俳優のマット・デイモンさんがオーストラリアのシドニーにプライベートジェットで到着し、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」の撮影のために検疫に入ったと複数の海外メディアが報じました。
デイモンさんは以前に名前のない役で映画「マイティ・ソー/バトルロイヤル」に出演し、アスガルド人俳優の役でロキを演じていました。今回はその役の再演なのか、新たなキャラクターを演じるのかは不明です。
「バトルロイヤル」ではこの後、デイモンさん演じるキャラクターがアスガルド崩壊から逃げ延びることが出来たのかは描かれておらず、その後の「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」でサノスに襲われた際もいたのかどうか定かではありません。このキャラクターの再利用は面白いものですが、海外メディアの多くは新キャラクターを演じるだろうとの見解を示しています。
というのも、新型コロナウイルスのパンデミックにより制作現場も大きく影響を受け、映画撮影のために移動した場合2週間の検疫を受けることになります。海外メディアはハリウッドのトップクラスの俳優であるマット・デイモンさんがバトルロイヤルのようなカメオ出演のために2週間を犠牲にするのは無理があると考えているようです。
「ソー:ラブ&サンダー」ではナタリー・ポートマンさん演じるジェーン・フォスターがソーになる他、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが登場し、名優クリスチャン・ベールさんがヴィラン神殺しのゴアを演じることが明かされています。そこにさらにマット・デイモンさんが加わる事でどういう物語が展開されていくのでしょうか。
映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年5月6日 米国公開予定です。