ドラマ「エージェント・オブ・シールド」、クラーク・グレッグさんがディズニーCEOのコメントに失意の反応

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アイアンマン2」や「アベンジャーズ」、ABCとマーベル・テレビジョンで制作されたマーベルドラマ「エージェント・オブ・シールド」でS.H.I.E.L.D.のエージェント・フィル・コールソンを演じたクラーク・グレッグさんが、ディズニーのボブ・アイガーCEOのコメントに失意の反応をSNS上で示しました。

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ボブ・アイガーCEOがディズニーの現状の問題とこれからについてのインタビューの際、「マーベルは大規模なテレビ事業に携わっていませんでした。」と発言した事は7年、7シーズンに渡って「エージェント・オブ・シールド」に携わってきたクラーク・グレッグさんや他のキャスト、制作クルーに対して心無い言葉となったようです。

コメントでは「人々はいつも何もなかったようにエージェント・オブ・シールドをディスる」「これは厄介」「あまりに無礼」「シーズン5で終わるはずだったのに2シーズン追加させたのはディズニーだろ」とファンの援護射撃が続いています。

マーベル・テレビジョンはABCで「エージェント・オブ・シールド」を、FOXと「レギオン」や「ギフテッド 新世代X-MEN誕生」などのドラマを制作。いずれも人気を獲得し、複数シーズン展開されました。ただし、FOXでのドラマに関しては途中で売買収が絡んだ事で半ば打ち切りになっています。

そのマーベル・テレビジョンは現在マーベル・スタジオの下に置かれており、アイガー氏の発言は事実とは異なっているとも言えます。

皮肉な事に、「エージェント・オブ・シールド」をMCUを舞台とした最初のテレビドラマとしてゴーサインを出したのはボブ・アイガー氏自身で、彼は番組の大ファンであり、放送中にABCが打ち切りにしようとするのを阻止するために何度も介入していました。その結果、MCUとは少しずつ話しがズレ始め、現時点で正史とマルチバースの曖昧な場所に置かれる作品となりました。

アメリカでは春頃から脚本家協会のWGAのストライキが始まり、映像業界として多くの作品の制作が中断されている事が日々報じられていますが、それに加えて俳優組合 SAG-AFTRA が新たにストライキに入った事が報じられています。

次の作品を作る資金とするために会社の収支は当然重要ですが、キャストやクルーへのリスペクトなしに作品づくりが出来ないのもまた事実。責任者にはそのバランスが求められています。

ディズニーCEOがMCUフェーズ4からの失敗の原因について言及

ウォルト・ディズニー社のCEOボブ・アイガー氏が海外メディア CNBC とのインタビューの中で、マーベル・スタジオの最近の苦戦の理由として、ディズニープラスの要求をあげ、「いくつかの失望があった」とコメント。「焦点と注意力が希薄化している」と述べました。

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昨年11月にディズニーのCEOに復帰したアイガー氏は、量より質と創造性を謳いながら、コンテンツ制作にブレーキをかけ、積極的なコスト削減を行って来ました。そしてディズニープラスからはいくつかのマーベル関連作品を含む大量のコンテンツが削除され、今後も段階的に削除されていくと報じられています。

ディズニーとの契約が2026年まで延長された事を受け、アイガー氏は現状について次のように述べています。

「まず第一に、スタジオとその映画資産は、今年の世界興行収入で今のところナンバーワンです。とはいえ、我々は非常に現実的であり、私はそのビジネスについて非常に客観的です。最近公開された作品の中には、もっと良い成績を残してほしかったという失望感もありました。」

その原因について以下のように分析、言及しました。

「これは人的リソースの観点からの問題ではないが、基本的にコンテンツを大幅に成長させ、主にストリーミング配信を提供しようと躍起になった結果、従業員の時間や集中力の面で、それまでとは比べものにならないほどの負担をかけることになってしまったのだと思います。」

そしてこのモデルに当てはまる最たるものをマーベル・スタジオとして挙げています。

「マーベルはその好例です。彼らは大規模なテレビ事業に携わっていませんでした。彼らは映画製作を増やしただけでなく、多くのテレビシリーズを作ることになった。正直なところ、焦点と注意力が薄まってしまいましたそれが何よりの原因だと思います。」

アイガー氏の前任者、前CEOのボブ・チャペック氏はディズニープラスを支持し、その収益性にコミットする方針のビジネスを展開していました。アイガー氏はこのディズニー全体の方針がマーベル・スタジオへのディズニープラスコンテンツ制作に対する高い要求に繋がり、現状のような問題となっていると言います。

しかしこれは単にチャペック氏の責任という単純な話ではありません。チャペック氏は2020年4月、新型コロナウイルスのパンデミックが始まってすぐに前前CEOであり現CEOであるアイガー氏からバトンを渡され、ほとんどの映画館が閉鎖されて映画が公開出来なくなっていた中で、ディズニープラス事業に注力する方針へと舵を切る事となりました。

映画館での興収が見込めない中で、ディズニープラスの会員を増やすことは当然大きな目標のひとつであったのは間違いありません。そのために作品数を増やすことは必要な事でしたが、ディズニーの人気コンテンツの一翼を担うマーベル・スタジオにその期待と責任が大きくのしかかることになりました。

しかし新型コロナウイルスの社会への影響が落ち着いてくるに連れ、投資家は減収に苛立ち、チャペック氏は解雇され、アイガー氏が呼び戻される事になりました。

アイガー氏は復帰後、ディズニープラスのコンテンツに注目し、すでにかなりの数を削除しました。この中には配信1ヶ月に満たない作品も含まれており、ディスク販売などがされていない事を考えると、現状で誰も視聴する事はできません。

ストリーミングコンテンツを保有している事でそれが資産と見なされるため、それを削除していく事で資産を減らし、税の支出を減らすことが目的と見られています。

しかし、いつ削除されるか分からない、期間内に視聴しなくては二度と見られない、ではある種テレビとビデオを使うよりも不便であり、いつでも視聴できる事が売りだったはずの「ストリーミングサービス」というものの在り方を見直さなければいけないのかもしれません。

ボブ・アイガー氏は引き続きディズニープラスのコンテンツの取捨選択が続けられる事と、マーベル・スタジオの配信ドラマのペースを落としていく事を以前に発表しています。

映画「デッドプール3」、ロケ地でブレイク・ライブリーさんの姿が目撃

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」の撮影現場で、主演を務めるライアン・レイノルズさんの妻で俳優のブレイク・ライブリーさんの姿が目撃されました。

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ライブリーさんは娘さん達を連れて、ニューヨークから「デッドプール3」の撮影現場であるイギリスまで移動したようで、今のところ彼女たちが出演するという話はないようです。

現在の所、ブレイク・ライブリーさんが将来的にMCUに登場するという話はありませんが、ファンキャストではスー・ストームやエマ・フロスト役としてよく候補に上がる俳優さんであり、今回目撃された事でマルチバースカメオを期待する海外ファンも少なくないようです。

また、「ソー:ラブ&サンダー」で当初はセリフもなかったラブ役にクリス・ヘムズワースさんの娘インディア・ローズちゃんが起用されたように、レイノルズさんの娘のどちらか、あるいは両方が何かを演じる可能性もあるのではと見られています。

映画「デッドプール3」は 2024年5月3日 米国で劇場公開予定です。

映画「デッドプール3」、ウルヴァリンの爪が健在である事が確認される

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」の撮影現場より、ヒュー・ジャックマンさん演じるウルヴァリンのアダマンチウムの爪が健在である事が確認されました。

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爪が実際にアダマンチウム製の設定を引き継いでいるかは不明ですが、少なくとも過去の実写シリーズにあったような爪折れの状態やアダマンチウム注入前の骨爪ではない事が見て取れるようになっています。

アダマンチウムはヴィブラニウムを人工的製造する試みの過程で発見された金属で、コミックではキャプテン・アメリカの盾やウルトロンの装甲などにも利用されています。

現在、MCUにおいてアダマンチウムは明確に紹介されていませんが、タロカンに存在している事が「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」の設定資料から判明している他、「サンダーボルツ」で正式に紹介されるという噂もあります。

「デッドプール3」でのウルヴァリンの登場が一時的なものなのか、今後のMCUにしばらく滞在となるのかは不明ですが、キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンやブラックパンサー/シュリ等とのアダマンチムーヴィブラニウム対決は実現していくのでしょうか。

映画「デッドプール3」は 2024年5月3日 米国で劇場公開予定です。

ブラックボルトのMCU再登場はある?アンソン・マウントさんがコメント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」やABCとマーベル・テレビジョンが制作したドラマ「インヒューマンズ」でブラックボルトを演じたアンソン・マウントさんが、将来的な再登場の可能性についてコメントしました。

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海外メディア Radio Times とのインタビューの中で、復帰の準備が進んでいるか質問されたアンソン・マウントさんは「もし答えがイエスなら、私はあなたに言うことはできないでしょうが、答えはノーなので言えます。私はマーベルの上層部と非公式の会話をし、それはあくまで会話程度ですが、彼らは彼らが今やるべきフェーズで手一杯です。」と回答しました。

そして「どうなるか分からないけど、見守っています。カウルに戻ってもう一度やりたいと考えているんです。キャラクターとしてブラックボルトが大好きですよ。」と再演の意思がある事を認めました。

インヒューマンの王であるブラックボルトについての物語がドラマ「インヒューマンズ」にて開始されましたが、評判があまり芳しくなかった事とディズニーの事業再編の影響によってドラマは打ち切りとなりました。

その後、MCUの映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」で別のマルチバース Earth-838 のキャラクターとして再登場。しかしここではスカーレットウィッチによって殺害されてしまい、大きな活躍の場はありませんでした。

コメント通りであればアンソン・マウントさんはフェーズ6が終わるまでにブラックボルトの出番はないと考えているようで、多少期待が持てるのは映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」でのカメオかもしれません。

コミックの代表的なインヒューマンの一人、ミズ・マーベル/カマラ・カーンはMCUではミュータントとして紹介される事になりましたが、MCUのEarth-616、神聖時間軸と呼ばれる世界にインヒューマンは存在しているのか、今後の展開をのんびりと待つ必要があるようです。

ドラマ「インヒューマンズ」、映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Anson Mount had ‘informal conversations’ with Marvel about Black Bolt return

ドラマ「シークレット・インベージョン」、マーティン・フリーマンさんはずっとロスを演じていたと信じている

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」に出演したマーティン・フリーマンさんが、海外メディア Collider とのインタビューの中で、これまでに演じてきたエヴェレット・ロスはロス本人であると信じていると語りました。

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「シークレット・インベージョン」の1話冒頭で登場したロスはスクラル人だったことがすぐに判明し、その脅威はタロスによって排除されました。しかし、ファンの間ではロスがいつからスクラルに替わられていたかの議論が交わされ、その答えはまだ作中で示されていません。

ロスを演じたマーティン・フリーマンさんは「私は『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』でスクラルとして演じていたわけではありません。『自分はスクラルだ』とか『シークレット・インベージョン』とか考えていませんでした。『ワカンダ・フォーエバー』は時系列的には間違いなく重なっていますが、『これが今の福音の真実である』という完全な決定的な方針は一度も与えられていません。」 と、スクラルのスパイとしてのロスを演じたつもりはない事を明かしました。

また、「ロスをスクラルとして演じたくはありません。彼がずっとスクラルだったと信じたくないんです。それは僕が演じてきたことじゃない。僕はずっとロスの誠実さを信じて来ました。スクラルであろうとなかろうと、ロスを演じるのは本当に楽しい事です。有機的な人間として彼を演じることを楽しんできたから、彼をスクラルに奪われたくありません。だから、僕にとってロスはスクラルではないんです。」と語りました。

そして「シークレット・インベージョン」の1話について知らされた時の事を振り返り、「台本を見る前に予告されて、”え、何これ!?”って感じでした。なぜなら、そうなると、自分がしてきたこと、観客が考えることすべてを改修しなければならないからです。デューク・エリントンが亡くなったときに誰かが言ったように、『信じたくないなら、信じないだけだ』という感じでした。私が信じなければ、それは真実ではありません。だから、私は私なりのことをやるだけです。それで私はロスを人間として演じました。」と本作のロスもあくまでロス本人として全く同じように演じたと説明しました。

キャラクターが「本人ではなく、異星人に入れ替わられている」という設定は俳優さんが役作りするにあたって非常に大きい要素である事は疑いようがありません。「ワカンダ・フォーエバー」の制作段階ではあくまでCIA捜査官としてのロスの人生を演じていたとの事で、さらに「シークレット・インベージョン」でもフリーマンさんはあくまでロス本人のつもりで演じていた、というのが彼にとっての真実であるようです。

エヴェレット・ロスがいつからロス本人でなくなったのか、本人が現在無事でいるのかという事について、今のところ作品内で明確な答えは描かれていません。答えによっては過去作の見え方にも大きく影響してくる事になりますが、ファンはまだしばらくの間これについて議論する時間が与えられているようです。

ドラマ「シークレット・インベージョン」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第5話は 2023年7月19日16時 より配信予定です。

ソース:‘Secret Invasion’: Martin Freeman Refuses to Believe He Has Always Been a Skrull

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」、監督がディズニープラス配信日について再度言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」のジェームズ・ガン監督が、Instagramに寄せられたファンからの「ディズニープラス配信日はいつになりますか?」というコメントに回答しました。

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先月にも同様のQ&AがTwitter上で展開されており、前回と同様に「まだ当分無理だね」と監督は回答しました。

ただし前回はまだ劇場公開中の段階であり、現在は劇場公開も終わってデジタル販売がスタート、Blu-ray等の予約が始まっている事もあり、ディズニープラスでの配信日が前回より近づいている事は間違い有りません。

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」の一つ前のMCU映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」のリリーススケジュールに則って、「Vol.3」のディズニープラスでの配信はBlu-rayの(アメリカでの)発売の翌日となる 8月2日 が海外メディアの間で有力視されています。

そして、「ブラックウィドウ」以降の劇場公開日とディズニープラス配信日の間隔は以下の通り。

  • ブラックウィドウ:0日 (プレミアアクセス)
  • シャン・チー/テン・リングスの伝説:70日
  • エターナルズ:68 日
  • ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス:47日
  • ソー:ラブ&サンダー:62日
  • ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー:82日
  • アントマン&ワスプ:クアントマニア:89日

これらの事例の推移からもは5月5日に劇場公開された「Vol.3」は、その3か月後にあたる8月の上旬にディズニープラスに来る可能性は高そうです。ただし、新型コロナウイルスのパンデミックが落ち着いてきた影響もあって、マーベル映画だけでなくディズニー全体的に映画とディズニープラス配信日の関係が流動的になっています。

彼らのビジネスにとって一番いい間隔を模索中であり、7月内に配信が始まる可能性も9月以降になる可能性もゼロではない事は注意しておく必要があります。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」は 2023年7月7日 よりデジタル配信中、Blu-ray、4k UHD、DVDが 2023年8月1日 に米国発売、日本語版は 2023年8月18日。ディズニープラス配信日は未定です。

映画「デッドプール3」、デップーvs.ウルヴィーも?写真や動画がSNSに

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」の撮影現場より、新たな写真や動画がSNSに到着しています。先日はウルヴァリン役のヒュー・ジャックマンさんが本作のスーツ姿を公開し話題となりましたが、今回リークされた動画では二人の対決シーンを示唆しているようです。

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コミックにおいてウルヴァリンとデッドプールは犬猿の仲であり、あらゆる傷を直してしまうヒーリングファクターを双方持っている事も相まって、常軌を逸する喧嘩に発展することもしばしば。

今回の動画中でもウルヴァリンが赤い筒状のモノを投げ付けているシーンがあり、何らかの爆弾か、あるいは切り離されたデッドプールの身体の一部かもしれません。

「デッドプール3」について公式に公開されている情報はまだまだ少ないですが、うまくいけば今年の年末頃にはトレーラーなどが公開され、もう少し知ることが出来るかもしれません。

映画「デッドプール3」は 2024年5月3日 米国で劇場公開予定です。

「ガーディアンズ」ガン監督が1作目の前に中止された短編映画と、10年近くに渡って謎だった人物について明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」などのジェームズ・ガン監督が、Threads アカウントを開設し、過去に企画、制作もある程度進んでいたというグルートとロケットの短編映画の存在を明かしました。

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Post by @jamesgunn
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投稿によると、「私は、ロケットとグルートの出会いの起源を説明する短編映画を書きました。絵コンテやロケハンもしたし、テスト撮影も行いました(12日間の撮影の後、SDCCでカットした “予告編 “で見た)。でも、Vol.1が本格的にスタートしたので、それをやる時間がありませんでした。その中で、ティビウス・ラーク、グルート、ロケットは全員、地中の深い井戸に幽閉されていたんです。ティビウスは死ぬ寸前でした。彼はグルートの世話を何年もしてきたとロケットに説明しました。」と内容の一部も明かしました。

ここで当たり前のようにトリオとして紹介されているうちの一人、ティビウス・ラークはコミックに期限のない謎のキャラクター。10年近くも前にガン監督はこの人物がグルートの起源に関わる重要な人物としていましたが、最終的な公開バージョンでは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」1作目のイースターエッグとして登場するに留まっていました。

※ノヴァによって逮捕された後、キルンに移送される前に、プロフィールとして関連人物の項目に名前が表示されていました。89P13とその関連人物についての記事はこちら

©MARVEL,Disney

この謎の人物ティビウス・ラークについて監督はさらに詳細を紹介してくれています。

「彼は銀河系サイドのクソみたいな動物園の元飼育員でした。彼は、そこに展示されていたグルートを助けたと説明し、グルートは忠実な友人だと言います。彼はロケットにグルートのことをよろしく頼むと言い、そして死にました。ロケットは暗い独房の中で彼がロボットであることに気づいたんです。」

「ロケットはグルートの肩に乗せられ、ロケットの手にはティビウス・ラークの体から作られた機関銃が握られていました。それがティビアス・ラークという人物でした。」

テスト映像もあるとの事ですが、これが公開されるかどうかは言及がなく、幻の作品となっているようです。

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」ではロケットに焦点が当てられ、1作目や2作目、「アベンジャーズ」シリーズなどを通じて他のキャラクターの過去についても割りとしっかりと描かれた中で、グルートについて実はあまり知らされていません。

現行のガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのコミックではガーディアンズ最大の敵としてグルートが設定されています。

「アイ・アム・グルート」シリーズや「Vol.4」などでグルートについてさらに知る機会が設けられていくのでしょうか?

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」は 2023年7月7日 よりデジタル配信中、Blu-ray、4k UHD、DVDが 2023年8月1日 に米国発売、日本語版は 2023年8月18日。ディズニープラス配信日は未定です。

映画「デッドプール3」、ヒュー・ジャックマンさんが今作のスーツ姿を公開

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」に出演するヒュー・ジャックマンさんが、自身のSNSにてウルヴァリンのスーツ姿の写真を公開しました。

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ヒュー・ジャックマンさんは自身のInstagramストーリーに次のような写真を投稿。

横に並ぶデッドプールについては先日撮影現場で目撃されたものと同一のスーツのようですが、ウルヴァリンのスーツに関して海外メディアはディズニープラスで配信予定のアニメ「X-MEN’97」のコスチュームに準拠しているようだと指摘しています。

FOX版の「X-MEN」シリーズではウルヴァリンがコミックのような鮮やかな黄色と青のスーツを着用する機会はなく、「ウルヴァリン:SAMURAI」にてプレゼントされるという削除されたシーンのみが過去にありました。

今回公開された写真では頭部がどうなっているかまではわからず、そこは次の、あるいは映画公開までのお楽しみとなっているようです。

ヒュー・ジャックマンさんは過去に「デッドプール3」で二役演じると明かしており、この黄色いスーツを着用したウルヴァリンはFOXで見てきたウルヴァリンではない可能性もあるかもしれません。

「デッドプール3」は先日、ジェニファー・ガーナーさん演じるエレクトラが戻ってくることが報じられ、プロフェッサーXとマグニートーが登場する可能性も過去に仄めかされていました。

再登場がはっきりしている所ではウルヴァリンを筆頭に、過去の「デッドプール」シリーズから、ステファン・カピチッチさんのコロッサス忽那汐里さん演じるユキオとブリアナ・ヒルデブランドさん演じるネガソニックの再登場が報じられていますが、海外スクーパーは他にも戻ってくるX-MENがいると追加のレポートを上げています。一方で、前作「デッドプール2」に登場していたドミノは戻ってこないとも報じられています。

また、MCUからはドラマ「ロキ」に関するキャラクターの登場が常に噂されており、以前には複数の世界を旅する物語になるとも言われていました。

古くからのマーベル映画ファンにはアベンジャーズシリーズを超えるクロスオーバー映画になると予想される「デッドプール3」。あまり覚えていない方や未視聴の方は映画の公開まではまだしばらく日があるため、ディズニープラスで配信されている「デッドプール」1作目と2作目、「X-MEN」の実写映画シリーズをチェックしておくのがいいかもしれません。

映画「デッドプール3」は 2024年5月3日 米国で劇場公開予定です。