映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」の予告はもうすぐ?プロデューサーが示唆

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」や「ウェアウルフ・バイ・ナイト」のプロデューサーを務めるブライアン・ゲイさんが、海外メディア One Take News とのインタビューで、アントマン最新作の予告動画のオンライン公開について言及しました。

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ゲイさんは D23 Expo 2022 で来場者向けに公開された予告について「来年早々にこのプロジェクトをみんなと共有できることにとても興奮しているんです。今のところ、この映画について私が楽しんでいることのひとつは、1作目の「アントマン」の映画は小さくなるけれど、この映画は大きくなるんだ!というジョークをいつも言っていることです。D23でいくつかお見せすることができましたが、秋にはもっとお見せできますし、もちろん来年早々の劇場公開にも間に合います。家族全員が戻ってくるのは楽しいですし、かなり大きな冒険に出るので、前作とは本当に違う感じになると思います。」と語りました。

12月は冬だろうと考えると、今月か遅くとも来月には公開されると考えられるアントマン最新作の予告動画。

現在、MCUで予告公開がもっとも遅かったのは映画「ソー:ラブ&サンダー」で劇場公開の約80日前のオンライン公開でした。仮に「ラブ&サンダー」と同程度だったとして、「クアントゥマニア」公開日から逆算すると、おおよそ11月下旬の予告公開になります。

そして、映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」の予告は劇場公開の111日前にオンラインリリースされており、これと同程度ならば10月下旬にはYoutubeなどで見られると予想されます。

さらに言うと、MCUの予告公開時期は劇場公開の平均約160日前であり、正直な所いますぐに公開されたとしてもおかしくはありません。

少なくともD23限定で予告は制作されているため、オンラインでも間もなく公開されるものと見られています。

本作はMCUフェーズ5の最初の映画作品であり、2025年公開予定の「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」にも直接つながっていくと発表されています。

映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」は 2023年2月17日 米国公開予定です。

ソース:‘Werewolf By Night’ Producer Brian Gay Teases ‘Ant-Man and the Wasp: Quantumania’ (Exclusive)

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」、7話のチェックポイント

2022年9月29日配信のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1エピソード7「The Retreat(邦題:リトリート)」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想、考察などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

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ジョシュとの恋

前回のエピソードで登場したジョシュといい感じになり、デートの当日から始まる今回の物語。仕事をこなし、デートをし、また翌日もその繰り返し。ベッドを共にした朝、ジョシュの姿はなく、以降連絡が取れない状態に。

職場ではニッキがジェニファーが最優秀女性弁護士にノミネートされた事を祝福し、ガラ(祝祭や催し、特別なパーティーの意。この場合は授賞式パーティー)に行けるかもと期待を高めています。ジェンがスマホばかり見ているのはインテリジェンシアを気にしているのかと不安になるも、ジョシュとの連絡がないだけとわかり一安心のニッキ。

その日は連絡がないまま、翌日土曜日になり、また連絡がないまま、また次の日。日曜日の朝、待望のコールはジョシュではなく、エミル・ブロンスキーの保護観察官からの電話でした。

なお、今週のQRコードはデート映像の間、フードトラックのカウンターに表示されています。QRコードの示す公式サイトで、今週は後述のポーキュパインが登場するコミック「Tales to Astonish #48」が無料です。

©MARVEL,Disney

サマー・トワイライツ

エミルがつけている抑制装置から警告があったと知らされ、アボミネーションに変身している危険を考慮して現場に向かうジェニファー。向かう車中でもジョシュからのチャットが気になる危険運転をしています。

一足早く現場に到着していた保護観察官のチャックと合流すると、「緑のスーツを着ろ」とシーハルクになるよう促されます。ハルクになる事を何て言うんだ?という質問に対して、英語では「Hulking out(激怒する)」、日本語字幕では「ハルク!」、日本語吹き替えでは「ハルク最強」と表現されています。

チャックがエミルの装置を調べるシーンではしっかりとシーハルクに変身し、万一に備える姿が描かれています。しかしチャックの心配をよそに、装置は電気柵にあたった影響による故障という事でした。

ジェニファーは「苦労して刑務所から出して貰ったから、戻されるような馬鹿な真似はしないと思ってた」とエミルを信頼している様子。「アントマン&ワスプ」のスコット・ラングが聞いたら何と答えるのでしょうか。

用事が済むと一目散に退散したチャックに続き、帰ろうとするジェニファーの前に取っ組み合いをする男たちが現れ、ジェニファーの車は大破してしまいます。

マン・ブル

1971年のコミック「デアデビル #78」に初登場したマン・ブルことウィリアム・トーレンス。デアデビルと戦った事がある彼は、血清によってミノタウロスのような身体とパワーを持つ怪物へと変貌しました。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」に登場した緑のミノタウロス「リントラ」と同様の大きな身体が特徴のキャラクターなのですが、本作に登場したマン・ブルはそれに比べるとやや小ぶり。彼がコミックの起源をどこまでなぞっているのかは不明です。

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エル・アギラ

闘牛士風の衣装に身を包んだエル・アギラもコミックからのキャラクター。1979年のコミック「パワーマン&アイアンフィスト #58」に登場した本名アレハンドロ・モントーヤ、スペイン語でワシを意味するエル・アギラは、生体電気エネルギーを操るヒーローミュータント。今回のドラマでも電気を操るようなシーンがある事は興味深いところです。ホークアイとは何度か衝突した経験もあります。

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コミックではエル・アギラとマン・ブルの間に因縁はありませんが、闘牛士と牛男のマッチングで選ばれたようです。

ちなみにエル・アギラを演じているジョセフ・カスティーヨ=ミディエットさんはNetflixドラマの「ジェシカ・ジョーンズ」にイザイアという元陸軍兵士役でも登場していました。

アボマステ

レッカー車到着までの間、ここで過ごさざるを得なくなったジェニファー。ジョシュからの返事がきになるのに電波もなければWi-Fiもない、といった状況でスマホを片手に電波を探し歩くのでした。そして行き着いた先はエミルがグループセラピーをしている小屋。

アボミネーションとナマステをくっつけてアボマステと命名しているようです。

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ポーキュパイン

コミックのポーキュパインはいくつかのバージョンがありますが、1963年のコミック「Tales to Astonish #48」に登場したアレクサンダー・ジェントリーがもとになっているようです。米国陸軍の武器設計者だったアレクサンダーは、ヤマアラシをアイデアとした攻防一体のスーツの開発に取り組みました。開発に成功したアレクサンダーは自身の才能を高く評価しつつも、政府はたいして評価しないだろうと考え、スーツを引き渡す事をやめ、自分で着用して犯罪行為に手を染めました。

全身を覆う針からは化学薬品などを噴出する攻撃にも利用でき、ドラマではコミックのガス攻撃をニオイで表現しています。

©MARVEL,Disney

サラセン

コミックにおいてサラセンは二人存在しますが、「自分を吸血鬼だと信じている」という紹介から察するに1999年の「ブレイド:ヴァンパイアハンター#1」に登場したキャラクターである可能性が極めて高いです。もう一人のサラセンは1989年の「パニッシャー」のコミックに登場した暗殺者、テロリストです。

コミックのサラセンは実際に吸血鬼であり、マーベル・コミック史上で一番古い吸血鬼でもあります。ヴィジュアル的には完全に別人。

©MARVEL,Disney

しかしドラマのサラセンは普通に日光の下で歩いているため、エミルの説明どおりただの人である可能性や、ブレイドと同じデイウォーカーになっている可能性が考えられます。なお、コミックのブレイドには娘がデビューするはずでしたが、何らかの事情でキャンセルされました。サラセンがブレイドの息子として編入された可能性を指摘する海外ファンもいますが、どうなのでしょうか。

レッカーとの再会

レッカー車待ちの間にレッカーと再会するという、とてもシンプルなジョークのような展開。

コミックのレッカーはノルンの女王カルニラによって魔法で強化された犯罪者で、ムジョルニアのように投げても戻ってくる魔法のバールを武器としていました。3話ではニューアスガルドの建築道具からパワーを得ていると説明されており、道具のなくなったレッカーはただの人間に戻っているようです。

3話での出来事をリプレイするように第4の壁を破って制作スタッフに指示すると、視聴者にわかりやすいように過去のシーンが挿入されます。

この事で怒り、シーハルクになったジェニファーは軽々とレッカーを投げ飛ばすも、周りから落ち着くよう促され、レッカーの話を聞くことに。しかし、話はあっという間にすり替えられ、ジェニファーの目下の悩みであるジョシュから返事がない件とジェニファーとシーハルクの関係についてのカウンセリングが始まります。

最終的にジョシュの電話番号を削除し、綺麗さっぱり忘れる事でめでたしめでたし・・・?

スロット・トーイング

到着したレッカー車にはスロット・トーイングという社名がプリントされており、そのドライバーの名前はダンになっています。

©MARVEL,Disney

これはコミックの「アメイジング・スパイダーマン」や「シーハルク」を制作したダン・スロットさんの名前を引用しており、本人も自身のTwitterにて報告しています。

ジョシュの真実

キレイに終わったかと思いきや、物語はデートの日に戻り、ジョシュがハルクキングと繋がっていた事が判明します。

インテリジェンシアのボスであるハルクキングの正体探しはMCUファンの目下の注目ポイントのひとつです。

コミックのインテリジェンシアはハルクに対抗すべく、サディアス・ロスをレッドハルクに改造しています。そして、インテリジェンシアを作ったのがリーダー/サミュエル・スターンズであり、映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」に再登場する事ロス長官役に新たなキャスティング計画が進んでいると報じられている事、そしてコミックにはレッドハルクが結成したバージョンの「サンダーボルツ」がある事などから、ハルクキング=リーダーの見方が強くなっています。

これはコミック通りの展開とも言えるもので、果たしてマーベル・スタジオがそのようなコミックと同じ脚本を採用するだろうかという点で疑問が残る所です。

一方、エミル・ブロンスキーが黒幕説も強いものです。今回のエピソードではジョシュとのコネクションを半ば強引に切っており、追跡を阻止する狙いがあるようにも見えます。また、エミルを演じるティム・ロスさんが「本当にエミルが改心したのか分からない」ともインタビューで語っている事も、やや気になる所です。

ただし、エミルがハルクの血を求める事はやや不自然なポイントです。エミルには既にハルクの血が入っているため、自身を採血しても研究は可能なように思えます。それともエミルはアボミネーションは失敗で、ハルクとシーハルクは成功と捉えているのでしょうか。

また、別案としてトッドの名前なども候補にあげられています。

6話の最後では特注のような注射器が表示されており、3話でのレッキングクルーたちが「普通の注射針では歯が立たなかった」失敗から、ヴィブラニウム製の注射針ではないかと予想されていました。しかし今回の話の流れでは、おそらくジョシュはシーハルクではなくジェニファーから採血しているように思えます。

シーハルクの頑丈な肌を刺せる針を作ったものの、結局はシーハルクを拘束する事自体が難しいため、計画を再変更したのでしょうか?

残されたエピソードでは、デアデビル登場やソコヴィア協定への言及などが描かれる予定になっています。タイタニアは再度もどってくるのでしょうか?残る2話でどこまでの謎が明かされるのか、注目となっています。


ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第8話は 2022年10月6日 配信予定です。

デボラ・アン・ウォールさんはドラマ「デアデビル:ボーンアゲイン」へのオファーを待っている

Netflixのドラマ「デアデビル」でカレン・ペイジを演じたデボラ・アン・ウォールさんが、海外メディア Collider のポッドキャストに出演し、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」での再演について言及しました。

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インタビュアーから今後のカレン・ペイジについて質問されると、「つまり、私にとってとても意味のあることなんです。あのキャラクターをとても愛していますし、恋しいです。私たちは本当に(Netflix版は)未完成だと感じていました。もっともっと語りたいことがあったのに。だから、みんなが彼女を愛してくれて、もっと見たいと言ってくれるのは、本当に嬉しいことです。私も再演したいと思っています。私はここにいますよ、マーベルは私の電話番号を知っています。」と述べました。

インタビュアーが「嘆願書を出して、毎日マーベルを困らせてやりましょう」とジョークを言うと「私の知る限りでは、私はいつでも参加可能です。しかし、それはスタジオ次第です。彼らが最高のストーリーを伝えるつもりであることは分かっています。その中にカレン・ペイジが含まれるなら、それはとてもエキサイティングなことでしょう。でも、もしそうでなかったら、私は幸せな視聴者になるでしょうね。」とオファー待ちである事を明かしました。

過去のインタビューではデボラ・アン・ウォールさんだけでなく、デアデビルを演じたチャーリー・コックスさんも、彼らの描ききれなかった物語に心残りがある事を明かしており、公式に制作が発表された「デアデビル:ボーン・アゲイン」では物語がどの程度継承されるのか、ファンから注目されています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は2024年春にディズニープラスで配信予定です。

ソース:Deborah Ann Woll & Kristin Bauer on Revisiting ‘True Blood’ for the ‘Truest Blood’ Podcast

映画「ブレイド」の破棄された脚本が判明、100年前から始まる予定だった

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブレイド」の脚本内容について、海外メディア The Illuminerdi が報じました。先日はバサーム・タリク監督の突然の降板が報じられましたが、脚本についても一旦破棄されるようです。

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記事によると、ステイシー・オセイ・クフォーさんが用意していた脚本は以下のようなものだと伝えています。

物語の大部分が1920年代に設定され、ヨーロッパのヴァンパイアが登場する予定でした。また、1920年代以外の複数の時代のシーンが登場する可能性があると聞いています。おそらく、1920年代以降の数十年間を描く可能性があり、MCUの現代につながる可能性もあります。これは、舞台裏の揺らぎを考えるとすべて変わる可能性がありますが、映画がブレイド、別名エリック・クロス・ブルックスの起源に焦点を当てていることを示し、おそらくコミックから大きな影響を受けていると思われます。コミックでは、エリック・クロス・ブルックスは1929年にロンドンの売春宿で生まれました。

彼の母親が出産中に合併症が発生し、医者が呼ばれたが、その医者は実はヴァンパイアのディーコン・フロストの変装でした。フロストはエリックの母親を噛んで殺し、何らかの方法でヴァンパイアの酵素を移し、エリックのDNAを変化させ、人間とヴァンパイアのハイブリッドにしました。エリックはロンドンの売春宿で育ち、ジャズ・ミュージシャンのジャマル・アファリからヴァンパイアと戦うための訓練を受けました。アファリは、ナイフやダガーの扱いに長けていることから、エリックにブレイドというニックネームをつけた。

海外メディア The Direct によるとこの脚本は破棄され、ドラマ「ムーンナイト」の脚本を担当し、アニメ「X-MEN’97」のヘッドライター兼エグゼクティブプロデューサーでもあるボウ・デ・マヨさんによってゼロから再構築されていると言います。

映画公開日まで13ヶ月、果たして間に合うのでしょうか?

映画「ブレイド」は 2023年11月3日 に米国公開予定です。

ソース:NEW DETAILS ABOUT THE BLADE SCRIPT REVEALED: EXCLUSIVE

【噂話】「アーマー・ウォーズ」がドラマから映画に変更されたのはトニー・スタークのせい?

先日報じられたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「アーマー・ウォーズ」がディズニープラス向けのドラマ作品から劇場公開用の映画として作り直されるというニュース。このニュースに対して、海外ファンはトニー・スタークのせいではないかと考え始めています。

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インサイダーの@GraceRandolph「これが私の理論です。アーマー・ウォーズが映画になったのは、トニー・スタークが AI として戻ってきたからです。単なる理論です。」と投稿。

コミックのトニー・スタークは自身をAI化しており、かつてアイアンマンにJ.A.R.V.I.S.やF.R.I.D.A.Y.と言ったAIが搭載されていたように、現在はアイアンハートにスタークAIが搭載されています。

©MARVEL

@JayBanziaは、「ロバート・ダウニーJr.が存在するだけで『アーマー ウォーズ』のリリースへのオッズが高くなった可能性がある」と述べています。 

ファンダムに人気のアカウント@therealsupesは、アーマーウォーズは本質的に「トニー・スタークの技術が悪人の手に渡る映画であるため、トニーが AI として戻ってくる可能性は非常に高い」と考えているようです。

実際トニー・スタークは映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」の最後でホログラム映像技術を完成させており、これとAI技術を組み合わせて、コミックのように自身をAI化し、バックアップしていたとしても不思議ではありません。

また、「アーマー・ウォーズ」ではローディだけでなく、ハーレー・キーナーやハッピー・ホーガン、ペッパー・ポッツとモーガン・スタークもアーマーをまとうのではないかと考えるファンも多く、ドラマから映画になった事でこれらが実現する可能性も上がったと考えられています。

本作がどのような進化を遂げることになるのか、今後の情報には要注目となっています。

ドラマ「アーマー・ウォーズ」のリリース時期は未定です。

ドラマ「アーマー・ウォーズ」はキャンセルか、映画として再起動中と報じられる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アーマー・ウォーズ」は2020年後半にプロジェクトが発表されて以降、先日のD23 Expo 2022でも配信日などの具体的な情報はありませんでした。そんな中、海外メディア The Hollywood Reporter は「アーマー・ウォーズ」が全6話のドラマ形式から劇場映画として再構築を始めていると報じています。

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記事によると、マーベル・スタジオは2023年の生産開始を目指して「アーマー・ウォーズ」を進めていましたが、先週の木曜日、クルーに向けて方向性の変更が通知されたと言います。

「アーマー・ウォーズ」はヘッドライターにヤシル・レスターさんの起用が分かっていますが、公式に監督は明かされていません。

マーベル・スタジオが制作の形式を変更するのはこれが初めてではなく、「ホークアイ」はもともと映画として開発されていたものをドラマへと変更しています。

スタジオのケヴィン・ファイギ社長は以前に「ドラマは映画一本と同じ予算で制作している」とコメントしており、MCUのドラマはかなりの規模で制作されている事が分かっていました。ドラマに映画と同じコストをかける事はまずありませんが、それでも作品のランタイムを考えると、やはり映画のほうが時間単位の予算が高いという事でもあります。つまりドラマのほうが映画より高品質な映像になる事が期待でき、「アーマー・ウォーズ」は映画でなければ描けないと判断されたのかもしれません。

「アーマー・ウォーズ」について詳しいことは発表されていませんが、主人公ウォーマシン/ローディを演じるドン・チードルさんは「トニー亡き世界でローディの過去と、そして未来を探求する。」と語っています。

本作はトニー・スタークの遺産を巡る物語になる事から、トニーの制作物の流れでもあるホワイト・ヴィジョンや後継者とも言えるアイアンハート/リリ・ウィリアムズ、敵対勢力として「アイアンマン2」の武器商人ジャスティン・ハマーや、「アントマン&ワスプ」のブラックマーケットの売人ソニー・バーチなどの再登場が予想されています。

D23 Expo 2022ではドラマ「シークレット・インベージョン」にドン・チードルさん演じるウォーマシン/ローディが登場し、「アーマー・ウォーズ」へと続くとも説明されました。

ドラマ「アーマー・ウォーズ」のリリース時期は未定です。

ソース:Marvel Shakes Up ‘Armor Wars’: Don Cheadle Series Now Being Developed As a Movie (Exclusive)

この話題は後日マーベルによって公式に認められました。

エリザベス・オルセンさんが今後のワンダについて言及、アベンジャーズからX-MENへ?

マーベル・スタジオ制作のドラマ「ワンダヴィジョン」や映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でスカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフを演じたエリザベス・オルセンさんが、今後のワンダについて、映画「デッドプール3」でのウルヴァリン再登場のニュースを交えながら言及しました。

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海外メディア Variety とのインタビューでMCUにヒュー・ジャックマンさん演じるウルヴァリンが登場すると聞かされたエリザベス・オルセンさんは「あら、そうなの?」と初耳だとしつつも、「どうなんでしょう。もし、X-MENを登場させるなら、ウルヴァリンもX-MENだと思うんです。つまり、X-MENフランチャイズに登場する多くの人たちと一緒に仕事ができたらとてもクールだと思います。マイケル・ファスベンダーが演じるマグニートーは、私の父親なのかもしれない。それはそれでクールな展開ですよね」とコミック通りの親子関係を期待している事をあかしました。

さらに、海外メディア ET とのインタビューでドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」について質問されると、出演について何も聞かされていないとした上で「ぜひ出たい」と語りました。

また、「ワンダヴィジョン」の撮影を振り返り、「私たちは、”ああ、またやりたい!”と思っています。私たちはあの番組を作るのに本当に素晴らしい時間を過ごしたし、ポールとは本当に特別な時間でした、だから私たちはあの仲間たちを取り戻したいと思っているのよ。」とシーズン2の制作を期待しているとコメントしました。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のラストでは生死不明の状態となっているワンダですが、次はどの作品に登場する事になるのでしょうか。

ドラマ「ワンダヴィジョン」、映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中。

ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」は2023年冬にディズニープラスで配信予定、映画「デッドプール3」は 2024年9月6日 米国で劇場公開予定です。

マーベル・スタジオとディズニーがサディアス・ロス役のリキャストにビッグネームを検討中か

マーベル・スタジオとディズニーがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「インクレディブル・ハルク」や「アベンジャーズ」シリーズに登場したサディアス・”サンダーボルト”・ロスのリキャストに興味を示していると、海外メディア The Ankler のジェフ・スナイダー氏が報じました。

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スナイダー氏は自身のTwitterで「ハリソン・フォードがロス長官そのものとしてサンダーボルツの映画に出演するスタジオの最有力候補である、もしくはそうであった」と投稿。

サディアス・ロスを演じてきたウィリアム・ハートさんが亡くなってから約6ヶ月、MCUとしては2021年公開の映画「ブラックウィドウ」が最後の出演作品となっていました。

スナイダー氏はさらに、ハリソン・フォードさんが友人のウィリアム・ハートさんへの敬意から、このオファーを受けることを躊躇しているのではないかと推測しています。

スタジオがロス長官を必要なピースと考えているのであれば、映画「サンダーボルツ」や映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」で重要なポジションになる事が推測出来、物語の鍵を握る可能性が高そうです。

また、海外メディア comicbook.com によると、ハリソン・フォードさんのキャスティングはD23で発表されるはずだったとしており、しかし、ルーカスフィルム社長でインディ・ジョーンズのプロデューサーでもあるキャスリーン・ケネディ氏が発表に待ったをかけたとの事。「インディ・ジョーンズ5」からの注目を逸らさないよう警告したと言います。

ロス長官が戻ってくるとなれば、ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」の流れとインテリジェンシアはロスをレッドハルクに変えようとしているようにも思えますが、果たしてコミック通りの展開が再現されるのでしょうか?

映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」は 2024年5月3日、映画「サンダーボルツ」は 2024年7月26日 米国公開予定です。

アンソニー・マッキーさんは映画「サンダーボルツ」に呼ばれるかどうか全く分からないと言う

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」で主人公キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンを演じるアンソニー・マッキーさんが、海外メディア Variety とのインタビューの中で、映画「サンダーボルツ」への出演について言及しました。

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「サンダーボルツ」に登場するかどうか質問されたアンソニー・マッキーさんは「全く分かりません。どうなるか知ってる?撮影直前の週にスタジオから電話があって、”お前のケツは我々のものだ。映画に出ろ!”って言われるかもしれません。」と答えました。

また、「キャプテン・アメリカ」最新作への発言権がどの程度あるのか質問されると、「間違いなく、とても包括的です。『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』の時は、脚本のマルコム・スペルマンと、このキャラクターがどうなっていくのか、どうあってほしいのか、この物語がどうあるべきなのか、じっくり話し合いました。今、マルコムがこの『キャプテン・アメリカ』を書いていますが、それとまったく同じことです。私たちは、この物語を今後どのようにしたいのか、そしてこの新しいマーベルの世界にどのようにフィットさせるのかを話し合い、コミュニケーションをとってきました。コラボレーションという考え方は確かにありますが、その内容を指示することはありません。」と、アイデアを話し合う事はあるが基本的にはマルコム・スペルマンさんに委ねていると話しました。

ディズニープラスのドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に登場したサム・ウィルソン、バッキー・バーンズ、ジョン・ウォーカー、ヴァルことコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌのうち、サムだけが「キャプテン・アメリカ4」にキャスティングされ、他のメンバーは「サンダーボルツ」にキャスティングされ、現状では一人ぼっちの構図となっています。

「サンダーボルツ」の発表当時、アンソニー・マッキーさんはこれをネタに「こっちはスティーブ・ロジャースを再登場させたい」とジョークを放っていました。

ドラマのもう一人のコアキャラクターだったパワーブローカー/シャロン・カーターを演じたエミリー・ヴァンキャンプさんが何処に登場するかはわかっておらず、今後の注目ポイントとなりそうです。そして、ジョルジュ・サンピエールさんが再登場を予告していたジョルジュ・バトロックの動きにも注意が必要です。

映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」は 2024年5月3日、映画「サンダーボルツ」は 2024年7月26日 米国公開予定です。

ソース:Anthony Mackie on Possibility of Captain America in ‘Thunderbolts’ and Using His Marvel Fame for Good

映画「デッドプール3」、時系列は?正史なの?ライアン&ヒューが回答動画を投稿するも・・・

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」にヒュー・ジャックマンさん演じるウルヴァリンが再登場する事が発表された事に続き、主演のライアン・レイノルズさんが本作の気になる部分に対する回答動画を公開しました。

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質問は大きく4つ。

  1. 時系列は?
  2. ローガンの正史なのか?
  3. MCUのFAQ
  4. (キャップの口癖を引用して)ずっとやってられるのかどうか

興味深い質問が並んでいますが、二人がいざ回答しようとするとBGMが大音量になり、何を言っているのかわからない状態になってしまいます。

この動画に対し、Youtubeの Jomboy Media はリップリーディングによる動画内容の以下のように解説しています。

動画はライアン・レイノルズさんが「映画の中で起こることは、このクソ野郎二人が・・・」と言い始めたところで理解不能になります。

その後、レイノルズさんが「そこに出て・・・彼はグルグルって感じ」と続けると、同時にジャックマンさんが「イエス」と肯定し、「僕(ウルヴァリン)が彼(デッドプール)のクソ野郎を捕まえ・・・追いかけまくるんだ」と絶叫。

レイノルズさんは、「そして、僕たちは、すべてのこれらの異なる場所を通過している」と叫び、ジャックマンさんは、「そして、我々は、この大規模な巨大なクソ爆発を起こすつもりだ、そして、うーん・・・」と答え、続けてレイノルズさんは、「そうそう、剣も持っているんだ」と付け加えています。

その後、2人は爆発音やアクションの効果音を連発し、ウルヴァリンがデッドプールの頭に爪を突き刺すシーンになります。しかしレイノルズさんは「僕は元気だし、完全に笑っているよ」といつもの不死身性をアピールしました。

そして、ジャックマンさんは「僕も生きているけど、僕たちの全盛期だから、本当に見てほしいんだ」と説明。彼に同意したレイノルズさんは、「そして、なんということでしょう」と締めくくっています。

ジャックマンさんは、「僕はとても興奮しているんだ、君たちもきっと気に入ると思うよ。」とコメントし、デッドプールもそれに同意し、手を叩き始め、「最高の作品になる」と宣言しました。

二人はビデオの最後に、マーベル・スタジオの社長であるケヴィン・ファイギに、彼の仕事と、彼らがチームを組む機会を与えてくれたことに感謝して動画は終わっています。


今回の動画は一部マルチバースを示唆しているような部分もありますが、実際に本編と関係あるかどうかは不明です。というより彼ら二人のいつものファンサービス動画である可能性が高いと見られています。

しかし、ライアン・レイノルズさんが投稿した4つの質問はファンが気になる部分であるのは事実。

特にウルヴァリンの最後の映画となっていた2017年公開の映画「LOGAN/ローガン」は2029年の世界を描いており、MCUよりもさらに少し先の話となっています。

「ローガン」のジェームズ・マンゴールド監督は自身のTwitterで「なんてこった!みんな、落ち着いて。いや冗談だ!問題ないよ。『LOGAN/ローガン』はいつもここにある。マルチバース、前日譚、タイムワープ、ワームホール、正史だろうがなかろうが、論理的根拠がなくたっていい。親愛なる(デッドプール役の)ライアン・レイノルズとヒュー・ジャックマンが、どんな狂気を見せくれるのか、待ちきれないよ」と先日の発表を祝福しています。

ウルヴァリンが登場するとなると、ローラ/X-23役を演じたダフネ・キーンさんがどうなるかも気になる所。キーンさんは再演について「100%やりたい」と以前のインタビューで心境を明かしていました。

映画「デッドプール3」は 2024年9月6日 米国で劇場公開予定です。