【公式ネタバレ】「サンダーボルツ*」と「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」が一致しないのは意図的か、ファイギ社長が回答

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」のポストクレジットシーンではファンタスティック・フォーの宇宙船であるエクセルシオール号が登場していますが、映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」の予告に登場する船とはデザインが異なっています。以前から話題のこの相違点について、ケヴィン・ファイギ社長が衝撃の発言をしました。

※これより先は「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

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Empire とのインタビューで「サンダーボルツ*」の宇宙船が「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」の宇宙船と同じものかと尋ねられた際、ファイギ社長は「彼らの船はエクセルシオール号で、ファンタスティック・フォーの船がMCUに登場しました。しかし、同じ船かどうかはわかりません。」と回答。

以前の記事では「ファーストステップ」予告の船はCGが未完成である可能性も否定出来ないと指摘しましたが、今回のファイギ社長の発言から見るに、どうやら意図的に異なるデザインを採用していると言えそうです。

そうなるとやはり「サンダーボルツ*」でやってきたのは「ファーストステップ」とは別のファンタスティック・フォーであり、宇宙船から降りてくる人物はペドロ・パスカルさんやヴァネッサ・カービーさんらではない可能性があるのかもしれません。

さらに踏み込んで言えば、別のマルチバースのファンタスティック・フォーの船を奪い取った誰かが乗っている可能性も候補となるでしょう。

その答え合わせは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」で行われる事になるのでしょうか。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 に 日米同時公開予定です。

映画「サンダーボルツ*」、興行収入3億6960万ドルに、「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」には届かずか

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」の世界興行収入が先週末時点で3億6960万ドルになった事が明らかとなりました。近年のMCU映画の中では内容が高く評価されましたが、その評価に対して興行収入は伸び悩んでいます。

boxofficemojo によると、「サンダーボルツ*」は現在約3億6960万ドルを売上げ、今年5位の成績に。しかし劇場公開の期間の終了が近づいており、「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の4.15億ドルには届かないだろうと推測されています。

これは映画の公開前から、「内容に関わらず興行収入は厳しくなるだろう」と予想されていた事でもあり、「サンダーボルツ*」という新作でありながら、MCUという大きなシリーズの続編でもある事で、過去作の影響を大きく受ける宿命みたいなものでもありました。

ディズニー視点で見ると、「リロ&スティッチ」の実写版が好成績をおさめており、10億ドルを超える見通しに。続編も当然制作されるだろうと、海外メディアは報道しています。

他社作品では「ミッション・インポッシブル/ファイナルレコニング」が3.5億ドルと「サンダーボルツ*」を追い越すと見られていますが、「サンダーボルツ*」の約3倍以上となる4億ドルを超える撮影費がかかっているともされており、そこにプロモーション費用を加えると黒字化はかなり厳しいようです。

「マインクラフト」は9億ドルを突破していますが、10億ドルには届かない見込み。

「ブラックパンサー」のライアン・クーグラー監督による「Sinners」(邦題:罪人たち)は原作のない新作オリジナルホラー映画としては破格の大ヒットとなっており、3.5億ドルに到達。同作は Rotten Tomatoes で批評家スコア98%、観客スコア97%を記録しており、日本では6月20日公開予定です。

マーベル・スタジオはこの後「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」の公開を予定中。試写会での評判は「まあまあ」からの第一報から一変して「エクセレント」とも報じられていますが、キャプテン・アメリカやサンダーボルツを追い越せるのか注目です。

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アベンジャーズやガーディアンズ最新作?カレン・ギランさんがネビュラ再演をほのめかす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」などでネビュラを演じてきたカレン・ギランさんが、海外メディア Movieweb とのインタビューで、今後の再演の可能性について語りました。

スティーブン・キング原作の新作映画「ザ・ライフ・オブ・チャック」のプロモーション中、MCUでの今後の可能性について質問され、カレン・ギランさんは次のように回答しました。

マーベルの世界で働くのは本当に楽しいです。今後のことについては、まだ何も言えません。どうなるかは皆さんもご存知でしょうけど、もしかしたら・・・絶対にないとは言えません。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の公式キャスト発表にカレン・ギランさんの名前は含まれていませんでしたが、ギランさんの発言はアベンジャーズ新作映画への出演の可能性をほのめかしているのでしょうか。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの将来について正式にわかっているのはスターロードのスピンオフ作品「レジェンダリー・スターロード」が作られるという事だけで、そこでネビュラが再登場する可能性は十分にあるでしょう。

そしてフェーズ7から始まる新しいサーガのボスになると噂されているアニヒラス(アナイアラス)に関連して「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー4」制作の噂もあり、そこでの再登場は最も可能性が高い舞台のひとつとなっています。

アベンジャーズ最新作ではサノス復活の噂もありますが、父親の変異体と再会したときネビュラはどのような反応を見せるのでしょうか。

今回のカレン・ギランさんの発言は、ネビュラの役割がまだ終わっていない事を示唆しているようですが、実際に登場するのがどこになるのかは続報に注目です。

なお、「ザ・ライフ・オブ・チャック」の共演者であるキウェテル・イジョフォーさんもこのインタビューに同席。「ドクター・ストレンジ」でバロン・モルドを演じ、「ヴェノム:ザ・ラストダンス」でレックス・ストリックランドを演じた彼は「私にとって、マーベル・ユニバースは本当に刺激的な場所です。本当に素晴らしい仕事ができる場所で、ストーリーも素晴らしいです。だから、とても楽しく仕事をしてきました。」とだけ回答し、将来については言及しませんでした。

「ザ・ライフ・オブ・チャック」はMCUでロキを演じるトム・ヒドルストンさんが主演で、今週全米で公開予定ですが、日本では公開が決定しているものの日程は発表されていません。

ソース:Two MCU Favorites Address Franchise Return While Promoting Their Incredible New Stephen King Movie

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」、Blu-rayが初週全米1位に、日本ではディズニープラス配信も開始

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の Blu-ray および 4k UHD がアメリカで発売され、そのどちらもが全米チャート1位を獲得したと報じられました。

初週売上のうち、HDフォーマットが71%を占め、さらにそのうち32%は通常版のBlu-ray、39%は標準版とスチールブック版の両方で販売された 4K Ultra HD 版でした。そのため、4Kチャートでも1位を獲得しています。

「キャプテン・アメリカ」シリーズ全4作品を収録したコレクションは、ディスク売上チャートで25位となり、第4作を収録したディスク売上の2.35%を占めました。Blu-rayチャートでは30位となり、売上の半分はBlu-ray版によるものでした(4枚組バンドルは4Kディスクでは発売されませんでした)。

映画としては世界全体の興行収入で4億ドルを突破。数字上は大ヒット(記事執筆時点で2025年の3位の映画)と言える作品ですが、制作費、広告費を考えると厳しい結果に終わったとも言われています。作品自体の評価も賛否両論あるものでしたが、ネガティブな報道が増えていた中でBlu-rayリリースに関しては予想外の上々の結果を出すことに成功しました。

日本でのBlu-rayの発売はまだ先ですが、今週からディズニープラスでの配信がスタートしており、サブスク会員は気が済むまで何度でも見られるようになっています。

「キャプテン・アメリカ5」の制作が実現するかは不明ですが、「ブレイブ・ニュー・ワールド」の主人公サム・ウィルソンの物語の続きは来年公開予定の「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」となっています。

本作は批評家からの低評価(47%)に対して、一般視聴者の評価は78%とまずまずの数値。

先代のキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースを演じたクリス・エヴァンスさんはアンソニー・マッキーさんに対して「よくやった!」と称賛のメッセージを送った事も明かされています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-captain-america-bnw-anthony-mackie-reveals-the-text-chris-evans/”]

ソース:‘Captain America: Brave New World’ Flies to No. 1 on Disc Sales Charts

映画「ブラックパンサー3」、アンジェラ・バセットさんがラモンダ女王死亡にも関わらず再演に熱意、「実現すれば素晴らしい」

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー3」について、過去作でワカンダのラモンダ女王を演じてきたアンジェラ・バセットさんが、ラモンダは「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」で死亡したにも関わらず、再演の可能性について語りました。

「ミッション・インポッシブル/ファイナルレコニング」のプレミアイベントに参加していたアンジェラ・バセットさんは「ブラックパンサー」での共演者、エリック・キルモンガー役のマイケル・B・ジョーダンさんとの再共演と関連して「もしかして(ブラックパンサー)3作目も?」と質問された際に「それは素晴らしいですね」と再演に意欲を見せました。

「それを受け入れるつもりですか?」との質問に対しては「ええと、アンセストラル・プレーン(祖先の平原)?私はそこにいるかもしれません。わかるでしょう?ありえます、絶対にそうだと思います。」と回答。

そして誰もがそう望んでいるでしょうと、ラモンダの再登場の可能性をほのめかしました。

1作目「ブラックパンサー」ではティ・チャラがアンセストラル・プレーンにて父であるティ・チャカと再会。ご先祖様達も姿をあらわしていました。

しかし2作目では、ワカンダの伝統を軽視していたシュリは平原に行くことが出来ず、家族と再会する代わりにキルモンガーとの再会を果たしていました。

ラモンダが3作目時点で平原にいることは十分に有り得そうですが、シュリはそこで家族と会えるのでしょうか。

シュリが平原を訪れるような事があれば、両親と再会するシーンが実現しますが、今度はそこにティ・チャラが出てこない理由が必要になってくることでしょう。

「ワカンダ・フォーエバー」の冒頭でティ・チャラが病死し、映画に登場しなかったのは演者のチャドウィック・ボーズマンさんが亡くなったからであり、そのために止むなく脚本を大幅変更しています。せっかく役者不在という現実的な問題を回避したのに、続編で再びその問題に近づいてしまうのでしょうか。

ラモンダとシュリが再会するためには、想像よりも多くの課題が残されている可能性がありそうです。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」でティ・チャラがリキャストされるという噂がある中で、今年の2月、スタジオの副社長はこの噂を否定しました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-black-panther-t-challa-recast-rumor-debuks/”]

「ブラックパンサー」で称賛されたチャドウィック・ボーズマンさんを切り捨てるような事はしたくないという姿勢をマーベル・スタジオがアピールする一方で、ボーズマンさんの兄弟は「彼ならリキャストを望んでいるだろう。」とコメント。ボーズマンさん本人も生前にティ・チャラを「ジェームズ・ボンドのように様々な人が演じたくなるようなキャラにしたい」と語っていました。本人と親族の意思を重視するべきだとの意見も多く、ファンもティ・チャラをリキャストするべきかしないべきかで分断されています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-5-and-6-black-panther-t-challa-recast-rumor/”]

アンセストラル・プレーン(祖先の平原)によってワカンダでは他にない独特の展開を描くことに成功している一方で、これが足かせになってティ・チャラを物語から完全に切り離すことが出来ておらず、3作目でどのように扱われていくのか注目となっています。

映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」はディズニープラスで配信中です。

アニメ「アイズ・オブ・ワカンダ」は青銅器時代のワカンダから出発、初見画像も公開

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「アイズ・オブ・ワカンダ」のストーリーボード・アーティストでショーランナー兼監督のトッド・ハリスさんが、海外メディア EW とのインタビューで、本作の見所などを紹介。初公開となる画像なども披露しました。

ハリス監督は「アベンジャーズ/エンドゲーム」以前のディズニープラスがない時期からワカンダのヴィジョンをずっと描いていたと前置きし、ワカンダの歴史を研究し、歴史と人物の物語への関連性を融合させたいと考えていたと言います。そして、「スタジオは僕に好き放題やらせてくれました。」と語り、その結果生まれたのがこのアニメ「アイズ・オブ・ワカンダ」となっています。

それぞれの人物の視点で歴史を捉えるというアイデアが本当に気に入りました。物語は西洋青銅器時代の終わりに始まり、その火花が時を超えて響き渡る壮大なスパイ物語の火蓋を切ります。ワカンダの素晴らしさを背景に、ワカンダ流のジェームズ・ボンド、そして時にはジェーン・ボンドのようなスパイが描かれるのです。

本作ではワカンダの「ハトゥット・ゼラゼ」が登場。英語で「DOGS OF WAR」を意味する言葉で、MCUではナキアが「ウォー・ドッグス」として「ブラックパンサー」1作目で紹介されており、この組織の活動が中心になるようです。

コミックではワカンダの秘密警察部隊を指す呼称でもあり、王ではなく国に属する秘密警察なので、ワカンダ王の越権などを処する権限も持つ組織。この組織のメンバーたちの目を通して、古代ワカンダからの歴史に着目していく事になっています。

何か事件が起きて、ヴィブラニウム流出などがあった際、彼らは極秘裏に、それが大きな問題にならないようにしなければなりません。一枚のディスクが一人のスーパーソルジャーの手に渡った時に何が起きたか、私たちは目の当たりにしました。それは世界の運命を変えたのです。

登場キャラクターについては不明な点が多いですが、本作にはライオン、ノニという名の二人のキャラの声優が発表されています。

監督はさらに二人のキャラについて名前を伏せたまま言及しました。

(アニカ・ノニ・ローズさんが演じるキャラが)この番組で非常に重要な役割を担っています。彼女は私が最もおもちゃを作りたいキャラクターの一人です。彼女はまるで大天使のように現れ、そのシーンを圧倒しました。

(スティーブ・トゥーサンさんが演じる)彼は非常に威厳があり、心と魂に溢れたキャラクターです。彼は、正当な理由で冷淡なエージェントを演じています。彼は自分の仕事に信念を持ち、家族のためにここにいて、大義に献身的ですが、時に信念が義務よりも優先されることがあります。トゥーサンは、その硬さと柔らかさを巧みに操る演技が実に巧みです。

監督は本作を「アンソロジーに近い作品」だと表現し、全4話のエピソードは異なる時代を舞台にしながらも、全てがひとつの物語を紡いでいると見どころを語っています。

同じ国ですが、二つの異なる世界があります。時を経て試金石を刻む中で、私たちはそのような進化を目の当たりにすることができるのです。

番組では非常に重要なキャラクターが登場しますが、同時にワカンダがどのような人物像を作り上げているのかについても検証しています。1万年の歴史を持つ社会。どのような不屈の精神、過剰な領土拡大への誘惑のなさ。物事が崩壊するのを防ぐための様々な方法、多くの歴史に悪影響を及ぼしてきた様々なこと…彼らはどのようにそれを避け、どのような人物像を作り上げているのでしょうか?どんな揺るぎない理念が、生きとし生けるものすべてにとって難しい、そのバランスを保たせているのでしょうか?

本作に登場するのはワカンダにルーツを持つキャラクターだけではありません。ディズニーはD23 Expoを含む様々なイベントで、アイアンフィストのようなキャラクターが登場することを明らかにしていました。また、最新画像ではヴァイキングの盾を持つ乙女の衣装をまとった女性など、様々な背景を持つキャラクターの姿も垣間見えています。

監督は最後に「アイズ・オブ・ワカンダ」は世界を駆け巡る冒険になると述べました。

私たちは皆、共にこの状況に直面しています。歴史がそれを証明しています。歴史には人々の分断があると考えがちですが、肥沃な三日月地帯、地中海、ユーラシア、アジア、北アフリカの交差点、そして様々な文化が織りなす網目構造があります。このイメージが想起させるのはまさにこのことです。私たち皆が再び共にここにいることは、決して珍しいことではないのです。

そして驚きの要素がいくつかあります。なぜなら、本作では歴史の断片を散りばめて、『そんなことがあったなんて知らなかった』と思わせることができるからです。また、歴史理論や歴史的事実、そして歴史的先入観を鏡に映し出すこともできるのです。

本作には映画「ブラックパンサー」シリーズのライアン・クーグラー監督がプロデューサーとして参加。全4話にわたって、ワカンダという謎に満ちた国家が歴史の舞台裏で何をしてきたかについて描いています。

アニメ「アイズ・オブ・ワカンダ」は 2025年8月6日 米ディズニープラスで配信予定です。

ソース:Eyes of Wakanda first look: Creator sets up a ‘giant spy-espionage story that reverberates through time’ (exclusive)

【噂話】映画「サンダーボルツ*」の未解決の謎は「X-MEN」に続く?他、小さな噂まとめ

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」は世界興行収入 3億5000万ドル を突破し、じわじわと成績を伸ばしています。そんな中で、この映画に関する未解決の謎について、新たな報道がありました。

「サンダーボルツ*」の大きなストーリーのひとつとしてセントリー計画がありました。コンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌの指揮下で実行されていたこの計画は、ボブのような一般人をモルモットにしたかなり邪悪な計画でもありました。

映画にはこの計画の関係者である科学者が登場していますが、劇中で名前が呼ばれる事もないモブであるにも関わらず、その成果たるやブルース・バナーやトニー・スタークといった天才たちに引けを取らない結果を出しています。劇中の科学者はおそらく下っ端であり、研究主任は未登場のまま映画が終わっています。

海外メディア TCC は、「ヴァルはこれまでに極めて邪悪な人物たちと接触してきました。それらの研究がMCUの次なるサーガに影響を与えることは間違いないでしょう。」と説明。ファンはセントリー計画の主任がリブート版X-MENのヴィランと噂されるミスター・シニスターではないかと考えています。

これはMCUの「X-MEN」が実現するまではおそらく真偽不明であり、「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」以降の事になるため、頭の片隅に入れておいて当分の間見守るしかありません。

その他、今回報告されている噂について簡単にピックアップ。

ドラマ「アイアンハート」のシーズン2に関する計画の有無は不明としつつも、ヴィランのザ・フッドはこのドラマのあとに再登場の予定があるとの事。それが映画なのかドラマなのかはわからないようですが、最近のマーベル・スタジオの方針から推測するに、映画ではなく何らかのドラマでの再登場が予想されそうです。

ドラマ「ムーンナイト」のシーズン2が中止になったかどうかは不明としつつ、主人公マークがニューヨークに戻る部分はどこかで描かれて「ミッドナイトサンズ」と繋がるだろうと言います。

ドラマ「ノヴァ」はマルチバース・サーガにおける「ロキ」のように、次のサーガにとって重要なポイントになると説明されていますが、映画とドラマを切り離すというスタジオの新方針とは矛盾しているようでもあり、続報に要注目です。

スカーレットウィッチは「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」後にも登場する計画があるとしつつ、ビリーとトミーが役割を引き継ぐ準備も始まるとの事。

スパイダーマンに関してはピーターが「ドゥームズデイ」に登場するかどうかに関わらず、「ブランニューデイ」のストーリーには影響がない作りになっているといいます。スパイダーマンにとって過去作と重複しない、斬新で新しい要素を取り入れつつ、ストーリーを前進させるというマーベルとソニーの共通の認識に到達していると説明されています。

オリヴィア・ワイルド監督の映画「スパイダーウーマン」、ドラマ「シルク」、アニメ「スパイダーウーマン」などの消息は現状まったく分からないとの事。

ソーは噂どおり、アベンジャーズ映画で壮絶な死を遂げるとしつつも、それでソーが永遠に消え去るわけではなく、全ての終わりにソーを待つ場所がまだあるとして、ソーとジェーン・フォスターのマイティ・ソーの画像を添付。「ソー5」が以前の報告どおりヴァルハラを舞台に展開される事をほのめかしています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thor-5-valhalla-rumor/”]

なお、噂されていた頃は「ソー5」はアベンジャーズ映画よりも前に来ると予想されていましたが、幾度ものスケジュール再編で、現在は先にアベンジャーズ映画が公開されると見られています。

ソース:Alex Perez May Q&A Part 2: Nova, Ironheart, Spider-Man, Thor, Sentry and More!

映画「デッドプール&ウルヴァリン」でデッドプールを殺す予定だった、ライアン・レイノルズさんが明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」の制作、脚本、主演を務めたライアン・レイノルズさんがポッドキャストに出演し、この三作目の映画でデッドプールを殺して終わる予定だった事を明らかにしました。

番組の中でライアン・レイノルズさんは「デッドプールを殺そうという考えが常にありました。」とし、「私とシェーン・リード、ディーン・ジマーマン、そしてショーン・レヴィは、あの第三幕を45日間ぶっ通しで練り直したはずです。」と脚本の開発当時を振り返りました。

そして難産だった脚本の完成の手助けとなった人物についても言及。「私たちが目指していた感覚を与えてくれたすべてのものを融合させ、そこに到達するのを本当に助けてくれたのは(作曲家の)ロブ・シモンセ​​ンでした。」

レイノルズさんはデッドプールの運命を変更したことについて、「スタジオ側は、もちろん、この男を将来いじるのは楽しいだろう、という感じでした。だって彼はチートコードみたいなものなんですから。みんなが考えていることを言って、それで窮地から逃れられるんです。」と述べ、ディズニーがデッドプールを殺させなかったのは、「僕がデッドプールを演じるのが大好きだからです。」と語り、最終的に殺さずに済んだ事は嬉しかったと付け加えました。

コミックであればデッドプールが死んで生き返るのはよくある事で、去年も死んで、また生き返っています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/how-does-deadpool-die/”] [nlink url=”https://mavesoku.com/comic-wolverines-and-deadpools-announced/”]

実写映画ではなかなかそういうわけにも行かないようで、「デッドプール」3作目映画の結末にはかなり悩んだとレイノルズさんは明かしました。

今月の初め、大手メディアはライアン・レイノルズさんがデッドプールがチームアップするアンサンブル映画を執筆中だと報道。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-deadpool-x-men-team-up-movie-rumor/”]

また、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のロケ地で「デッドプール2」の俳優が目撃されたと報告された後、SNSではライアン・レイノルズさんとヒュー・ジャックマンさんの姿も目撃されたと報告が相次いでいます。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-spoiler-actor-spotted-on-set/”]

デッドプールとウルヴァリンが「ドゥームズデイ」に参加している事はまだ疑わしいとしても、デッドプールの近い将来に何らかの計画があるのは確実なようで、今後の情報にも注目です。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」はディズニープラスで配信中です。

ドラマ「アイアンハート」の新しいポスターやスティルが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」の新たなポスターが公開されました。あわせてスティルや舞台裏写真も公開されています。本作は2022年に編集も終えていたとされていますが、ようやくディズニープラスでの配信が決定しました。

「アイアンハート」はもともと「アーマーウォーズ」と繋がる作品として制作されていたと言いますが、その「アーマーウォーズ」の計画の見通しが立たなくなった事で、今年ようやく配信スタートとなると考えられています。

公開されたスティルはアイアンマンのポーズを複写しているようにも。

リリ・ウィリアムズとトニー・スタークとに違いについて演者のドミニク・ソーンさんは「彼女には自由に使える10億ドルもないし、資源もありません。指導してくれる人も助言もありません。」と以前のインタビューでコメント。

「ブラックパンサー」シリーズの監督を務め、本作ではエグゼクティブプロデューサーを務めるライアン・クーグラー氏は「リリは間違いなく『デアデビル』のようなストリートレベルのドラマと対比されるでしょう。本作ではヒーローもヴィランも、持てる力でどうにかしようと奮闘するキャラクターたちが登場するんです。」と語っています。

「そして、それを『ドクター・ストレンジ』や『ワンダヴィジョン』に出てくるようなキャラクターたちと宇宙的なマーベルと組み合わせるんです。ストリートレベルのマーベルと魔法のマーベルの融合は、かなりクレイジーな組み合わせです。」

ただし公開された予告ではまだ魔法に関する部分があまり見えてきておらず、どういったものになるのかは不明です。

サマンサ・ベイリー監督は「彼女は独自の道を歩む、独自のキャラクターであることがすぐに分かりました。リリとキャプテン・アメリカやブラックパンサーの間には、マントが継承されたかどうかという違いがあるかもしれません。」と前任者と後任者の関係性が他のヒーローとは違う事を強調しました。

ドラマ「アイアンハート」は映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」の後日譚として、世界に名を刻むことを決意したリリが故郷シカゴに戻り、テクノロジーと魔法が対決する作品。アイアンスーツを製作するという彼女の独自のアプローチは素晴らしくも、その野望を追求する中で、彼女は謎めいていながらも魅力的なパーカー・ロビンス、通称「ザ・フッド」と出会うことになります。

「アイアンハート」は「ブラックパンサー」シリーズのライアン・クーグラー監督が製作総指揮を担当、脚本は「スノーピアサー」のチナカ・ホッジさんが執筆。

アンソニー・ラモスさんがヴィランのザ・フッド(ザ・フード)を演じる他、「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」のオールデン・エアエンライクさんがジークを演じるとも。その他、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」からMIT職員役のジム・ラッシュさんが再登場します。

ドラマ「アイアンハート」は 2025年6月24日 より米国でディズニープラスで初回3話配信予定です。

ドラマ「アイアンハート」、トニー・スターク不在がどう影響するのか主演が語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」で主人公アイアンハート/リリ・ウィリアムズを演じるドミニク・ソーンさんが、海外メディア GamesRadar+ とのインタビューでメンターの不在がリリにどう影響しているかについて語りました。

コミックではトニー・スタークが死後にAI化され、そのAIをメンターとして活動しているリリ・ウィリアムズは、自身が制作したアイアンハートのアーマー以外に、時にはトニーが作ったアイアンマンのアーマーを纏うことさえあります。しかしMCU版ではトニー・スタークとリリ・ウィリアムズの間に何の接点も描かれていません。

本作のヴィランについて質問されたドミニク・ソーンさんはヴィランのザ・フッド(ザ・フード)を「神秘的で魔法のような存在」と表現し、「彼は、非常に論理的で『事実を示して数字を出してみろ』というリリとはかけ離れています。」と言います。

そして「投獄という極めて脆弱な経験の直後、その脆さはリリにとって、自身の才能が周囲の世界にどのような影響を与えるかについて、現実的で影響力のある決断を下す非常に繊細な機会となります。それは彼女が愛する人々にどのように影響するのでしょうか?彼女自身の目標や野望にどのような影響を与えるのでしょうか?」と語りました。

また、「彼女がトニー・スタークではないことは明白です。自由に使える10億ドルの資金もありません。」とアイアンハートとアイアンマンの違いについて語り、「彼女には資金がありません…指導も、助言もありません。」とトニー・スタークよりも孤独である事を強調しました。

「では、今、彼女が傷つきやすく、内省している世界に、フッドのような人物が入り込むとしたら、一体どんなことになるのでしょうか? 彼女が答えを見つけようと努力する中で、どんな人物が現れるのでしょうか? 彼らの影響力は、もしあるとすればどれほどの規模になるのでしょうか? 今後の展開は、非常に興味深いものになるでしょう。」

先日公開された予告動画ではリリがパーカー・ロビンスの下につく事が示唆され、犯罪の片棒を担がされる事を予見させていました。

ドミニク・ソーンさんは今後のエキサイティングな展開を予告しましたが、本作は初回3話配信に続き、その翌週(7月1日)にさらに3話を配信して最終回を迎えるとも報じられています。この急ぎ足配信はディズニーにとってどのような戦略が込められているのでしょうか。

原作のようなトニー・スタークとの師弟関係も見られないアイアンハートは「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」で死亡する有力候補だと海外ファンは考えており、早期に配信を終える事はその仮説を裏付け、いつか原作に近い形でのリブートを目指すのではとも言います。

しかし、ディズニーパークではリリ・ウィリアムズとキャシー・ラング、アメリカチャベスを採用した映画にはない新規映像も制作されており、リリの今後については様々な憶測が飛び交っています。

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ドラマ「アイアンハート」は映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」の後日譚として、世界に名を刻むことを決意したリリが故郷シカゴに戻り、テクノロジーと魔法が対決する作品。アイアンスーツを製作するという彼女の独自のアプローチは素晴らしくも、その野望を追求する中で、彼女は謎めいていながらも魅力的なパーカー・ロビンス、通称「ザ・フッド」と出会うことになります。

「アイアンハート」は「ブラックパンサー」シリーズのライアン・クーグラー監督が製作総指揮を担当、脚本は「スノーピアサー」のチナカ・ホッジさんが執筆。

アンソニー・ラモスさんがヴィランのザ・フッド(ザ・フード)を演じる他、「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」のオールデン・エアエンライクさんがジークを演じるとも。その他、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」からMIT職員役のジム・ラッシュさんが再登場します。

ドラマ「アイアンハート」は 2025年6月24日 より米国でディズニープラスで初回3話配信予定です。

ソース:The MCU is missing its Tony Stark, so Ironheart star Dominique Thorne explains how not having a mentor affects Riri Williams: “It does set the stage for a very interesting journey ahead”