コミック「アベンジャーズ」のニューシリーズがMCU「シークレット・ウォーズ」以降の敵を示唆か

マーベル・コミックが2023年3月から「アベンジャーズ」の新しいコミックシリーズ「アベンジャーズ ビヨンド」をリリースする事を発表しました。公式サイトによると、「アベンジャーズが、唯一無二のビヨンダーに立ち向かうとき、最新のアクション満載の冒険の背後にある衝撃的な真実についに気付く」と説明されています。

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神の如き力を持つビヨンダーは好奇心で動いているのみで、コミック「シークレット・ウォーズ」では人間の善悪の心を理解するためにヒーローとヴィランを結集させ闘技場で戦わせ、「シークレット・ウォーズ2」では理解を試みる事を無駄とし、宇宙の破壊・再構築を試みました。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」で登場した「インカージョン」という事象も映画ではコミックと同様に「マルチバースへの干渉によって引き起こされる」と解釈されていましたが、コミックの場合はそれはあくまでヒーローたちの認識にすぎず、実際は自然現象ではなくビヨンダーがやっている事でもありました。

「シークレット・ウォーズ」の実写化が発表されたこのタイミングで、アベンジャーズとビヨンダーの新たなコミックシリーズが始まるという事は、2026年からスタートする予定のMCUフェーズ7以降で原作コミックとして使用されるかもしれません。

ビヨンダーはビヨンダーズと名付けられたコズミックビーイングの一人で、コミック上ではセレスティアルズの軍勢やMCU「ラブ&サンダー」に登場したエターニティなどもあっさり倒してしまうようなキャラクター。しかしながら色々と後付設定による力の制約などもあり、コミック「シークレット・ウォーズ」ではドクター・ドゥームに出し抜かれて力の一端を奪われたりもしました。

このコミック新シリーズで描かれる衝撃的な真実とは何なのか、そしてビヨンダーのMCU登場の可能性についても今後注目となりそうです。

コミック「アベンジャーズ ビヨンド #1」は 2023年3月 米国にて発売予定です。

ソース:The Beyonder’s Mad Plan for the Marvel Universe Is Revealed in ‘Avengers Beyond’

コミック「スカーレット・ウィッチ」のプレビュー公開、MCUからダーシー・ルイスが逆デビュー

マーベルが来年刊行予定のコミック「スカーレット・ウィッチ(2022)#1」のプレビューを公式サイトで公開しました。スティーブ・オーランドさんとサラ・ピケリさんによって制作されているこのコミックには、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」に登場したカット・デニングスさん演じるダーシー・ルイスが実写からコミックへと導入されています。

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コミックの概要は以下のとおりです。

ワンダは過去の闇を脱ぎ捨て、スーパー ヒーローとして、常に意図したとおりに自分の力を使って償いを見つけます。スカーレット・ウィッチが人助けという使命を受け入れながら、それを最も必要としている人だけに現れる神秘的な魔術店を運営しています。彼女の新しい冒険は、狂った町の話を持った女性が彼女のところにやって来たときに始まります。彼女は、この陰湿な脅威を考慮に入れるために、すべての知恵と混沌の魔法を必要とします。

©MARVEL

海外メディア polygon とのインタビューの中でオーランドさんは「これはこのキャラクターの 616 バージョンであり、同じタイプの認識を本にもたらしますが、スカーレット・ウィッチで起こっていること、マーベル ユニバースの魔法の側面にもぴったりとはまります。ダーシーは、特にソーのようなキャラクターで、私たちが大好きな漫画の不条理を軽く非難するためにそこにいます。ワンダは、不条理で奇妙な人生について何気なく話しますが、それは彼女にとっては普通のことです。しかし、彼女の家系図と彼女がしていることを見ると、それは非常に難解に思えるかもしれません. ダーシーは本質的に、カット・デニングスのキャラクターがするのと同じように振る舞います。」と述べています。

また、「ワンダにはクイックシルバーがいて、彼女と同じように科学実験を行っています。彼女には、ミュータントである妹ポラリスもいます。彼女の元夫ヴィジョンは、ワンダの脳のパターンから作られた妻バージニアとの間に息子ヴィンと娘ヴィヴ(ヴィヴィアン)を作りましたが、二人はワンダの子と言えるのでしょうか。伝統的な意味ではそうではありませんが、ワンダをベースにした誰かから作られました。ワンダの日常生活には奇妙さがありますが、彼女が周りにいて祝う人々と一緒に探求することに本当に興奮しています。」とコメントしています。

ワンダの新コスチュームをデザインしたアーティストのラッセル・ドーターマンさんは「彼女のクラシックなデザイン、MCU、ケヴィン・ワダのデザイン、そして彼女のフォース・ワークスの衣装からの要素がここにあります。リングは、ジョルジュ・ペレスのルックで彼女が身に着けていたジュエリーにインスパイアされました。月のモチーフは、彼女の90年代のコスチューム、彼女の最近のストーリーの一部、および『ヴィジョン&スカーレット・ウィッチ』ミニシリーズのセリフにインスパイアされています。妊娠中のワンダは、女の子が生まれたら、魔術と月の女神にちなんで、赤ちゃんにダイアナという名前を付けたいと言っています。」と語りました。

#2のカバーではワンダがヴィジョンの娘ヴィヴと共に夢の世界に向かう様子が描かれ、#3でサブアトミカに向かうとの事です。

©MARVEL

コミック「スカーレット・ウィッチ(2022)#1」は 2023年1月4日 米国にて発売予定です。

ソース:公式

もしもミッキー&フレンズが地球最強のヒーローだったら?ディズニー100周年を記念したマーベル・バリアントカバーが公開

2023年10月に創業100周年をむかえるディズニーを祝して、マーベル・コミックが新たなバリアントカバーを公開しました。2023年1月発売のコミック「アメイジング・スパイダーマン」を皮切りに、2023年を通して12のバリアントカバーが発売される予定となっています。

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マーベル・コミックは、「ディズニー100を記念したバリアント・プログラムでは、マーベルの最もクラシックなコミック本の表紙をファンタスティックに再構築し、What Ifのレンズを通してマーベルの過去、現在、未来を祝います」とリリースで述べています。また、「これらの初のアートピースは、マーベルコミックの神話における伝説的な瞬間へのオマージュとして、ディズニーのアイコニックなキャラクターがマーベルストーリーテリングの魔法に没頭している様子を見ることができます。」と説明しています。

マーベルのディズニー100バリアントカバーは、1月11日の「アメイジング・スパイダーマン」(2022年)#17から発売される予定です。ディズニーとマーベルのマッシュアップバリアントカバー(モノクロバージョン含む)は、1年にわたる「Disney 100 Years of Wonder」の一環として、2023年を通して毎月合計12枚発売されます。

公式ソリシテーションと、マーベル・ディズニー100バリアントカバー12種のうち最初の3種は以下からご覧ください。

アメージング・スパイダーマン #17 ディズニー100バリアント
カバー:LORENZO PASTROVICCHIO
カラー:VALERIA DE SANCTIS (ARANCIA STUDIOS)
発売日:2023年1月11日

アメージングスパイダーマン #19 ディズニー100バリアント
カバー:GIADA PERISSINOTTO
カラー:CHIARA DI FRANCIA (ARANCIA STUDIOS)
発売日:2023年2月8日

アメージングスパイダーマン #21 ディズニー100バリアント
カバー:VITALE MANGIATORDI
カラー:VALERIA DE SANCTIS (ARANCIA STUDIOS)
発売日:2023年3月8日

©MARVEL,Disney

ディズニー100ヴァリアントカバーは 2023年1月11日の「アメイジング・スパイダーマン」より米国にて順次発売予定です。

ソース:公式

ドクター・ドゥームが「アベンジャーズ、アッセンブル!」 ─ 「All-Out Avengers #2」プレビューが公開

マーベルがコミック「All-Out Avengers #2」のカバーとプレビューを発表しました。そこではアベンジャーズのシンボルでもあるキャプテン・アメリカの盾をソーのムジョルニアを手にし、アッセンブルの号令をとるドクター・ドゥームの姿が描かれています。

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「All-Out Avengers #2」では、シーハルク、ブラックパンサー、アイアンマン、ブレイド、キャプテン・アメリカ、ソー、キャプテン・マーベルが登場。プレビューでは闇のドクター・ドゥームと戦うためにドクター・ドゥームとアベンジャーズが共闘する様子が描かれています。

©MARVEL

公式概要は以下のとおりです。

アベンジャーズはひざまずき、鎖につながれ、ドクター・ドゥームのなすがままにされている。彼らの唯一の希望は、迫り来る闇に立ち向かう強さと名誉と良識を備えた一人の男、それは世界が知るヒーロー、ドクター・ドゥームだった・・・?
この物語は一瞬たりとも気を抜くことが出来ない。

コミック「All-Out Avengers #2」は米国にて発売中です。

ソース:Marvel’s New Avengers Preview Reveals Doctor Doom Wielding Thor’s Hammer

マーベルコミックと天野喜孝さんら日本のアーティストがコラボする「Marvel Comics: A Manga Tribute」が来夏発売

先日開催されたニューヨーク・コミコン2022にて、VIZ Mediaとマーベルが共同で「Marvel Comics: A Manga Tribute」の制作を発表しました。20人を超える日本のアーティストがマーベルのアイコニックなキャラクターを独自のスタイルで描いたイラストを収録するといいます。

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参加アーティストは公式ページによると麻宮騎亜さん、天野喜孝さん、石江八さん、今石洋之さん、岡崎能士さん、おがきちかさん、グリヒルさん、ケン・ニイムラさん、コザキユースケさん、コヤマシゲトさん、榊原瑞紀さん、白浜鴎さん、スタジオナデガタサーカス、高橋和希さん、田島昭宇さん、寺田克也さん、内藤泰弘さん、林田球さん、姫川明さん、ピーチ桃子さん、美樹本晴彦さん、村田雄介さんといった顔ぶれ。

近年、マーベル・コミックは日本のアーティストとのコラボを続けており、日本国内でもウルトラマンとのコラボや、ジャンプ+でのデッドプールなどが話題になりました。さらに2021年には当時最も読まれているマーベル・コミックはジャンプ+の「デッドプール:SAMURAI」であると報じられました。

「Marvel Comics: A Manga Tribute」は 2023年夏に米国発売予定です。

コミック「デッドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」のファーストルックが公開

マーベルが新たなミニシリーズコミック「デッドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」のファーストルックを公開しました。全5号の本シリーズはブラック・アイド・ピーズのタブーさんとB・アールさんがライターを務め、アーティストのファン・フェレイラさんによって描かれています。本作ではスパイダーマンはニューヨークではなくロサンゼルスを訪れ、ロサンゼルスはデーモン・ベアによって悪魔だらけになっています。

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公式概要は以下のとおりです。

ピーター・パーカーのロサンゼルスへの夢の旅は、悪夢になろうとしています。
DEADLY NEIGHBORHOOD SPIDER-MAN (2022) #1 で彼が天使の街に旅したとき、彼は代わりにいくつかの悪魔に遭遇します。そして悪魔たちはこれまでにないほどピーターを試す事になるでしょう。

「DEADLY NEIGHBORHOOD SPIDER-MAN」では、ピーターは夢と現実、そして科学と魔法の交差点で自分自身を発見することになります。何が現実で何が現実でないかの区別をつけるのに苦労する中、このウェブ・スリンガーの革命的なダークテイストは、特にX-MENファンにはおなじみの悪魔と彼を戦わせることになるのです。

©MARVEL

今回スパイダーマンが立ち向かう事になるデーモン・ベアはX-MENやニューミュータンツのヴィランであり、映画「ニューミュータンツ」にも登場しています。

コミック「デッドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン #1」は 2022年10月19日 米国発売予定です。

ソース:公式

映画「ソー:ラブ&サンダー」、コミックから考えるジェーン・フォスターの未来

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」では久々にソーとジェーン・フォスターが再会する事になりましたが、ラストでジェーンの魂はヴァルハラへと降り立つ事になりました。今回の記事ではコミックのジェーン・フォスターを振り返り、MCUの今後のジェーンの可能性について言及していきます。

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2013年公開の映画「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」以来、久々の再登場となりソーと再会したジェーン・フォスター。「アベンジャーズ/エンドゲーム」でも画面には登場しましたが、直接接触したのはロケットであった事と、映像的にも「ダーク・ワールド」の未使用映像の再利用という事でここではスルーしておきます。

コミックのジェーン・フォスターが乳がんで死亡したのはシークレット・ウォーズの後の事ですが、トニー・スタークの協力で地球から月の近くへと移転し、アスガルドからアスガルディアと改名した都市を守るために病気を省みずムジョルニアをふるい続けました。

ちなみにコミックで「次にソーに変身したら死ぬぞ」とジェーンに警告したのはドクター・ストレンジでした。

それでもジェーンはアスガルディアを守るためにムジョルニアを手にし、最終的に地に伏す事になったのは映画とほぼ同じ流れと言えます。

そしてこれも映画と同様に、ジェーンはヴァルハラへと向かいます。ここから先は「ソー5」などで描かれる可能性があるため、ネタバレの可能性がある事にはご注意ください。

©MARVEL

ジェーンの死を受け入れられずにいるソーを見かねたオーディンは魔法とムジョルニアの力でジェーンの魂を呼び戻します。そしてその後、ジェーンはがんの治療にあたりました。

©MARVEL

ムジョルニアを失い、マイティ・ソーに変身する事もなくなっていましたが、「ウォー・オブ・ザ・レルムス」の際には別のユニバースのムジョルニアによってマイティ・ソーとして復活するも、マレキスやラウフェイとの激しい戦いによってムジョルニアは砕け、ジェーンの左腕甲に結合されました。

このイベントでヴァルキリーが全滅し、アスガルド人がヴァルハラへ行く事ができなくなったとソーが嘆く中、ブリュンヒルデ(MCUで言うキング・ヴァルキリー)と仲間のヴァルキリーたちの精霊が登場。

ジェーンに力を託し、マイティ・ソーではなくなったジェーンは新たなヴァルキリーとして地球やアスガルディアを守ることになった、というのがコミックのジェーン・フォスターになっています。

©MARVEL

MCUではオーディンが既に亡くなっている事と、ソーがジェーンの死を受け入れる描写になっている事で、死そのものを撤回する手段と動機が少なくなっています。

しかし手段に関してはヴァルハラにいるであろうオーディンが何とかしてくれそうな事、ソーが子どもたちに力を貸したような成長が見られたように、ソー自身がオーディンと並ぶ程に成長していればソーが自力でなんとかする事も出来そうです。

問題は動機のほうで、ソーはジェーンの死を受け入れ、彼女とゴアが託したラブを育てる事で「ラブ&サンダー」を終えていますから、コミックのような感傷的な理由でジェーンを呼び戻す可能性はかなり低いと考えられそうです。

ジェーンを呼び戻す動機として強力なものは「マイティ・ソーの力が必要」になった時で、ユニバースの消滅に繋がるようなインカージョンや、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」などはジェーンが戻ってくる可能性があるポイントになるかもしれません。

また、「ラブ&サンダー」ではジェーンとヴァルキリーの交流もある程度描かれたため、マイティ・ソーとしての復活を飛ばしてヴァルキリーとなるケースも有り得そうです。

ジェーン・フォスターを演じるナタリー・ポートマンさんはキャプテン・マーベルとの共演を望んでいますが、その希望は叶うのか、そしてコミックのような復活劇は描かれるのか、今後の展開には要注目です。

映画「ソー:ラブ&サンダー」はディズニープラスで配信中、Blu-ray、4k UHD は 2022年9月27日 米国発売予定、日本は10月26日発売予定です。

コミック「ミッドナイト・サンズ#2」に登場の若きアガサ・ハークネスが公開

マーベルコミックは先日新たにスタートしたコミックシリーズ「ミッドナイト・サンズ」の次号となる#2でデビューするヤング・アガサ・ハークネスのデザインを公開しました。マーベルの魔法世界を再定義するこのサーガは全5回の限定シリーズとなっています。

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ライターのイーサン・サックスさんは「アガサ・ハークネスは、ワンダビジョンでMCUに登場するずっと前から、マーベルファンを魅了するミステリアスなキャラクターでした。彼女の若く、情熱的で、冷笑的でない時代からのコミックのバックストーリーのいくつかを明らかにすることは、まあ、魔法のようなものです。」と語っています。

1961年のコミック「ファンタスティック・フォー #94」でデビューして以来、アガサはミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズの息子フランクリンの子守から始まり、ワンダ・マキシモフの師匠としても活躍してきました。

元々コミックのアガサは白髪の老婆として描かれており、今回公開された若きアガサ・ハークネスはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」でキャスリン・ハーンさんが演じたアガサにインスパイアされている印象です。

©MARVEL

コミック「ミッドナイト・サンズ #2」は 2022年10月19日 米国発売予定です。

コミック「スカーレットウィッチ」新シリーズが2023年1月からスタート

マーベルコミックが「スカーレットウィッチ」の新シリーズを来年1月からスタートさせる事を発表しました。ライターのスティーブ・オーランドさんとアーティストのサラ・ピチェリさんによって、真のダークホールドと化したワンダ・マキシモフの新たな物語が描かれる事になるようです。

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公式概要、あらすじは以下の通りです。

「X-MEN:トライアル・オブ・マグニートー」(2021年)での贖罪に続き、ワンダはマーベル・ユニバースが求めるヒーローとして生まれ変わります。新たなスタートを切ったワンダは、そのパワーを最大限に活用し、最も必要とする人々を助けるために新たな使命を帯びています。スカーレット・ウィッチファン待望のシリーズで、地球上で最も強力な魔法の使い手の一人である彼女の最高の姿を体験してください!

世界で誰も頼ることのできない、最も必要とする者にのみ現れる扉。その扉の向こう側にあるのは、不思議な魔法使いの店。敵も味方も、人間も関係なく、希望を失い困っている人は、そこで 「スカーレットウィッチ」に出会います。ワンダ・マキシモフはどん底を経験したことがあり、ようやく平穏を取り戻した今、自分の力をすべて使って、どん底にいる人々を助けることを誓っています。しかし、ある女性がワンダの家にやってきて、町が狂ってしまったという恐ろしい話を聞かされたとき、スカーレットウィッチは知恵とカオスマジックを駆使して、陰湿な脅威に対処しなければならなくなるのです。

オーランドさんは「実際、彼女は私の最初のマーベル作品の主役で、『DARKHOLD』で呪文を紡ぎ、ドゥームを屈服させたのです。だから、『SCARLET WITCH』に携わる機会を逃す手はありませんでした。ワンダ・マキシモフは、長年に渡って戦ってきた影からついに解放されたのです。そして今、サラ・ピチェリとラッセル・ドーターマン、そして私は、彼女のパワフルで、ありえないような、魔法のような人生の次の章を公開します。他に頼るところがなければ・・・スカーレットウィッチを頼ればいいんです。そして神は彼女の道を助けてくれるでしょう」と語りました。

「長い間、スカーレット・ウィッチのソロ復帰を待っていました!私の絵が選ばれたことを本当に光栄に思っています。早く本を見て欲しいです。」とピチェリさんはコメントしています。

ラッセル・ドーターマンさんが描いた#1の表紙もあわせて公開されました。

©MARVEL

コミック「スカーレットウィッチ #1」は 2023年1月4日 米国発売予定です。

ソース:公式

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」より、ドーラミラージュを目指す少女の物語を描く書籍が発売

マーベル・スタジオとディズニーは、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のサイドストーリーとして、絵本「Black Panther: Wakanda Forever: The Courage to Dream」の発売を発表しました。この本を執筆したフレデリック・ジョセフさんは海外メディア The Root とのインタビューの中で、これは「希望の物語」であると語りました。

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この絵本ついて、インタビューの中で次のように説明しています。

ワカンダを守る戦士、ドーラミラージュの一員になることを夢見るワカンダの少女、アサタの物語です。しかし、アサタには障害があるため、その夢を手放すことになります。しかしアサタは、王女シュリ、戦士オコエ、力強いエムバクといった意外な仲間たちと出会い、その光に導かれていくのです。そして、アサタだけが、自分に欠けているもの、つまり夢を見る勇気を与えることができるのです。

そして、「ブラックパンサーは、多くの点で、忍耐と希望の物語です。それは、私がアサタに象徴してほしかったことの核心です。」と付け加えました。

この本のイラストを担当し、映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のコンセプトアートも担当したニコラス・スミスさんは、「彼らのバックストーリーを想像しながら、美しい村や学校、家に住む新しいワカンダのキャラクターを創り出すために、何枚もスケッチしました」と述べました。

また、「最近、障害を持つ子供の母親から、いつかこのようなプロジェクトにアートを提供できないかとメールをもらいました。障害を持つ幼い子供たちが、自分たちを勇気あるヒーローとして見る手助けができることを光栄に思っています。」と明かしました。

そして、「アメリカの黒人は、植民地化によって狂わされた歴史の重荷を常に背負わなければなりません。ワカンダは、私たちが膨大な知識と資源の富を維持することができた別世界の、その「もしも」のシナリオなのです。それは、私たちのコミュニティにとって、何とも言えない希望とインスピレーションの灯火です。」と語っています。

このアサタが映画にも登場するのかは不明ですが、「ブラックパンサー」に関連したワカンダを舞台としたドラマの制作も決まっているため、この少女が、あるいは成長した姿で実写化される可能性は十分に考えられるようです。

絵本「Black Panther: Wakanda Forever: The Courage to Dream」は、映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」の公開と同じく 2022年11月11日 に米国発売予定です。

ソース:Exclusive: Black Panther: Wakanda Forever: The Courage to Dream Introduces an Inspiring New Hero to Our Favorite Universe