「ジーン・グレイ #2」、ウルヴァリンが新たなダーク・フェニックスに

マーベル・コミックスは、「Fall of X」の一部である「ジーン・グレイ #1」を先週発売し、オルキスによるヘルファイア・ガラへの攻撃中に残酷な死を遂げた後のジーンの物語を続けています。ジーンの精神は自身の歴史を振り返り、彼女の人生が辿る可能性があった別の道を模索しています。

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マーベルが公開した #2 の新しいプレビュー(AIPT経由)によると、別の未来ではウルヴァリンが代わりにフェニックス・ホストになっているようです。

©MARVEL

以下、公式概要です。

ジーン・グレイ #2 は「ジーン・グレイの歴史における最も暗い時期」!ダーク・フェニックスは、ジャマイカ湾から出現して以来、ジーン・グレイを悩ませてきた。しかし、もしフェニックスが他の誰かを選んでいたら?サイクロプスとジーン・グレイのラブストーリーは、マーベル・コミックの歴史の中でも最も愛されているもののひとつだ。今、伝説のクリエイターがふたりの心を打ち砕く瞬間を目撃しよう。しかし、これはもしもの話ではない。ジーン・グレイはいるべき場所にいないのだ・・・。そして、他のミュータントたちも。ジーン・グレイが『Fall of X』で次の衝撃的な登場を果たすための土台を築く中で、驚くべき秘密が明らかになる!

コミック「ジーン・グレイ #2」は 2023年9月27日 米国発売予定です。

ソース:Exclusive Marvel First Look: ‘Jean Grey’ #2

ドラマ「シークレット・インベージョン」の結末はコミック「シージ」を元に「ソー5」への導線を設定しているのか?

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」はスクラル人による地球侵略を描いた作品で、全6話のシーズン1を終えた時点で「ザ・マーベルズ」や「アーマー・ウォーズ」への道筋を設定していますが、同様に「ソー」最新作への導入も行われているかもしれません。

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MCUの「シークレット・インベージョン」

「シークレット・インベージョン」6話のエンディング部分ではリットソン大統領が今回の事件を経て「地球で生まれた以外の者を全て敵の戦闘員とみなす」との法案を議会に提出した事を明らかにしました。

法案が可決されるかどうかは今後の展開次第ですが、言葉を文字通りに受け取るのであれば、大統領はスクラル人以外の異星人も敵勢力とみなしている事になります。そして、MCUではすでにアスガルド人が地球上でコミュニティを築き上げています。

「マイティ・ソー/バトルロイヤル」でアスガルドが破壊された後、「アベンジャーズ/エンドゲーム」の時点でソーとヴァルキリーを中心としたアスガルド人達はノルウェー近辺にニューアスガルドを建国。その後、主に「ソー:ラブ&サンダー」で描かれた内容では、諸外国との外交も進め、観光地として地球人にも愛されている事がわかっています。この事は「シークレット・インベージョン」終了後、「ザ・マーベルズ」開始前の現時点まで少なくとも続いている事でしょう。

リットソンはあくまでもアメリカ大統領であるので、彼のスピーチがすぐに地球人のヘイトをアスガルド人に向けさせるとは考えられません。そして陰でフューリーを支えてきたスクラル人とは異なって「アベンジャーズ」の頃からソーが地球を守り、地球人の人気者となっていた事からも、諸外国がすぐにアメリカを支持し、地球人とアスガルド人の間で戦争が起きるとは言えそうにありません。

一方でアスガルド人の戦闘力が高い事は事実であり、ニューヨークを襲撃したロキの件や、「シーハルク:ザ・アトーニー」ではルナ・ザ・ライトエルフがスクラル人と同じシェイプシフト能力で犯罪行為をしていた事など、アスガルド人による被害を受けた地球人がいる事もまた事実となっています。

アスガルド人による犯罪や、その軍事力の危険性から、アメリカやその他の国の代表者がアスガルドを地球から排除しようと考える流れはさほど不思議な事ではないかもしれません。

コミックの「シージ」

アメリカがニューアスガルドに宣戦布告する事は2010年のコミック「シージ」内で描かれているストーリーラインです。

このコミックではシークレット・インベージョンによってトニー・スタークが失脚し、S.H.I.E.L.D.の長官の座を剥奪されたあと、グリーンゴブリン/ノーマン・オズボーンが組織を引き継ぎ、後にH.A.M.M.E.R.と改名しています。そしてオズボーンはアメリカ政府を動かし、ニューアスガルド(コミックではオクラホマ州の上空に建国された浮遊都市)と激突しています。

ロキの協力の元、オズボーンはヴォルスタッグをヴィランとの戦いに誘い出し、その戦いで多くの市民が巻き込まれて死亡する事になりました。これをもってアスガルドの危険性を政府に進言したオズボーンは攻撃の許可を得て、ニューアスガルド殲滅のためにサンダーボルツを再編成して結成されたダークアベンジャーズを派遣。シージ(包囲作戦)はセントリーの攻撃によって開始されました。

アスガルドの危機に際してスティーブ・ロジャースは解散に追い込まれていたアベンジャーズを再結成。その後もなんやかんやあってニューアベンジャーズは勝利を収め、戦いは終息しています。

ここで登場するセントリーはマーベルの中でも特に強力なヒーローですが精神的に脆く、その内にはヴォイドの言う名のスーパーヴィランを内包している事で、オズボーンには死の天使とも称されています。

MCUではこの先どうなる?

リットソン大統領の言葉がコミック「シージ」の実写化を示唆しているのであれば、物語の中心にアスガルドがある事から「ソー」の関連作となる可能性は非常に高いものになるでしょう。

一方、大統領の言葉は確かにシージへの導線に見えますが、「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」において新大統領がリットソンの発言を撤回すればシージのような事態を招くこともないかもしれません。

実写化の可能性を考えた場合、シージの中でアベンジャーズたちを苦しめるセントリー及びヴォイドは映画「サンダーボルツ」で紹介されるとも噂されており、その他のキャラクターは適宜MCUに現存するキャラクターに置き換えて描くことは可能なようにも思えます。

ただし、「ソー:ラブ&サンダー」の結末はゼウスの復讐と、そのゼウスの命令によって派遣されるハーキュリーズ(ヘラクレス)とソーとの戦いを示唆しています。

また、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」と「ラブ&サンダー」を制作してきたタイカ・ワイティティ監督は「ソーは大きくて独創的でカラフルな生き物やエイリアン、そして異世界のものに向いているシリーズであると感じている」と発言しており、地球上での争いであるシージの世界観とは合致していません。

「ソー5」の監督は明らかにされていませんが、ワイティティ監督が考えているように5作目も宇宙を中心とした冒険が続けられるのでしょうか、それともマーベル・スタジオは新たな監督を起用して地球に焦点をあわせていくのでしょうか。

リットソン大統領の言葉が今後のMCUにどのような影響を与えていくのか、長い目で見守る必要がありそうです。

ドラマ「シークレット・インベージョン」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

2023年9月8日から9月10日開催のディズニーD23 Expoのスケジュールが発表

ディズニーが今年の D23 Expo 2023 の全日程を明らかにしたと、海外メディア Deadline が報じています。それによると、今年は現地時間の 9月8日(金)から9月10日(日)までオーランドのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート内のディズニー・コンテンポラリー・リゾートで開催されるとの事。

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D23ファンクラブの会員向けに開催されるこのイベントは、今年のディズニー創立100周年にちなんで、「ディズニーのあらゆる時代を旅し、ストーリーテリングの前世紀を振り返り、ディズニーの無限の未来を展望する」と言います。

発表されたスケジュールの中でマーベルに関するものは 9月9日 金曜日 の午後にアベンジャーズ生誕60周年を祝うイベントが用意されているようです。

概要は以下の通りです。

地球最強のスーパー ヒーロー チーム、アベンジャーズの60周年を祝いましょう! 1963年の「アベンジャーズ #1」でのデビュー以来、この人気キャラクターのオールスターは、単一のヒーローでは対抗できない敵と戦うために団結してきました。さあ、マーベル コミックス編集長 CB セブルスキーと一緒に、60年にわたるアベンジャーズのコミックス史、そしてその先をたどってみましょう。アベンジャーズがいかにしてポップ カルチャー現象にまで成長したかを語る見逃せないパネルでは、驚くべきストーリーと魅力的なからかいが待っています。アベンジャーズ、アッセンブル!

現在公開されているスケジュールではマーベル・スタジオのパネル参加はないようですが、今後の劇場公開スケジュールや配信スケジュールのアップデート発表があると考えられています。

昨年の D23 ではスケジュール更新のアナウンスがあった他、マーベルの新作ゲームの発表などもありました。しかし、うち一本はすでにキャンセルが発表されています。

ソース:Destination D23: Disney Unveils Full 2023 Schedule, Panels, Dates & Event Listings – Updated

グウェン・ステイシーのコミック新シリーズ「スパイダーグウェン:スマッシュ」のカバーアートが公開

マーベルが2023年12月からスタート予定のコミック「スパイダーグウェン:スマッシュ」のカバーアートを公開しました。スパイダーグウェン/グウェン・ステイシーを主人公とする新シリーズでは、グウェンが自身のユニバースに戻る旅の途中で、音楽界のレジェンド・ヒーローたちや新たな恐ろしいヴィラン、そして人気ヒーローのEarth-65バージョンに出会うことになると言います。

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先月のサンディエゴ・コミコンで初めて発表された「スパイダーグウェン:スマッシュ」は、メリッサ・フローレスさんが(『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』)が執筆し、イーニッド・バラムさん(『ケイト・ビショップ:ホークアイ』)がアートを担当しています。

公式概要は以下の通り。

ロックバンド「メリー・ジェーンズ」は、Earth-65最大のロック・バンドの一つのオープニング・アクトとして4都市ツアーに出発。グウェンはバンドに、この大ブレイクは音楽がすべてだと約束した。ウェブ・スリングはなし、ドラムだけ。しかし、謎の暗殺者にヘッドライナーを狙われたグウェンは、そもそもどうやってこの仕事を手に入れたのか疑問に思い始める。

また、このツアーの途中でダズラーやライラ・チェイニーといった伝説的なミュージシャン・ヒーローとも出会う事になるといいます。

ライターのフローレンスさんは「この限定シリーズを書くのに人生で最高の時間を過ごしています!グウェン・ステイシーがホーム・ディメンションでメリー・ジェーンズとツアーに出かける際に、彼女の音楽的な側面を探ることができるのは、この上ない喜びです。」と本作の執筆について語りました。

また、「スパイダーグウェン、別名ゴースト スパイダーの力の限界が予期せぬ新たな敵に対して試されるだけでなく、彼女の人間関係も同様です。ツアー バス内で不快な状況になったときに、別の世界への脱出ポータルはありません。」とコメントしています。

スパイダーグウェンが登場してから10年弱が経過し、すぐに人気となった彼女はアニメ映画「スパイダーマン:スパイダーバース」と「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」で中心キャラクターの一人として活躍しました。今後の実写化計画があるのかどうかも注目されています。

スパイダーマンの公式X(旧Twitter)ではデビッド・ナカヤマさんによるメインカバーと、エリザベス・トルクさん、桃桃子(ピーチ・モモコ)さんによるヴァリアントカバーを公開中。

コミック「スパイダーグウェン:スマッシュ #1」は 2023年12月14日 米国リリース予定です。

マーベルがトニー・スタークのミステリウム製新型アイアンマンのアーマーを予告

マーベルがコミック「インビンシブル・アイアンマン」に登場する新型のアイアンアーマーを紹介しました。ミュータント国家クラコアが滅ぼされ、ほとんどすべてのミュータントが地球から追放された現在、X-MENのエマ・フロストと結婚したトニー・スタークはX-MENを支援を開始。ミュータントの運命はトニー・スタークにかかっていると予告しています。

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S.W.O.R.D.のアビゲイル・ブランドによって発見、回収された謎の金属ミステリウムを使用したアイアンアーマーが今シリーズで活躍すると言います。

ミステリウムはアダマンチウムと同程度の強度を持つ他、最高効率の電気伝導性を持ち、放射線耐性も備えている事が判明しています。また、憑依を含む最も強力な魔法を無効化する神秘的な魔法耐性を併せ持ち、マーベルのマジック・コミュニティを揺るがす金属となっています。

公式概要は以下のとおりです。

インビンシブル・アイアンマン vol.2:トニー・スタークとエマ・フロストの結婚式
発売日:2024年2月27日 19.99ドル 144ページ
高名な作家ゲリー・デューガンが、アイアンマンのエキサイティングな連載を続け、トニー・スタークがX-メンと手を組む!アイアンマンとX-MENが交わるとき、無敵(インビンシブル)と不可思議(アンキャニー)が出会う!宇宙的に強化されたフェイロンが最新のヘルファイア・ガラを攻撃したとき、ミュータントたちを救うのはトニー・スタークに託された!トニー・スタークがミュータントたちを救うのだ!

インビンシブル・アイアンマン vol.3
発売日:2024年7月2日 15.99ドル 112ページ
ジェリー・ダガンがアイアンマンとX-MENの世界を絡め続ける!トニー・スタークとエマ・フロストの関係はさらに進展し、彼らはフェイロンとオーキスの致命的な脅威に対抗するために、ミステリウムとして知られるとらえどころのない金属を探すためにチームを組まなければならない!

ソース:Marvel Teases Iron Man’s New X-Men Upgrade

スティーブ・ロジャースが人狼に!コミック「キャップ・ウルフ&ハウリング・コマンドーズ」のカバーが公開

マーベルコミックが1990年代に初登場したキャップ・ウルフ/スティーブ・ロジャースを主人公とした4号からなるミニシリーズ「キャップ・ウルフ&ハウリング・コマンドーズ」と、その表紙を公開しました。キャプテン・アメリカと同じく第二次世界大戦中を舞台とするこのコミックでのスティーブ・ロジャースは制御が効かないほど暴れまわると言います。

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ステファニー・フィリップスさんが執筆し、カルロス・マグノさんが描いたこの 4 号限定シリーズの公式概要は以下の通りです。

本作では、スティーブが第二次世界大戦初期の任務中に恐ろしい狼男になるまったく新しい物語が語られます。幸運なことに、ニック・フューリーとハウリング・コマンドーズという最も強力な同盟者が彼の側にいます! 長年の戦闘の後、この精鋭部隊はすべてを見てきたと思っていましたが、このシリーズはスタン・リーとジャック・カービーの古典的な戦時中の物語の精神を現代の神秘的なひねりで捉えているため、これは彼らにとってこれまでで最もワイルドな冒険になるかもしれません。

©MARVEL

ライターのフィリップスさんは「これは私がマーベルで伝えたかった種類の物語であり、歴史小説に対する私の愛とマーベル・ユニバースのキャラクターたちの驚くべき歴史を融合させたものです。『CapWolf and the Howling Commandos』は戦争の物語かもしれませんが、ホラーやロマンス、そして途中で登場するいくつかの新しいキャラクターも含まれています。そして、このシリーズでカルロス マグノの素晴らしいアートワークが見られるまで待ってください。」とコメントしています。

「キャップ・ウルフ&ハウリング・コマンドーズ」は 2023年10月11日 に米国でリリース予定です。

ソース:Captain America Howls Onto The Battlefields Of World War II In ‘Capwolf & The Howling Commandos’!

コミック「ミズ・マーベル:ザ・ニュー・ミュータント」のトレーラーが公開

マーベルコミックは新たなシリーズ「ミズ・マーベル:ザ・ニュー・ミュータント」のトレーラーを公開しました。ミズ・マーベルことカマラ・カーンの死から間髪を入れず、大方のファンの予想どおりミュータントとして生まれ変わり、X-MENとして活動する事が先日発表されていました。

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本作ではマーベル・スタジオのドラマ「ミズ・マーベル」でカマラ・カーンを演じるイマン・ヴェラーニさんが執筆に加わり、サビル・ピルザダさん(DARK WEB: MS. MARVEL)と共同執筆に。

そしてアーティストのカルロス・ゴメスさん(ローグ&ギャンビット)とアダム・ゴーラムさん(スター・ウォーズ:ダース・ベイダー)によって描かれる4号限定シリーズとなっています。

ミズ・マーベルは長年コミック上でインヒューマンとして描かれてきましたが、MCUのドラマではミュータントである事が示唆され、この変更に一部ファンからの反感をかっていました。

しかし、ミズ・マーベルの原作者でMCU版の「ミズ・マーベル」にも関わったサナ・アマナトさんは海外メディア Empire Magazine とのインタビューで「もともとカマラはミュータントにしたかったと考えていた」ものの当時のコミックの都合でインヒューマンとしてデビューさせたと明かしており、MCU版でようやく当初の計画が実現したとも語っています。

最近のコミックではミュータントはほぼ不死の存在となっており、ミズ・マーベルはその死をもってミュータントとして覚醒したようです。

前回の発表や今回のトレーラーでもX-MENのコスチュームに身を包んだミズ・マーベルを見る事が出来ますが、MCUの流れを取り込んでスタートするこのシリーズはMCUのミズ・マーベルが将来的にアベンジャーズではなくX-MENに加入する事を予告しているのでしょうか?

「ミズ・マーベル:ザ・ニュー・ミュータント」#1は 2023年8月30日 に米国発売予定です。

イマン・ヴェラーニさんがコミック共同ライターへ─「ミズ・マーベル:ザ・ニュー・ミュータント」発表

最新のコミックで死亡したミズ・マーベル/カマラ・カーンの復活を描くコミック新シリーズ「Ms.Marvel:The New Mutant」が始まる事が海外メディア Entertainment Weekly とマーベル公式から発表され、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」で同役を演じているイマン・ヴェラーニさんが共同執筆する事が明らかになりました。

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コミックでは長らくインヒューマンの遺伝子を持っているとされていたカマラ・カーンですが、MCU版のシーズン1最終話ではミュータントである事が示唆されていました。

この原作設定の変更に反感を示す一部ファンもいましたが、どうやら原作側がMCUへと近づけていく方向へと軌道修正する事になるようです。

「ミズ・マーベル:ザ・ニュー・ミュータント」ではカマラ・カーンがミュータントとして再生し、チャンピオンズでもアベンジャーズでもなく、X-MENとして活動することになるようです。

イマン・ヴェラーニさんは新シリーズのスタートについて「なんてことなの!大好きだわ!カマラの伸縮自在のパワーで何でも可能です。私は、アーティストが私を驚かせてくれる事を期待して、少し曖昧なアイデアを提案するのが好きです。そして、彼らはいつもそうしてくれるんです。正直なところ、アイデアを提案することができるのはとても開放的で、彼らはすべてを受け入れて描いてくれます。予算や特殊効果について心配する必要はありません。」とコメント。

そして「彼女のインヒューマンとしての起源を取り戻すわけではないということを、はっきりさせておきたいと思います。それはカマラのアイデンティティの一部であり、マーベル編集部も私自身も守り続けたいと強く思っています。私たちの本は、Ms.マーベル・コミックが一貫して探求してきたアイデンティティの核となるテーマをすべて反映したものになります。かなりクレイジーな作品になりますよ。」と語りました。

©MARVEL

公開されたミズ・マーベルのX-MENコスチュームを見ると、象徴的な赤いマフラーはそのままに、X-MENの青と黄色へと変更。目立っていた胸のS字は肩部分へ控えめなデザインに変更されています。

気になるのはコミックのミズ・マーベルがこれまでにはめていた腕輪がない事で、MCU版でも腕輪に焦点が当てられていたことを考えると、MCU版の将来的なヴィジョンを反映している可能性があるかもしれません。

サビル・ピルザダさん(DARK WEB: MS. MARVEL)と、イマン・ヴェラーニさんが共同執筆し、アーティストのカルロス・ゴメスさん(ローグ&ギャンビット)とアダム・ゴーラムさん(スター・ウォーズ:ダース・ベイダー)によって描かれる4号限定シリーズ「ミズ・マーベル:ザ・ニュー・ミュータント」の#1は 2023年8月30日 に米国発売予定です。

ソース:公式

マーベルがSDCC2023のパネルスケジュールを発表

マーベル・エンターテイメントが公式ウェブサイトにて、現地時間の7月20日から7月23日にかけて開催されるサンディエゴ・コミコン2023におけるスケジュールについて発表しました。なお、マーベル・スタジオの参加は噂通り見送られており、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に関する発表があるかどうかは不明です。

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以下、公式発表の翻訳引用です。

7月20日(木)

X-MENのデザイン:今週のマーベル特別イベント

  • 午後 4:00 ~ 5:00 PT、ルーム:7AB

マーベルクリエイティブエグゼクティブ兼副社長のライアン・ペナゴスは、上級編集者のジョーダン・D・ホワイト、編集者のサラ・ブランスタッド、グラフィックデザイナーのトム・ミュラー、X-MENアーティストのジョシュア・カッサラ、そしてX-フォースとともに「今週のマーベルポッドキャスト:見逃せないライブ版」を主催する予定です。チームは「現代の X-MEN の背後にある創造的プロセス」について話します。

「ロゴからデータ ページ、新しいコスチュームからヘルファイア・ガラ・アンサンブル、クラコアンの地形からグリーン・ラグーンのレイアウトに至るまで、現代の X-MEN の背後にある創造的プロセスに関する内部スクープと、秋に何が起こるかについてのヒントを入手します。 X の最後にある限定特典をお見逃しなく!」

マーベル&プロコによる「ストーリーテリングの芸術」講習

  • 午後 5:00 ~ 6:00 PT、ルーム:11

マーベルは、業界のベテランによる、コミックブックのストーリーテリングの芸術についてのパネルディスカッションを開催します。 

「マーベルとプロコと一緒にコミックブックのストーリーテリングの芸術を学びましょう!業界のベテランからなるパネルに参加して、魅力的なストーリーの作成、記憶に残るキャラクターの育成、ビジュアル ストーリーテリングの習得に関する専門知識を共有してください。コースのインストラクターをフィーチャーした、マーベルでコミックを作成するためのプロコの最新コースからいくつかのトピックを取り上げます。あなたが意欲的なアーティストであろうと、熟練したプロであろうと、このパネルは、技術を磨き、競争の激しい漫画の世界に参入するのに役立つ貴重な洞察と実践的なアドバイスを提供します。」

7月21日(金)

MARVEL:ヒーロー、ハルク、スーパー・ソルジャー

  • 午後 3:00 ~ 4:00 PT、ルーム:6DE

マーベル編集長CBセブルスキーが「マーベル:ヒーロー、ハルク、スーパー・ソルジャー」パネルの先頭に立って、J・マイケル・ストラジンスキー、ダビデ・ペポーズ、フィリップ・ケネディ・ジョンソンをフィーチャーし、それぞれのマーベル・コミックに今後のエキサイティングな出来事を紹介します。

「マーベル編集長 CB セブルスキーが、マーベルの最高級ソロ スーパー ヒーロー シリーズを特集するパネルを率いています。J・マイケル・ストラジンスキーはキャプテン・アメリカをマンハッタンの街へ連れ出し、一方ムーンナイトはデヴィッド・ペポーズの『ムーンナイト:シティ・オブ・ザ・デッド』でエジプトの伝承の道をさまよう。一方、ハルクはブルース・バナーを制御し、フィリップ・ケネディ・ジョンソンが新たなハルクの物語を続け、アクション満載のマーベル・ユニバースの残りの部分にヒット作が登場します。パネルの最後まで残って、他のどのヒーローが独自の新しいタイトルで仲間入りするのかを確認してください!」

マーベル・ファンファーレ with CB Cebulski

  • 午後 4:15 ~ 5:15 PT、ルーム:6DE

編集長CBセブルスキーが、Marvel Legend のジョー・ケサダとともに別のパネルディスカッションを主催し、Marvel ブランドの下でのコミック制作の美しさと秘密について語ります。

「過去と現在のマーベル編集長が、他に類を見ないパネルディスカッションのために再集結!現在の本部長 CB セブルスキーとマーベル レジェンドのジョー・ケサダが加わり、アイデアについて知りたかったことやあらゆることについての会話に耳を傾けてください。これほど多くの漫画制作の技術が 1 つのコマに詰め込まれたことはかつてありませんでした。しかし、それだけではありません。最後まで残ったファンには限定の特典コミックがプレゼントされます!」

Marvel マルチバース ロールプレイング ゲーム グラス キャノン ネットワークによるライブ プレイ

  • 午後 5:30 ~ 8:30 PT、会場:オムニ ホテル、オムニ グランド ボール ルーム:ABC 4 階

グラス キャノン ネットワークのお気に入りのパーソナリティが、マーベル ブランドでのロールプレイングに全力を尽くします。ゲームマスターのトロイ・ラヴァル氏に、ジョー・オブライエン氏、スキッド・マーハー氏、マーベル編集長のニック・ロウ氏らが加わります。 

「グラス キャノン ネットワークのお気に入りのパーソナリティが、独自のブランドである、自由自在なロールプレイングの狂気をマルチバースにもたらす中、真新しいスーパー ヒーロー グループがサンディエゴ コミコン デビューを果たします。ゲームマスターのトロイ・ラヴァリーとジョー・オブライエン、スキッド・マーハー、マシュー・カポディカサ、ノーラ・イブラヒム、アリシア・マリー、そしてマーベル社のニック・ロウ(副社長、マーベル編集長)とともに、アベンジャーズを編み物のように見せるスーパーヒーローの物語を作り上げましょう。スパンデックスのスーツにはコメディのようなタイミングが組み込まれているのではないかと思わせるような、アクション満載で笑いを誘う大騒ぎをお見逃しなく!」

7月22日(土)

マーベル: 次のビッグシング

  • 午後 3:00 ~ 4:00 PT、ルーム:6A

特別パネルの展示により、マーベル・ユニバースの未来が明らかになります。マーベルは「衝撃的な発表」を特集する準備ができています。

「これはあなたが待ち望んでいたものです – マーベル・ユニバースの未来についての衝撃的な発表をフィーチャーした絶対に見逃せないイベントです! スパイダーマンにとって決して楽なことはありませんでしたが、次に彼に起こる出来事は、壁を這う者を根底から揺るがすことになるでしょう。さらに、壊滅的なグルートフォールの苦しみの中で、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの状況はさらにヒートアップしています。そして、ジョナサン・ヒックマンのまったく新しいアルティメット・ユニバースでは一体何が起こっているのでしょうか?CBセブルスキー、ニック・ロウ、ゼブ・ウェルズ (アメイジング スパイダーマン)、コリン・ケリー & ジャクソン・ランジング (ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー) などが、これらすべてについて話し合うために待機しています。さらに、参加者には限定特典もございます!」

7月23日(日)

マーベルの女性たち 

  • 午前 10:30 ~ 11:30 PT、ルーム:6A

出版、デジタル メディア、スタジオの才能を特集したウィメン オブ マーベルに特化した特別パネルが開催されます。 

「マーベルの女性たちがサンディエゴに帰ってきます!編集者のサラ・ブランスタッド、エグゼクティブ・プロデューサーのサナ・アマナット(マーベル・スタジオのミズ・マーベル)、デジタル・メディア・マーケティング担当副社長のジェシカなど、出版、デジタル・メディア、スタジオのさまざまな分野のマーベル・タレントとの活発なディスカッションにご参加ください」マロイ、チャーリー・ジェーン・アンダース (ニュー・ミュータント:リーサル レギオン)、ジョディ・ハウザー (スター ウォーズ:オビ=ワン ケノービ) など! 今日、この業界で働く女性はどのような感じですか?そして、マーベルの女性主導プロジェクトは今後どうなりますか?さらに、パネルが終わるまで残って限定のプレゼントを手に入れましょう!」


例年どおりであればこのサンディエゴ・コミコンにてMCUのスケジュールの更新や新作公開などが行われてきましたが、今年はWGAストライキの影響でマーベル・スタジオやHBO、ユニバーサルなどの映像業界が全体的に参加を見送っています。

今後のMCUに関する新情報の大きな発表の場として、毎秋開催されているディズニーのイベントか、あるいはマーベル・スタジオ独自のイベントが期待されています。

サンディエゴ・コミコンは2023年7月20日から7月23日までカリフォルニア州サンディエゴで開催です。

ソース:公式

マーベルが「ラブ・アンリミテッド」でキャプテン・マーベルとローディの恋の再燃を描く

マーベルがスマホ向けアプリ「マーベル・アンリミテッド」で展開中の恋愛アンソロジー「LOVE UNLIMITED INFINITY COMIC #55」にて、キャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァースとウォーマシン/ジェームズ・”ローディ”・ローズのラブストーリーに再挑戦しています。

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ショーン・マッキーヴァーさんとロレンツォ・スージさん、ピート・パンタジスさんが手掛ける本作では、キャプテン・マーベルとウォーマシンの恋に再注目し、二人の宇宙バケーションを描くと言います。

キャプテン・マーベルとウォーマシンの関係は、多くの浮き沈みを経験してきました。そして二人の関係は大きな問題に直面しています。これは特にローディが睡眠恐怖症に悩まされているからです。親友のトニー・スタークとスパイダーウーマンに相談しても、その憂鬱は晴れません。宇宙を横断する豪華なバケーションで2人の愛が再燃するかも?それとも、この関係はついに燃え尽きてしまうのか?

このカップルはコミックで約10年に渡って関係を続けてきましたが、「シビル・ウォー2」でサノスがキャプテン・マーベルとトニー・スタークを争わせるためにローディを殺害して以降、復活したローディは睡眠恐怖症に悩まされていました。

これが原因でなかなかうまく行かなかった二人の恋愛ですが、今回この宇宙休暇にてどのように展開していくのでしょうか。

なお、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)にはこの二人の関係は明確には持ち込まれていませんが、「アベンジャーズ/エンドゲーム」では二人が目配せするシーンなどもあり、何かがあるかもしれない事をほのめかしています。また、MCUではフューリーを基準に最初の友人がキャプテン・マーベルであり、最後の友人がウォーマシンに設定されているのも含みを持たせています。

マーベルの公式サイトでは本コミックのプレビュー画像が数点公開されています。

ソース:‘Love Unlimited’: Captain Marvel and War Machine Go on Vacation