マーベル・コミックスと小学館集英社プロダクションが新契約締結 ─ 翻訳本を独占出版へ

マーベル・コミックスと小学館集英社プロダクションが、マーベルのアメリカンコミックスの邦訳出版に関する新たな契約を締結しました。2021年1月の新規契約分より、マーベルのアメリカンコミックスの邦訳版はすべて小学館集英社プロダクションが展開する出版レーベル「ShoPro Books」より刊行することになります。

これに合わせて、2021年の邦訳刊行予定のタイトルを発表。

最新情報はShoPro Booksの公式サイトにて、随時更新との事です。

2021年2月「チャンピオンズ Vol.1」
2021年2月「ウェスト・コースト・アベンジャーズ Vol.1」
2021年2月「続スパイダーマン/デッドプール Vol.7」
2021年3月「ホワット・イフ? Vol.1」
2021年3月「スーペリア・フォー・オブ・スパイダーマン Vol.1」
2021年4月「サノス・ウィンズ」
2021年4月「シルバーサーファー:ブラック」
2021年5月「アブソリュート・カーネイジ」
2021年5月「モービウス」
2021年5月「続スパイダーマン/デッドプール Vol.8」
2021年6月「シャン・チー」
2021年6月「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」
2021年7月「チャンピオンズ Vol.2」
2021年7月「ウェスト・コースト・アベンジャーズ Vol.2」
2021年8月「ホワット・イフ? Vol.2」
2021年8月「スーペリア・フォー・オブ・スパイダーマン Vol.2」
2021年9月「続スパイダーマン/デッドプール Vol.9」
2021年10月「コズミック・ゴーストライダー:ベイビー・サノス・マスト・ダイ」
2021年10月「ストレンジ・アカデミー:ファースト・クラス」
2021年11月「スパイダーマン/ファンタスティック・フォー」
2021年12月「スーペリア・フォー・オブ・スパイダーマン Vol.3」
2021年/2022年「ハウス・オブ・X/パワーズ・オブ・X」

また、2021年1月からは、新刊、既刊も含め、マーベル・コミックスの電子書籍の配信もスタート。

これまではヴィレッジブックスからも主要なタイトルの邦訳本が出版されていましたが、今後はShoPro独占出版という形になりました。

ソース:ShoPro Books 公式サイト

12月10日からジャンプ+で「デッドプール:SAMURAI」が連載開始

現在開催中のオンラインイベント「東京コミコン2020」のマーベルXジャンプ:日米編集長対談のステージ上で、ジャンプ+でデッドプールの新連載が始まる事が発表されました。

以前の読み切り版と同じく、笠間三四郎さんと植杉光さんのタッグで制作され、デッドプールの新たな物語が日本の漫画でスタートすることになりました。海外ファンの間では英語版がリリースされるのかが気になるポイントのようです。

「デッドプール:SAMURAI」はジャンプ+にて 2020年12月10日 配信開始です。

ジャンプ+公式サイト

コミック「デアデビル」で新展開 ─ デアデビルも女性に

マーベルがコミック「デアデビル」の#25で新たなデアデビルが登場することを明かしました。デアデビル/マット・マードックが刑務所に囚われた今、エレクトラが新たなデアデビルとして街を守るとの事です。

©MARVEL

マードックの信頼を失ってしまったエレクトラは、デアデビルが不在となってしまったヘルズキッチンを守るために、そして信頼を取り戻すために新たなデアデビルとして戦うようです。そして、デアデビルの名声を汚さぬように、彼女が学んできた暗殺術を封印して戦うとのこと。

彼女の新たな戦いは、2021年1月27日発売のコミック「DAREDEVIL」#26から本格的にスタートとなります。

ソース:マーベル公式

アベンジャーズが巨大ロボに!コミック「アベンジャーズ・メック・ストライク」2021年2月スタート

アベンジャーズの新しいコミックシリーズ、「アベンジャーズ・メックストライク」が 2021年2月 から始まることが、マーベルの公式サイトで明らかにされました。ライターのジェド・マッケイさんとアーティストのカルロス・マグノさんによって描かれ、アベンジャーズでは敵わない新たな敵が出現し、チームは巨大なロボットスーツを身に纏って再び戦いに挑む事になります。

マッケイさんは「ヘビーメタル!アベンジャーズがいつものやり方を覆す何かに立ち向かう時、新しいツールが必要になります。アベンジャーズを相手にして、彼らを本領発揮させる事ができて、とても楽しかった。アベンジャーズを相手にするときは、すべてが大きなものになります。大きなアクション。大きな賭け。そして今、大きなロボットが登場!アベンジャーズの人気者たちが、予想外の新たな敵に立ち向かう、ノンストップで本格的なアクションを展開していく。おなじみの敵も登場します。エイリアン、ロボット、恐竜、火星人・・・事態はどんどん悪化していくでしょう」とコメントしています。

©MARVEL

コミック「アベンジャーズ・メック・ストライク」#1は 2021年2月 に発売予定です。

ソース:マーベル公式

マーベルがコミック「プレデター オムニバス」を発売 ─ カバーも公開

マーベルが「エイリアン オムニバス」につづいてコミック「プレデター オムニバス」を発売することがわかりました。2021年の夏に米国で出版予定で、プレデターのマーベルデビューに備えて、レガシーな体験をすることが出来ます。

1987年の画期的な映画に続き、プレデターのフランチャイズは、地球外生命体のハンターとの恐ろしい遭遇を描き、彼らの種の暗黒の歴史を探る様々なシリーズで読者を興奮させました。プレデターのファンの方はもちろん、初めてプレデターを読む方でも、ハードカバーでこれらの古典的な物語を楽しむことができます。

アーティスト、イバン・コエロさんの標準カバー(左)と、クリス・ワーナーさんのダイレクトマーケットバリアントカバー(右)が公開されています。

©MARVEL

2020年7月にマーベルコミックは、「エイリアン」と「プレデター」のフランチャイズの出版権を取得したことを発表しました。「エイリアン」と「プレデター」のコミックスはこれまでダークホースコミックスが出版していましたが、今後はマーベルがこれらの出版を行い、長編映画をさらに発展させていくことになると海外メディアのCBRが報じています。

「プレデター オムニバス」には以下のものが収録されています。
PREDATOR (1989) #1-4
PREDATOR 2 #1-2
PREDATOR: BIG GAME #1~4
予言者:冷戦第1章~第4章
予言者:時の血塗られた砂 #1-2
PREDATOR: RACE WAR #1-4
PREDATOR: BAD BLOOD #1〜4
第四次元からのインベーダー
PREDATOR: DARK RIVER #1-4
PREDATOR: STRANGE ROUX
PREDATOR: KINDRED #1-4
さらに、コレクションには以下の素材も収録されています。
DARK HORSE PRESENTS (1986) #46, #67-69, #119
DARK HORSE COMICS #1-2、#4-7、#10-14、#16-18、#20-21
ダークホースの10年 #1

2021年にはオムニバスだけでなく、「エイリアン」と「プレデター」ともに新シリーズが始まるとも過去に報道されています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/marvel-comics-alien-predator-teasers/”]

ソース:Marvel Announces Predator Omnibus

2021年1月に刊行されるコミックから、マーベルvsエイリアンのヴァリアントカバーが公開

2021年4月に「ALIENS OMNIBUS Vol.1」の発売を控え、マーベル・コミックは2021年1月に刊行されるコミックの多数のマーベルvsエイリアンのヴァリアントカバーを公開しました。

©MARVEL

「エイリアン」と「プレデター」のコミックスはこれまでダークホースコミックスが出版していましたが、2020年7月にこれらの版権をマーベル・コミックが取得。今後はマーベルがこれらの出版を行い、長編映画をさらに発展させていくことになると当時は報じられました。

発売予定となっているオムニバスコミックには、エイリアン(1988)#1-6、エイリアン(1989)#1-4、エイリアン:地球戦争(1990)#1-4、エイリアン:ジェノサイド(1991)#1-4、エイリアン:ハイブ(1992)#1-4、エイリアン:Tribes(1992)#1、エイリアン:Newt’s Tale(1992)#1-2、エイリアン3(1992)#1-3、およびエイリアン:Space Marines(1992)#1- 12-さらに、Dark Horse Presents(1986)#24、42-43、56の資料、ダークホースプレゼンス5周年記念スペシャル(1991)#1; とダークホースインサイダー(1989)#14-27が含まれる予定です。

コミック「ALIENS OMNIBUS Vol.1」 は 2021年4月に 発売予定です。

ソース:It’s Marvel vs. Aliens in January’s Themed Variant Covers

コミック「キャプテン・アメリカ#24」でシャロン・カーターが新たなアーマーをまとう

今週発刊されたコミック「キャプテン・アメリカ#24」にてレッドスカルが帰還しただけでなく、シャロン・カーターが新たなアイアンアーマーを手に入れました。

前号ではアイアン・パトリオットのアーマーをまとって戦ったシャロンでしたが、24号ではトニ・ホー博士(インセンの娘)の手で新たなアーマーアップグレードを獲得しました。さらにシュリの呪術により、より若く健康的な身体をも手に入れました。

©MARVEL

新たなアーマーの性能については不明な部分が多く、今後明らかになっていくようです。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のシャロンは映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」と映画「シビルウォー/キャプテン・アメリカ」に登場しましたが、S.H.I.E.L.D.の崩壊によりCIAへと転職することになりました。

その後はMCUへの登場はありませんでしたが、来年配信予定のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に戻ってくることが明らかになっています。コミックのようにアーマーをまとう日は来るのでしょうか?

ソース:Sharon Carter Gets a New Suit of Armor

ビデオ会議で使えるマーベル公式背景画像 ─ ハロウィーン編

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、自宅からリモートワークでオンライン会議が広まってきた昨今。さまざまなビデオ会議アプリが使用されています。

今回、新たにマーベル・ゾンビなどをモチーフにしたハロウィーン仕様の画像がマーベルの公式Twitter上で公開されました。

仕事やオンライン飲みのお供に。

他にも公開されていますので、興味のある方はご確認ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/agent-of-shield-background-image/”] [nlink url=”https://mavesoku.com/online-meeting-background-from-avengers/”]

東京ディズニーランド「ベイマックスのハッピーライド」が28日にオープン

東京ディズニーランド(TDL、千葉・浦安市)の大規模開発エリアが25日、報道公開されました。マーベルヒーロー映画「Big Hero 6(邦題:ベイマックス)」をテーマにした世界初のアトラクション「ベイマックスのハッピーライド」やその他施設が28日の一般公開に先だって披露されました。

※写真はイメージ ©Disney

当初は4月15日に開園する予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期していました。 当面は混雑を避けるためアトラクションの利用は事前に抽選予約に申し込み、当選した人に限定するとのことです。

原作の緑のトカゲから白いマシュマロに生まれ変わったベイマックスですが、Big Hero 6 のアトラクションは東京が初ということで世界中から注目が集まっています。

おまけ雑記。原作コミックのカバーはこちら。

©MARVEL

左は1998年に初登場したコミックで、当時人気だったX-MENの日本人ミュータントのひとりサンファイアを中心としたチームで結成。同じく日本人ミュータントであるシルバー・サムライもメンバーの一人でした。右は2008年にリニューアルされたチーム。ミュータントが離脱し、新メンバーが加えられました。カバー中央のワイルドセクシーな女性はハニーレモン。映画ではベイマックスに次ぐ変更が加えられ、180度真逆な属性リケジョへと変わりました。

コミック「S.W.O.R.D.」の新シリーズが発表─イベント「X・オブ・ソーズ」のスピンオフ

マーベルはX-MENのイベント「X・オブ・ソーズ」のスピンオフとして「S.W.O.R.D.」を発表しました。ライターのアル・ユーイングさんとアーティストのヴァレリオ・スキッチさんによって描かれます。「エンパイア」でも示唆されていたS.W.O.R.D.の復活ですが、「X・オブ・ソーズ」後の世界においてミュータント達の宇宙での冒険を描くとのことです。

公式の説明は以下の通り。

ミュータントたちは地球を代表して、地球外の全てのものに対処するためにS.W.O.R.D.(Sentient World Observation and Response Department)を再起動。彼らの運命を決定する大胆な次の一歩を踏み出します。このシリーズは、X-Menの世界だけでなく、マーベルユニバース全体にも多大な影響を与えます。S.W.O.R.D.のミュータントが宇宙の景観を永遠に歪めているからです。マグニートー、アビゲイル・ブランド、ケーブル、フレンジー、ウィズキッド、ファビアン・コルテス、元アベンジャーのマニフォールド、など多くのファンのお気に入りのミュータントが登場。

ユーイングさんは「Xチームと一緒に仕事をすること、そしてマーベルの陽気なミュータントたちを新しい宇宙の時代に連れて行くこと、そしてクラコアの新しい時代に宇宙を紹介することは絶対に素晴らしいことです。ミュータントはもっと大きく考えて、さらに遠く、私が驚いているような領域にまで踏み込んでいくでしょう。死を克服した後、次は何をするのでしょうか?」とコメント。

スキッチさんは「S.W.O.R.D.が何をしているのかについてはあまり言えませんが、チームのメンバーはそれぞれに独特の役割を持っていると言えます。だからこそ、私は彼らのユニフォームをテクニカルな服、都会的な服、そして儀式用のユニフォームまでデザインしました。宇宙服はトレッキングやハイキングの服装から着想を得たもので、これらのキャラクターは宇宙飛行士ではなく探検家なので、典型的な宇宙服からは程遠いです。」とコメントしました。

コミック「S.W.O.R.D.」#1は 2020年12月 発売予定です。

©MARVEL

ソース:Al Ewing Takes Mutantkind Beyond the Stars in ‘S.W.O.R.D.’