映画「シャン・チー」主演のシム・リウさん、公開延期を受けてSNSでコメント

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」と「シャン・チー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス」の公開延期の発表を受け、シャン・チーを演じるシム・リウさんが自身のTwitterでコメントを発表しました。

リウさんは「とても楽しみにしていたズームミーティングが、自分の力の及ばない理由で延期され続けているようなものです。Shang Chi and the Legend of the Ten Rings は9月3日に公開されます。ワクチン接種しよう!」とツイートしました。

また、映画「アントマン&ワスプ:クァントゥマニア」でキャシー・ラング役にキャスティングされているキャスリン・ニュートンさんも今回の報道に反応し、自身のInstagramストーリーにてブラックウィドウのポスター画像と共に「I’m so exited OMG」と投稿しました。

MCUは2019年7月(日本では6月)に公開された映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」にてフェーズ3を終え、2020年5月公開予定だった「ブラックウィドウ」でフェーズ4が始まるはずでしたが、新型コロナウイルスの影響によりスケジュールは大きく再編され、2021年1月からドラマ「ワンダヴィジョン」を皮切りにフェーズ4がスタートしました。

このパンデミックの影響でMCUの映画が丸2年公開されなかった事になりますが、一方でディズニープラスで配信中の「ワンダヴィジョン」、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の再生数は記録を更新し、海外レビューサイトの評判もよく、作品の品質は高く維持されていると言えそうです。

映画「シャン・チー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス」の米国公開は 2021年9月3日 予定となっています。

映画「ブラックウィドウ」米国公開が7月に延期され、ディズニープラスでの同時公開へ ─ シャン・チーも延期に

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」の米国公開日が 2021年7月9日 へと延期される事が発表されてました。また、劇場公開と同時にディズニープラスでのプレミアアクセスでもリリースされるとしています。

プレミアアクセスの料金は発表されていませんが、以前に行われた「ムーラン」や「ラーヤと龍の王国」では30ドルの追加料金となっていました。

また、「ブラックウィドウ」だけでなく、「シャン・チー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス」の公開も延期され、2021年9月3日に延期されることになりました。

執筆時点では日本での対応状況は発表されていません。

出演者は、ナターシャ・ロマノフ/ブラックウィドウ役のスカーレット・ヨハンソンさんをはじめ、妹分エレーナ役に「ミッドサマー」のフローレンス・ピューさん、父親アレクセイ/レッド・ガーディアン役に「ストレンジャー・シングス」(2016~)のデヴィッド・ハーバーさん、母親メリーナ役に「女王陛下のお気に入り」(2018)のレイチェル・ワイズさん。さらにナターシャのS.H.I.E.L.D.時代の仲間であるメイソン役で「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」(2017~)のO・T・ファグベンルさん、MCUの過去作品からサンダーボルト・ロス長官役のウィリアム・ハートさんが再登場します。

映画「ブラックウィドウ」は 2021年7月9日 より米劇場公開 & ディズニープラスでのプレミアアクセス予定です。

ソース:公式

エヴェレット・ロス役マーティン・フリーマンさん、「ブラックパンサー2」の脚本は完成していた事を明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー」でCIAのエージェント、エヴェレット・ロス役を演じた俳優のマーティン・フリーマンさんが、次回作「ブラックパンサー2」の脚本がすでに完成していたが、現在は作り直しているためこの先何が起こるかは分からないと、海外メディア Collider とのインタビューの中で明かしました。

フリーマンさんはインタビューで次のように話しました。

ええ、2作目の『ブラックパンサー』に出演しますよ。それがどんな形になるのか、近々ライアン・クーグラーと話すことになっています。脚本については(だから)何が起こるかわかりません。

チャドウィック・ボーズマンさん無しで「ブラックパンサー2」を製作する世界を想像できたかと聞かれたフリーマンさんは、

私の記憶が正しければ、チャドウィックが亡くなる直前には、脚本が出来ていて、その脚本に取り組んでいたんだけど、チャドが亡くなって、すぐに “ああ、そうか、じゃあブラックパンサーがいない世界もあるんだな。でもどうやってブラックパンサーなしでブラックパンサーをやるんだ?”と思いました。もちろん、チャドが亡くなる前に、彼なしでブラックパンサーをやるというのは馬鹿げた考えでした。狂っていたかもしれません。彼がここにいないということは、とても衝撃的で、今でもとても不思議なことです。だから、皆さんと同じように、次回作がどんな風になるのか興味がありますし、すぐにわかります。私が知っているのは、私がそれに参加しているということだけです。

とコメントしました。

主人公ティ・チャラ/ブラックパンサーを演じるチャドウィック・ボーズマンさんが2020年に逝去したため、同年内に撮影開始されるはずだった脚本は白紙となり、あらたに制作中ということのようです。

マーベル・スタジオは主人公不在のこの作品において、ティ・チャラ役をリキャストしないこと、ティ・チャラをCGで再現しないことを現状で明言しています。新たな主人公が誰になるかは明かされていません。

映画「ブラックパンサー2」は 2022年7月8日 米国公開予定です。

ソース:‘Black Panther 2’: Martin Freeman on Making the Sequel Without Chadwick Boseman

ディズニーCEO、映画「ブラックウィドウ」公開日は現状維持である事を明かす

ディズニーのCEOボブ・チャペク氏は海外メディア Deadline とのインタビューの中で、映画「ブラックウィドウ」は引き続き5月の公開予定(日本は4月29日公開)の計画を維持していることを明らかにしました。もともとは2020年5月公開予定でしたが、約1年の延期となっています。

インタビューの中でチャペク氏は次のようにコメントしました。

ほんの数週間前まで、ニューヨークやロサンゼルスの劇場はオープンしていませんでした。ですから、お客様の反応を見ながら、柔軟に対応していきます。私たちは柔軟に対応するつもりです。ブラックウィドウであれ他のタイトルであれ、これらの映画がどのように市場に出てくるかについては、おそらくギリギリになってから判断することになるでしょう。

チャペク氏は先月行われたディズニーの2021年度第1四半期決算の電話ミーティングの中でも現状維持の姿勢を見せており、急激な状況悪化がない限りこのまま公開に至ると見られています。

多くのMCUファンや株主からはディズニープラスでのプレミアアクセスを望む声も上がっていますが、それらを含めて慎重に判断するとの事です。

映画「ブラックウィドウ」は 2021年4月29日 日本先行公開予定です。

ソース:Will ‘Black Widow’ Have Exclusive Movie Theater Run? It’ll Be A “Last-Minute” Call, Disney CEO Bob Chapek Says

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」公開日が2021年9月17日に再延期

ソニー・ピクチャーズが制作する映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の公開がさらに延期されることが報じられました。この情報は複数の海外メディアが報道し、プレスリリースによると本作は3ヶ月延期し、9月の公開になるとの事です。

記事によると新たな米国公開日は2021年9月17日となり、現在設定されている2021年6月25日から約3ヶ月の延期となります。

ソニーは今年の1月にも映画「モービウス」の3度目の延期を発表しており、こちらは2022年1月21日公開となっています。

本来のスケジュールでは「モービウス」が2020年7月、「ヴェノム2」が2020年10月の公開予定でしたが、新型コロナウイルスの影響により映画業界も大きく遅延しました。

2020年の秋頃にソニー・ピクチャーズ・エンターテイメントの会長であるアンソニー・ヴィンシクエラ氏は海外メディアのインタビューに対して、新型コロナウイルスの影響が収まるまでは主要な映画を公開しないと発言していました。

Venom: Let There Be CarnageHeadlines Sony Pictures Won’t Release Any Major Movies In Theaters Until The COVID-19 Pandemic Is Over

今月の頭には、ニューヨークの映画館が1年ぶりに営業を再開するといった報道もありましたが、収容人数は25%と制限をかけられています。米国でのワクチン摂取状況は世界的に見ても進んでいますが、まだまだ元通りとは行かない状況に置かれているようです。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は 2021年9月17日 米国公開予定、日本での公開日は未定です。

ソース:‘Venom’ Sequel Moves Back 3 Months to September

「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」に登場したアップルストア店員がNoobMaster69だった事が判明

2019年公開の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」でコーグやソーと「フォートナイト」で対戦していた「NoobMaster69」が、2014年公開の映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」に登場していたアップルストアの店員アーロンである事が明かされました。これはドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」とXboxのコラボCMの動画によって明らかになりました。

動画のラストでアーロンは「僕のゲーマータグはNoobMaster69だよ。いとこが名付けたんだ」と明かします。NoobMaster69はエンドゲームの序盤にてコーグと「フォートナイト」で対戦し、コーグを間抜け呼ばわりしたとしてソーの怒りを買いました。

©ARVEL,Disney

コラボCMはこの動画が第2弾であり、1弾のほうでは「サノスによって5年間も不在だった、甥たちの成長にも立ち会えなかった、いまから追いつかなきゃならないものが山ほどある」と最新ゲームに追いつこうとするサムの姿が描かれていました。

コラボCMだけあってMCUの出来事を反映しており、もちろん後付設定だと考えられますが、アップルストアの元店員アーロンがNoobMaster69の正体だったと言うことのようです。コミックのサムにはジェームズ・ウィルソンやジョディ・キャスパーといった甥が存在しますが、ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に登場するのかは不明です。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は 2021年3月19日(金) ディズニープラスで配信開始です。

マーベル・スタジオ社長がS.H.I.E.L.D.とヒドラのMCUへのカムバックについてコメント

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長がドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のバーチャル・グローバル・プレス・カンファレンス中に、MCUの今後におけるS.H.I.E.L.D.とヒドラについて質問され、コメントしました。

インタビューの中で社長は以下のように回答しました。

繰り返しになりますが、いつでもコミックを見ることができますよね。私たちは常に過去に起こったことからヒントを得ていて、それらの組織は何年にもわたって様々な形で現れたり消えたりしています。だから、彼らはいつでも(戻ってくる)可能性があるんです。ワンダヴィジョンで見たS.W.O.R.D.のような新しい組織もありますから、MCUには常に何かしらの政府機関や影のある組織が必要なのです。

「ワンダヴィジョン」で登場したS.W.O.R.D.はなかなか予想外の結末を迎えることになりましたが、引き続きMCUで描かれていくものと考えられています。フューリーがいる限りS.H.I.E.L.D.が戻ってくる可能性は十分ありそうですが、しばらくはS.W.O.R.D.にスポットが当たる事になりそうです。

「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でサムやバッキーがどこに所属しているのか、敵はどういった勢力なのかというポイントにも要注目です。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は 2021年3月19日(金) ディズニープラスで配信開始です。

また、S.H.I.E.L.D.とヒドラの戦いを描いたドラマ「エージェント・オブ・シールド」も全話ディズニープラスで配信中です。

ソース:Marvel’s Kevin Feige Addresses If SHIELD or HYDRA Could Make Comebacks In MCU

ワンダ役エリザベス・オルセンさん、ドラマ「ワンダヴィジョン」撮影時にマルチバースについて知らなかった事を明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」でワンダを演じたエリザベス・オルセンさんが、海外メディア Variety とのインタビューの中で、ドラマ撮影時にはマルチバースがどういう事か知らなかった事を明かしました。

※ドラマ「ワンダヴィジョン」のネタバレを含んでいます。ご注意ください。

ドラマのフィナーレにマグニートーが登場するといった噂があった事について質問されたオルセンさんは、以下のようにコメントしました。

マルチバースについてワンダヴィジョンを撮影している時には知りませんでした。だからマグニートーが登場するなんて事も思っていませんでした。ピエトロの登場の仕方については賢い方法だと思っています。マルチバースの大きな計画を理解したのは「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」の仕事を始めてからの事なんです。

「ワンダヴィジョン」が「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」に繋がると説明されていたため、多くのファンは「ワンダヴィジョン」でマルチバースの片鱗が出始めるのではないかと予想し、その結果マグニートーやその他有名なキャラクター登場の噂が乱立することになりました。

MCUにおいてマルチバースはあまり語られておらず、映画「ドクター・ストレンジ」で概念的な説明がされましたがその後は鳴りを潜めていました。そして映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」で登場したミステリオがマルチバースから来たと劇中で明かすも嘘であり、今の所MCU的マルチバースがどういうものかはほとんど分かっていません。

しかしオルセンさんが言うように、ドクター・ストレンジの続編にはマルチバースに関する大きな計画が含まれているようで、今後のMCUにおいて重要なポイントとなる作品になりそうです。

ドラマ「ワンダヴィジョン」はディズニープラスで全話配信中。

映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」は  2022年3月25日 に米国公開予定となっています。

ソース:‘WandaVision’: Elizabeth Olsen and Jac Schaeffer on Wanda’s Kids, Fan Theories and the Future of the Show

ドミノ役ザジー・ビーツさん、映画「デッドプール3」のオファーが来ていない事を明かす

2018年公開のFOX映画「デッドプール2」でX-フォースのメンバー”ドミノ”を演じたザジー・ビーツさんが、海外メディア Collider とのインタビューの中で、マーベル・スタジオが制作を発表しているデッドプールの続編に関するオファーを受けていない事を明かしました。

記事によるとビーツさんは「ドミノの復帰については聞いていません。私はこの役を復活させたいと思っています。それは常に起こりうる世界でしたが、それにまつわる具体的な話はしていません。でも、興味はあります。この役を復活させたいというだけでなく、ドミノの映画を作る方法を考えたりしたいと思っています。何が起こるかはわかりませんが、スタジオと個人的な話はしていません。」とコメントしました。

昨年11月の報道で、MCU版はアニメ「ボブズ・バーガー」の脚本家ウェンディー・モリノー&リジー・モリノー=ロジェリン姉妹が脚本を執筆している事と、そこにデッドプール役のライアン・レイノルズさんも加わって制作準備が進められていると報じられました。今回のインタビューでビーツさんはオファーがない事を明かしましたが、そもそもキャスティングが始まっているかどうかは不明です。

マーベル・スタジオのボス、ケヴィン・ファイギ氏はデッドプールの続編に関して「この映画はR評価になる予定で、今、脚本を書いていて、ライアンは今、脚本を監督しています。今年中には撮影されないでしょう。ライアンはとても忙しく、とても成功している俳優です。今から制作すべきものがいくつも発表されていますが、それが始まったことに興奮しています。繰り返しになりますが、デッドプールはMCUの中では非常に異なるタイプのキャラクターで、ライアンは自然の力を持っていて、彼がそのキャラクターに命を吹き込むのを見るのはただただ素晴らしいことです。」と2021年年明けのインタビューでコメントしました。

映画「デッドプール3」の劇場公開日は未発表です。

ソース:Will Domino Be in ‘Deadpool 3’? Zazie Beetz Weighs In

ペッパー・ポッツ役グウィネス・パルトロウさん、MCUへの復帰に対して条件付きの意欲を見せる

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でペッパー・ポッツを演じていたグウィネス・パルトロウさんが、海外メディア People の番組内で、MCUへの復帰について心境を明かしました。その中でパルトロウさんは「少しだけなら」と復帰に対する姿勢を見せています。

番組の中でパルトロウさんはペッパー・ポッツの再演について「1日か2日で終わる小さなパートなら、引き受けられると思います」とコメントしました。

パルトロウさんは以前から俳優業への興味が減ってきている事を明かし、自身のライフスタイルブランド「Goop」の経営もあり俳優業を縮小、2015年の「チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密」以降はMCUにおけるペッパー・ポッツのみの映画制作となっていました。

今後もしばらくは俳優業を本格的に再開する予定でもないものの、MCUへのカメオ出演はオファーが来ればという姿勢を維持しているようです。

今後のMCUではアイアンマンの系譜とも言えるドラマ「アーマー・ウォーズ」とドラマ「アイアンハート」が計画、発表されており、ペッパーの登場余地はまだまだありそうです。また、MCU的に気になる存在であるモーガン・スタークの母親としてもペッパーの存在は不可欠となっています。

ドラマ「アーマー・ウォーズ」、ドラマ「アイアンハート」はともにディズニープラスオリジナル作品として制作中、配信日は未定です。

ソース:Gwyneth Paltrow Says She Would Return To Marvel on One Condition