「デッドプール&ウルヴァリン」、ディズニープラスでの配信はいつ?Ver.2

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」が世界興行収入10億ドルを突破する大ヒットをし連日話題が並んでいる中、まだ見に行ってない人、そしてもう一度見に行こうかどうか迷っている人、そんな人達が気になるのが本作のディズニープラスでの配信日。これに関して、米ディズニーが新たなヒントを提供しています。

「デッドプール&ウルヴァリン」は現在、2024年で2位の興行収入にランクインしている映画。米メディアの予想を超える大ヒットのおかげで、ディズニープラスでの配信日に関して以前の予想に影響が出始めています。

2024年の映画で1位に君臨しているのは、ディズニー&ピクサーの「Inside Out 2」(邦題:インサイド・ヘッド2)の 16億2600万ドル。

ディズニーはこの「Inside Out 2」が劇場でもう少し稼げると判断し、従来の90日間の劇場独占公開から100日間へと延長すると発表しました。(Time より)

「デッドプール&ウルヴァリン」は現在2位ですが、初週の売上で言えば「Inside Out 2」を上回っていた事もあり、1位を塗り替える可能性は十分あることから、「デッドプール&ウルヴァリン」も映画館での公開期間が延長される可能性が高くなりました。これにより、当然の事ながらディズニープラスでの配信日は遅れる事になります。

もう一度、「Inside Out 2」に注目してみます。

「Inside Out 2」は 2024年6月14日 に米国で公開、また、When To Stream によると、2024年8月20日 にYouTube TV、 Apple TV 、AmazonプライムビデオなどのVODおよびデジタルプラットフォームに登場します。

6月14日 から 100日 後は 9月22日 となり、その後、ディズニープラスの新作配信日である水曜日が来るタイミングは 9月25日 となります。

「デッドプール&ウルヴァリン」は 7月26日 に米公開、そこから 100日 後は 11月3日 となり、次の最速水曜日は 11月6日 となります。

ただし 11月6日 は「アガサ:オール・アロング」の最終話が配信される予定の日となっており、ディズニーが話題の分散を避けたいと考えるのであれば、さらに1週間から2週間ほど「デッドプール&ウルヴァリン」が遅れる事も考えられます。

まずは米国での「Inside Out 2」の動きに注目しつつ、これが実際に 9月25日 に配信されるようであれば、「デッドプール&ウルヴァリン」は 11月6日 +αぐらいの日程で配信されると予想されそうです。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 から、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。

「デッドプール&ウルヴァリン」が正式に歴代R指定映画1位に、前王者「ジョーカー」のトッド・フィリップス監督も祝福

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」が世界興行収入11億4000万 ドルを突破し、これまでR指定映画の記録1位を保持していた「ジョーカー」の 10億6000万 ドルを越えた事が boxofficemojo のレポートより判明しました。

DCコミック「バットマン」の宿敵ジョーカーにスポットをあてた2019年の映画「ジョーカー」を制作したトッド・フィリップス監督は、「ジョーカー」の印象的なシーンをデッドプールに置き換えた画像と共に称賛の言葉を投稿。

「この圧倒的な勢いで映画を制作したライアン・レイノルズとショーン・レヴィに敬意を表さなければなりません。大ヒットすることは分かっていましたが、これはやりすぎです。関係者全員おめでとうございます!!」

これに対して「デッドプール&ウルヴァリン」のレヴィ監督は「ありがとう、トッド・フィリップス!次はどんなおいしい狂気を私たちのために用意してくれるのか、楽しみで待ちきれません…!」とフィリップス監督の次回作への期待を込めたコメントを返しました。

フィリップス監督の新作「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」はタイトルから予想がつくとおり「ジョーカー」の新作映画であり、10月に公開されるこの映画で「デッドプール&ウルヴァリン」がすぐに2位に転落する可能性は残されています。

また、R指定ではなく全体で見た時に、2024年の1位は「Inside Out 2」(インサイド・ヘッド2)がじわじわと数字を伸ばし16億ドルを突破、2位が「デッドプール&ウルヴァリン」でそれを追いかける状況となっています。

主演のライアン・レイノルズさんは Instagram で新たな舞台裏写真と共に、共演のヒュー・ジャックマンさんとショーン・レヴィ監督への賛辞を投稿。

彼はひどい週を過ごしていました…インフルエンザにかかり、車のタイヤが2回もパンクし、誰かに家を卵で攻撃されました。しかし、その後の出来事は速かった。彼は私にウルヴァリンを復活させたいと言いました。

数ヶ月後、彼はウルヴァリンを再び輝かせ、ついにあの有名な黄色のスーツを着ることになりました。

ショーン・レヴィと私は多くを語りませんでしたが、私たちは大きなプレッシャーを感じていました。MCUにこのキャラクターたちをどう導くか、秘密のキャラクターたちをどう守るか、多くの動く要素がありました。しかし、ヒューがあのスーツを着てセットに現れたとき、みんなが特別なことが起こっていると感じました。その瞬間、すべてがうまくいくと確信しました。

何ヶ月もの撮影と長い編集作業の間、私はウルヴァリンの最前列にいました。友人であり、私のお気に入りの俳優である彼から多くを学びました。二つのことが同時に真実であることができます。1) 時々、私は砂糖を食べ過ぎて、彼の家に卵を投げつけるのは秘密です。何かを感じたいからです。そして2) 私はファンであり、同時に友人でもあります。

私は2007年ごろにシドニーで彼に会いました。当時、彼はすでに映画スターで、私は途中から参加した脇役でした。途中からの参加は、新しい学校に通うこととあまり変わりません。私は緊張していました。映画のセットは、力のバランスが不均衡で怖いことがありますが、彼がクルーの全員を本当に尊重し感謝している様子を見て、映画製作者という言葉は、ポスターに名前が載っている人だけに使われるものではないと感じました。

私はヒューほど思慮深く、上品な人を知りません。彼は愛する人のために何でもします。初対面の人のためにでも、何でもします。

「デッドプール&ウルヴァリン」で、ヒューはウルヴァリンのファンの夢を叶えただけでなく、私の夢も叶えてくれました。彼こそが本物のXマンです。

ヒュー・ジャックマンさんの撮影現場での振る舞いについては、「ローガン」で共演したダフネ・キーンさんも同様の発言をしていました。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 から、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。

「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」の予告映像が流出

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」の最初の予告映像が D23Expo の会場で披露されましたが、この映像がSNS上に流出している事が確認されました。

本作は独特のスタイルで描かれており、「ホワット・イフ・・・?」などのMCUアニメはもちろんの事、他のディズニー・アニメ、ピクサー・アニメとも異なる雰囲気を見せています。この制作には日本のアニメ制作会社 ポリゴン・ピクチュアズ が参加している事が発表されています。

本作のエグゼクティブを務めるブラッド・ウィンダーバウムさんは以前に「これは『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で見たパターンを踏襲しています。」 と明かしており、 「ピーターが壊れたブルーレイ・プレーヤーをゴミ箱から取り出し、トニー・スタークが彼を待っていてスタークのインターンシップを提供し、ベルリンに連れて行くという有名なシーンまではね。」

「しかし、マルチバースで起こる出来事のせいで…新しいランダムな出来事のせいで、そこで彼を待っているのはトニー・スタークではありません。そこにいるのはノーマン・オズボーンであり、それが彼の人生を予期せぬ軌道に乗せ、マーベル・ユニバースの多くの予期せぬキャラクターと衝突させるのです。」と説明していました。

本作はもともと「スパイダーマン:フレッシュマン・イヤー」として発表されていた作品ですが、2023年12月にタイトルが現在の「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」(日本語で親愛なる隣人スパイダーマン、邦題がどうなるかは不明)に変更されました。

当初はシーズン2にあたる「スパイダーマン:ソフォモア・イヤー」の開発も噂されていましたが、タイトル変更によってシーズン2がキャンセルされたかどうかはわかっていません。

ディズニー社の投資家向け四半期決算説明会で配布された報告書によると、本作は 2024年 内のリリースが計画されていたようですが、そこから数ヶ月が経過した今も公式なリリース日は取得していません。

アニメ「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」はディズニープラスで配信予定です。

【噂話】「アイズ・オブ・ワカンダ」の1つのエピソードの概要が明らかに

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「アイズ・オブ・ワカンダ」のエピソードのひとつについて、概要が報じられました。ブラックパンサーシリーズのスピンオフとして制作されているこのアニメでは、「ウォー・ドッグズを通じて語られるワカンダの歴史」を描くと公式に説明されています。

ダニエル・リヒトマン氏は「アイズ・オブ・ワカンダ」について「ワカンダ人の一団が過去へ旅して、ホードが世界を喰らい尽くすのを阻止します。この番組は神聖時間軸で展開されます。」と報告。

「アベンジャーズ/エンドゲーム」のタイムトラベル問題を無視しているような気がするのはひとまず置いておいて、ホードの脅威に立ち向かう事になるようです。

コミックにおいてホードとは宇宙昆虫のような外見の種族で、単一ではさほどの脅威ではありませんが、群れをなした際は恐るべき脅威として描かれています。彼らは意識を共有しているため、立ち向かうのはかなりの困難です。

ホードはあらゆるものを喰らい尽くす習性がある他、セレスティアルズの天敵であり、ホードに喰われたセレスティアルズは感染し、結果として死亡するかダークセレスティアルに変貌してしまいます。

「アイズ・オブ・ワカンダ」のスケールでセレスティアルズが登場するとは考え難い所ですが、そうでなくとも脅威には違いなく、ワカンダの戦士たちがどのように対処していくのか注目です。

その他、女性のアイアンフィストが登場するエピソードと、アキレスのようなギリシャの神々が登場するエピソードがある事も過去に報告されています。

本作はワカンダの歴史を掘り下げる4話構成の作品となり、ベテラン・ストーリーボード・アーティストのトッド・ハリスさんが「ブラックパンサー」「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」のライアン・クーグラー監督と共に制作しています。

アニメ「アイズ・オブ・ワカンダ」はディズニープラスで配信予定です。

「X-MEN’97」解雇された脚本家がファンアートを理由にS2クレジットから名前を剥奪されたと主張するもスタジオは別の声明を発表、脚本家側弁護士はディズニーを非難

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「X-MEN’97」の脚本及びショーランナーを務めたボー・デマヨさんが、2024年3月、同作の配信直前に突然の解雇されていました。これに関連して、デマヨさんはシーズン2のクレジットから名前が削除されたと、SNSを通じて主張しました。

アニメ「X-MEN’97」が配信される 2024年3月20日 の一週間前、メディアがボー・デマヨさんが解雇されたと報道。既に始まっていたシーズン2以降の制作からも降板となり、それだけでなく、シーズン1のプロモーション活動からもデマヨさんを除外。当時すでに予定が組まれていたインタビューなども全てキャンセルされたと報じられていました。

これに関してデマヨさん自身は何も語らず、そのままアニメの配信がスタートし、その際にはSNSを通じて裏話を提供したりと、ファンと一緒に配信を楽しんでいました。

マーベル・スタジオの幹部はこの件について「私は『解雇』されたとは考えていません。私達は『袂を分かつことになった』というのが最良の表現だと思います。」とコメントしていました。

この謎の降板劇から数ヶ月、デマヨさんはまず、「『X-MEN’97』で才能ある素晴らしい皆さんと一緒に仕事ができたことにとても感謝しています。」と謝辞を述べつつ、「番組を降板したことで、声を上げなくてはならないと感じました」として、SNSを更新。その経緯について説明しました。

「上の写真は、6月のゲイ・プライドのためにインスタグラムに投稿したX-MENのファンアートです。6月13日、マーベルから手紙が届き、この投稿が原因でシーズン2のクレジットを剥奪されたと通知されました。悲しいことに、これはX-MEN’97とブレイドの制作中に私が経験した厄介なパターンの最新のものです。すぐにもっと話せるようになると思いますが、ソーシャルメディアから少し離れて、より安全な場所を見つけ、カミングアウトして、誇りを持って、オタクらしくいられる場所を見つけなければなりません。お楽しみに。」

3月頃に突然解雇されたボー・デマヨさんは、6月になってこの投稿が不適切だったという理由で「X-MEN’97」シーズン2のクレジットからも削除する通知が届いたと主張。

このデマヨさんの投稿に対して、マーベル・スタジオは The Hollywood Reporter を通じて声明を発表。

「デマヨ氏は内部調査の結果、2024年3月に解雇されました。調査結果の悪質性を考慮し、私たちは直ちに彼との関係を断ち切り、彼は今後マーベルと一切関わりを持つことはありません。」

Variety ではこの問題について、デマヨさんの性的違法行為の証拠が発見され、彼が解雇合意に繰り返し違反したため、シーズン2のクレジットが削除されたと報道。

しかし、デマヨさんの担当弁護士は Variety を通じて新たな声明を発表。要約すると「ディズニーは表面上は家族に優しいが、内心では契約書に違法で不当な条項を盛り込み、真実を隠蔽し、従業員や顧客が憲法上の基本的権利を主張するのを阻止しようとしている。」との事で戦う準備が出来ているとしています。

声明の全文は以下のとおりです。  

ディズニーでの経験が長いのですが、やり方はいつも同じです。表面上は家族向けですが、秘密裏に契約に違法で不当な事項を盛り込み、真実を隠蔽し、従業員/顧客が基本的な憲法上の権利を主張するのを阻止しようとしています。これから一つずつ詳しく説明する詳細な例を通して説明するように、ディズニーのモデルは非常に明確で、違法なパターンが繰り返されています。一度異議を唱えられたり暴露されたりすると、国際的によく機能する宣伝機関を通じて、真実を語ろうとする人へのガスライティングと責任転嫁が始まります。ディズニーにとっての問題は、これが100回以上起こっているという具体的な証拠を持っている人と対決するとき、その多くは批評家、従業員、さらには訴訟を起こす弁護士さえもコントロールし続けるために、数百件、場合によっては数千件の訴訟を和解させることにつながっています。彼らにとっての問題は、私には証拠があり、顧客は真実を語る用意があり、彼らはそれを知っていることです。これらは実際に事実であり、議論や推測ではありません。今後数か月間、違法に沈黙させられ、真実を語っただけで報復され、そして破滅させられた人々の勇敢な助けにより、このいじめと違法行為は一つずつ政府に暴露されるでしょう。ボー・デマヨはマーベル/ディズニーから真実以外何も望んでいません。彼は勇敢に真実を語るでしょう。私もそうします。応援しています。

この解雇には何かのトラブルがあった事は間違いないようで、謎めいていた舞台裏がこれから徐々に明らかになっていくかもしれません。

なお、「X-MEN’97」はシーズン3まで、デマヨさんの後任として、アニメ「ホワット・イフ…?」のクリエイター、マシュー・チョーンシーさんが起用されています。

ウォーカー・スコベルさんが「デッドプール&ウルヴァリン」のカメオ計画があった事を認める

ディズニープラスの「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」で主演を務めるウォーカー・スコベルさんが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」のカメオ計画が実在していたと、海外メディアとのインタビューで明かしました。

@ign Walker Scobell was almost in Deadpool & Wolverine, but he’s just happy to be considered! #walkerscobell #deadpool #kidpool #percyjackson #deadpoolandwolverine #shawnlevy #theadamproject #ryanreynolds #percyjacksonandtheolympians #disney #d23 #ign #movies #tv #series #movie #redcarpet #talent #celebrity ♬ original sound – IGN

スコベルさんは「キッドプールとかティーンプールとか、そういう話も少しありました。」としつつ、「でも、僕は成長していたし、パーシーですごく忙しかったんで、そのタイミングでは実現しませんでしたね。」と動画内で語っています。

そして「ショーン・レヴィからそのことについて電話がありました。それだけでもすごいことで、彼らが私のことを考えてくれたなんて信じられません。それだけでも十分ありがたかったし、全く予想していなかったので、それだけで感謝の気持ちでいっぱいです。」とコメントしました。

ライアン・レイノルズさんとショーン・レヴィ監督は Netflix の「Adam Project」(邦題:アダム&アダム)でウォーカー・スコベルさんと一緒に仕事をし、この撮影の際にレイノルズさんが「デッドプール2」の台本をスコベルさんに朗読させていた事で、カメオ計画があるのではないかと噂されていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-deadpool-3-kidpool-rumor/”]

この噂はある種の真実であった事が明かされましたが実現には至らず、実際の映画ではスコベルさんの代わりにライアン・レイノルズさんとブレイク・ライブリーさんの娘イネス・レイノルズちゃんがキッドプールを演じることになりました。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 から、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」、Netflix版との関連性について俳優たちが語る

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は当初、ディズニープラス向けのリブート作品として開発されていましたが、後に Netflix 版をMCUの正史とする事が発表され、事実上の続編の位置づけになりました。これによる Netflix 版とディズニープラス版の繋がりについて、俳優たちが言及しています。

チャーリー・コックスさん、ヴィンセント・ドノフリオさん、ジョン・バーンサルさん、デボラ・アン・ウォールさん、エルデン・ヘンソンさんらが D23Expo 2024 の開催中、海外メディア Entertainment Weekly とのインタビューに応じ、2つのシリーズの関連性について話しています。

チャーリー・コックスさんは「デアデビル:ボーン・アゲイン」の撮影を振り返って次のように語りました。

デボラ、私、エルデンと撮影現場に出た最初の日は、本当に特別でした。というのも、脚本に書かれていたシーンは、昔を懐かしんだり、今までやってきたことをすべて思い出したりするシーンだったからですそして、たまたまそのシーンを撮影したのはかなり早い段階で、私たちは何年も会っていなかったんです。何年もというわけではないかもしれませんが、私たち3人が一緒にいるのは、確かに長い間ありませんでした。だから、本当に、文字通り、演技は必要ありませんでした。私たちがグリーンルームで交わしていた会話は、シーンで交わしていた会話とほとんど同じでした。

そして、Netflix 版の小道具をそのまま流用しているシーンが存在する事を明かしました。

デボラと僕が古い箱を見つけるシーンがありました。そんなことを言ってもいいでしょうか? 言ってもいいと思います。箱の中をのぞいて過去のものを見つけるシーンがあるんですが、それは本当に過去のものでした。昔の番組のものです。8年前にセットで使った写真立てのようなもので、僕たちはそれを一緒に見ていました。いや、僕は見ていなかったのですが、思い出に浸っていて、素敵でした。ちょっとした芸術を模倣した人生でした。

デボラ・アン・ウォールさんもチャーリー・コックスさんの意見に全面的に同意し、「演技の必要がないシーンが確かにたくさんありました。本当に懐かしい。」と述べています。

また、ヴィンセント・ドノフリオさんは小道具だけではなく「オリジナルシリーズにまで遡るストーリーラインがあります。」とし、「私たちのキャラクターがどこから来たのか、私たちがどこにいるのか、そしてどこへ向かっているのか、それらの糸のいくつかは過去へとつながっています。」と、Netflix 版との関連性について説明しました。

「しかしこの繋がりは同時に障害にもなり得るものです。なぜなら、それはあなたが前に進むにつれてあなたの後ろに残されるものであり、あなたはそれに縛られる事になるからです。脚本家(兼ショーランナー)のダリオは、私たちが歴史を持ち、つながりを持つ方法を見つけるという本当に素晴らしい仕事をしました。あまりこだわりすぎてずっと縛られてしまうことはありませんでした。」と語っています。

これについてチャーリー・コックスさんは「脚本家たちが、その歴史をそのままにしつつも、疎外感を与えない形で表現してくれたことにとても感銘を受けました。」と補足、Netflix 版を見ていなくても楽しめる形になっているとしつつも、「また、オリジナルの3シーズンをもう一度観てもらいたいですね。」と笑顔で付け加え、「かなり良い作品ですよ。」とデボラ・アン・ウォールさんも続けました。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」ではNetflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて戻って来る事になります。

また、本作はこの後に予定されている「スパイダーマン4」などにも影響を与える物語になるのではとも考えられています。

ドノフリオさんは「シーズン2(パート2、後編の事)では大どんでん返しがある」とも語っていましたが、どのような展開が待ち構えているのでしょうか。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は前半9話が 2025年3月 よりディズニープラスで配信予定です。

ソース:Daredevil: Born Again stars reveal how Disney+ revival will connect to original Netflix seasons (exclusive)

「デッドプール&ウルヴァリン」、ガンビットソロ映画の可能性は?チャニング・テイタムさんが回答

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」でガンビット/レミー・ルボーを演じたチャニング・テイタムさんが、海外メディア Collider とのインタビューでエンディングで何が起こったのか、そして次回作の可能性について語りました。

「デッドプール&ウルヴァリン」の終幕ではデッドプールがTVAに対してヴォイドの仲間たちに第2のチャンスを与えるべきだと主張し、ウルヴァリンとX-23は Earth-10005 に戻り、ウェイドとその仲間たちと共にピザパーティーをするシーンが描かれていました。

エレクトラ、ブレイド、ガンビットに関しては明示されませんでしたが、ポストクレジットシーンではTVAのモニタに小さくガンビットの姿が映し出されています。

これに関して、ガンビットは自分の世界に帰ったと思うかと質問されたチャニング・テイタムさんは次のように述べました。

私が推測するに、その瞬間、彼は間違いなくまだヴォイドの中にいたと思います。しかし、その瞬間に何かが起こっていて、それはまだ誰も知らないのかもしれません。

結局の所、映画の脚本以上の後日談は用意されていなかったようで、今後の展開は制作が決まったときにその時の監督と脚本家次第ということになるようです。

チャニング・テイタムさんは次回の登場について「繰り返しますが、分からないのです。文字通り、もう二度とマーベル映画に出られないかもしれないし、以前にも出番が決まって無くなってしまった事があるので、もう驚きません。いつも疑っています。でも、ケヴィン・ファイギが出演を許可してくれることを願っています」とコメントしました。

Variety とのインタビューでは次回作について「もちろん言いましたよ。この10年間ずっと欲しいと言ってきたんですから。ボブ・アイガー(ディズニーCEO)とケヴィン・ファイギの手にかかっています。神に祈るしかありません。」と、再演の意欲を強く示しました。

チャニング・テイタムさんが20世紀FOXの元で「ガンビット」の映画の主演が発表された時、彼には原作通りのケイジャン訛りは無理だとファンからの反発を受けていました。

しかし、「ガンビット」の中止を経て10年、「デッドプール&ウルヴァリン」でコミックに非常に忠実な衣装をまとって登場したガンビットは、コミックどおりのケイジャン訛りで喋り、現地のファンのお気に入りとなりました。

主演のライアン・レイノルズさんも称賛し、もっと見たいとコメントしているガンビットの次回作は実現するのでしょうか。ケヴィン・ファイギ社長はいつだって乗り気な事を考慮すると、結局の所はディズニーがGOサインを出すかどうかにかかっているようです。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 から、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。

ソース:What Happened to Gambit in That ‘Deadpool & Wolverine’ Post Credits Scene? Channing Tatum Knows [Exclusive]

「デッドプール&ウルヴァリン」、カヴィルリンのアートやピザパーティーの舞台裏写真が公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」より、ヘンリー・カヴィルさんが演じたウルヴァリンの変異体、通称カヴィルリンのコンセプトアートが公開されました。

本作のアートを担当したウェズリー・バートさんが新たなコンセプトアートを公開。DCの代表的ヒーローであるスーパーマンを演じたヘンリー・カヴィルさんをウルヴァリンとして起用するというファンの夢を叶えるようなカメオについて、バートさんは描くのが楽しかったとコメントしています。

さらにオープニングのワンシーンのアートも公開しています。

そしてショーン・レヴィ監督が、本作のエンディングシーケンスにあるピザパーティーのBTSを公開。

「これらのシーンをオリジナルデッドプールのキャラクターたちと撮影したのは、まるで本当の家族団欒のような気分でした。例のあの人がピザを持って来て(スワイプ)、私はマスクを持って来て、今まで撮った映画の中で一番好きなラストショットが撮れました。」とコメントしています。

本作は先週末に世界興行収入10億ドルを突破し、ほどなく「ジョーカー」の10億6000万ドルを追い抜いてR指定映画での売上1位を獲得すると見られています。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 から、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。

映画「サンダーボルツ*」の予告映像が流出

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」の予告映像がオンラインに流出しています。映像は先日の D23Expo で公開されたものと見られており、SDCC2024で公開されたものと基本的に同じ内容になっています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-sdcc2024-updates/”]

映像内のゴーストとタスクマスターは「アントマン&ワスプ」や「ブラックウィドウ」登場時とは違って原作コミックのデザインに近づく形となったようです。

また、エレーナを演じるフローレンス・ピューさんが実際に高層ビルから飛び降りたというシーンも含まれています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-florence-pugh-reveals-jumped-off-2nd-tallest-building-in-the-world/”]

ルイス・プルマンさんが演じるボブも登場し、コミック通りであればセントリーとして本作で重要な役割を果たすと見られています。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わって未知の役割を交代し、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

映画「サンダーボルツ*」は 2025年5月5日 米国にて劇場公開予定です。