ソニー・ピクチャーズが開発していると伝えられているスパイダーマンのスピンオフドラマ「シルク」のショーランナーとして、トム・スペツィアリーさんが参加すると、海外メディア Deadline が報じました。
記事によると、エミー賞を受賞したHBOのドラマ「ウォッチメン」でエグゼクティブ・プロデューサーを務めていたトム・スペツィアリーさんが、アマゾン・スタジオと包括的な契約を結んだことが明らかになったとの事。
この契約により、ソニー・ピクチャーズが制作するマーベルの実写ドラマ「シルク」にも参加することになり、このシリーズは Amazon Prime Videoで配信されることになっていると伝えています。
本シリーズの脚本は主人公シルク/シンディ・ムーンと同じく韓国系アメリカ人のローレン・ムーンさんが担当。「ウォーキング・デッド」、「ジュピターズ・レガシー」のサン・キュ・キムさんの他、フィル・ロードさん、クリス・ミラーさん、元ソニー・ピクチャーズのエイミー・パスカルさんがエグゼクティブ・プロデューサーを務める予定である事が報じられています。
キャスティングはまだ発表されていませんが、3月の報道では、プロデューサーのフィル・ロード氏とクリス・ミラー氏が、「Chilling Adventures of Sabrina」に出演したことがあり、現在はCWの「Riverdale」にミネルバ・マーブル役で出演しているアデライン・ルドルフさんと会ったことが伝えられています。
コミックのシルク/シンディ・ムーンはピーター・パーカーの同級生で韓国系アメリカ人のスパイダーヒーロー。ピーターと同じクモに噛まれた事によりスパイダーマンと同様の能力を持っていますが全てのスペックにおいてシルクのほうがスパイダーマンを上回っており、例えばシルクのウェブは10本の指先それぞれから放出されるため、スパイダーマンよりも強靭となっています。
今後、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」や「モービウス」の公開を控えているスパイダーマンのユニバースもさらなる拡張計画がある事があかされており、「シルク」はそのうちの一つ。女性スパイダーヒーローのソロ作品という事もあり、今後の情報には要注目です。
ドラマ「シルク」は先日のニュースでは、8月下旬から撮影を開始し、2022年初頭に制作を終える予定との事です。
ソース:Tom Spezialy Inks Overall Deal With Amazon Studios, Joins Marvel Series ‘Silk’ As Showrunner