アニメ「X-MEN’97」は2024年1月配信か

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「X-MEN’97」の配信日として、2024年1月3日が予定されていると、海外スクーパーが報じました。本作は2022年のサンディエゴ・コミコンで2023年秋に配信予定と発表されていました。

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スクーパーは米国の著作権事前登録の情報から、本作が 2024年1月3日 にエピソード1の配信が予定されている事が判明したと報告。MCUのディズニープラス作品が全体的に遅延されるという報道に則した形で、本作も数ヶ月の遅延が発生していると見られます。

本作のショーランナーを務めるボウ・デ・マヨさんは噂に関して先月、「深呼吸してください。私は噂を確認することも否定することもできないことを理解してください。我慢するのみです。もうすぐです。」とコメントしていました。

2023年3月に開催されたX-MEN60周年のオンラインイベントにて本作のあらすじ等が発表されましたが、リリース日に関するアナウンスはありませんでした。

「ロキ」シーズン2や「エコー」の配信日に関する公式発表は、昨年発表されたスケジュールからの遅延を証明するものでもありましたが、今の所、「アイアンハート」、「X-MEN’97」、「アガサ:カヴン・オブ・カオス」に関しては「Coming soon」に変更されたのみで具体的な新しい時期はわかっていません。その中で今回「X-MEN’97」が2024年1月である可能性が浮上した事で、「アイアンハート」とは順番が変更された可能性もありそうです。

アニメ「X-MEN’97」は ディズニープラスで配信予定です。

アニメ「X-MEN’97」の公式あらすじやヴィランが発表

X-Menの60周年の祝うオンラインイベント「X-Men:60 Uncanny Years Live Virtual Event」に登壇したMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「X-Men ’97」のショーランナー兼ライターのボウ・デ・マヨさんが、近日公開予定の本作についてファンにいくつかの新情報を提供しました。

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デ・マヨさんはまず、本作の導入部分のあらすじについて次のように説明しました。

「プロフェッサーXがヘンリー・ピーター・ガイリッチに撃たれて地球を離れ、リランドラ(教授の恋人)と一緒にシーアー(リランドラの故郷の銀河帝国)に戻ることになった数ヶ月後を描く予定です。そして、その暗殺未遂事件をきっかけに、ミュータントへの同情と理解が深まることになります。」

この事件後、チームがこのような世間の反応を予想していなかったことを指摘し、全員が「我々の未来はどうなるのか」と自問する事になると言います。

「ミュータントにとっては本当に良い状況になってきていると言えるでしょう。そして、このことがX-MENたちに『我々の未来はどうなるのか?こんなことになるとは思ってもみなかった』と考えさせる事になります。サイクロップスとストームは夢を引き継ぎたいと思ってる。そして、彼らはモーフとビショップを実際にチームのフルタイムメンバーとして採用する事になります。」

さらにデ・マヨさんはマグニートーの変化についても言及しました。

「ジーンや、ガンビット、ローグといった他のX-MENたちは、『もしかしたら、こんな人生もあるかもしれない。私たちは、この受け入れられやすい人生のために戦ってきたのだから、たまには外に出て楽しんでみないか?』と考えるようになります。そして、もちろん、現れてはいけない誰かが現れる。それはマグニートーで、彼もまた、『プロフェッサーXはミュータント界のために尽くしてくれた。私も彼の足跡を追ってみる事にしよう。ミュータントのために力を貸したいんだ。』とね。」

そして最後に、「X-MENが未来に目を向けているように、私たちはこのことについてたくさん話すつもりです。『どうやって未来に立ち向かうか?』、X-MENが何十年も前から人類に伝えてきたこと、つまり未来を受け入れるということをどうやってやるのか。」と、本作の核になる部分について言及しました。

また、本作のヴィランの一人がミスター・シニスター/ナサニエル・エセックスになる事も同イベントで発表されました。

コミックのシニスターはクローン技術に取り憑かれた19世紀のロンドンに生まれた異端の生物遺伝子学者で、アポカリプスによって後天的に変異させられたミューテイト。

MCUにアポカリプスは登場していませんが、アポカリプスを育てた征服者カーンの変異体であるラマ・タトが「アントマン&ワスプ:クアントマニア」に登場していることから、実写化への導線も見え始めているようです。

以上のようないくつかの新情報が飛び出したイベントでしたが、配信日に関するアップデートはありませんでした。

アニメ「X-MEN’97」は 2023年秋に米ディズニープラスで配信予定です。

ソース:Disney+’s X-Men Reboot: First Plot Details Officially Announced

MCUアニメ「X-MEN’97」、はやくもシーズン2の収録が開始

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「X-MEN’97」のシーズン2の収録が始まったことを、本作の英語版ウルヴァリンのボイスを担当するカル・ドッドさんが報告し、即削除しました。

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本人の投稿は削除されましたが、投稿された動画は素早く保存され、新たな所から拡散されています。

この動画によるとドッドさんは「昨日、スタジオでシーズン2、素晴らしいセッション。『X-MEN ’97』のウルヴァリンの声、カル・ドッドです。シーズン2は、ほんの始まりにすぎません。シートベルトを締めてください。ではまた後で」と報告しています。

アニメのシーズン2が予定されている事は公式でも明らかになっていましたが、シーズン1の配信前にシーズン2の収録が始まるとは予想されていませんでした。

MCUの最初のアニメプロジェクトである「ホワット・イフ・・・?」のシーズン2に関する情報は停滞していますが、X-MENのアニメはかなり順調に開発が進んでいるようです。

アニメ「X-MEN’97」は 2023年秋に米ディズニープラスで配信予定、シーズン2の配信予定時期は不明です。

アニメ「X-MEN’97」の制作チームはファンだけで構成されていると脚本家が明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「X-MEN’97」のヘッドライター兼エグゼクティブプロデューサーでもあるボウ・デ・マヨさんが、自身の Instagram Stories でQ&Aセッションを開催し、本作の開発プロセスについて言及しました。

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デ・マヨさんは本作の制作チームについて次のように述べています。

Q:「X-MEN’97」の制作陣がどのように集められたかなど、制作の経緯についてお聞かせください。

A:2020年の秋に、マーベルのストリーミングの責任者から、この番組を復活させるためのテイクを開発するように依頼されました。私のLPが最初の採用で、彼がその後に続く素晴らしい才能をすべて連れてきました。大事なのはファンでなければならないということでした。それ以外にはありません。
私は、Witcherのような番組で、ライターの何人かが、原作の本やゲームを嫌っていたり、積極的に原作を馬鹿にしていたりするのを見てきました。作品に敬意を払ってからでないと、その遺産を増やすことは許されないのです。

また、本作でローグを取り上げることについて、「複雑な気持ち」であると語り、ファンとの楽しみがたくさんあると予告しています。また、ローグの復活を主張したスーパーバイジング・プロデューサーのチャーリー・フェルドマンに賛辞を贈っています。

Q:ローグがまだファンのお気に入りであることを願っています。あなたは彼女について十分に言及していませんね! また、「ミスター&ミセスX」は読まれましたか?ローグが自分の力をコントロールできるようになったことをご存知かどうか分かりませんが。この点については検討されますか?

A:ローグが自分の力をコントロールできるようになったことは知っていますし、その変化には複雑な思いがあります。しかし、ローグのファンは彼女のキャラクターを擁護しているチャーリー・フェルドマンのおかげもあって、大いに盛り上がっていると言ったら信じてもらえるでしょうか。

そして、制作期間についてまだしばらく必要である事を明かしています。

Q:「X-MEN ’97」の制作が終了するまであとどれくらいかかりますか、また今後どのようなプロジェクトが予定されていますか?

A:当面はX-MENが私の人生です。また、マーベル以外の長編プロジェクトが2つありますが、まだ話せません。

最後にファンのリアクションについて質問されましたが、心配はしていないと述べています。

Q:「X-MEN’97」に対するファンの反応を気にしていますか?

A:気にはしているが、心配はしていません。


本作は1990年代に放送された名作アニメシリーズ「X-Men」のリバイバル作品。オリジナルシリーズのショーランナー、エリック&ジュリア・リワルドさん達が新シリーズを監修しています。2人は以前、「このシリーズはオリジナルのX-MENが終わったところから始まる」と述べています。

SDCC2022では登場キャラクターたちも紹介されました。

実写のX-MENは2025年まで制作出来ないとも報じられていますが、アニメ作品にMCUキャラクターが登場する事は可能であるため、何らかのクロスオーバーが発生する可能性もありそうです。しかし、本作はタイトル通り1990年代後半を舞台としているため、ほとんどのキャラクターはタイムトラベルでもない限り登場する事は出来ないかもしれません。

ヘッドライターのボウ・デ・マヨさんは以前にドラマ「ムーンナイト」でも脚本を担当した他、制作が仕切り直しになった映画「ブレイド」の脚本も担当していると報じられています。

アニメ「X-MEN’97」は 2023年秋に米ディズニープラスで配信予定です。

アニメ「X-MEN’97」は2023年秋配信、登場キャラやシーズン2決定も発表

マーベル・スタジオがアニメ「X-MEN’97」を2023年秋にディズニープラスで配信となる事をサンディエゴ・コミコン2022のパネル内で発表しました。また、会場では登場キャラクターや、シーズン2の制作に青信号が灯っている事も発表されました。

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海外メディア The Direct の報道によると、ローグ、ガンビット、ウルヴァリン、ジュビリー、サイクロップス、ストーム、ジーン・グレイ、ビーストが登場することになるようです。

©MARVEL,Disney

さらにサンスポット、モーフ、ケーブル、ビショップ、フォージ、ナイトクロウラーも加わるとの事。

©MARVEL,Disney

そしてヴァル・クーパー、セバスチャン・ショウ、ミスター・シニスター、エマ・フロスト、カリストがヴィランとして登場。

©MARVEL,Disney

そして最後に、X-MENのリーダーがマグニートーになる事も明かされました。

©MARVEL,Disney

マグニートーはX-MENの最も有名なヴィランですが、コミックではたびたびリーダーとしても登場しています。MCUの実写X-MENでも当然のようにヴィランとして登場すると考えられていましたが、本作でリーダーとして先行登場する事で物語はどのように展開していくのでしょうか。

アニメ「X-MEN’97」は 2023年秋に米ディズニープラスで配信予定です。

アニメ「X-MEN’97」のプロデューサーがドラマ「ムーンナイト」との違いやプレッシャーについて語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」の脚本を担当し、アニメ「X-MEN’97」のヘッドライター兼エグゼクティブプロデューサーでもあるボウ・デ・マヨさんが、海外メディア The Direct とのインタビューの中で、両プロジェクトの違いやミュータント復活のプレッシャーについて語りました。

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デ・マヨさんはインタビューの中で「スタジオとプロセスの観点からは、違いはありません。ケヴィン(・ファイギ)、ブラッド・ウィンダーバウム、ダナ(・バスケス=エバーハート)、私たちプロデューサーは、同じレベルでこの作品に携わっています。正直なところ、『ホワット・イフ…?』やマーベルの他のアニメシリーズも、実写版と同じように真剣に取り組んでいます。特に「X-MEN」は、マーベル・スタジオに戻ったことで、マーベル・スタジオにとって非常に思い入れのある作品となりました。そういう意味で、これまでとは違うんです。」と述べました。

また、「X-MENは、多くの人々にとって重要な存在です。マーベル・スタジオに戻った今、そこには重みと責任があり、それはこれまでの作品と非常に異なっていて、常に意識しています。ムーンナイトでは、何かうまくいかないことがあっても、『ジェレミー(・スレイター)が脚本を書いているから、最終的には彼が解決してくれるだろう』という感じでしたから。何度か『誰かがこれを解決しなければならない–あ、今は僕だ』と思う瞬間がありましたよ(笑)。『X-MEN’97』で成長しなければならないことがたくさんあったんです。ストーリーテラーとして、プロデューサーとして、そして一人の人間として、ムーンナイトの執筆とは全く異なる経験をすることができましたよ。」と説明しました。

ファンはX-MENがどのようにしてMCUに持ち込まれるのか気になっている所ですが、実写映画に先駆けてまずはアニメ作品の制作が決まっています。デッドプール最新作でもX-MENに関する動きはありそうですが、アニメの方が先にリリースされると見られています。

また、もうすぐ公開の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」ではプロフェッサーXの登場が半ば明かされていますが、こちらはマルチバース上の変異体として登場すると見られており、MCUの本筋(神聖時間軸)のプロフェッサーは今後別に描かれると予想されます。

「ホワット・イフ・・・?」ではほとんどすべてのキャラクターが実写版と同じ俳優さんが声を担当していましたが、「X-MEN」アニメでのキャスティングにも注目が集まっています。

アニメ「X-MEN’97」はディズニープラスで配信予定です。

ソース:Disney+ X-Men Producer on the Pressure of Bringing Back the Mutants (Exclusive)

MCUのアニメ「X-MEN’97」は2023年夏配信予定である事を脚本家が明かす

「X-Men: The Animated Series」のライターを務めるエリック・ルワルドさんとジュリア・ルワルドさんがYoutubeチャンネル Spideyjeu09 Justin Underwood の動画にゲスト出演し、制作が発表されているマーベル・スタジオの新作アニメ「X-MEN’97」のリリーススケジュールを明らかにしました。

二人はショーランナーのボー・デマヨ氏とマーベル・スタジオのチームが行っている作業を賞賛し、「X-Men ’97」が10エピソードになることを明かしました。また、2023年半ばのディズニープラスでの公開に向けて準備中とのことです。

また、「ファンは『以前のX-MENで起こった事を考えているんだ、そしてそれは・・・』と言うことが出来るでしょう」と以前のアニメシリーズとの関連性がある事を予告しました。

日本で展開しているディズニープラスでは、2022年2月23日に旧シリーズのアニメ「X-メン シーズン1~5」が追加予定となっています。

アニメ「X-MEN’97」はディズニープラスで配信予定です。