マーベルがムジョルニアの新しい資格者となる意外な生物を紹介

マーベル・コミックが伝説のハンマーであるムジョルニアの新しい資格者を紹介しました。新コミックのヴァリアントカバーに描かれたその正体は、とても意外な生物であり、ハンマーがアスガルドの王に相応しい人物(?)として認めた可能性があるようです。

626番目の試作品であるスティッチがEarth-616への侵略を始めるとして、「アベンジャーズ #30」のヴァリアントカバーにムジョルニアを持つスティッチが登場。

今のところこれはカバーアートのみの楽しいコラボだとされていますが、現地のコミックファンはロケット・ラクーンとスティッチの対決や、ジェフ・ザ・ランドシャークとスティッチのギャグ漫画などのリリースを期待しているようです。

スティッチのいたずらには地球最強のアベンジャーズも困り果てているようですが、スティッチ実写化が行われた事で、いつか「アベンジャーズvs.スティッチ」の映画が制作される可能性もごくわずかに芽生えたと言えそうです。

ディズニー100周年、マーベル85周年を記念して、現在コミックではアベンジャーズがプレデターやエイリアン、ゴジラなどと対決しています。ディズニー115周年、マーベル100周年を迎える頃にはこれらのいずれかが実写化されていたりするのでしょうか。

【噂話】映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、ウィンザー・グレート・パークはジェノーシャに?

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」が、イギリス王室の領地内で撮影する事が先日報じられましたが、ここをコミックに登場する国家ジェノーシャに見立てて撮影されると新たに報道されました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-paid-millions-filming-windsor-park/”]

海外メディア TCC のアレックス・ペレス氏はウィンザー城の記事と写真を引用し、「ジェノーシャ」と一言そえて投稿。

コミックに登場する架空の国家ジェノーシャとしてここが使用される事を報告しました。

ジェノーシャはミュータントを奴隷として利用する国でしたが、マグニートーがここを奪い取りミュータントの楽園へと生まれ変わりました。ここには地球上のほとんど全てのミュータントが差別から逃げるために集まり、暮らしていましたが、ここをセンチネルに襲撃されミュータントたちは虐殺。地球のミュータントは94%も減少する事になりました。

この原作のエピソードをもとにした話はアニメ「X-MEN’97」シーズン1の第7話でも描かれています。

アニメ「X-MEN’97」をディズニープラスで視聴する

スクーパーの MTTSH 氏は以前に「ウィンザー城はマグニートーの居城となるようだ」と報告しており、両者の主張は概ね一致。また、撮影の早い段階でセンチネルの残骸と見られるセットも目撃されており、原作と似たようなエピソードが展開されると予想されます。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-sentinels-rumor/”]

ただし、「ドゥームズデイ」でセンチネルをけしかけるのはドクター・ドゥームになると予想されています。なお、「X-MEN’97」ではセンチネルの開発者であるボリバル・トラスクが、コミックでは(デッドプール&ウルヴァリンにも登場した)カサンドラ・ノヴァがトラスク3世を操ってセンチネルをけしかけました。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

コミック「ゴジラ・デストロイズ・ザ・マーベル・ユニバース」でアイアンゴジラが誕生

マーベル・コミックが「Godzilla Destroys The Marvel Universe」の第3号のカバーを公開。トニー・スターク制のアーマーをまとったアイアンゴジラを紹介しました。この最新号でもクロスオーバーならではのゴジラの新しいバージョンが登場する事になるようです。

ギャラクタスの新たな使者となったキングギドラとの戦いに向けてファンタスティック・フォーとの邂逅を果たしたゴジラはコズミックパワーを獲得。その後、ハルクとの出会いでガンマ化し、アメイジング・スパイダーマンとの出会いではヴェノム・シンビオートに寄生されて来ました。

今回はゴジラ専用のアイアンアーマーを獲得し、口からの熱線だけでなく、胸のユニビームと手のリパルサーブラストを追加。火力アップが図られたようです。

コミックの概要では「ニューヨークよ、警戒せよ! かつて休眠状態だったゴジラが怒りに燃えて目覚め、地球最強のヒーローたちが結集し、その壊滅的な暴走を阻止しようと、破滅への道を切り開き始めた! しかし、彼らの結集した努力も破壊の使者を遅らせることはできず、地球のヒーローたちはゴジラを倒すために並外れた手段に出るしかなく、地球で最も邪悪な悪党たちと手を組むことさえある!」と説明。

さらに、「しかし、マーベル・ユニバースを突き破り、ダーク・ディメンションやその他の領域へと突き進むゴジラを止めるのに、これで十分だろうか? さらに、怪獣王は謎の金属ヴィブラニウムとどう関わっているのか? そして、これはワカンダにとって何を意味するのか? 止めることのできない自然の猛威に立ち向かうため、マーベル・ユニバースはかつてないほど結束し、地球存亡をかけたこの壮大な戦いに挑まなければならない。壮大なサーガ、全5章からなる衝撃の第一章で、全員が総力を挙げて戦うぞ!」と、ヴィブラニウムとの関連性もほのめかされています。

ゴジラとマーベルのクロスオーバーの歴史は古く、コミック「Godzilla #1」がリリースされたのは 1977年 のこと。マーベルと東宝の協力関係が今後も続くことになれば、ゴジラとアベンジャーズの実写映画の可能性も少しずつ増加していくかもしれません。

コミック「ゴジラ・デストロイズ・ザ・マーベル・ユニバース」#3 は 2025年9月24日 米国でリリース予定です。

コミック「アイアンハート」共同制作者がドラマ化に際して報酬を貰っていないと主張

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」の予告が先日公開されました。これに対してコミックの共同制作者であるマイク・デオダードさんが、SNSを通じてその完成度を称賛しつつ、報酬に対する不満を主張しました。

デオダードさんは原作コミックの1ページが見事に再現されているとして、原作の該当ページと予告の一部を切り抜いて公開。

漫画家として、自分が創作に関わったキャラクターが大画面で命を吹き込まれるのを見ることほど満足感を得られるものはほとんどありません。」と感想を述べました。

その一方で「この瞬間を心から祝福する一方で、苦い思いも抱いています。マーベルはクリエイターたちの力で数十億ドル規模の帝国を築き上げましたが、報酬モデルはその成功に追いついていないのです。」と言います。

デオダートさんは業界内で自身が高給取りのアーティストとしての立場である事を認めつつも、より広範な原則が問われていることを強調しました。「これは私の問題ではなく、原則の問題です。自分が心血を注いだキャラクターが数十億ドル規模の機械のエンジンを動かすのなら、その成功のほんの一部を受け取るのは当然のことです。」

デオダートさんは、多くのクリエイターが共有する感情をさらに明確にし、「クリエイターは何十億ドルも何百万ドルも求めているわけではありません。ただ、少しの敬意、少しの評価、そして貢献に応じた分け前を求めているだけです。これは単なる倫理観ではなく、良いビジネスなのです。」と述べました。

そして最後に「マーベル、あなた方はもっと良いことができるはずです。そして私は心からそう願っています。私たちが愛するキャラクターたちと、彼らに命を吹き込むクリエイターたちのためにも。」と締めています。

マーベル・コミックの場合、ライターやアーティストが創作したストーリーやキャラクターが映画やドラマに登場する際、原作者は通常、継続的なロイヤリティではなく、1回限りの支払いで報酬を受け取ります。

この報酬は一般的に控えめで、5000ドル(現在の為替で言えば約720万円)程度と言われています。日本の場合はさらに少なく、漫画の映画化、ドラマ化は100万から250万の原作使用料とも言われています。

しかしこの報酬は基本的にはマーベルの善意の表れでもあり、日本の出版社と漫画化の関係とは異なって、マーベルは雇用契約に基づいてライターやアーティストを採用しています。そしてその契約の中には、作成されたキャラクター、ロケーション、ストーリーなどの知的財産は生み出したクリエイターではなく、マーベル・コミックが所有する事になります。

ドラゴンボールは鳥山先生のものですし、ジョジョは荒木先生のものであり、集英社のものではありません。しかし、マーベルの場合は、アイアンハートに限らず、デッドプールやドクター・ストレンジなども作家やアーティストに権利はなく全てマーベルのものなのです。

日本とアメリカの漫画と映像化事情を比較するとマーベルはおかしいようにも見えますが、実際はそうでもありません。日本のゲーム業界は基本的にマーベルのやり方を採用しています。

宮本茂氏はマリオやゼルダを生み出し、田尻智氏はポケモンを生み出しましたがそれらのキャラクターやストーリーの権利は全てゲーム会社が所有しています。ゲーム作曲家がいわゆる神曲を作り、Youtubeで何百万回再生され、サントラCDが何万枚うれようと、彼らは印税で暮す事は出来ません。ゲームがドラマや映画、アニメ化されても、彼らは100万円すら貰えないのが実情です。

MCUの大半は何億ドルも売り上げるコンテンツですから、そのアイデアの基礎を作ったクリエイターに対する報酬が不足している現状は打破すべき事案です。デオダードさん以外にも最近ではデッドプール原作者のロブ・ライフェルドさんも不当な扱いを受けたとして、彼の場合はマーベルと決別するという選択をしました。

雇用契約というメカニズムに則っている以上、デオダードさんの主張が受け入れられる事は難しいかもしれませんが、この声を機に多少なりとも改善に繋がっていくのでしょうか。

ドラマ「アイアンハート」は映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」の後日譚として、世界に名を刻むことを決意したリリが故郷シカゴに戻り、テクノロジーと魔法が対決する作品。アイアンスーツを製作するという彼女の独自のアプローチは素晴らしくも、その野望を追求する中で、彼女は謎めいていながらも魅力的なパーカー・ロビンス、通称「ザ・フッド」と出会うことになります。

「アイアンハート」は「ブラックパンサー」シリーズのライアン・クーグラー監督が製作総指揮を担当、脚本は「スノーピアサー」のチナカ・ホッジさんが執筆。

アンソニー・ラモスさんがヴィランのザ・フッド(ザ・フード)を演じる他、「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」のオールデン・エアエンライクさんがジークを演じるとも。その他、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」からMIT職員役のジム・ラッシュさんが再登場します。

ドラマ「アイアンハート」は 2025年6月24日 より米国でディズニープラスで初回3話配信予定です。

コミック「オールニュー・スパイダー・グウェン:ゴーストスパイダー」はブランニューデイに突入すると発表、MCUとの関連は?

マーベル・コミックスが8月に新コミック「オールニュー・スパイダー・グウェン:ゴーストスパイダー」のリリースを発表しました。作家のステファニー・フィリップスさんとアーティストのパオロ・ヴィラネッリさんによるこのコミックは最新シリーズ「スパイダー・グウェン:ゴースト・スパイダー」の7月予定の最終回の後、グウェン・ステイシーの大胆な新たな始まりの舞台を整えると言います。

公式概要は次の通り。

スパイダー・グウェンにとって、ブランニューデイ(真新しい一日)が始まりました!グウェン・ステイシーはこの地球の住人ではありませんが、ここに定住することになりました。さあ、くつろぎの時が来ました!新しいコスチューム、新しい家庭生活、そしてなんと、新しいバンドも結成!ところが、グウェンにとって残念なことに、新たな脅威が彼女に向かってきます。その脅威の第一弾は、もしかしたら彼女自身のせいかもしれません!Earth-616に定住するゴースト・スパイダーを追いかけましょう!

ライターのフィリップスさんは Collider とのインタビューで次のようにコメント。

「最大の難題は、グウェンの独特な声を尊重しつつ、何十年にもわたる連続性を持つ世界観に彼女を織り込むことです。つまり、グウェンらしさを失うことなく、繋がりを再定義し、新たな繋がりを生み出すということです。でも、正直に言って、それがこの物語を語ることの楽しみの一部でもあるんです!」

「グウェンにとって、この新たなスタートは可能性を秘めています。彼女は過去の重荷を背負っていますが、ついに何か新しいものを築き上げられる場所にたどり着いたのです。新しい仲間、新しい目的、そしてもしかしたら新しい自己意識さえも。あるいは、しばらく見ることができなかった彼女自身の要素を取り戻すことかもしれません。バンドもそのひとつかもしれません。」

公式概要と公開されたカバーアートにはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のスパイダーマン4作目映画と同じ「BRAND NEW DAY」と書かれているのが気になる所で、このコミックがMCUと何らかの関連性があるのかも注目されています。

「スパイダーマン:ブランニューデイ」が正式タイトルを獲得する前の段階では、同作にグウェンが登場するとも噂されていました。この新しいコミックはMCUでゴーストスパイダーが登場する事を予告しているのでしょうか?続報にも注目です。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-4-working-title-rumor/”]

コミック「オールニュー・スパイダー・グウェン:ゴーストスパイダー」は 2025年8月 米国でリリース予定です。

【ネタバレ注意】X-MENの作家が映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」をネタバレ【噂話】

コミック「X-MEN」シリーズの作家クリス・クレアモントさんがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」の重大なネタバレをしたと話題になっています。先週末に開催されたハンツビル・ポップカルチャー・エキスポに登場したクレアモントさんはマーベルの映画について語り始め、その中で「シークレット・ウォーズ」のいくつかの詳細に触れたと報じられました。

※これより先は「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

クリス・クレアモントさんはマーベル・コミックのライターでX-MENの黄金時代を築き上げてきた人物。1975年に刊行された第94号(8/1975)から、1991年刊行の第279号(8/1991)まで、16年間、休む事なく連載していました。

ときおりマーベル映画のコンサルタントを務めていますが、現時点で「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」に関与しているかは正式発表がなく、分かっていません。従って彼の発言内容が制作関係者としてのものなのか、我々が見るような噂話を事実と混同して話しているだけなのかは現時点で区別できない状態であるのは先に警告しておきます。

海外メディア CBM によると、クレアモントさんは「RDJさんがアイアンマンを含む複数のキャラクターを演じる」と述べており、さらに「クリス・エヴァンスさんがキャプテン・アメリカ、若き日のスティーブ・ロジャース、そしてH.Y.D.R.A.のキャプテン・アメリカとして復帰する」と発言。

これらは以前にも報道されていた事で、コアなファンの間ではウワサとして認識されているものの一部です。

また、レジェンドの復帰に関連して本人が出演しないと語っていたにもかかわらず「エリザベス・オルセンさんが ”善良な” スカーレットウィッチとして戻る」とコメントし、民間人を巻き込んだりしなかった完全なヒーローとしてのワンダの変異体が登場する事をほのめかしました。

そしてX-MENのライターらしく彼らにも言及し、「サイロックが登場する」事と「ウルヴァリンが重要な人物を殺してしまう。」と示唆しました。

前述の通り、クリス・クレアモントさんはわれわれのようなファンやスクーパーとは違って公式側の人間ですが、実際に映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」に関与しているかは分かっていません。

また、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」も脚本の完成を待たずに撮影を開始しているような状況で、「シークレット・ウォーズ」の脚本が完成しているとも思えません。これは少なくとも草稿段階であり、今回の発言が草稿を基にした事実であっても、これから1年ほどの間にいかようにも書き換えられる可能性が十分にあります。

コミックライターの今回の発言は真実として実際に2年後の映画館に投影されるものなのか、見守る必要がありそうです。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

コミッククリエイターがMCUの「デッドプール」新作の噂を否定

コミックの「デッドプール」のクリエイター、ロブ・ライフェルドさんが、先日報道されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「デッドプール」新作について、これはデッドプールとは関係ない別作品の話だと指摘しました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-deadpool-new-project-ryan-reynolds-teased/”]

海外メディア Time とライアン・レイノルズさんのインタビューの記事を引用しつつ、ライフェルドさんは「彼が『ボーイバンド』という映画を執筆している事をふと思い出した。」と、レイノルズさんが「デッドプール」とは違う別作品に言及している事を示唆しました。

そもそものインタビューは Time の公式の切り抜き映像から来ているもので、アベンジャーズ新作映画に脇役として出演するかどうかという質問に対する回答でしたが、インタビューの前後がない事で他の海外メディアもレイノルズさんの発言の真意を汲み取れなかった可能性があるようです。

ディズニーやマーベル・スタジオの発表を待たずにレイノルズさんが「デッドプール」新作に言及した事は確かに不思議でしたが、「ボーイバンド」は「デッドプール&ウルヴァリン」のショーン・レヴィ監督の新作で、ライアン・レイノルズさんもそこに加わっており、ライフェルドさんの指摘はある程度合点がいくものです。

しかしながら、ロブ・ライフェルドさんはマーベルと決別しており、もう制作関係者ではなく、新作実写作品にも一切関与していないという事も留意しておく必要があります。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-deadpool-3-comic-co-creator-rob-liefeld-cuts-ties-with-marvel-kevin-feige/”]

デッドプールが次にどこに登場する事になるのかは公式発表されていませんが、映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の撮影現場に「デッドプール&ウルヴァリン」のセットが含まれているとも報じられています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-deadpool-and-wolverine-set-video/”]

映画「デッドプール&ウルヴァリン」はディズニープラスで配信中です。

アベンジャーズが敗北?「プレデター:キルズ・ザ・マーベル・ユニバース」発表

マーベル・コミックが新刊「プレデター:キルズ・ザ・マーベル・ユニバース」のリリースを発表しました。銀河最強のハンターの地球侵略開始を予告し、公開されたカバーアートではアベンジャーズたちの死体が転がる暗い未来を予告しています。

ライターのベンジャミン・パーシーさんとアーティストのマルセロ・フェレイラさんによる新コミック「プレデター:キルズ・ザ・マーベル・ユニバース」は「プレデターvs.ウルヴァリン」、「プレデターvs.ブラックパンサー」そして現在リリース中の「プレデターvs.スパイダーマン」の集大成となるコミックで、ワカンダを襲撃したプレデターの脅威が地球全体に拡大する事になるようです。

集大成となる本作ではアベンジャーズ、ファンタスティック・フォー、X-MENらがプレデターの脅威に対抗しますが、類まれなる強力なハンターたちの前に、スーパーヒーローもただでは済まないと言います。

「プレデターvs.ブラックパンサー」ではヴィブラニウムを奪われ、プレデターたちはさらに強化されてしまいました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/predator-vs-black-panther-detail/”]

現在、スパイダーマンはロサンゼルスで相次ぐ「人の顔の皮を生きたまま剥ぐ」というスキナーと呼ばれる連続殺人犯の対処にあたっており、ここに登場するプレデターは映画よりもはるかにサディスティックな人格として描かれています。

執筆したパーシーさんは「このタイトル? 誤解を招くようなタイトルじゃありません。ヒーローたちは痛い目に遭うでしょう。お気に入りのヒーローやヴィランたちは倒れる ― 同時に他の者たちもこの絶滅レベルの出来事に立ち向かうでしょう。プレデターキングはここにいます ―ヤウジャはヴィブラニウムで武装している ― そして地球は今や狩猟区と化したのです。」とコメントしました。

プレデターの新作アニメ「プレデター:キラー・オブ・キラーズ」が 2025年6月6日 から米Huluと米ディズニープラスで配信予定、新作映画「プレデター:バッドランズ」(邦題はバッドランド)が 2025年11月7日に日米同時公開予定。

コミック「プレデター:キルズ・ザ・マーベル・ユニバース」は全5巻を予定し、第1巻が 2025年8月13日 に米国リリース予定です。

マーベル・スイムスーツ・スペシャルが約30年ぶりに復活、「マーベル・ライバルズ」とコラボで水着スキン実装へ

マーベル・コミックが1990年代に刊行した「Marvel Swimsuit Special」を今年あらたに復刻させる事を発表しました。スーパーヒーローやスーパーヴィランの水着姿を特集するファッション誌をイメージしたアートコミックで、今回はゲーム「マーベル・ライバルズ」とコラボして水着スキンの実装も行われると言います。

1995年以来の水着特集となる「マーベル・スイムスーツ・スペシャル:フレンズ、フォーズ&ライバルズ」は、ライターのティム・シーリーさんとアーティストのニック・ブラッドショーさんによるコミックで、ファッションデザイナー兼スーパーヒーローのジャネット・ヴァン・ダイン(ワスプ)が登場し、「マーベル・ライバルズ」に近々登場する新しいシーズナルコスチュームのデザインを特集しています。

ちなみにこの特集は1995年当時、キャラクターを(性的)客体化しているという批判が続いた末に新刊がリリースされなくなっていました。批判がシリーズ終了の原因だったかは定かではありません。

公式のあらすじは以下の通りです。

ロクソン・コミックスがまたしても、独自の無許可水着特集をリリース!

ワスプが事件の真相を追う!マーベルのヒーローたちが世界中で水着ファッション撮影を行うチャンスを掴む!

でも、ご安心ください、真のファンの皆さん!皆さんが本当に求めているのは何か、私たちは知っています!この特大特集は、豪華なアートが次から次へと散りばめられたスプラッシュページを収録。しかもストーリーもしっかりしているので、『記事のために読んでいる…』と思わせることができます。

コミック「マーベル・スイムスーツ・スペシャル:フレンズ、フォーズ&ライバルズ」は 2025年7月9日 、米国でリリース予定です。

ソース:公式

マイケル・ジアッチーノさんが「ウェアウルフ・バイ・ナイト」の新コミックのライターに、MCU続編にも言及

マーベル・スタジオ・スペシャルプレゼンテーションとしてMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「ウェアウルフ・バイ・ナイト」を制作、監督デビューした(スパイダーマンなどの)作曲家のマイケル・ジアッキーノ(マイケル・ジアッチーノ)さんが、7月の新刊「ウェアウルフ・バイ・ナイト:ブラッドムーン・ライズ」のライターを務める事が発表されました。

海外メディア EW とのインタビューで「ある意味、オリジナル版では失われた物語と言えるかもしれません」と監督は説明。「コミック版でドラキュラと共演した時の復讐を果たすために、ドラキュラが彼を追い詰めているんです。ジャック・ラッセルとその伝説に興味がある人にとっては、きっと面白い展開になると思います。」と新作の内容について予告しました。

また、このコミックにはもう1人のサプライズキャラクターが登場すると付け加え、その名前は明かさなかったものの、ファンにとっては「おそらく驚きではないでしょう。」と予想できうる人物である事を約束しました。

監督は「私はモンスターの物語が好きです。世間一般では恐ろしい生き物、いや、モンスターとして描かれる生き物を、人間として描いているところが気に入っています。私はモンスターをそんな風に見たことはありませんでした。いつも、助けが必要な何らかの問題を抱えた人間として見ていました。いつも彼らに同情していました。本当にそうでした。だから、モンスターの物語には感情的な愛着があり、それは今でも私の中に残っています。」と語っています。

また、MCUの「ウェアウルフ・バイ・ナイト」についても「何よりも『ウェアウルフ・バイ・ナイト』(スペシャル)をもう一度やりたいですね。今のところそれが何であれ、業界が新しいスタンダードに落ち着くのを待ってから、そこで何をすべきか考えていくつもりです。」と実写作品の続編のタイミングを待っている事を明かしました。

配信当初も続編についてスタジオと話し合いをしていると語っていた監督ですが、今のところ続編に関する発表はありません。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-werewolf-by-night-director-tease-meeting-of-seuqel/”]

このインタビューから2年の間には、MCUのドラマ展開の縮小などのディズニーの方針転換などもありましたが、これが「ウェアウルフ・バイ・ナイト」の続編にどの程度影響を与えているかは不明です。

現状でジャック・ラッセルとマンシングの物語は映画「ミッドナイト・サンズ」に繋がっていくのではと予想されていますが、これは「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」の後だと予想。まだ当分は気長に待つ必要がありそうです。

ドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」はディズニープラスで配信中、コミック「ウェアウルフ・バイ・ナイト:ブラッドムーン・ライズ」は 2025年7月 に米国でリリース予定です。

ソース:公式