「デッドプール #6」リリース、不死身の傭兵の死の詳細が明らかに

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」が大ヒットする直前、劇場公開前の6月にマーベル・コミックスはデッドプールの死亡を予告していました。注目されていたそのコミックがいよいよリリースとなり、不死身のはずだったデッドプールの死に関する詳細が明らかとなりました。

※これより先はコミック「デッドプール #6」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

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コーディ・ジグラーさんとロジェ・アントニオさんによるこの最新コミックでは、デッドプールはデス グリップとの最近の戦いからまだ回復中で、右足と右腕を再生できないため車椅子での移動を余儀なくされています。

彼は、人間の娘エリーやシンビオートの娘プリンセスを戦場に送り出すことで、なんとか明るい性格を保っています。エリーは自分専用のデッドプール コスチュームを手に入れ、プリンセスと一緒にロシアの武器密輸業者を倒します。

エリーの師匠にあたるタスクマスターがエリーやプリンセスの任務に同行、デッドプールが家に1人残される中、娘たちと入れ違いにデスグリップが訪ねてきます。

前号では、ウェイド・ウィルソンがデスグリップの手を切り落とし、彼の得意とする闇の魔法を使えなくしました。タスクマスター、エリー、プリンセスらは、デスグリップの隠れ家を爆破し、殺害したと思っていましたがそうではありませんでした。

デスグリップはムラマサブレード(村正の刀)を吸収しており、生気を吸う妖刀の力によってデッドプールのヒーリングファクターは無力に。ウルヴァリンでさえ自身を殺す唯一の武器と恐れる村正の力の影響でデッドプールはついに死亡する事になりました。

MCUの「デッドプール&ウルヴァリン」が大ヒットしている裏で、デッドプールの絶望の最期が描かれた理由は不明ですが、ウェイド・ウィルソンがいつか必ず復活すると期待されるその時が来るまで、しばらくの間は娘のエリー・カマチョがデッドプールの名を継いで活動する事になりそうです。

ソース:How Does Deadpool Die in His Marvel Ongoing Series?

マーベルのNYCC2024の計画が明らかに、MCUからは「デアデビル:ボーン・アゲイン」と「YFNスパイダーマン」が予定

マーベルが来月開催予定のニューヨーク・コミコン2024での計画を発表しました。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)からはマーベル・テレビジョンの「デアデビル:ボーン・アゲイン」、マーベル・アニメーションの「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」が紹介予定で、コミック、ゲームの最新情報も公開される予定です。

現地時間の 10月17日から20日にかけて開催されるこのイベントは、デアデビルの舞台でもあるヘルズキッチンのジェイコブ・ジャヴィッツ・コンベンション・センターにて開催。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」、アニメ「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」の他、ゲーム「Marvel Contest of Champions」(MARVEL オールスターバトル)のマジック・ザ・ギャザリングコラボの詳細とプレビュー、コミックからは「アメイジング・スパイダーマン」、「オールニュー・ヴェノム」、「ファンタスティック・フォー」などの最新情報が提供される予定となっています。

コンベンションフロアのマーベルブース(#2153)では、 「デアデビル:ボーン・アゲイン」のコスチューム展示や、 「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」の写真撮影コーナーが設けられるとのこと。最新予告の公開も期待されていますが、これらがオンラインで公開されるかどうかは不明です。

イベントにはマーベル・コミックス編集長CBセブルスキーさん、副社長兼編集長のトム・ブレボートさん、デジタルメディア&クリエイティブ戦略担当副社長のライアン・ペナゴスさん、ライターのライアン・ノースさんらが出席。

アルティメットラインの将来や、ソーサラー・スプリームとなったドクター・ドゥームを中心としたイベント「ワン・ワールド・アンダー・ドゥーム」、「X-MEN:フロム・ジ・アッシュズ」後の初のイベントとなるX-MEN同士の戦争を描く「レイド・オン・グレイマルキン」などが注目されています。

また、「オールニュー・ヴェノム」では「ヴェノム・ウォー」のあと、謎の新しい宿主を主人公としてリローンチされる事が予告されており、この人物の詳細の発表も期待されています。

ソース:Marvel NYCC 2024 Plans Include Daredevil: Born Again and Your Friendly Neighborhood Spider-Man

X-MENが年末のクロスオーバー「レイド・オン・グレイマルキン」でシビル・ウォーに突入、サイクとローグが戦争状態へ

マーベル・コミックスがジェド・マッケイさんとライアン・ステグマンさんの「X-Men」と、ゲイル・シモーンさんとデビッド・マルケスさんの「アンキャニィ X-Men」の4部構成のクロスオーバー「レイド・オン・グレイマルキン」が12月からスタートする事を発表しました。プロフェッサーXの夢の未来を巡って、X-MEN同士が争う事になります。

クラコアの崩壊後、バラバラになったX-MENは、その後、それぞれ独自のチームに再編成されました。

「X-MEN」では、サイクロップスが鍛え抜かれたミュータント兵士の部隊を率いてアラスカの廃墟となったセンチネル工場から出てくる事に。一方、「UNCANNY X-MEN」では、ローグはルイジアナで、自分が選んだXファミリーと少数の新入生とともに新しい家を築こうとしています。

ミッションに対する彼らの異なるアプローチは、以前はエグゼビア・インスティチュートだった現在のグレイマルキン刑務所を攻略するための行動計画が必要になったときに、緊迫した対立に発展する事になります。

公式概要は次のとおりです。

恵まれし子らの学園は、冷酷なコリーナ・エリス博士によって今やミュータントのための残酷な刑務所に変貌し、彼女の優秀な囚人は他でもないプロフェッサーXその人です。しかし、クラコアの陥落時に彼が行った行動を考えると、プロフェッサーXを救う価値はあるのでしょうか? そして、エリスがグレイマルキンをあらゆる攻撃から守ると確信している秘密兵器は誰、または何ですか? X-MENのクラコア後の世界を固めるこの4部構成のミュータントマイルストーンで、その答えを見つけてください!

公式ページでは全4号のカバーとそれぞれのあらすじも公開。

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「X-Men #8」 レイド・オン・グレイマルキン パート1

仲間の一人が投獄されたため、X-MENはグレイマルキン刑務所に向かい、チームメイトを解放します。しかし、チームは1つだけではありません。アラスカでは、サイクロプスの X-MENが救出作戦を急ぎ、ルイジアナでは、ローグの X-MENが独自の出撃に動きます。それぞれ独自の目的を持つこの2つのチームは、目的が食い違うことになるのでしょうか。結局のところ、「X」は 2 つの線が交差することで作られます。

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「UNCANNY X-Men #7」 レイド・オン・グレイマルキン パート2

襲撃は続き、対立する2つの X-MEN チームがグレイマルキン刑務所で岐路に立つ。境界プロトコルと刑務所のミュータント「管財人」だけでは不十分であるかのように、チームリーダーのローグとサイクロップスはチャールズ・エグゼビアの不確かな遺産をめぐって争うことになる。

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「X-Men #9」 レイド・オン・グレイマルキン パート3

感情が頂点に達したローグとサイクロップスが殴り合いになり、X-MENの2つのグループが互いに対立する。生き残る唯一の方法は、団結することだ。エグゼビアの夢は打ち砕かれ、折れた刃は常に血を流す。

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「UNCANNY X-Men #8」 レイド・オン・グレイマルキン パート4

爆発的な物語はここで終わり、ローグとサイクロップスはミュータントの戦いでおそらく永遠に対立します!彼らはエグゼビアの遺産を尊重するのか、それとも破壊するのか?忠誠を選ぶのか、それとも法律を選ぶのか?両チーム(そしてミュータントコミュニティ全体)に壊滅的な結果をもたらす全面アクションの問題作!


ジェド・マッケイさんは「Xタイトルのライン立ち上げに参加できて興奮していましたが、今は本当に盛り上がっています。初のクロスオーバーです!レイド・オン・グレイマルキンはアラスカとルイジアナの両方のX-MENを限界まで追い込み、未来への方向性を決定します。ゲイルのようなレジェンドと一緒にそれを実現できて素晴らしいです!」とコメントしています。

ゲイル・シモーンさんは「Xワールドでの執筆は、私のキャリアの中で最も楽しく、やりがいのある経験の1つです。最高のキャラクター、最高のアートチーム、最高の編集者、そして最高のクリエイター仲間。特にジェド・マッケイはアイデアの宝庫です。X-Verse の骨組みを組み立て始めてから、ほぼ毎日アイデアを出し合っています。お互いの作品を好きで尊敬し合っていることが、とても役立っていると思います。」と述べています。

さらに、「これがもっと短いクロスオーバーの前兆になればいいなと思います」と付け加えます。「インパクトのある作品を作るというアイデアが大好きです。パンチが効いていてテンポが速く、本物の長続きする効果があります。X-MEN または UNCANNY X-MEN だけを読んでストーリーを追うこともできますが、両方読めばより大きく豊かなイメージが得られます。いつものように、初心者も長年の読者も歓迎します!」と語りました。

「Raid on Graymalkin」は 2024年12月からスタート予定です。

マーベルの若き新チームは「ニューチャンピオンズ」に

マーベル・コミックスが先日予告していた新チームのコミックが「ニューチャンピオンズ」になることを発表しました。ライターのスティーブ・フォックスさん(スパイダーウーマン、タイムレス)とアーティストのイヴァン・フィオレッリさん(デアデビル:ウーマン・ウィズアウト・フィアー、タイムスライド)がタッグを組んで、マーベルユニバースでティーンヒーローになる意味を新たな形で表現した物語を描きます。

公式ページによると、チームはリバティ、ヘルルーン、ムーン・スクワイア、カデット・マーベルから始まりますが、シリーズの最初のアークで、より多くのニューチャンピオンが呼びかけに応じるため、急速に拡大します。しかし、全員がヒーローになる運命にあるわけではなく、中には、確立されたマーベルの伝説と暗いつながりを持つ者もおり、新人チームが立ち上がる前に災難を招く可能性があるとのこと。各ニューチャンピオンには語るべき物語があり、一緒に世界を変えなければなりません。マーベルコミックの次の人気のティーンスーパーヒーローチームが結成され、ミステリー、アクション、ドラマが待っていますと説明しています。

公式概要は以下の通り。

ヒドラ、スカーレットウィッチの謎の弟子、呪われたローラー・ダービーの妨害者、ワカンダの家出人によって人生を狂わされた4人の子供たちの共通点は何でしょうか?あまりありません!しかし、ヘルルーンの謎の力が彼らを結びつけると、彼らはすぐにチームとして働く方法を学ばなければなりません。さもなければ、ヘラ教団の怒りに直面することになります!

「ニューチャンピオンのバリエーションを見たとき、私の心はこれらの想像上の相棒の起源や力、コードネームを夢想し始めました」とライターのフォックスさんは説明します。

「カバーからキャストをリバースエンジニアリングすることは、私がこれまで関わったどのクリエイティブプロセスとも異なり、イヴァン・フィオレッリと一緒にニューチャンピオンでまったく新しいクラスのマーベルヒーロー(と数人の悪役!)をデビューさせることに興奮しています。彼は、これらの新しい追加キャラクターのそれぞれが、ずっと前から宇宙の一部であったように感じさせます。」

「ニューチャンピオンズに飛び込むのが本当に楽しみです!」とアーティストのフィオレッリさんは語っています。

「このプロジェクトで本当にワクワクするのは、マーベルユニバースにニューフェイスを持ってきて、まったく新しいことを探求する機会があることです。これらの若いヒーローには語るべき独自の物語があり、シリーズが展開するにつれて彼らがどのように成長し、視覚的に進化していくのかを見るのが楽しみです。読者が私たちのページを読んで楽しんでくれることを願っています。私がイラストを描くのを楽しむのと同じくらいです!」

「私はキャリアを通してずっと、10代のヒーローチームを書きたいと思っていました。それは誰もが人生で自分が本当は誰なのかを理解する時期であり、そのアイデンティティの探求に北欧の魔法やジェットエンジンのパンチ、偶然の地獄の入り口を加えることは、物語の黄金律です」とフォックスさんは付け加えました。

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コミック「NEW CHAMPIONS #1」は 2025年1月8日 米国リリース予定です。

マーベルがワンダの弟子アマランスを含むヒーローの弟子たちを集めた新たなヤングチームの結成を予告

マーベル・コミックスが新たなヤング・ヒーローが集うチームを結成する事を予告しました。「CHANGE THE WORLD」のキャッチフレーズの背景には、スカーレットウィッチ、キャプテン・マーベル、ドクター・ストレンジ、ブラックキャットなどのベテランヒーローたちの弟子の姿が描かれています。

文字の中でわずかに紹介されているのは、昨年のニューチャンピオンズ・バリアントカバー・プログラムでデビューしていたキャラクターの何人か。右下にこの11月にデビュー予定のスカーレットウィッチ/ワンダ・マキシモフの弟子となるアマランスの姿も描かれています。

©MARVEL,Disney

このチームは正式には「アセンブリー」と名付けられており、公式デビューは「スパイダーウーマン#7」 でしたが、「タイムレス」の年末ワンショットや「ウェブ・オブ・スパイダーマン#1」でもティーザーに登場していました。メンバーはカデット・マーベル、ヘルルーン、タイタン、ムーン・スクワイア、リバティらで、全員がこの不吉なティーザーに登場しています。アセンブリーはヒドラとつながりがあり、それが独自のスピンオフシリーズに登場する可能性があるとメディアは伝えています。

ヤングチームといえばもちろんヤングアベンジャーズが頭に浮かぶところですが、この新しいチームがどう差別化されていくのか注目となりそうです。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)ではヤングアベンジャーズの実写化が近いと考えられていますが、これがさらに10年続いたあとの新世代チームとしての準備となっているのかもしれません。

アセンブリーは 2025年1月 にコミックで正式デビューが予定されています。

ヌルを共同制作したクリエイターたちが「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の予告に反応するも、その反応は極めて対照的

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」のファイナルトレーラーが先日公開され、そこでは以前より噂されていたシンビオートの創造主である邪神ヌルが紹介されていました。コミックでヌルというキャラを作り出したクリエイターのドニー・ケイツさんとライアン・ステグマンさんがこのトレーラーに対してSNS上で反応を見せました。

コミック「キング・イン・ブラック」のクリエイターであるドニー・ケイツさんは以下のようにコメント。

ソニーと話をしていて、『#VenomTheLastDance』の脚本を読みました。言えることは、あなた方が想像している以上に壮大で野心的な作品だということ。そして…KNULL。驚くべき内容です。これが王を扱う方法だと思いました。

ヌルに関する大きな計画がある事をほのめかしました。

一方、もうひとりのコミッククリエイターであるライアン・ステグマンさんは次のような投稿をしました。

ええ、私はヌルの共同制作者でした。いいえ、彼が「ヴェノム:ラストダンス」に登場するとは今日まで知りませんでした。これでついに家の周りに流れる川の堀を作れるようになると期待しています。

ステグマンさんは何故か話し合いに呼ばれていなかったようで、彼の知らない所でヌルの実写化が進められていたとの事。報酬が支払われるかどうかも気になっているようであり、別の投稿では誰がヌルを演じるのかという質問をファンに投げかけていました。

過去のマーベル映画でも原作者に報酬が支払われない、あるいは極めて少額の報酬しかなかった、というトラブルがありましたが、ソニーはトラブルを回避出来るのでしょうか。

いずれにしても両者ともにヌルが実写化される事に対しては興奮しており、少なくとも一人は映画製作に関与していた事で、原作者が認めるような内容の物語が期待できそうです。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は同シリーズの脚本家ケリー・マーセルさんが、長編映画監督デビューとなる作品。脚本も引き続き担当しています。

キャストは引き続きトム・ハーディさんを主演とし、キウェテル・イジョフォーさん、リス・エヴァンスさん、ジュノー・テンプルさん、ペギー・ルーさん、アラナ・ユーバックさん、スティーブン・グラハムさんらが新たに出演。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月25日 に米国劇場にて、11月1日より日本公開予定です。

マーベルがMCUアニメ「Your Friendly Neighborhood Spider-Man」の前日譚コミックのリリースを発表

マーベル・コミックスがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」の前日譚となるコミックのリリースを発表しました。アニメはディズニープラスでの配信がアナウンスされているものの、リリース時期の公式発表はありませんが 2024年内の配信が予想されています。

米マーベルの公式サイトによると、ライターのクリストス・ゲージさんとアーティストのエリック・ガプスターさんがこのコミックの制作を担当しているとの事。

コミック「YOUR FRIENDLY NEIGHBORHOOD SPIDER-MAN」は、若き日のピーター・パーカー、彼をサポートするキャスト、そしてスパイダーマンの伝説の悪役の一部を紹介する5号限定シリーズで、ピーターがスパイダーマンになったばかりの頃に起こる、待望のMCUアニメで起こる素晴らしい冒険の一部が紹介されています。

MCUアニメ「Your Friendly Neighborhood Spider-Man」では、ピーター・パーカーは、これまでに見たことのない旅と、キャラクターの最も初期のコミックのルーツを称えるスタイルで、ヒーローになるための道を歩んでいます。この新しいコミックシリーズでは、彼が自分の力を発見し、ヒーローになることを決意し、名前とコスチュームを選ぶまで、ピーターと一緒に最初の一歩を踏み出すことができるとの事。ピーターは、犯罪と戦う新人自警団員として、1年生の1年間を生き抜かなければなりません。このストーリーの結末がどうなるかわかっていると思っているなら、驚きの展開が待っています、と予告しています。

「コミックとインソムニアックのビデオゲームの両方で、スパイダーマンの冒険をたくさん書く機会に恵まれましたが、ピーター・パーカーの初期の実績を語る機会がなかったのです。」とゲージさんは語ります。

「この本の面白いところは、その形成期をまったく新しい視点で描いているところです。これは間違いなく、私たちがよく知っていて愛しているピーター パーカーですが、ランナウェイズでご存知のニコ・ミノルを含む新しい脇役たちと、意外な展開もあります!」

コミック「Your Friendly Neighborhood Spider-Man」は 2024年12月11日 米国にてリリース予定。MCUアニメ「Your Friendly Neighborhood Spider-Man」の配信時期は未定です。

「アガサ:オール・アロング」のウィッチズロード(魔女の道)って何?原作コミック解説

マーベル・スタジオが制作するドラマ「アガサ:オール・アロング」の主演を務めるキャスリン・ハーンさんが、海外メディア Rollingstone とのインタビューの中で、「人々が口を開くと、メロディーが出てきます。」と述べ、様々な音楽が本作に含まれていることを予告しました。

D23Expo 2024 では本作の配信に先駆けて「The Ballad of the Witches’ Road」の楽曲がお披露目され、その映像も公式に公開されています。

この楽曲では次のように歌っています。

道は荒々しく邪悪で、森の中を曲がりくねって通っている。そこでは、すべての間違いが正しく、すべての悪いものが善になる。何マイルにもわたる策略と試練をくぐり抜け、私たちは高いところから低いところまでさまよう。恐怖を抑えれば、扉が現れる。道をどんどん下っていく時が来た。ウィッチズロードを下る。友よ、最後には栄光が待っている、私について来なさい。

また、トレーラーではジョー・ロックさん演じる”ティーン”が「ウィッチズロードは、最後までたどり着けば、あなたが最も望むものを与えてくれる」とアガサ・ハークネスに告げ、そこへ向かうようにしむけています。そして魔女団を結成し、そのウィッチズロードで様々な困難に相対する様子が予告されています。

予告動画やこの楽曲のタイトルにもあるように、本作では「ウィッチズロード(魔女の道)」が重要なキーワードとして何度も登場していますが、今回の記事はマーベル・コミックスに登場するウィッチズロードについてご紹介してききます。


私が唱える呪文はカオスマジックと呼ばれているけど、実際のところは『カオス』とは程遠い。その力と強さは、地球と女性のエネルギーに関係している。古代の異教の信仰では崇められ、男性からは恐れられている。その名はウィッチクラフト

─スカーレット・ウィッチ

「Scarlet Witch」のコミックでは、ワンダは魔術の精度が低下し、地球全体に災難を引き起こしていることに気づきました。

原因を見つけるために、彼女は師匠であり死んでアストラル体となっているアガサ・ハークネスとともにウィッチズロードへと旅をします。2 人の魔女は魔女だけが踏み入れることができる存在の領域を歩き、ワンダの実の母親であるナタリア・マキシモフの霊、つまり彼女の先代のスカーレット・ウィッチと遭遇します。

©MARVEL

「彼女は自分をスカーレット・ウィッチと名乗っていた…」
「自​​分が最初だと思っていたのかい?」
─ワンダとアガサ

母ナタリアの霊は、求める答えはウィッチズロードにあると明かします。ワンダはウィッチズロードを進む中でエメラルド・ウォーロックのディアンと戦って勝利。ウィッチズロードを歩む術を知る魔女は、母なる女神の領域で力を得る事を知ります。

あなたはどんな魔女よりも遠くまで歩かなければなりません。誰よりも遠くまで。最後までたどり着いたとき、あなたに何が求められているのかがわかるでしょう…すべては旅なのです。
─ナタリア

旅が続く中で、ワンダは幽霊、黒魔術師、鬼、魔女、悪魔と対決する試練に挑みます。ワンダのウィッチズロードの長い旅は数週間に及び、彼女がウィッチクラフトの病気の原因を発見するのを阻止しようとする何者かが送り込んだ生き物との戦いによって足止めされます。ナタリアが再び登場し、彼女の敵はカオスであることを明かします。カオスは宇宙的存在であり、その存在こそが彼女のカオスマジック、つまり最も古い魔術の形態の中核をなす存在でした。

ワンダの最後の試練は、彼女のトラウマ的な過去でした。X-MENの敵、ヴィジョンの妻、アベンジャーズの味方、ワンダーマンの恋人、クイックシルバーの姉、マグニートーの娘、魔法で生まれた双子の息子ビリーとトミーの母親。ウィッチズロードの終わり、女神の次元でどの魔女も旅したことのない遠くで、ワンダ、ナタリア、アガサの3人組は、乙女、母、老婆という古典的な「魔女トリオ」を形成します。

ウィッチズサイト(魔女の視力)を使って、3人は宇宙中の魔女たちが仕える神の故郷を目撃。ワンダは魔女の女神ウィッチクラフトと遭遇します。ウィッチクラフトとカオスはスカーレット・ウィッチの中で絡み合っていました。

©MARVEL

3人は1つに溶け合いながら、ウィッチズロードからから永遠の存在カオスを追い払う呪文を唱え、退けました。しかし女神はまだ病気で、彼女が死ねば魔術は永遠に失われる事になります。ナタリアはウィッチクラフトを癒すために魂を犠牲に、さらにアガサを蘇らせ、スカーレット・ウィッチは新たなスタートを歩み始める事になりました。


以上のようにコミックではそもそもワンダが歩んでいった特別な場所の事ですが、MCUのアガサ・ハークネスはこの道の先で力を取り戻したいと考えている様子がトレーラーからも分かるようになっています。

また、コミックのアガサ・ハークネスがこの道の終わりで復活した事を考えると、MCU版でワンダが復活する可能性も否定出来ません。ただしコミックのワンダとアガサが師弟関係であることに対してMCU版は敵対関係にあるため、話はそう単純ではないと考えられそうです。

1年近く前にはこのドラマのあとにワンダを主人公とするドラマ「ザ・ウィッチズ・ロード」が控えているとも報じられていましたが、実際にそれが起こり得るのかは今回のドラマを慎重に見守る必要がありそうです。

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「アガサ:オール・アロング」の米公式あらすじは以下のとおりです。

「アガサ・オール・アロング」では、悪名高いアガサ・ハークネスが疑り深いゴス系のティーンに助けられ、歪んだ呪文から解放されます。彼が「生き残れば魔女が失ったものを褒美として与えられる伝説のウィッチズ・ロード」に連れて行ってほしいと頼むと、アガサは興味をそそられます。ウィッチズ・ロードは、試練を生き延びた魔女に失ったもの、欠けているものを与えてくれる魔法の試練の道です。アガサとこの神秘的なティーンは、絶望的な魔女の集団をまとめ、共にその道を進みます。

本作は「ワンダヴィジョン」のヴィラン、アガサ・ハークネスを主人公とし、これをキャスリン・ハーンさんが再演。

本作のヴィランとして、オーブリー・プラザさんが魔女リオ・ヴィダル、パティ・ルポーンさんが魔女リリア・カルデル、サシール・ザマタさんは魔女ジェニファー・ケイル、アリ・アンさんは魔女アリス・ウーを演じるとされています。

ジョー・ロックさんは謎の少年”ティーン”を演じますが、ワンダの息子のひとり、ビリーの生まれ変わりとも報じられています。

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さらに、マイルズ・グティエレス=ライリーさんがビリーのボーイフレンドのエディを演じるとされています。エディはコミックのビリーの恋人でスクラルとクリーのハーフであるテディ(ハルクリング)とは異なるとも報じられています。

ポール・アデルスタインさんとマリア・ディジアさんは、生まれ変わったビリ―の両親であるジェフとレベッカ・カプラン役を担当していると言います。

また、「ワンダヴィジョン」のアガサの回想シーンで殺された魔女の娘たちがセーラムズ・セブンとして復讐を画策しているとの事。

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そしてエヴァン・ピーターズさんが「ワンダヴィジョン」からラルフ・ボーナーとして再登場。

「アガサ:オール・アロング」におけるラルフ・ボーナーも出番は少しだと言われていますが、「ワンダヴィジョン」の削除シーンでは、彼はFBIのジミー・ウー捜査官が探していた「消えた保護観察中の証人」だった事が判明しています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-wandavision-deleted-scene-missing-witness/”]

ドラマ「アガサ:オール・アロング」は 2024年9月19日 よりディズニープラスで初回2話配信予定です。

マーベルが先日削除した85周年記念動画の正式版再公開、MCU新作映像はカットされず

マーベル・エンターテイメントがマーベル・コミックス創立85周年を祝った動画を「再公開」しました。85周年記念動画は一週間前にも公開されましたが、わずか数時間で削除。この動画にはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」、「サンダーボルツ」、「アイアンハート」などの新作映像が含まれていました。

※日本語字幕版追加しました

再公開された動画は以前のバージョンのアップグレード版というべき内容で、以前のものは1分ほどの映像でしたが、今日公開されたものは 2分40秒 という長さに。漫画だけでなく、MCUのような実写作品の映像、アニメ、ゲームなどの映像も交えて85周年を記念しました。

以前のバージョンが削除された原因ではないかとされていた「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」、「サンダーボルツ」、「アイアンハート」、「デアデビル:ボーン・アゲイン」などの最新映像は今回のものにも無事に収録。

これに関しては削除されたバージョンと同じ内容であるため、先週見た人にとっては新情報はない形になります。「ブレイブ・ニュー・ワールド」以外の動画は一瞬の映像になるため、見逃した方は再チェックが必要です。

エイリアンとシンビオートはどちらが強い?コミック「エイリアンvs.アベンジャーズ」で明らかに

マーベル・コミックスが今週発売したコミック「エイリアンvs.アベンジャーズ #1」より、長年の疑問だったエイリアンとヴェノム・シンビオートはどちらが強力なのかという問題について、答えが示される歴史的な瞬間を迎えることになりました。

本作の舞台は近未来。キャプテン・マーベルも白髪の老齢となってしまった今、地球と宇宙に危機が訪れています。

ゼノモーフの卵が送り込まれた地球はすぐに陥落し、アティラン、アトランティス、ワカンダでさえも同様でした。X-MENはクラコアから逃げて火星に避難し、地球を侵略するゼノモーフと戦うのはアポカリプスだけになりました。 

リードとスーの娘であるヴァレリア・リチャーズはエイリアンを根絶するウイルスを作成する事で危機を乗り切ろうと考えますが、自身がそのウイルスに感染してしまい死亡。未完成のウイルスはエイリアンに何の影響も与えなかったようで、ヴァレリアの死体には卵が産み付けられてしまいました。

ヴァレリアの遺体を迎え入れたのがマイルズ・モラレス、キャロル・ダンヴァース、ブルース・バナーでした。

不運にもこの瞬間に卵が孵り、フェイスハガーがマイルズを襲います。キャロルがマイルズごと焼き払おうと判断した時、フェイスハガーが見る見るうちに黒く変色し、マイルズのスパイダーマンスーツは新たに生まれ変わる事になりました。

マイルズの身体に寄生していたシンビオートはフェイスハガーに寄生し、「俺達は無事だ、問題ない」とキャロルに攻撃しないように報告。「この体は気に入らないが、とりあえずこれでいい」とし、マイルズの胸の部分にはクモと共にフェイスハガーのマークが描かれるようになりました。

本シリーズではヴェノム・シンビオートがフェイスハガーを上回る事が証明され、今後のエイリアンとアベンジャーズの戦いを巡ってシンビオートが心強い仲間となっていく事を示唆しました。