映画「ブレイド」、予定通り来月から撮影開始か

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブレイド」の進捗状況について、海外メディア The Hollywood Reporter がそのヒントを提供しました。先日はミア・ゴスさんが何らかの役割で参加している事も報じられました。

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THRはミア・ゴスさんに関する追加情報として、彼女が6月から撮影に参加すると主張しました。これにより、スクーパーの「5月30日から撮影が始まる」との主張と一致している事を示しているようです。

以前にインサイダーのジェフ・スナイダー氏は、「俳優の思惑が原因」でさらに遅れる可能性があると主張していましたが、その問題が解消されたのか、今のところ噂通りのスケジュールで順調に進んでいるようです。

「ブレイド」は2022年10月に撮影1ヶ月前とされていたタイミングでバサーム・タリクさんが監督の座から辞任、翌11月には新監督としてヤン・ドマンジュさんの参加が報じられました。新監督と同時に脚本家も新たに採用されており、以前に用意されていた脚本は刷新されたとも伝えられています。

ボツになったと思われる脚本は1920年代になる事や、コミックの制作が発表されつつも最終的に発刊に至らなかった幻のキャラクター、ブレイドの娘のファロン・グレイが登場するなどど噂されていました。なお、2015年に発表され幻に終わっていたファロン・グレイですが、2022年後半のコミックではブレイドと同じ姓を継ぐブラッドライン/ブリーレ・ブルックスがデビューしており、当初ファロンを演じると見られていたミラン・レイさんがブラッドラインを演じるのではとの見方も強まっています。

また、脚本の書き直しによってブラックナイトの出番が削除された事やソニー・バーチ再登場の噂なども報じられています。

「ブレイド」のリブートが発表された当初はフェーズ5最初の作品に位置づけられていましたが、開発は難航し、延期を重ねた事で現在はフェーズ5の最後の作品、あるいはフェーズ6の最初の作品のポジションに位置しています。(公式による修正スケジュールが発表されていないため、どちらのフェーズに入るかは不明な状態です。)

実際に撮影が開始される事になれば、それを期に様々な新情報も飛び出してくることになりそうです。

映画「ブレイド」は 2024年9月6日 に米国公開予定です。

ソース:Mia Goth Joins Marvel’s ‘Blade’

ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」、キャスリン・ハーンさんがネタバレ?無声映画になるとも

マーベル・スタジオが現在撮影中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」の主人公アガサ・ハークネスを演じるキャスリン・ハーンさんが、The Drew Barrymore Show に出演し、「ワンダヴィジョン」から続くスピンオフ作品について語りました。

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番組の中でキャスリン・ハーンさんは「この番組では、地球上で最もホットでセクシーな魔女軍団を手に入れたと言わざるを得ません。この魔女集会を皆さんに見ていただくのがとても楽しみです。」とキャスティングに自信がある事を明かしました。

そしてMCのバリモアさんから本作のネタバレについて求められると、以下のような謎の会話を展開(1分20秒頃から)しました。

ハーン:「そうですね。実は、前回(ワンダヴィジョン)よりも知っていることが少なくなっています。そして自分でも驚くような展開が続いています。今回は宇宙空間だと言えるし・・・」

バリモア:「そうなの!?」

ハーン:「違ーう!」

そして、「今回は、完全にサイレント映画にするつもりなんです。アガサは今回、まったくしゃべりません」と述べました。完全に、と言いつつもさすがに全編が無声という挑戦的な事はないと思いますが、前作「ワンダヴィジョン」がシットコムベースで展開していたように、今回は無声映画を取り込んでいる事を明らかにしました。

キャスリン・ハーンさんが口にした「outer space」は何を指しているのか、そして一体どんな魔女が登場する事になるのか、今後の情報には注目です。

ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」は 2023年冬にディズニープラスで配信予定です。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」、カーンの削除された能力が明らかに

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」の新たなコンセプトアートが公開されました。アーティストの Aleksi Briclot さんがSNSで公開したアートでは、映画本編に使用されなかった征服者カーンの未使用の能力について描かれています。

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ブリクロットさんは短い動画と共に「アントマン&ワスプ:クアントマニアのコンセプトアートです。カーンのスーパーパワーを短いシークエンスで紹介します。彼は自分の幽霊を呼び出すことができます。そして、さまざまな方向へ爆発する。これは全シークエンスではなく、今のところ共有できるものだけです。いつも本当に楽しいです。そして挑戦的だ!モーション、ジェスチャー、アニメーション、そしてそれがスクリーン上でどのように見えるかについてシーケンスとして考えています。」とコメントを投稿しました。

文章だけを見るとドラゴンボールのゴテンクスが使用するスーパーゴーストカミカゼアタックのようにも感じますが、アートを見ると呼び出されたカーンのエネルギー体がそれぞれにビームを照射するなどしており、もう少し幅広い戦い方が出来るようにも見えます。

残念なことに「クアントマニア」ではこの能力が描かれる事はありませんでしたが、「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」などで描かれる機会が再びやってくるかもしれません。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」は 2023年4月18日 にデジタル版が日米同時リリース、Blu-rayは 5月16日 に米国発売予定です。

映画「マーベルズ」の予告でキャプテン・マーベルのブラに注目が集まる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ザ・マーベルズ」の予告が今週のはじめに初公開されました。その予告の中でブリー・ラーソンさん演じるキャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァースが着用しているブラジャーに注目が集まっています。

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ことの発端はTwitterアカウント @mtvsjackass 氏が「こんなシャツに似合う彼女が着けているブラを教えて欲しい。この問題にこれまでずっと苦労してきました。」とバストを美しく見せるための悩みを投稿した所、スレッド内には同様の悩みを持つ女性や解決策を提示する人などから様々なコメントが寄せられました。

そして最終的にブリー・ラーソンさん自身がこの話題に反応し、「制作チーム全員の努力の賜物です: ChantelleUSのTシャツブラ(余分なストラップが縫い付けられています)。基本的には…これを簡単にするために、技術革新が必要です。スクリーンに映し出される美しさを設計したレベッカ・ヒギンズにエールを送ります!」と投稿しました。

本作に限ったことではありませんが、マーベル・スタジオの衣装デザインは多くの努力と才能がつぎこまれています。前作「キャプテン・マーベル」のコスチューム・デザイナーのサニャ・ミルコヴィッチ・ヘイズさんは British Vogue とのインタビューの中でナイン・インチ・ネイルズのTシャツをキャロルの普段着に採用したことについて「時代を感じさせるものでありながら、現代の視聴者にとっても魅力的でなければなりませんでした。彼女はパイロットであり、おてんば娘でもある。そして、彼女は大のロックンロール好きなんです。だから、ロックンロールとグランジの組み合わせがいいに決まっていると思いました。」とキャラクターの性格に合わせてシャツ一枚を選んでいる事を明かしています。

このTシャツは本作の予告でモニカ・ランボーが着用しており、そこには新たな意味合いが含まれていると考えられます。

MCUの衣装について特に女性俳優からの称賛の声が多く、以前には「ロキ」でシルヴィを演じるソフィア・ディ・マルティーノさんがその衣装の内部を公開し、デザインした和田氏の才能を絶賛しました。

今回話題になったブラ以外の衣装にも様々なこだわりがあると見られています。そのほとんどは表面に出てくる事はありませんが、他作品のようにドキュメンタリ番組の「マーベル・スタジオ・アッセンブル」でその一部が紹介されるかもしれません。

映画「ザ・マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。

映画「マーベルズ」の予告でも例のエラーが発見される

先日公開されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ザ・マーベルズ」の予告の中で、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」や「ホークアイ」でも確認されていたのと同様のエラーが発見されたと一部で話題になっています。

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Twitterアカウント @geekritique_dak 氏は「ザ・マーベルズ」の予告のスクリーンショットを一枚投稿し、エラーを指摘。

かつてスタークタワー、そして後のアベンジャーズタワーがあった場所に目立つ建造物がない事を指摘しています。

この場所には映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」のエンディングで見たようにアベンジャーズタワーに勝るとも劣らない象徴的なビルがあったはずですが、今回もまたVFX処理が間に合っていないのか特にこれといったものは描かれていません。

ちなみに「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のプロモーションの際にはトム・ホランドさんが「ファー・フロム・ホーム」に登場した新しいビルのオーナーが誰か知っているとコメントしていましたが、「ノー・ウェイ・ホーム」にこのビルに関するエピソードは一切登場しませんでした。

「ザ・マーベルズ」はまだ予告の段階のため、本編でこのシーンが実際に流れる際には修正されている可能性もありそうです。映画館で鑑賞する際に注目してみると面白いかもしれません。

映画「ザ・マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。

映画「ブレイド」にミア・ゴスさんがキャスティング

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブレイド」にミア・ゴスさんがキャスティングされたと、海外メディア Deadline が報じました。ホラー映画で活躍するゴスさんが、吸血鬼をテーマとするマーベル映画に登場する事になるようです。

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記事によると、ミア・ゴスさんの役割についてはまだ分からないとの事ですが、一部のファンはこの若い女優が「ブレイド」で演じられそうなコミックキャラクターはドラキュラの娘リリス・ドレイクではないかと考えているようです。

ただしマーベルコミックにはリリスという名の超強力な悪魔が存在するため、その紛らわしさから登場はさせないだろうとの見方もされています。悪魔としてのリリスは最近のビデオゲーム「ミッドナイト・サンズ」のヴィランとして登場しており、日本のファンでも見たことがある人が多いかもしれません。

悪魔のリリスもブレイドとは関連がありますが、ゲームをプレイすればわかるようにブレイドひとりでなんとかなるような相手ではなく、映画1作目の相手としては強力すぎると多くの海外ファンは考えています。

ミア・ゴスさんは2013年の「ニンフォマニアック」で映画デビューし、2017年の「キュア 〜禁断の隔離病棟〜」や2018年の「サスペリア」などのホラー映画でマーベル俳優との共演も果たしています。

また、2022年の「X エックス」やその前日譚映画「パール」での演技が高く評価され、主演女優賞候補となるなど批評家たちからも注目の存在となり、2023年の「Infinity Pool」でも高い評価を得ています。

ホラー映画では怪異に立ち向かう事が多いゴスさんですが、MCUではどのようなキャラクターを演じる事になるのでしょうか。

映画「ブレイド」は 2024年9月6日 に米国公開予定です。

ソース:‘Blade’: Mia Goth Joins Mahershala Ali In Marvel Pic

映画「ザ・マーベルズ」ティザートレーラーのチェックポイント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ザ・マーベルズ」のティザートレーラーが公開されました。約2分のこのトレーラーからチェックしておくべき気になるポイントをピックアップして、予想や考察、噂話、イースターエッグなどをお届けします。

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1、S.A.B.E.R.

冒頭に紹介される宇宙ステーションはS.A.B.E.R.と名付けられており、コミックには登場しないMCU独自の施設となっています。そのため現状ではフルスペルや目的なども明です。とは言えソードは直剣、セイバー(あるいはサーベル)は曲剣と、どちらも似たようなものであることから、「ワンダヴィジョン」ですったもんだがあったS.W.O.R.D.の後継組織と考えるのが現時点では妥当な線のようです。

また、トレーラー後半に登場する施設内部は「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」で見たのと異なりスクラルの姿が見えず、(シェイプシフトしているのでなければ)地球人のみで構成されている事が考えられます。

スクラルと共同で運営していたS.W.O.R.D.を「シークレット・インベージョン」を経てスクラルと決別し、新たな組織として立ち上げ直したのかもしれません。このあたりは「シークレット・インベージョン」の展開に注目です。

©MARVEL,Disney

2、ジャンプポイント

モニカ・ランボーが調査しているジャンプポイントとは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」で登場した宇宙移動を素早く行うためのワープネットワークの事。

ただし、「ガーディアンズ」のジャンプポイントは1作目からホリデースペシャルまで一貫して六角形で表現されている事と、宇宙で活動するガーディアンズが使っている単語をモニカ・ランボーが知っているとは限らない事から、別のことを指している可能性も残されています。

このジャンプポイントはフューリー越しのカメラでは何も描かれておらず、光の波長を目視出来るモニカにのみ把握出来ているようです。

その後、トレーラー後半では宇宙船の中から「ガーディアンズ」シリーズでおなじみの六角形のジャンプポイントが描かれています。

©MARVEL,Disney

3、ニック・フューリー

MCU1作目の「アイアンマン」から慣れ親しんだ姿のフューリーが登場していますが、先日新トレーラーが公開されたばかりで、「マーベルズ」の少し前のお話に位置するドラマ「シークレット・インベージョン」のフューリーとはまるで違った出で立ちになっています。

フューリーを演じるサミュエル・L・ジャクソンさんは「シークレット・インベージョン」の予告で眼帯をしていない事について「ただ着けていないだけです。眼帯は強いニック・フューリーの一部で、今は彼の弱さの一部になっています。」インタビューで語っており、「シークレット・インベージョン」でフューリーがその弱さを克服したのか、あるいはまた「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」のようにタロスが変身しているのか、そして考えたくはありませんが敵のスクラルが潜り込んでいる可能性も考えられます。

なお、フューリーのデスクには「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」で使用した義眼と、「キャプテン・マーベル」や「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」で登場したキャプテン・マーベルへの直通ポケベルが置かれています。

©MARVEL,Disney

4、位置の入れ替え

「ミズ・マーベル」のラストシーンから続く三人の位置の入れ替え現象は、能力の発動がトリガーになっている事が今回のトレーラーで示唆されています。

キャプテン・マーベルが飛ぼうとしただけで入れ替わっていては大混乱になりそうで、飛行能力の発動はセーフというルールがあるのかもしれません。ただし飛んでいるキャプテン・マーベルと交代する事はあるようで、カマラ・カーンが自宅でフューリーたちに能力を見せようとした際、飛行中のキャプテン・マーベルが突如現れテーブルに突っ込みました。

©MARVEL,Disney

また、瞬間移動もののご都合設定として衣服等も一緒に移動するのは本作でも同様ですが、モニカとカマラが入れ替わった際には宇宙服は残したまま入れ替わっています。もちろん宇宙空間にカマラが放り出された場合、(ヌールでしのげるかどうかは置いておいて)命の危険に晒されるため、これもある程度必要な設定だと考えられます。

トレーラーは実際の映画の流通りに制作されているとは限らないため、今回の映像だけでは謎の部分が多くなっています。

トレーラー内での最初の入れ替えはジャンプポイントを調べるモニカがカマラ・カーンに入れ替わったシーン。しかしその直後、モニカは未知の惑星へと投げ出されています。モニカとカマラが入れ替わったのであればモニカは地球に出るはずで、惑星に投げ出されたシーンはキャプテン・マーベルと入れ替わった事が推測出来、カマラの宇宙服のシーンとモニカの惑星のシーンは繋がっていないと考えるか、二人の位置だけでなく三人の位置が取り替えられるパターンがあるのかもしれません。

続いての入れ替えは「ミズ・マーベル」のポストクレジットシーンにもなっていた映像で、カマラとキャプテン・マーベルの位置が変わったと考えられます。「ミズ・マーベル」の映像ではカマラが能力を使ったというわけではなさそうで、キャプテン・マーベル側で何かをしたと考えられそうです。

その次はカマラが自宅でフューリーに能力を披露しようとしてキャプテン・マーベルと入れ替わってしまう映像。ですが、直後のカマラのシーンは服装が異なるため、繋がっているとは考えにくいものになっています。

あとは最後の戦闘シーンでモニカとミズ・マーベルが器用に入れ替わりながら戦っています。

入れ替わる対象についてもこのトレーラーだけでは規則性が不明で、今後の情報が重要になります。

ちなみにマーベル・スタジオのロゴにも入れ替わり現象の影響が見られ、これが本作の鍵のひとつになっている事を示唆しています。

©MARVEL,Disney

5、カマラのお家

カマラの母親役がネタバレ投稿してしまっていた通り、一家が再登場。中央にはクリーの兵士らしき人物が無力化されています。

トレーラーはこの後にこの家でモニカが兵士に襲われていますが、捕らえた兵士が脱出して襲ってきたのか、別の兵士かはこれだけでは判断出来ないようです。

また、ここではモニカが力を使っているにも関わらず位置が変わることもなく、シーンの流れが前後している可能性も含めて不思議な部分となっています。

©MARVEL,Disney

6、グース再登場

再登場が期待されていたグースも今回のトレーラーで紹介されました。

さらに、ロケ現場で猫のアニマトロニクスが複数目撃されていた通り、グースの子供たちのような存在もトーレラーに含まれていました。

©MARVEL,Disney

Earth-18157を舞台としたコミックでは、クリーがフラーケンを繁殖させて宇宙中にばらまき、現地住民にペットとして愛されたところで信号を送って攻撃させるというやり方で支配域を拡大していましたが、キャプテン・マーベルとガーディアンズ・オブ・ギャラクシーによって阻止されました。

7、おそろいのシャツ

モニカが着ているNINのロゴのシャツは、映画「キャプテン・マーベル」でキャロルも着用していました。

©MARVEL,Disney

これはナイン・インチ・ネイルズというロックバンドのロゴTシャツで1989年に活動開始したこのバンドは1990年代を描いていた「キャプテン・マーベル」のキャロルとマリア・ランボーにとって思い出の音楽のひとつであると考えられます。

「ワンダヴィジョン」で示唆され、このトレーラーでの再会時もぎこちない反応だった二人ですが、この宇宙船でのシーンのモニカの服装と表情から察するに、ここまでにはその関係性が改善される事が期待出来そうです。

8、カラフルな住民たち

過去の報道によると、このシーンは「歌でコミュニケーションを取る人々が住む」という惑星アラドナである可能性が高いようです。

そして、パク・ソジュンさんが演じるのはこのアラドナのヤン王子であるとも報じられており、トレーラーで後ろに多くの兵士を従えている事もそれを裏付けているようです。コミックではヤン王子は望まない結婚を迎えるにあたってキャプテン・マーベルに助けを求めました。

ただしコミックのアラドナは長く深く描かれたわけでもなく、多くのことが変更されているかもしれません。

©MARVEL,Disney

9、空中キャッチ

一瞬だけ挿入される空中キャッチのシーンはその服装からモニカ・ランボーとカマラ・カーンであると予想されます。

©MARVEL,Disney

また、モニカがカマラを助けている事は、モニカがコミックのように飛行能力を有している事を示唆しているようです。

トレーラーでは前半でカマラがフューリーたちに能力を見せようとして飛行中のキャロルと入れ替わった後に宇宙船内のグースのシーンが映されていますが、その際カマラはミズ・マーベルのコスチュームに変わっています。実際の映画ではあの後、能力を披露しようとして入れ替わった私服姿のカマラは宇宙船ではなく空中に放り出されてこのシーンに繋がる可能性があるかもしれませんが、キャッチの際にカマラの家にいたはずのモニカは上空からカマラを助けに行っているため辻褄が合わない部分もあります。

いずれかのシーンがフェイクやVFXが未完成、既に本編から削除されたシーンという事もあるかもしれません。

10、コズミ・ロッド

コズミ・ロッドを手にするゾウイ・アシュトンさんが登場。アシュトンさんが演じるキャラクターがクリーのダー・ベンであると、アメリカで公式に発表されたため、一足先に別の記事にまとめています

コズミ・ロッドとはクリーのアキューザー(告発人)の役職にあたる人物に与えられるコズミックな杖で、MCUでは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」に登場したロナンがこれを振るっていました。

トレーラーのラストではキャプテン・マーベルがこの杖を使っています。これは2020年に行われたコミックシリーズ「エンパイア」でキャプテン・マーベルがアキューザーとなっていた事をオマージュしているようです。なお、「エンパイア」ではウォーマシンやスパイダーウーマンもアキューザーとして活動する姿が描かれました。

©MARVEL,Disney


「ザ・マーベルズ」では、キャプテン・マーベルことキャロル・ダンヴァースがクリーから自らのアイデンティティを取り戻し、スプリーム・インテリジェンスに復讐する。しかし、意図せぬ結果によってキャロルは不安定になった宇宙の責任を背負うことになる。任務でクリーの革命家と繋がったワームホールへと送られた時、彼女の力はジャージー・シティのスーパーファンであるカマラ・カーン、またの名をミズ・マーベル、そしてキャロルと疎遠になった「姪っ子」で、現在は S.A.B.E.R. の宇宙飛行士となったモニカ・ランボーと絡まり合うことに。チームになりそうにないこのトリオは一緒に「ザ・マーベルズ」として宇宙を救うために協力することを学ばなければならないのだ。

映画「ザ・マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」新予告でネイサン・フィリオンさんの出演とスタカーの新衣装を確認

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」の新たな予告動画「Greatest Hits」が公開されました。この予告ではシリーズを通してキャスティングされてきたネイサン・フィリオンと、2作目で登場したシルヴェスター・スタローンさんの姿を確認する事が出来ます。

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どちらも動画の40秒頃に一瞬表示されています。

ネイサン・フィリオンさんは1作目では囚人エイリアンの一人の声を担当、2作目ではワンダーマン/サイモン・ウィリアムズとして撮影されましたが、残念ながら全てカットされてしまいました。今作での役割は今のところ不明です。

なお、ディズニープラス向けに「ワンダーマン」が現在撮影中ですが、サイモン・ウィリアムズ役は新たな俳優さんがキャスティングされています。

©MARVEL,Disney

シルヴェスター・スタローンさんは前作「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.2」においてラヴェジャーズの元リーダーでヨンドゥの盟友でもあるスタカー・オゴルドを演じていました。

スタローンさんは以前にインスタで新衣装のネタバレをしてしまいましたが、今回の動画で確認出来るものとは少し印象が異なっています。

スタカーはコミックではアイーシャの息子でスターホークという名で活動するヒーローでもあり、初代ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーでした。

MCU版ではアイーシャがアダムを生み出したことでスタカーとの関係性はなくなっているかもしれませんが、前作よりも出番が多いのではないかと見られるスタローンさんが、スターホークとして活躍するかどうか注目されています。

©MARVEL,Disney

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」は 2023年5月5日 米国公開予定、日本公開は5月3日予定です。

映画「マーベルズ」、ヴィランの名前がメディアキットより明らかに ─ 米あらすじも公開

昨晩ファーストトレーラーが公開されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ザ・マーベルズ」のゾウイ・アシュトンさん演じるヴィランの名前が、米メディア向けに発表されメディアキットより明らかになりました。

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海外メディア The Direct によると、キットよりゾウイ・アシュトンさん、ダニエル・イングスさんのキャラクター名が明らかになったと伝えています。

記事によると、ゾウイ・アシュトンさん演じるキャラクターはダー・ベン(Dar-Benn)、ダニエル・イングスさん演じるキャラクターはタイ・ロン(Ty-Rone)で双方クリー人だとの事。

コミックのダー・ベンはクリーの将軍で男性でしたが、MCU版では女性に変更されたようです。コミックのダー・ベンのスペルはDar-Benとスペルが微妙に違うのは記載ミスなのか、性別変更に伴って名前も微妙に変更されたのかは不明です。ダー・ベンは仲間のアエル・ダンと共に当時のクリー皇帝をスクラルによる暗殺に見せかけて殺害し、政権を乗っ取りました。MCU版でもこのキャラクターが革命家である可能性が米あらすじ(後述)によって示唆されています。

タイ・ロンはコミックに登場しないキャラクターですが、メディアキットから引用したという画像ではダー・ベンの左手側(画像右側)に他の兵士とくらべて軽装で並んでおり、参謀のようなポジションになっています。

©MARVEL,Disney

トレーラーの映像でもわかるようにダー・ベンはロナン・ジ・アキューザーが使っていたコズミ・ロッド(Cosmi-Rod:Guidebook to the Marvel Cinematic Universe – Guardians of the Galaxy より)を所持しており、それなりの地位にいる事がわかります。

ロナンは「キャプテン・マーベル」にも若かりし頃のロナンとして登場し、キャプテン・マーベルの力に惹かれている様子が描かれていましたが、ロナンは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」にてパワーストーンの力に焼き尽くされて(おそらく)死亡しています。

今のところダー・ベンとマーベルズたちが戦い合う理由については明かされていません。クリーに革命が起こる事で宇宙や地球が危機に陥る事を考慮して先手をうつ事になるのか、詳細は今後の情報や映画本編を待つしかありません。

そして、ファーストトレーラーのダー・ベンを見ると気になる点がひとつあります。

©MARVEL,Disney

ダー・ベンはミズ・マーベルと同じような腕輪を身に着けていますが、シーンによって装着する左右の腕が異なっています。前者のシーンと後者のシーンの間にはいくらかの時間経過が予測され、その間に左右を付け替えた可能性はありますが、武器や盾を左右持ち替えるのとは違って腕輪を装着しなおすのは手間がかかる事ですし、そこに何らかの理由が求められてしまいます。

不思議なのはメディアキットの画像とトレーラーの同じ建物前と思われるシーンでも左右が異なっており、メディアキットとトレーラー、どちらかが映像を左右反転させているように思えます。これに関してはディズニーが配布したメディアキットの画像とされているものが、メディアによって左右反転処理をされた可能性も考えられます。

なんにせよファーストトレーラーだけでこの違いに結論をだす事は出来ず、今後の情報に注目となりそうです。

そして今回のトレーラーと共に公開された米あらすじは以下の通り。

「ザ・マーベルズ」では、キャプテン・マーベルことキャロル・ダンヴァースがクリーから自らのアイデンティティを取り戻し、スプリーム・インテリジェンスに復讐する。しかし、意図せぬ結果によってキャロルは不安定になった宇宙の責任を背負うことになる。任務でクリーの革命家と繋がったワームホールへと送られた時、彼女の力はジャージー・シティのスーパーファンであるカマラ・カーン、またの名をミズ・マーベル、そしてキャロルと疎遠になった「姪っ子」で、現在は S.A.B.E.R. の宇宙飛行士となったモニカ・ランボーと絡まり合うことに。チームになりそうにないこのトリオは一緒に「ザ・マーベルズ」として宇宙を救うために協力することを学ばなければならないのだ。

映画「ザ・マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。

ソース:Disney Confirms Captain Marvel 2’s Gender-Swapped Supervillain

ポール・アデルスタインさんがMCU参加を表明

「プリズン・ブレイク」のポール・ケラーマン捜査官役や「プライベート・プラクティス」のクーパー・フリードマン役などで知られるポールアデルスタインさんが、自身のInstagramを通じてMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品の撮影に入ることを明らかにしました。

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アデルスタインさんは自撮りで空をバックに撮影した写真を投稿し、MCUのためにアトランタに入ったことを報告しています。

写してはいけない撮影セットが近くにあるのか、特に意味のない構図なのかは不明で、アデルスタインさんが参加する作品についての情報公開もありませんでした。

現在、アトランタでは映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」とドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」の撮影が進められている他、予定通り進めば夏には映画「ブレイド」の撮影も開始される見込みとなっています。

はたしてどの作品にどのような役割で登場する事になるのか、今後の情報には注目です。