ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」、来月から撮影開始

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」の主人公アガサ・ハークネスを演じるキャスリン・ハーンさんが、先日開催されたシカゴ映画祭に出席し、その際のインタビューでドラマの撮影が来月から始まることを明かしました。

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ジャーナリストの Brooke Geiger McDonald 氏がインタビューの動画を撮影し、ツイッターに投稿。

その中でハーンさんは「私たちはカヴンの準備をしている最中で、とてもデリシャスなものになるでしょう。約1か月後に撮影を開始します。」と述べています。

「アガサ:カヴン・オブ・カオス」が改題される前、「アガサ:ハウス・オブ・ハークネス」として準備されていた頃、撮影は2022年10月開始とも2023年始めとも報じられていました。タイトルは変更されたものの、そのスケジュールには影響がなかったようで、ほぼほぼ予定通りといった撮影時期になるようです。

本作の内容に関して全く明らかになっていませんが、Murphy’s Multiverse は本作が18歳から20歳のゲイのキャラクターを演じる俳優を募集していると報道。

一人は、「機知に富み」、「ユーモアのセンスがある」、「ちょっとしたファンボーイ」のキャラクターという事で、コミックファンはこのキャラクターをウィッカン/ビリー・マキシモフだと考えています。

もう一人は、「体格が良く」、「素晴らしいユーモアのセンス」を備えた「親切な魂」の持ち主との事で、これがヤングアベンジャーズのハルクリング/テディ・アルトマンだと考えられています。ハルクリングはクリーの戦士とスクラルの王族の血を引く混血宇宙人で、ハルクとは関係ありません。

2020年のコミックでは二人の結婚式も描かれています。

©MARVEL

ただし、MCUのビリーはまだ幼く、ドラマ「ワンダヴィジョン」と映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」ではジュリアン・ヒリアードくんが演じていました。

ヒリアードくんはビリーの再演を希望していますが、何らかの展開で時間がスキップされ、成長したビリーを別の俳優さんが演じることになるのか、注目となりそうです。

ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」は 2023年冬にディズニープラスで配信予定です。

映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」、ハリソン・フォードさんの出演が決定

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」に、かねてより噂されていたハリソン・フォードさんの出演が決定したと、海外メディア Deadline が報告しました。

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記事によるとハリソン・フォードさんはサディアス・ロスを演じるとの事で、これまでMCUでロスを演じてきた故ウィリアム・ハートさんから俳優を変えて、ロスが再登場する事になるようです。また、記事ではハリソン・フォードさんがアンソニー・マッキーさんの反対側のメインに位置すると、メインヴィランである事を示唆しています。

9月の末に海外メディア The Ankler のジェフ・スナイダー氏が最初に報じ、先週にはサインを済ませたとも言っていたこの噂ですが、大手の Deadline が報じたことで、直前で脚本が変更されるといったような事態を除いてこれでほぼ確実なようです。

サディアス・ロスは2008年公開の映画「インクレディブル・ハルク」に登場し、超人血清の再現計画を主導していました。しかしその計画中に事故が発生し、その結果、研究に参加していたブルース・バナーがハルクへと変貌し、ロスは証拠隠滅とデータ、血清の回収のためにブルースを追いました。

ロスはブルース確保のためにエミル・ブロンスキー率いるチームを派遣しましたが、最終的にエミルはハルクの血を自身に撃ち込みアボミネーションへと変化。ハルクとアボミネーションが街中で正面衝突する事件となりました。事件解決後、娘ベティを危険に晒し、ブルースにも逃げられたことでロスは超人をより敵視するようになりました。

ロスが次に登場したのは2016年の映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」。事件を巧妙に隠蔽したのか、陸軍将軍から国務長官にポジションを変えて再登場しました。そしてアベンジャーズを国連の管理下に置く「ソコヴィア協定」を持ち出し、これによりアベンジャーズは二分される事になりました。

その後も「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」に登場し、トニー・スタークの葬儀にも参加しました。そして少し過去を舞台にした「ブラックウィドウ」にも登場しました。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」の流れからレッドハルクの導入が予想されていましたが、ドラマの中では登場せずに終了。しかしドラマの黒幕だったハルクキング/トッド・フェルプスはインテリジェンシアのメンバーにシーハルクの血から安全に使用できる血清として再合成した人物がいる事を明かしており、その人物からロスに血清が渡っている可能性は大いにありそうです。

コミックではロスはインテリジェンシアにレッドハルクにされており、合わせて娘のベティもレッドシーハルクへと変化しています。ベティ・ロスを演じていたリヴ・タイラーさんが戻ってくるとの噂もあり、「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」ではキャプテン・アメリカ再現計画の失敗で誕生したハルクの系譜と、超人血清を撃っていないキャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンの対決になっていくのかもしれません。

映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」は 2024年5月3日 米国にて劇場公開予定です。

ソース:Harrison Ford Set As General Thaddeus “Thunderbolt” Ross For ‘Captain America: New World Order’, Will Star Opposite Anthony Mackie

【噂話】W.A.N.D.は「アガサ:カヴン・オブ・カオス」ではなく「アイアンハート」で紹介されると言う

S.H.I.E.L.D.の対魔法部門W.A.N.D.がMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」で紹介されると、海外スクーパーの The Watcher 氏が報じました。同氏は以前にもMCUにWA.N.D.が登場すると報告していましたが、その際は「アガサ:カヴン・オブ・カオス」かもしれないとしていました。

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氏は以前の自身の投稿を引用しつつ、「アイアンハート」で紹介されると聞いたと、前回の推測を否定、訂正する形で新たにツイートしています。

コミックのW.A.N.D.(Wizardry Alchemy Necromancy Department)はS.H.I.E.L.D.の魔法担当部門ですが、MCUではS.H.I.E.L.D.の現在がどうなっているのか不明で、S.W.O.R.D.のように独立した組織として描かれる可能性があります。

一方で「アイアンハート」や「アガサ:カヴン・オブ・カオス」の前にS.H.I.E.L.D.が再登場する可能性もあり、これらの前に配信が予定されていて、S.H.I.E.L.D.の元長官ニック・フューリーが主人公であるドラマ「シークレット・インベージョン」で新たな展開があるかもしれません。

MCUではドクター・ストレンジやウォン、ワンダ、アガサなどが魔法の使い手として登場していますが、ネッドが才能を開花させ始めている事や、アメリカ・チャベスやアボミネーション/エミル・ブロンスキーもカマー・タージに移動した事で、魔術師の拡充が図られているようにも見えます。

実際にMCUにW.A.N.D.が登場する事になっていくのでしょうか?

ドラマ「シークレット・インベージョン」は2023年春、ドラマ「アイアンハート」は 2023年秋、ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」は2023年冬にディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「ロキ」シーズン2撮影完了か、クルーのSNSより判明

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン2の撮影が完了している事が判明しました。制作に参加していた撮影クルーの数人がSNS上に撮影完了を祝う写真を投稿しています。

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もともとはInstagramに掲載されたもので、そのうちのいくつかは既に削除されているものの、拡散は続けられています。

「ロキ」のヘアメイクチームに所属する人物の投稿した写真は以下のようなもの。TVAのロゴをあしらったトレーナーや、ミス・ミニッツの帽子などがクルーに配られていたようです。

「ロキ」シーズン2の撮影は今年の6月にロンドンで始まり、主演のトム・ヒドルストンさんを始めに、シルヴィ役ソフィア・ディ・マルティーノさんメビウス役オーウェン・ウィルソンさんの姿が確認されています。

今回のクルーの報告がロンドンの撮影ユニットに限るものなのか、作品全体の撮影完了なのかは不明ですが、6月から数えて4ヶ月半の撮影期間はマーベル・スタジオのドラマシリーズとしては標準的な長さになっています。今後はポストプロダクションとしてVFX作業等に入り、必要なものは追加の撮影が行われると見られています。

なお、ロケには参加していませんが、ミス・ミニッツの声優を務めるタラ・ストロングさんも彼女のリターンを認めています。

ドラマ「ロキ」シーズン2は 2023年夏 ディズニープラスで配信予定です。

【噂話】ドラマ「アイアンハート」でサシャ・バロン・コーエンさんがメフィスト役でキャスティングされているという

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」に、コメディアン、俳優のサシャ・バロン・コーエンさんがメフィスト役でキャスティングされている可能性があると、複数のスクーパーが報じています。

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海外メディア The Cosmic Circus のリジー・ヒル編集長は「サシャ・バロン・コーエンがアイアンハートに関与していると聞いています。彼がドルマムゥではなくメフィストだという噂は本当かもしれません。時が教えてくれるでしょう」と投稿しています。

スクーパーのMyTimeToShineH氏も同様の考えを投稿し、コーエンさんとメフィストの噂をリツイートして、「それは真実であり、私はそれが大好きです。完璧なキャスティングです。」とコメントしています。

ドラマ「アイアンハート」ではアイアンハートのテクノロジーと、ザ・フッドの魔法の対決が描かれるとされており、ザ・フッドの魔法には原作でも悪魔が関与しています。

コミックのザ・フッドことパーカー・ロビンスはキングピンの部下の男のもとに生まれ、幼い頃から犯罪者として育っていました。強盗先で出会った悪魔ニサンティ(「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」にも名前だけ登場)をミュータントと勘違いして射殺し、その際に奪い取ったフードと靴が彼にテレポート能力を与え、持ち前の二丁拳銃による攻撃を得意としています。そして後にこのフードがドルマムゥのものであったことも描かれています。

二サンティやドルマムゥの部分をメフィストに置き換えて登場するのか、それともまったく違う部分で関与してくるのは不明で、真相が判明するまではまだ時間がかかるかもしれません。

ドラマ「アイアンハート」について詳しいことはほとんど明かされていませんが、しかし来月には少なくともアイアンハート/リリ・ウィリアムズについて、映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」にてファンは多くのことを知る事になるでしょう。

ドラマ「アイアンハート」は 2023年秋にディズニープラスで配信予定です。

【噂話】ハリソン・フォードさんが映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」出演にサインしたと言う

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」の出演契約にハリソン・フォードさんがサインしたと、海外メディア The Ankler のジェフ・スナイダー氏が報じました。スナイダー氏は2週間ほど前に自身のTwitterでこの情報を可能性として言及していました。

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前回は「ハリソン・フォードがロス長官としてサンダーボルツの映画に出演するスタジオの最有力候補である、もしくはそうであった」と投稿し、そういう計画がある、もしくはもう破棄されてしまった可能性を取り上げていましたが、今回 The Hot Mic Podcast に出演したスナイダー氏は、ハリソン・フォードさんが契約書にサインしていると新情報を提供しました。

また、海外メディア SlashFilm では、ハリソン・フォードさんは「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」でデビューし、「サンダーボルツ」にも登場すると報じています。

「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」のヴィランとしてリーダーが設定されている事と、ロス長官の再登場からコミックファンはレッドハルクの登場を期待しています。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」ではシーハルクの血液がインテリジェンシアに盗まれましたが、そのボスだったトッドがハルク化する流れとなり、リーダーもレッドハルクも登場しませんでした。

しかしトッドは「メンバーが君の血を合成し安全にパワーを得られるようになった」と話しており、インテリジェンシアに天才科学者がいたのは間違いないようです。これがリーダーで、コミックと同様にレッドハルクが作られるのかは不明ですが、リヴ・タイラーさんがベティ・ロスとして戻ってくるとも報じられており、今後のハルク関連の展開には注目となりそうです。

映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」は 2024年5月3日、映画「サンダーボルツ」は 2024年7月26日 米国公開予定です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」はもう一度オリジンを描くかもしれない

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」の主演を務めるチャーリー・コックスさんが、海外メディア Entertainment Tonight とのインタビューで、本作がもう一度デアデビルのオリジンを描く可能性があると言及しました。

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チャーリー・コックスさんは制作に向けて打ち合わせを進めつつも、ネタバレしようにもまだ何も知らない、ファンと同じ情報しか持っていないと、次のように語りました。

私はみんなが知っている事しか知りません。何も台無しにすることは出来ないので、それは素晴らしい気分です。私は昨夜初めて脚本家の何人かに会いました。でも脚本は読ませてもらっていません。Netflix版デアデビルとデアデビル:ボーン・アゲインの間の長い期間で、彼らがどのように、どのような物語を語ろうとしているのかを知ることに興奮しています。トーン的にどうなるのか。どう違うのか、どう同じなのか。マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、この作品がシーズン4ではなく、シーズン1であることを明確に述べていますね。だから、これはまったく新しい契約なんです。

続けてコックスさんはマーベル・コミックを例に出し、「ボーン・アゲイン」がもう一度デアデビルのオリジンを描き直す可能性がある事を指摘します。

ある意味、それが素晴らしいのは、コミックで描かれているのと同じように、いくつかのストーリーを何度も何度も語れる可能性があることです。時々、少年時代のマードックの旅の始まりから始まって、もう一度すべてのオリジンストーリーを語るというふうに。だから、もしかしたらそうなるかもしれないですね。

そして、デアデビル/マット・マードックを演じる2度目のチャンスについて、コックスさんは「夢のような気分だ」と表現しました。

このキャラクターを演じ、このキャラクターと一緒に経験し、この番組で歩んできた旅をするのは、奇妙な体験です。それが終わったと思ったら、突然引き戻されて、突然また始まって、もう一度すべてが繰り返される。夢を見ているような気分ですよ。

チャーリー・コックスさんはまだシナリオを見ていないと言う事ですが、過去に「ノー・ウェイ・ホーム」出演の噂が出た際には、「私はそれに関与していません。もしそれが本当なら、私ではなく、他の俳優が出演することになります。他の俳優のデアデビルです。」とサプライズのために白を切っていました。

実際にNetflix版がどういう扱いになるかは不明で、デアデビル/マット・マードックが登場した「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」や「シーハルク:ザ・アトーニー」を見ても、その関係性はっきりとしていません。ただしマットがジェニファーとベッドを共にしたことで、Netflix版で描かれたロマンスについてはリセットされている可能性がありそうです。(単に浮気という可能性もありますが)

「ボーン・アゲイン」の配信まではまだ1年以上もありますが、2023年夏予定のドラマ「エコー」での登場も噂されており、そこでまた何か新しい情報が得られるかもしれません。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は2024年春にディズニープラスで配信予定です。

【噂話】MCU映画「スパイダーマン4」は2024年7月公開か

ソニー・ピクチャーズのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン」4作目が2024年7月12日に公開される予定だと、海外メディア The Cosmic Circus が報じました。トム・ホランドさん演じるスパイダーマン/ピーター・パーカーの「ノー・ウェイ・ホーム」に続く新たな3部作の制作が過去にアナウンスされていました。

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記事によると、「スパイダーマン4」はフェーズ5の終わり近くに設定されており、MCUの映画「サンダーボルツ」公開の2週間前である2024年7月12日に予定されていると情報源から聞いているとの事。

MCUのスパイダーマンはかなりの大規模なトラブルに巻き込まれ過ぎたとして、本来のストリートレベルのヒーローに戻る可能性が高いと記事は言います。

これに合わせて、ディズニープラスシリーズのドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」とのクロスオーバーと、MCUに残されたヴェノム・シンビオートのその後についても描かれる可能性を指摘しています。

トム・ホランドさんのスパイダーマンが次にどこに登場するのか、公式には明かされていませんが、4作目を経て、アベンジャーズ最新作に登場する事が期待されています。実写作品の計画についてはまだ不透明ですが、スパイディの登場作品としてアニメ「マーベル・ゾンビーズ」と「スパイダーマン:フレッシュマン・イヤー」などがディズニープラスで配信される事が発表されています。

ソース:What I Heard: What’s Next for Spider-Man

【噂話】リヴ・タイラーさんが映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」に戻るために交渉中だと言う

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」にリヴ・タイラーさんが出演交渉中だと、海外メディア Giant Freakin Robot が報じました。タイラーさんは2008年公開の映画「インクレディブル・ハルク」でブルース・バナーの恋人エリザベス・”ベティ”・ロスを演じていました。

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記事によると、リヴ・タイラーさんは「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」でベティ・ロスを再演するためにスタジオと交渉の席についているとの事。

補足として、ベティ・ロスは「インクレディブル・ハルク」のあと、アニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン1の3話にも登場しましたが、声優を務めたのはリヴ・タイラーさんではなく、ステファニー・パニセロさんでした。

科学者でもあるベティ・ロスはブルース・バナーとともにガンマ線実験に参加しており、その際の事故でバナーはハルクへと変貌しました。

もしブルース・バナーがドラマ「シーハルク」で宇宙へ行ったきり戻らないのであれば、「シーハルク」の黒幕が手に入れた血液から誕生すると考えられる新たなハルクタイプのモンスターに対処するために、ベティ・ロスの科学者としての能力が必要になる可能性があります。また、キャプテン・アメリカ最新作の敵がリーダー/サミュエル・スターンズである事と、彼とベティが面識があることも物語の重要な要素のひとつになりそうです。

そのモンスターはコミックの流れから考えてレッドハルクになると考えられていますが、コミックでレッドハルクになったベティの父、サディアス・ロスについて、亡くなられたウィリアム・ハートさんに代わってハリソン・フォードさんを計画中だと以前に報じられています。

しかし、このプランがうまくいかなかった場合、レッドハルクをキャンセルしてコミックのレッドシーハルクとしてのベティ・ロスを使用する可能性もあるかもしれません。また、ドラマ「シーハルク」の8話でレッドハルクの登場を牽制しているのも、こちらの可能性を推し進めていると見られています。

©MARVEL

コミックではリーダーとモードックが「死亡した(と思われていた)ベティ」の蘇生を条件に父親のサディアス・ロスをレッドハルクに変える実験を受けさせています。その際、リーダーたちインテリジェンシアはベティにも同様の実験を行い、ベティはレッドシーハルクへと姿を変えます。ベティは洗脳の影響を受けていた事もあり、誰よりも凶暴化し、父親であるレッドハルクすらも無慈悲にエンパイアステートビルから蹴り落としています。

そしてレッドシーハルクはハルクの息子スカーと戦い、重傷を負いましたが何とか一命を取り留め、洗脳も無事に解除されてその後はヒーローとしての活動をしています。

なお、コミックのベティ・ロスは(エージェント・オブ・シールドにも登場していた)グレン・タルボットと結婚していた時期がありますが、MCUでは紹介されない可能性が高いです。

「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」にシーハルクが登場するという噂も報じられており、ここでシーハルクvs.レッドシーハルクが描かれる事もあるかもしれません。

現状では出演交渉中との事で、ベティは科学者としての役割になるのか、レッドシーハルクとしての登場になるのかに分かれると考えられます。今後の情報には要注目です。

映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」は 2024年5月3日 米国にて劇場公開予定です。

ソース:Exclusive: Liv Tyler In Talks To Return To Marvel In Captain America 4

【噂話】今後のMCUでW.A.N.D.が紹介されると言う

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に、今後、W.A.N.D.が紹介されるだろうと、海外スクーパーの The Watcher 氏が投稿しました。S.H.I.E.L.D.とS.W.O.R.D.に続く新たな組織が描かれる可能性があるようです。

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氏は「最近ある情報源から、W.A.N.D. が次のプロジェクトで取り上げられる予定だと聞きました (Coven of Chaos を想定)」と投稿。

ワンドとは杖の事であり、コミックでの正式名称は Wizardry Alchemy Necromancy Department。すなわち、魔法、錬金術、死霊術に対応する局であり、S.H.I.E.L.D.の魔法防御部門として設立されています。しかしS.H.I.E.L.D.解散後、元W.A.N.D.の残党は魔法テロリストと化しました。

ということで、ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」との相性はかなり良いですが、MCUではS.H.I.E.L.D.が映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」でヒドラに乗っ取られていた事が判明し、解散したあと、映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」の終盤でソコヴィア救助に駆けつけるなど再結成が描かれたにも関わらず、その後忽然と姿を消しました。

S.H.I.E.L.D.が今も秘密裏に活動していて、コミックのようにW.A.N.D.を設立しているのか、まったく別の組織として登場する事になるのかは不明です。

S.H.I.E.L.D.が再登場するとすればニック・フューリーが主人公のドラマ「シークレット・インベージョン」の可能性が高いですが、今のところ公式には何のアナウンスもありません。

ドラマ「シークレット・インベージョン」は2023年春に、ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」は2023年冬にディズニープラスで配信予定です。