「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の主演と監督がヴェノムの「ローガン」風R指定映画のアイデアを明かす

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の主演を務めるトム・ハーディさんとケリー・マーセル監督が、海外メディア The Wrap とのインタビューの中で、ヴェノムとエディのR指定映画のアイデアがある事を披露しました。

「ローガン」のようなR指定映画のヴェノム映画を作ってみたいかと尋ねられると、トム・ハーディさんは「もちろんだよ」と答え、監督は「私達はどうしてもそれをやりたい。必死ですよ。」と回答しました。

さらにトム・ハーディさんは「僕達は『ヴェノム2』でそれを思い描いていました。興味はすでにそこにあります。我々も素早い。すでに4、5本の映画を準備しているようなものです。異なるトーンで、複数の登場人物が登場する作品をね。」と付け加え、「何かやってくれと言われたらもちろん。我々は恥ずかしがり屋ではないけれど、しかし、ミッションステートメントが何であるかを簡潔にまとめる必要があります。二人とも忙しい人間です。でも、何かをすると言ったら、本気でやりますよ。」と述べました。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は期待されていたような「スパイダーマン4」への直接的な言及はありませんでしたが、映画自体も、そして監督自身も邪神ヌルが再登場する事をほのめかし、ポストクレジットシーンはヴェノムが再登場する可能性を示していました。

トム・ハーディさんとケリー・マーセル監督はともにソニー・ピクチャーズと3部作の契約をしていたとの事で、それの契約が完了。次の契約はまだ交わされていないようですが、二人の中にアイデアがあるのは事実なようで、本作が無事に公開諸週の黒字を達成した事で、次に何が起こるのか注意深く見守っていく必要があるようです。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は同シリーズの脚本家ケリー・マーセルさんが、長編映画監督デビューとなる作品。脚本も引き続き担当しています。

キャストは引き続きトム・ハーディさんを主演とし、キウェテル・イジョフォーさん、リス・エヴァンスさん、ジュノー・テンプルさん、ペギー・ルーさん、アラナ・ユーバックさん、スティーブン・グラハムさんらが新たに出演。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月25日 に米国劇場にて公開中、日本では11月1日より公開予定です。

ソース:Tom Hardy and Director Kelly Marcel Talk ‘Bonkers’ ‘Venom 3’ and Whether They Want to Go Full ‘Logan’

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の悲惨かつ意外な初週興行収入が明らかに

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」がアメリカを筆頭に65カ国で上映され、1週目週末の興行収入が明らかとなりました。当初は北米で6500万取りの売上が期待されていましたが、実際にはそれを大きく下回る結果となりました。

Comicbook.com など複数のメディアが「ヴェノム」3作目の初週末興行収入について報告。

それによると、北米では 5200万ドルで、1作目の8000万ドル、2作目の9000万ドルと比べてかなり期待外れな数字となってしまったとの事。

一方で北米を除く64カ国では、意外な事に合計で1億2400万ドルの興行収入を記録。1億ドル強の予算で制作されたという本作は、ひとまず赤字を回避したといいます。

この1億2400万ドルのうち、驚異的なのは中国での大成功で、「ザ・ラストダンス」は公開から5日間で4600万ドルに到達。これは2019年の「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」を越えるもので、2024年の中国内で公開されたハリウッド映画では「インサイド・ヘッド2」や「デッドプール&ウルヴァリン」と同等だと言います。

米国では悲惨な結果に終わったとされつつも、海外、特に中国での大成功のおかげで、「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は無事に黒字映画となり、ソニーに続編映画を作るチャンスを与えたと記事は報じました。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は同シリーズの脚本家ケリー・マーセルさんが、長編映画監督デビューとなる作品。脚本も引き続き担当しています。

キャストは引き続きトム・ハーディさんを主演とし、キウェテル・イジョフォーさん、リス・エヴァンスさん、ジュノー・テンプルさん、ペギー・ルーさん、アラナ・ユーバックさん、スティーブン・グラハムさんらが新たに出演。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月25日 に米国劇場にて公開中、日本では11月1日より公開予定です。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」、監督がヴェノムとエディ、ヌル、そしてスパイダーマンについて語る

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の監督兼脚本のケリー・マーセルさんが、海外メディア CBM とのインタビューで、本作のエディ・ブロックとヴェノムの関係、ヌルの登場、そしてスパイダーマンについて語りました。

「ヴェノム」映画の三作を執筆し、今回長編映画初監督を務めることになったケリー・マーセルさんは、この完結作での目標が何だったのかと質問され、次のように回答しました。

サンフランシスコを離れ、暗闇や夜から抜け出して、エディとヴェノムを壮大な風景や昼間の光の中に連れ出し、可能な限りすべてを実践的に撮影したかったんです。ラピッドシークエンスはすべて実践的でした。トム・ハーディを含む大勢の人間が、2週間水槽の中に潜っているんです。彼は本当にバイクに乗っているし、第3幕では本当に外で爆発させているし、あちこちにグリーンスクリーンの要素を使ったけれど、映画のほとんどは実際に撮影したものです。

そしてヌルに前作のアンディ・サーキス監督を起用した事は、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の頃から決めていたと明かしました。

実はこの映画のためにデザインした最初のキャラクターがヌルだったんです。ヴェノム・ホースより前、ゼノファージとヌルが、デザイン面で最初に取り組んだ2人のキャラクターでした。ヌルをちゃんと描かなければいけないことはわかっていました。彼はファンに大人気のキャラクターです。外見に関しては、コミックにできるだけ近づけたいと思っていました。アンディ・サーキスがヴェノム2の段階でヌルになることは決めていました。彼はヴェノム2の監督でした。トムと私はヴェノム2でいつもヴェノム3がどうなるかについて話していて、私たちはヌルを今の形で紹介したいと思っていました。同時に、監督をしているアンディ・サーキスを毎日見ながら、「彼は最高だ。ヌルはCGIモーションキャプチャーで、声優も必要だ。それには1人しかいない。彼こそが最高だ。アンディしかあり得ない。」と言っていました。私たちはアンディが大好きなので、ぴったりだと感じました。この3本の映画すべてにチームのほとんどが参加しているので、家族として続けたいと思っています。アンディはヴェノム ファミリーの大きな一員です。

本作でスパイダーマンと対決する可能性が検討されたかと質問されると、次のように述べています。

ヴェノムがスパイダーマンと戦うのを見たいですが、それは私たちが決める事ではありません。トムは本当に乗り気でしたし、私もぜひ見たいです。ソニーからはヴェノムとエディの映画を3本作るという任務を与えられていました。私たちはそれをやりました。将来何かあれば、私は他の誰よりも大ファンです。彼らが戦うのを見たいです。 

また、ゼノファージはコミックではヌルとは無関係のシンビオートを食べるエイリアンに過ぎませんでしたが、映画でヌルの軍隊として選んだ理由について質問され、ゼノファージがヴェノムの妹だとするアイデアが気に入ったと明かしました。

そうですね、ヌルはゼノファージを創り、シンビオートも創りました。ヴェノムとエディを狩っていたものがヴェノムの妹だというアイデアが、私はとても気に入りました。ゼノファージは女性だと思います。撮影中はエレインと呼んでいました。私はそのアイデアがとても気に入っていて、トムとゼノファージのキャラクターについて話し合っていたときに、ゼノファージには木材粉砕機のような口があって、食べたものは彼女の頭の後ろの通気口から吐き出すというアイデアを思いつきました。それを思いついたとき、私たちはそれがスクリーンで見られるのが一番楽しいだろうし、彼女が彼らのために戦うには最高だろうと思いました。

最後に、エディとヴェノムの絆について、これまでの変化を振り返りました。

ヴェノム1では、彼らは一緒にいたくありませんでしたが、一緒になるよう強いられたと思います。ヴェノム2では、しばらく一緒にいましたが、お互いを好きではなくなったので別れました。ヴェノム3では、お互いを愛していて一緒にいたいという結論に達したようです。彼らはお互いに共生関係を築きましたが、それこそが世界を引き裂くことになるのです。彼らが共生関係を築いたことは素晴らしいですが、ヴェノムとエディが口論するのはみんなが好きなことだと知っているので、その要素をぜひ取り入れたいと思いました。ヴェノムが完全に不誠実であるという事実も気に入っています。彼にはエディに話していないことが常にあるのです。常に新たな秘密が隠されているので、それが2人の間にあることを探求するのが好きなのです。突然の「ああ、また何かある」という展開に、エディはいつも「Oh!」というだけです。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は同シリーズの脚本家ケリー・マーセルさんが、長編映画監督デビューとなる作品。脚本も引き続き担当しています。

キャストは引き続きトム・ハーディさんを主演とし、キウェテル・イジョフォーさん、リス・エヴァンスさん、ジュノー・テンプルさん、ペギー・ルーさん、アラナ・ユーバックさん、スティーブン・グラハムさんらが新たに出演。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月25日 に米国劇場にて公開中、日本では 11月1日より公開予定です。

「デッドプール&ウルヴァリン」、アザゼル役ジェイソン・フレミングさんが再演しなかった理由を明かす

20世紀FOXのマーベル映画「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」でアザゼルを演じたジェイソン・フレミングさんが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」への出演を断った理由について、海外メディア CBM とのインタビューで語りました。

マーベル・スタジオの「デッドプール&ウルヴァリン」でのアザゼルはスタントマンのエドゥアルド・ガゴ・ムニョスさんが演じていましたが、動画の7分20秒過ぎからこれについて質問。

以前にジャガーノート役のヴィニー・ジョーンズさんがオファーを断ったと話した事を引き合いに、そもそもスタジオからの連絡があったのかと問われ、ジェイソン・フレミングさんは、次のように述べました。

彼と同じですよ。同じことが起こりました。彼らは私たちのところに来て、『やってみないか?3日間の格闘と2日間のメイクテストだ。基本的に、君はスタント・パフォーマーとして雇われる。』って。もし数千ドルが必要だったら引き受けていたでしょうが、その時は必要なかったから、『いいかい、それならスタントマンにやらせればいい。いい仕事してくれるよ。それでいい』って思ったんです。実際、僕にとっては害にはなりませんでした。みんなが「おい、君が『デッドプール』に出演していたのを見たよ、また大作映画だね」って言い続けてるからね(笑)もしコミコンでデッドプールに出演したからってサインを数枚貰えたら、それでいいですよ(笑) 

そして、X-MENの映画に出演した事を振り返り、大作映画と小さなインディーズ映画との違いについて語りました。

実際のところ、大作映画は儲かるし、楽しいものです。でも現実は、5か月も家を離れています。メイクを全部終えて、彼らは「カット。ありがとう、ジェイソン。来週の木曜日に会おうね」と言う。疲れることもある。もちろんワクワクするし、私は子供の頃から大作映画に出たいと思っていたけれど…ここマレーシアでも、みんな「オー、アザゼル、アザゼル、私たちはあなたを愛しているわ!」って感じですよ。私はナイフを持ったあのポーズで写真を撮っている。それは素晴らしいことだけど、現実には、お金が欲しくないなら、芸術的にはあまり満足できません。ちなみに、私の母は毎日仕事に行って、そのすべての瞬間を嫌っていたので、仕事に行くすべての瞬間を愛さなければならないと言っているわけではないけど、大作映画は経済的にはワクワクするけど、芸術的にはがっかりするんです。

そして、2024年は俳優としてスタントアクションの「デッドプール&ウルヴァリン」よりも「ストイック」に出演する事を選んだと明かしました。

フレミングさんはコミック映画が嫌いというわけではなく、撮影のやり方次第とし、DCコミックのドラマ「PENNYWORTH/ペニーワース」への出演は楽しかったと語りました。

あれはすごく楽しかった。つまり、そこがポイントなんです。仕事に行って撮影しているときは、毎日セットにいたい。でも家にいるならもっと最高です。ペニーワースはリーブスデンにいて、家に帰ることができました。3、4日休むなら大丈夫だったけど、X-MENやベンジャミン・バトンなどで家を離れているときは、本当に大変でした。それは選択なんです。「自分の生活から離れて、子供や妻に会えなくて寂しい思いをしてまでこのプロジェクトを選びたいのか、それとも家にいたいのか?」

そして「アザゼルを再演する事は嬉しいけど、彼があまり話さないのはみんなよく分かってるよね」とし、役よりも家族を優先し、誰かに譲る決断をしたと明かしました。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は劇場公開中、映画「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」はディズニープラスで配信中です。

「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」のアートとフィギュアが流出、概要が明らかに

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の新たなプロモーションアートと、新作フィギュアの画像が流出しました。そこではキャラクターに関する概要も判明しています。

流出したアートは Funko社の POP!シリーズに使用されるアートのようで、海外メディア CBM はこれに関して以下のようなキャラクター概要が添えられていると報告。

キャプテン・アメリカ:「キャプテン・アメリカの地位を数年間担ってきたサム・ウィルソンは、これまで見たことのない勢力を阻止するために、知性を発揮し、新たな仲間を作らなければならない」

ファルコン:「元アメリカ空軍中尉のホアキン・トレスがサムの古い翼を引き継ぎ、ファルコンの役割を引き受けた」

レッドハルク:「サミュエル・スターンズが作った怪物。レッドハルクは信じられないほど強くて恐ろしい敵です。彼の皮膚は強烈な熱を発し、触れるものすべてを燃やします。」

本作のレッドハルクはコミックと同様の発火能力を持ち合わせているようで、サムはブルース・バナーよりも強力な相手と戦うことを強いられる可能性が高くなっています。

そして、ハズブロ社のマーベルレジェンド・アクションフィギュアの写真も流出。これらではキャラクターの外観を確認しやすくなっています。

今月の頭には「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の試写会が行われ、冒頭からミッドクレジットシーンまでがリーク。リーカーの主観による感想では、その内容は芳しくなかったとも言われていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-captain-america-4-plot-and-mid-credit-spoiler/”]

ただし、この試写会は2グループに分けられ、それぞれ別のカットの映画が上映されたとも報じられています。公開日までまだ時間は十分に残されており、ぎりぎりまで手直しされる事を考えれば、映画館で上映されるバージョンはこれとは異なるものになる事が予想できます。

「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」はアンソニー・マッキーさんが主人公キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンを続投する他、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」からダニー・ラミレスさん演じるホアキン・トレス、カール・ランブリーさん演じるブラック・キャプテン・アメリカ/イザイア・ブラッドリーが再登場。

その他、ヴィランとして映画「インクレディブル・ハルク」よりティム・ブレイク・ネルソンさん演じるザ・リーダー/サミュエル・スターンズが再登場し、故ウィリアム・ハートさんに代わってハリソン・フォードさんがサディアス・”サンダーボルト”・ロスとして登場。

また、リヴ・タイラーさんが撮影現場で目撃されており、サディアスの娘ベティ・ロスを「インクレディブル・ハルク」ぶりに再演すると見られています。

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は 2025年2月14日 、日米同時に劇場公開予定です。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」、UHDとBlu-rayの米予約開始

ソニー・ピクチャーズがSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の 4k UHD 及び Blu-ray の予約を開始しました。限定スチールブック版とスタンダート版が用意されているこの商品ですが、発売日は未定のまま各種通販サイトで受付が始まっています。

これは「ヴェノム:ザ・ラストダンス」にソニーが期待していないからではなく、ヒットしなかった「マダム・ウェブ」も映画の公開中に予約が開始、ヒットした「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」に至っては映画公開日に既に予約を開始していました。

最近のソニーのディスク販売戦略としてはよくある事であり、「ザ・ラストダンス」の現時点での評価はあまり関係ないと見られます。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-venom-3-spoiler-media-reviews/”]

これらの商品は米Amazonやウォルマートで予約受付中で日本からでも購入は可能ですが、別途手数料が発生する場合があります。詳しくは各サイトの説明を御覧ください。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は同シリーズの脚本家ケリー・マーセルさんが、長編映画監督デビューとなる作品。脚本も引き続き担当しています。

キャストは引き続きトム・ハーディさんを主演とし、キウェテル・イジョフォーさん、リス・エヴァンスさん、ジュノー・テンプルさん、ペギー・ルーさん、アラナ・ユーバックさん、スティーブン・グラハムさんらが新たに出演。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月25日 に米国劇場にて、11月1日より日本公開予定です。

【噂話】「サンダーボルツ*」、アスタリスクの意味が明らかに?【ネタバレ注意】

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」のタイトルに付与されているアスタリスクについて、新たな報道がありました。バッキーたちはこの映画の後、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」で重要な役割を担うと言います。

※これより先は「サンダーボルツ*」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

CBM によると、彼らは映画の終わりにはニュー・アベンジャーズとして活動する事になると言います。ワイルドカードを意味するアスタリスクは、チームがサンダーボルツからニュー・アベンジャーズに変化する事をほのめかしていると考えられます。この事は以前にもスクーパーが指摘していましたが、現時点でこの流れに変更はないようです。

気になるのは「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の予告でロス大統領がサム・ウィルソンにアベンジャーズの再結成を持ちかけている事で、サムのアベンジャーズとバッキーのニュー・アベンジャーズの二段構成になるのか、それとも全部まとめてニュー・アベンジャーズとなるのかは不明です。

コミックのニュー・アベンジャーズは政府に所属しないフリーのチームであり、特権が無い代わりに政府からの命令を受ける義務もありませんでした。

アベンジャーズがアメリカや国連からの要請で動き、ニュー・アベンジャーズが独自に行動するという構成はMCUでも起こり得るかもしれません。

これに関連する形で、ダニエル・リヒトマン氏は「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」が 2026年3月 から英国で撮影が開始されると報告。

「ドゥームズデイ」から1年後の撮影であり、各俳優がマーベル以外の作品に出演するスペースを確保していると言います。

サンダーボルツ、あるいはニュー・アベンジャーズはどのような活躍を見せてくれるのか注目です。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わって(ソングバードと噂される)未知の役割を交代し、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

映画「サンダーボルツ*」は 米国にて 2025年5月 劇場公開予定、日本は 2025年のゴールデンウィークに公開予定です。

映画「スパイダーマン4」2026年7月26日公開へ、監督も決定

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン4」が 2026年7月26日 に米劇場公開される事が公式に認められたと、複数の海外メディアが報じました。また、あわせて監督が決定した事も伝えています。

本作は今週発表された「ブレイド」の延期のあと、その日付を再利用するのではないかとも考えられていましたが、ソニーが 2026年7月26日 に公開する事を発表したとの事。2026年は「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」が 2026年5月1日 に米公開予定で、あまり間をあけずに公開される事になります。

この事は以前にも噂レベルとして報じられていましたが、事実となったようです。

また、噂通り「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督が本作のメガホンを取る事も確認されました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-4-meeting-shang-chi-director/”]

内容についての公式発表はありませんが、噂のヴェノムとチームアップして邪神ヌルと戦うという事が起こりえるのでしょうか?

「スパイダーマン4」が「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」に挟まれる形でリリースされる事は、この映画でスパイダーマンが別の大物ヴィランと戦う可能性を小さくしているようにも感じます。

今月には本作のヴィランに関する報道やバルチャーが戻って来る事も報じられており、「スパイダーマン4」がどのような内容になるのか、続報にも注目です。

映画「スパイダーマン4」は 2026年7月26日 に米劇場公開予定です。

「ブレイド」延期について主演の降板はないと報じられる、先に「ミッドナイト・サンズ」に登場か

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブレイド」がディズニーのリリースカレンダーから削除された事について、主演のマハーシャラ・アリさんが降板するのではないかというファンの不安に対し、インサイダーがその現状を報告しています。

THE HOT MIC の MCを務めるジョン・ロチャ氏がこれについて言及。

マハーシャラ・アリさんは最近マーベル・スタジオと会談し、電話で「ブレイド」の現在の方向性に非常に満足しており、延期も問題ないと伝えたと説明しています。

スクーパーのダニエル・リヒトマン氏(CBM経由)はスーパーナチュラル系のヒーローチームを描く映画「ミッドナイト・サンズ」の制作が急ピッチで進められており、「ブレイド」より前に公開される可能性もあると報告。

ブラックパンサーやスパイダーマンがソロ映画より先に「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」でデビューしたように、「ブレイド」単独映画よりも先に「ミッドナイト・サンズ」でチームを組む事になるかもしれないようです。

チームメンバーは原作コミックとMCUの現状を考慮してドクター・ストレンジやムーンナイト、スカーレットスカラベ、アガサ・ハークネス、ジェニファー・ケイル、マンシング、ウェアウルフ・バイ・ナイト、ゴーストライダー、ブラックナイト、権利問題的に可能であればソニーからモービウスなどの登場が予想されています。

結局の所このチームはマルチバースにはほとんど関連していない事で、マーベル・スタジオはディズニーの「MCU映画は年間2、3本」という新方針に対応して、「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」に向けて「ブレイド」の優先度が下げられたという事のあらわれかもしれません。

ディズニーは「ブレイド」の削除と同時に、2028年にMCU映画3本の日付を予約しており、「ブレイド」がこのいずれかで公開される事を多くの海外ファンは期待しています。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」監督がアンの不在や「ヴェノム4」について語る

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」のケリー・マーセル監督が、海外メディア The Hollywood Reporter とのインタビューでミシェル・ウィリアムズさんが演じてきた主人公の元カノ、アン・ウェイングの不在や次回作について語りました。

前2作でシーヴェノムとしても活躍したアンの不在について質問された監督は「私たちは本当にエディとヴェノムを孤立させたかったのです。彼らを快適な場所から引き離したかったのです。彼らが知っているすべてのもの、彼らが愛するすべての人々から彼らを引き離し、彼らが今頼れるのはお互いだけになるようにしたかったのです。」と回答。

「私たちは、彼らが互いに共生し、リーサル・プロテクターになることを決意し、一緒にこの旅に出ることを望んでいました…ペギー・ルー演じるチェン夫人以外の前作のキャラクターは、このロードトリップの物語にはふさわしくありませんでした。」と述べました。

エディとアンの恋が再燃しなかった理由を問われると、マーセルさんは次のように言いました。

「私たちはファンの声に耳を傾けています。各作品が終わるたびに、ファンが何を気に入って、何を気に入らなかったかを見ています。そして、人々がヴェノムとエディの関係にとてもこだわっていたことは非常に明白でした。

「彼らはそれを愛していましたが、ヴェノムのドクター・ダンも愛していました。だから私たちは『みんなが彼を愛しているから、リードを戻さなければならない』と思いました。これらの映画の軸はヴェノムとエディの関係であり、常に彼らのことだったのです。」

そして、本作の予告にもあった「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のシーンの反復について、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)との関係について質問された監督は「彼らは関与していません。なぜならあのシーンはすでに撮影済みのものだったから。ええ、すでに存在していたんです。」と「ノー・ウェイ・ホーム」のミッドクレジットシーンについて語りました。

つまり、ソニーは、おそらくマーベル・スタジオの承認を得ることなく、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」でのスパイダーマンのカメオ出演を追加したということで、「モービウス」にバルチャーを登場させた時と同様なようです。MCUの神聖時間軸に残されたシンビオートの一部をどうするつもりなのかについては、監督は「現時点では誰にも分からないと思う。」とコメントしました。

そして、話題はヴェノムの次回作について。

「はい、契約はこれで終わりです。私たちは3本作るよう依頼され、3本を制作しました。将来どうなるかは誰にもわかりません。彼らが望むなら、この3本目の映画で、他のキャラクターやシンビオート、悪者を登場させて、彼らのための下地を作れたことを願っています。」

「しかし、これはヴェノムとエディにとって最後の作品です。私たちは間違いなく事前に考えました。彼らが望むなら、どんなストーリーになるかは想像出来ますが、これはスタジオへの贈り物です。」とし、続編やスピンオフの可能性についてはソニー次第だとしました。

ヴェノムは「スパイダーマン4」に登場するとも噂されていますが、現時点では制作費に対する興行収入も見込まれており、完結作とされていますが続編やスピンオフの可能性も十分に残されていると考えられるようです。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は同シリーズの脚本家ケリー・マーセルさんが、長編映画監督デビューとなる作品。脚本も引き続き担当しています。

キャストは引き続きトム・ハーディさんを主演とし、キウェテル・イジョフォーさん、リス・エヴァンスさん、ジュノー・テンプルさん、ペギー・ルーさん、アラナ・ユーバックさん、スティーブン・グラハムさんらが新たに出演。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月25日 に米国劇場にて、11月1日より日本公開予定です。

ソース:‘Venom: The Last Dance’ Director Kelly Marcel on Michelle Williams’ Absence and Those James Bond Rumors