かつて20世紀FOXが計画していた映画「デッドプール3」は、デッドプール/ウェイド・ウィルソンとウルヴァリン/ローガンのコンビによるロードムービーの予定だったことを、デッドプール役ライアン・レイノルズさんが明かしました。
精神衛生啓発キャンペーンである#BellLetsTalkのキャンペーンの一環として、ライアン・レイノルズさんは中止となったFOX版「デッドプール3」に関する主要な情報をTwitterで公開しました。
It’s critical to have open, honest and healthy discussions around mental health. By retweeting #BellLetsTalk you can make a difference. In case that’s not enough, before Disney bought Fox, Deadpool 3 was gonna be a road trip between Deadpool and Logan. Rashomon style. For real.
— Ryan Reynolds (@VancityReynolds) January 28, 2021
ツイートによると、1950年の黒澤明監督の映画「羅生門」流のロードムービーになる予定で、デッドプールとウルヴァリンが旅を共にし、同じ出来事を違う視点で描くはずだったとの事。
このツイートに対し、海外メディアScreenRantは「またいつもの冗談を言っている」とコメントしましたが、レイノルズさんは「いや、これはマジなんだ」と返しました。
現在、デッドプールはディズニーのFOX買収により映像化に関する権利が移動し、ディズニーの子会社であるマーベル・スタジオのもとでMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品としてあらためて計画中です。レイノルズさんは今回明かされたプロットはMCU版「デッドプール3」とは全く関係がないと付け加えています。
MCU版はアニメ「ボブズ・バーガー」の脚本家ウェンディー・モリノー&リジー・モリノー=ロジェリン姉妹が脚本を執筆していると報じられており、そこにレイノルズさんも加わって制作が進められているようです。
マーベル・スタジオのボス、ケヴィン・ファイギ氏は「この映画はR評価になる予定で、今、脚本を書いていて、ライアンは今、脚本を監督しています。今年中には撮影されないでしょう。ライアンはとても忙しく、とても成功している俳優です。今から制作すべきものがいくつも発表されていますが、それが始まったことに興奮しています。繰り返しになりますが、デッドプールはMCUの中では非常に異なるタイプのキャラクターで、ライアンは自然の力を持っていて、彼がそのキャラクターに命を吹き込むのを見るのはただただ素晴らしいことです。」と2021年年明けのインタビューでコメントしました。
映画「デッドプール3」の劇場公開日は未発表です。
ソース:Ryan Reynolds Reveals Deadpool 3 Was a Wolverine Road Trip Movie Before Disney-Fox Purchase