ジェレミー・レナーさんが告発相手の監督に対して数百万ドルの訴訟へ発展か

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」などでホークアイ/クリント・バートンを演じてきたジェレミー・レナーさんが、元仕事相手から脅迫等で告発されていた件について、訴訟を起こすと報じられました。

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海外メディア Deadline によると、レナーさんの弁護士であるマーティン・シンガー氏はジョウ監督の主張が事実とは異なると説明、否定しました。そして監督に対して業務停止命令書を送付したと言います。

「2025年7月に一度だけ、極めて短く、完全に合意に基づいた会合があった以外、私の依頼人との個人的な関係はありません。」

シンガー弁護士はまた、レナーさんがジョウ監督のディズニードキュメンタリー「マスターズ・オブ・シネマ2:ディズニー・クロニクルズ」に参加することに同意しただけで、彼女のAI映画「スターダスト・フューチャー:スターズ・アンド・スカーズ」に参加することには一度も同意しなかったと主張。 

「私の依頼人は、ディズニーに関するあなたのドキュメンタリーに出演することで、あなたのキャリアを支援することに快く同意してくれました。その後、あなたは、私の依頼人がAIで生成されたアニメーション映画のナレーションを担当したと虚偽の主張をしていることが判明しました。私の依頼人は、ディズニーのドキュメンタリー以外、AIで生成されたアニメーションやその他のプロジェクトについて一切知らず、自発的に参加したこともありません。2025年7月12日にインタビューを受けたディズニーのドキュメンタリー以外のエンターテイメントプロジェクトにおいて、依頼人の氏名、肖像、または声を悪用し続ける場合、依頼人の貴重なパブリシティ権の商業的不正使用により、数百万ドル規模の賠償責任を負うことになりますので、ご注意ください。」

Deadline はジョウ監督側の対応も記載。

監督は9月15日にレナーさんが「仮題:マスターズ・オブ・シネマ2:クロニクルズ・オブ・ディズニー 、およびそこから派生したすべてのプロモーション作品、派生作品、関連作品」のタレントリリースフォームに署名した」とコメント。監督の説明によると、「スターダスト・フューチャー」は「クロニクルズ・オブ・ディズニー」の「パート2」、進化版との事で派生作品、関連作品にあたるようです。 

監督はさらにDeadlineに、10月にレナーさんに対して映画に関する件で差し止め命令書を送ったと語りました。Deadline は「JR」と思しき署名が入ったタレントリリースとされる文書を見せられたと記載していますが、それが本物かどうかは確認できなかったと注意書きしています。 

レナーさんがこのプロジェクトに関わっているという噂は、2025年10月14日にVariety によって報じられました。報道によると、レナーさんは映画のナレーターで「宇宙の起源から2080年までの物語を観客に導く」オラクル ・オブ・タイムを演じると言われています。

一方、シンガー弁護士は、レナーさんと監督はドキュメンタリーに参加することについて話し合っただけだと主張し、 「ジェレミーは1回のインタビューを受けたが、そのインタビューがドキュメンタリーのためだとだけ知らされていた」と主張しています。

そして「スターダスト・フューチャー」での声が「クロニクルズ・オブ・ディズニー」で収録したものを元にAIによって生成されたものかは不明だとしつつ、「同意なしにAIを使って人の声を(複製)することはできません。違法です。」とメディアに語りました。

監督はこの件にあたって違法行為はないと主張。「AIは私の作品のクリエイティブ面とビジュアル面にのみ使用されています。いかなる状況下でも、スクリーンショットや契約書の作成にAIを使用することは許可されていません。そのような行為は文書の偽造にあたり、違法となります。」

TMZ はシンガー弁護士の差し止め命令書を読んだとも報じています。同サイトによると、「セックスを要求する」ような「何百通もの」露骨なメッセージを送りつけたのはレナーさんではなくジョウ監督だったと主張。

TMZ も書状の内容を監督に報告し、監督側は「レナー氏が『性的または示唆的な性質』のメッセージを送り、同様の内容を要求し、彼女に『不快感と苦痛』を与えたと非難している」としています。そしてジョウ監督はレナーさんに、彼女に関する偽情報を広めるのをやめ、脅迫や恐喝をやめるよう要求したと言います。 

ディズニーやマーベルはこれに関してまだコメントを出していません。

ソース:AI Documentary Director Insists Jeremy Renner Agreed To Narrate Movie As ‘Hawkeye’ Star Threatens “Multi-Millions” Lawsuit

【噂話】映画「ブラックパンサー3」のタイトルは「シャドウズ・オブ・ワカンダ」に?

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー3」のタイトルが「Shadows of Wakanda」に設定されていると報じられました。3作目も1作目、2作目と同様にライアン・クーグラー監督がメガホンを取り、脚本も担当することになっています。

Production List は本作が「シャドウズ・オブ・ワカンダ」に設定されていると記載し、ティ・チャラ亡きワカンダの脆弱性が描かれ、シュリがリーダーとして、そして戦士として活躍すると説明しました。

3作目について監督は「今年の後半に着手する予定」と今年3月のインタビューで語っていました。

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既に後半に入って時間がたちますが、それ以降監督の目立ったコメントはなく、現状の詳細については不明です。したがって「シャドウズ・オブ・ワカンダ」が実際のタイトルとして決定しているかどうかも分かっていません。

以前にデンゼル・ワシントンさんがうっかりと出演を認めてしまい話題にもなりましたが、この時、監督はまだ何も脚本作業が始まっていないと説明していました。ただしキャスティングについては認めており、彼のキャラクターも当然決まっていると見られています。

噂レベルの報道としては、2027年から撮影が開始される予定で、2028年に公開予定とも。

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今回タイトルが報じられたのは、作業が実際に始まっている事のサインなのかもしれません。

【噂話】映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の予告は30種以上が制作されていると言う

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の予告映像の公開が近いと話題になっていますが、スタジオはこれを30種類以上も制作し、何が最適かを検討している最中だと報じられました。

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の公開前にアンドリュー・ガーフィールドさんのシーンをリークしたジョン・カンペア氏は自身のチャンネルで次のように話しています。

「この予告編は非常に重要で、20種類以上のバージョンが作られていると耳にしました。マーベルの担当者に連絡を取ったところ、実際には30種類以上のトレーラーがあり、複数の制作会社が起用されていることが判明しました。」

「アベンジャーズ/エンドゲーム」以降、パンデミックの影響もあって躓いたフェーズ4以降は以前ほどの勢いがなく、「サンダーボルツ」や「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」では品質こそ取り戻し始めましたが、興行収入としては伸び悩んだままでした。

ディズニーは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のプロモーションに力を入れる事で、以前のようなブランドを再確立していこうとしているようです。

カンペア氏はまた、「ディズニーの担当者と話をしましたが、100%間違いありません。『アバター:ファイヤー&アッシュ』の前に、『アベンジャーズ』の予告編のようなティザーが公開される予定です。」とも述べました。

今のところこの予告は映画館で公開されるとされており、オンラインでの公開については不明です。しかしすぐに映画館でスマホで撮影された動画が出回るのはディズニーも予測している事であり、どう対応していくのか注目されています。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

【噂話】映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」、セイディー・シンクさんのボディが噂の役のひとつを除外か

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」で謎の役に起用されているセイディー・シンクさんが、レッドカーペット上で美ボディを披露し、噂のリストからひとつのキャラクターを削除したかもしれません。

「ストレンジャー・シングス」シーズン5のプレミアイベントにセイディー・シンクさんは割れた腹筋をあらわにしたドレス姿で登場。

キャスティング初期の頃に噂されていた新ヒロインのメリー・ジェーン・ワトソンを演じるにしては過剰な筋肉で、やはりヒーローかヴィランのようなキャラクターではないかと見られています。もちろんずっと衣服を着たまま学生ヒロインを演じられなくはありませんが、それにしてもというようなボディメイクをしているようです。

最近、撮影現場で目撃されたセイディー・シンクさんの衣装から、レイチェル・コール=アルベスを演じているのではないかと言われています。レイチェルはパニッシャーの相棒と呼べるキャラクターでした。

一方でシンクさんが演じるのはコミックのスパイダーマンの天敵であるシャスラだという報告も。

最近ではメナスことリリー・ホリスターだとするレポートもあり、敵か味方かもはっきりとしていません。

このイベント会場で「ブランニューデイ」での役について質問されたセイディー・シンクさんは「たくさんの秘密があるんです(笑)」とだけコメントし、回答を避けました。

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。

本作にはパニッシャーを演じるジョン・バーンサルさんも参加し、ハルク/ブルース・バナーを演じるマーク・ラファロさんと、スコーピオン/マック・ガーガンを演じるマイケル・マンドさんが再登場予定です。また、アニメ「スパイダーバース」からマーヴィン・ジョーンズ3世さんがトゥームストーンを再演し、「サンダーボルツ*」よりエレーナ・ベロワが登場するとも報じられています。

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は 2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定です。

映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」、謎の女性アベンジャーが10年越しに話題に

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」では、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」や「アベンジャーズ/エンドゲーム」で回避した未来の一部をトニー・スタークが予見していました。

ワンダ・マキシモフがトニー・スタークに見せた未来の映像の中ではアベンジャーズの死体が転がっていましたが、その内のひとりの女性が誰なのかについて議論が再燃しています。

トニー・スタークが見た暗い未来のヴィジョンの中で、ホークアイの横には謎の女性が横たわっています。

この女性について、ドラマ「エージェント・オブ・シールド」に登場するクエイク/デイジー・ジョンソンの代役ではないかとする意見が多く、「エイジ・オブ・ウルトロン」と「エージェント・オブ・シールド」が少なからず表裏一体の物語であった事を考えると、可能性はあると言えそうです。

一方で彼女は単に名前のないS.H.I.E.L.D.の残党だとする説も。将来的にS.H.I.E.L.D.復活の意味も込めてアベンジャーズとの結束を予定していたとも取れますが、そうだとすればここはニック・フューリーかマリア・ヒルでも良かったかもしれません。

興味深いアイデアとして、彼女の衣装がストラッカーの衣装に似ているという主張も。

ワンダとピエトロに人体実験をしていたストラッカーはH.Y.D.R.A.ですから、彼女がヒドラのアーマーを着用しているという事はアベンジャーズの味方になるまでの、相応のストーリーが計画されていた可能性もあります。

この忘れかけていた映像が「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」で活用されるのかどうかは分かりませんが、様々な後付回収をしてきたマーベル・スタジオですからいずれ何らかの形で言及されるかもしれません。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

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映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

【ネタバレ注意】映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、ドクター・ドゥームがアベンジャーズの一人を狙う理由の詳細とは【噂話】

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のメインヴィランであるドクター・ドゥームについて、新しい詳細が報じられています。これは以前にも同様の報道がありましたが、もう少し新しい情報も追加されています。

※これより先は「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

海外スクーパーの MTTSH 氏は以前に、スティーブ・ロジャースが引き起こしたインカージョンによって家族を失ったためにロジャースを狙っていると報告していました。

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今回、氏は亡くなったのは妻と息子であると付け加えています。これについては @variablelace 氏も同意見のようです。

なお、先日、ドクター・ドゥームの変異体が複数登場すると主張していたものについて、単にドゥームボットの可能性もあると補足しました。

「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」のラストでドクター・ドゥームがチラ見せされましたが、実のところ、視聴者は彼についてほとんど何も情報を与えられていません。

「ファーストステップ」に登場した事で、彼がファンタスティック・フォーと同じ Earth-828 の住人ではないかと見られていますが、その場合、このドクター・ドゥームが「ファーストステップ」本編から4年後のポストクレジットシーン時点で、インカージョンによる影響で家族を失っていると考えるのはかなり強引なやり方です。

スーとフランクリン、そしてドクター・ドゥームが登場したシーンの窓の外ではインカージョンによって「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のような壊れた街になっているのでしょうか?「ファーストステップ」では実際に窓の外の様子も見えていますが、そのような暗い雰囲気は微塵もありません。

両方の噂を正しいと仮定するのであれば、ドクター・ドゥームは何年も前から828に住み着いてたが、その前の世界で家族を失ったとするのが適切なのでしょうか。そして828でフランクリンの力に着目し、スティーブ・ロジャースへの復讐の鍵とするのかもしれません。

そして、問題のスティーブ・ロジャースについても疑問が残されています。

「アベンジャーズ/エンドゲーム」以降、スティーブ・ロジャースに関する情報はサムやバッキーなどの登場人物の口から少し出てくるだけで、老スティーブが実際に登場する事はなく、生死自体が不明なままです。

「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」のとあるシーンでは登場予定だった事が公開された資料から明らかですが、これが最終的な映画から削除された以上、この生存設定が維持されているかどうかは不明です。

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スティーブ・ロジャースは「エンドゲーム」でインフィニティ・ストーンを返却するためにタイムトラベルに出発し、その最中にペギー・カーターと幸せな時間を過ごし、新しい盾をどこからか獲得して老人になった状態で現代に戻り、サムに盾を継承しました。

かなり大きな時間軸の分岐を生み出してしまったスティーブ・ロジャースですが、TVAに剪定されなかった理由も今のところ分かっていません。ロキがシーズン1の序盤の裁判で主張していたように、スティーブ・ロジャースも十分に過去を改変しています。

ドクター・ドゥームとスティーブ・ロジャース、この二人がどのような形で「ドゥームズデイ」で結びつく事になるのでしょうか。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

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映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

「デッドプール&ウルヴァリン」、ブレイク・ライブリーさんの損害額は約1億6000万ドルに、5億ドル近い賠償請求か

映画「ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US」(2024年)の撮影中に起きたトラブルをめぐる裁判で、ジャスティン・バルドーニ氏がブレイク・ライブリーさんに対して約4億ドルの訴訟を起こしていた件は先日終結しました。バルドーニ氏は名誉毀損および恐喝でライブリーさんと夫のライアン・レイノルズさんを訴えていましたが、期日までに修正訴状を提出しませんでした。

この訴訟に対してライブリーさん側もバルドーニさんに対してセクハラとネット上の中傷キャンペーンによる名誉毀損で訴えていましたが、その損害賠償として 1億6100万ドルを求めていると、海外メディア Variety が報じました。

記事によると、今年初め、ライブリーさんの弁護団は情報開示書類を提出。この開示書類は11月5日に公表され、ライブリーさんは自身に対して行われたとされる中傷キャンペーンに対し、1億6100万ドルの損害賠償を求めていると言います。同誌によると、ライブリーさんの弁護士は、彼女が「俳優業、プロデューサー業、講演活動、そして広告契約による過去および将来の収入」で約5620万ドルを失ったと主張。

Deadline は、彼女が経営する化粧品会社Blake Brownと飲料会社Betty B. Holdingsの損失も合わせて約7100万ドルに上ると主張しています。また、専門家の証言を条件に、「25万ドルから40万ドルの範囲の苦痛と苦悩、肉体的苦痛、屈辱、およびおよそ3400万ドルの名誉毀損」に対する非経済的損害賠償も求めていると報じています。そしてライブリーさんの弁護士は実際の損害額の3倍以上の金額、およそ4億8300万ドルを求めることになるとしています。 

開示文書には(Deadline経由)次のように記載されているとの事。

「ライブリー氏は、現在入手可能な情報に基づき、各カテゴリーにおける損害額を最低限の請求額として特定しました。ライブリー氏はさらに、カリフォルニア州民法47.1条および適用される反スラップ訴訟法に基づく損害賠償および手数料の請求を予定していますが、これらはライブリー氏の申し立てに関連する上記の損害賠償額には含まれていません。」

開示された情報には、訴訟に関する関連情報を持つ可能性のある証人候補のリストも含まれていました。Deadline の報道によると、リストにはライアン・レイノルズさん、テイラー・スウィフトさん、ヒュー・ジャックマンさん、エミリー・ブラントさん、スクーター・ブラウンさん、ジジ・ハディッドさん、そして「The Sisterhood of the Traveling Pants」(邦題:旅するジーンズと16歳の夏)のキャストであるアレクシス・ブレデルさん、アメリカ・フェレラさん、アンバー・タンブリンさんが含まれています。

一方で、ソーシャルメディアの運営者ジェド・ウォレス氏に対するライブリーさんの名誉毀損訴訟が棄却されました。

ライブリーさんは、ウォレス氏が自身に対するとされるオンライン中傷キャンペーンを幇助したと主張していましたが、ライブリーさんの弁護団が、オースティン在住のウォレス氏とニューヨークとの間に、訴訟に直面するに足る十分な繋がりがあることを証明できなかったと裁判官が判断したためだと報じられています。

判決後、ライブリーさんの広報担当者は次のように述べています。

「裁判所は、ライブリーの訴えは別の裁判所に提起できる、また提起すべきであるとの判決を下しました。ライブリーは、そのための多くの選択肢を検討しており、バルドーニ氏、ヒース氏、ネイサン氏、そしてウェイフェアラー事件の残りの被告に対する全ての訴えについて、3月にニューヨークで審理が行われることを楽しみにしています。」

先日終結が報じられたバルドーニさんのライブリーさんに対する訴訟ではマーベル・スタジオを巻き込んで、「デッドプール&ウルヴァリン」の制作資料の提出が求められていました。

これが実行されていれば続編映画につながるヒントなど全てが法廷で暴露されてしまうとしてこの裁判は注目されていました。

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映画「ヴェノム」の監督がスパイダーマン不在について沈黙を破る

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム」のルーベン・フライシャー監督が、The Playlist のインタビューで、ヴェノムの新しいオリジンストーリーを描く事やクモのマークのないヴェノムを登場させる事が、当時大きな挑戦だったと語りました。

ヴェノムの1作目を担当した監督は当時を振り返り、「あれはスパイダーマン関連の最初の映画でした。」としつつも「私たちは皆、それがどんな映画になるのかを具体的に考えていました。コミックのヴェノムは常にスパイダーマンによって定義づけられていました。でも私たちの映画にスパイダーマンを登場させるわけには行きませんでした。だから、興味深い挑戦が生まれたんです。」と、最初からスパイダーマンを使えないという制限があった事を明かしました。

「私の記憶では、確かに少し前のことですが、私の記憶では、それは常に『スパイダーマン』とは別物でした。」とし、「将来的に両者がクロスオーバーする可能性はあったかもしれませんが、私たちの段階の考えでは、クロスオーバーによって定義づけられるべきではないという根底にありました。」と説明。1作目の段階では完全にスパイダーマンを除外して制作した事を認めました。

「コミックではヴェノムの胸にクモが描かれているんですが、それは彼がスパイダーマンから派生したからなんです。私たちは全く新しいオリジンストーリーを考え出し、映画独自の胸の模様を実際に作り出さなければなりませんでした。スパイダーマンと何の関係もなければ、胸にクモが描かれているのは意味をなさないからです。」とクモを外した事にも言及。

映画の内容は賛否両論ありましたが、「ヴェノム」は大ヒット。ソニー・ピクチャーズの歴代映画で過去最高の初日成績を記録し、大きな黒字をもたらした事などから「全てが期待通りにうまく行きました。」と評価しました。

「ヴェノム」は公開当初、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)にちなんで Sony Pictures Universe of Marvel Characters (SPUoMC)とされていましたが、「モービウス」が酷評されたあと、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の予告公開の段階で、Sony’s Spider-Man Universe(SSU) とあらためる事が発表されました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/sony-spider-man-movie-franchise-official-title-revealed/”]

「モービウス」が振るわなかった後はスパイダーマンの人気にあやかろうとした事がユニバース名の変更から察する事が出来、ヴェノム2作目の「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」ではトム・ホランドさんのスパイダーマンもちらりと登場させ、クロスオーバーを予感させていました。

しかし、「ノー・ウェイ・ホーム」では同じ場所にいたにも関わらず両者は交差することはなく、続くSSU作品でもスパイダーマンが登場する事がないまま数作品が進行、人気を取り戻せないままSSUは凍結状態となってしまいました。

「スパイダーマン:ブランニューデイ」では「ノー・ウェイ・ホーム」で置き去りになったヴェノム・シンビオートが再登場するという噂もありますが、SSUが救済されるような展開になるのか注目されています。

【ネタバレ注意】「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」でやるはずだった展開の一部を引き継いでいるという【噂話】

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は、征服者カーン役のジョナサン・メジャースさんの解雇が大きく影響し、「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」の開発を中止して刷新されたものでしたが、100%作り直したというわけではないようです。

※これより先は「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

幻の5作目、「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」では「アントマン&ワスプ:クアントマニア」のエンディングを引き継いで、カーン評議会がアベンジャーズを潰しにかかる予定でした。

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海外スクーパーのダニエル・リヒトマン氏はサブスクメンバー向けに新たな情報を投下。「ドゥームズデイ」に複数のドクター・ドゥームが登場するとし、カーン評議会の代わりにドゥーム評議会が登場する可能性をほのめかし、その中の少なくとも一人は女性であるとも主張しています。

そしてこのドクター・ドゥームの変異体たちがカーン評議会を壊滅させ、「クアントマニア」で設定しつつもジョナサン・メジャースさんの解雇でどうにも出来なくなった展開にカタをつける事になっているようです。

気になる点としてはRDJさんが演じるドクター・ドゥームとドゥーム評議会は協力関係にあるのか敵対関係にあるのかが不明な所。評議会がRDJドゥームとは別の思惑で動くのであれば、より複雑な展開となりそうです。

メジャースさんの解雇が原因で映画のタイトルごと脚本内容が大幅に変更されたアベンジャーズ5ですが、メジャースさんが復帰するのではないかという噂も。

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いったんカーンの話を回収するためにメジャースさんが死に役として戻って来る事になるのでしょうか?

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

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映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

ディズニープラスのマーベル再生ランキングツートップが判明、ひとつはかなり意外な作品に

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」がディズニープラスの再生ランキングで今尚トップに君臨している事が報じられました。全世界で約27億9020万ドル(当時のレートで約2790億円)の興行収入を記録した「エンドゲーム」は当時のギネス世界記録にも認定されていました。

海外メディア THR のレポートによると、「エンドゲーム」と並んで視聴者が見ているのは「Spidey and His Amazing Friends」(邦題:スパイディとすごいなかまたち)との事。

記者会見でケヴィン・ファイギ社長は、「スパイディとすごいなかまたち」と「アベンジャーズ/エンドゲーム」がディズニープラスで最も視聴されているマーベル作品の2本だと明言。

「子供たちはこの作品でこれらのキャラクターを知り、成長していくのです」とファイギ社長は語りました。

2025年8月には幼児向けマーベルアニメの第2弾「アイアンマンとさいこうのなかまたち」の配信も始まっています。こちらはアイアンマン、アイアンハート、アイアンハルクのアイアンフレンズを中心に様々なキャラクターが登場しています。

MCUのスパイダーマンアニメ「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」も評判は良い作品でしたが、「スパイディとすごいなかまたち」には遠く及ばない結果となったようです。

「アベンジャーズ/エンドゲーム」以降の実写作品は大きな波を超えた後という事もあって興行収入は伸び悩んでいました。最新映画となる「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」がどこまで迫れるのかも注目されています。

ソース:THR HEAT VISION