デッドプールが「MARVEL VS. CAPCOM 4」向けの新技を披露

マーベルコミックが 2024年7月3日 にリリースした「デッドプール #4」で、カプコンの人気対戦格闘ゲーム「MARVEL VS. CAPCOM」最新作に向けたデッドプールの新技が公開されました。ただし、「MARVEL VS. CAPCOM 4」は正式発表がない、実際に動いているかどうかも不明な未知のタイトルです。

相手を飛び越すように大きくジャンプし、空中回転をしながら銃を撃ちまくるアクロバティックなアクションを見せたデッドプールは最後に「今の技はマーベルvs.カプコン4に入れるべきだね」と口にしてその場を後にしました。

「マーベルvs.カプコン4」は現状で未知のプロジェクトであり、最新作は2017年の「マーベル VS. カプコン:インフィニット」を最後にかなり長い間音沙汰がありませんでした。

しかし先日、カプコンが過去作の多くをまとめた「MARVEL vs. CAPCOM Fighting Collection: Arcade Classics」をニンテンドースイッチ、PS4、PC向けに2024年内にリリースする事を発表し、その先に新作ゲームとして「4」があるのではないかと、古くからのファンが再び期待し始めています。

今回はここにデッドプール本人が加わることになりましたが、「マーベルVS.カプコン4」は現実のものとなるのでしょうか。

7つ目のインフィニティ・ストーンでコールソンが復活!コミック「サノス・アニュアル #1」リリース

マーベルが今夏予定しているクロスオーバーコミック「インフィニティ・ウォッチ」の導入部分を描くコミック「THANOS ANNUAL #1 [IW] (2024) #1」がリリースされ、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)で人気のキャラクター、フィル・コールソンが復活する事が明らかとなりました。

このコミックではナイトホークが7つ目のインフィニティ・ストーンであるデス・ストーンを追跡しており、スキャナーの反応を追ってウィスコンシン州の墓地にたどり着きました。

ナイトホークがデス・ストーンをつかもうと手を伸ばすと、ストーンはエネルギーの電撃でナイトホークを押し返し、変形し始め、墓から骸骨を出して蘇らせます。デス ストーンが骸骨の胸に入ると、皮膚と髪を形成し始め、かつて死んだエージェント・コールソンの姿となりました。その墓石には、「フィリップ・”チーズ”・コールソンのご冥福をお祈りします。彼はヒーローを愛し、ヒーローでした。」と刻まれているのでした。

コールソンはコミックではなくMCUのオリジナルキャラクターであり、MCUで人気を獲得したことでコミックに逆輸入されたキャラクターです。

MCUでは映画「アベンジャーズ」でロキに殺され、その後ドラマ「エージェント・オブ・シールド」へと派生して行きましたが、コミックではデッドプールによって殺害されています。

「シークレット・エンパイア」のイベント中、未来からキャプテン・アメリカを殺そうと刺客が送り込まれてきました。これをスティーブ・ロジャース、デッドプール、コールソンで対処しましたが、武装解除したにも関わらず、ロジャースはデッドプールにこれを撃たせました。

これが原因でコールソンはキャプテン・アメリカを疑うようになり、実際にロジャースは別のタイムラインから来た変異体で異常なファシストでした。

ロジャース変異体がチタウリを招き入れて地球を侵略しようと計画していた事に気づいたコールソンでしたが、ロジャース変異体はコールソンが反逆したとしてデッドプールに処刑を命じました。

その後、メフィストの力で蘇ったコールソンでしたが、ヒーローに幻滅し、アベンジャーズがいない世界を望んで結局はメフィストに魂を売り渡して死亡。そこで手に入れたパンデモニウム・キューブのよって現実は歪められてしまいましたが、ただ一人影響を受けなかった吸血鬼ハンターのブレイドが新たなアベンジャーズを結成、その任務が無事に成功し、現実は回復しました。

再び蘇ったコールソンは「インフィニティ・ウォッチ」で何をなしていくことになるのでしょうか。

マーベルコミックより今秋発売のゴジラコラボ15種のヴァリアントカバーが公開

マーベル・コミックは1970年代のコミックシリーズ「GODZILLA KING OF MONSTERS」の復刻版として「GODZILLA #1 FACSIMILE EDITION」と「GODZILLA: THE ORIGINAL MARVEL YEARS OMNIBUS」が発売される事を記念して、2024年9月発売予定のコミックのヴァリアントカバーとしてゴジラコラボを実施する事を発表しました。

東宝のアメリカ子会社である東宝インターナショナルとマーベルのコラボとして、2024年9月からリリースされるコミックの一部で、ゴジラをフィーチャーしたヴァリアントカバーが展開。

全21のカバーが予定されているうち、今回15種類のヴァリアントカバーがお披露目されました。

アベンジャーズやX-MEN、デッドプールやスパイダーマンなど人気のヒーロー達だけでなく、ギャラクタスとの衝突が描かれる他、ヴェノムシンビオートが寄生したバージョンのゴジラまで登場する始末となっています。

ゴジラは、 ダグ・メンチさんとハーブ・トリンプさんの「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」#23と#24で実際にアベンジャーズ達と対決したことがありますが、この時、地球最強のヒーローたちはこの巨大な怪獣にまともなダメージを与えることすらできませんでした。

ゴジラの脅威にさらされていたマーベル・ユニバースでは、S.H.I.E.L.D. の対策チームが結成され、ゴジラと戦い、殺さずに封じ込める方法を探しました。彼らは、ゴジラをピム粒子にさらして一時的に昆虫サイズに縮小する ことで、解決策が見つかったと一時は信じていました。

しかし、ゴジラの独特の放射線によってピム粒子の効果は弱まり、ゴジラは自力で人間の大きさまで回復。ファンタスティック・フォーに捕らえられた後、リード・リチャーズはゴジラを平和に暮らせる先史時代に戻そうとしました。

しかし、放射能のせいでリードは怪物を現代に戻さざるを得なくなり、その過程でピム粒子の影響が完全になくなり、ゴジラは本来の巨大なサイズに戻りました。ゴジラ・スクアッドとファンタスティック・フォーがゴジラを抑え込もうとしている間、ヒューマン・トーチはアベンジャーズ(キャプテン・アメリカ、アイアンマン、ソー、スカーレット・ウィッチ、ヴィジョン、イエロージャケット、ワスプ)を召集し、ゴジラの暴走を阻止しようとしました。

ソーは強力な一撃でゴジラの動きを止めさせることはできたが、この怪物を倒すには十分ではありませんでした。イエロージャケットとワスプは、小さくなって怪物の頭の中に忍び込み、この特大の爬虫類に激しいめまいを引き起こすことで、ダメージを与えようとしました。ゴジラは純粋な悪ではなく、むしろ怒った動物であると認識しているアベンジャーズは、ゴジラに対抗したり、追い詰めたりする方法がほとんどなく、ソーですらゴジラを倒せるかどうか疑問に思っていました。最終的に、アベンジャーズは被害の抑制に努めざるを得なくなり、怪物による混乱に巻き込まれた民間人を救おうと奮闘しました。

結局、怪獣を止める唯一の方法は暴力ではなく、ゴジラ・スクアッドとともに旅をし、怪獣と絆を築いたロブ・タキグチがゴジラに近づいて話しかけ、野生に戻るよう説得することができた。ゴジラはあまりにも脅威で、S.H.I.E.L.D.とファンタスティック・フォー、そしてアベンジャーズの連合でさえ、怪獣を寄せ付けないことしか出来ませんでした。

米国におけるゴジラの映像化に関する権利に関しては主にワーナー・ブラザースが関わっているため、現時点で昔のコミックや今回のヴァリアントカバーが映像化される可能性は極めて低いと考えられています。

しかし多くのマーベルファンやゴジラファンがこれを実写映画として見たいと考えるのは当然の事であり、ディズニーとのコラボに期待がかかっています。

マーベルがデッドプールの死を宣告

マーベルコミックはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」の劇場公開に先立ち、コミック「デッドプール #6」のリリースを予告しました。そして、この最新号にてデッドプール/ウェイド・ウィルソンが死亡する事を明らかにしました。

コーディ・ジグラーさんとロジェ・アントニオさんによる本シリーズではデッドプールの娘が復帰し、デスグリップというヴィランが呼び戻されました。

マーベルコミックの公式 X はこのシリーズの最新号となる #6 のカバーイラストを投稿。

デスグリップの手がデッドプールの胸を貫く画像には、「これは新時代の最初の号であり、デッドプールを今殺すのは正気の沙汰ではありません。だからこそ、私たちはそうするのです。」とテキストが込められています。

ライターのコーディ・ジグラーさんは死を探求するヴィランのデスグリップについて「ネタバレは避けますが、ウェイドは不死身で、何に対してもかなり自由放任主義的な態度をとっています。デス・グリップはそういったことにユニークなアプローチをするキャラクターです」と説明。

「彼は、このシリーズの後半で詳しく取り上げますが、ドクター・ストレンジのようなアカデミーで神秘の術を学んだ人物です。ただ、彼は落第しただけです。彼は神秘的な要素とシャン・チーやアイアン・フィストの能力の一部を組み合わせたような人物です」

「神秘的な能力の片鱗を持ち、また格闘技の腕前も持ち、死を追い求め、死の化身を見つけるという概念を軸にカルト的な宗教を築き上げたデスグリップにとって『不死身』な人物よりも魅力的なものは何か。この対立の多くは、デスグリップが不死身な人物から何を学べるかを模索することに基づいています。もしあなたの人生における追求が殺人的な格闘技を学ぶことなら、一見殺せないような人物を相手に練習するより良いことなどあるでしょうか?」

サノスの呪いによって死ぬことが出来なかったデッドプールが何故死んでしまうのか、2024年9月のコミックリリースで明らかになるようです。

マーベルコミックがロゴをリニューアル

マーベルコミックが新たなロゴを発表しました。これまでは「Marvel Unlimited」として活動してきたXアカウント @MarvelComicsHQ が「Marvel Comics」へと変更され、この新しいロゴを引っ提げてリブランドする事になりました。

@MarvelComicsHQ 新しいロゴの画像を添えて、このアカウントのこれからの活動内容の一部を発信。

正式に発表、ようこそ @MarvelComicsHQ へ。ここでは、お気に入りのマーベルのストーリーに関するすべての情報を見つけることができます。

提供する内容は以下の通りです:

  • 週刊コミックアップデート – 毎週水曜日、皆さんと一緒に読み、リアクションします。
  • 読書のおすすめ – 広大なマーベル・ユニバースをナビゲートするのは難しい場合があります。私たちが手助けします!
  • 舞台裏コンテンツ – コミックがどのように作られるのか? 作家、アーティスト、編集者に全アクセスパスを持っています。
  • ニュース – 新しいタイトル? 新しいアート? 新しいプロットポイント? ここで最初にお知らせします。
  • 楽しいもの – (ジョン・ジョナ・ジェイムソンの声で)🥸 スパイダーマンの写真だぞ!

ロゴはマーベル・スタジオのロゴに寄せたデザインとなっています。この10年前後でMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)がヒットし、世界中でマーベルヒーローの認知度が急上昇しましたが、悲しいことにコミックの売上にはほとんど繋がっていません。

今回のロゴリニューアルを第一歩としてリブランドし、まずは米国内でのコミック売上増が期待されています。

これまでのマーベルコミックのロゴの変遷歴は以下の通りです。

引用:1000logos.net

ゲーム「Fall Guys」がマーベルとのコラボを予告

大規模マルチプレイヤーパーティーロイヤルゲームの「フォールガイズ」が公式SNSを通じて、マーベルとのコラボを予定している事を明らかにしました。現地時間の 2024年6月18日 から始まるコラボイベントのティザーでは3人のマーベル・スーパーヒーローの登場をシルエットで予告しています。

シルエットは左からハルク、キャプテン・アメリカ、ソーの3人を予告しており、各種SNS上でのリークによると、他にもマーベルのキャラクターが登場する事になるようです。

海外メディア GameRant では、以前に開催されたスター・ウオーズコラボと同様に 800 Show-Bucks で今回のマーベルスキンもゲットできるのではないかと指摘しています。

「フォールガイズ」はリリースから4年が経過した、今でも人気のゲーム。2022年6月21日 に基本プレイ無料化され、PC(Epic Games)、PlayStation 5、Xbox Series X/S、Xbox One、Nintendo Switch などで遊べます。

その人気故に「フォールガイズ」ライクなゲームも数多くリリースされています。

気になる方はこれを機にチェックしてみてください。

コミック「プレデターvs.ブラックパンサー」が今夏発売へ

マーベルコミックスは、新しいコミックシリーズ「プレデター バーサス ブラックパンサー」を発表しました。このシリーズは4号のミニシリーズで8月に米国でリリース予定で、タイトル通りプレデターとブラックパンサーの対決を描きます。

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公開されたストーリーでは、プレデターが部族のためにヴィブラニウムを手に入れるためにアフリカの国ワカンダへ向かいます。その任務中に、このクリーチャーはブラックパンサーと対立することになります。

このコミックは、作家のベンジャミン・パーシーさんとアーティストのクリス・アレンさん、ケン・ラシュリーさんらが制作。

パーシーさんは本作について次のように語っています。

「ブラックパンサーが素晴らしい対戦相手であり、ワカンダが素晴らしい舞台になる理由はいくつかあります。特に、周囲のシールドがロックダウンされると狩猟場が作られるという点などです。」

「しかし、そこにヴィブラニウムを加えると、非常に興味深い、そして新しいプレデターの物語が生まれます。ヤウチャ族は武器や戦利品を切望しており、この希少な宇宙金属の膨大な蓄えは抗しがたいものです。」

パーシーさんはさらに続けて、「もしあなたがコミックのオタクなら、私はあなたを満足させますよ。もし映画オタクなら、あなたも満足させます。そして、プレデターやブラックパンサーについて何も知らない人でも楽しめます。これらをいつまでも色褪せないタイトルにしたいと思っており、そのためには遺産を尊重しつつ、読者に過度な連続性の宿題を課さないことが最善の方法だと思っています。」と語りました。

ヴィブラニウムで強化されたプレデターはどのような存在となってしまうのでしょうか。

コミック「プレデター バーサス ブラックパンサー」は 2024年8月21日 米国リリース予定です。

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「ウルトラマンXアベンジャーズ」、日本最大のヒーローと地球最強のヒーローが8月に集結!

マーベル・コミックが円谷プロダクションのコラボレーションコミックの最新作「ウルトラマンXアベンジャーズ」のクロスオーバーコミックのリリースを発表しました。2019年に協力関係を結んで以来、ウルトラマンやウルトラセブンがマーベル・コミック上で活躍してきましたが、今夏、いよいよアベンジャーズとのコラボがスタートする事になります。

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©MARVEL

4号の限定シリーズには、以前のマーベルコミックシリーズ「ウルトラマン」を支えたヒットクリエイティブチーム、ライターのカイル・ヒギンズさんとマット・グルームさん、そしてアーティストのフランチェスコ・マンナさんが再び参加。

今回のクロスオーバーコミックには、主力のアベンジャーズ、スパイダーマンなどを含む幅広い登場人物が登場すると予告しています。

本作の概要は以下の通りです。

スパイダーマンがニューヨークから姿を消し、銀河系の侵略者がウルトラマンの元に到着し、地球の怪獣たちはいつも以上に謎めいた行動をとっています。これはただ一つのことを意味します、ウルトラマンがアベンジャーズに会う時が来たのです! しかし、マーベルの最強のチャンピオンたちと日本の偉大なヒーローがチームを組むほどの大きな宇宙の脅威とは一体何なのでしょうか? シンがサムに出会い、スペシウム光線がリパルサーレイと衝突し、スパイダーマンのウェブシュート「シュシュッ!」が「シュワッチ!」に出会う壮大なクロスオーバーイベントでその答えを見つけてください。

ライターのヒギンズさんとグルームさんは「もちろん、これまでと同様に『ウルトラマン』の新作に戻ってくることに興奮していますが、特にこのような意味深いイベントに参加できることに感激しています。ウルトラマンがアベンジャーズに会うのは初めてですが、両者は1960年代に誕生し、それぞれの出身国で最も人気があり成功したスーパーヒーローと言える共通点があります。この歴史的な出会いの物語を語ること、彼らがどのように相互作用するのか、どのように異なるのか、何を学び合うのかを発見することは、大きな特権です。」と語っています。

日米のヒーローがクロスオーバーするコミック「ULTRAMAN X AVENGERS」は 2024年8月 米国にてリリース予定です。

ソース:‘Ultraman X Avengers’ Brings Together the Greatest Hero of Japan & Earth’s Mightiest Heroes

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ミズ・マーベル/カマラ・カーンの死にケヴィン・ファイギ社長の関与を作家が暴露するも、会社は否定の声明を発表

2023年発売のコミック「アメイジング・スパイダーマン」#26でミズ・マーベル/カマラ・カーンが死亡した事に関して、「マイルズ・モラレス:スパイダーマン」のライターであるコーディー・ジグラーさんが、これにマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が関与しているとポッドキャストで明かしました。

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[nlink url=”https://mavesoku.com/marvel-announced-death-of-ms-marvel”]

ジグラーさんは Amazing Spider Talkポッドキャスト(ComicsXF より)に出演した際、「アメイジング・スパイダーマン」の執筆者であるゼブ・ウェルズさんがファイギ社長にカマラを殺すように指示されたと語っています。

(ウェルズは、)数ヶ月前に計画を話してくれたんです。それは、ファイギが『こういう事はほとんどやらないんだけど、マーベルのラインに合わせるためにこれ(ミズ・マーベルの死)を描いてもらえないか?』と言って来たと言うんです。『カマラに関してやりたいことがいくつかあるから』と。それで彼(ウェルズ)は『なんてこった、僕がそれをやらされるのか?ミス・マーベルを殺さなきゃならないって、ファンはとても怒るよ』と嘆いていました。

一方でこのポッドキャストが配信された後、マーベル・コミックスの広報はこれを事実ではないときっぱりと否定。

カマラの死とその後につづくミュータントとしての復活は「明確な編集上の決定」であり、当該の「アメイジング・スパイダーマン」#26よりも前から計画されていたと声明を発表したと、Gizmodo が報じています。また、マーベル・スタジオからもケヴィン・ファイギ社長はこの決定に関与していないと声明が発表されています。

ミズ・マーベルの唐突の死に多くのファンは動揺しましたが、続くX-MENのコミックにてカマラはインヒューマンではなくミュータントとして転生し、現在はX-MENとして活動しています。このカマラの新しい物語を描くにあたって、マーベル・コミックスはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でカマラ・カーンを演じているイマン・ヴェラーニさんを作家として起用しました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ms-marvel-the-new-mutant-comic-iman-vellani/”]

マーベルのコミックはマーベルのドラマや映画の原作であるのは当然ですが、時としてドラマや映画での展開をコミック側に取り入れるケースも珍しくはありません。MCUのドラマ「ミズ・マーベル」でカマラがインヒューマンではなくミュータントであるとされてから、コミック上での死と転生が行われた事は、そういう事なんだと考えられていました。

今回この暴露をしたコーディー・ジグラーさんはコミックライターでありながら、MCUのドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」のエピソードライターで、映画「マーベルズ」のクレジットされていない共同脚本家であります。また、映画「デッドプール&ウルヴァリン」とアニメ「マーベル・ゾンビーズ」にも参加し、コミックとMCUどちらにも関係がある人物です。

今回の暴露と、それを嘘だと主張するマーベル・コミックスとマーベル・スタジオですが、現在のところどちらが真実なのかは分かっていません。

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ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」よりNが2つ、Yが1つのマディスンがコミックデビュー

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」でパティ・グッゲンハイムさんが演じたマディスン・キングが、明日発売のコミック「What if…? Venom #3」にてコミックデビューしている事が明らかとなりました。

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マディスンはもともとコミックには存在しないMCUのオリジナルキャラクターとしてデビューし、ユニークなパリピレディとして人気を博し、ソーサラースプリームのウォンとの関係についても話題となりました。

海外メディア Looper のコミックプレビューによると、マディスンは新しいコミックでセリフのみでありながらMCUから逆輸入される形でコミックデビューを果たす事になったと言います。

コミックではドクター・ストレンジがヴェノム・シンビオートの脅威について調査するにあたってウォンに助けを求めましたが、ウォンはマディスンと「バチェラー」の最終回を一緒に観る予定があるとしてそれを拒否。ポータルの向こう側からはドラマと同じく「Wongers」(日本語版ではウォンちゃん)の愛称で呼ぶセリフが描かれています。

MCUオリジナルキャラクターとしてデビューし、人気を獲得して後からコミックデビューしたキャラクターはマディスン以外にも数名存在しており、その最たる人物はS.H.I.E.L.D.のエージェントであるフィル・コールソンです。

2008年の映画「アイアンマン」で登場したコールソンはMCUのフェーズ1において活躍した他、ドラマ「エージェント・オブ・シールド」の主人公としても活躍。クラーク・グレッグさんが演じたコールソンはドラマ開始と同時期にコミックデビューを果たし、今なおMCU再登場が期待されているキャラクターのひとりです。

他には2011年の映画「マイティ・ソー」のエリック・セルヴィグ博士とダーシー・ルイスもMCUのオリジナルキャラクター。

ステラン・スカルスガルドさんが演じたセルヴィグ博士は後のソーの友人の1人でもあり、ソーやジェーン・フォスターをサポートしました。博士は2016年のコミック「Avengers Standoff: Welcome to Pleasant Hill #1 」にて誌面に登場。

カット・デニングスさん演じるダーシー・ルイスはソーのシリーズの他、「ワンダヴィジョン」でも再登場。ダーシーは2021年に発刊された生まれ変わったスカーレット・ウィッチを描くコミック新シリーズである「Scarlet Witch #1 」にてコミック初登場となりました。

ドラマ「シーハルク」のカット・コイロ監督やヘッドライターのジェシカ・ガオさんはマディスンの新たな物語の制作に意欲を見せていましたが、ディズニーのMCUドラマの規模縮小というここ1年程の方針転換もあり、現状ではマディスン再登場の場所はわかっていません。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」はディズニープラスで配信中です。

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