映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」、ルッソ兄弟監督が今後のプロジェクトについて残念な発表

2019年に公開されたマーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」のジョー&アンソニー・ルッソ兄弟監督が海外メディア Variety とのインタビューに応じ、二人のMCU復帰の計画について明かしました。

sponsored link
 

ジョー監督は2019年のエンドゲーム公開時のインタビューでマーベル・スタジオのトップたちと常々話し合い、次作のタイミングを計っているとコメントして以降、その後の度々のインタビューでも同様のコメントをしていました。

そして今回もまた復帰についての質問があったところで、ジョー監督は「私たちはいつも話しています。」と繰り返した上で、「何がうまくいくかを見極める必要があるんです。今後の10年、マーベルとは何もする準備ができていません。」と当面の復帰計画がない事を明らかにしました。

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長も以前のサンディエゴ・コミコンでルッソ兄弟のアベンジャーズ新作への関与を否定しており、「また一緒にやる何かを見つけたいですが、これ(アベンジャーズ5)ではありません。」とコメントしていました。

ルッソ兄弟監督は昨今の映画業界について、エンドゲームの頃が劇場用映画制作の頂点だったとし、昨今のストリーミングサービスの台頭やパンデミックによって変化した聴衆たちの行動、そして制作会社の変化などを指摘し、「風向きが大きく変わった」と述べました。そして「バットガール」のような注目の大きな作品でさえキャンセルされてしまった事について、人々が失敗を恐れていることが強く感じられると指摘しました。

ルッソ兄弟監督が向こう10年の間に復帰の計画がない事を明かしたのはとても残念なことであり、これは兄弟がフェーズ6までに描かれるというマルチバース・サーガにはノータッチで終わることを意味しているようです。

10年後と言えば2032年であり先の長い話ですが、計画が繰り上げられ、2026年から始まるフェーズ7からの新しいサーガでの復帰に期待がかかります。

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」はディズニープラスで配信中です。

ソース:The Russo Brothers Assemble: Inside AGBO, Their $1 Billion Studio, and When They Might Return to Marvel

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」プロデューサーが時系列を解説、ニューアスガルドも登場か

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のプロデューサーを務めるネイト・ムーアさんが、海外メディア Cinemablend とのインタビューに応じ、本作の時系列について明かしました。

※これより先は「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

sponsored link
 

マーベル・スタジオの副社長でもあるムーアさんは本作の時系列について質問されると、「西暦?他の映画との位置づけは、ある程度時系列に並べようと思っているので、言えません。でも、もし君が僕の頭に銃を突きつけたら、正直なところ、たぶん間違うでしょうね。」とまだ整理していない事を明かしました。

続けて「では何と何の間に発生するんですか?」と質問されると、「この映画は明らかに『ノー・ウェイ・ホーム』と『エターナルズ』の後に起こります。おそらく『ソー:ラブ&サンダー』と同時に起こる可能性があると思います。例えば、ニューアスガルドは私たちの映画の中に存在します。そして、『アントマン&ワスプ』とほぼ同時進行ですね。クアントマニア、2月に公開されます。」と回答しました。

「ソー:ラブ&サンダー」の時系列も詳細は明かされていませんが、2025年を舞台にしている事はほぼ確実で、大きく夏か秋頃の話だとされています。「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」とそれに加えて「アントマン&ワスプ:クアントマニア」も同時期に展開するとの事で、これら3作は2025年の後半に位置すると考えられるかもしれません。なお、映画作品としては「ワカンダフォーエバー」までがフェーズ4であり、「クアントマニア」からはフェーズ5として設定されています。

「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」の公式概要は以下のとおりです。

ラモンダ女王、シュリ、エムバク、オコエ、ドーラ・ミラージュたちが、ティ・チャラ王の死に乗じた大国の干渉から国を守るための戦いに挑む。ワカンダの人々が国の難局に必死に立ち向かう一方で、ヒーローたちはウォー・ドッグのナキアやエヴェレット・ロスの助けを借りて皆で一致団結し、ワカンダ王国の進むべき新しい道を切り開いていかなければならない。

映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」は 2022年11月11日 公開予定です。

映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」、ハリソン・フォードさんの起用が公式に認められる─シビル・ウォーとの繋がりも示唆

マーベル・スタジオの副社長を務めるネイト・ムーアさんが海外メディア Collider とのインタビューに応じ、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」に関する最新情報を提供しました。その中でハリソン・フォードさんの起用を正式に認め、本作が「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」から接続される事を明らかにしました。

sponsored link
 

ムーアさんは本作の見所として、「サム・ウィルソンはキャプテン・アメリカとして、自分のチームを連れてくるはずです。サミュエル・スターンズがマーベル・シネマティック・ユニバースに復帰することは御存知の通りで、これはティム・ブレイク・ネルソンが最高だから素晴らしいことです。ハリソン・フォードはサディアス・”サンダーボルト”・ロス将軍の役を引き継いでいて、サムがソコヴィア協定に違反した事が原因でシビルウォーの終わりにロスがサムを刑務所に放り込みました。彼らの再会はそこに自然な火花が散るだろうし、本当に楽しいものになると思います。」とコメントしました。

コメントの中で噂の起用を認めたムーアさんは、本作がプリプロダクション中であり、2023年春に撮影を開始することも明らかにしました。

ソコヴィア協定はドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」の中で廃止されている事が明らかになりましたが、ドラマ「ワンダヴィジョン」やドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」などフェーズ4の序盤では効力を発揮している描写があり、この協定がどのような経緯でストップしたのかは明らかになっていません。

キャプテン・アメリカシリーズで蒔いた種はキャプテン・アメリカ最新作で刈り取るのが相応しいとも言え、サムとロスの関係とその間にあるソコヴィア協定に関して注目となりそうです。

映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」は 2024年5月3日 米国にて劇場公開予定です。

ソース:‘Captain America 4’: Sam Wilson Will Clash With Thunderbolt Ross Says Producer Nate Moore

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長がゲームのコンサルティングに関与していくと報じられる

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が映画やドラマの制作に加えて、ビデオゲームの世界に足を踏み入れることになると、海外メディア Bloomberg が報じました。それによると、Electronic Arts が Marvel Entertainment と契約を結び、3つのビデオゲームが開発される事になると言います。

sponsored link
 

第1弾はすでに発表されている「アイアンマン」のゲームで、まったく新しいソロプレイ用のサードパーソン・アクションアドベンチャーになると言います。

残る2つについては発表されていませんが、うち一つはブラックパンサーのゲームとも噂されています。

EAのCCO(最高執行責任者)であるローラ・ミーレ氏は、「我々はバランスの取れたポートフォリオを持つために意図的、計画的な戦略を持っています。他のEAゲームをプレイしないマーベルファンが存在する事でしょう。それはスターウォーズでもそうでした。」とコメント。そして、「これは開発者だけでなくファンやプレイヤーにとっても素晴らしい瞬間」として、「マーベルがEAクリエイターの一員になることを楽しみにしており、このコラボが卓越した体験を皆さんにお届けするだろうと確信しています。」と述べています。

そして、ミーレ氏は4年前にケヴィン・ファイギ社長と連絡を取り、EAの様々なゲームスタジオを統括する上で何か知恵を得られるかもしれないと期待していたことが明らかにされました。

そのやりとりが具体的に何をもたらしたのかは不明ですが、2020年に再び連絡を取ったミーレ氏は、マーベルでゲーム部門のトップを務めるジェイ・オングさんと協力関係を結ぶようになったのだと言います。

ファイギ社長はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に関して前例のない多数のプロジェクトを抱えている通り、ゲーム開発への関与といってもアドバイス程度ではないかと海外メディアは見ているようです。

しかし、MCUがマーベル・スタジオ作品ではない過去の実写作品やアニメ作品なども接続し始めている事を考えると、これを機にマーベル・ゲーム・ユニバースもMCUとクロスオーバーしていく可能性が出てきているのかもしれません。

ソース:Electronic Arts Strikes Three-Game Deal With Marvel

映画「ブラックパンサー2」プロデューサーからワカンダスピンオフドラマに関して残念なお知らせ

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のプロデューサーを務めるネイト・ムーアさんが、海外メディア Collider の取材に応じた中で、ライアン・クーグラー監督が主導しているというディズニープラス向けのワカンダ・スピンオフシリーズの開発に関する最新情報を提供しました。

sponsored link
 

スピンオフについて質問されたムーアさんは、「この映画(ワカンダフォーエバー)、そして率直に言ってアイアンハートのショーに費やされた時間と注意量のために、それはおそらく人々が望むほどには進んでいないでしょう、しかし、我々はまだライアンと話している素晴らしいアイデアがあることは確かです。だから、もう少し見守る必要があります。」と期待されるほど進んでいない事を明らかにしました。

クーグラー監督は先日の「ブラックパンサー3」に関する質問でも、「僕はマルチタスクが得意な人間ではない」とし、1作品ずつ丁寧に制作していく姿勢をみせていました。

そのため「アイアンハート」が終了した後に、次は「ブラックパンサー3」か「ワカンダ・スピンオフ」のどちらかに絞って開発がスタートするものと見られています。

なお、ネイト・ムーアさんは「アイアンハート」について「ほぼ完成しています。間違っていなければ、あと2日で最終日かもしれませんね。」とコメントしました。

「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」の公式概要は以下のとおりです。

ラモンダ女王、シュリ、エムバク、オコエ、ドーラ・ミラージュたちが、ティ・チャラ王の死に乗じた大国の干渉から国を守るための戦いに挑む。ワカンダの人々が国の難局に必死に立ち向かう一方で、ヒーローたちはウォー・ドッグのナキアやエヴェレット・ロスの助けを借りて皆で一致団結し、ワカンダ王国の進むべき新しい道を切り開いていかなければならない。

映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」は 2022年11月11日 公開予定です。

ソース:Marvel’s ‘Ironheart’ Series Has Almost Completed Filming, Reveals Producer Nate Moore

映画「ブラックパンサー3」のアイデアは既にあるとプロデューサーが明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のプロデューサーを務めるネイト・ムーアさんが、海外メディア Collider とのインタビューに応じ、「ブラックパンサー3」の公開の可能性について言及しました。

sponsored link
 

ワカンダ・フランチャイズの新たな作品を開発するかどうか尋ねられたムーアさんは、「それは素晴らしい質問ですね。正直なところ、これは私がその質問に答えないようにしているのではありません。観客がこの映画をどう受け止めるか見たいし、ライアン(・クーグラー監督)もこの映画がどうなるか見てから決めたいと考えていると思います。もし3作目を作ることになれば、どのような作品になるかというアイデアが浮かんでいるのは確かです。でも、映画が公開されるまでは何が起こるかわからないから、皮算用したくはないんです。」と回答しました。

また、海外メディア GIZMODO とのインタビューにおいては監督もインタビューに加わり、3作目開発について「正直なところ、考えていません。脚本と監督となると、僕は世界一マルチタスクな人間ではないんです。目の前のことを淡々とこなしていくしかないんです。しかし、プロデュースに関しては、複数のことをこなせるようになりました。企画を立てるには、素晴らしい制作会社や協力者がいて、物事を進めていくことができます。でも、脚本、そしてこの場合は共同脚本と監督となると、目の前のことを終わらせてから、その後に起こるすべてのことを考えなければならないんです。」と、まずは「ワカンダフォーエバー」に集中していた事を明かしました。

「ブラックパンサー3」は誰もが順当に期待する所ですが、その傍らでワカンダのスピンオフや、オコエのスピンオフなどの計画がある事も報道されています。これらも全てクーグラー監督が手掛けるようであれば、「ブラックパンサー3」はかなり先のお話となるかもしれません。

「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」の公式概要は以下のとおりです。

ラモンダ女王、シュリ、エムバク、オコエ、ドーラ・ミラージュたちが、ティ・チャラ王の死に乗じた大国の干渉から国を守るための戦いに挑む。ワカンダの人々が国の難局に必死に立ち向かう一方で、ヒーローたちはウォー・ドッグのナキアやエヴェレット・ロスの助けを借りて皆で一致団結し、ワカンダ王国の進むべき新しい道を切り開いていかなければならない。

映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」は 2022年11月11日 公開予定です。

ソース:Here’s Why Marvel Hasn’t Announced ‘Black Panther 3’ YetBlack Panther: Wakanda Forever Director Ryan Coogler on Sequel Pressures and Part 3 Possibilities

ヒュー・ジャックマンさんが映画「ウルヴァリン10」で怒りに満ちたウルヴァリンを演じると語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」への出演が発表されたウルヴァリン/ローガン役のヒュー・ジャックマンさんが、海外メディア APエンターテイメント とのインタビューの中でファンが期待する事について予告しました。

sponsored link
 

「『ウルヴァリン10』について教えてください!」と質問されたジャックマンさんは「その表現、いいですね(笑)まあ、言えるのは、人生で一番楽しい時間を過ごすということです。役作りのためにジムを再開したこと、たくさん食べていることは言えますよ。プロテインシェイクをたくさん飲んで、『ミュージックマン』のキャストに申し訳ないくらいです。でも・・・すごく楽しいんです。5年も経って、まさか自分が戻ってくるとは思ってもいなかったし、本当に本当に興奮しています。実は、脚本について少し知っているんだけど、言うつもりはありませんよ」と回答しました。

続いて「怒ったローガンになるのか、優しく穏やかなローガンになるのか」質問されると「なんですって?そんなの選択肢はありません。ローガンは間違いなく、より怒った、辛辣な、不機嫌なウルヴァリンであり、ライアン・レイノルズに対して多くの自由な撮影をするつもりだ、と言っておきますよ。物理的にはね」と述べました。

R指定になる事も予告されている「デッドプール3」は、今回のヒュー・ジャックマンさんの言葉によると過去一暴力的なウルヴァリンが登場する事になる様子。ウルヴァリン役通算10作目となる「デッドプール3」は部分的に完成している脚本があるようで、着々と制作が進んでいるようです。

コミックで犬猿の仲でもある二人は本作でどのように描かれていくのでしょうか。

映画「デッドプール3」は 2024年11月8日 に米国公開予定です。

ケヴィン・ファイギ社長が「ネイモア・ザ・サブマリナー」ソロ映画の可能性について言及

先日開催されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のワールドプレミアイベントの会場で、Twitterユーザー @namorcosplay がマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長にネイモア・ザ・サブマリナーのソロ映画の可能性について直接質問を投げかけました。

sponsored link
 

ツーショットムービーの撮影のかたわら、ネイモアのソロ映画の可能性について質問されたファイギ社長は「We’ll see, depends on this(どうなるか、これ次第だね)」と、「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」の観客の反応次第であると回答しました。

ネイモア・ザ・サブマリナーを演じるテノッチ・ウエルタさんは 海外メディア Total Film (from the Direct)とのインタビューで、ファンが今後ネイモアをもっと見ることができるかどうか質問された際に「そう願っていますよ!なぜなら、もっと大きな契約が欲しいから、契約書にもっとゼロが欲しい!いや、冗談ですけど(笑)ネイモアの神話は巨大なんです。神話、宗教、その他もろもろから素晴らしいソースを得ているので、この文化的な側面でクレイジーになれるし、ネイモアでいろんなものを創造できると思います。だから、マーベル・スタジオがこのキャラクターを続けて、独自の物語を作ったりしてくれることを期待していますよ。」と述べています。

実際のところ、ケヴィン・ファイギ社長がネイモアの今後を本当に「ワカンダフォーエバー」次第と考えているのか、既に計画が進んでいるのかは不明です。

しかしネイモアはコミックにおいてファンタスティック・フォーやX-MENとも関係が深いキャラクターであり、ソロ映画が実現するかどうかの問題はともかくとして、今後のMCUにも再登場し、そういった作品に登場するのではないかと見られています。

「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」の公式概要は以下のとおりです。

ラモンダ女王、シュリ、エムバク、オコエ、ドーラ・ミラージュたちが、ティ・チャラ王の死に乗じた大国の干渉から国を守るための戦いに挑む。ワカンダの人々が国の難局に必死に立ち向かう一方で、ヒーローたちはウォー・ドッグのナキアやエヴェレット・ロスの助けを借りて皆で一致団結し、ワカンダ王国の進むべき新しい道を切り開いていかなければならない。

映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」は 2022年11月11日 公開予定です。

映画「ブラックパンサー2」プロデューサーがアイアンマンとアイアンハートの関係についてコメント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のプロデューサーを務めるネイト・ムーアさんが、海外メディア Comicbook.com の Phaze Zero インタビューに登場し、トニー・スタークがリリ・ウィリアムズに与えた影響についてコメントしました。

sponsored link
 

MCUにおけるアイアンマンの時代を彷彿とさせるシーケンスや瞬間を撮影するのはどんな感じだったかと質問されたムーアさんは、「本当にエキサイティングで、指をくわえて見ているようでした。トニー・スタークへのオマージュであると同時に、独自のものでもあるのです。リリ・ウィリアムズは、トニーの足跡を直接たどることは少ないと思いますが、彼が作ったものすべてへの賞賛があるのは確かです。ショットやシーケンスを作るときでさえ、他のアイアンマン映画で見たものを考え、それを自分たちでアレンジするのは本当に楽しかったです。」と答えました。

さらに「ライアン・クーグラーは地に足の着いた映画監督ですが、もし誰かがアイアンマンのアーマーを作ろうとしていて、アイアンマンのリソースがなかったら、どこに行くだろうかという考えです。だから、もう少しアドホックなのです。また、リリが父親と一緒に車を作っていたというアイデアも気に入ったようです。デトロイトのモーターシティのような雰囲気がありますね。だからトニーのスーツほどスマートでクリーンではないんです。」とMCUのアイアンハート/リリ・ウィリアムズの背景について言及しました。

そして本作に登場するアイアンハートのアーマーについて「トレイルもガス動作式のようになっています。ドミニク・ソーンの体格との対比も面白いですね。彼女は小柄な人間ですが、とてもパワフルな人格者です。トニーのスーツよりも大きくて不格好なのは、彼女ならそうやってスーツを作るだろうからです。」と述べました。

コミックでのアイアンマン/トニー・スタークとアイアンハート/リリ・ウィリアムズは言わば師弟関係のような形で協力する様子が描かれていますが、MCUではトニー・スタークが既に亡くなっているため、二人の関係がMCUでどうなるのか多くのコミックファンが注目していました。

結局のところ、生前のトニーがリリと既に関係を築いていたという後付設定を導入する事なく、リリの一方的なアイアンマンのファンガールという所に焦点をあわせて、アイアンマンの遺産とはほとんど関係がない形で実写デビューになるようです。

コミックではアイアンハートのコアA.I.としてトニー・スターク自身が自分の人格をA.I.化したものを搭載していますが、今回の話によるとそういった遺産も「ワカンダフォーエバー」に登場する事はなさそうです。

トニー・スタークの遺産についてはドラマ「アーマー・ウォーズ」で描かれる計画が発表されており、ヴィランに奪われ悪用されるという数々の遺産の中にそういったA.I.トニー・スタークが含まれているかもしれませんし、アイアンハート自身のソロドラマ「アイアンハート」でそういったものが登場する可能性も残されているのかもしれません。

「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」の公式概要は以下のとおりです。

ラモンダ女王、シュリ、エムバク、オコエ、ドーラ・ミラージュたちが、ティ・チャラ王の死に乗じた大国の干渉から国を守るための戦いに挑む。ワカンダの人々が国の難局に必死に立ち向かう一方で、ヒーローたちはウォー・ドッグのナキアやエヴェレット・ロスの助けを借りて皆で一致団結し、ワカンダ王国の進むべき新しい道を切り開いていかなければならない。

映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」は 2022年11月11日 公開予定です。

【ネタバレ注意】映画「ブラックパンサー2」のプロデューサーがドゥームの噂やポスクレについて言及

来月公開予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のプロデューサーを務めたマーベル・スタジオの副社長ネイト・ムーア氏が、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で、本作にまつわるドクター・ドゥームの噂や、ポストクレジットシーンについて言及しました。

※これより先は「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

sponsored link
 

ドクター・ドゥームが本作に登場する計画があったか質問されたムーア氏は「正直なところ、計画はありませんでした。」と断言し、「彼はラトヴェリアの世界の素晴らしいキャラクターであり、ライアン(・クーグラー監督)は彼のファンです。しかし、ネイモアが敵になると決めたら、それが常に焦点になりました。」とラトヴェリアはスルーして、ワカンダとタロカンに集中する事に決定していたのだと語りました。

また、先日のワールドプレミアでは本作にポストクレジットシーンがなく、ミッドクレジットシーンがひとつだけだった事に関して質問されると、「今回の映画のトーンは少し異なります。特に観客が映画を見終わった時、エンディングがとても詩的に感じると思います。その後に『クレジットの最後にシーンがまだあるよ』というのは不誠実な感じがしました」と述べ、「エンドゲームにポストクレジットシーンがなかったように、本作もそれが必要な映画だとは感じませんでした」と付け加えました。

また、何かと期待されがちなポストクレジットシーンについて、「本来、すべてのポストクレジットシーンが未来へのタグだったわけではありません。シャワルマを食べるだけのシーンだったり、キャプテン・アメリカが『忍耐を学ばなければならない』と諭すシーンだったり、時には価値の無いような何かを楽しむ、そういう事が私達にとっていつも楽しいものです」とケヴィン・ファイギ社長はコメントしています。

過去にはワールドプレミアになかったポストクレジットシーンが劇場公開時に追加されたケースもあり、今回もそうではないかと考えるファンも少なからずいるようですが、今回のムーア氏のインタビュー内容を聞く限りでは、公開時にもミッドクレジットシーンのみの可能性が高いようです。

本作の公式概要は以下のとおりです。

ラモンダ女王、シュリ、エムバク、オコエ、ドーラ・ミラージュたちが、ティ・チャラ王の死に乗じた大国の干渉から国を守るための戦いに挑む。ワカンダの人々が国の難局に必死に立ち向かう一方で、ヒーローたちはウォー・ドッグのナキアやエヴェレット・ロスの助けを借りて皆で一致団結し、ワカンダ王国の進むべき新しい道を切り開いていかなければならない。

映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」は 2022年11月11日 公開予定です。

ソース:Black Panther: Wakanda Forever Director, Producer Address Doctor Doom Rumors (Exclusive) 、 Black Panther: Wakanda Forever Producer Reveals Why There’s Only One Post-Credits Scene (Exclusive)