ドラマ「ホークアイ」、3人の監督を起用 ─ バード&パーティコンビとリース・トーマス監督で前後半を別で制作

マーベル・スタジオのディズニープラス独占配信ドラマ「ホークアイ」に3人の監督が加わったと、海外メディアの The Hollywood Reporter が報じました。

記事によると、アンバー・フィンレイソン氏とケイティ・エルウッド氏は「ホークアイ」の複数のエピソードを監督するとのこと。2人は「バート&バーティ」コンビとして知られており、2019年のAmazon Prime Video「トゥループ・ゼロ-夜空に恋したガールスカウト-」の監督を務めたことで知られています。

もうひとりリース・トーマス氏は米国で話題沸騰中の「ドキュメンタリーナウ!」の監督。リース氏も参加し、エピソードの監督も担当するとの事です。

3人のこれまでの作風から、ドラマ「ホークアイ」はコメディ要素が多いのではないかという憶測も飛んでいます。

「ホークアイ」の内容は不明な部分が多く、現在分かっているのはクリント・バートンがケイト・ビショップにホークアイを継承されるストーリーが含まれているという事。シリーズのコンセプトアートでは2人の冒険が描かれています。

ドラマ「ホークアイ」はディズニープラス独占配信ですが、配信時期については2021年のいつ頃かは未定です。

ソース:Marvel’s ‘Hawkeye’ Disney+ Series Lands ‘Troop Zero,’ ‘Comrade Detective’ Directors (Exclusive)

映画「シャン・チー」から初となるコンセプトアートが公開!

新型コロナウイルスの影響で撮影が中断し、現在はオーストラリアでの撮影再開に向けて動いているMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー」からコンセプトアートが公開されました。

マーベル・スタジオでビジュアルアートを担当するチャーリー・ウェンさんが自身のTwitterで主人公シャン・チーのスーツデザインを公開。

Let’s show them the beauty of our culture” とブルース・リーの名言を引用して投稿しています。

今回公開されたアートはあくまで複数のある中のひとつであり、実際の映画で使われるものとは変わる可能性もあるとのこと。

コミックのシャン・チーは武術の達人で「マスター・オブ・クン・フー」の異名をもつ人物。基本的には徒手空拳で、ヌンチャクなどの武器にも精通しています。コミックによっては自身のクローンを生み出すような特殊能力を有しているタイプも存在しています。

また、映画「アントマン&ワスプ」に登場したジミー・ウー捜査官をリーダーとしたエージェント・オブ・アトラスに参加したことも。

映画の「シャン・チー」は公式にはまだほとんど情報がなく、以前に入っていた情報ではマンダリンによって開催される地下トーナメントにシャン・チーが参加して戦うことになるというもの。

そこでは映画「ブラックウィドウ」に登場する人物や、まだ見ぬ異星人などが参加していると噂されています。

映画「シャン・チー&ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス」は 2021年5月7日 全米公開予定です。

「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」「ワンダヴィジョン」「ロキ」がランディングページを取得したと報じられる

ディズニープラスで独占配信されるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」「ワンダヴィジョン」「ロキ」のランディングページが取得されていると報じられました。

各ページには公式のロゴアートやトレーラーへのリンク、概要やリリース年が記載されていますが、トレーラーは以前に公開されたスーパーボウルトレーラーが流れるようです。

気になるポイントはリリース年で、もともと12月予定だった「ワンダヴィジョン」も2020年となっており、延期の気配は伺えません。

映画、ドラマ界隈は新型コロナウイルスのパンデミックの影響で制作の殆どがストップしており、これら3作も当然のように同様の影響を受けていました。いずれもリモートワークによる作業は続けられていましたが、MCUの映画シリーズとは違い延期の公式アナウンスはありません。

「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」はもっとも配信予定時期が早く、公式アナウンスでは来月予定のままとなっています。アトランタでの撮影を終え、3月からチェコでの撮影を開始するために現地入りしたところで中断、アメリカへと帰国していました。現在はチェコ政府の指針に従って、今月の撮影再開を目指していると報じられています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/anthony-mackie-interview-the-falcon-and-the-winter-soldier/”]

「ワンダヴィジョン」に関しては、一度は撮影が完了していたこと、エピソード数が増えているのではないかという話、7月のタンパベイコミコン2020に出演予定だったヴィジョン役のポール・ベタニーさんが同作再撮影のために出演をキャンセルしたことなどが、これまでに報じられていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/evan-peters-casting-wandavision/”]

「ロキ」は3作の中でもっと公開が遅く、来年初頭と公式アナウンスされています。撮影は始まったばかりの所で中断されていますが、レディー・ロキの姿などが目撃されています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/lady-loki-photo/”]

ソース:Loki, WandaVision, and Falcon and the Winter Soldier Get Disney+ Landing Pages

スカーレット・ヨハンソンさんが映画「ブラックウィドウ」は予想を超える物語になることを約束

11月に公開を控えるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の最新映画「ブラックウィドウ」で主演をつとめるスカーレット・ヨハンソンさんが、海外メディアのインタビューに答えました。

ヨハンソンさんはインタビューの中で、「昔ならこれほど深く切り込めなかったと思います。おそらくもっとストレートなスパイ・アクション映画になっていたでしょう。今回の映画はそれらとは別の方法でもっと派手になっているので、昔この映画を作っていたら、この映画のほんの一部分しか出来なかったと思います。深く掘り下げていかない限り、ブラックウィドウの単独映画を作る理由はありませんでした。私はマーベル・スタジオでの全ての映画の仕事にとても満足しています。エンドゲームにおいても同様です。ブラックウィドウというキャラクターが10年間を通して、芸術的かつ創造的になりました。この映画はナターシャがエンドゲームにおいての決心についての、救いと理解の機会を与えてくれると思います」と語りました。

©MARVEL

ブラックウィドウについては映画「アイアンマン2」(2010年)で登場して以降、マーベル初の女性が主役のヒーロー映画として噂され期待されてきました。しかしながら、その噂が現実になるまでじつに10年もの月日を要したわけですが、ヨハンソンさんが言うにはエンドゲームあっての今回の映画との事です。

ヨハンソンさんはストーリーについて「私たちが元にしたかったコミックやストーリーはありませんでした。ブラックウィドウには何千もの異なるストーリーが存在しています。そのため、何をすべきかは明確にはありませんでした。マーベル・スタジオのボス、ケヴィン・ファイギはまったく予想できない方法を考えています。彼の才能はファンが本当に期待していることを常に考えることです」と話しました。

今回の映画はマーベルコミックにはない、MCU独自の物語となることは間違いなさそうです。公開前には映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)をもう一度チェックしておくのもいいかもしれませんね。

映画「ブラックウィドウ」は 2020年11月6日 日米同時公開予定です。

ソース:Black Widow: Scarlett Johansson Promises Unexpected Emotional Dive

スカーレット・ヨハンソンがフローレンス・ピューにバトンを渡す、と映画「ブラックウィドウ」の監督が語る

公開を控えるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の最新映画「ブラックウィドウ」の監督を務めたケイト・ショートランドさんが、ナターシャ・ロマノフからエレーナ・ベロワにバトンが渡されることを明かしました。

ショートランド監督はEmpireとのインタビューで、これがエレーナの旅の始まりに過ぎない可能性があると話しました。

 「(ケヴィン・ファイギは)観客がオリジンストーリーを期待していることに気付いていたため、私たちはもちろんその反対の方向に向かいました。そして、フローレンス・ピューがどれほど素晴らしい役になるのかは分かりませんでした。 彼女が素晴らしいのはわかっていましたが、どのくらい素晴らしいのかは分からなかったのです。 スカーレットはとても気さくで、『彼女にバトンを渡す』って感じでした。 別の女性の物語が始まります。」とコメントしました。

また、ショートランド監督は「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)でナットの葬儀がなかったという批判にも対応しており、この映画がキャラクターにふさわしい終わりを与えると述べました。

しかし、フローレンス・ピューさん自身は以前に「世代交代の作品ですか?」という質問に対し「ノー」と答え、「バトンを受け渡すような映画だとは思いません」と話しました。

ピューさんが演じるエレーナは、コミックでは確かに2代目ブラックウィドウとして活躍したことがあり、ファンからのそういう期待が高いことも事実です。そして、監督が言う通りケヴィン・ファイギ氏はファンの期待、予想をいい意味で裏切る制作をしているため、エレーナが2代目となる可能性は高くないと考えられてきました。今回の監督の発言には何が隠されているのでしょうか。

映画「ブラック・ウィドウ」は2020年11月6日より日米同時公開予定です。

ソース:Black Widow Director Cate Shortland Confirms Scarlett Johansson Will “Pass The Baton”

映画「ブラックウィドウ」が新たなトレーラーを準備中

今年の5月に公開予定だったMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)フェーズ4の映画「ブラックウィドウ」は新型コロナウイルスの影響で公開が11月に延期されました。

5月の公開にあわせて「ファイナルトレーラー」が公開されていましたが、新たなトレーラーが準備中であるとcomicbook.comが報じました。

記事によると、全英映像等級審査機構に登録されたトレーラーは1つではなく、2つのであるとのこと。1つは2分38秒、もう1つは1分44秒となるようです。

次なるトレーラーの公開日は明かされていませんが、例年であれば夏のサンディエゴ・コミコンでの公開の可能性が高いところ。しかしサンディエゴ・コミコンも新型コロナウイルスの影響で開催中止となり、今年は「コミコン@ホーム」としてオンライン上のバーチャルイベントとして開催されます。

新型コロナウイルスがなければ、このタイミングで「エターナルズ」のトレーラーも出ていたと考えられますが、こちらもまだ明らかにはされていません。

ソース:New Black Widow Trailers Are On The Way

映画「シャン・チー」は今月中の撮影再開を計画中と報じられる

多くの映画が新型コロナウイルスの影響で撮影中断となっていましたが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス 」が今月中の撮影再開にむけて動いていると、海外メディアのDeadlineが報じました。

記事によると、オーストラリア・シドニーの情報筋は「シャン・チー」は具体的な日付は分からないものの、撮影を再開するためにキャストとクルーはオーストラリア政府の方針に従って検疫を行い、プロデューサーはセットが安全であることを確認するために「慎重なステップ」を踏んでいるとのこと。

映画「シャン・チー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス」の撮影は今年2月に開始されたものの、3月12日には新型コロナウイルスのパンデミックにより撮影は中断されていました。

映画「シャン・チー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス」は2021年5月7日より米公開予定です。

ソース:Shang-Chi: Here’s When Marvel Studios Will Restart Filming

【噂話】映画「エターナルズ」で結婚式が行われる?

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のフェーズ4の映画「エターナルズ」の中で、結婚式のシーンが存在するであろうと海外で話題になっています。

映画やドラマなどのキャスティング情報を扱っているサイトManday.comでノーマン・サイードという俳優さんのページにエターナルズの役柄として ‘guest to a Babylonian wedding.’ (バビロニアの結婚式のゲスト)と記載されたことが発端となっています。(現在は削除されています)

バビロニアとは現在のイラクあたりに存在した古代文明のことで、紀元前18世紀から6世紀にかけて栄えていたとされています。ここでの結婚式のシーンが、映画「エターナルズ」に登場することが予想されています。

コミックではエターナルズのメンバー、セナ(演:アンジェリーナ・ジョリー)はバビロニアの女神。そして恋人は敵対種族ディヴィアンツのクロ。

キャスティング情報からこの二人の結婚式が執り行われる可能性が高いと、海外ファンの間で盛り上がっています。

ヒーローとヴィランのラブストーリーはマーベルコミックに限らず、世界中の漫画やアニメ、ゲームなどでもよくあるお話ではありますが、MCUとしては初となる要素。どのように展開されるのか楽しみですね。

「エターナルズ」は映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」後の時間がメインとなることが2020年1月14日にディズニーにより公開されたあらすじから分かっています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/eternals-info1/”]

エターナルズたちがインフィニティ・ウォーからエンドゲームに至るまで、何をしていたのかもポイントとなりそうです。

映画「エターナルズ」は新型コロナウイルスの影響で2021年2月12日へと公開延期(米国)となっています。

ソース:The Eternals: New Casting Could Reveal Major Plot Point in Marvel History

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」シーズン2はタイトル変更? ─ 二人を襲うトラウマ級の悲劇

マーベル・スタジオで初のドラマとなる「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は 2020年8月 の配信を予定していますが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で多くの映画やドラマの制作が中断された中、未だに配信延期のアナウンスはありません。

そんな中、海外スクーパーのマーフィーズマルチバースは、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」はすでにシーズン2を予定しており、予想されるよりも大きく異るものをベースにすることをほのめかしています。

彼のポッドキャストによると「シーズン1を終えるとバッキーとサムはトラウマ級の何かを経験し、非常に異なるものとなっていくでしょう。ある時点ではシーズン2の計画はたしかにありました。ただシーズン2があったとしても、単にシーズン2とはなりません。異なるタイトルになるでしょう」とのこと。

トラウマ級の何か、とは不穏なワードで、シーズン1の結末では何か良くないことが起きるのでしょうか。

シーズン2からタイトルが変わることについては、サムがファルコンから正式にキャプテン・アメリカという名前をついで活動する可能性があります。

一方でバッキーはコミックでキャプテン・アメリカを務めた事もあります。サムに何かが起こり、バッキーがキャプテン・アメリカとなるケースも可能性としてはあるかもしれません。しかしコミックでのウィンター・ソルジャーは、MCUフェーズ4以降での登場が噂されるヴィランチーム「サンダーボルツ」のメンバーだった事もあります。バッキーに関してはヒーローとヴィラン、どちらに転ぶかは五分五分と言った所でしょうか。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は ディズニー+で 2020年8月 配信予定です。

ソース:Marvel Studios Could Rename Falcon and the Winter Soldier for Season 2 、
Episode 51 – Another Quicksilver Joins Wandavision, Big Q&A Episode

ポール・ベタニーさんがコミコン出演をキャンセル ─ ドラマ「ワンダビジョン」撮影再開のため

タンパベイコミコンの公式facebookアカウントが、ポール・ベタニーさんのイベント出演のキャンセルについて投稿しました。

投稿によると「ポール・ベタニー氏の代理人から連絡を受けました。残念ながらポール氏は今年7月のロサンゼルスでのワンダヴィジョンの撮影のためディズニーに呼び戻されたので、出演できなくなってしまいました。」との事。

「ワンダヴィジョン」はラップパーティーの様子がSNSで公開されるなど、一旦は撮影が終わったものと思われていましたが、追加の撮影シーンが出てきたということでしょうか。また、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、マーベルだけでなく様々な映像作品の制作が事実上停止していましたが、再開の兆しが見えてきたようです。

配信スケジュールの変更については発表されておらず、当初の予定通りであればドラマ「ワンダヴィジョン」は 2020年12月 米国配信予定です。

ソース:WandaVision Reportedly Resuming Filming in July as Paul Bettany Cancels Convention Appearance