マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」の最初のティザー映像より、登場が確認されたキャラクターとイースターエッグなどをご紹介。
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デッドプールシリーズより
1、デッドプール/ウェイド・ウィルソン
主人公デッドプールを演じるのはこれまで通りライアン・レイノルズさん。報道によるとヒーローを引退して中古車セールスマンとして生計をたてているとの事ですが、今回の映像ではなんとも言えないようです。
©MARVEL,Disney
また、デッドプールの変異体も登場しています。といっても手のみの登場で、実際に変異体であるかどうかも不明です。
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TVAで着替えているウェイドや、ヴォイドでガンアクションをみせているデップーの手袋は手のひら全体が黒い手袋ですが、予告の1分50秒前後あたりで挿入される銃の連射のアップのシーンのデップーはそれまでとは異なるサイドが赤いデザインの手袋を着用しています。
作中でスーツを着替える可能性は十分にありますが、本作にはドッグプール などの変異体が登場する事が報告されており、この手もデッドプールの変異体である可能性は否めません。
ライアン・レイノルズさんの手と比べてやや小ぶりに見える事で、この変異体はレディプール(レディ・デッドプール)ことワンダ・ウィルソンかもしれません。以前にレディプールに関して、レイノルズさんの妻であるブレイク・ライブリーさんやライブリーさんの親友であるテイラー・スウィフトさんが演じているとも報じられています。
なお、この変異体をタイトルの+2のうちのひとつとしてカウントしています。
2、ヴァネッサ
ウェイドの恋人ヴァネッサを演じるのはモリーナ・バッカリンさん。ずっと再演を望んでいたバッカリンさんですが、昨年のストライキ前は上手くいくかわからないとも語っていました。 その後、ストライキ明けには無事に出演出来たと明かしていました。
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2作目で死亡しましたが、デッドプールとケーブルのタイムトラベルの末、死ななかった世界になりました。
3、シャッタースター 4、コロッサス 5、ドーピンダー
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左がルイス・タンさん演じるX-FORCEのシャッタースター。シャッタースターの再登場はかなり早い段階でライアン・レイノルズさんが明かしていました。 「デッドプール2」の吹替では中村悠一さんが声をあてており、今後のMCUでスティーブ・ロジャースとシャッタースターとモービウスが絡まない事を祈るばかりです。
真ん中が見切れていますが、ステファン・カピチッチさんがX-MENのコロッサスを再演。カピチッチさんはコミコンイベントで公式発表よりも前に再登場をネタバレ していました。
右がカラン・ソーニさん演じるタクシー運転手のドライバーのドーピンダー。一般人ながらデッドプールとは仲が良く、今作でも付き合いが続いているようです。こちらも以前より出演が報じられていました。
6、ユキオ 7、ネガソニック
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X-MENとしてシリーズに登場していたネガソニックとユキオも再登場。
ブリアナ・ヒルデブランドさん演じるネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド/エリー・フィミスターは1作目から登場。コミックとは外見も能力も大きく異なり、映画ではエネルギーをためて核爆発を起こすミュータントとして活躍。ネガソニックは同性愛者として描かれ、ブリアナさん自身も同様である事を公言しています。
忽那汐里さん演じるユキオはネガソニックの恋人として「2」から登場。コミックではスーパーパワーを持たない暗殺者であり、X-MENというわけでもありませんでした。
ふたりとも約1年前に再登場が報じられていました。
8、ブラインド・アル 9、バック
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シリーズの名サブキャラとして、レスリー・アガムズさんのブラインド・アル(中央)とランダル・リーダーさんのバック(右奥)も再登場。ブラインド・アルの再登場については約2年前、ウルヴァリン再登場の発表よりも半年近く早い段階で、ライアン・レイノルズさんがほのめかしていました。
10、ピーター
「2」でピーターを演じたロブ・ディレイニーさんも再登場。ピーターは作中で死亡しましたが、エンディングで行われたタイムトラベルによる過去改変でヴァネッサ同様に生存ルートが採用されました。
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☆NOTE
「デッドプール2」のメインキャラクター、ドミノとケーブルは今回の映像に登場していません。ドミノを演じるザジー・ビーツさんは3作目の制作が発表された時から続投の意思を示していましたが、2
023年6月時点でオファーがないと語っていました。 バースデーケーキに飾られた写真はここまでに紹介したウェイドを除く9人が映っており、ドミノとケーブルは写真にも入っていません。「2」と今作の間に何があったのか、映画の中で説明があるのかもしれません。
X-MENシリーズより
11、ウルヴァリン
ウルヴァリンの再登場はセンセーショナルに発表されていたにも関わらず、今回は影のみの登場となりました。過去作同様にヒュー・ジャックマンさんが演じています。
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また、コミックでウルヴァリンがマドリプールでの活動中に名乗っていた偽名であるパッチと同じ服装の人物が登場しています。
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コミックと異なって本作では変異体として登場するようで、スクーパーはウルヴァリンの変異体であるパッチを演じるのはヒュー・ジャックマンさんではなく、別の俳優だと報告しています。
過去にはダニエル・ラドクリフさんやタロン・エジャトン(タロン・エガートン)さんがウルヴァリンの変異体としてキャスティングされている とも噂されていましたが、これを演じているのはだれなのか、続報に注目です。
デップーの変異体と同様に、ウルヴァリンについてもタイトルの+2のうちのひとつとしています。
12、パイロ
「X-MEN2」(2003年)でパイロ/ジョン・アラダイスを演じたアーロン・スタンフォードさんが再登場。
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わずか一週間前のインタビューで再演について「熟考する必要がある」と答えていた スタンフォードさんですが、すでに撮り終わっていたようです。
☆NOTE 他にも多くのX-MENキャラクターの再登場が噂されていますが、今回明らかになったのはパイロという意外な所でした。パイロはマグニートーについていく選択をしたキャラですが、今作のパイロはどのようなキャラとなるのでしょうか。
初登場キャラクター
13、パラドックス
TVAのエージェントであるパラドックスをマシュー・マクファディンさんが演じると2023年夏に報じられました。
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「ロキ」シーズン2の終わりで変異体の剪定任務を放棄するようになったTVAですが、「ロキ」と本作の前後関係は今のところ公式に発表されていません。
シーズン1のTVAは変異体の剪定を任務としていましたが、シーズン2の終わりでは在り続ける者(征服者カーン)の変異体への対処へと任務を変更していました。
パラドックスの発言はデッドプールを剪定しにきたのではなくスカウトしに来たようであり、かつて「ロキ」のプロデューサーが「TVAはマルチバース版のS.H.I.E.L.D.」と発言 していた事と合致していますが、一方で予告の中盤から後半にかけてはデッドプールとTVAとの戦闘シーンも含まれており、彼らの間に一悶着ありそうな予感をさせています。
14、カサンドラ・ノヴァ
エマ・コリンさんが演じると報じられているカサンドラ・ノヴァらしき人物の後頭部が映し出されています。
©MARVEL,Disney
カサンドラ・ノヴァはプロフェッサーXの双子の妹にあたる人物ですが、母親の胎内で二人は産まれる前に対決し、カサンドラ・ノヴァの肉体はその時に死亡。しかし残った精神が後に実体化してプロフェッサーXを苦しめました。別のユニバースではX-MENとしてヒーロー活動をするなど、幅広い役を持つキャラクターです。
[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-deadpool-3-casandra-nova-visual-like-a-comic/”]
イースターエッグ
アライオス
ドラマ「ロキ」シーズン1に登場したアライオスらしきものが映像に登場。
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ヴォイドらしき世界でのデッドプールとの戦闘中に、TVAのエージェントを連れ去っていってしまいます。
ヘリキャリア
アベンジャーズシリーズでおなじみのヘリキャリアの残骸。こちらもヴォイドらしきシーンで登場。
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画面左奥に「アベンジャーズ」でアイアンマンが修理のために入り込んでガリガリ削られたタービン部分が見えています。
シークレット・ウォーズとハルク
デッドプールの左横に転がっているガラス瓶と一冊のコミック。
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「インクレディブル・ハルク」で登場したドリンクと、ボロボロになったシークレット・ウォーズのコミックになっています。
映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」でハルクが何か大きな役割を担うのでしょうか?
映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 に劇場公開予定です。