ドラマ「ワンダヴィジョン」、ドッティは結局何者なのか ─ 本名から浮かび上がる謎

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」が最終回をむかえ、作中でミステリアスな女性の一人として異彩を放っていたドッティについても多くが明かされました。シリーズ中盤で行われたS.W.O.R.D.の調査で判明していなかった本名についても最終回の中で明らかにされましたが、そこには奇妙な事実が浮上しています。

※これより先は「ワンダヴィジョン」最終回のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

ドラマ「ワンダヴィジョン」、ジミーとダーシーから「最終回のネタバレはやめてね」のお願い動画が公開

本日最終回が配信されたドラマ「ワンダヴィジョン」でジミー・ウーを演じるランドール・パークさんと、ダーシー・ルイスを演じるカット・デニングスさんが登場する「ネタバレ厳禁のお願い」動画が公開されました。かつての「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」や「アベンジャーズ/エンドゲーム」を思い起こす、公式からのお願いです。

「とても大切なお話があります」とジミーが語りはじめるこの動画では、「どうか、どうか、”ワンダヴィジョン”のネタバレをしないようにお願いします」と言いながらも、興奮した二人は口々に、”ネタバレ”を始めてしまいます。

「思い出してください、みなさんが最初に気づいた・・・」、「そのシーンでワンダが気付く・・・」「最終話でヴィジョンが・・・」と映像はぶつ切りにされており、何者かに「検閲」されてしまっています。

ラストでは「とにかく、ワンダヴィジョンはディズニープラスで配信中です」とダーシーが告知したあと、ジミーが「私達みんな、いつまでも幸せに暮らしたいですからね」と続け、ダーシーが「たとえば」と言った所で放送は終了してしまいます。

この検閲も含めてドラマ「ワンダヴィジョン」の世界観にあわせて制作されており、ドラマを見た人だけがにやりと出来る演出になっています。

ドラマ「ワンダヴィジョン」はディズニープラスで全話配信中です。

ドラマ「ワンダヴィジョン」のCMレディがファンの理論にコメント

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」の劇中コマーシャルに登場していた女優のヴィクトリア・ブレードさんが、海外メディア The Direct とのインタビューの中で、ファンのCMに対する考察について「完全に頭の中になかった」とコメントをしました。

インタビューの中でブレードさんは以下のようにこたえました。

今までに「ブラックパンサー」しか見たことがなかったので、イースターエッグも何もかもが完全に頭の中にありませんでした。私の仕事はこの製品を売ることだから、それがシーンへのアプローチの仕方だと思っていたからです。何かを重ねようとしたわけではありません。

ブレードさんはあくまでも「コマーシャルとして製品を広告すること」を念頭に演技をされていたようです。また、ドラマ中のCMに関するファンの考察について以下のように語りました。

シリーズフィナーレが終わるまで何も言わないことになっています。話題が尽きないので、私が見たということは言いますが、私はマーベルの世界を知らないので、そのほとんどは私の頭の上を通り過ぎてしまうんです。でも、みんながどれだけ興奮しているのか、どれだけクリエイティブなのかを見ているのは素晴らしいことだと思います。ファンがどれだけ熱狂しているかを見るのは、私にとってクールな事でした。

撮影現場で色々な事を目撃している事は明かしましたが、マーベルの世界に詳しくないブレードさんはそれらが何を意味するかは理解出来ていないとの事でした。

本作におけるCMはワンダのトラウマやインフィニティ・ストーンを暗喩していると考察されていますが、今の所公式な見解は示されていません。

ドラマ「ワンダヴィジョン」最終エピソードは 本日 3月5日 17時 より日本配信開始です。

ソース:WandaVision: Commercial Lady Star Victoria Blade Addresses Fan Theories (Exclusive)

ポール・ベタニーさん、「ワンダヴィジョン」のサプライズゲストについて明かす

今年の1月、ドラマ「ワンダヴィジョン」の配信開始直前のインタビューで、ヴィジョンを演じるポール・ベタニーさんが「ずっと一緒に仕事したいと思っていた俳優と共演できた」と話した事で、世界中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)ファンが誰が登場するのかを予想してきました。そして先日、Good Morning America に出演したベタニーさんはこの時のインタビューについて尋ねられた際、「私だと分かったらがっかりするだろうな」とコメントしました。

番組の中でベタニーさんは「ファンがこの発言が誰を指しているか推理し始めて、ベネディクト・カンバーバッチ(ドクター・ストレンジ役)やパトリック・スチュワート(プロフェッサーX役)のような人を推理し始めたので、私は『それはすごくいいアイデアだ』と思っていました。サプライズが私自身だとわかったとき、とてもがっかりするでしょう。」とコメントしました。

つまりベタニーさんが語っていたサプライズ俳優とは彼自身の事であり、ヴィジョンとホワイトヴィジョンの共演の事であったようです。

また、「誰かが大々的に登場することがあるのかどうか」という質問に対して、ベタニーさんは「私は、その質問に答えたいのですが、私のサービスは…」とビデオチャットがフリーズしたフリをして回答を避けました。

数日前に監督がインタビューでサプライズゲストについて尋ねられた時、「彼(ベタニーさん)は自ら墓穴をほってしまった」とコメントしており、どういう意味かわかりませんでしたが、自分自身と共演したことを冗談交じりに言ったことがファンの考察心をくすぐってしまい、大きな事態となってしまった事を意味していたようです。

ベタニーさんの言っていたサプライズがホワイトヴィジョンの事だったのか、はたまた今回のインタビューこそが高度なフェイクなのか、今日夕方配信の最終回にて判明します。

ドラマ「ワンダヴィジョン」最終エピソードは 本日 3月5日 17時 より日本配信開始です。

ソース:WandaVision: Paul Bettany Addresses White Vision as Surprise Cameo Appearance

映画「ソー:ラブ&サンダー」、現場でヴァルキリーやミークも目撃、そしてあの巨大なヤギも

現在オーストラリアで撮影が進められているMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」の新たな現場写真が到着し、事前に報道されていたヴァルキリーを演じるテッサ・トンプソンさんの姿が確認出来たほか、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」に引き続いてミークが登場することが確認されました。

本作の時系列は明かされていませんが、ミークはまだまだ幼虫であることが確認出来ます。また以前にもパパラッチによって撮影されていた巨大なヤギの頭部も全体が見やすくなっています。

このヤギは海外のファンの予想ではコミックに登場したソーのヤギ、トゥースグナッシャーとトゥースグラインダーではないかと言われており、ソーのチャリオットを引く様がコミックでは描かれていました。

「ソー:ラブ&サンダー」ではヴィランの”神殺しのゴア”としてクリスチャン・ベールさんが出演し、ナタリー・ポートマンさん演じるジェーン・フォスターもソーになることが公式に明かされている他、レディ・シフ役のジェイミー・アレクサンダーさんも戻ってくると報じられています。また、ガーディアンズメンバーの撮影は既に終了しており、撮影は順調に進んでいるようです。

映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年5月6日 米国公開予定です。

ドラマ「ワンダヴィジョン」迫る最終回!残されている謎をピックアップ

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」の最終回を目前に、残されている謎についてまとめてみました。最終回で解決されるのか、はたまた映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」など後続の作品へと続くのか、注目のポイントです。

消えた証人

第4話でFBIのジミー・ウー捜査官がウェストビューの調査に来たのは、この町にいた保護証人プログラムの対象者が突然消えた事が原因でした。MCUではかつてのシビル・ウォーのイベントが原因で、アントマン/スコット・ラングやホークアイ/クリント・バートンなども保護証人プログラムの対象でしたが、ウーがここで明かした証人がヒーローやヴィランなのか、一般人なのかは分かっていません。英語版からはこの証人が男性であることが分かっています。

©2021 MARVEL,Disney

吸い込まれたモニカ

第4話でウェストビューの外周にある障壁に近づいたモニカは内側へと吸い込まれてしまいました。エピソードの終盤ではS.W.O.R.D.のエージェント・フランクリンが地下から侵入を試みた際は、ゼリーの壁を通り抜けていくような緩やかな抵抗を感じる演出でした。その後何度かドローンを内側へ入れた展開もありましたが、入れる瞬間は映されていません。ヘックスが強化、拡大されて以降はしっかりと侵入を防ぐ壁として機能しているようでした。

4話のモニカは何者かに招待されて吸い込まれてしまったのでしょうか?

フランクリンはどこへ

3話と4話でエージェント・フランクリンがウェストビューへの侵入を果たしましたが、ワンダの時間を巻き戻したような演出で無かった事にされました。しかしその後、フランクリンがS.W.O.R.D.基地に戻ったような描写はありません。無事が確認出来ない限り、ワンダの罪が増えてしまう可能性があります。

©2021 MARVEL,Disney

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ヘイワードの嘘

S.W.O.R.D.長官ヘイワードは嘘をついていました。

5話では「ワンダが事件発生の9日前にS.W.O.R.D.施設を襲撃し、安置していたヴィジョンの遺体を持ち出した」事がヘイワードから明かされましたが、8話で分かったのはワンダは大きなガラスを割っただけで、職員に攻撃もしていませんしヴィジョンを持ち帰りもしませんでした。

また、ウーがヴィジョンの遺言として「兵器になりたくなかった」事を明かした時、ワンダの行為を「遺言に反する」と強く非難したのもヘイワードでしたが、実際にホワイトヴィジョンを組み上げ、動力を注ぎ、兵器として起動したのはヘイワードでした。

ヘイワードは単に地球を守るために武器を作り、パワーを持つ脅威を排除しようとしているだけかもしれませんが、それでも本作において彼は嘘つきでした。

ソコヴィア協定

映画「スパイダーマン・ファー・フロム・ホーム」では特に触れられなかったソコヴィア協定でしたが、「ワンダヴィジョン」ではまだ機能している事が判明しました。ワンダはシビル・ウォーの後半時点で協定違反となり投獄されましたがキャプテン・アメリカの手引きにより脱獄、インフィニティ・ウォーでは逃亡生活を送っていました。

ところが8話でワンダがS.W.O.R.D.本部を訪れた際は、ワンダの逮捕要請など特に描写されませんでした。エンドゲームの一件で恩赦のようなものが与えられていたのかは不明です。

アントマンやホークアイも自宅軟禁されていた流れから、今作でパワーに目覚めたモニカや、ビリーやトミーなども協定にサインをしなければ拘束されるはずです。ソコヴィア協定はMCUに大きな影響を与え、エキサイティングな物語を生み出してくれましたが、今後もミズ・マーベルやアイアンハートなどなど新ヒーローも多数登場するため、早ければ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」あたりでこの協定は白紙になるのかもしれません。

アガサの目的

7話、8話ではアグネスことアガサ・ハークネスについて大きく話が展開しました。しかし7話では全てアガサの仕業とされつつも、8話を見るとほとんどワンダの仕業であることが判明します。そして、まだアガサの目的は明かされていません。300年以上生きている事は判明しましたが、歴史的に特に悪さをした描写もありません。

アガサがヒーロー、もしくはニュートラルなポジションであれば、空白の300年はただただ修行や知識の研鑽に勤しんでいた可能性があります。

アガサがヴィランだった場合は、エンシェント・ワンによって封印されていた可能性もあると思います。エンシェント・ワンの死で封印が解け、自由になったアガサがワンダの存在に気づいてやってきたパターンです。ただしこの場合、自分の死すら把握していたエンシェント・ワンですから、封印しなくてはならないほどの脅威についてドクター・ストレンジに情報を託していてもおかしくありません。

ワンダの強大な力と、そこから生まれたヴィジョンと双子を危険視している可能性もあり、それらを欲している可能性もあり、コミック通りのメンターなのか、はたまたヴィランなのか決めかねる状況です。

コミックの双子はリード・リチャーズの息子である最強のミュータント、フランクリンによってバラバラにされたメフィストの魂の欠片が混じって生まれた魔力の塊で、人間ではありませんでした。双子はマスター・パンデモニウムというヴィランに吸収され、そのヴィランをメフィストが吸収する事で取り返されてしまいます。

アガサの魔導書

7話のラストでチラ見せとなった魔導書。

©2021 MARVEL,Disney

マーベルの魔導書のうち、日本で最も有名と思われるのはドラマ「エージェント・オブ・シールド」やドラマ「ランナウェイズ」に登場した「ダークホールド」。外観は一致しませんが、可能性はあると考えられます。

その他、MCUでは映画「ドクター・ストレンジ」にて「カリオストロの書」というものが登場しました。この本がカリオストロの書とは思えませんが、カマー・タージでは多くの魔導書が保管されていたため、その中の一冊である可能性はありそうです。インフィニティ・ウォーからエンドゲームの5年間、エンシェント・ワンやドクター・ストレンジが不在の間にアガサが盗んできたのかもしれませんし、もしくはセーラムで保管されていた本かもしれません。

コミックではもう一つ重要な魔導書があり、それが「iron-bound books of Shuma-Gorath(アイアンバウンド・ブックス・オブ・シュマゴラス)」。シュマゴラスはドクター・ストレンジのヴィランであり、カオスディメンジョンに君臨する邪神ですが、コミック「インフィニティ」でニューヨークに召喚されたシュマゴラスを最終的に追い払ったのはモニカ・ランボーである事から、本ドラマと無関係なアイテムというわけでもありません。

特に意味のない本なのか、今後のMCUにおいて重要な本となるのか、9話での扱いには注目です。

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シットコムを制作、検閲してるのは誰

ウェストビューのCMBRが異常に高い事を発見したダーシーによって、内部事情をシットコムという形で覗き見る事に成功しました。しかしその映像はところどころ検閲され全てが見えるものではありませんでした。

7話ではシットコムの監督、主演がアガサであると自身で明かしていましたが、ワンダが幼少期からシットコムを好んでいたこともわかり、ひとつの作品を二人が同時に作っていたようにも思えます。しかしシットコムを作った目的や、誰に見せようとしていたかは判明していません。

ワンダが無意識に制作し、アガサが都合のいいように手を加えたというのが無難な線に思えます。アガサにとっては放送させないほうが都合が良さそうですが、ワンダとアガサのパワーバランスを見る限り、アガサには放送をシャットダウンさせるだけの魔力がないのかもしれません。

他にはワンダの別人格がやっている説です。

このドラマでワンダはたびたび二重人格のような描写がありました。凶暴性の高いワンダが時々あらわれ、その後何が起きたか理解していないワンダがちょくちょく描かれていました。8話のヒドラの実験のシーンで、ワンダの中に別の人格スカーレットウィッチが誕生していたと考える余地もあります。その際のヒドラの監視カメラを検閲したのもスカーレットウィッチがやったと考えると納得しやすいです。

しかしこの設定だと、X-MENのジーン・グレイとダークフェニックスの関係とほぼ同じになってしまいます。X-MENの映画シリーズの中でさえ二度もやったダークフェニックス、また同じ様な展開をやってしまうのでしょうか?新しいことへのチャレンジを続けているマーベル・スタジオがやるとは考えにくい展開にも思えます。

ドッティ

ドッティは海外でも話題のキャラクターです。「ワンダヴィジョン」が白黒放送だったころにドッティの血が赤かったのが発端になっています。

2話冒頭でS.W.O.R.D.のドローンが有色だったことで、色は外部の存在を表現してるのでは、という話題がありました。それがドッティも町の住民ではなく外から来た人物であるとされる原因です。

しかしそれ以降はほとんど出番もセリフもなく、最終回を残すのみとなってしまいました。

グッドナー少佐は航空宇宙技術者なのか?

ヘックスに突入するための準備を知り合いの技術者に頼んだモニカでしたが、車両を持ってきたのは軍服姿の女性グッドナー少佐でした。当初の考察・予想ではマーベル・コミックにいる色んな天才が候補に上がっていましたが、モブキャラに近い人物の登場にコアなファンほど肩透かしをくらいました。

少佐は運搬の任務を務めただけで、技術者は別にいるという考えもありますが、一方でリード・リチャーズのような天才キャラクターが突入失敗のシーンのために持ち込まれるのかという見方もあり、ドラマ的にはさほど影響はないものの、なかなか大きな謎として残っています。

先日行われた本作の監督による質疑応答ではこの技術者に関して監督が「言えない」と発現したことで、やはり技術者とグッドナー少佐はイコールではないと考えられています。

エンディングの謎の人物

2話のエンディングに顔の一部が映った人物について、まったく言及がありません。現状ではこれまでのMCUに登場していたヒドラのアーニム・ゾラ博士との類似点が多いように思えますが、ヒドラとは言えワンダとは直接関係がありません。

©2021 MARVEL,Disney

「ワンダヴィジョン」内のキャラクターのみで考えると、ヴィジョンの上司であるアーサー・ハートが近いように思えますが、アーサーは鼻のすぐ下には髭があるはずで一致しているとは言い難いです。また、アーサーは1話のキーパーソンであり、2話には登場していません。

ゾラだとしても2話のエンディングだけに登場する理由が分からず、謎の一つになっています。このカットにはどういう意味があるのでしょうか。

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ビリーとトミー

ビリーとトミーの行く末は大変気になるところです。コミックの二人はヤングアベンジャーズなわけですが、正しくはワンダとヴィジョンの間に生まれた子ではなく、ワンダが生んでメフィストに吸収されてしまった双子たちの生まれ変わりがビリーとトミーで、それぞれ別の両親のもとで転生しています。

©2021 MARVEL,Disney

MCUで今後ヤングアベンジャーズが映像化される可能性はかなり高いと考えられていますが、8話時点でビリーとトミーは10歳程度でしかありません。ヤングアベンジャーズとしてデビューするにはあと5年から10年分ほど成長する必要があり、コミックどおり転生していてはケイト・ビショップやキャシー・ラングに年齢が追いつけません。ビリーとトミーがどうなるか、ヘックスの外に出られるかという問題とは別に、そういった年齢問題を抱えています。9話で双子はどうなってしまうのでしょうか。


ドラマ「ワンダヴィジョン」毎週金曜日新エピソードが配信中、次回、最終回第9話 は 2021年3月5日 17時よりディズニープラスで配信開始です。

ドラマ「ワンダヴィジョン」、監督が謎の技術者についてコメント ─ 操られていた”彼”も再登場?

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」で言及された謎の宇宙航空技術者について、今作でメガホンをとったマット・シャックマン監督がファンからの質疑応答を受けコメントしました。

第5話「問題エピソード」にて、モニカはヘックス内に再び戻るための装置を開発してもらうよう、とある技術者に連絡をしていました。続く第6話にて装置が完成したという連絡を受け、7話で車両を受け取りましたが、ファンがあれこれ想像していたものと違い、登場したのは軍人女性のグッドナー少佐でした。

モニカが連絡した技術者に関する質問を受けた監督は短く「言いたくありません(笑)」とコメントしました。

この回答からグッドナー少佐はやはり搬送任務についていただけで、技術者は別にいると考えて良さそうです。当初のファンの予想どおり、まだ言えないキャラクターである可能性が高いと考えられるのではないでしょうか。

また、ニセトロについても「もう少し登場します。でもどう機能するかは言えません」と明かしました。ニセトロは8話にてアガサが操っていた単なるウェストビューの住人という事でしたが、はいそうですかと納得するようなファンはほとんどいません。このキャスティングが何を意味していたのか、今週末配信の最終話に注目が集まっています。

ドラマ「ワンダヴィジョン」毎週金曜日新エピソードが配信中、次回、最終回第9話 は 2021年3月5日 17時よりディズニープラスで配信開始です。

ソース:‘WandaVision’ Director on Wanda’s Grief, Evan Peters’ Role, and Fan Theories

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」、サムのスーツもアイアンマンのように強化される事が明らかに

3月19日からの配信を控えるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の主人公のひとり、ファルコン/サム・ウィルソンを演じるアンソニー・マッキーさんが海外メディア The Direct とのインタビューの中で、ファルコンスーツがトニー・スタークのアイアンマンのように強化されていくと明かしました。

インタビューの中でマッキーさんは次のようなコメントをしました。

翼ははるかにしなやかになり、そしてダイナミックになりました。サムはより多くの力を備えた翼を持もっています。エンドゲームで戻ってこれましたが、今作では生きていることに感謝しているようです。サムはトニー・スターク化しています。

アイアンマンはMCUで作品ごとにアーマーを強化し、それが多くのファンの心を掴んでいました。今後はサムのスーツにそのような楽しみを発見出来るようになっているのかもしれません。

しかし、アイアンマンはトニー・スターク自身が自らの手で強化してきた事に対して、MCUのサムは退役軍人の元落下傘部隊兵士という設定でありメカニックやエンジニアではありません。ファルコンのスーツを強化するのは誰なのか、ドラマ「ワンダヴィジョン」でモニカが連絡した誰かと同じなのか、そういった点にも注目です。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は 2021年3月19日 よりディズニープラスにて配信予定です。

ソース:The Falcon and the Winter Soldier Makes Sam Wilson More ‘Tony Stark’-erized

映画「ソー:ラブ&サンダー」撮影地でマット・デイモンさんが目撃、やはりロキを演じる?

現在オーストラリアで撮影が進められているMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」に出演すると報じられていたマット・デイモンさんの姿が実際にロケ現場で目撃されました。デイモンさんは今年の1月にプライベートジェットでオーストラリアに入国し、検疫を済ませた後、撮影に参加した形になっています。

劇場を模したセットが用意されている事から、映画「マイティ・ソー/バトルロイヤル」の時とおなじく、アスガルドの演劇役者として再び偽ロキを演じる可能性が高いようです。

以前はほんの少しのカメオ出演のために忙しいデイモンさんが長期の検疫を受けてまで出演する可能性は低く、別の役になるだろうという報道もありましたが、今作でも前作同様の役柄での出演となりそうです。

「バトルロイヤル」でマット・デイモンさんはアスガルドで開催されていた舞台劇にロキ役として登場。舞台はバトルロイヤルの前の作品「ダーク・ワールド」のシーンを再現していました。舞台のソーを演じていたのはクリス・ヘムズワースさんの兄ルークさん、オーディン役をサム・ニールさんが演じており、今回の舞台は「バトルロイヤル」のシーンを再現しているのではないかと海外ファンの間で話題になり、はやくもヘラ役の女優が誰になるのか注目されています。

映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年5月6日 米国公開予定です。

セバスチャン・スタンさん、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のバッキーは滅茶苦茶だと明かす

ディズニープラスで配信予定のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズを演じるセバスチャン・スタンさんが、今作のバッキーについてディズニーD23マガジン2021年春号の中で明かしました。今作のバッキーは混乱し、滅茶苦茶だとコメントしています。

記事の中でスタンさんは、サノスとの戦いの後、「自分の中の悪魔に戻って」、何年もの拷問とマインドコントロールの後、本当の自分を見つけなければならないという事実に言及しています。

バッキーは戦争が終わったと思ったら別の大きな戦争、インフィニティ・ウォーに放り込まれました。しかしそれが終われば、彼は自分の悪魔に戻るようなもので、『よし、次は何をするんだ?僕は何者なんだろう?僕は何をしようとしているのか?僕は何のためにいるのか?戦いが続いていない時、僕は何者なのか?』と混乱しています。バッキーは、私たちが見てきたよりもはるかに直感的に動いています。今のバッキーは実際のところ、滅茶苦茶なんです。彼はちょっとした一匹狼で、私は彼のそういうところが大好きなんです。

長年ヒドラによって洗脳され、暗殺者として動かされていたバッキーはキャプテン・アメリカとの戦いでようやく自分を取り返しかけたものの、シビル・ウォーではジモにより再び洗脳されてしまいました。その後ワカンダでコールドスリープしつつ洗脳を解く方法を探ってもらい、サノスのブラックオーダーが地球へ来たタイミングで起こされましたがすぐにストーンによって消滅し、ハルクが再びストーンを使うまで5年間不在でした。

彼は古き良き魂を持った男で、ある理想に根ざしています。突然、彼はまだ慣れない世界で自分自身を再確立しなければならなくなりました。彼の家族はスティーブ・ロジャースが全てだったことを忘れてはいけません。今までにない部分を探っていくのは本当に面白かったですね。今までに見たことのないキャラクターの様々な側面を見せてくれるので、6時間の撮影は本当に楽しかったです。

とコメントしました。

MCUのドラマシリーズは現状どれも6時間前後の物語として制作されており、「ワンダヴィジョン」は30分~50分ほどの9話で構成されていましたが、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は6話構成である事が明かされているため、ひとつのエピソードは1時間になるものと見られています。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は 2021年3月19日 よりディズニープラスにて配信予定です。