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「キャプテン・アメリカ:BNW」監督がレッドハルクが死ぬバージョンは一つも無かったと明かす─告発されたフォードさんを擁護も

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マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」のジュリアス・オナ監督が、海外メディア Variety とのインタビューで、本作のラストが制作中にどのように変化したかについて語りました。

制作中にロス大統領が死んでしまうパターンはあったのかとストレートに質問された監督は「レッドハルクが明確に死んだバージョンはありませんでしたが、映画の終盤で起こった出来事の後、観客が彼の運命を知らないバージョンは確かにありました。」と述べました。 「しかし、ファンに大人気のキャラクターですし、我々全員が知っているように、ハルクが死ぬのはそう簡単なことではありません。」と、そのバージョンでも実際に死んでいるわけではなかった事を明かしました。

「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」がまだ「キャプテン・アメリカ:ニュー・ワールド・オーダー」だった頃、撮影が始まって間もなく、葬儀シーンを撮影しているのが目撃されていました。

これはサディアス・ロスの葬儀ではないかと考えられていましたが、確証はないままかなりの時が経過。その後、映画の公開2ヶ月前に没になったポストクレジットシーンという内容がリークされ、「世界中がロス大統領が死んだと思っている中で、レッドハルクが(娘の)ベティの家を訪れるシーンになっていた。」と報告されていました。

これらをつなぎ合わせると、もとのバージョンでのレッドハルクは(例えば海中に沈むなど)生死不明の状態で幕を下ろし、サム達は不在となった大統領の葬儀を行い、戻ってきたレッドハルクがベティの家に向かう所で終わっていたようです。

大統領不在の場合に代理を務める副大統領について設定されていたのかと質問された監督は「そういった会話は時々起こります。しかし、このような物語を語るときには、観客に900文字も投げつけたくはありません。最終的に、私たちはそのことについては掘り下げないことに決めました。感情的、テーマ的な観点からこの物語を語る方法とはあまり関係がなかったのです。」と、特に設定しないようにしたと説明しました。

「アイアンマン3」の時はエリス大統領とロドリゲス副大統領が設定されており、ロドリゲス副大統領は裏でヴィランと取引している役回りがありましたが、「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」時点の副大統領は脚本上まったく重要ではなかったようです。

レッドハルクの運命が少し変更されただけでなく、娘のベティについてもいくつかの変更があったと監督は言います。

「もともとベティは映画の早い段階で登場していましたが変わりました。彼女が映画の最後に登場したことは私にとって非常に重要でした。なぜなら、ロスが何を奪われたのかを考えなければならないからです。彼は娘と再びつながりたいと切望しています。だから、彼女を物語から排除し、映画の端に漂う存在にすることで、ロスが抱いていたあの切望感をより強く感じさせるだろうと考えました」

ベティの登場シーンはかなり短いものでしたが本作においてとても重要な存在であり、出産、転職して俳優業を半ば引退していたリヴ・タイラーさんに出演してもらうよう、直談判したのが2023年の初め頃だったとも、Collider とのインタビューで語っています。

また、最近、レッドハルク/サディアス・ロスを演じたハリソン・フォードさんが「気難しいディーバ」と撮影現場の内部関係者から非難されたという記事についても言及。

監督は「いいですか、私は誰かが推測したり、オフレコで話したりしていることについて話すことはできません」と前置きしつつ、「私が話せるのは、ハリソンとの経験だけです。」として次のようにコメントしました。

彼は完全なプロフェッショナルでした。彼は仕事に対して非常に真剣で情熱的な人です。クリエイティブなプロセスでは、本当に意味のある、時には情熱的な会話をしますが、常に最高の映画を作るという目標に向かって取り組んでいました。ハリソンはこの映画で驚異的な演技をしたと思います。彼と一緒に仕事ができてとても光栄でした。彼から多くのことを学びましたし、キャスト全員、そしてスタッフも彼に対して愛と尊敬の念しかありません。それがこの映画の制作で私が経験したことであり、それが現場での私たちの映画制作の真実です。

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前述の記事の際にはアンソニー・マッキーさんの現場でのハリソン・フォードさんについてのコメントも掲載しましたが、監督と主演が見るフォードさんは告発記事の内容とはやはり食い違うようです。

ハリソン・フォードさんの人間性に関する真実は知るよしもありませんが、彼が本作で印象的な演技をしてきたのは事実ですし、過去の様々な映画で称賛されてきたのも事実です。

マーベル・スタジオは次の契約も交わしていると噂されており、そう遠くない未来にレッドハルクは再びスクリーンに登場すると考えられそうです。

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は 2025年2月14日 より劇場公開中です。

ソース:‘Captain America: Brave New World’ Director Julius Onah Explains Those Cameos, Reveals What the Reshoots Replaced and Defends Harrison Ford: ‘He Was an Utter Professional’

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◆2025年2月14日「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」
◆2025年5月2日「サンダーボルツ*」
◆2025年7月25日「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」
◆2026年2月13日 タイトル未定
◆2026年5月1日「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」





管理人ミルク

アメコミと出会ってはや20年以上、初めて買ったマーベル・コミックはオンスロート。X-MEN vs STREET FIGHTERではシリーズを通してマグニートーを愛用。