映画「サンダーボルツ*」、ポストクレジットシーンはわずか一ヶ月前に急遽制作された、監督も別人

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」のジェイク・シュライアー監督が、海外メディア Comicbook.com とのインタビューで、本作のポストクレジットシーンに関する舞台裏を明かしました。

※この記事ではポストクレジットシーンの内容自体には言及していません。

映画のプロモーションインタビューの最中、ポストクレジットシーンについて質問されたシュライアー監督は「あのシーンとエンドロールシーンの具体的な内容は、かなり後になってから固まりました。あれは撮影されたのが…1ヶ月くらい前かな?あそこの人たちはこういうのが得意なんです。」と予想以上に最近作られたものであった事を明かしつつ、スタジオを称賛しました。

そして「あのシーンは私が撮ったものではありません。」とも語り始め、「でも撮影時にそこにいました。今まさに撮影が始まるかもしれない作品のセットから出て来るものなので、観る人にとっては楽しいかもしれません。」と付け加えました。

「でも、あのシーンが実現できて本当に光栄でした。あの終わりの瞬間は、ずっと分かっていました。最初からそうでした。そして、それに応える物語を作り上げていくことだけを考えていたと思います。」

MCUでは1作目の映画「アイアンマン」からほぼ全ての映画で定番となっているポストクレジットシーンですが、一ヶ月前の制作が特別というわけでもありません。

「アベンジャーズ」の1作目は 2012年5月4日 に米公開されていますが、2012年4月11日 のワールドプレミアイベントの段階ではポストクレジットシーンは撮影されておらず、このイベントの後にシャワルマのシーンが撮影され劇場公開バージョンに追加されました。

また、本編とポストクレジットシーンの監督が違うケースも「サンダーボルツ*」が初めてではなく、古くは「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」のポストクレジットシーンを「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のジェームズ・ガン監督が撮影していました。

「サンダーボルツ*」のポストクレジットシーンを誰が撮影したのかはここでは明らかになっていませんが、映画を実際に見た方は何名かの監督候補に予想を絞る事が可能だと思います。

今回のポストクレジットシーンが今後のMCUにどのように繋がっていくのか、世界中のファンが議論を始めています。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わって(ソングバードと噂される)メルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

チームのうち、タスクマスターを除くエレーナ、レッドガーディアン、バッキー、エイヴァ、ジョンの5人とボブは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に再登場する事が発表されています。

映画「サンダーボルツ*」は 2025年5月2日 より劇場公開中です。

映画「サンダーボルツ*」、タスクマスターの結末について監督が語る、別のキャラになる可能性もあった

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」のジェイク・シュライアー監督が、本作に登場するタスクマスター/アントニア・ドレイコフの結末について、その開発プロセスを振り返りながら語りました。

※これより先は「サンダーボルツ*」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

シュライアー監督は、オルガ・キュリレンコさんが演じるタスクマスターを殺した決定は、映画の感情的な緊張感を高めるためだったと明言。多くのMCUファンは、タスクマスターがあまりにも早く、唐突に候補から外されたことに驚きました。

この映画はちょっと血気盛んさが欠けているように感じました。こういう映画は、確かにR指定ではないけれど、役者を抜かしたり、そういう感覚を植え付けたりしなければ、作品に必要な緊張感を本当に与えていると言えるのでしょうか? そうですね、犠牲はありましたし、悲しい犠牲でした… この作品に喜びを感じる事はありませんでした。

監督はファンの気持を汲みながらも、この選択は自分ではなくスタジオの決定だとも明かしました。

マーベルでケヴィン・ファイギやルー・デスポジートと仕事をしていて良かったと思うことの一つは、彼らが恐れを知らず、恐れを感じないということです。彼らは映画にとって正しいと思ったら、思い切って行動することを恐れません。

また、この筋書きはもともとなかったもので、2023年の大規模なストライキがなければタスクマスターが死ぬことはなかっただろうとも語っています。

ストライキの後に決まった事なんです。撮影開始まであと2週間というところでストライキが起こり、撮影が中止になってしまいました。それから1年間アトランタに戻れませんでした。ストライキのせいでロサンゼルスに戻ってストーリーを練り直したり、とにかく…作品作りにここまで迫った後、一歩引いて、自分が作っているものについてじっくり考えることができるなんて、滅多にない経験だと思います。

タスクマスターをいつ退場させるかを決める上ではかなり慎重に検討が重ねられたとし、序盤にもってきた理由について言及。

後半でやろうかとも話しあいましたが、その瞬間の悲しみが映画の残りの部分にも影響し、本当に作らなければならなかったものから観客の気をそらしてしまうように感じました。

監督は彼らが殺し合う事で、彼らのグレーな性質を浮き彫りにするのに役立ったと説明し、タスクマスターの代わりに別の誰かが退場する可能性もあったと明かしました。

そして、もしゴーストがタスクマスターを殺していなければ、タスクマスターがウォーカーにそうしていたでしょう。分かりますか?彼らは皆、そういうことをする境遇にいるんです。それが彼らの仕事です。契約殺人です。だから、ある意味、とても悲しい。そして別のレベルでは、私たちは、これらのキャラクターたちが自分たちがたどり着いた場所を、別の視点から見ているんです。

監督は映画の後半で、エレーナ・ベロワがタスクマスターの運命を振り返るシーンを、物語が彼女の死を認め、「サンダーボルツ*」と「ブラックウィドウ」のつながりをさらに強固にする小さいながらも意味深い方法として指摘しました。

そしてエレーナが後に言ったように、それが少しでも、私たちがこの出来事を気にかけていることを示しているといいのですが、ゴーストが彼女にそれについて尋ねると、彼女はこう答えました。

「ええ、彼女は辛い人生を送ったの。たくさんの人を殺して、いつか私たちも同じように殺されるのよ」

最後に、シュライアー監督は、今作のタスクマスターを難しい役柄とし、それを演じきったオルガ・キュリレンコさんを称賛しました。

だから、気まぐれで殺したとか、何かを犠牲にするとか、そういうことはなるべく言いたくないんです。悲しいことかもしれませんが、死を通して残りのテーマや、他の登場人物たちに何が起こるのかを伝えようとしているんです。この変更に、オルガ(キュリレンコ)は、本当に快く私たちと一緒に撮影に来てくれました。あの状況で、あれをするのは簡単なことではありませんから。

オルガ・キュリレンコさんは映画公開前のインタビューで脚本に大きな変更があった事を明かしつつも、秘密を守り続けていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-task-master-actors-interview/”]

最初のティザー映像が公開された時、多くのファンがこの新しい映画に興奮しましたが、様々な予告が公開されるごとにタスクマスターのシーンが少ない事に気が付き始め、序盤で退場するのではないかと予想するようになっていました。

一部映像では編集しわすれたのか、フェイクとして残していたのか、劇場公開版とは異なる映像も予告には含まれていました。

※上がティザーで下が後期の予告や劇場公開版

©MARVEL,Disney

ブラックウィドウによるドレイコフ将軍暗殺任務の巻き添えになった娘の小さなアントニアは重傷を負い、父親にチップを埋め込まれ身体と心を支配され、生きる兵器とかえられてしまいました。

タスクマスターとして父の思うままに邪魔者を暗殺してきたアントニアでしたが、ナターシャとの戦いでレッドダストを浴びて正気を取り戻し、ようやく自分の人生を生きられるようになりました。

しかしその後は不幸にもヴァルに支配されてしまったようで、「サンダーボルツ*」の冒頭に繋がり、早々に退場する事となりました。

境遇としてはバッキー・バーンズに非常に似ていたタスクマスターでしたが、彼女には(少なくとも映像上では)贖罪の機会も仲間もなく、孤独に舞台を去る報われない結果となってしまいました。

映画「サンダーボルツ*」は 2025年5月2日 より劇場公開中です。

映画「サンダーボルツ*」、プレビュー上映で1150万ドルを記録、予想通り「キャプテン・アメリカ4」を下回る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」が金曜日に劇場公開されましたが、米国で木曜夜にプレ公開された分の興行収入が1150万ドルに到達した事が発表されました。

これは「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」のプレビュー上映の1200万ドルを下回るもので、これについては海外メディアも以前からそう予想していました。

朗報としてはメディアが「サンダーボルツ*」のプレビューは1100万ドルとしていた事で、予想を少し上回る結果を出すことに成功しました。

公開最初の週末3日間での興行収入は「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」が8800万ドルで、「サンダーボルツ*」はこれを下回る 6300万ドル から 7700万ドルが予想されています。

数字は「ブレイブ・ニュー・ワールド」より下がると予想される一方で、映画自体は高評価を獲得。レビューサイトでは「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」と同程度で、近年のMCUで最高の作品だとする声もSNS上で散見されています。

こういった口コミによって興行収入を少しでも押し上げられるのかどうか注目されています。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わって(ソングバードと噂される)メルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

チームのうち、タスクマスターを除くエレーナ、レッドガーディアン、バッキー、エイヴァ、ジョンの5人とボブは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に再登場する事が発表されています。

映画「サンダーボルツ*」は 2025年5月2日 より劇場公開中です。

ソーやシャン・チーが映画「サンダーボルツ*」プライベート上映会でアッセンブル、トニーが新しいアベンジャーズを称賛

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の撮影のためにロンドンに滞在中のシム・リウさんが Instagram を更新。クリス・ヘムズワースさんやロバート・ダウニー・Jrさんらと公開されたばかりの映画「サンダーボルツ*」のプライベート上映会を行ったことを報告しました。

シム・リウさんは「男の子たちと映画ナイト」とコメントを添えて写真を投稿。

シャン・チー役シム・リウさん、アイアンマン/トニー・スターク役あるいはドクター・ドゥーム役ロバート・ダウニー・Jrさん、ソー・オーディンソン役クリス・ヘムズワースさん、キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソン役アンソニー・マッキーさん、アントマン/スコット・ラング役ポール・ラッドさん、エムバク役ウィンストン・デュークさん、ガンビット役と思われるチャニング・テイタムさんらと映画鑑賞したとして、記念写真をファンに届けました。

また、RDJさんもInstagramを更新。

スー・ストーム役のヴァネッサ・カービーさんとザ・シング/ベン・グリム役エボン・モス=バクラックさんを加えた集合写真を投稿。

「オールド・アベンジャーズとのディナーとショー」を楽しんだことを報告し、「ニュー・アベンジャーズ(とボブ)に大きなおめでとう」と称賛し、サンダーボルツのハッシュタグを添えました。

今回の写真に登場した俳優さんたちはいずれも公式発表済みのキャストでありますが、この正式発表になかった俳優さんの姿も撮影現場では目撃されています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”] [nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-2-x-men-casts-in-set/”]

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は先月から撮影が始まり、これが終わると小休止を挟んですぐに「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」の撮影が始まる予定だと監督が明かしていました。日を追う事に今回明らかになった写真以上の俳優さんらが集まる事になります。

映画「サンダーボルツ*」は 2025年5月2日 より劇場公開中。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

【ネタバレ注意】映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に意外なキャラが登場?撮影現場より報告【噂話】

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の撮影現場より、意外なキャラクターの登場が予定されているようだと報じられました。新たに建築中の家屋について、その家主が誰なのか、議論が活発になっています。

※これより先は「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

以前からある無数のクレーターのセット内に新たに家屋が建築された事が報告されています。この家はブルーシートで隠されているようですが、動画の投稿主は家主についてアイアンフィストである可能性を報告しています。

投稿主はXにてこの家が「1960年代の家」だとし、動画でこれがアイアンフィストのようだと報告。

しかし、その数時間後には家主は「ジェームズ」と設定されていると報告しました。

ファンはこの最新の投稿に対してマーベル界で有名なジェームズであるジェームズ・ハウレット、つまりウルヴァリンではないかと推測していますが、別のファンは投稿主はそもそもダミーのフェイク情報を制作陣に掴まされているのではとも心配しています。

ルッソ兄弟監督は「ドゥームズデイ」と「シークレット・ウォーズ」は「インフィニティ・ウォー」や「エンドゲーム」の時よりもネタバレ対策を強化していると話していましたが、具体的な方法については明かされていません。シンプルな対策として、一部ファンは「ニセの情報を流しているのではないか」と考えています。

この家が実際になんであるかはまだしばらく様子見する必要がありそうですが、別の最新情報としてはペドロ・パスカルさんがインスタを通じて台本の一部を紹介し、撮影が始まった事を報告。ちらりと見える青い服は既にファンタスティック・フォーのスーツを着用している事をほのめかしているようです。

また、クリス・ヘムズワースさんがウォーミングアップと称した映像を公開。

撮影現場付近で撮ったと見られる、過去作で一緒に作品を作り上げてきたスタントチームとの記念写真なども登場しました。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

映画「サンダーボルツ*」、ポストクレジットシーンはネタバレ禁止と英公式が警告

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」はネタバレ禁止だと、マーベル・スタジオ・イングランドが警告の投稿をしました。そして、エンドクレジットが終わるまで席に座っている事を推奨し、ポストクレジットシーンが存在する事を示唆しています。

イギリス版公式SNSは「ネタバレ禁止&エンドクレジットのあとまで居てね」と大きく画像で訴えかけ、「今週末はネタバレなし」、「エレーナのターゲットリストに載りたくなければ」と警告を発しています。

しかし残念ながら、今週頭のプレミアイベントの時点で本作のネタバレ投稿は溢れ、ポストクレジットシーンの動画も流出しては強制削除を繰り返しているのが現状です。時既に遅し感はありますが、イギリスではこれで自制の方向へと向かっていくのでしょうか。

先日は本作のサウンドトラックが公式公開され、こちらはネタバレ要素が大きいとも話題になっていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-sound-tracks-release/”]

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わって(ソングバードと噂される)メルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

チームのうち、タスクマスターを除くエレーナ、レッドガーディアン、バッキー、エイヴァ、ジョンの5人とボブは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に再登場する事が発表されています。

映画「サンダーボルツ*」は 2025年5月2日 日米同時公開予定です。

映画「サンダーボルツ*」、デヴィッド・ハーバーさんとフローレンス・ピューさんがもう一人の家族との再会に期待

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」でエレーナ・ベロワを演じたフローレンス・ピューさんと、レッドガーディアン/アレクセイを演じたデヴィッド・ハーバーさんが、海外メディア THR とのインタビューで映画「ブラックウィドウ」で登場していたもう一人の家族との再会について言及しました。

「ブラックウィドウ」のあと、アレクセイとメリーナ・ヴォストコフの間に何があったのかと質問されたフローレンス・ピューさんは「メリーナに何が起こったのか、私たちには分かりません。」とコメント。

デヴィッド・ハーバーさんも「いや、分かりません。」としつつ、「マーベルの関係者とメリーナについて話しましたが、彼女にはまだ大きな可能性があると思っています。」と付け加えました。

ハーバーさんは続けて、「ブラックウィドウ」の映画の終盤でアレクセイとメリーナのロマンチックなシーンがあったとも明かしましたが、ブラックウィドウがタスクマスターと命をかけて戦っている時に、二人の脇役に焦点を当てることは不自然でカットされたと言います。

「でも、メリーナが何らかの面白い形で再登場する可能性はあると思うし、アレクセイの人生に彼女が戻ってきてくれたら嬉しいですね。彼女は物語にとても興味深い複雑さを加えてくれると思います。」と将来の再会への期待を語りました。

「サンダーボルツ*」のタイトルにアスタリスクがつけられる以前の段階の脚本では、メリーナが登場するとも報じられていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-melina-and-bill-return-rumor/”]

メリーナがアニメ「ホワット・イフ…?」シーズン2にも登場していた事を考えると、マーベル・スタジオが彼女のことを忘れているとは思えません。アベンジャーズ最新映画で彼らが再会する機会は設けられるのでしょうか。

なお、メリーナを演じたレイチェル・ワイズさんは「彼女はまだ豚と暮らしている」と2年前のインタビューで予想していました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-black-widow-melina-return-status-update/”]

映画「ブラックウィドウ」はディズニープラスで配信中、映画「サンダーボルツ*」は 2025年5月2日 日米同時公開予定です。

ソース:‘Thunderbolts*’: Florence Pugh and David Harbour Talk Absent ‘Black Widow’ Stars and Pretending to Be Tom Cruise

「デッドプール&ウルヴァリン」の法廷闘争が将来の重大なネタバレをするかもしれないと報じられる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年公開の映画で世界2位を記録し、数々の記録を達成しました。しかしながら問題がなかったわけではありません。本作に登場したナイスプールは現在、法廷闘争の真っ只中に置かれています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-deadpool-and-wolverine-justin-baldoni-sues-ryan-reynolds-blake-lively/”]

マーベル・スタジオは、俳優のジャスティン・バルドーニさんと、デッドプール役ライアン・レイノルズさんの妻でレディプールの声を担当したブレイク・ライブリーさんの法廷闘争で、「デッドプール」シリーズに関連する内部文書が表面化することを防ごうとしていると言います。

裁判所の書類によると、マーベルの親会社であるディズニーは、「ウルヴァリン&デッドプール」に登場するライアン・レイノルズさんが演じる「ナイスプール」のバリエーションの開発に関する情報を求める召喚状に積極的に対抗。

マーベルの主張の核心は、マーベル・シネマティック・ユニバースの将来を守ることであり、これらの文書を公開すれば、デッドプールに関わる今後のプロット、キャラクター、相互に関連したストーリーラインに関するデリケートなネタバレが漏れ、数十億ドル規模のフランチャイズの根底にある厳重に守られた戦略に悪影響を与える可能性があると主張しています。

「要求された文書は、進行中の映画フランチャイズのキャラクターの開発に関連しているため、特に機密性が高い」とディズニーの法律顧問、ミッチェル・シルバーバーグ&ナップは裁判所に提出した書簡で主張。

「マーベルは、クロスオーバーイベントや続編を含め、タイトル間でストーリーライン、プロット、キャラクターを相互に関連付けることで、MCUの成功を大きく築き上げてきました。このような要素が今後の未発表プロジェクトに登場するかどうか、またどのように登場するかは、一般の関心の高いテーマであり、この情報はマーベルによって厳重に守られています。」

言い換えれば、ディズニーは、ナイスプールのようなキャラクターの開発方法に関する詳細を、たとえ「デッドプール&ウルヴァリン」のような公開済みの映画内であっても明らかにすることは、デッドプール自身や、より大きなMCUのタペストリー内の他の関連要素の将来の計画を意図せず示唆する可能性があるようです。

マーベルが取り消しを求めている召喚状は、映画「ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US」をめぐる複雑な法的余波に端を発しています。

ブレイク・ライブリーさんは当初、2024年後半に監督で共演者のジャスティン・バルドーニさんをセクハラと中傷で訴えていました。バルドーニさんはこれらの主張を強く否定し、ライブリーさんとレイノルズさん、そして彼らの広報担当者に対し、名誉毀損と恐喝で4億ドルの反訴を起こしました。

バルドーニ弁護団は、「デッドプール&ウルヴァリン」の「ナイスプール」というキャラクターはレイノルズさんが論争の中でバルドーニさんを嘲笑し、いじめるために作ったものであると考えています。弁護団は、このキャラクターの創作と描写における悪意を証明するためにマーベルの内部文書を求めていました。

今のところマーベルはこれに反発していますが、書類の提出を余儀なくされた場合、デッドプールの計画の全貌が明らかとなってしまうのでしょうか。続報があり次第、またお伝えすることになります。

ソース:Disney & Marvel Don’t Want To Play Nicepool With Justin Baldoni Over ‘Deadpool’ In Blake Lively Battle

映画「サンダーボルツ*」の無料サントラ公開、楽曲リストは内容をネタバレしすぎている?

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」の無料でも楽しめるサウンドトラックがリリースされました。SpotifyApple Music, YouTube Music やその他ストリーミングサービスで利用可能です。ただし、その曲名や曲順は映画の内容をネタバレしすぎているかもしれません。(利用料金については各種プラットフォームの規約等をお読みください。)

※これより先は「サンダーボルツ*」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

「サンダーボルツ*」の全32曲の楽曲リストは以下の通り。

1. “There’s Something Wrong with Me”
2. “I Needed That Face”
3. “The Light Inside You Is Dim”
4. “Last Assignment”
5. “I’m Not Here for You”
6. “Countdown”
7. “Forest Memory”
8. “The Climb”
9. “Walker’s Memory”
10. “Preparing for Lethal
11. “Every Man for Himself”
12. “Maybe We’ll All Get Out of Here Alive”
13. “First Flight”
14. “Limo Chase”
15. “It’s Bucky!”
16. “Welcome to the Watchtower”
17. “To Be Chosen”
18. “For the Glory”
19. “Left the Door Unlocked”
20. “Introducing Sentry”
21. “Unimpeachable”
22. “Penthouse Fight”
23. “It’s Not Robert You Need to Be Afraid Of”
24. “I Don’t See Your Mistakes”
25. “No Use Fighting”
26. “Yelena’s Choice”
27. “Searching for Bob”
28. “The Attic”
29. “Show Us the Worst”
30. “You Can’t Even Save Yourself”
31. “Not Alone”
32. “Thunderbolts*”

1曲目の「There’s Something Wrong with Me」はオープニングシーンで使われている曲。つまり、他のMCU映画のサントラの事も考慮して、今回もトラックリストは映画の流れにある程度沿って収録されていると予想されます。

その前提で4曲目には「Last Assignment」(最後の任務)となり、やはり序盤で誰かが退場する事をほのめかしています。

7曲目の「Forest Memory」は予告で紹介されていた、森の中にヴァイオレット・マッグロウさんが演じる幼少期のエレーナが登場する回想するシーンでの曲だと予想。

9曲目では「Walker’s Memory」となり、エレーナに続いてU.S.エージェント/ジョン・ウォーカーの過去を振り返る事に。

14曲目「Limo Chase」は予告でみたリムジンのカーチェイスで、15曲「It’s Bucky!」でバッキー・バーンズの登場となりそう。ここは映画の中盤近くになるという事でしょうか。

20曲目「Introducing Sentry」でセントリーのパワーを紹介し、22曲目「Penthouse Fight」で屋上での戦いを予告、23曲目「It’s Not Robert You Need to Be Afraid Of」(恐れるべきはロバートではない)で真の敵の登場をほのめかしています。

その後、26曲目「Yelena’s Choice」や27曲目「Searching for Bob」はおそらく予告映像にも含まれていたシーン。エレーナが決断し、ボブを探しに行く流れに。31曲目「Not Alone」でエンディングをほのめかし、32曲目は映画のメインテーマになっています。

MCUの映画やドラマのサントラが無料公開される事は珍しい事ではなく、曲名や曲順がネタバレをしている事も珍しくはありません。これはマーベル映画に限らない事でもありますが、映画公開の前にこういった内容が公式から判明する事は少し意外な展開です。

本作はプレミアイベントで一部ファンにも公開され、本稿執筆時点で Rotten Tomatoes では100件を超えるレビューを基に 88% の高評価を獲得。現在、「アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー」(85%) 、「ドクター・ストレンジ」(89%)、 「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」(90%)、 「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」(91%) と同程度の評価と言えそうです。

米国内初公開の初週興行収入は6300万~7300万ドルと予想されていましたが、THRは現在、1億8,000万ドルの制作費(マーケティング費用を除く)に対して、7000万ドル~7500万ドルに近づく可能性が高く、全世界で1億7500万ドルにまで達する可能性があると報じました。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わって(ソングバードと噂される)メルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

チームのうち、タスクマスターを除くエレーナ、レッドガーディアン、バッキー、エイヴァ、ジョンの5人とボブは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に再登場する事が発表されています。

映画「サンダーボルツ*」は 2025年5月2日 日米同時公開予定です。

Netflix「デアデビル」のショーランナーが当時のMCUとの関係性について明かす

Netflixのマーベルドラマ「デアデビル」シーズン1のショーランナーを務めたスティーヴン・デナイトさんがSNSを通じて当時のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)との関係について語りました。Netflixの番組はMCUのスピンオフとして宣伝もされていましたが、クロスオーバー作品とは言い難いものでした。

デナイトさんは「当時のMCU(マーベル・スタジオ)とマーベル・テレビジョンは、あまり関係が良くありませんでした。おもちゃへのアクセスは非常に限られていて、基本的に自分たちの領域に留まらざるを得ませんでした。でも、それは不満ではありません!」と使えるキャラクターが限定されていた事を明かしつつ、それが原因のひとつとなり「派手なカメオ出演やギミックではなく、キャラクターに本当に集中せざるを得なかったと思います。」と高い評価を得る番組が完成した事に繋がったと語りました。

「デアデビル」ではMCUの映画「アベンジャーズ」の出来事を踏まえつつ制作され、劇中でもその結果をある程度反映する作りになっていました。

しかしMCUの全てを反映しているわけではなく、特に2016年の「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」で締結されたソコヴィア協定については何も言及されないまま一連の物語を終えました。

当時マーベル・テレビジョンの実権を握っていたマーベルの元会長アイザック・パルムッター氏は後にディズニーから解雇され、現在のマーベル・テレビジョンはマーベル・スタジオの管轄に入り、「デアデビル:ボーン・アゲイン」は一丸となって制作されました。

当時の Netflix の会長が先月、「デアデビル」の制作時期にマーベル・テレビジョンとよく揉めていた事を明かしていました。

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「デアデビル:ボーン・アゲイン」は当初、Netflix版のリブートドラマとして構想されていましたが、ストライキによる大規模な制作中断の間に大幅な見直しが行われ、Netflix版の続編として舵を切ることが決定。現在の形となりました。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」は現在シーズン2が撮影中で、デアデビルやパニッシャーに続いて他のNetflixマーベルドラマの顔ぶれも戻ってくると考えられています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中。シーズン2は 2026年3月、米ディズニープラスで配信予定です。