映画「サンダーボルツ*」、7月1日から有料配信、Blu-rayは7月29日に米発売へ。ディズニープラス配信日は?

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」のデジタル販売、及び DVD や Blu-ray の発売日が公式発表されました。ディスクのパッケージには「サンダーボルツ*」のタイトルだけでなく、「*ニューアベンジャーズ」のタイトルも記載されています。

米マーベル・スタジオの発表によると、現地時間の 7月1日 からデジタル購入が可能となり、DVD、Blu-ray、4k UHD などは 7月29日 にリリースされるとの事。

Blu-rayには、削除されたシーン、ギャグ・リール、舞台裏などの特典映像の他、ジェイク・シュライアー監督の解説など、これまでと同様のボーナス特典が収録される予定となっています。

公開された特典内容の一部は次のようなものに。

記憶に残るチームの結成:サンダーボルツ* のキャストとスタッフと一緒に充実した時間を過ごして、この映画の架空のチームである超能力を持った異端者、はみ出し者、アンチヒーローがどのように結成されたかを見てみましょう。

世界中を旅して戻る:サンダーボルツ* を興奮を現実にするのに役立った多彩なロケ地と驚異的なプロダクションデザインを探索します。クアラルンプールの広大なセットを訪問し、フローレンス・ピューと一緒に地球上で最も高いビルの屋上でスタントを披露したり、路上でビルを爆破したりします。

ボブ、セントリー、ザ・ヴォイドのすべて:ルイス・プルマンが演じる 3 人のキャラクター、ボブ、セントリー、ザ・ヴォイドの制作について詳しく掘り下げます。

サンダーボルツ*では、マーベル・スタジオが型破りなアンチヒーローたち――エレーナ・ベロワ、バッキー・バーンズ、レッド・ガーディアン、ゴースト、タスクマスター、そしてジョン・ウォーカー――を集結。ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌが仕掛けた死の罠に囚われた彼らは、切り捨てられた事に幻滅した後、危険な任務へと乗り出し、過去の闇の片隅と対峙することになる。果たして、この機能不全のグループは崩壊していくのか、それとも救いを見出して、手遅れになる前に、より大きな何かへと結束していくのか?

これらの発売日はアメリカでのスケジュールであり、日本国内では未定です。日本では来月ようやく「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」のディスクが発売となっています。

Blu-ray の発売日が確定した事で、ディズニープラスでの配信日についても新たな予想が可能となりました。

過去作のほとんどでは Blu-ray 発売と同週にディズニープラスでの配信がスタートしている事で、それに従う場合は新作映画の追加が行われやすい水曜日である 7月30日 がひとつの予想ポイントとなります。

また、直近の「デッドプール&ウルヴァリン」と「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は Blu-ray 発売から2週間後にディズニープラスでの配信がスタートしている事を考慮すると、8月13日 が最も可能性が高い予想日となりそう。

当初の予想日と遠からずといった更新ですが、もうしばらく正式発表を待つことになりそうです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-when-disney-plus/”]

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わってメルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

チームのうち、タスクマスターを除くエレーナ、レッドガーディアン、バッキー、エイヴァ、ジョンの5人とボブは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に再登場する事が発表されています。

映画「サンダーボルツ*」あるいは「ニュー・アベンジャーズ」は 2025年5月2日 より劇場公開中です。

【噂話】映画「サンダーボルツ*」、ファンタスティック・フォーの宇宙船は実は・・・

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」、あるいは「*ニューアベンジャーズ」のポストクレジットシーンではファンタスティック・フォーの宇宙船が紹介されましたが、これが「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」の宇宙船とは一致しない事がかなり以前から指摘されていました。

※これより先は「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

先日、ケヴィン・ファイギ社長はこの疑惑に対して、「同じ船かどうかはわかりません。」と意図的に違う船を登場させた事をほのめかした事で、海外ファンはあらたな仮説を提案しています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-kevin-feige-addresses-fantastic-for-space-ship-but-not-same/”]

それによると、「サンダーボルツ*」で登場した宇宙船は、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のリード・リチャーズが所有していた宇宙船ではないかとし、Earth-838に残された、ワンダに惨殺されたイルミナティの関係者が乗り込み、Earth-616に復讐しに来ていると主張しています。

Earth-838の復讐計画は「デッドプール&ウルヴァリン」で描かれる予定とされていましたが、開発途中でキャンセルされたとも報じられていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-deadpool-3-canceled-two-character-rumor/”]

この部分のプロットが「サンダーボルツ」から「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」にかけて採用されているのでしょうか。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」ではマスター・モルド(バロン・モルドの変異体)が姿を消しており、彼が船に乗っている可能性はあるかもしれません。

モルドを演じるキウェテル・イジョフォーさんは、先日のインタビューで再演について、今思えば少し曖昧な態度を見せているようにも思えます。

また、作中のキャプテン・カーターはファースト・アベンジャーともされていたことで、イルミナティとは別にアベンジャーズも存在していたはずで、映画に登場しなかったヒーローが後ろに控えているはずでもあります。

「ドゥームズデイ」の撮影現場でX-MENとアベンジャーズの戦闘シーンが撮影されているという噂を加味すると、ワンダに殺されたプロフェッサーXの敵討ちのために親友のマグニートーがX-MENを率いて来たと考えることも可能です。

「サンダーボルツ*」の結末が「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」でどのように描かれていくのか注目です。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

「アイアンマンはアイアンハートを愛している。」、RDJさんが新作ドラマにエールを贈る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アイアンマン」などでトニー・スタークを演じてきたロバート・ダウニー・Jrさんが、今月配信予定の新作ドラマ「アイアンハート」に対して「愛している」とエールを送りました。

「アイアンハート」で主人公リリ・ウィリアムズを演じるドミニク・ソーンさんと、ヴィランのザ・フッド/パーカー・ロビンスを演じるアンソニー・ラモスさんがドラマのプロモーションで Good Morning America に出演。その際、番組側がスペシャルメッセージとして、RDJさんからのビデオメッセージを公開しました。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の撮影が行われているパインウッド・スタジオのキャップを被って登場したRDJさんは、「ミズ・ソーン、リリ・ウィリアムズに命を吹き込んでくれて、これ以上嬉しいことはありません。でも、フッドがちょっと不安なんです。彼は緑色なんですか?ラモスくんがパーカー・ロビンスを通してドクター・ドゥームの役を私に代わって演じるわけではないと教えてください。何か私に伝えていないことがあるのでしょうか?」と語り、最後に「はっきりいって、アイアンマンはアイアンハートを愛しています。」と指でハートマークを作って締めくくりました。

コミックで師弟関係にあるトニー・スタークとリリ・ウィリアムズは、MCUではトニー・スタークが「アベンジャーズ/エンドゲーム」で退場していた事でまったく面識がない設定に。

しかしながらRDJさんは「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」でドミニク・ソーンさんがリリを演じることになった時から、彼女を舞台裏で支えてきました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-black-panther-2-iron-heart-rdj/”]

ドミニク・ソーンさんは「MCUが大好きな家族で育ったので、本当に素晴らしい経験でした。弟がアイアンマン公開の数ヶ月前に生まれて、それ以来ずっと家族ぐるみで見ています。ハロウィンで弟がアイアンマン、私がアイアンガールになった写真も撮っていて、本当に感慨深いです」と述べ、「シカゴでの撮影が終わって間もなく、ダウニー・Jr.から初めて直接電話をもらったんです。彼は本当に優しい人物でした。だから、彼のサポートは本当に大きな意味がありました。」とRDJさんの協力があって「アイアンハート」が完成した事をアピールしました。

ドラマ「アイアンハート」は 2025年6月25日 より日本のディズニープラスで初回3話配信予定です。

ドラマ「アイアンハート」、主演俳優が時系列に言及するもまだ曖昧

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」の配信を来週に控える中、主人公リリ・ウィリアムズを演じるドミニク・ソーンさんがあらためて時系列について言及。また、本作のリリについて語りました。

海外メディア The Direct とのインタビューでドミニク・ソーンさんは「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」でのリリを振り返り、次のように語っています。

まあ、彼女はかなり大きな混乱を引き起こしましたよね?だから、彼女はちゃんと反省して、『さて、頭の中にあるアイデアをすべて使って実現することは、私にとって何を意味するのか?』と真剣に考える必要があると、絶対に気づいていると思います。それが周りの世界に影響を与えるかもしれないという事実を、ちゃんと認識しているんです。

「ワカンダ・フォーエバー」ではリリが作ったヴィブラニウム探知機が原因となり、ネイモア率いるタロカンと戦争状態に陥りました。思うがままに発明を繰り返していたリリは、一旦冷静に考えることを学んだようです。

そして「ワカンダ・フォーエバー」から「アイアンハート」へと舞台を移すリリについて次のように述べました。

そして今、彼女は周囲の世界が自分が思っていたよりもはるかに広大であることを知りました。このクレイジーでワイルドで突飛な経験を経て、彼女は間違いなく、より深く自分の内面を掘り下げ、そうせざるを得なくなっているのです。リリは自分の気持ちをじっくりと話すタイプではないことは、私たち皆が既に分かっていると思います。だからこそ、彼女は自分がしたことの影響と向き合いながら、その旅路を歩んでいるのです。彼女にとって、これは内なる闘いなのです。

最後に時系列について質問されたドミニク・ソーンさんは詳細は控えつつも回答しました。

どこまで言えるか分かりませんが、『ワカンダ・フォーエバー』の後だということは確かです。彼女が少しの間座って、考え、気持ちを落ち着かせ、回復した後です。そして、彼女がその時間を最大限に活用できたかどうかがこの作品でわかると思います。

先日は「アイアンハート」の脚本家も時系列について述べており、「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」の後である事は一致しています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-iron-heart-timeline/”]

脚本家は「ワカンダ・フォーエバー」の直後と述べていましたが、ドミニク・ソーンさんの今回の発言では最低でも数日から数週間ぐらいの猶予はありそうだと考えられる所。

とは言え「アイアンハート」がフェーズ5の最後の作品であるにも関わらず、フェーズ5の最初の時系列に位置する可能性は高そうです。

ドラマ「アイアンハート」は 2025年6月25日 より日本のディズニープラスで初回3話配信予定です。

ソース:Ironheart Star Dominique Thorne on Riri’s Evolution After Black Panther: Wakanda Forever, Timeline Gap (Exclusive)

映画「サンダーボルツ*」、セントリーのユニークな未使用デザインが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」あるいは「*ニューアベンジャーズ」より、ルイス・プルマンさんが演じたセントリー/ボブの未使用コスチュームのコンセプトアートが公開されました。

実際の映画で採用されていたのは原作コミックにかなり忠実な衣装でしたが、開発段階では様々なパターンが検討されており、中にはミリタリー風のものや、エネルギーマントをまとったような特別なデザインも考慮されていたようです。

これらのデザインが次の登場作品である「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」で採用されるかどうかは不明です。

ルイス・プルマンさんは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」への出演についてディズニーやマーベルからは何も聞かされていなかったとし、「トップガン マーヴェリック」での共演仲間で友人のファルコン/ホアキン・トレス役のダニー・ラミレスさんからの連絡で知ったと言います。

これについてプルマンさんは Deadline とのインタビューで不在着信が30件入っていたと明かしました。

THR とのインタビューではメッセージが 87件 あったと説明しており、「一緒に『ドゥームズデイ』に出ようぜ」とのメッセージで「『ドゥームズデイって何だっけ?マジかよ』って感じでした」、と語っていました。

プルマンさんがジョークで話を盛っているのでなければラミレスさんの連絡はなかなか狂気じみていますが、二人はアベンジャーズ映画の最新作に出演する事に大興奮の様子。

先月のインタビューではボブの将来についても語っていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-lewis-pullman-addresses-bobs-future-in-avengers-doomsday/”]

ディズニープラスで打ち切られたマーベル番組がYoutubeで電撃再開される

「マーベル・スタジオ・レジェンド」、邦題でいうところの「マーベル・スタジオ 知られざる秘密」の最新エピソードが Youtube で無料公開されました。この番組は先月、2023年12月の「ガーディアンズ・オブ・マルチバース」のエピソードを最後に更新が途絶えていた事で、打ち切られたのではないかと報じられていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-marvel-studios-legend-canceled-report/”]

最新エピソードとなる「リリ・ウィリアムズ」は、今月配信予定の「アイアンハート」に備えるための過去のダイジェスト映像。

「デッドプール&ウルヴァリン」や「デアデビル:ボーン・アゲイン」、「サンダーボルツ*」など、評判の良かった作品の「マーベル・スタジオ・レジェンド」は制作にされなかったにも関わらず、「アイアンハート」に向けて突如戻って来る事となりました。

ただし、最新エピソードとなる「リリ・ウィリアムズ」は Youtube でのみの公開となり、ディズニープラスには追加されていません。日本人の大半にとってこれは少々問題があり、公式の日本語字幕が用意されておらず、英語が苦手な場合は Youtube の機械翻訳を頼りにせざるを得ません。

リリは過去の出演作が「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」しかない事もあって、今回の番組は「ワカンダ・フォーエバー」と「アイアンハート」の予告からの映像しか含まれていません。そのため、日本のファンは素直に「ワカンダ・フォーエバー」の日本語字幕版、あるいは日本語吹替版を見直すのがいいかもしれません。

なお、残念ながらこの動画も「アイアンハート」の予告と同じく低評価攻撃が始まっています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-iron-heart-youtube-trailer-dislike-bombed/”]

Rotten Tomatoes で90%を超える評価を受けた映画のダイジェスト映像が低評価まみれになるというのはとても奇妙な事であり、キャプテン・マーベルやミズ・マーベルに並んで、アイアンハートにも固定のアンチが数多く存在していることが伺えます。

ちなみに「マーベル・スタジオ・レジェンド」が打ち切られたのではないかと報じていた The Direct は今回の復活を「突然の復活は不可解で、奇妙なプロモーション」だと指摘。

記事執筆時点で少なくとも米マーベル・スタジオの公式Xは特に告知していません。

ドラマ「アイアンハート」は 2025年6月24日 より米国でディズニープラスで初回3話配信予定です。

ソース:Marvel Studios Revives Legends Series Fans Thought Was Cancelled

ドラマ「アイアンハート」シーズン2の可能性について主演が言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」が今月配信予定ですが、主演のドミニク・ソーンさんが海外メディア The Direct とのインタビューで、シーズン2の制作の可能性について言及しています。

シーズン2ではリリ・ウィリアムズの何を探求したいかと質問されたドミニク・ソーンさんは、「実際の所、シーズン1のネタバレなしに言うのは難しいですが・・・シーズン1で彼女に提示された他の選択肢を全て試す彼女を見てみたいと思います。」と回答。

また、「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」と「アイアンハート」シーズン1の違いについて「今回、彼女は再び世界に何が実際に存在するのかについて心を開き、故郷でさえ自分が思っていたよりもはるかに大きいこと、物事ははるかに大きく、自分が知りたいと思ったり理解したいと思ったりしたよりもはるかに多くのことが起こっていることに気づいたのだと思います。」と説明しました。

そして今後のリリについて、「それで、彼女は外の世界で何が起こっているのかを知った今、何を選ぶのでしょうか? そして、彼女が選択をしたら、私たちは彼女が全力を尽くすことを知っています。私たちが彼女に期待するであろう全く予想外の選択肢に彼女が傾倒するとは、どういうことでしょうか? それはとてもクールだと思います。」と述べました。

シーズン2に関する具体的な話し合いがあったのかと質問されたドミニク・ソーンさんは「いいえ、まだです。」と回答し、その発言の真偽は別にして一旦否定の態度を見せました。

5月のインタビューでスタジオ幹部はシーズン2について「様子見」と語っていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/marvel-tv-boss-reveals-disney-plus-mcu-serieses-future-plan/”]

リリはアベンジャーズ映画にも登場の可能性があるとされていますが、公式にはまだ発表されていません。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-iron-heart-dominique-thorne-teases-avengers-doomsday-and-secret-wars/”]

ドラマ「アイアンハート」は映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」の後日譚として、世界に名を刻むことを決意したリリが故郷シカゴに戻り、テクノロジーと魔法が対決する作品。アイアンスーツを製作するという彼女の独自のアプローチは素晴らしくも、その野望を追求する中で、彼女は謎めいていながらも魅力的なパーカー・ロビンス、通称「ザ・フッド」と出会うことになります。

「アイアンハート」は「ブラックパンサー」シリーズのライアン・クーグラー監督が製作総指揮を担当、脚本は「スノーピアサー」のチナカ・ホッジさんが執筆。

アンソニー・ラモスさんがヴィランのザ・フッド(ザ・フード)を演じる他、「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」のオールデン・エアエンライクさんがジークを演じるとも。その他、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」からMIT職員役のジム・ラッシュさんが再登場します。

ドラマ「アイアンハート」は 2025年6月24日 より米国でディズニープラスで初回3話配信予定です。

ソース:Ironheart Season 2 Status & Show Future Addressed by Lead Star (Exclusive)

映画「サンダーボルツ*」は最終的に赤字に終わったと言う、今後の計画にも影響か

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」あるいは「*ニューアベンジャーズ」が損益分岐点に達することができなかったと、海外メディア Variety が報じました。最終的な世界興行収入は速報値からわずかに低下し、3.71億ドルとなったと言います。

記事によると、「サンダーボルツ*」が劇場公開されて数日後、ディズニーCEOのボブ・アイガー氏は祝賀ムードに包まれていたとの事。彼は、このコミック由来のアドベンチャー映画が観客と批評家から好評を博したことに触れ、マーベルの新映画戦略の「最初で最高の」例だと公言していました。数年間の波乱万丈と、フランチャイズ作品の低評価が相次いだ後では、大きな安堵感を覚えたのです。

しかしそういった評価は残念ながら観客を映画館に運ぶことには繋がらず、損益分岐点だという4.25億ドルに届かずに公開を終了しました。「サンダーボルツ*」の場合、制作費が1.8億ドル、マーケティング費用が1億ドルとなっているようです。

2008年の「アイアンマン」でMCUが誕生して以来、マーベルはハリウッドで最も安定したヒットメーカーであり、36作品で310億ドルという興行収入を記録した映画シリーズとしては史上最高額を誇っています。しかし、今後は1作品あたり10億ドルという興行収入が成功の指標になるべきではない時を迎えたようです。

新型コロナウイルスの混乱以前は、それほど人気が​​ないキャラクターの作品でも一定の興行収入は保証されていました。パンデミック以前は、22作品中19作品が少なくとも5億ドルを突破。しかしその後、かつてテフロンブランドと呼ばれたMCUは、商業的な安定に苦しんでおり、2020年以降、13作品中わずか6作品が5億ドルの大台に到達しています。

今後の方針について、「有名キャラクターを起用しないスーパーヒーロー映画には新たな天井ができた…世界的な市場の縮小と、映画・テレビ両方におけるスーパーヒーロー作品の飽和状態が、興行収入の減少の一因となっている」と指摘しています。

しかし、悪いニュースばかりではありません。次のようにも説明。

「マーベルは、競合他社のように単独映画の損益に縛られていないという点でユニークです。同社はディズニープラスやその他のホームエンターテイメント市場を通じて、ある程度のコストを回収できるのです。グッズ販売も要因の一つだ。」

ディズニーは映画でのみ収益を上げているわけではないため、映画アナリストには見えない市場が大きく広がっているのも事実。MCUが36作品で310億ドルを稼いだのはあくまで映画館での話であり、その後ろにはDVDやBlu-rayはもちろのんの事、フィギュアなどのグッズ、ゲーム、書籍、パークのアトラクションなど様々な分野で売上に貢献していると言います。

ディズニーは今後、ファンタスティック・フォー、アベンジャーズなどの大作映画を予定しており、他にもソーやブラックパンサーの続編なども計画中。これらは予定どおりに制作される可能性が高そうですが、凍結中の「ブレイド」を含むいくつかのマイナーキャラクターが主人公の作品は計画が見直されるかもしれないようです。

ソース:‘Thunderbolts*’ Lost Millions of Dollars Despite Great Reviews. Where Does Marvel Go Next?

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3」に「ソーは出したくなかった」、ジェームズ・ガン監督がマーベル時代の経験を振り返る

ワーナー・ブラザース制作のDCU映画「スーパーマン」の来月の劇場公開を控える中、ジェームズ・ガン監督がポストクレジットシーンの在り方について、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」の制作を振り返り、その失敗談を語りました。

海外メディア EW とのインタビューでガン監督は「スーパーマン」にポストクレジットシーンがある事を明かしつつも、MCU時代の反省点を活かすように取り組んだと言います。

ポストクレジットシーンについては、私には独自の哲学があるんです。それは、マーベル時代に私が犯した失敗と多少関係があるんです。

「アベンジャーズ/エンドゲーム」のラスト(正確にはポストクレジットシーンではない)でガーディアンズの船にソーが乗り込み、共に旅に出るようすが描かれていました。この終わり方に対してガン監督は反発したと言います。

脚本の注釈にこう書いたんです。「ソーは出さない。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーにソーを登場させたくない。ソーを主人公にした映画はやりたくない」と。私はソーのキャラクターをそれほど理解していません。彼の映画を見るのは好きだし、クリス・ヘムズワースという人間も大好きです。でもあのキャラクターをどう書けばいいのか、私には理解できないんです。

他の監督や脚本家が蒔いた種を知識のない人間が育てるのは非常に難しいとし、「ガーディアンズ3」でソーを登場させる事を拒否した事を明かしました。さらに「ガーディアンズ2」についても振り返っています。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2』でやったことも気に入りませんでした。アダム・ウォーロックとガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの設定、そして必ずしも計画していなかったくだらないことを全部設定してしまったんです。まあ、(アダム・ウォーロックの)約束は果たすつもりだったとは思うけど、そこは慎重に考えた方がいいと感じました。ポストクレジットシーンって、まるで顔面パンチみたいで、「オーマイゴッド! 見てよ!」って感じなんです。

「エンドゲーム」のラストはルッソ兄弟監督によるものでしたが、「vol.2」は自分で作ったにも関わらず、特に何も考えていなかった事を明かしました。

何かを仕掛けるためだけに使うと、時に自分自身を破滅させてしまうことがあります。アダム・ウォーロックを「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3」に登場させるのは簡単ではありませんでした。ウィルとの仕事は楽しかったし、このキャラクターを扱うのも楽しかった。でも結局のところ、彼はまるで丸い穴に四角い釘を無理やり押し込んだようなキャラクターだったんじゃないか?と思うんです。多少はね。

そう説明しつつ、ガーディアンズ1作目のユーモラスなポストクレジットシーンが好きだったと語りました。

そして、「スーパーマン」のポストクレジットシーンについて「観客に何かお返しをするのは大好きなので、エンドロールに何か入れて観客に見てもらえるようにしたいと思っています。それが素晴らしいことだと思うからです。私はスタッフを愛しています。皆さんには最後まで観て、監督がどんな人たちだったかを見てもらいたいんです。」と予告しました。

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3」へのソーの登場をガン監督が拒否したことで、「ソー:ラブ&サンダー」でガーディアンズについて対処しなくてはならなくなり、これをタイカ・ワイティティ監督が担当しました。

しかし、ワイティティ監督もこの扱いに困ったのか、それとも単に終幕まで彼らを登場させる予算がなかったのか、ガーディアンズは早々に退場。チームアップが期待されていたものの、序盤になんとか詰め込み、すぐにソーの単独映画へと戻る事になりました。

ポストクレジットシーンで何かを予告する事は「アイアンマン」の時のようにうまく実現すれば相乗効果で大きく盛り上がりますが、失敗した場合はかなりの失望感を招いてしまいます。

ガン監督が反省を活かしたという「スーパーマン」の結末にも注目です。

ソース:Superman will have a post-credits scene: James Gunn explains his ethos around those ending tags (exclusive)

ドラマ「アイアンハート」、主演ドミニク・ソーンさんが「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、「シークレット・ウォーズ」出演に「可能性はある」

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」で主人公のリリ・ウィリアムズを演じるドミニク・ソーンさんが、来年公開予定の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」や再来年公開予定の映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」への出演の可能性について言及しました。

海外メディア The Direct とのインタビューでアベンジャーズ映画への出演の可能性について質問されたドミニク・ソーンさんは「なんて言えばいいんでしょう。可能性はあるかもしれませんが、まだわかりません。どうなるか見守ってください。」と回答。毎度の事ながら多くは語れない契約になっていると思われる中、出演の可能性をほのめかしました。

また、「アイアンハート」の最新予告で紹介された魔法のアーマーについて質問されると、「これまでも、その兆候や予感は少しずつありました。ご存知の通り、ここまで辿り着くまでの過程を通して。でも、テクノロジーと魔法がどのように融合し、どのように連携し、どのように衝突するのかという点において、これは間違いなく新しい領域だと感じています。」と述べました。

リリ・ウィリアムズは「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」でも映画出演しており、MCUのヤング世代ではミズ・マーベル/カマラ・カーンと並んで登場回数が多いキャラクター。

一方でドラマにしか登場していないイーライ・ブラッドリーや、映画にしか登場していないアメリカ・チャベスなど、彼らがどのように集めっていくのかも注目されています。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

ソース:Ironheart Star Dominique Thorne Teases Her Avengers: Doomsday & Secret Wars Appearance (Exclusive)