映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」、シュリは元々ウィングスーツを着る構想だった事が判明

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のコンセプトアートを手掛けたフィル・サンダースさんが、自身のInstagramにて未使用のシュリとアイアンハートのアートを公開しました。

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サンダースさんは「大変なものを投稿します。」と前置きし、「これはブラックパンサー:ワカンダフォーエバーのための最も初期のイメージです。チャドウィック・ボーズマンの悲劇的な死の数ヶ月前に描かれたものです。当時、BP2のストーリーはほとんどわかっておらず(いずれにせよ変更される運命でした)、作品のトーンと流れでアイアンハートのコミックのワカンダ編を基にしていました。」と、シュリがブラックパンサーではなくシュリ自身として戦うプランだった時のアートを投稿しました。

また、リリのアイアンハートのアーマーについても「ご覧のように、銅のカラーリング、全体的なハートのテーマ、マスクの横顔、ヘルメットのモールのような羽根の導入など、最終的なMk2スーツの種はすでにそこにありました。しかし、ここではよりクリーンでタイトなスーツを目指し、交差するカーブをテーマに、リリが数学的にパネルの区切りを最適化し、フレキシビリティを最大化したものと想像していました。」と採用バージョンとの違いを説明しています。

そして最後に「この時期、リリとシュリを組み合わせた別のイメージも制作したのですが、当時は皆に好評だったものの、今となってはトーンが落ちているように感じます。これは、ワカンダのバルコニーに立つ二人が、リリ(プロトタイプのMk1アーマー着用)が目を見開いた観光客のように王女と自撮りしているのに気づかず、シュリが彼女に不機嫌な横目を向けているというもので、コミックでの彼らの不安定なスタートを反映したものとなっています。アートブックが出る頃には、喪失感はなくなり、もっと純粋な時代のビジョンとして振り返ることができるかもしれませんね。」とコメントを付け加えています。

公開された映画でシュリが空をとぶことはありませんでしたが、コミックのシュリはブラックパンサーのスーツに翼を取り付けており、今後の作品でこのスーツが実写化される事はあるかもしれません。

©MARVEL

その時は今回公開されたコンセプトアートのように、MCUでも親友となったアイアンハートとの空中戦での共闘が実現するのではないでしょうか。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は劇場公開中です。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」、ジェームズ・ガン監督がレディー・ガガさん出演の噂に言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume3」のジェームズ・ガン監督が人気歌手のレディー・ガガさんが出演しているのではないかという噂に対して、SNS上でファンからの質問に回答しました。

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監督がVol.3のトレーラーを紹介したInstagramの投稿のコメント欄にて、カワウソのリラ(またはライラ)の声を担当しているのが「ガで始まり、ガで終わる」名前の人かを質問されると、「そうではない」と否定しました。

しかし、一部のファンは彼女が本名のステファニー・ジョアン・アンジェリーナ・ジャーマノッタでクレジットされているかもしれないと、監督の回答に半信半疑の姿勢を見せています。

リラはコミックでロケットの恋人であり、ロケットを演じるブラッドリー・クーパーさんとレディー・ガガさんが2018年の「アリー/ スター誕生」で共演し、この時ガガさんの演技が絶賛されていた事が今回の噂に繋がっています。

監督は否定しましたが、それが真実なのか、それともファンが指摘するような巧妙なサプライズ隠しなのか、どちらなのでしょうか。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」は 2023年5月5日 米国公開予定、日本公開は5月3日予定です。

ポール・ラッドさんの今後の契約が判明で、映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」の軽微なネタバレ発生

海外メディア The Hollywood Reporter が映画製作業界で最も影響力のある女性100人を取り上げたレポートを発表しました。その中には、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でアントマンを演じるポール・ラッドさんとニック・フューリーを演じるサミュエル・L・ジャクソンさんの両方を代表する芸能界の弁護士デボラ・クラインさんが含まれており、彼女の概要からポール・ラッドさんの今後の予定が判明してしまいました。

※これより先は「アントマン&ワスプ:クアントマニア」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

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THRは映画業界に関係するプロデューサーやディレクター、そしてそれ以外の職種も含めた100人の女性を紹介する中で、「クラインの絶え間ない多作のクライアントであるサミュエル・L・ジャクソンは、シークレット・インベージョンとザ・マーベルズでマーベル出演を続け、ポール・ラッドはアントマンとアベンジャーズでさらに多くの作品に登場する予定です。」と説明、ポール・ラッドさんが次のアベンジャーズ映画に登場する事が決まっているように報じました。

「クアントマニア」はフェーズ4から6までのマルチバース・サーガのラスボスである征服者カーンが初登場する作品であり、コミコン会場限定で公開された予告からはカーンが既に別のマルチバースのアベンジャーズたちを殺している事も判明しています。

オンライン公開されている予告もなかなか深刻そうな内容になっており、本作でアントマンが死んでしまうのではないかと考えるファンも少なくありませんでしたが、今回のレポートによると生き残る確率は高いようです。もちろんアベンジャーズ新作での出演シーンが回想シーンである可能性などもあるため、アントマン/スコット・ラングが確実に生存するという事でもありません。

しかし、カーンという強大な存在と対峙してスコットが生き残るとなれば、代わりに誰かが命を落とす可能性がある事も考えられるようです。ヤングア・アベンジャーズのメンバーになるであろう娘のキャシー・ラングは最も生き残る確率が高く、ワスプ/ホープ・ヴァン・ダイン、ハンク・ピム博士、ジャネット・ヴァン・ダインなどは確率が低くなっていくと見られています。

登場人物たちは無事に「クアントマニア」を乗り越えられるのでしょうか?

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」は 2023年2月17日 公開予定です。

ソース:The Hollywood Reporter’s 2022 Women in Entertainment Power 100

ドラマ「シークレット・インベージョン」、オリビア・コールマンさんが「ずっとマーベルに出たかった」と語る

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」に出演しているオリビア・コールマンさんが、海外メディア USA Today のインタビューに応じ、ずっとマーベル作品に出たかったと明かしました。

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コールマンさんは最初に「(撮影について)思い出せないから、ネタバレは出来ませんよ!」と念を押した上で、「私はマーベルのファンなの。マーベル映画が公開されるたびに、エージェントに『スーパーヒーローになりたいわ』って言いに行ってたわ。それで結局、マーベルのドラマにほんの少し出演することになったんだけど、感激よ!」と明かしました。

そして、「俳優の立場からすると、いろいろなことを演じたり、やったりするのは夢のようなことです。そして、私が大好きなもう一人のサムであるサミュエル・L・ジャクソンやドン・チードルに会うことができたのです。」と語りました。

また、ここ数年の往年の名監督たちからのマーベル映画批判について「映画界でスペース争いがあることは知っていますし、それはすべて理解しています。でも、私はこの作品を楽しんでいました。」と言及しました。

以前に報じられた公式リリースの内容によると、オリビア・コールマンさんが演じるのは特別捜査官のソーニャ・ファルスワース役との事。

コミックにおいてファルスワース家は、ユニオン・ジャックという名のヒーローを務めるなど、かなりの歴史がある家系ですが、ソーニャはコミックには登場していないMCUのために新たに作られたキャラクターのようです。

彼女がコミックのユニオン・ジャックであるファルスワース家や、映画「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」に登場し、第二次世界大戦でキャプテン・アメリカと共にハウリングコマンドーとして活躍したジェームズ・モンゴメリー・ファルスワースの子孫にあたるのかは不明で、以前には「ファルスワースの姓が付けられているがユニオン・ジャックとは関係ない」との報道もありました。

予告に登場しているオリビア・コールマンさんは注射器を片手に謎の笑みを見せており、作品のトーンに合わせたように敵か味方かわからない状態になっています。また、ファルスワースとキャプテン・アメリカの関係を考えると、この注射の中身が超人血清に関するものなのかと言った部分も気になる所となっています。

本作の概要は以下のとおりです。

元軍人で、国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.(シールド)の元長官、ニック・フューリー。 アイアンマン、キャプテン・アメリカらをアベンジャーズへと導き、“アベンジャーズの影のリーダー”と言っても過言ではない存在。 そんなMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に欠かせない男が、MCUの壮大な歴史の裏で長年立ち向かってきた、地球外からの“インベージョン(侵略)”の阻止に挑んでいく。 侵略を企てるのは、『キャプテン・マーベル』にも登場した、あらゆる人物に“擬態”する能力のある種族のスクラル人。 これまでも、その厄介な能力で周囲を翻弄してきた彼らが今回も暗躍し、誰が敵で誰が味方なのか全くわからない、マーベル作品としては異色の緊張感あふれるスリラー超大作がついにベールを脱ぐ。

ドラマ「シークレット・インベージョン」は2023年春にディズニープラスで配信予定です。

ソース:Olivia Colman talks ‘Empire of Light,’ ditching indies for Marvel: ‘I feel slightly unfaithful’

ヤング・アベンジャーズのアメリカ・チャベスがケイト・ビショップとのダンス動画を公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でアメリカ・チャベスを演じたソーチー・ゴメスさんがドラマ「ホークアイ」でケイト・ビショップを演じたヘイリー・スタインフェルドさんの26歳の誕生日を祝して一緒に踊っている動画を公開しました。

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ソーチー・ゴメスさんはヘイリー・スタインフェルドさんの12月11日の誕生日を祝って「素敵な日を、ヘイリー!」とのコメントと共に短いダンス動画をTikTokにて公開。

@_xochitl.gomez

Happy b day Hailee!!!! <3

♬ Coast – Hailee Steinfeld

公開、配信済みの作品でアメリカ・チャベスとケイト・ビショップが共演した事はまだありませんが、二人の年齢が10歳ほど離れているにも関わらず、二人のヤング・アベンジャーズメンバーたちは既に交流を深めているようです。

ケイト・ビショップの今後について2021年12月、イギリス政府の新型コロナ対策が内外に対して厳しかった頃に行われていた「アントマン&ワスプ:クアントマニア」のロケ現場近くでヘイリー・スタインフェルドさんの目撃情報を海外メディアが報じており、出演が噂されていましたが以降スクーパーなどから現場写真が抑えられた等の話は出ていません。

ソーチー・ゴメスさんの今後は不明ですが、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」が3作目があるような終わり方をしているため、そこに登場する可能性が高くなっています。

画面上で二人が出会うのは現在発表されているプロジェクトで言えば「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」になる可能性が高そうで、実際に二人が共闘するまでにはもうしばらくの時間が必要なようです。

ドラマ「ホークアイ」シーズン1、映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。

MCUドラマ「ワンダーマン」の配信予定時期が明らかに

マーベル・スタジオが制作しているという噂のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダーマン」のリリース時期が判明しました。作家の雇用機会を提供するサイトWGA(Writers Guild of America)で、「ワンダーマン」のショーランナー兼ヘッドライターをされているアンドリュー・ゲストさんのページに本作の情報が書き込まれているのが発見されています。

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ゲストさんの履歴書ページによると「ワンダーマン」は2023年から2024年に配信予定となっており、シーズン数は今のところ1として計画されているようです。

※画像は一部割愛加工しています from WGA(Writers Guild of America)

マーベル・スタジオが発表済みのフェーズ5のスケジュールには空きスロットない為、現時点ではフェーズ6作品としての計画が考えられています。

コミックのワンダーマン/サイモン・ウィリアムズはキャプテン・アメリカやスパイダーマンのような知名度はありませんが、アベンジャーズの古参メンバーのひとりです。バロン・ジモに改造されたサイモンは全身をイオンエネルギー化させるワンダーマンへと変身。実質的に無敵なボディを手に入れたにも関わらず、コミックでは何度も死亡しています。また、ヴィジョンの人格モデルにもなっているキャラクターです。(MCUではワンダーマンではなくJ.A.R.V.I.S.が人格モデルに)

本作の監督として「シャン・チー」のデスティン・ダニエル・クレットン監督の起用主演のキャスティング共演のキャスティングなども報じられていますがいずれも公式情報ではありません。また、トレヴァー・スラッタリーを演じるベン・キングズレーさんがドラマ「ワンダーマン」で再演するとも報じられています。

実際にどのような作品になっていくのか、まだしばらく待つ必要がありそうです。

トム・ヒドルストンさんがクリス・ヘムズワースさんのACCTA受賞に祝辞

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」などで主演を務めたクリス・ヘムズワースさんが ACCTA Trailblazer Award を受賞したことを記念して、ソーの弟ロキを演じるトム・ヒドルストンさんが祝辞の動画を送りました。

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「クリス、トレイルブレイザー賞おめでとう。本当に素晴らしい。あなたはそれにとてもふさわしい人です。私たちが2009年に会って以来、あなたは多くのことを成し遂げてきました。そして、それ以来、あなたがやっていないことを考えるのに苦労しています。あなたがこの賞を受賞することを考えると、とても嬉しくなります。それじゃあ、あなたに愛を。そして、”アスガルドのために “と言わざるを得ません。」とムジョルニアを片手に動画内でコメントしています。

ACCTA Trailblazer Awardは、ヘムズワースさんの功績、能力、成功によって業界の人々にインスピレーションを与えたとして、オーストラリア映画テレビ芸術アカデミーから授与されたものです。ヘムズワースさんが選ばれたのは2022年の最優秀男性映画スター賞で、「トップガン マーヴェリック」のトム・クルーズさんや、「ジュラシック・ワールド:ドミニオン」のクリス・プラットさんなどを抑えての受賞となりました。

ソーとロキの兄弟共演を見るのは2018年公開の映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」が最後でそれ以降なく、ドラマ「ロキ」シーズン2でのカメオなどが期待されています。しかし、クリス・ヘムズワースさんは一時的な休養を宣言しており、それが実現しているのかは分かっていません。

トム・ヒドルストンさんは生涯ロキを演じたいと発言しており、クリス・ヘムズワースさんもまた同様の発言をしているため、「ロキ」で共演が叶わなくとも、「アベンジャーズ」最新作やもっと先の作品で再び共演シーンを見る可能性は十分にあるようです。

映画「ソー:ラブ&サンダー」はディズニープラスで配信中、ドラマ「ロキ」シーズン2は 2023年夏 ディズニープラスで配信予定です。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」予告されていた決戦から削除されたシーンのコンセプトアートが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」より、最終決戦のシークエンスから削除されたシーンのコンセプトアートが公開されました。先日、アーティストのフィル・サンダースさんが公開を予告していたもので、劇中ではカットされていたアイアンハートの真の姿でのバトルシーンとなっていました。

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ブラックパンサー:ワカンダフォーエバーのキーフレームをもうひとつ。脚本上のオリジナルの舞台は石油掘削施設で、そのため背景に柱があります。ヘルメットの見せ方は、面板がクリアで、リリの顔が見えるように意図されているのがわかると思います。joshnizzi.artのネイモラのデザインは、質感が豊かでダイナミックで、とても気に入っています。

もうひとつのアイアンハートvs.ネイモラのバトルキーフレーム。これは、mk2スーツが明らかになった瞬間で、リリは損傷したmk2.5バトルアーマーのアップグレードを取り外し、素早く逃走するところです。ここでも、ヘルメットがクリアになり、リリの顔が見えるようにデザインされていることがわかります。joshnizzi.artの素晴らしいネイモラのデザインに再び敬意を表します!

ブラックパンサー:ワカンダフォーエバーのアイアンハート vs.ネイモラのキーフレームをもう一枚! この作品は、その場のエネルギーと距離感を考慮して、ゆるく描くのが楽しかったです。火と水の表現にはポラリスミサイルの発射を参考にしました(なんてクールな組み合わせなんでしょう?)とにかく、私たちの目標は、このような画像で映画製作者を刺激することなので、彼らがこの画像からインスピレーションを得てくれることを願っています。

もともとは水中でのダイナミックな戦闘が予定されていたようですが、尺の都合もあり、最終的には大部分を空中戦で終えることになった本作のアイアンハート。この変更により、ネイモラのホームグラウンドである水中で戦いに挑むという無謀さよりも、地の利をなるべく与えないというリリの戦略性が暗に描かれる事になりました。

タロカン人が海底種族であるにも関わらず、シュリが他国海上(ワカンダには海がないというのもありますが)での決戦を選択した事に色々と疑問が残る所ではありますが、それはそれでシュリの未完成なリーダーとしての表現だったかもしれません。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は劇場公開中です。

映画「アントマン3」征服者カーン役ジョナサン・メジャースさんはロキ、ウルトロン、サノスを研究したと語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」のヴィランとなる征服者カーンを演じるジョナサン・メジャースさんが、海外メディア CinePop のYoutubeインタビューに応じ、本作の準備について語りました。

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カーンを演じるにあたって、どのようなインスピレーションを受けたか尋ねられたメジャースさんは、過去のアベンジャーズのヴィランの三人を見て研究したと次のように語りました。

ウルトロンもロキもサノスも見ました。カーンを通じてMCUに何をもたらしたいか、自分なりに考えていました。そして、そうしなければならないある種の要件があるんです。
ウルトロン、ロキ、サノス、これらは典型的な悪役やアンチヒーローになると思うんです。彼らは皆、非常に興味深い資質を持っていて、中には資質を共有しているものもあり、それはマントを取り上げるために必要なことなのです。それらを一旦取り出してカーンのスープに入れた後、『この時代に必要なものは何だろう』と考えたんです。

メジャースさんは続けてインタビュアーに対して年齢を尋ね、同世代である事を確認すると以下のように続けました。

ああ、僕は33歳です。だから私たちの世代、私たちが代表するもの、私たちにとって大きな悪とは何なのか?私たちの子供たちは何を見ようとしているのか?私たちのパートナーは何を見ようとしているのか?私たちのリーダーは何を見ようとしているのでしょうか。私たちの時代精神が必要としているものは何なのか?私たちは何を想起しているのでしょうか。今、私たちの時代の無意識の中にあるものは何でしょうか?
そして、マーベルは、私の意見では、エンターテイメントで最大のプラットフォームを持っています。だから、大悪党を登場させるためには、大悪党は多くのものを代表していなければならないし、多くのものとつながっていなければならないのです。新聞を読み、歴史の本を読み、人々に話を聞き、自分の子供やパートナーに話を聞きました。この時代、私たちが恐れていることは何なのか?何が私たちを怖がらせているのでしょうか?なぜなら、カーンはそうでなければならないからです。どんな大悪党も、社会としての私たちの最も深い不安の現れなのではないでしょうか?

メジャースさんはカーンのマインド、内面的な役作りに関してこのような役作りをしたと明かしました。一方でその戦闘力に関してはアベンジャーズを凌駕している事がイベント限定で公開された予告にて判明しています。

カーンの変異体である在り続ける者は既にドラマ「ロキ」にて出会いましたが戦う事はなく、視聴者は「クアントマニア」で初めてカーンの能力を思い知る事になるはずです。そして「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」でも戦う事になるようですが、さらに別の作品介入してくる可能性もあるのでしょうか。

フェーズ4からフェーズ6までのマルチバース・サーガのラスボスに位置づけられている征服者カーンが本格的に動き出すまであとわずかとなっています。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」は 2023年2月17日 公開予定です。

ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」は年明けに撮影開始へ

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」の撮影が2023年の1月1週目から始まることが、Production Weekly によって確認されました。ドラマ「ワンダヴィジョン」に登場したアガサ・ハークネスを主人公とするスピンオフ作品がいよいよ本格的に始動しようとしています。

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主人公アガサ・ハークネスを演じるキャスリン・ハーンさんは2022年10月のインタビューにて「来月から撮影に入る」と明かしていましたが、予定が少し遅れて年明けからの撮影になったようです。

ストーリーラインの噂(ネタバレ注意)も報じられている本作ですが、共演としてオーブリー・プラザさんやジョー・ロックさんのキャスティング、そしてアリ・アンさんのキャスティングも以前に報道されており、「ワンダヴィジョン」に登場していたエマ・コールフィールドさん演じるドッティが再登場するとも報じられています。

制作に関してはドラマ「ワンダヴィジョン」のエグゼクティブプロデューサー、ヘッドライターを務めたジャック・シェイファーさんが少なくともひとつのエピソードを監督するとの事で、本作は「ワンダヴィジョン」の続編にあたる可能性が高いようです。

ドラマ「ワンダヴィジョン」はディズニープラスで配信中、ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」は2023年冬にディズニープラスで配信予定です。