年までのロードマップを公開し、アベンジャーズ新作映画2本を含む大きな発表となりました。その一方で「デッドプール3」や「X-MEN」についての情報公開がなく、FOXのマーベル映画ファンにとっては少し物足りないものとなっていました。この事について、ジャーナリストのデビン・ファラシ氏は「まだ権利の問題が残っている」と報じています。

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記事によるとファラシ氏は「ミズ・マーベルの最後にミュータントが登場したにもかかわらず、フェーズ5にはミュータント映画がありません。その理由はわかっています。しばらく時間がかかるんです。個々のミュータントはいるかもしれませんし、ある種の興味を示す他のキャラクターもいるかもしれません。理由は、FOXのものは2025年まで契約状況が有効なんです。だから、もし彼らがそれらの俳優を使いたくないのなら、その契約がすべて切れるまで待たなければならないんです。」と述べています。

ファラシ氏のこの発言によると、FOXのマーベル映画に登場したキャラクターは俳優とセットになっており、2025年まではキャスティングの変更が出来ないとの事。

つまり、映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のプロフェッサーXとして登場したパトリック・スチュワートさんや、現在制作が行われている「デッドプール3」を演じるライアン・レイノルズさんは、FOX版と同様のキャスティングである事からこの契約内容に違反しないのだと言います。

そしてFOXのマーベル映画に登場した事がないミュータントに関しても、イマン・ヴェラーニさんが演じたミズ・マーベルや、「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」でテノッチ・ウエルタさんが演じるネイモア・ザ・サブマリナーのように問題なく使用できると説明しました。

さらにファラシ氏は「彼らは契約が終了する2025年に公開する作品があれば、彼らはそれを発表するでしょう。でも、実際には契約終了まで制作に入れないと思います。だから、発表すらできないんです。つまり、ミュータントはフェーズ7にならないと出てこないんです。マルチバース・サーガが終わった後に登場するミュータントがいるはずです。」と説明しました。

今回のファラシ氏の言葉を信用するのであれば、要するに契約がクリアになる前に制作を始めることはほぼ不可能だという事であり、契約終了後、即制作に移れたとしてもいいところ2026年中盤から後半、実際は2027年以降でなければ新たなX-MENが登場する事は出来ないのかもしれません。

一方でデッドプールやプロフェッサーXのような形なら問題ないとの事で、特に「デッドプール2」に登場したコロッサスやドミノ、ユキオやケーブルといったキャラクターたちはキャストがそのままであれば引き続き登場可能なようです。

ソース:MCU Rumor Reveals When the X-Men Reboot Will Release

ドラマ「シーハルク」の新予告「I’m a Hulk」のイースターエッグが話題に

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」の新たな予告「I’m a Hulk」が公開され、その中にゴーストライダーのイースターエッグがあるのではないかと話題になっています。

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話題になっているのはトレーラーの1分51秒あたりでウォンがモンスターと闘う一瞬のシーンの中に、ジョニー・ブレイズのポスターが含まれているのではないかと言うものです。

©MARVEL,Disney

これについて海外スクーパーのチャールズ・マーフィー氏はこれはジョニー・ブレイズではなく「ドニー・ブレイズ」と書かれていると指摘しています。

確かに名前の後半は「BLAZE」と書かれているようですが、前半部分は「JOHNNY」だと6文字で、ポスターには5文字しか無いように見えています。このポスターがゴーストライダーとしてのイースターエッグなのか、偶然ブレイズの名を付けられた単なる小道具なのか、現在のところ明確にはなっていません。

個人的にはウォンの後ろに開いたポータルの向こうに雪山が見えるのも気になるところで、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」後のワンダゴアで何らかの後始末をしているのでしょうか?

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」の公式概要は以下のとおりです。

私はジェニファー。ヒーローじゃない。弁護士です――
本作の主人公は、地方検事としてバリバリ働く、ジェニファー・ウォルターズ。 彼女のささやかな願いは、ただ普通に仕事と恋を楽しむこと。 しかし、ある事故をきっかけに、突然“シー・ハルク”の力を手にしてしまった…。

解禁された予告編では、手に入れてしまった力をコントロールするため、ハルクから直々に訓練を受けるジェニファーの姿がうかがえる。 その後は超人専門弁護士に抜擢され、アボミネーションやウォンなど、顧客となる様々なマーベル・ヒーローやヴィランによる騒動への対応に追われることに。そんな中、望まずして手に入れた最強の<ハルク>の力を巡る壮大な戦いが水面下で動き出し…?
アベンジャーズ最強の力と、弁護士として最強の頭脳をあわせ持つ“シー・ハルク”による、 前代未聞のリーガルコメディ・アクション、いざ開廷! 

ドラマ「シーハルク」は 2022年8月17日 よりディズニープラスで日米同時配信です。

ドラマ「シーハルク」、新たな写真の公開でコミックのオリジンとの変更点が明らかに

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」の新たなスティルが公開されました。海外メディア Entertainment Tonight が公開したこれらの新たな写真によると、シーハルクのオリジンストーリーはコミックとは少し異なる可能性があるようです。

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公開された写真は以下のようなもの。

©MARVEL,Disney

写真によると、マーク・ラファロさん演じるブルース・バナーとタチアナ・マスラニーさん演じるジェニファー・ウォルターズは車の事故にあい、その際にハルクの血液がジェンの傷口から入り、シーハルクへの変身となる流れを示しているようです。

コミックのシーハルクはジェンが担当した事件のギャングの部下から銃撃され重体となり、その際にブルース・バナーの血液を輸血したことでシーハルクになりました。

今回公開された車両事故が単なる事故なのか、誰かに仕組まれたものかは不明ですが、ハルクの血液による影響という核の部分は残しつつもその経緯には少し変更が加えられているようです。

もう一点気になるのはブルース・バナーで、彼は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」に登場した時と同様に人間の姿に戻っています。バナーとハルクの状態については不明なままの部分が多いですが、これらについても本作で言及されるのでしょうか。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」の公式概要は以下のとおりです。

私はジェニファー。ヒーローじゃない。弁護士です――
本作の主人公は、地方検事としてバリバリ働く、ジェニファー・ウォルターズ。 彼女のささやかな願いは、ただ普通に仕事と恋を楽しむこと。 しかし、ある事故をきっかけに、突然“シー・ハルク”の力を手にしてしまった…。

解禁された予告編では、手に入れてしまった力をコントロールするため、ハルクから直々に訓練を受けるジェニファーの姿がうかがえる。 その後は超人専門弁護士に抜擢され、アボミネーションやウォンなど、顧客となる様々なマーベル・ヒーローやヴィランによる騒動への対応に追われることに。そんな中、望まずして手に入れた最強の<ハルク>の力を巡る壮大な戦いが水面下で動き出し…?
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ドラマ「シーハルク」は 2022年8月17日 よりディズニープラスで日米同時配信です。

ソース:New She-Hulk Photos Reveal Surprising Change to MCU Hero’s Origin Story

ミス・ミニッツ声優タラ・ストロングさんが「ロキ」シーズン2へのリターンを認める

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン1でミス・ミニッツの声を担当したタラ・ストロングさんが、同作シーズン2へ戻る事を認めました。ストロングさんは海外メディア Popverse とのインタビューの中で、この事を明かしています。

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シーズン2の収録をしたか質問されたストロングさんは「収録はまだですが、ネタバレすると彼女も登場しますよ!それは分かってます」と返答しました。

ミス・ミニッツは「ロキ」シーズン1でロキを逮捕したTVA(Time Variance Authority:時間変異取締局)のマスコットとして登場し、シーズンの序盤は説明などのサポートとしてロキの近くにいました。しかし物語が続くにつれ状況は変化し、最終的には黒幕とのつながりが描かれていました。

シーズン1のケイト・ヘロン監督はミス・ミニッツを「彼女は悪魔のような存在だった」と語っており、シーズン1の最終話では激しい戦闘シーンの計画があったことも明かしています。

シーズン2に登場するミス・ミニッツが変異体ではなくシーズン1と同一であれば、今度こそロキ達と正面衝突する事になるかもしれません。

主演のトム・ヒドルストンさんは「シーズン2にはすべてのキャストが戻る」と明かしており、その言葉通りに今回はミス・ミニッツのリターンが確認されました。

シーズン2は7月から撮影に入っている事が判明しており、その現場からはオーウェン・ウィルソンさん演じるメビウスの姿や、シルヴィを演じるソフィア・ディ・マルティーノさんの姿が確認されています。また、TVAの判事ラヴォーナ・レンスレイヤーを演じたググ・バサ=ローさんも復帰を認めています。

現在のところ、ハンターB15を演じたウンミ・モサクさんやハンターC20を演じたサッシャ・レインさん、在り続ける者を演じたジョナサン・メジャースさんたちの復帰は確認されていません。

また、新キャストとしてラファエル・カザルさんの起用が報じられており、撮影現場でも目撃されています。

ドラマ「ロキ」シーズン2は 2023年夏にディズニープラスで配信予定です。

ソース:Miss Minutes will be back for Loki season 2, confirms Tara Strong

ケヴィン・ファイギ社長がMCUフェーズ6までの発表を行った理由を明かす

2019年のサンディエゴ・コミコンに登場したマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のフェーズ4に関する映画とドラマの発表を行いましたが、今年はより多くの情報が明らかになりました。この理由について、コミコンのバックステージで海外メディア ET とのインタビューに応じたファイギ社長が直々に説明しました。

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ファイギ社長はMCUのフェーズ3までと、フェーズ4以降のリズムの違いについて次のように話しました。

というのも、今、私たちは少し違ったリズムで動いているんです。フェーズ1、2、3は、より多くの年数にわたって、より少ないプロジェクトでした。今は、Disney+でできるようになった素晴らしいシリーズを中心に、より少ない年数でより多くのプロジェクトを行っています。

そして、アベンジャーズ映画の位置づけもこれまでとは異なっている事を説明しました。

そして、人々に知らせる必要があると感じました。人々は、いつアベンジャーズが来てフェーズを締めくくるのかという目安を持っていましたが、今日、マルチバース・サーガとアベンジャーズ2作で締めくくることを発表したことは、共有すべきことだと感じました。

今回の発表により、フェーズ4を締めくくる映画は「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」となり、フェーズ5を締めくくる映画は2024年7月26日公開予定の「サンダーボルツ」という事になりました。そしてフェーズ6のラストを飾るのが2025年11月7日公開予定の映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」です。その後、2026年2月13日公開予定のタイトル未定の映画をもってフェーズ7が始まることになっています。

SDCC2022のステージにはケヴィン・ファイギ社長と共に、「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」、「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」、「シークレット・インベージョン」、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」のキャストとスタッフが登場し、感情的なシーンもあったと言います。

ファイギ社長は2019年のステージを「最後にあのステージに集まった時はチャド(チャドウィック・ボーズマン)も一緒だった」と振り返った後、「ワカンダフォーエバーがブラックパンサー1作目と同じレベルの喜びとインスピレーションをもたらすだけでなく、チャドが我々だけでなく、世界にもたらしたものへの賛辞であることが重要です。」と述べました。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は 2022年11月11日 公開予定です。

ソース:Kevin Feige on Why He Announced Phase 6 at San Diego Comic-Con 2022 (Exclusive)

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」、2ndトレーラーのチェックポイント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」の第2弾予告が公開され、色々と新たな映像が含まれていました。今回は3分近いこのトレーラーからチェックしておくべき気になるポイントをピックアップして、予想や考察、イースターエッグをお届けします。

※これより先は「シーハルク:ザ・アトーニー」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

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検事なのか弁護士なのか

Youtubeで公開されたトレーラーの概要では以下のように紹介されています。

私はジェニファー。ヒーローじゃない。弁護士です―― 本作の主人公は、地方検事としてバリバリ働く、ジェニファー・ウォルターズ。 彼女のささやかな願いは、ただ普通に仕事と恋を楽しむこと。 しかし、ある事故をきっかけに、突然“シー・ハルク”の力を手にしてしまった…。 解禁された予告編では、手に入れてしまった力をコントロールするため、ハルクから直々に訓練を受けるジェニファーの姿がうかがえる。 その後は超人専門弁護士に抜擢され、アボミネーションやウォンなど、顧客となる様々なマーベル・ヒーローやヴィランによる騒動への対応に追われることに。そんな中、望まずして手に入れた最強の<ハルク>の力を巡る壮大な戦いが水面下で動き出し…?

そしてTwitterでは以下の通り。

日本の公式サイトでは「アベンジャーズ最強の力と、弁護士として最強の頭脳をあわせ持つ、天下無双のマーベル・ヒーロー<シー・ハルク>」と書かれています。

これら3つを総合して、ドラマスタート時点では地方検事で、話が進むに連れて弁護士になるという事でしょうか?これは見てみないことにはちょっと分かりません。

コミックのシーハルクは一時的に地方検事を務めたこともありますが、基本的には弁護士です。

親友はスパンデックス

スパンデックスとは、水着などに使われる伸縮性の高い弾性繊維素材のこと。

ハルクことブルース・バナーは2010年公開の「インクレディブル・ハルク」で変身するようになってからというもの、変身のたびに服がやぶれるというある種の大惨事に見舞われています。劇中でブルースは露店でスパンデックスのズボンを購入し、少なくとも下半身だけは丸出しにならずに済むように対処するようになりました。

ジェニファーがシーハルクになってしまった以上、まずは服をスパンデックスにして、ジェニファーの場合は上半身もケアする必要が出てくるでしょう。

ヒーローとしての特訓と嫉妬

バランス感覚が大切だと説明するブルース・バナーを前に、なんなくやって見せるジェニファー。そしてハルクスマッシュやサンダークラップといった必殺技までも、軽々とやってのけてしまいます。

そして法律家として立派に社会生活を送り、マスコミやファンにもヒーローとして注目される様子が描かれ、もっとも重要なポイントとして、ジェニファーはシーハルクになってもコントロールを失いません。

「インクレディブル・ハルク」から「アベンジャーズ/エンドゲーム」までの間ずっと苦しんできたブルース・バナーとは大違いで、二人のこの違いはコミックと同様になっています。

「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」では人々から恐怖の目で見られたハルクでしたが、なんでも上手くこなしてしまうジェニファーに嫉妬したのか、予告の後半ではシーハルクを崖から突き落としてしまいます。

第4の壁

コミックのシーハルク同様に、トレーラーでも第4の壁を破る様子が描かれています。

第4の壁とはもともと舞台と観客を隔てる一線の事で、想像上の見えない壁の事。そこから派生して漫画なら紙面であり、映像作品なら画面を越えて、登場人物が観客に話しかけたり、外の世界(現実世界)について語る事を「第4の壁を破る」と表現します。

「法の世界に戻りたいなら尊重するよ」というブルースに対して、ジェニファーは「あれは本心じゃないわ」とカメラ目線で視聴者に語りかけ、第4の壁を破っています。

マーベルキャラクターで同様のことをするのはデッドプールが代表的で、日本の漫画では「こち亀」の両津勘吉や部長など多数のキャラクターや「Dr.スランプ」や「ドラえもん」の登場人物、「勇者ヨシヒコ」のメレブなどが度々見せています。

フロッグマン

ファーストトレーラーにも登場していたフロッグマンらしきキャラクター。

©MARVEL,Disney

コミックのフロッグマンはユージーン・パティリオという少年。父ヴィンセントが自ら発明したフロッグスーツを着て悪事を働き、デアデビルによって投獄された後、自宅でスーツを発見したユージーンはこのスーツで善行を積んでいく事で父の汚名を雪ごうとするのでした。

アイアンマンやドクター・ドゥームの発明に比べるとスーツは本当にレベルが低く、別に大した能力もありませんが、コミック・リリーフキャラの強みか、意外と活躍するキャラクターです。

MCU版ではどのようなキャラクターになるか注目です。次のシーンで窓から飛び降りているのはヴィンセントなのでしょうか。

超人法専門部署

年配男性がジェニファーを案内するシーンは前回のトレーラーにもあったものですが、そのヴィジュアルやセリフが変更されているようです。

左が1stトレーラーで、右が2ndトレーラーの画像です。

©MARVEL,Disney

前回は人間状態のジェニファーに「君にこの部署の顔になってもらいたい」と話していますが、今回のトレーラーではシーハルクになったジェニファーに「シーハルクにこの部署の顔になってもらいたい」と、シーハルクである事の必要性を強調しているようです。これは日本語字幕だけでなく英語音声も変更されています。

ナマステ

投獄されているエミル・ブロンスキーと面会するジェニファー。エミルは人間の姿で「ナマステ」と挨拶してきます。

ナマステといえばインドやネパールで使われる挨拶で、ヨガのレッスンの始めと終わりにもよく使われています。

エミルは人間状態を維持するため、アボミネーションに変化しないために、「インクレディブル・ハルク」のブルース・バナーと同様にヨガをしているのかもしれません。

KZYO12

MCUの架空のニュース番組といえば「WHiH」局の「ニュースフロント」が映画「インクレディブル・ハルク」で登場して以降、ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の1話アニメ「ホワット・イフ」シーズン1の4話でも登場し、映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の削除シーンでも登場しています。

しかし今回は「KZYO12」という番組が登場しています。

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ティターニア

本作のヴィランの一人ティターニアの登場時間がわずかに増え、肉眼でも確認しやすくなりました。

©MARVEL,Disney

コミックの衣装と違いすぎるとして一時期批判されていましたが、俳優さんを批判するのはお門違いです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-she-hulk-jameela-jamil-reaction/”]

違いすぎるというのはこれぐらい変更された場合を指すべきだと思います。

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トラックスーツマフィア

シーハルクとティターニアのライブ配信にはドラマ「ホークアイ」のトラックスーツマフィアも大興奮。

「she hulk is hot , bro」とハートマークまでつけてそのセクシーさに魅了されています。

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ソーサラー・スプリームのウォン

ポータルから現れたウォンはジェニファーに「この世界は滅亡においやられている」と告げています。「シーハルク」の時系列はまだ明らかになっていませんが、MCUの現在であるならば最近起きたイベント、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」におけるインカージョンを指しているのでしょうか?

「私は弁護士だから本に従います」と言うジェニファーに「ヴィシャンティの書?」と伝説の書物を引き合いに出すウォンですが、通じるはずもありません。

ウォンはこの後に表示される魔法の小手とフレイルのような武器を持つ人物を追っているのでしょうか?

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ダメージコントロール

ドラマ「ミズ・マーベル」で本格的に厄介者になりつつあるダメージコントロール。

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今回も主人公の前に邪魔者として登場するのでしょうか?

TODAY IS TODAY

カウンセリングルームのような一室で語るジェニファーの後ろには「TODAY IS TODAY」と書かれています。

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その下にはエミル・ブロンスキーと名前が書かれてあり、彼もこの部屋で心を鎮めているのかもしれません。

エル・アギラとマン・ブル

同じ部屋と思しきシーンではコミックに登場するキャラクターがもとになっていると思われる二人のキャラクターが表示されています。

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左側のキャラクターはコミックのエル・アギラの外観に似ています。エル・アギラことアレハンドロ・モントーヤは生体電気エネルギーを操るヒーローミュータント。「ミズ・マーベル」の最終話を受けて、彼がミュータントとして紹介されるかどうかは不明です。

右側のキャラクターはマン・ブルことウィリアム・トーレンスを示しているかもしれません。マン・ブルはコミック「デアデビル」に登場したヴィランのひとりで、血清によってミノタウロスのような身体とパワーを持つ怪物へと変貌しました。現状では外観がそこまで似ているわけでもなく、今の所は彼がマン・ブルかもしれないという可能性のひとつに過ぎません。

デアデビル?

予告の最後ではアクロバティックな登場をする一人の人物が顔を見せること無くフェードしていきます。

©MARVEL,Disney

その動きからしてデアデビルのようであり、手にしているのもビリークラブのように見えます。

そして顔が見えずに終わる、ヤキモキする部分のお腹を見ると、ネットフリックス版と全く同じデザインである事がわかります。

©MARVEL,Disney

デアデビルといえば赤いコスチュームが思い浮かびますが、今回のトレーラーの黄色と赤というコスチュームもコミックで着用していた事があり、これがデアデビルでなければ他に誰なんだという印象です。

MCUでは映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」にデアデビルの昼の姿である弁護士マット・マードックが登場し、先日のコミコンではドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」が2024年に全18話で配信に向けて制作することが発表されました。

おそらくはネットフリックス版と「ノー・ウェイ・ホーム」に引き続いてチャーリー・コックスさん演じるデアデビルという事になるでしょうが、ウォンもいることですしマルチバースからのデアデビルという可能性も捨てきれません。

シーハルクもデアデビルも同じ弁護士ですが、法律に則って悪人を裁こうと奮闘するシーハルクと違い、デアデビルは法で裁けない悪を人知れず裁くキャラクターです。二人共人助けを目的として活動していますがその手段は大きく違い、意見が大きく対立する可能性があります。


ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」の公式概要は以下のとおりです。

私はジェニファー。ヒーローじゃない。弁護士です――
本作の主人公は、地方検事としてバリバリ働く、ジェニファー・ウォルターズ。 彼女のささやかな願いは、ただ普通に仕事と恋を楽しむこと。 しかし、ある事故をきっかけに、突然“シー・ハルク”の力を手にしてしまった…。

解禁された予告編では、手に入れてしまった力をコントロールするため、ハルクから直々に訓練を受けるジェニファーの姿がうかがえる。 その後は超人専門弁護士に抜擢され、アボミネーションやウォンなど、顧客となる様々なマーベル・ヒーローやヴィランによる騒動への対応に追われることに。そんな中、望まずして手に入れた最強の<ハルク>の力を巡る壮大な戦いが水面下で動き出し…?
アベンジャーズ最強の力と、弁護士として最強の頭脳をあわせ持つ“シー・ハルク”による、 前代未聞のリーガルコメディ・アクション、いざ開廷! 

ドラマ「シーハルク」は 2022年8月17日 よりディズニープラスで日米同時配信です。