ドラマ「ロキ」、作曲家が予告にしか存在しなかった幻のシーンの詳細を明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」のシーズン1がフィナーレを迎え、シーズン2の公式発表を歓迎していますが、シーズン1には失われてしまった映像がいくつかありました。「ロキ」の作曲家ナタリー・ホルトさんは海外メディア The Direct とのインタビューの中で、本編には含まれなかったシーンの内容について明かしました。

最終カットにならなかった曲があるか聞かれたホルトさんは、ロキがアスガルドの王になり、カエルになったソーを見るという、大きくて壮大な瞬間があったと明かしました。

それはエピソード1の瞬間でした。メビウスが(ロキに)自分の人生を見せているとき、そこにはもっと多くの瞬間がありました。ただ、もう少し焦点を絞るために、カットしたのだと思います。しかし、そこにはいくつかの余分な瞬間があり、あの雷神ならぬ「雷蛙」の瞬間もその一つでした。ロキがアスガルドの王冠を手にしたときに、カエルになったソーが登場するという壮大な場面を、実は聖歌隊と一緒に書いていたんですよ。

予告編にあった王座の部屋のシーンと同じかと問われると、そうであることを認めました。

そうです! ロキは、アスガルドの王座に座っていて、王冠をかぶっています。ええ、それは一部でした。登場する予定だったんです。

なぜ削除されてしまったか尋ねられたホルトさんは以下のように述べました。

かなり後半になるまでカットされなかったと思います。楽しいシーンではあるんだけど、なんか、あまりにも突拍子もない感じがしたんですよね。D.B.クーパーのシーンがあったから、エピソード1ではロキを分解する必要があるというように、本題に入る必要があったのですが、そういった軽快な場面が多すぎたのです。それがない方が、より良い作品になったと感じました。でも、とても楽しい瞬間でしたよ。

そして最後に、「この話をしていいのかどうかわからないんです。ロキの監督であるケイト・ヘロンは、このシークエンスを “ある時点での追加シーン “として公開したいと考えていましたが、私にはわかりません。彼らがどこにいるのかわからないんだ。」と明かしました。

5話で一瞬だけ登場した雷蛙ことスロッグはコミックファンの心をすぐさま掴み、ネット上で話題となりました。脚本を担当したエリック・マーティンさんは1話でもっとスロッグのシーンがあったことを明かしていますが、それは予告編にあって本編にはなかったシーンを同じシークエンスだった事が今回のインタビューで明らかになりました。

監督は別途公開したいと考えていたようですが、期待してよいのでしょうか。続報があり次第、またブログでお伝えしていきます。

ドラマ「ロキ」シーズン1はディズニープラスで全話公開中です。

ソース:‘King Loki’ Deleted Scene Would’ve Included Thor Transformed (Exclusive)

ドラマ「ロキ」、トム・ヒドルストンさんがS2の制作会議が始まっている事を明かす ─ 監督は変更に

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」のシーズン2の制作が公式に発表され、はやくもそのストーリー展開には多くの予想がネット上で取り上げられ、注目を集めています。そんな中、主演を務めるトム・ヒドルストンさんが、Marvel.comとのインタビューでシーズン2について語りました。

ヒドルストンさんはインタビューで、「シーズン1に参加できたことにとても感謝していますが、もう一回参加できるということはまだ理解できていません。その可能性にとても興奮しています。私たちはすでに話し合いをしています。深い、深い、深い議論です。始まるのが待ちきれませんよ。」と語っています。

さらに「視聴者の皆さんがいなければ、シーズン2を作ることはできなかったでしょうから、視聴者の皆さんに感謝の気持ちを伝えたいと思います。シーズン1が驚きに満ちたものであったことを願っています。そして、シーズン2はさらなるサプライズに満ちたものになると思います。」とコメントしました。

一方でシーズン1の監督を務めたケイト・ヘロンさんはシーズン2には戻らないことを海外メディア Deadline とのインタビューで明かしています。

監督は「私はシーズン2には戻りません。正直なところ、シーズン2の制作は決まっていませんでしたが、今になって決まったことなので、とても興奮しています。来シーズン、ファンとして観られるのはとても嬉しいのですが、ただ、ここでやったことを誇りに思い、全力を尽くしてきました。まだ発表されていない他のものにも取り組んでいます。」と述べました。

将来的にマーベル作品に戻るか尋ねられると、「いいえ、今は自分のことに集中しています。私はマーベルが大好きで、また彼らと一緒に仕事をしたいのですが、ロキとの告白は私が彼らと一緒にしたことです。」と回答しました。

脚本は「ロキ」シーズン1、「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」のマイケル・ウォルドロンさんが引き続き担当すると報じられています。

シーズン2が待ちきれない所ではありますが、MCUのラインナップは今年後半にもまだ5、6作品用意されており、来年にはロキの兄ソーの映画も待っています。それらを楽しみながら、続報があり次第またお届けしていきます。

ドラマ「ロキ」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:‘Loki’ Will Return for Season 2 on Disney+

映画「ブラックウィドウ」、タスクマスター俳優が正体を隠し続けた方法を明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」で正体不明のヴィラン、タスクマスターを演じた俳優が海外メディア Esquire とのインタビューの中で、マーベル・スタジオがどうやってその正体を隠し続けてきたか、その秘密について語りました。

※これより先は「ブラックウィドウ」のネタバレを含んでいます。ご注意ください。

インタビューの中でオルガ・キュリレンコさんは以下のように述べました。

誰もがNDA(秘密保持契約)にサインしなければならず、もちろん誰もが大きな秘密であることを知っていました。口外してはならないことを。

私たちは屋外で撮影していたので、パパラッチがあちこちにいました。私は服を着て、テントからセットまで歩かなければなりませんからね。傘が作られていて、そこに布がぶら下がっているんです。私はその下にいて、小さな穴から行き先を確認しなければなりませんでした。彼らは本当に熱心でした。

「これで誰も彼女が誰であるかわからないだろう」と思っていました。そして、それを成功させたのです。つまり、今までは誰も知らなかったのです。

私の母でさえ知らないんですよ。母はまだ知らないのです。予告編が公開されたとき、母は「あら、この予告編を見たわよ。これから公開される映画を知っているの?とてもクールよね、見てみたいわ。見に行ってもいい?」と。 私は「もちろん、一緒に行くよ」と答えました。そして、昨日公開されました。まだ母には言ってません。今日なら言えるかな。かわいそうなお母さん。つまり、彼女は何も知らないんです。

また、タスクマスターの今後について、「将来はマーベル・スタジオにしか分からない」とした上で、「機会があればもちろん再演したい」とコメントしました。

コミックでは金次第で善にも悪にもなるキャラクターですが、MCUのタスクマスターはこの先どこへ向かっていくのでしょうか。

映画「ブラックウィドウ」は劇場公開中 & ディズニープラス・プレミアアクセス配信中です。

ソース:Exclusive: Olga Kurylenko Opens Up About Her Secret Black Widow Role

ドラマ「ロキ」、トム・ヒドルストンさんが生涯ロキを演じたい意欲を見せる

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」のシーズン1の最終話が配信され、シリーズを通してロキの成長とこれまでになかった側面を描きました。そしてシーズン2の制作が正式に発表された中、ロキを演じるトム・ヒドルストンさんが tumblr での質問に答え、一生ロキを演じたいという意欲を示しました。

tumblr で「あなたが一生ロキを演じるように頼まれたら、どうしますか?」という問いに対して、「ええ、絶対にやります。こんなに長くロキを演じることができて、とてもラッキーです。ロキは人間の意識の中に長い間存在している、とても興味深いキャラクターだと思います。彼には様々な側面、複雑な特徴があり、演じるたびに新しい発見があったり、彼を進化させたり、これまでにない道を歩ませたりすることができると感じています。」と述べました。

最後にヒドルストンさんは、「ロキはしばらくの間、存在していました。もっと長く存在するでしょう。」と語り、「一方で私は、みんなが私にしがみついてほしいと思う限り、しがみついていようと思います。」とコメントしました。

シーズン2でも新たな側面を見せてくれる事に期待がかかるロキですが、そのシーズン2は2022年にも制作が始まるだろうと報じられています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-drama-loki-season-2-production-2022/”]

また、先日は映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」に登場するとも報じられ、単独シリーズだけでなくクロスオーバーへの期待も高くなっています。

ドラマ「ロキ」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:Anonymous asked: If you were asked to play Loki for the rest of your life, would you? -Elle (Cleveland, OH)

ドラマ「ロキ」、デザイナーが1話から気づかれていなかったイースターエッグを明かす ─ ラストシーンについても解説

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」のプロダクション・デザイナーを務めるカスラ・ファラハニさんが、本作の1話からフィナーレまでに散りばめられた、ファンが気づいていなかったイースターエッグについて明かしました。

Marvel.com とのインタビューの中でファラハニさんは、第6話で在り続けるものが登場したシタデルの建築について語りました。

©2021 MARVEL,Disney

「コミック(1996年「THOR」#245)では、”時の終わりの城 “が小惑星の上にあるという前例があります。私が初期に提案したのは、建物全体、建築物のすべてが小惑星からその場で削り出されたものであり、他の建築材料は存在しないというアイデアでした。」

ファラハニさんはまた、最初の5つのエピソードを通して、他の場所にあるシタデル石を見るために、ファンはシリーズを再視聴する事をおすすめしています。シタデルに使われた石は1話からいろんな場所に登場していました。

©2021 MARVEL,Disney

この石は1話から登場しており、レンスレイヤーの判事席に使われています。

©2021 MARVEL,Disney

2話で登場した、レンスレイヤーのオフィスの内壁やタイムキーパーの像も、シタデルと同じ建材から出来ていました。

©2021 MARVEL,Disney

第4話ではタイムキーパーとの面会に向かうためのエレベーターの内壁もこの建材でデザインされています。


また、ショーのラストシーンのTVAはカーンの像を除いてまったく同じであるとファラハニさんは保証しました。その理由について「視聴者とロキが別の場所にいること、別のタイムラインにいることを理解するのを遅らせるためです」と述べています。

それゆえにメビウスの「君は誰だ」というセリフになり、直前まで見てきたTVAとは別のTVAに来てしまった事を表現していました。

ヴァリアント・TVAに来てしまったロキと、時の終わりに取り残されたシルヴィはどうやって神聖時間軸に戻ってくるのでしょうか。

ドラマ「ロキ」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:Loki: Deconstructing He Who Remains’ Life’s Work at the Citadel at the End of Time

ドラマ「ホークアイ」は11月配信?出演俳優が意味深発言

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」は撮影を終了し、現在ポストプロダクションの真っ最中ですが、配信時期は今の所アナウンスされていません。そんな中、本作に出演する俳優のフラ・フィーさんのSNSから11月に配信が始まるのではないかと話題になっています。

フラ・フィーさんはInstagramにキャプテン・アメリカの盾をあしらった首輪をした犬の写真を投稿し、「ペットショップには選択肢があまりなかったが、11月にはもっと利用できるようになるだろう」とコメントしています。

Photo by Instagram/fra_fee

「ホークアイ」にはコミックにも登場するクリントの相棒「ラッキー・ザ・ピザ・ドッグ」が登場すると言われており、ロケ現場ではケイト・ビショップを演じるヘイリー・スタインフェルドさんと一緒にレトリバーの姿が目撃されています。

これに合わせて犬用のグッズが増えることは考えられる事で、フラ・フィーさんが11月には増えるだろうという事は、その前後に配信が始まるというのは妥当な所かもしれません。

2021年内のMCUのスケジュールは以下のようになっています。

  • 8月11日:ディズニープラスアニメ「ホワット・イフ…?」
  • 9月3日:映画「シャン・チー」
  • 10月ごろ(米国):映画「ブラックウィドウ」のディズニープラス会員無料配信
  • 11月5日:映画「エターナルズ」
  • 12月17日:映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」

また、「ミズ・マーベル」が2021年後半と発表されているため、ディズニープラスシリーズが重ならないように配信されるとするならば、8~9月「ホワット・イフ…?」、10~11月「ホークアイ」、12月~翌年1月「ミズ・マーベル」となり、今回のフラ・フィーさんの発言は割と想像の範囲内となっています。

あと1,2ヶ月もすれば正式な配信日のアナウンスやトレーラーが公開されるものと見られています。

ドラマ「ホークアイ」は2021年ディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「ロキ」、シルヴィの最後の決断をソフィア・ディ・マルティーノさんが説明

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」の最後の場面でのシルヴィの決断について、シルヴィを演じたソフィア・ディ・マルティーノさんが、Marvel.com とのインタビューの中で説明しました。

ディ・マルティーノさんはシルヴィの決断はずっと抱いてきた怒り、復讐心によるものだと言います。

「彼女は自分の人生を奪ったTVAの背後にいる人物や、少女を連れ去った人物を捕まえることを生涯の使命としています。幼い頃に抱いた怒りが、人生の中でどんどん大きくなっていき、その原因となった人物が目の前に立っているのです。彼を殺せば、自分の気持ちが晴れると思っている。その瞬間の気持ちは、彼女がロキに抱くどんな気持ちよりも強いのです。」と説明しました。

二人の信頼関係について聞かれると、「かなりの問題です。それは両方とも同じように作用します。ロキが信用できなくて、シルヴィが信用できないのかもしれない。あなたが誰かを信用できないのなら、相手はあなたを信用できるでしょうか?お互いに信頼できなければ、何もできませんよね?壊れてしまうんです。」と述べました。

「キスの前に、彼は彼女にとても素敵な言葉をかけるんです。」とディ・マルティーノさんは振り返りました。「ロキは基本的に、『僕はいつも親しい人を傷つけてきた。僕はひどい人間だけど、君が僕を変えてくれたのは、僕が君のことを大切に思っていて、君には大丈夫でいてほしいと思っているからなんだ』と言っていました。誰かが『あなたには大丈夫でいてほしい』と言ってくれることは、特にシルヴィのように傷ついた人にとっては、とても嬉しいことなのです。彼女は自分自身にも大丈夫であってほしいと思っているので、少し心が痛むのです。誰かがそれを認めてくれて、そんな風に彼女を見てくれるというのは、とても力強いことです。」

「でも彼女は計画を最後までやり遂げなければなりません」 とディ・マルティーノさんは続けます。「私にとってのキスは、最後のお礼とお別れのようなものでした。でも、結局のところ、私はあなた(ロキ)ではないし、私には使命があります。だから、また会いましょう。」一拍おいて「そんなことを言うと、とてもひどいことのように聞こえるわね」と笑いました。

そして、シルヴィが少女の頃から望んでいたはずの瞬間が来ます。「あの最後の瞬間は、まさに完全な壊滅状態です。彼女はずっと待ち望んでいた安堵感を得られると思っていました。そのために彼女はここまで築き上げてきたんです。彼女は最後に男を殺し、でも何も感じませんでした。いつものように、怒りや苦しさ、悲しさのようなものを感じる。しかし、何もなく、ただ空虚で、それが本当に悲しいのです。」

これが今シーズンのシルヴィの最後の姿となり、彼女は時間の終わりのシタデルで完全に孤独となり、在り続けるものの警告だけが残ることになります。次の展開について聞かれると、「彼女が(その悲しみを)どうするかは、まだわかりません。別の章を始めるには興味深い場所です」とディ・マルティーノさんは語りました。

復讐を達成し虚無感の真っ只中にいるシルヴィは、幼い頃に願ったように、そしてロキの望み通り、シーズン2で幸せを手に出来るのでしょうか?

ドラマ「ロキ」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:‘Loki’: Sophia Di Martino on Completing Sylvie’s Mission

ドラマ「ロキ」、トレーラーにあったのに本編になかった幻のシーンをピックアップ

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン1が終了し、はやくもシーズン2への期待が高まっていますが、今回の記事では配信前、あるいは配信中に公開された公式トレーラーに注目し、トレーラーには存在したのにドラマ本編で見ることが出来なかったシーンをピックアップしました。

アスガルドの王座

2021年4月に公開されたトレーラー「Marvel Studios’ Loki | Official Trailer | Disney+」(1分40秒あたりから)など複数のトレーラーでアスガルドの王座とその前に立つロキの姿が確認されていましたが、本編には登場しませんでした。

©2021 MARVEL,Disney

トレーラーの公開当時はこのシーンはキング・ロキの登場を示唆していると思われましたが、残念ながらキング・ロキが登場することもありませんでした。

本編ではシルヴィの回想シーンや、ロキが受けたタイムループの刑のシーンでアスガルドが登場しましたが、この幻のシーンとは関係がありませんでした。

アベンジャーズタワー

2020年12月に公開された「Exclusive Clip | Loki | Disney+」(1分30秒あたりから)など複数のトレーラーに登場したアベンジャーズタワーのシーンも本編には登場しませんでした。

©2021 MARVEL,Disney

下の画像はロキ1話に登場したアベンジャーズタワーのもので、穴のあいた丸いオブジェや壁のデザインなどが一致しているものの、ロキの衣装は異なっています。

ロキが使命を果たしたあと、神聖時間軸に戻ってくるのかと思われましたが、そういったことはありませんでした。


また、シーン自体はあったものの、本編とは異なる編集をされているものもありました。いくつか紹介したいと思います。

こちらはラメンティスの崩壊直前にメビウスが逮捕しにくる場面に似ていますが、ロキひとりぶんのタイムドアしかありませんし、周囲も本編と違って危機感はありません。

©2021 MARVEL,Disney

6話のシタデルを歩くロキです。実際は単独ではなくシルヴィと歩いています。トレーラーでは扉を開ける前もロキひとりしかいません。

©2021 MARVEL,Disney

6話のロキとシルヴィの戦いの瞬間ですが、トレーラーでは誰が誰と戦っているのか分からないようになっています。

©2021 MARVEL,Disney

以上、「ロキ」の本編とトレーラーの(気づいた範囲での)違いでした。今回の比較のトレーラーはUS版とJP版に限っています。ちなみにUK版では見たことのないメビウスが映っているというものがありました。

ドラマ「ロキ」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」にロキが登場すると報じられる

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」にロキが登場すると、海外メディア The Hollywood Reporter が報じました。大手映画メディアのこの報道は、すぐさま海外ファンの間で話題になっています。

記事によるとこのニュースに対してマーベルはコメントしていないとの事ですが、THRが報じているからにはそれなりの確証があるようです。

ロキとひとくちに言っても、ドラマ「ロキ」を見た後ではロキの変異体を指している可能性もありそうです。ドラマの主人公だったロキが登場したとしても、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」で落とされ続けたロキとは異なるため、ストレンジとの再会は奇妙なものになりそうです。そして、そもそもトム・ヒドルストンさんのロキではない可能性、シルヴィやまだ見ぬヴァリアント・ロキという事もありそうです。

「ドクター・ストレンジ」の最新作には「ワンダヴィジョン」後のワンダ・マキシモフも登場しますが、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は以前に「ワンダヴィジョンを見ていなくても楽しめる」と発言していました。ロキが登場するとしても同様の配慮はなされていると思いますが、見ておいたほうがより楽しめるのは明らかでもあります。ディズニープラス未加入の方は映画公開前に一ヶ月だけ加入して一気観するなどもいいかもしれません。

今作はすでに撮影を終え、現在はポストプロダクションの段階。今後の情報には要注目です。

映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年3月25日 に米国公開予定となっています。

ソース:‘Loki’ Renewed for Season 2 at Disney+

ドラマ「ロキ」、脚本家、女優がレンスレイヤーの真実について語る

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズンの最終話の配信を終え、レンスレイヤーを演じたググ・バサ=ローさんと脚本家のマイケル・ウォルドロンさんが Marvel.com とのインタビューの中で、レンスレイヤーの真実について語りました。

脚本家のマイケル・ウォルドロンさんは、「彼女は非常に複雑な悪役であり、自分を突き動かす一連の原理と信念を持っています。彼女は、自分のやっていることが悪だとは思っていません。彼女は、その任務がより大きな利益をもたらすものだと信じています。そして、レンスレイヤーはおそらく、タイムキーパーが偽物であることを知ることなく、永遠にこれを続けることができればよかったと思っているでしょう。」と述べました。

さらに、「そして、それが彼女にとって嘘であることが明らかになる。メビウスの時のように、それが彼女を奮い立たせ、自分の人生の目的に疑問を抱かせるのではなく、レンスレイヤーは権力の座に留まりたいのです。彼女はより怒りに満ちた反応をします。」と続けました。

「誰が自分の目を欺いたのか、それを知りたいのです。それを探しに行くのです」とウォルドロンさんは付け加えました。

また、レンスレイヤーを演じるググ・バサ=ローさんは、次のように語っています。

「レンスレイヤーにとって、すべてが非常に整然としていて、白黒はっきりしている状態からスタートするのは楽しかったわ。そして、彼女の現実が崩壊し始めると、私たちは彼女と一緒にそれを発見していました・・・彼女が引き受けることは多く、彼女はより必死になり、彼女にとっての賭けはどんどん難しくなっていきました。」

レンスレイヤーは、組織のハンターとしてスタートし、裁判官にまで上り詰めました。そんな彼女でさえ、タイムキーパーが誰かの操り人形に過ぎないことを知りませんでした。彼女はTVAでの人生を、神聖時間軸を守るために盲目的に過ごしてきたので、これらの事実は彼女にとって飲み込めないものでした。

「TVAのほとんどの人が変異体であり、異なる時代に別の変異体のレンスレイヤーが存在するという考えは、私にとってある種の衝撃でした」とバサ=ローさんは続けます。「私たちは、番組の最後にこの世界に足を踏み入れただけです。でも、多元宇宙はとても壮大だということがわかりました。可能性は無限です。タイムドアの向こう側に何があるのか、その可能性はとても大きいのです。そして最終的に彼女は、このファサード全体を作り上げた人物に復讐したいと思っています。」

しかしながら最終話を見てわかるように、レンスレイヤーの怒りと復讐の対象となる人物はシルヴィによって殺害されました。コミックのように全ての彼を殺すまでレンスレイヤーの旅は続くのでしょうか?

ドラマ「ロキ」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:‘Loki’: The Truth About Judge Renslayer and Miss Minutes