デップー原作者ロブ・ライフェルドさんがマーベルとの関係に終止符、MCU「デッドプール&ウルヴァリン」での扱い不当が原因

マーベル・コミックで30年以上に渡ってデッドプールやケーブルといった有名なキャラクターを生み出してきたクリエーターのロブ・ライフェルドさんが、マーベルとの関係を断つと発表しました。自身のポッドキャスト番組「Robservations」 と、海外メディア The Hollywood Reporter でこれを公にし、その理由についても語っていました。

THRのインタビューでは、2024年7月にニューヨークで開催されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」のプレミアイベントに遡って言及。

ライフェルドさんは会場にて、普段は出席していたアフターパーティーに自分と家族が招待されていないことを知ったと言います。また、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長を含むディズニーの幹部から冷淡に扱われたと感じたと主張し、ファイギ社長はレッドカーペットでライフェルドさんのそばにいたが、ライフェルドさんに挨拶もしなかったと述べています。

これについてポッドキャストでは「それは私を当惑させ、貶め、打ち負かすためのものだった」と補足しました。

そしてもう一つ、ライフェルドさんは、「デッドプール&ウルヴァリン」チームからの写真撮影に応じたものの、後にその写真は削除されたと広報担当者から言われたとの事。ライフェルドさんは、それらの写真は単に形式として撮られただけで、使用されることを意図したものではなかっただろうと主張しています。

7月に映画が劇場公開されてすぐに、ライフェルドさんはマーベルとの関係を断つことを決意したと言います。「ある時点で、『メッセージは受け取った。そしてそのメッセージは明確だ』と思った」とポッドキャストで語りました。

マーベルに対する不快感が大きくなりだしたのは2023年初頭に始まったと説明。コミック「ウルヴァリン」のクレジット表記で揉めた所からスタートしていると言います。

2024年6月3日、ライフェルドさんはマーベルにメールを送り、「デッドプール&ウルヴァリン」で特別クレジットを受け取ることができるか、また映画のプレミア上映やその他のプロモーションの機会へのアクセスに関して他に何が提供されるかを尋ねたと明かし、金銭は要求しなかったとも主張しました。

また、そのメールには「私たちが作り出す世界、キャラクター、コンセプト、特にこの場合はデッドプールの世界がなければ、撮影する映画はありません。配給する大ヒット作もありません。私は事務用品店で簡単に手に入る存在ではありません。私はそのすべての背後にある人間の想像力なのです」と書いたとし、「コミックブックのクリエイターは、後付けとして扱われ続けることはできません。これは簡単な事です。私が手を差し伸べない限り、実現することはありません」と述べました。

結局このメールに対する返事はなかったとしつつ、代理人からはこのメールがマーベル社内であまり受け入れられなかったと伝えられたと説明、このメールから生じた緊張が「デッドプール&ウルヴァリン」のアフターパーティーに招待されなかった事に繋がったとライフェルドさんは考えています。

また、詳細な理由は語りませんでしたが、ロンドンでのイベントでも歓迎されていないと感じたとポッドキャストで語っています。

「ケヴィン・ファイギはコミッククリエイターたちをあまりよく扱っていません。それが私の個人的な経験です。」とライフェルドさんは言います。そして「彼が漫画家たちとの関係を改善できると思いますか? ええ、もちろんできます」とも自問自答しました。

しかし、ライフェルドさんの「クリエイターが不当に扱われている」という主張には各方面からあまり賛同が得られていないようです。

2024年10月のコミコンでのドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」のイベントの際には壇上にクリエイターたちが呼ばれ、「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」の撮影現場にも関連コミックのクリエイターたちが招待されていたとTHRは言います。

ライフェルドさん自身もデッドプールとは関係がないドクター・ストレンジのテスト上映に参加していた事なども発信していた過去があり、少なくとも他のコミッククリエイターよりは破格の対応を受けているようにも見えます。

また、ライフェルドさんはクリエイターの中でも特に声が大きいほうで、しばしばネタバレギリギリの内容のコメントを発したりもしていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-deadpool-3-more-secret-cast/”]

マーベル側としてはこういった予測不能な原作者の行動に参っていた可能性もありますが、現時点でマーベルは今回の件に対するコメントを出していません。

ライフェルドさんは「デッドプール&ウルヴァリン」で不当な扱いを受けたと主張しつつも、公開当時はファンを招き入れ、上映会を主催し、楽しむ一面も見せていました。

「デッドプール4」ないしは「デッドプール&ウルヴァリン2」の制作は正式発表されていませんが、実行される場合は原作者抜きで動き出す事になりそうです。

今後両者の関係が修復される事がなければ、ライフェルドさんの最後のコミックは今月リリースとなる予定です。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Deadpool Creator Rob Liefeld Will No Longer Work With Marvel After ‘Deadpool & Wolverine’ Premiere Indignities

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」、スーは母親なのか?直撃質問されたヴァネッサ・カービーさんが回答

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」が先日、ロケット打ち上げライブ配信にて最初の予告映像を公開。アメリカのテレビ番組グッドモーニングアメリカではこのイベントにて、キャストインタビューを放送しました。

コミックのようにスー・ストームが母親になるのかと質問されたヴァネッサ・カービーさんは「それは楽しみにしておいてください。」と回答を避けつつ、「何十年もの間読み続けてこられた彼女を演じる事ができてとても光栄に思います。私は一番最初のコミックから読み始めましたが、多くのアーティストがこのキャラクターを描き、多くのファンがこのエピソードを毎週待ち望んできたと思うと・・・この家族を自分の人生の一部にしたいと思ったのです。」と述べました。

また、「私たちはこの映画に参加できてとても光栄に思いました。さまざまな年代を読むのは素晴らしかったです。時代は大きく変化しましたが、キャラクターはそれぞれに面白みがあり、私たちが望むものを作ることができました。コミックではキャラクターが4次元的だったので、1本の映画で彼らを生きることができて素晴らしい気分でした。」と付け加えました。

コミックではリード・リチャーズとスー・ストームの夫妻の間にはフランクリン・リチャーズとヴァレリア・リチャーズの兄妹が存在しており、20世紀FOX版では描かれなかった子どもたちについて、MCUでデビューする事が期待されています。

なお、昨年末には撮影が終了しているにもかかわらず、子役の募集が行われている事が報じられていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-fantastic-four-fs-franklin-casting-rumor/”]

この映画では息子のフランクリンが鍵を握っているとも言われており、コミックではアルファレベルでありながらオメガレベルでもある地球上で最大の脅威にも分類されるミュータントパワーを持つ息子がどのような形で導入されるのか、注目されています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 に米国劇場にて公開予定、日本は 2025年 夏公開予定です。

征服者カーン復帰報道に反論も、スクーパーの間でも意見が分かれる

昨日、マーベル・スタジオがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)にジョナサン・メジャースさんの征服者カーンを戻す事を検討していると報じられましたが、別の海外メディアはこれを否定する記事を公開。意見が対立し、話題となっています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-kang-the-conqueror-return-rumor/”]

先日の記事に対して、海外メディア TMZ「ジョナサンは刑事裁判で有罪判決を受けて2023年にMCUから追放されて以来、MCUへの復帰に向けたいかなる交渉も行っていないと聞いている。」と報告。復帰の噂を否定しています。

スクーパーの間でも意見が割れているようで、MTTSH 氏は「もとのレポートは検討中という内容でそもそも交渉しているかどうかは別問題」と指摘。アレックス・ペレス氏は昨日の報道に対して「絶対にない」と主張しています。

何にしてもジョナサン・メジャースさんが俳優活動を再開し、いくつかの作品の公開が迫ってきている事は事実であるため、実際にMCUに復帰するのかどうかは見守る必要がありそうです。

ソース:Jonathan Majors Not In Talks For Marvel Comeback

【ネタバレ注意】映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は五次元に言及すると言う【噂話】

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」の予告が公開され、その中ではリード・リチャーズがマルチバースに関する研究をしているシーンが含まれていました。これは以前のリーク通りと言える内容でしたが、本作ではさらに五次元に言及されると言います。

※これより先は「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

海外メディア TCC のアレックス・ペレス氏は「映画では五次元について言及されます。リード評議会がこの映画に登場するかは不明ですが、リードが他の宇宙とコンタクトを取ろうとしています。」と報告。

以前に本作のプロットリークとして報告されていた内容では、リードたちは神聖時間軸の住人でありながらこのユニバースに閉じ込められてしまっており、帰る方法を模索しているとされていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-fantastic-four-plot-rumor/”]

予告の中でリードが黒板に「別の宇宙」の「入口」と「出口」についてアイデアをまとめているシーンがあり、リークと一致しているようにも思えます。

リード評議会とは映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」の最後で見たカーン評議会のリード・リチャーズ版で、マルチバースのリード・リチャーズが集まって会議を行うもの。これが映画に登場した場合、神聖時間軸に戻る方法がここで探求されるのではないかと予想されます。

以前にはこの評議会が、過去にリードを演じたヨアン・グリフィズさん、マイルズ・テラーさん、ジョン・クラシンスキーさん、アレックス・ハイド・ホワイトさんらや、有力候補とされていたアダム・ドライバーさんのような俳優たちで構成されるだろうとも報じられていました。

リードの変異体が集まるとなれば、悪のリード・リチャーズであるザ・メイカーの存在が気になる所であり、さらに大きなトラブルを招く事態になるかもしれません。

現代科学において0次元が点、1次元が線、2次元が面、3次元が立体(空間)、4次元が時間を加えて行くとされており、これを束ねてユグドラシルを作ったのがゴッド・ロキ。5次元になるとそのユグドラシルが複数個存在するパラレルワールドを表現する事になりそうですが、マーベルのマルチバースはさらなる新展開を迎えていくのでしょうか。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 に米国劇場にて公開予定、日本は 2025年 夏公開予定です。

ソース:Alex Perez Q&A: Daredevil, Fantastic Four, Hulk, Marvel Comics, Moon Knight & More! (January 2025 #2)

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」、監督がセス・ロリンズさんを全カットした事についてコメント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」のジュリアス・オナ監督が、海外メディア Comicbook.com とにインタビューでセス・ロリンズさんの出演シーンが全カットされた事について質問され、理由を語りました。

監督はセス・ロリンズさんが演じていたサーペント・ソサエティの一人について言及し、次のように述べています。

ご存知のとおり、蛇の姿に変装し、蛇に似た力を持つサーペント・ソサエティのようなキャラクターをコミックから取り上げる場合、常に繰り返し試行錯誤して、このような映画に最も適したバージョンを見つけ出そうとします。私はセスが大好きで、素晴らしい人物です。

しかし、私たちは進化を続け、追加の撮影期間があることを知っていました。それは、計画されていたプロセスの早い段階で行った撮影期間の 1 つにすぎません。私たちは、『このトーンに合う非常に特別な種類の重厚さをもたらすことができる人は誰か』と考えていました。そして、ジャンカルロが空いていると分かったとき、もはや考えるまでもありませんでした。

再撮影に際してジャンカルロ・エスポジートさんを出演させる事が出来ると分かった時、脚本が大きく変わる事になったようです。監督はエスポジートさんについて、続けて語っています。

彼とは特別な思い出があります。彼はスパイク・リーと仕事をしたことで有名です。私は19歳のときにスパイク・リーのもとでインターンをしました。

そしてもちろん、ファンは長い間MCUで彼をファンキャストしてきました。だから、私がこの映画に抱いている地に足のついた雰囲気とビジョンの中で、すべての要素がうまく機能するようにすることが本当に重要でした。そして、私たちが進化し、繰り返していくうちに、ジャンカルロは理にかなった存在になりました。この映画に彼が出演してくれるなんて、本当に幸運です。

セス・ロリンズさんはコミックのサーペント・ソサエティのメンバーであるキングコブラ/クラウス・ボーヒーズを演じていると考えられていましたが、ジャンカルロ・エスポジートさんの起用により、このシーンは全て削除されてしまいました。

エスポジートさんはコミックのサーペント・ソサエティの王であるサイドワインダー/セス・ヴォルカーを演じることが発表されています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-captain-america-4-sidewinder-update/”]

削除されてしまった元WWEレスラーのロリンズさんは、「演技が好きな訳では無いから気にしていない」としつつ「いい作品になるはず」と応援のコメントをしていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-captain-america-bnw-seth-rollins-confirmed-to-losing-his-role/”]

サーペント・ソサエティはもともとキャプテン・アメリカの3作目の映画「キャプテン・アメリカ:サーペント・ソサエティ」で登場予定でしたが、その後脚本は大きく変更され、3作目は「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」となりました。

約10年越しになんとか登場にこぎつけたサーペント・ソサエティは今後のMCUに何らかの影響を与えるものと考えられています。エスポジートさんは映画出演は予告であり、メインの出演はドラマになると役の正式発表前に明かしていました。

したがって、サーペント・ソサエティの他のメンバーがドラマで登場する事が予想されますが、セス・ロリンズさんが再度キングコブラを演じる機会が用意されるのか、今後の展開にも注目です。

「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」はアンソニー・マッキーさんが主人公キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンを続投する他、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」からダニー・ラミレスさん演じるホアキン・トレス、カール・ランブリーさん演じるブラック・キャプテン・アメリカ/イザイア・ブラッドリーが再登場。

その他、ヴィランとして映画「インクレディブル・ハルク」よりティム・ブレイク・ネルソンさん演じるザ・リーダー/サミュエル・スターンズが再登場し、故ウィリアム・ハートさんに代わってハリソン・フォードさんがサディアス・”サンダーボルト”・ロスとして登場。

また、リヴ・タイラーさんが撮影現場で目撃されており、サディアスの娘ベティ・ロスを「インクレディブル・ハルク」ぶりに再演すると見られています。

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は 2025年2月14日 、日米同時に劇場公開予定です。

ソース:Captain America 4 Director Addresses Seth Rollins Getting Cut From MCU Sequel

【噂話】リブート版SSUの中心人物はスパイダーマン/マイルズ・モラレスに?

ソニー・ピクチャーズが制作してきたSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)は2024年に映画「マダム・ウェブ」、「ヴェノム:ザ・ラストダンス」、「クレイヴン・ザ・ハンター」の3本を公開するも振るわず、現在はドラマ「スパイダー・ノワール」を制作中です。ユニバースの中止や再起動が噂される中、この世界はソフトリブートされると新たに報じられています。

海外メディア TCC は「まだ鵜呑みにするべきではない」と前置きしつつ、「ソニーはアベンジャーズ:シークレット・ウォーズ後にユニバースをリブートし、マイルズ・モラレスを中心に展開させていくようだ」と報告。

2027年公開予定のディズニーとマーベル・スタジオによるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」ではコミックの「シークレット・ウォーズ」になぞらえて、様々なユニバースが混じってひとつの新しいユニバースが誕生すると考えられています。

どうやらSSUもこれの影響を受けるという設定のもと、これまでに描いてきた要素のいくつかを残しつつ、新たなものを導入するソフトリブートの形を取って新しいSSUを始める計画と検討中、ということになるようです。

その新しいSSUの中心となるのが、これまた「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」で紹介されると期待されているマイルズ・モラレスになるようで、トム・ホランドさんのスパイダーマンをMCUに残して「スパイダーマン6」までを制作しつつ、新SSUはマイルズのスパイダーマンを中心に展開する事が予想されます。

以前にマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長はMCUでマイルズを紹介する時期について言及していました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-miler-morales-kevin-feige-comments/”]

SSUの失敗の大部分はスパイダーマン不在によるフラストレーションが大きく、コミックのヴィランをなんとか正当化してダークヒーローに仕立て上げようとしたことが、うまくいったキャラもいれば失敗したキャラもいました。

これを解消するために、マイルズ・モラレスのスパイダーマンやスパイダー・グウェンが中心に来る事が予想されていましたが、現状はマイルズが有力になっているようです。

SSUがこのまま終わるにしろ、噂のようにソフトリブートされるにしろ、ドラマ「スパイダー・ノワール」がどういう立ち位置になるかについて、ソニーはコメントしていません。

制作発表時、Amazon MGM Studios のテレビ部門責任者であるヴァーノン・サンダース氏は次のようなコメントを発表しています。

「ノワール」でマーベルの世界を拡大することは非常に特別な機会であり、このシリーズをグローバルな Prime Video の顧客に提供できることを光栄に思います。非常に才能のあるニコラス・ケイジは、新しいスーパーヒーローにとって理想的な選択であり、フィル・ロード、クリストファー・ミラー、エイミー・パスカル、そしてソニーの素晴らしいチームによる優れたプロデュースチームは、このフランチャイズを最も本格的な形で拡大することに専念しています。

ソース:Alex Perez Q&A: Daredevil, Fantastic Four, Hulk, Marvel Comics, Moon Knight & More! (January 2025 #2)

「デッドプール&ウルヴァリン」、ダフネ・キーンさんがアベンジャーズとの共闘に意欲を示す

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&うウルヴァリン」(2024年)で、2017年公開の映画「LOGAN」よりX-23/ローラ・キニーを再演したダフネ・キーンさんが、今後のMCUでのさらなる再演について意欲を示しました。

サターン賞授賞式会場でインタビューを受けたダフネ・キーンさんは今後のローラをどのようなものにしたいかと質問され、アベンジャーズと共に戦いたいと述べています。

ローラが楽しいチームを組むのを見たいですね。また、ローラが小規模なストーリーに出演するのも見てみたいです。ローガンで彼女を演じるのは楽しかったです。ローガンはとても荒々しい作品でした。それがとても楽しかった。でも、アベンジャーズと組んで大規模なアクションファイトを演じることも、とてもとても楽しみです。

さらにMCUが「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」で世界がリセットされ、ローラが新しいウルヴァリンになるという噂について質問されると、「えっと、私たち二人(ローラとローガン)がそこにいてもいいですか?」と回答し、「二人ともそこにいられたら、本当にうれしいです。」とヒュー・ジャックマンさんと二人で残りたいとコメントし、「素晴らしいですね。ええ。正直、ローラが関わるものなら何でも喜んでやります。」と強く再演の意思を示しました。

ダフネ・キーンさんは昨年11月にも「ローラを一生演じ続けたい」と発言しており、今後の再登場が期待されています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-deadpool-3-dafne-keen-wants-to-replay-x-23/”]

先月の段階では「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」にローラが再登場するとも報じられていましたが、実際にどうなるのか続報にも注目です。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-and-secret-wars-confirmed-3-characters-rumor/”]

【噂話】映画「ブラックパンサー3」はホラーやスーパーナチュラルなものに?

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー3」は、ホラー映画やスーパーナチュラル映画の側面を持つものになると報じられました。ここ数ヶ月、ブラックパンサー最新作に関する話題が出始めていますが、話し合いはまだ本格的に始まっていないともされています。

海外メディア TCC のレポートによると、ティ・チャラの息子トゥーサンが「ブラックパンサー3」でその役割を引き継ぐと聞いたとしつつ、これが「他のブラックパンサーの変異体が事前にアベンジャーズ映画に登場する可能性を排除するものではありません。」 と言います。

また、「ライアン・クーグラー監督は​​、前作と比べて、この映画ではもっとホラーやスーパーナチュラル、スリラーの雰囲気に傾倒したいと考えていると聞いています。」と報告しています。

この話は別のスクーパーが報じていた、「ブラックパンサー3のヴィランがアチェベになる」という事と通じるものがあるようにも思える所ですが、つい先日、スタジオのエグゼクティブプロデューサーのネイト・ムーアさんは「ブラックパンサー3」の話し合いが本格的に始まるのは今年の後半だと明かしていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-black-panther-t-challa-recast-rumor-debuks/”]

しかし、ムーアさんは 2022年 の段階で3作目のアイデアはあるとも明かしており、大まかな展開はすでにあると考えられています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-black-panther-2-producer-confirmed-next-idea/”]

今ある噂は全て初期プランのアイデアレベルである事が推測されますが、開発の過程でどのように変化していくのか注目です。

ソース:Alex Perez Q&A: ‘Avengers: Doomsday’ & ‘Secret Wars’, Black Panther & Captain America (January 2025 #1)

【噂話】ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2に俳優の【ネタバレ】が戻って来ると言う

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」のシーズン1の配信開始が迫る中、シーズン2の撮影も始まろうとしていますが、ここにとある俳優さんが戻ってくると海外スクーパーが報じています。

※これより先は「デアデビル:ボーン・アゲイン」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

スクーパーの MTTSH 氏は「エルデン・ヘンソンが撮影に参加するようだ」と報告。Netflixのマーベルドラマ「デアデビル」からフォギー・ネルソンを演じてきたエルデン・ヘンソンさんがセットに戻ってくることを予告しました。

フォギー・ネルソンはシーズン1で生死の境をさまよう事が予想されていますが、ひとまずシーズン2にも出演するようです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-deredevil-born-again-spoiler-death-rumor/”]

氏の報告にそれ以上の詳細はなく、無事に死を回避するのか、危篤状態が続いているのか、それとも回想シーンになってしまうのかは現時点で不明であり、彼の運命を示すものはありません。

コミックでも悪人に刺殺された後、実は生きていましたと帰ってきたキャラでもあるため、彼の未来の予測は難しくなっています。

Netflix版よりもダークになると予告されている「ボーン・アゲイン」ですが、どのような物語が展開するのか注目です。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-daredevil-born-again-show-runner-explains-diff-netflix-version/”]

「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて戻って来る事になります。

また、本作はこの後に予定されている「スパイダーマン4」などにも影響を与える物語になるのではとも考えられています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで配信予定です。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」、ポスターのAI使用疑惑にスタジオが否定の声明を発表

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」の最初の予告映像が昨晩公開され、それと共にいくつかの新ポスターが公開されました。その一部に「AIを使用して作成されたのではないか」と疑惑の声が上がり、話題となっています。

スタジオから公開されたポスターは以下のようなもの。

一方で FilmStories は9つの不審な点があると指摘。

例えばひとつめは旗を持つ人物の指が1本少ないというものですが、握り方や角度によっては人差し指が隠れて見えるケースもあるため、AI生成によるものと断言する事は出来ません。

2つ目はデュープヘッド、つまり同じ顔の人物がいるとの指摘ですが、アーティストが群衆を描く上で手抜きのコピペをすればそういう事も十分起こり得るでしょう。コピペといっても奥の人物は少しぼかしがかけられて遠くにいる事が表現されています。

どれもAIによるものとは言い切れない指摘ですが、近頃のAI技術の向上により見分けがつかなくなってきているのも事実。

The Wrap はこの件についてマーベル・スタジオに問い合わせた所、広報担当者は「本作ではAIを使用していない」と否定したと記事を出しています。

マーベル・スタジオは以前にドラマ「シークレット・インベージョン」のオープニングをAIで作成したとしており、これは不気味だとして多くの不評を受けていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-secret-invasion-ai-generated-opening/”]

最近は映画「サンダーボルツ*」のポスターもAI使用疑惑で炎上していました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-poster-ai-suspicion/”]

なお、今回話題になった「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」のポスターにはコミックでヒーローたちの姿を追い続けたカメラマン、フィル・シェルドン(フィル・シェルダン)の姿も描かれていると話題になっています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 に米国劇場にて公開予定です。

ソース:Marvel Denies Using AI in ‘Fantastic Four’ Poster Following Social Media Backlash