「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」撮影現場で謎の像が目撃される

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」の撮影現場で、物語の舞台となるニューヨークの一画を模した巨大なセットが完成したと報じられました。その中に、ちょっと奇妙な像の存在がある事も確認されました。

投稿された動画では、街の端の広場の真ん中には不思議なデザインの像が確認出来るようになっています。サムネ以上にズームされる場面はありませんが、この像は4人の人物を表現しているようであり、ファンタスティック・フォーのチームメンバーではないかと推測されています。

この世界ではチームは民衆に広く支持、愛されているとも以前に報じられていました。

本作は1960年代のニューヨークを舞台としていますが、我々のよく知る歴史とは異なり、神聖時間軸ではない別の世界、近未来的な世界、通称レトロフューチャリックユニバースを舞台としています。

この世界はファンタスティック・フォーのリーダー、リード・リチャーズの天才的な頭脳の影響で神聖時間軸よりも科学が発達し、当時にはなかった、あるいは現代にも存在しないようなテクノロジーがそこかしこで見られるような世界観となっています。

本作は背景をグリーンバックで撮影して後から背景を足す近代的な撮影や、「マンダロリアン」からよく利用されるようになった巨大湾曲LEDスクリーンに背景を写しながらの最新の撮影方法を利用せず、昔ながらの巨大セットを作り上げての撮影となっているようです。

このセットでチーム4人が揃っているところはまだ目撃報告がありませんが、以前にはスー・ストームと思われる人物の姿が目撃されていました。

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撮影自体は始まっていますが、屋外での撮影はまだ本格的ではないようで、今後の最新情報にも注目です。

映画「ファンタスティック・フォー」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 に米国劇場にて公開予定です。

【噂話】「ヴィジョンクエスト」、ウルトロンは単なるカメオではなく、重要な役割になると言う─WCアベンジャーズも関係か

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ヴィジョンクエスト」にジェームズ・スペイダーさん演じるウルトロンが戻ると週末に報道されて話題になりましたが、今回、この再登場が単なるカメオではなく、物語上で重要な役割を担うとスクーパーが報じました。

ダニエル・リヒトマン氏はウルトロンが「ヴィジョンクエスト」で重要な役割だと報告。さらにこの作品にはウェストコースト・アベンジャーズの要素も含まれると言います。

現状ではそれ以上の情報はありませんが、コミックでは 2024年11月からウェストコースト・アベンジャーズの新シリーズが展開。アイアンマンとウォーマシンが率いるチームにウルトロンが参加する事が発表されています。

初期のウェストコースト・アベンジャーズはアベンジャーズメンバーの大半が東海岸在住だった事を懸念したホークアイが西海岸にもアベンジャーズが必要だとして妻のモッキンバードと共に結成。ヴィジョンがチームメンバーとしてアイアンマン、ワンダーマン、スカーレットウィッチ、ティグラ、シュラウドなどに声をかけました。

MCUでウェストコースト・アベンジャーズを実際に描くかどうかは不明で、ヤングアベンジャーズも控えている事を考えると、両方を制作していく事は厳しいと考えられます。そういった中で「ヴィジョンクエスト」でどのように扱われていくのかは注目となりそうです。

ドラマ「ワンダーマン」、ショーランナーが制作の完了を報告─アベンジャーズ古参メンバーを描く物語

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダーマン」のショーランナーを務めるアンドリュー・ゲストさんが、本作のポストプロダクション作業が終了した事を報告しました。

ゲストさんはデスティン・ダニエル・クレットン監督と卓球に興じる写真と共に、編集作業が終了した事を次のように報告。

「私はあまり仕事の写真を投稿しませんが、これは共有しなければなりませんでした。 Skywalker Ranch(ルーカスフィルム本社が入っているスタジオ)で最終ミックスのプレイバックを直接行うのはとても楽しかったです。デスティンが卓球で私の尻を蹴ったにもかかわらず。」

ただしこれを報じた TheCineGeek は「ワンダーマン」がこれで制作完了にも関わらず、配信が 2026年 になるとも伝えています。

今春の決算会見でディズニーのボブ・アイガーCEOは「MCUドラマは年2本程度にしたい」と発言しており、2025年には「デアデビル:ボーン・アゲイン」と「アイアンハート」が控えている事で、言葉通りに取るのであれば「ワンダーマン」を配信する枠は 2026年 までないと言えそうですが、実際にいつ配信されるかは公式発表待ちとなります。

本作は「エコー」と同じマーベル・スポットライトのブランドとなり、他作品を見ていなくとも楽しめる作りになっていると報じられている他、全10話になるとも報道されています。先日は一部出演俳優の役なども判明した事が報じられていました。

コミックではアベンジャーズ古参メンバーであるワンダーマンがどのような形でMCUに登場し、その後どうなっていくのか期待されています。

ドラマ「ワンダーマン」はディズニープラスで配信予定です。

「デッドプール&ウルヴァリン」、削除されたエンディングの写真が公開

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」のショーン・レヴィ監督が Instagram を更新、映画本編から削除されたエンディングの一節の写真を共有しました。

写真はロブ・ディレイニーさん演じるピーターとキッドプール、ヘッドプールがリビングでテレビ鑑賞しているようなもので、2枚目ではキッドプールがピーターに向かって何やら生意気な口を聞いている様子が映し出されています。

レヴィ監督は「僕たちに必要な続編」と短いコメントを添え、このアフタストーリーをどうにかしたいと考えているようです。Blu-rayやディズニープラスの特典映像として公開されるのかは不明です。

この削除されたエンディングをベースにデザインされたと見られるフィギュアがホットトイズから発売予定となっています。

別の投稿ではドッグプールのトレーニング映像なども公開。

トレーニング内容も去る事ながら、ドッグプールではなくドッグスパイダーになってしまっている間に合わせの衣装も気になるところです。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 から、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。

「D&W」、ライアン・レイノルズさんが衣装チームに謝意を表し、新たな舞台裏写真を公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」の主演を務めるライアン・レイノルズさんが、本作の衣装制作チームに感謝と称賛の意を表し、舞台裏写真を添えて投稿しました。

「『デッドプール&ウルヴァリン』の衣装部門は、他の追随を許さないほど素晴らしいものでした。このような映画で、これほどストレスの多い仕事は考えられません。衣装があまりにも多く、試作品もたくさんあります。ミスは許されません。彼らがやっているのはデザインと制作だけではなく、エンジニアリングなのです。これらのスーツは見た目と同じくらい美しく機能します。もちろん、トイレに行くのに1時間以上かかりますが、このスーツは数え切れないほどの怪我から私を救ってくれました。このスーパースーツの旅は、ラス・シンクルと彼のチーム@film_illusions で始まり、これからも続きます。」

「疲れを知らない天才たち、グラハム・チャーチヤード、メイズ・ルビオ、ビリー・ローレスに心から感謝します。ナイスプールスーツ(そして2099を含む他の多くのスーツも!)を、誰も想像もしなかったような、そして予想もしなかったようなスーツに仕上げてくれたイヴォ・コヴェニーに、心からの感謝と畏敬の念を捧げます。そして、毎日1000種類ものスーパースーツを制作、修正、方向転換、変更、修復、調整するために一生懸命働いているパインウッドやその他の舞台裏の巨大なチームに、心からの愛と感謝と感謝を捧げます。なんとも英雄的なチームでしょう。あなたたちはバスの車輪を回し続けてくれました。」

投稿された舞台裏写真は以前に公開済みのものから、新公開となったものまで様々で、劇場ではチェックしにくいデッドプール軍団たちの衣装がよく確認できるものがいくつか含まれています。

「デッドプール&ウルヴァリン」は先週末で世界興行収入を12億1100万ドルほどまで伸ばしましたが、先行している「Inside Out 2」もジワジワと記録を更新し、16億4900万ドルに到達。少しずつ差を詰めていますが、残り約2ヶ月の劇場公開期間でどのようになっていくか注目です。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 から、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。

「ファンタスティック・フォー」、スー役のジェシカ・アルバさんがヴァネッサ・カービーさんへアドバイス

2005年の20世紀FOXの映画「ファンタスティック・フォー」でインビジブル・ウーマン/スー・ストームを演じたジェシカ・アルバさんが、海外メディア Collider とのインタビューを通じて、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」で同役を演じるヴァネッサ・カービーさんにメッセージを送りました。

インタビューで約20年前のマーベル映画出演を振り返る中で、同役の後輩となるヴァネッサ・カービーさんに向けて「ただ楽しむことだと思います。本当に素晴らしいファンがついています。」と語りました。

世界中を回って、ファンタスティック・フォーを愛し、この漫画を愛し、これらの物語に共感できるすべての人々に会えたことは、おそらく私の人生で最高の時間の一つでした。

私にとって、そして、たくさんの人と会って、感動を与え、喜びを与えることができることは、この素晴らしいキャラクターの一人を演じる栄誉を得た人にとって何よりも大切なことだと思います。だから、彼女にはただ楽しんで、その瞬間を満喫するように伝えたいです。

この映画でスーの弟ジョニーを演じたクリス・エヴァンスさんは最近、「デッドプール&ウルヴァリン」で再びそのスーツを着用する事となりました。

最近の別のインタビューでアルバさんはスー再演の意欲を見せており、機会があれば彼女もまたスクリーンでもう一度見られるかもしれません。

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映画「ファンタスティック・フォー 超能力ユニット」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Jessica Alba Reveals What ’Fantastic Four’s Vanessa Kirby Needs to Know About Marvel Fans

【噂話】ドラマ「ヴィジョンクエスト」のエリザベス・オルセンさんはワンダではない?

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ヴィジョンクエスト」に、先日はエリザベス・オルセンさんが演じるワンダ・マキシモフが再登場すると報じられていました。このニュースに懐疑的な見方をするファンがいくらか存在する中で、実はワンダは登場しないのではとする説が話題になっています。

海外メディア TCC のアレックス・ペレス氏は先日の報道後、今回の話題の起点となる投稿を行っています。

ペレス氏がコミックのヴィジョンの妻であるヴァージニアの画像を投稿した事で、エリザベス・オルセンさんはワンダではなくヴァージニアを演じるのではないかというアイデアがファンの間で広がり始めました。

コミックのヴァージニアはワンダ・マキシモフの脳波を使って人格モデルが形成されたシンセゾイドで、ヴィジョンが家族を欲しいと考えて自作した妻であり、さらにヴィジョン自身とヴァージニアのAIをミックスさせて息子のヴィンと娘のヴィヴ(ヴィヴィアン)も制作しました。

ヴィジョンの原作コミックとMCUの現状を考慮した時、ワンダの登場機会はそう多くはないと考えられています。噂どおりにエリザベス・オルセンさんが出演するとなればそれは回想シーンや今後の布石としてポストクレジットシーンにワンダが登場する事がせいぜいであり、ヴァージニアであればMCU版は人格だけでなく外見も似せて作ったというテイはかなり適合しているようにも見えます。

娘のヴィヴはヤングアベンジャーズのメンバーでもあるため遠くないうちにMCUデビューする可能性が高く、彼女の誕生はやはりこのヴィジョンのドラマが最も可能性が高いとファンは睨んでいます。

また、ワンダの復活を描くとされる「アベンジャーズ:ザ・チルドレンズ・クルセイド」や、「アガサ:オール・アロング」の前日譚でワンダの出生の秘密について描かれるとされる「ザ・ウィッチズ・ロード」など、スカーレットウィッチまわりには関連作が多く噂されています。

まずは秋配信の「アガサ:オール・アロング」に注目しつつ、このヴィジョンのドラマとその後に続くとされるワンダのソロ作品に期待です。

パニッシャー俳優トーマス・ジェーンさんが「デッドプール&ウルヴァリン」で再演のオファーはなかったと明かす

ライオンズゲート・フィルムズ制作のマーベル映画「パニッシャー」(2004年)で主人公のパニッシャー/フランク・キャッスルを演じたトーマス・ジェーンさんが、海外メディア The Direct とのインタビューでMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」での再演オファーがなかった事を明かしました。

「デッドプール&ウルヴァリン」への出演の話があったかどうか質問されたトーマス・ジェーンさんは「いいえ。」とシンプルに否定した上で、「私はジョン・バーンサルのパニッシャーが好きです。私が演じるのは少し無理が​​あるといつも思っていました。コミックのフランク・キャッスルはイタリア系アメリカ人のはずです。私は違います。アイルランド系アメリカ人です。だから、髪を染めて、ある種のペルソナを演じる必要がありましたが、バーンサルはそれをとてもうまく演じています。だから、彼を起用すべきだと思います。」と後にNetflixのマーベルドラマでパニッシャーを演じたジョン・バーンサルさんを高く評価しました。

インタビュアーからいつかジョン・バーンサルさんのパニッシャーに対するヴィランを演じる可能性について質問された際は、「それは悪くないね。そのアイデアは好きだよ。」と回答しました。

「デッドプール&ウルヴァリン」において、パニッシャーはレジスタンスメンバーとして既に死んだと語られましたが、どのバージョンのパニッシャーがいたのかは分かっていません。

最近公開されたコンセプトアートでは劇場版に登場していなかったゴーストライダーやデアデビルなども存在していたため、名前が残されているパニッシャーについても何らかの話し合いはあったと推察されます。

なお、ジョン・バーンサルさんが演じるパニッシャーは「デアデビル:ボーン・アゲイン」での再登場が決まっており、撮影現場でも目撃されていました。

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ソース:Marvel Legacy Star Officially Debunks Rumored MCU Return (Exclusive)

ダン・スティーヴンスさんが「エターナルズ」出演の噂の真相について語る

20世紀FOXのマーベルドラマ「レギオン」で主人公、プロフェッサーXの息子デヴィッド・ハラーを演じていたダン・スティーヴンスさんが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」への出演をほのめかしていた件について、その真相をかたりました。

「エターナルズ」の撮影中、ダン・スティーヴンスさんが「エターナルズ」のキャストであるクメイル・ナンジアニさんやブライアン・タイリー・ヘンリーさんらと一緒にいる写真がSNS上に公開され、スティーヴンスさんも出演しているのかと話題に。

その後のメディアインタビューではヴィランのクロを演じているかのような発言をし、メディアやファンを当惑させましたが、実際にはクロを演じたのはビル・スカルスガルドさんだった事が後に判明しました。

海外メディア Playlist とのインタビューの最中、当時の騒動について質問されたダン・スティーヴンスさんは「何が起こったかというと、僕がロンドンでユーロビジョン・ソング・コンテストの撮影をしていたとき、仲良しのブライアン・タイリー・ヘンリーとクメイル・ナンジアニがロンドンで『エターナルズ』の撮影をしていて、それで僕たちはカレーを食べに行ったんです。俳優の友達と遊んでいると時々あるように、みんなが『自撮りをしよう』って言って、誰かがそれを投稿したんです。インターネットならではですが、『彼はきっと出演しているんだ』って反応がありました。僕は『何言ってるの?』って感じでした。でもそれで、しばらくの間、ファンをからかって楽しんでいたんです。」

噂の起点となった自撮り写真はみんなでカレーを食べに行った際のものとして、単なるプライベートのワンシーンだった事が明かされました。

しかしあの発言のあと、様々なプレスツアーでMCUに関する質問攻めにあったとも説明しました。

「確かに、手に負えない状況になっていました。例えば、私がこのような全く関係のないイベントに出席し、人々が『それで、クロエ・ジャオと一緒に仕事をするのはどんな感じですか?』と聞いてくると、私は『ああ、聞いてください。ここで止めさせてください。これはもう手に負えなくなっています』と答えるのです。でも、ええ、結局、私たちはロンドンで親しい友人と夕食に出かけただけでした。」

MCUにどんな俳優が出演するのかという事はファンの楽しみのひとつですが、以前のように話題が単なる噂かデマかといったシンプルな話ではなく、ダン・スティーヴンスさんのように「出演していないのに出演しているフリ」をしたり、アンドリュー・ガーフィールドさんやダフネ・キーンさん達のように「出演しているのに『オファーがなくて胸が張り裂けそう』」だと悲痛を装った嘘をつくケースもあり、真実を見極めるのが非常に困難になってきています。

噂は噂として期待を膨らませすぎずに余裕を持って楽しむ姿勢が必要になってきているのかもしれません。

なお、ダン・スティーヴンスさんは今年の春のインタビューで、レギオンを再演する事について意欲があるともコメントしていました。

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ドラマ「レギオン」はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:Dan Stevens Explains Why He Was Rumored For Marvel’s ‘Eternals’ & Still Awaits A ‘Guest 2’ Greenlight

ディズニープラスのMCUドラマにワンダとウルトロンが戻ると大手メディアが報じ、アメリカでトレンド入り

マーベル・スタジオが開発中と噂されているMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ヴィジョン」にエリザベス・オルセンさん演じるワンダと、ジェームズ・スペイダーさん演じるウルトロンが戻ってくると、海外メディアが報じました。

まず、「ヴィジョンクエスト」と噂されるこの作品にウルトロンが戻ってくる事について、The Hollywood Reporter が報道。

ジェームズ・スペイダーさんがウルトロンの声優として戻ってくるとし、「ヴィジョンクエスト」は「ワンダヴィジョン」、「アガサ:オール・アロング」、に続く3部作の完結編として2025年初頭にイギリスで撮影される予定だと報じています。

ウルトロンは「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」でデビューし、同作のラストでヴィジョンに敗北したような映像で終わりましたが、観客は実際にウルトロンのガラクタを観たわけではなく、どのような最期かという詳細については描かれないまま終わっていました。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」ではウルトロン・セントリーがEarth-838のイルミナティ本部で警備ロボのように登場したり、「ホワット・イフ…?」シーズン1ではマルチバースの重大な脅威として再登場していましたが、神聖時間軸におけるウルトロンのその後については何も分かっていません。

コミックのウルトロンの場合は、自身の意識を圧縮データにしてネットワーク上に隠し、後に復元するといった復活を何度も遂げていますが、MCUではどのような形で戻ってくるのか注目です。

また、この報道を受けて Deadline が「ヴィジョンクエスト」は「2022年 から開発が始まっており、当時、シリーズは記憶と人間性を取り戻そうとするヴィジョンを中心に展開されると聞いていた。ヴィジョンに焦点が当てられている一方で、ワンダ・マキシモフが登場する可能性もあると聞いていたが、MCUで2人のキャラクターのストーリーがいかに相互に関連しているのかを考えると、それは理にかなっているだろう。」と報じました。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のラストでワンダが死んでしまったとはほとんどのファンが考えていませんが、戻って来るタイミングとしてはやはりこの「ヴィジョンクエスト」が適切となるのでしょうか。

SNS上で海外ファンは再登場を温かく迎えるコメントの他に、実現しなかったときのがっかりが半端ではないから期待させないで欲しいという意見や、マーベル・スタジオがそんな単純な復活をさせるだろうかといった懐疑的な意見まで様々な反応が見受けられます。

「ヴィジョンクエスト」にはウルトロンの息子が登場するとも噂されていた事がありますが、ウルトロン再登場の報道があった事で、この噂も現実味を帯びてきているのでしょうか?

記事執筆時点でアメリカは 8月23日。

「ワンダヴィジョン」で 8月23日 はワンダとヴィジョンの記念日としてハートマークがつけられていましたが、この日にこのような報道がなされたことは単なる偶然なのでしょうか。

©MARVEL,Disney

映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」、ドラマ「ワンダヴィジョン」、映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。

ソース:James Spader Returning as Ultron for Marvel’s Vision Series