映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」、監督がビル・マーレイさんのキャラクターは重要だと語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」のペイトン・リード監督が、海外メディア Entertainment Weekly とのインタビューで、ビル・マーレイさん演じる謎のキャラクターの重要さについて語りました。

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リード監督はトレーラーにも登場している謎のキャラクターについて「ビル・マーレイはジャネット・ヴァン・ダインの過去に関わるキャラクターを演じています。重要な役どころですね。この映画の大きなテーマは、親と子がお互いに言わないこと、家族の中にある秘密です。前作で、ハンクとホープがジャネットを救出するとき、エヴァンジェリン・リリーのキャラクター(ホープ)はこんなことを考えていました。『ああ、お母さんと再会できるんだ、これは素晴らしいことだ、何でも話し合おう』とね。」と述べました。

「しかし、相手(ジャネット)が壁を作り、あることについて話すのを嫌がり、自分の過去についてあることを明かさなかったとしたらどうなるのでしょうか?偉大な物語からわかるように、過去は過去のものとして処理することができますが、過去は常に再び現れる方法を見つけます。ビルのキャラクターは、この映画でそれを象徴しています。」とジャネットが隠したいと思っていた過去に関わるキャラクターである事を明かしました。

また、監督はジャネットとホープの関係だけでなく、スコットとキャシーの親子にも触れ、「本作で私が興奮した最も興味深いことのひとつは、スコットとキャシーの関係を進展させることでした。『アントマン』の全作品で中心となっているこの関係は、『エンドゲーム』の結果、キャシーが成長したことが大きな違いです。彼女は自分自身の力で科学に精通した頭脳を持つようになりました。彼女はハンク・ピムの古い日記やノートを調べ、量子科学と量子技術のアイデアに強く惹かれるのです。」と語っています。

ビル・マーレイさんは過去のインタビューで「悪者を演じる」と明かしており、海外メディアはコミックのクライラーというキャラクターではないかと報じていました。

前作「アントマン&ワスプ」で語られることがなかったジャネットの過去。量子世界でどのようにして生き延びてきたのか、ビル・マーレイさんのキャラクターはそこに大きく関与しているのかもしれません。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」は 2023年2月17日 公開予定です。

ソース:Ant-Man and the Wasp: Quantumania director promises an epic: ‘I don’t want to be the palate cleanser anymore’

コミック「アベンジャーズ」のニューシリーズがMCU「シークレット・ウォーズ」以降の敵を示唆か

マーベル・コミックが2023年3月から「アベンジャーズ」の新しいコミックシリーズ「アベンジャーズ ビヨンド」をリリースする事を発表しました。公式サイトによると、「アベンジャーズが、唯一無二のビヨンダーに立ち向かうとき、最新のアクション満載の冒険の背後にある衝撃的な真実についに気付く」と説明されています。

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神の如き力を持つビヨンダーは好奇心で動いているのみで、コミック「シークレット・ウォーズ」では人間の善悪の心を理解するためにヒーローとヴィランを結集させ闘技場で戦わせ、「シークレット・ウォーズ2」では理解を試みる事を無駄とし、宇宙の破壊・再構築を試みました。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」で登場した「インカージョン」という事象も映画ではコミックと同様に「マルチバースへの干渉によって引き起こされる」と解釈されていましたが、コミックの場合はそれはあくまでヒーローたちの認識にすぎず、実際は自然現象ではなくビヨンダーがやっている事でもありました。

「シークレット・ウォーズ」の実写化が発表されたこのタイミングで、アベンジャーズとビヨンダーの新たなコミックシリーズが始まるという事は、2026年からスタートする予定のMCUフェーズ7以降で原作コミックとして使用されるかもしれません。

ビヨンダーはビヨンダーズと名付けられたコズミックビーイングの一人で、コミック上ではセレスティアルズの軍勢やMCU「ラブ&サンダー」に登場したエターニティなどもあっさり倒してしまうようなキャラクター。しかしながら色々と後付設定による力の制約などもあり、コミック「シークレット・ウォーズ」ではドクター・ドゥームに出し抜かれて力の一端を奪われたりもしました。

このコミック新シリーズで描かれる衝撃的な真実とは何なのか、そしてビヨンダーのMCU登場の可能性についても今後注目となりそうです。

コミック「アベンジャーズ ビヨンド #1」は 2023年3月 米国にて発売予定です。

ソース:The Beyonder’s Mad Plan for the Marvel Universe Is Revealed in ‘Avengers Beyond’

ディズニープラスHS公式は年内にもうひとつMCU作品を配信すると言う

ディズニープラスホットスターの公式ツイッターが2022年に残された最新の配信作品リストを投稿しました。その投稿から、マーベル・スタジオ・アッセンブルの最新エピソードが12月28日に配信される事が判明しました。

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ディズニープラスホットスターはインドでサービス展開されているディズニープラスの名称で、投稿によると12月28日に「MARVEL STUDIOS’ ASSEMBLED S1 E14」がラインナップされています。

過去の傾向から見て本編配信前にアッセンブルが配信されるとは考えにくいため、これは「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」ではなく、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデースペシャル」のアッセンブルになる可能性のほうが高いと見られています。

もちろん「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」の本編が同日サプライズ配信される可能性もゼロではありませんが、同作は米国にて今なお劇場記録を更新中のため、オンラインリリースまでもう少し時間がかかると考えられます。

映画「デッドプール3」、監督がデップーらしいハードコアな作品になると予告

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」のショーン・レヴィ監督が海外メディア Collider のインタビューに応じ、本作の進捗や、特にMCU初のR指定作品としての位置づけについて言及しました。

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監督は「私たちは今、毎日『デッドプール』を書き、書き直し、開発し、準備しているところです。毎日笑うことができるなんて、本当に最高です。このような、人々がただ口汚く罵っているシーンを聞いたり、書いたり、思いついたりするのはとてもおいしいことです。暴力的なシーンもあり、ハードコアで、まさに『デッドプール』らしい映画です。ローガン(ウルヴァリン)も出てくるし、楽しすぎますよ。」と現在の開発状況について述べました。

また、「とても楽しくて、まだ撮影現場に入れていません。本作は単にR指定というだけでなく、自己認識に満ち溢れていて、そのため、このフランチャイズに特有の方法でインライティングがとてもとても楽しいのです。」とも語りました、

レヴィ監督は、2013年に公開した「インターンシップ」がR指定映画からPG-13映画へと変更されて制作した事を後悔していると述べた上で、デッドプールではそのような失敗はしないとも述べました。

「私のキャリアの中で数少ない後悔のひとつは、『インターンシップ』をR指定からPG-13に変更するよう強引に迫られたことです。R指定の『インターンシップ』のヴィンス(・ヴォーン)とオーウェン(・ウィルソン)の方がずっと良かったので、今でも後悔しているんです。今の僕なら12年前の二十歳の僕みたいに屈しなかったでしょうね。」

本作はディズニーが関与する作品としては極めて珍しいR指定作品になると発表されており、ファミリー層の代表ともいえるフランチャイズの中でどのようなR指定作品が誕生するのか注目されています。

再登場が電撃発表されたウルヴァリンを演じるヒュー・ジャックマンさんは怒りに満ちた攻撃的なウルヴァリンを演じることになると予告し、体作りに励んでいる事を過去のインタビューで明かしています。

映画「デッドプール3」は 2024年11月8日 米国で劇場公開予定です。

ソース:‘Deadpool 3’: Director Shawn Levy Promises It Will Remain Gritty and Raw in the MCU [Exclusive]

映画「アイアンマン」がアメリカ国立フィルム登録簿に登録される快挙達成

マーベル・スタジオが制作したMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アイアンマン」がアメリカ国立フィルム登録簿に登録された事が各種海外ニュースメディアで報じられました。MCU初となる今回の快挙により、「アイアンマン」は半永久的に保存される事になりました。

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アメリカ国立映画登録簿は、後世に残す価値があると認められたアメリカ映画および動画を記したリストで米国議会図書館によって作成されたプロジェクトであり、毎年、歴史的または芸術的に重要であると見なされる最大25のアメリカ映画が表彰され、将来の世代のために保存されます。この特定の栄誉の対象となるには、映画は公開から10年以上経過している必要があり、連邦政府国立フィルム保存委員会によって保存すべきフィルムが選定されます。(管理自体は政府によるものではなく、各スタジオに任されています。)

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、「私たちのお気に入りの映画はすべて、何度も何度も見て成長するものです。アイアンマンの公開からほぼ15年が経過し、映画登録簿に登録されたことは、アイアンマンが時の試練に耐え、世界中の観客にとって今でも意味のあるものであることを示しています。」とコメントしました。

「映画は、125年以上にわたり、私たちの国の物語を伝えるのに役立ち、アメリカ文化の中心となってきました」と、カーラ・ヘイデン議会司書は述べています。「私たちは、映画の遺産を保存するために、活気に満ちた多様な映画製作者のグループによる25本の映画を国立映画登録簿に追加できることを誇りに思います。これらの映画が将来にわたって確実に保存されるように、米国議会図書館と協力してくださった映画コミュニティ全体に感謝します。」と語りました。

この登録簿にはシリーズ物の原点作品だけでなく、続編も選考対象になっており、過去には「ゴッドファーザー パート2」や「スター・ウォーズEP5/帝国の逆襲」なども登録されました。「アイアンマン」を皮切りに来年以降MCU作品がさらに登録される可能性も十分にあります。

ソース:マーベル公式

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」、ベネター号はどうなった?監督の回答に混乱する時系列

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」のジェームズ・ガン監督が、「ホリデースペシャル」や3作目の予告を見たファンからのベネター号の現状についてオンライン質問を受け、回答しました。

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「ホリデースペシャル」や「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」の予告に登場した宇宙船が映画「ソー:ラブ&サンダー」までに使われていたベネター号ではなかったことについて質問されると、ガン監督は次のように回答しました。

ファンから「ベネター号に何が起きたのでしょうか、ガーディアンズとソーが離れてからどのくらいの時間が経過したの?」と質問された監督は「ガレージにあるんです。ボウイ号はもっと大きいです。(ガーディアンズとソーが別れてから)かなり長い間が経過、彼らは数週間以上ソーと一緒にいませんでした。」と説明しました。

この回答で多くのファンが気になったのは後半部分、時系列に関するものです。

ガーディアンズとソーは「アベンジャーズ/エンドゲーム」でサノスを倒したあと、時系列2023年の後半に共に宇宙に旅立ちましたが、ガン監督の考えではそれは数週間程度の冒険だったようです。

そうなると「ソー:ラブ&サンダー」が2023年内、数週間の冒険の間に年越しをまたいでいる事を考慮しても遅くとも2024年内に起こっている事になるわけですが、ディズニープラスでの時系列順からは「ラブ&サンダー」が2025年のイベントであると設定されています。

実際問題として「ラブ&サンダー」がいつの物語なのか、タイカ・ワイティティ監督は細く設定せずに作っていたようで、時系列について「おそらく、エンドゲームから何年も経っていると思います。たぶん4年です。それぐらいかな?」と公開時のインタビューでコメントしていました。ワイティティ監督の発言を重視する場合は「ラブ&サンダー」が2027年のイベントという事になりますが、一方劇中ではソーとジェーンが「シビル・ウォー」(時系列2016年)の前に別れた事、そしてソーが「8年7ヶ月と6日」ぶりの再会である事を発言しており、「ラブ&サンダー」が2024年に起きている事を示唆しています。

「ラブ&サンダー」の時系列について、今回のガン監督の発言と「ラブ&サンダー」自体は2024年である事を示していますが、ディズニープラスはこれを2025年に設定、「ラブ&サンダー」と撮ったワイティティ監督自体は2027年だと思っていたという状態で、どれが正しいのかは判断不能な状態になっています。

とはいえ現状では致命的な矛盾が出ているわけでもありませんし、今後こっそりと修正されたり、ケヴィン・ファイギ社長によって明確になる可能性もありそうです。そもそも「ラブ&サンダー」はコーグの作り話が多分に含まれていると考えられ、コーグが間違っていたと考えることも可能です。

「エンドゲーム」で時間をまたいだ事で混乱気味のMCUの時系列ですが、ディズニーが正しいかどうかさえわからない以上、ファンはただ議論を交わし合う事を楽しむのみとなっています。

ドラマ「エコー」のショーランナーが配信延期を示唆

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「エコー」のショーランナーを務めるマリオン・デールさんが The Writers Panel ポッドキャスト(via the Cosmic Circus)に出演し、本作の配信時期が2023年夏ではなくなっている事を明かしました。

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ポッドキャストのホストであるベン・ブラッカーさんが「これ(ポッドキャスト)は1~2週間で配信されます。エコーの初回放送はいつになりますか?」と質問すると、デールさんは「番組が配信されるのはおそらく1年後になると思います」と答え、想像外の回答にブラッカーさんは思わず「冗談でしょ!?」とコメントしました。

そしてデールさんは「本作は一種の短期集中コースでした。というのも、私は共同エグゼクティブプロデューサーとして参加し、その後、変更されました。少し変更されたので、私はそこからグランドレベルで始めたわけではありませんが、本当に締め切りに合わせて作業するためにプロセスをシフトし、変更するようなものです。」と制作段階でいくつかの変更があったと説明しました。

ドラマ「ホークアイ」で初登場したエコーを主人公とする本作は、2023年夏の配信予定となっていましたが、今回のインタビューでは1年後の配信が予定されているという事で、現状では2023年冬配信予定となっているようです。

しかし本作は2022年8月の時点で撮影が終了したことを主演のアラクラ・コックスさんが報告しています。配信の延期にともなって再撮影が行われるのかは不明で、延期理由についても明確にはされませんでした。

作品に問題が発生しているなら今後再撮影に入る事が考えられますが、まだ時間は十分にあることであまり心配する必要はなさそうです。また、MCUの他作品との流れの関係で延期した可能性も考えられています。

今回のインタビュー内容はディズニーやマーベル・スタジオの公式発表ではありませんが、ドラマ「エコー」は2023年冬の配信予定になっているようで、ファンはまだしばらく待つ必要があるようです。

ソース:First Report: Showrunner Marion Dayre Confirms Delay for ‘Echo’

映画「ドクター・ストレンジ2」のジョン・クラシンスキーさん、「ファンタスティック・フォー」の話し合いがない事を明かす

マーベル・スタジオが制作したMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でファンタスティック・フォーのリーダー、ミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズを演じたジョン・クラシンスキーさんが、リブート版「ファンタスティック・フォー」の話し合いが全くない事を海外メディア The Wrap とのインタビューにて明かしました。

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クラシンスキーさんは「話し合いはまったくありません。唯一の話し合いは『ジャック・ライアン』の最後から2番めの週の時、ケヴィン・ファイギが電話してきてL.A.に飛んできて、1日だけ僕らの砂場で遊んでくれないかと言われました。私はそれを引き受け、ブダペストで撮影が終わってすぐに『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』のセットに行きました。あのキャラクターと世界の大ファンだから、あの砂場で1日遊べたのは本当にスリルがありましたよ。」と、ドクター・ストレンジ以来話し合いをしていない事を明かしました。

そして「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のリード・リチャーズの結末について、「まったく正気の沙汰じゃありませんよ。あの人たち(イルミナティ)と一緒に部屋にいて、あの物語の一部になれるなんて、クレイジーですよ。でもね、スパゲッティにされることは僕の最終目標ではなかったんだけど、それでも楽しかったんです。」とコメントしました。

今回のインタビューでジョン・クラシンスキーさんがサプライズのため、ファンのために嘘をついているのでなければ、別の俳優がキャスティングされている可能性が高いようです。

「ファンタスティック・フォー」はあまり情報が公開されていませんが、先日「アントマン」シリーズのペイトン・リード監督がマーベルのオフィスでリブート版のアートを見た事を明かしており、プリプロダクションは着実に進行している事が判明しています。

映画「ファンタスティック・フォー」は 2025年2月14日 米国にて劇場公開予定です。

ソース:John Krasinski Says He Hasn’t Discussed Continuing in the MCU as Mr. Fantastic: ‘I Was Honored to Do It’

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」、監督がソニー・バーチ再登場の噂について言及

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」のペイトン・リード監督が、Youtubeチャンネル Legado da Marvel とのインタビューの中で、前作でウォルトン・ゴギンズさんが演じたソニー・バーチ再登場の噂について言及しました。

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2018年公開の「アントマン&ワスプ」に登場したブラックマーケットの商人ソニー・バーチ。このバーチは作品の中でバックに誰かがいる事が描かれていましたが、彼の再登場とバーチを雇った黒幕の正体が「クアントマニア」で判明するのかと質問された監督は次のように回答しました。

「まあ、その質問に関しては、もう少し待ってもらわないといけないかもしれません。私はソニー・バーチが大好きで、この映画でキャスティングしたウォルトン・ゴギンズも大好きなんです。確かに彼は誰かのために働いているようなところがありました。しかしクアントマニアでは量子領域での物語がたくさんあるので、本作でその答えが出るかどうかは分かりませんが。でも、ファンがそれについて考察し、理論を持っていることは好きですよ。」

また、監督はソニー・バーチについて「独自のアイデアがある」としつつも、「次の映画を作れるかどうかは分からない」と回答しました。

そしてクアントマニアについても前作時点では作れるかどうかわからなかったとしつつ、「この映画で私が目指したのは、量子世界に足を踏み入れることです。そして、量子世界の奥深くまで行き、そこが素粒子宇宙であり、ジャネットが30年間もそこにいたことを知ることです。」と本作が量子世界とジャネットがそこでどう過ごしていたかに焦点があっている事を明かしました。

監督は2020年のファンQ&Aでも「ソニー・バーチが戻るチャンスはいつでもある」と回答していましたが、それは今回の「クアントマニア」ではないようです。

バーチの再登場が「アントマン」のシリーズとは限らず、クアントマニアの次にあたるアントマン4作品目以外にも再登場の場は考えられます。「アントマン&ワスプ」でソニー・バーチはFBIに内通者がいることなども描かれており、米政府が絡んでくる「サンダーボルツ」や「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」などに登場のチャンスがあるかもしれません。また、ブラックマーケットの常連という事で、それに関連するパワーブローカーとなってしまったシャロン・カーターや「ムーンナイト」のレイラと何らかの繋がりが描かる事も考えられそうです。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」は 2023年2月17日 公開予定です。

MCU版「ファンタスティック・フォー」は素晴らしいものになると「アントマン」監督が太鼓判

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」のペイトン・リード監督がYoutubeのSomos Geeksチャンネルとのインタビューの中で、MCU版の「ファンタスティック・フォー」に関する情報を少しだけ明かし、素晴らしいものになるだろうとコメントしました。

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ペイトン・リード監督は小さい頃から好きだというファンタスティック・フォーについて「22年前、マーベルよりずっと前に、僕はファンタスティック・フォーを1年ほど開発したんです。当時、20世紀FOXはこの映画を今のように大きくしたくなかったんだ。だから、僕はファンタスティック・フォーに対する情熱をアントマン映画に注いだんだと思うんです。」と、昔叶わなかったファンタスティック・フォー実写化の情熱をアントマン3作に注いだと述べました。

さらに「僕にとっては20年というのは長い時間だし、他の人にファンタスティック・フォーをやってもらいたいんです。マット・シャクマンが・・・マットが・・・ここだけの話、ファンタスティック・フォーの初期アートワークを見たんです、マーベルのオフィスで色々見たけど、素晴らしいものになりそうだよ。」と、アートの一部が完成している事を明かしました。

「ファンタスティック・フォー」に関する情報はこれまでほとんどなく、制作の進行がどうなっているかも不明でしたが、今回のリード監督のインタビューからは順調に進んでいる様子である事が垣間見えました。

アートがあるという事は、そのアートは既に俳優の顔が投影されている可能性が高いですが、今回リード監督がキャストに触れる事はありませんでした。映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」に登場したファンタスティック・フォーのミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズはジョン・クラシンスキーさんが演じていましたが、それはメインの舞台となっているEarth-616ではなく、マルチバースであるEarth-838のファンタスティック・フォーでした。

本作がどのようなキャスト陣で、どのような内容になっていくかは、まだしばらくはお預けとなりそうです。

映画「ファンタスティック・フォー」は 2025年2月14日 米国にて劇場公開予定です。