マーベルは独自のコミコン・イベントを検討中だと言う

先日開催されたC2E2(Chicago Comic and Entertainment Expo:シカゴ・コミック&エンターテイメント・エキスポ)のファンQ&Aで、マーベル・コミックの編集長 C.B.セブルスキー氏がマーベル独自のイベント開催について言及したと、海外メディア The Popverse が報じました。

sponsored link
 

セブルスキー氏は、「マーベルのイベントやマーベル・セレブレーション、そういったものをやってみたいと思っています。私たちはそれについて多くの問題と対処法を話し合っています。」と述べ、「マーベル・インサイダーのイベントや、X-MENとデッドプールのオンライン・セレブレーションを開始しました。水域調査のようなものです。いつか独自イベントを実現できるのでしょうか?はい、間違いなく。いつか、過去60年以上のマーベルの歴史の中で、私たちが愛するものすべてに捧げるマーベルの大会や祭典が開催されることを期待しています。でも、今すぐ?はっきりとは言えません。」と回答しました。

コミックだけでなく映画、テレビドラマ、ゲームなど幅広いコンテンツを持つようになったマーベルは、自社での独自イベントの開催をいずれ可能にすると見られています。

新型コロナウイルスのパンデミックによってサンディエゴ・コミコンなどのイベントが相次いで中止された中、マーベルはプレゼンテーションの場をディズニー・インベスター・デイへと移す事になりました。2022年にはコミコンも再開し、マーベルも再び参加する事になりましたが、ディズニーのイベントにおける発表にも継続して力をいれています。

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長はドラマ「ミズ・マーベル」で登場した架空のイベント「アベンジャーコン」が現実で開催される可能性について撮影現場で話題になった事を明かしており、プロデューサーのビシャ・K・アリさんは「いつか実際にこのイベントをするのは楽しいかもしれない」と以前のインタビューにて語っています。

こういった事も視野にマーベルの内部で検討が進められているのかもしれません。

ソース:Marvel is “testing the waters” for their own Marvel comic convention

ロキがアベンジャーズ・アッセンブル!コミック「アベンジャーズ・フォーエバー」最新刊はMCU版を示唆?

コミック「アベンジャーズ・フォーエバー」の最新刊 #15 が米国にて発売され、アベンジャーズ公式ツイッターがアベンジャー・プライムとして現在活動しているロキの勇姿を共有しました。ロキはメフィストに立ち向かうため、マルチバースを渡りアベンジャーズを結成しています。

sponsored link
 

過去の償いの旅に身を投じたコミックのロキはアイアンマンではなくアントマンになったトニー・スタークヴィブラニウムマンとして活動しているブラックパンサーの変異体やスティーブ・ロジャースの変異体のみで構成されたマルチバーサル・ハウリング・コマンドーズなど変わったメンバーも組み込みながら、アベンジャーズとしてメフィストに対抗しています。

ここで気になるのは実写映画バージョンであるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のロキの今後。

MCUでは映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」が2分割され、「シークレット・ウォーズ」と「フォーエバー」として制作されるとも報じられている事から、原作コミックとして「アベンジャーズ・フォーエバー」の何かが踏襲される可能性が高いと見られています。

MCUのロキはフェーズ4でいち早く征服者カーンの脅威を目の当たりにし、今年配信予定の「ロキ」シーズン2にてさらに深くカーンと絡み合っていくことが予想されます。さらにロキは「デッドプール3」に登場するとも報じられており、コミックのロキが様々なマルチバースからヒーローを集めて新たなアベンジャーズを結成しているように、トム・ヒドルストンさん演じるMCUのロキも新たなリーダーになる可能性はありそうです。

立ち向かう相手は違えど状況はかなりにているコミックとMCUのロキの現状。果たして今後の展開はどうなっていくのでしょうか。

なお、昨年はドクター・ドゥームもアベンジャーズをアッセンブルしていました。

今年も開催X-MENファン投票、2023年の候補者が発表

今年で3回目となるX-MENのファン投票の開催がマーベル公式より発表されました。あわせて2023年の候補者6人も発表され、今年は、現地時間1月31日の火曜日から2月3日の金曜日の東部標準時午後11時59分まで、投票が受け付けられています。投票はmarvel.com/xmenvoteにて行われます。

sponsored link
 

今年の候補者は以下の6人。第1回はマグニートーの娘ポラリスが、第2回はファイアスターが栄光の座をつかんでいます。

各候補者の公式概要は次のとおりです。

キャノンボール

エグゼビアスクールの2期生、「ニュー・ミュータント」の一人であるサム・ガスリーは、長い道のりを歩んで来ました。人間砲弾に変身し、高速で力強く推進しながら「ほぼ無敵」になる能力を持つ彼は、不器用で小柄なティーンから、元X-Manでありアベンジャーズでもある既婚の父親へと成長したのです!そんな彼を、再び第一線で活躍させませんか?

ダズラー

ダズラーは、音を光に変換する秘密のミュータントパワーで、ポップスターとして登場しました。ヒーローとなり、X-MENの一員となっても、彼女のスター性は衰えることなく、その眩惑の能力を攻撃的な武器として用いることを学んだのです。それ以来、彼女はS.H.I.E.L.D.のエージェント、自由の戦士、タイムパラドックスの母、そしてヴァンパイアハンターとして活躍しています。アリソン・ブレアは今こそセンターステージを取り戻す時ではないでしょうか?

フレンジー

超人的な強さ、スピード、スタミナ、敏捷性、反射神経、耐久性を持つジョアンナ・カーギルは、彼女に逆らう者にとって手強い相手です。アポカリプスの悪の同盟の一員としてX-MENと対立していた時期から、マグニートーのアコライツ、ミスター・シニスターのマローダーズ、ジーン・グレイ・スクールでのヒーロー活動、最終的にはS.W.O.R.Dの銀河系大使として、フレンジーには何にでも取り組むための力があるのです!

ジュビリー

10代でX-MENに加入したジュビレーション・リーは、M-Dayで力を失ったとき、長年にわたって両手から悪に向かって爆発的な花火を打ち上げていました。それでも彼女は正義のために戦うことを止めませんでした。最初はパワードスーツを使ったニューウォーリアーとして、後にはヴァンパイアとして、その変身に伴うあらゆる怪物の衝動に対抗してきたのです。その呪いが解け、ミュータントの力を取り戻したジュビリーは、X-teamの一員として再びその座を取り戻すにふさわしいでしょう。

ジャガーノート

プロフェッサーXの義弟で、昔、古代の「神」サイトラックの宝石を手に入れたケイン・マルコは、ジャガーノートとして知られる止められない獣へと変貌を遂げました。長年にわたりX-MENの悩みの種であり、しばしばX-MENの生活の中で暴れまわり、残骸を残していったのです。しかし最近、ケインはダークマスターの悪しき影響から脱却し、自らの意思でジャガーノートの力を手に入れ、過去の行いを償うようになりました。

プロディジー

プロディジーは、テレパシーの一種であるサイコメトリーの力を持ち、近くにいる者の技術や知識を得ることができます。これにより、彼は精神的、肉体的なスキルを周囲の人間と同等に使いこなすことができるのです。また、様々なソースから得た知識を保持することで、生物学、コンピュータ、武術、戦略的計画に優れたミュータントとしてさらに手ごたえのある存在となっています。デヴィッド・アレンは他者から知識を得ているかもしれませんが、彼は唯一無二の存在なのです。

ファン投票の結果と、新しいX-MENのチームメンバーは7月のヘルファイア・ガラで発表される予定です。

ソース:公式

禁断の対決!マーベルがコミック「キャプテン・アメリカ:コールド・ウォー」でキャプテン・アメリカvs.キャプテン・アメリカを予告

マーベルコミックが2023年4月から始まるシリーズ「キャプテン・アメリカ:コールド・ウォー」でキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースとキャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンの衝突が描かれると発表しました。

sponsored link
 

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)では初代と二代目という形で印象深いキャプテン・アメリカですが、現在のコミックでは二人のキャプテン・アメリカが同時に存在して活動しています。

「キャプテン・アメリカ:コールド・ウォー」の公式概要は以下のとおりです。

「キャプテン・アメリカ:コールド・ウォー」はキャプテン・アメリカの初期から続く、爆発的なクロスオーバー・サーガです。

現在、スティーブ・ロジャースとサム・ウィルソンの両名は、コリン・ケリー、ジャクソン・ランジング、カーメン・カーネロの「キャプテン・アメリカ:センチネル・オブ・リバティ」とトチ・オニブチ、R・B・シルバの「キャプテン・アメリカ:シンボル・オブ・トゥルース」でそれぞれの盾を手にし、キャプテン・アメリカとして別々の旅に出ています。

この4月、両作品は、彼らが信じるものすべて、そしてお互いに疑問を抱かせるような叙事詩で激突する予定です。キャプテン・アメリカ80年の歴史におけるこの大胆な章は、世界を駆け巡り、スパイ活動を繰り広げるスリラーであり、2人のキャプテン・アメリカによる激しい個人的対立が描かれています。

このストーリーでは、謎の組織アウター・サークルの台頭とスティーブ・ロジャースとの衝撃的な関係、ノマドことイアン・ロジャースの驚くべき帰還、サム・ウィルソンとワカンダおよびホワイト・ウルフとの激しい対立、バッキーの新革命という大胆な任務など、昨年両タイトルを必読のものにした様々なプロットが報われる予定です。

バッキーとホワイト・ウルフが手を組み、イアン・ロジャーズを誘拐し、ディメンションZを解き放つという歪んだ計画で、事態は収拾に向かうでしょう。スティーブとサムは、物事を正しく解決するために必要な難しい選択について合意できるでしょうか?

すべては4月の「キャプテン・アメリカ:コールド・ウォー アルファ」で始まりますが、読者は今、5月に発売されるイベントのパート3とパート4で何が起こるか先取りすることができます。

キャプテン・アメリカ:センチネル・オブ・リバティ #12 では、バッキー・バーンズとホワイトウルフが、アウターサークルの陰謀の中心を攻撃するために手を結び、スティーブ・ロジャース、サム・ウィルソンとその仲間たちは、集中攻撃に巻き込まれています!ヒーローたちがイアン・ロジャーズを救出するため、戦火のアラスカで戦う中、ブラックウィドウはバッキーの悪党への転落を何としても食い止めようとする!?

キャプテン・アメリカ:シンボル・オブ・トゥルース #13では、ホワイトウルフの最新の罠により、二人のキャプテン・アメリカはかろうじて立っている状態、サム・ウィルソンは、バックアップ プランなしでチームを死に追いやるのをためらっています。しかし、スティーブ・ロジャースは息子を救うためなら、たとえそれが親友の一人を倒すことであっても、手段を選ばないでしょう。

あわせてカバーアートも発表されました。

©MARVEL

キャプテン・アメリカ:センチネル・オブ・リバティー #11 (コールド・ウォー・プレリュード)
作:コリン・ケリー&ジャクソン・ランジング
アート&カバー:カーメン・カーネロ
4月5日発売

キャプテン・アメリカ:コールドウォー・アルファ #1
作:コリン・ケリー、ジャクソン・ランジング、トチ・オニブチ
アート:カルロス・マグノ
カバー:パトリック・グリーソン
4月12日発売

キャプテン・アメリカ:シンボル・オブ・トゥルース #12 (コールド・ウォー・パート2)
作:トチ・オニブチ
アート&カバー:R.B. シルバ
4月26日発売

キャプテン・アメリカ:センチネル・オブ・リバティー #12(コールド・ウォー・パート3)
作:コリン・ケリー&ジャクソン・ランズィング
アート:アリーナ・エロフィーバ
カバー:カーメン・カーネロ
5/17発売

キャプテン・アメリカ:シンボル・オブ・トゥルース #13(コールド・ウォー・パート4)
作:トチ・オニブチ
アート&カバー:R.B. シルバ
5月31日発売

ソース:Captain America Vs. Captain America! Sam And Steve Battle For The Right To Lead In CAPTAIN AMERICA: COLD WAR

もしもミッキー&フレンズが地球最強のヒーローだったら?ディズニー100周年記念のマーベル・バリアントカバー第2弾が公開

2023年10月に創業100周年をむかえるディズニーを祝して、マーベル・コミックが新たなバリアントカバーを公開しました。2023年1月発売のコミック「アメイジング・スパイダーマン」から毎月ミッキーたちがカバーに登場し、合計12のデザインが発売される予定で、今回4月発売以降の3種類が公開されました。

sponsored link
 

公開済みの1月から3月分に続き、今回紹介された4月から6月分までは以下のようになっています。

©MARVEL,Disney

90年代に出版された地球を揺るがすイベント「インフィニティ・ガントレット」、2000年代に登場した「ニュー・アベンジャーズ」、「インビンシブル・アイアンマン」でトニー・スタークが行った変化の旅など、マーベル神話の重要な瞬間に変化するミッキーたちが描かれています。

アメイジング・スパイダーマン #23 ディズニー100バリアント
カバー:LORENZO PASTROVICCHIO
カラー:CHIARA DI FRANCIA (ARANCIA STUDIOS)
発売日:2023年4月5日

アメイジング・スパイダーマン #25 ディズニー100バリアント
カバー:DONALD SOFFRITTI
カラー:CHIARA DI FRANCIA (ARANCIA STUDIOS)
発売日:2023年5月3日

アメイジング・スパイダーマン #27 ディズニー100バリアント
カバー:CLAUDIO SCIARRONE
カラー:ENRICO PENNAZZA (ARANCIA STUDIOS)
発売日:2023年6月7日

ディズニー100ヴァリアントカバーは 2023年1月11日の「アメイジング・スパイダーマン」より米国にて順次発売予定です。

ソース:公式

コミック「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」、2023年新シリーズのカバーやアートが公開

2023年4月リリース予定のコミック「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」#1のコミックカバーが公開され、チームの新しいルックスが公式に発表されました。本シリーズは「キャプテン・アメリカ:センチネル・オブ・リバティ」の作家コンビ、ジャクソン・ランジングさんとコリン・ケリーさんが執筆し、ケブ・ウォーカーさんが作画を担当する予定です。

sponsored link
 

新たなシリーズではマーベルの最愛の銀河系スーパーヒーロー・チームが危険な新領域に進路を取り、見たこともない新しい惑星を冒険し、全く新しい異星人に遭遇し、読者がマーベルの宇宙面について知っていると思っていたことすべてに疑問を抱かせる、長い間隠された銀河系を変える真実を発見するとの事。公式概要は次のとおりです。

この未知の世界への大胆な旅の背景には?それは、ガーディアンズに新たなミッションを課し、家族としての限界を試そうとする圧倒的な脅威、「グルートフォール」と呼ばれる新現象です。昨日の予告編で初めて登場した「グルートフォール」は、チームを限界まで追い詰めるだけでなく、ガーディアンズを切実に必要としている見知らぬ世界に遭遇し、最果ての宇宙へと駆り出していきます。

©MARVEL,Disney

公開されたカバーやアートではおなじみのメンバーであるピーター・クイル、ガモーラ、マンティス、ドラックス、ネビュラと変貌したグルートの姿が確認できます。

ライターのランジングさんは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの全く新しい時代へようこそ!太陽に照らされた悲劇、激しい暴力、そして深く機能しないヒーローたちの果てしないエイリアンの砂嵐の中を狂ったように走り抜けます。そして今、ピーター・クイルと彼が見つけた家族の残りは、西部劇の燃料を使った新しいフロンティアで地獄のように戦い、一片の許しを探さなければなりません。結局のところガーディアンズは火であり火は一つの方法でしか終わらないのです。」と語りました。

同じく執筆担当のケリーさんは「私たちと手綱を共有しているのは、CAPTAIN AMERICA & THE WINTER SOLDIER SPECIAL #1のパートナーでもある素晴らしいケブ・ウォーカーです。彼のユニークなリアリズムとワイルドなイマジネーションのブレンドは、他の誰にもできないように、マニフォールド・テリトリーの異質なフロンティアに風を吹き込む生命をもたらします。ガーディアンズは、次の地平線の向こうの脅威に直面しながらも、内側に目を向けることになるのです。エレメントガンを手に、トゥルー・ビリーバーズ。」と述べています。

アーティストのウォーカーさんは「ガーディアンズに携わる機会がやっと巡ってきたというのが正直なところです。私は長い間、このキャラクターを描きたいと思っていました。私のコレクションには、GUARDIANS OF THE GALAXYの最初のコミックがいくつかあります。何年か前に『ANNIHILATION:NOVA』を描いたときは、もう少しというところでしたが、このような全面的なリローンチを行うとは想像もしていなかったのです。既存のキャラクターを新しい方向に押し進めることは常に困難な挑戦ですが、ジャクソン、コリン、マット(ホリングスワース)との仕事はとても楽しく、これまでとは全く異なるものを作り出していると思います。」とコメントしました。

コミック「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー #1」は 2023年4月12日 米国にて発売予定です。

ソース:公式

スターク・インダストリーズのヘッドシェフ雨山アンナのスペシャルレシピが公開

マーベルのウェブコミック「T.E.S.T. KITCHEN HOLIDAY SPECIAL INFINITY COMIC #1」のリリースを記念して、マーベル公式サイトにてスターク・インダストリーズのヘッドシェフを務める雨山アンナのスペシャルレシピが公開されました。

sponsored link
 

今回は休日に簡単に作れて美味しいチョコチップクッキーのレシピが掲載中。詳しくはスマホ向けアプリマーベル・アンリミテッドを利用するか、公式サイトをご確認ください。

「T.E.S.T. Kitchen Infinity Comic」シリーズは有名シェフのポール・エシュバッハさんとアーティストのE.J.スー氏による全く新しいインフィニティ・コミックシリーズとして、アイアンマン/トニー・スタークお抱えのシェフとしてスターク・インダストリーズのヘッドシェフを務める、雨山アンナを主人公とした料理にまつわる物語を描いています。

2022年に初リリースされた際も、公式サイトでコミック1号に登場した料理のレシピが紹介されました。

コミック「T.E.S.T. Kitchen Infinity Comic」#1はアプリ「マーベル・アンリミテッド」でサブスク配信中です。

ソース:公式

コミック「スパイダーグウェン:シャドウクローンズ」、桃桃子さんによるグウェン・シニスター・シックスのデザイン画が公開

2023年発売予定のコミック「スパイダーグウェン:シャドウクローンズ」より、アーティストのピーチ・モモコ(桃桃子)さんによるヴィランのイラストがマーベル公式サイトで公開されました。タイトルにあるようにグウェン・ステイシーのクローンたちがスパイダーマンの象徴的なヴィランチーム「シニスター・シックス」となり、グウェンは自らの暗黒面と対峙する事になるようです。

sponsored link
 

今回公式サイトで紹介されたのは、ドクターオクトパス、サンドマン、ライノ、バルチャー、クレイヴン・ザ・ハンターのグウェンバージョン。

©MARVEL

「”グウェン・ヴィラン “をデザインするにあたっては、オリジナルのヴィランのカラーパレットをメインに、グウェンが象徴するエネルギー、若さ、楽しさを表現したいと思いました。」と桃子さんはコメントしています。

本作のライターのエミリー・キムさんは「スパイダーグウェンは象徴的なヒーローなので、少し緊張しました。しかし、豊かなストーリーと素晴らしいチームのおかげで、このプロセスはとても楽しいものになりました。私はすぐにグウェンと彼女のユニークな声に恋をしましたし、彼女が狂ったようにたくさんいるグウェンのクローンをどのように扱うのか、人々に見てもらうのが楽しみです。」と述べています。

アートを担当するケイ・ザマさんは「グウェン・ステイシーとゴースト=スパイダーを描くのは楽しいことがたくさんあります。特にゴースト=スパイダーの大胆なバトルシーンを描くのが楽しみで、ワクワクするような構図を考え出すんです。また、グウェン・ステイシーの表情を描くのもとても楽しいです。桃子さんがデザインした新しい悪役を描けるのは、本当にうれしいです。こんな形でコラボレーションできるとは思ってもみませんでした。」と語りました。

コミック「スパイダーグウェン:シャドウクローンズ」は 2023年3月1日 米国にて発売予定です。

ソース:公式

コミック「メリー・ジェーン&ブラックキャット」でMJがスーパーパワーを獲得

マーベルがコミック「ダークウェブ メリー・ジェーン&ブラックキャット」を今週リリースし、その中でメリー・ジェーンがスーパーパワーを獲得した事が判明し、話題になっています。1965年の「アメイジング・スパイダーマン #25」でデビューしたMJはその後長きに渡ってスパイダーマンにかかわる重要な一般人でしたが、運命が大きく動き出そうとしています。

sponsored link
 

今週発売されたコミックでは二人の子供を守るメリー・ジェーンの姿が描かれており、その力が運に起因していると説明されました。

©MARVEL

コミックカバーでは腕に装着したデバイスからホログラムスロットのようなものが表示されており、力のコントロールを補助するために今後登場するデバイスと見られています。

スパイダーマン/ピーター・パーカーの元カノコンビを描くこの作品の公式概要は「メリー・ジェーン・ワトソンとフェリシア・ハーディは、「ダークウェブ」の爆発を背景に、互いの道を歩み、そしてリンボに陥ることになります。しかし、MJは何かが変わってしまった!フェリシアは良心の呵責に耐えかねて、二人の脱出計画を台無しにしてしまうのです!」となかなか不吉な内容になっており、今後の展開が気になる所です。

別のマルチバースのMJはスピナレットという名のヒーローとしてコミック「シークレット・ウォーズ」に登場しており、先日公開されたアニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」の予告にも登場していました。

コミックのMJがパワーを獲得した事は、実写スパイダーマン映画の今後にも何らかの影響を及ぼす可能性があるかもしれません。ただしMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のMJはメリー・ジェーン・ワトソンではなく、ミシェル・ジョーンズ・ワトソンとして描かれているため、SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)で新たなMJが登場する事もありそうです。ソニーがこれをどのようにして実写に持ち込んで来るかは注目ですが、そこに至るまでには長い年月が必要となりそうです。

コミック「Bloodline: Daughter of Blade」、新たなティーンヒーローの等身大を描いていくという

2022年にリリースされた「フリー・コミックブック・デイ:アベンジャーズ/X-MEN」でデビューしたブラッドライン/ブリーレ・ブルックス。吸血鬼ハンターのブレイド/エリック・ブルックスの娘を主人公とするこのソロコミックの発売を控え、執筆を担当したダニー・ロアさんがマーベルとのインタビューで本作の見所を語りました。

sponsored link
 

ロアさんはブラッドラインのキャラクター像について、「彼女はマーベルユニバースのその年齢層にいる他の種類のゴスやシーンのキャラクターとは違うと思います。それは異なるエネルギーです。ブレイドのカッコ良さをそのままではなく現代化したエネルギーだと思います。私にとっては、それが彼らを結びつけるものであり、この種の非常にクールなレザージャケットの雰囲気ですが、それはブレイドと同質のものではありません。Blade 2.0ではないのです。」と語りました。

また、現代の10代にフィットするような内面を描くことに重点を置いていると前置きし、「彼女は両親と同じくらい頑固だと思います。逆に言えば、デイウォーカーであるにも関わらず、ブレイドは物事について非常に白黒がはっきりしていると思います。ブレイドは『お前は悪い。お前は良い。これが俺が探しているものだ』と言うことができます。ブリーレはティーンエイジャーであり、彼女はブレイドよりも少し楽観的だと思います。」と説明。そして「しかし、それは彼女が吸血鬼狩りにアプローチする方法さえも変えると思います。 確かにモンスターはいますが、ブレイドは『モンスターはモンスター』という前提で入っていると思います。彼女は、『世界はワイルドで奇妙で、みんなはいつも私について間違ったイメージを持っている。私は同じことをするつもりはない』と考えているのです。」と先入観で物事を決めつけない性格だと明かしました。

 そして長年不在だった父ブレイドと育ててくれた母サフロン、双方との親子関係についても言及していくと語りました。

ブレイドの娘がコミックデビューする事は2015年に発表されましたが、このプロジェクトは後にキャンセルされ幻となりました。この時デビューするはずだったブレイドの娘はファロン・グレイという別の名前が与えられていました。

それから時が流れて2022年にデビューしたブラッドラインことブリは娘というコンセプトだけを残して新たなデザインと名前を与えられました。

マーベル・スタジオによるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)映画「ブレイド」が控えている中、ブレイドの娘役がキャスティングされたとも報じられており、このタイミングでのソロコミック獲得は将来的なMCU版ヤングアベンジャーズへの参加が検討されているキャラクターである可能性も高そうです。

コミック「ブラッドライン:ドーター・オブ・ブレイド(2023)#1」は2023年2月1日、米国にて発売予定です。

ソース:‘Bloodline: Daughter of Blade’ Writer Danny Lore Finds the Heart of the Daywalker’s Daughter