ドラマ「ワンダヴィジョン」シットコムパートの舞台裏写真が公開

ディズニープラスで配信中のドラマ「ワンダヴィジョン」のメイクなどを特集した舞台裏写真を海外メディア ELLE が公開しました。ヘアスタイルを担当したカレン・バルテクさんとメイクを担当したトリシア・ソーヤーさんは9つのエピソードの本シリーズを通して1950年代以降の全ての時代に敬意を払い、各時代に焦点をあて再発明しようと務めたとの事です。

Photo from ELLE

以前にもマーベル・スタジオと仕事をしたという二人は、ネタバレをしないように家族や友人からの質問を巧みに避けているともコメントしました。ソーヤーさんは「ワンダヴィジョンは私がした仕事の中で最も困難な仕事のひとつであり、最も楽しい仕事のひとつでもありました」とコメントしています。

ドラマ「ワンダヴィジョン」毎週金曜日新エピソードが配信中、次回、最終回第9話 は 2021年3月5日 17時よりディズニープラスで配信開始です。

ソース:How WandaVision Travels The Decades Through Hair And Makeup

ドラマ「ワンダヴィジョン」、8話でマインド・ストーンは何を見せたのか、画像加工で明らかに?

ディズニープラスで配信中のドラマ「ワンダヴィジョン」、先週配信された8話ではワンダの過去が描かれ、これまでのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)で語られて来なかった事もいくつか判明しました。その中で、ヒドラの施設のシーンで登場した謎の人影について、海外ファンが画像加工を施し、その面影を伺えるようになっています。

加工により判明した人物はワンダそのもののように見え、着用しているコスチュームもこれまでに公開されていたポスターのものと似ているように見えます。

マインド・ストーンは精神に大きく関わるため、ワンダの精神のうちに眠っていたスカーレットウィッチを目覚めさせた事を示唆しているのかもしれません。

ドラマ「ワンダヴィジョン」毎週金曜日新エピソードが配信中、次回、最終回第9話 は 2021年3月5日 17時よりディズニープラスで配信開始です。

ケヴィン・ファイギ氏、映画「ドクター・ストレンジ2」はドラマ「ワンダヴィジョン」を見ていなくても楽しめると明かす

マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギ氏がテレビ批評家協会ウィンターツアー2021のパネルで、海外メディア シネマブレンドを介して 、ドラマ「ワンダヴィジョン」との関連で2022年の映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」がどのように機能するかについて話しました。その中で、この映画は「ワンダヴィジョンを見た人、さらに重要なことに、見なかった人のために働く必要がある」ことを明らかにしました。

ファイギ氏はインタビューの中で以下のように回答しました。

サム・ライミ監督と脚本のマイケル・ウォルドロン、そしてドクター・ストレンジのチーム全体とたくさんの話し合いがありました。この映画はワンダヴィジョンを見た人のために働く必要がありますが、もっと重要なのは、見なかった人のために働く必要があるということです。ワンダヴィジョンを見なかった人のためにも作らなければいけないと言うことです。もっと言えば、ワンダに初めて出会う人もいるかもしれません。

ストレンジの新作はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)ファンはもちろんの事、「ワンダヴィジョン」を見ていない人、さらにはワンダというキャラクターを見たことがない人、いろんな層に向けて伝わるように制作が進められているようです。

最新作は現在配信中のドラマ「ワンダヴィジョン」と直接繋がる物語と公式発表されており、スカーレットウィッチことワンダ・マキシモフが登場。前作からはキウェテル・イジョフォーさん演じる元兄弟子のモルド、レイチェル・マクアダムスさん演じるクリスティーン・パーマーが戻ってくると報じられています。

噂レベルの話として、ヤングアベンジャーズのアメリカ・チャベス、宇宙ミノタウロスのリントラがすでにキャスティングされているとも言われている他、クリス・エヴァンスさんが演じるヒューマン・トーチやジェニファー・ローレンスさん演じるミスティークが登場するとも言われています。

映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年3月25日 に米国公開予定となっています。

ソース:Doctor Strange 2: Sam Raimi Is Making Sure WandaVision Fans Can Enjoy Movie

ドラマ「ワンダヴィジョン」8話のイースターエッグをピックアップ

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」は、これまでに公開されてきた映画シリーズと同様イースターエッグがたくさんある作品です。この記事ではそれらについて取り上げて行きたいと思います。今回はエピソード8「前回までは」に注目。

この記事にはネタバレを多く含んでいますので、未見の方はご注意ください。

8話

エピソードタイトル「前回までは」

ワンダの生い立ちにフォーカスし、現状に至る経緯が明かされたエピソードでした。

1693年 マサチューセッツ州セイラム

マーベル・スタジオの伝統的なロゴが赤からアガサ・ハークネスの魔法と同じ紫へと変わり、アガサの過去のシーンから始まります。ここでアガサが17世紀には既に存在していたことが分かりました。この設定はコミックと同様ですが、大きく違うのはやはり外観です。コミックの老婆姿と比べると、ドラマのアガサはかなり若い外見を取っているようです。

アガサは仲間たちから「裏切り者」と呼ばれ何かの罰を与えられるようなシーンになりますが、これは実際に歴史上セイラムで行われたとされる魔女裁判と、コミックの魔女裁判のシーンの両方をオマージュしていると考えられます。

©2021 MARVEL,Disney

「年齢も立場もわきまえず知識を盗み、強力な黒魔術を使った」ことが原因で糾弾されるアガサですが、コントロールの方法を教えて欲しいを懇願するも一蹴され、魔法のエネルギーのようなものを照射されます。しかしそれを媒介として仲間の生命を吸収してしまいました。最終的にはリーダー格であり母親であるエヴァノラ・ハークネスの生命までも吸収してしまい、アガサはエヴァノラのブローチを奪って飛び去ります。

このシーンでアガサはいくつかの言い訳をするのですが、否定したり認めたり何が真実なのか不明瞭になっています。こういう所や自身の力をコントロール出来ないというあたりも現状のワンダに似ています。

ちなみにエヴァノラはコミックにおいて該当するキャラクターを発見出来ませんでした。

魔法の基礎

シーンは現在に戻り、アガサの地下室ではワンダが捕らえられ魔法を封じられていました。アガサはルーン魔術による結界によって、この中ではアガサしか魔法を使えなのだと言います。実際の“ルーン魔術”とは北欧にルーツを持つ魔術のことでオーディンが深く関係していますが、MCUでのルーンとオーディンの関係は不明です。

ルーンの講釈を皮切りに、アガサは魔法の基礎をワンダに語ります。このあたりはコミックどおりアガサがワンダの師匠であるようにも見られます。しかしながら、基礎も知らずにアガサが出来ないことをあっさりやってしまうワンダへの嫉妬のようなものも感じ取れます。

©2021 MARVEL,Disney

sponsored link
 

ニセトロ

アガサはピエトロも偽物であった事を明かしました。ニセトロと呼称された偽ピエトロは英語では Fake Pietro 略して Fietro と表記されています。アガサはネクロマンシー(降霊術)が使えない事を明かし、どっちにしろピエトロの遺体はこの大陸にないと告げます。ピエトロがどこに埋葬されたのかはMCUで言及されていません。最後に確認されたのは、映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」のラストにてヘリキャリアの救命ボートにクリントが乗せたシーンです。

アガサが言うにはニセトロはウェストビューの住人のようですが、ニセトロが見せたクイックシルバーと同じ高速移動能力もアガサの魔法によるものなのでしょうか。

©2021 MARVEL,Disney

髪の毛

アガサはワンダの過去を振り返るためにワンダの髪の毛を使って魔法を使います。これは映画「マイティ・ソー/バトルロイヤル」でドクター・ストレンジがソーの髪を使って転移魔法を実行したことに似ています。MCUの魔術師の基礎のひとつかもしれません。

©2021 MARVEL,Disney

幼少期

ソコヴィアで家族と過ごす幼少期に場面が変わります。戦争真っ只中のソコヴィアで、ワンダの父親オレグはDVDを盗んできては売りさばいて生計をたてている様子です。

エピソード5にて両親の死別がワンダが10歳の時、とされていたので1999年の記憶である事が伺えます。家庭用のDVDプレイヤーが発売されたのは1996年、PlayStation2の発売が2000年であること考えると、ソコヴィアの情勢にそぐわない最新の娯楽のようにも思えます。

なお、「マルコム in the Middle」は2000年から放送されたドラマなので、この時点でDVDがあるのは奇妙な事です。単なるミスかもしれませんし、ワンダの記憶が曖昧である事を意味しているのかもしれません。

©2021 MARVEL,Disney

ヘックス内でシットコムが繰り広げられていたのは、ワンダが幼少期からシットコムをよく見ていたからであることがここで明かされました。

家族団らんでDVDを見ていると、突如爆撃を受けます。これまでにMCUで描かれていたとおり、スターク・インダストリーズの爆弾によるものでしたが、不発弾ではなく、ワンダのヘックス・パワー(確率操作)によって爆発が防がれていた事が判明しました。

また、このシーンでワンダは幼い頃から能力を持っており、マインド・ストーンのおかげで能力を得たわけでないことが実際に描かれました。この事はマーベル公式のMCU設定本「ワカンダファイル」で示唆されていました。

sponsored link
 

ヒドラ時代

幼少期に続いてヒドラへ志願して間もない頃が描かれます。ロキの杖に近づくと青い宝石の中にあるマインド・ストーンが姿を現し、強烈な光の中でスカーレットウィッチの影を垣間見て倒れ込みます。この事はヒドラの職員には何も見えておらず、ロキの杖自体何も起きていませんでした。

©2021 MARVEL,Disney

これは自身のうちあるスカーレットウィッチを見たのかもしれませんし、もしかするとコミックのワンダの実母ナタリアの影かもしれません。理由については後述します。

そしてこの施設でもワンダはシットコムに夢中なようで、The BradyBunchのシーズン1「KittyKarry-AllIsMissing」を見ているようです。

©2021 MARVEL,Disney

ウルトロン後

次にアベンジャーズ・コンパウンドのおそらくワンダの自室へとシーンが変わります。家具の充実度合いを考えると、これは映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」のラゴス事件よりも前、おそらくウルトロンを倒して正式にアベンジャーズに加入した直後ぐらいだと考えられます。

©2021 MARVEL,Disney

ヴィジョンも生まれたてで人間の事についてかなり疎い様子が描かれています。ヴィジョンは大切な人や愛を知らないAIとしてヴィジョンなりにワンダを励ましていました。ワンダがヴィジョンに好意をもつきっかけになったと思われるシーンです。

また、ここではワンダが「何度も波に打ち付けられる感じ」と話し、立ち上がってもまた次の波に襲われ、いつか溺れ死ぬと言います。ワンダは同じぐらい強力なヒーロー、キャプテン・マーベルことキャロル・ダンバースに比べるとかなりメンタルが低下していることがわかります。

S.W.O.R.D.本部

S.W.O.R.D.本部へ向かった日の事が判明します。8話まで来てA.I.M.が関与している可能性はかなり低くなりましたがそれでもまだ六角形は登場します。

ヴィジョンの分解された身体の内部に六角形が確認できるようになっています。

©2021 MARVEL,Disney

sponsored link
 

あなたを感じない

ワンダはヴィジョンの額に手を触れ、「あなたを感じない」と言葉を漏らします。映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」ではヴィジョンの額に触れ、「あなたを感じる」と言ったシーンがありました。また、ヴィジョンがワンダの魔法を浴びて「君を感じる」と言ったシーンもありました。

©2021 MARVEL,Disney

この時、ワンダは赤いオーラをまとった手でヴィジョンに触れました。ワンダが立ち去った後、これが原因でこのバラバラのヴィジョンが何らか反応を示した可能性があります。そうでなければ、ヘイワードがウェストビューまで来た理由がいまいちわかりません。

本来のウェストビュー

ワンダは車でウェストビューへと向かいました。ハーブやジョーンズ、ハート夫人や配達員の本来の姿も垣間見えました。しかしドッティの姿を確認することは出来ません。最後の1話で判明するのか、マーベル・スタジオの手のひらで踊らされていたのか、もうすぐにわかる事でしょう。

©2021 MARVEL,Disney

権利書

ワンダとヴィジョンはウェストビューに土地を買っていた事が判明します。権利書には「二人の終の棲家」と書かれていました。

©2021 MARVEL,Disney

しかしちょっと待ってください。アベンジャーズの給与はわかりませんが土地の代金には目を瞑るとして、この土地はいつ買ったのでしょうか。ワンダとヴィジョンがラブラブに見えだしたのは早くても「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」でラゴスでの事故があったあと、トニー・スタークにアベンジャズ・コンパウンドに閉じ込められて二人でパプリカシュを作っていた頃です。このタイミングではせいぜい付き合いたてのカップルにしか見えず、終の棲家を買うような関係には見えませんでした。

完全なカップルに見えたのは「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」における逃亡生活中でした。この時二人はソコヴィア協定違反の上、脱獄中の指名手配犯です。権利書には偽名ではなくワンダとヴィジョンのサインがあるのですが、お金があっても家が買えるはずもありません。そして逃亡生活中にブラックオーダーに襲撃され、キャップと合流し、基地へと戻り、ワカンダへ向かいます。その後はヴィジョンはサノスによって、ワンダはストーンによって死を迎えます。ワンダはその後、ストーンによって復活しますが、二人で家を買うようなタイミングは当然ありません。

とすると、この権利書は果たしてホンモノなのでしょうか?

ヴィジョンの再生

二人で住む予定だった場所まで来るとワンダの悲しみが爆発し、ついにこのドラマの原点が明かされました。このドラマで登場していたヴィジョンは新たに無から生み出されたヴィジョンである事も判明しました。しかもマインド・ストーンまで再生してしまっています。これはつまり、ワンダが他のストーンを再生できてしまう可能性も示唆しています。ヴィランにとってこれほど欲しい魔法はありません。

©2021 MARVEL,Disney

そして、この無から生み出されたヴィジョンがヘックス外に出ると崩れだして行ったことから察するに、ビリーとトミーもヘックスの外に出ることは出来そうにありません。

カオスマジック

アガサがワンダの魔法をカオスマジックと呼びます。これはコミックのワンダのパワーと同じ呼称で、もともとヘックスパワー(確率操作)だったパワーがカオスマジックへと進化しました。ワンダのカオスマジックは邪神、あるいは古代の悪魔と呼ばれるクートンをパワーソースとして実行されます。

©2021 MARVEL,Disney

そしてアガサはカオスマジックを使うワンダに対して、「それはつまりスカーレットウィッチよ」と言います。この言動からアガサは以前にも「スカーレットウィッチ」に遭遇している可能性、もしくは以前にそういう存在がいたことを書物なので知っている可能性が考えられます。

コミックにスカーレットウィッチは二人存在し、ワンダの他もう一人はワンダとピエトロの実の母ナタリア・マキシモフでした。

sponsored link
 

アガサのブローチ

アガサのブローチのデザインが今回のシーンとよく似ています。ブローチは真ん中の鎌を持った人物の両脇に二人の人物の姿があり、アガサが両手でビリーとトミーを捕らえている姿を暗示しているようです。とすると鎌の人物にあたるアガサはやはりヴィランに属するのでしょうか?

しかしそれでもまだアガサの目的は判明していません。

ホワイトヴィジョン

ミッドクレジットシーンでは白いヴィジョンが登場します。コミック「West Coast Avengers (1985) #45」で登場したホワイトヴィジョンは、ヴィランによって分解された後に復元されたヴィジョンですが、色だけでなく感情と記憶を失ったまったく別のヴィジョンでした。

©2021 MARVEL,Disney

もしもヘックス生まれのヴィジョンの記憶や感情を移せるとすれば、これほどうってつけのボディはありません。もちろんヘックスの外でも活動可能となるでしょう。


以上が気づいたポイントです。他にも何かあれば追記するかもしれません。

映画「エターナルズ」のコスチュームがわかる精細な画像が流出

今年の秋に公開を控えているMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」のプロモーションアートが流出し、メンバーのコスチュームが明らかになりました。これまでにもグッズの画像がいくつか流出し、映画バージョンの衣装もおおむね判明していましたが、今回流出した画像は今までのものとは違って解像度が高く、はっきりと見えるものになっています。

今回のプロモアートは商品自体ではなく、商品に使用される画像部分のみで、今作に出演する俳優陣がスーツを着た姿もしっかりと見ることができます。

前面5人は左からスプライト(演:リア・マクヒュー)、セルシ(演:ジェンマ・チャン)、イカリス(演:リチャード・マッデン)、ギルガメッシュ(演:マ・ドンソク)、マッカリ(演:ローレン・リドルフ)、後面左からドルイグ(演:バリー・コーガン)、ファストス(演:ブライアン・タイリー・ヘンリー)、キンゴ(演:クメイル・ナンジアニ)、アジャック(演:サルマ・ハエック)となっています。セナ(演:アンジェリーナ・ジョリー)の姿はありません。

公式あらすじは以下の通りです。

エターナルズは数千年の間、地球に隠れて住んでいた宇宙種族。しかしアベンジャーズ/エンドゲームの事件の後の予期せぬ悲劇が、彼らを再び立ち上がらせる。人類にとって最古の敵ディヴィアンツに再び立ち向かうために。

映画「エターナルズ」は 2021年10月29日 日本先行公開予定です。

【ネタバレ注意】映画「シャン・チー」のLEGOパッケージ画像が流出 ─ コスチュームやヴィランが明らかに

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)初のアジアンヒーローが主人公となる映画「シャン・チー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・テン・リングス」のシャン・チーの衣装やヴィランの一部が明らかになりました。映画に合わせて発売予定となっているLEGO商品のパッケージ画像が流出し、そこから明らかになった情報です。

※映画のネタバレを含む可能性があります。ご注意ください。

シャン・チーを演じるシム・リウさんの劇中のコスチューム姿が確認できる他、画像の下部には登場キャラクターと思われる、シャラン、ウェン・ウー、そしてヴィランと思われるデス・ディーラーの名前が記載されています。またモリスと名付けられた謎の生物は海外メディアによるとコミックには登場していない生物のことですが、形状的には中国の山海経に登場する帝江(ていこう、Dijiang)がモチーフになっていると考えられます。

中央の赤い東洋龍の詳細は不明で、以前に噂されていたドラゴン型エイリアンのヴィラン、フィン・ファン・フームのコミックバージョンとは大きく外観が異なっています。

コミックのフィン・ファン・フームは緑色で首から上が東洋龍、下が西洋竜といったデザインとなっています。

©MARVEL

「シャン・チー」は当初 2020年の夏に公開予定でしたが、昨年発生し今なお続く新型コロナウイルスの影響で大きく遅延しました。作品は完成していると見られていますが、プロモーションが一切されておらず、ロゴが発表されているのみでトレーラーなども今の所公開されていません。映画「ブラックウィドウ」が無事に公開されるまでは動きがないかもしれません。

映画「シャン・チー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・テン・リングス」は 2021年7月9日 日本公開予定です。

トム・ホランドさん、スタジオとの契約満了を明かすも「呼ばれたらすぐに戻ります」

2016年公開の映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」でスパイダーマン/ピーター・パーカーとしてMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)にデビューした俳優のトム・ホランドさんが、今年の年末公開予定の最新作「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」にてマーベル・スタジオならびにソニー・ピクチャーズとの契約が満了することを明かしました。

海外メディア Collider とのインタビューの中で、ホランドさんは次のようにコメントしました。

こんな最高な世界の一部になれた一瞬一瞬が大好きでしたし、僕の人生を良い方向へと導いてくれました。ここにいれて本当にラッキーです。もし呼ばれれば戻りますし、そうでなければとっても幸せな気持ちで悠然と去っていきますよ。だって、最高な旅でしたから。スタジオには、“もし僕に戻ってきてほしければ、一瞬で駆けつけますからね”と言ってあるんです。

また、以前に報じられたディズニーとソニー・ピクチャーズとの関係悪化によるスパイダーマンのMCU離脱問題について、

僕が分かっているのは、2つのスタジオの間ですでに合意が成立しているということです。同じトラブルに遭遇することはないと思います。あれは「スパイダーマン2」でしたっけ?「ファー・フロム・ホーム」が出た後、ソニーとマーベルの間で起こりました。2つのスタジオ間でうまくいったと思います、将来的には問題になるとは思いません。そうは言っても、僕はただの俳優であり、その過程で数回の電話に参加しましたが、彼らはお互いに仕事をするのが大好きだと思います。彼らはそれが両方のスタジオにとって有益である方法を見つけたと思います。僕はただの子供で、2人の親がちょっと口論していただけです(笑)

と語りました。

今作で全ての契約が完了との報道ですが、おそらくそう遠くないうちに新たな契約が交わされると見られています。ソニーは現在「ヴェノム」から始まり「モービウス」やタイトルの明かされていない作品を含めてスパイダーバースを拡張中で、「アメイジング・スパイダーマン」シリーズで描くことが出来なかったシニスター・シックスに再挑戦中とされています。また、スパイダーウーマンなど他のスパイダーヒーローのデビューも控えているとされており、スパイダーマン不在ではどうしようもないのは間違いありません。

過去にはトニー・スタークを演じたロバート・ダウニーJrさんを始め、クリス・エヴァンスさんやクリス・ヘムズワースさんもたびたび契約を満了した後、新たに延長されるという事を繰り返してきました。トム・ホランドさんのスパイダーマンがこれで終わりという可能性はあまりないと見られています。

ホランドさんは現在撮影中の「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」が現在契約中の映画の仕事のラストであると明かし、「撮影が終わったら少し休みをとってスキーに行きたい」と USA Today とのインタビューでコメントしました。

「ノー・ウェイ・ホーム」のジョン・ワッツ監督はこの後、MCUの映画「ファンタスティック・フォー」の制作に入るものと見られています。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 米国公開予定です。

ソース:Tom Holland Says ‘Spider-Man: No Way Home’ Completes His Current Contract, But “If They Want Me Back, I’ll Be There in a Heartbeat”

ドラマ「ワンダヴィジョン」、ドッティに別の魔女説が浮上

現在配信中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」で、登場する魔女たちの魔法の色と花の色との関連性について先週から話題となっていました。その事は以前の記事でもお伝えしましたが、今回は海外ファンが新たに発見したキャラクターについてご紹介です。

ワンダが赤、アグネスが紫で描写されている中、ドッティが黄色い花と共に登場したことは前回ご紹介しました。その際はアルカンナ・ジョーンズというキャラクターを紹介しましたが、今回海外ファンが発掘してきたのはアビゲイル・ハークネスという魔女です。

©MARVEL

アビゲイル・ハークネスはかなりマイナーなキャラクターで、wikiによると2000年1月にリリースされたコミック「X-MEN:ヘルファイアクラブ」の1号に1度だけ登場しただけのキャラクターとなっています。アガサ・ハークネスとの関係が描かれることもなく、親戚なのかそうでないのかも不明のようです。

コミック上ではアガサもアビゲイルも17世紀に同じ町セーラムに住んでおり、同じ姓を持つことからMCUで再利用しやすいキャラクターである事は間違いありません。

しかし、ドッティを演じるエマ・コールフィールドさんは、本作の出演のためには「スタジオ代表のケヴィン・ファイギの承認が必要だった」と以前にコメントしていることから、ある程度強力なキャラクターを演じているはずで、そういった意味ではアビゲイルよりも前回紹介したアルカンナ・ジョーンズの方が可能性があるようにも思えます。

当然、アビゲイルでもアルカンナでもないまだ見ぬキャラクターの可能性もあり、ロキやドクター・ストレンジ、スクラルなど既知のキャラクターがドッティに変身しているといった可能性もあるわけで、残された8話と9話でのポイントのひとつになるかもしれません。

ドラマ「ワンダヴィジョン」毎週金曜日新エピソードが配信中、次回第8話 は本日 2021年2月26日 17時よりディズニープラスで配信開始です。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の新トレーラー”Honor”編が公開

3月19日から配信予定のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の新しいトレーラー”Honor”が公開されました。30秒の短い動画の中には新たな映像も組み込まれています。

これまでのトレーラーでサムがシールドを投げるトレーニングをしているシーンはありましたが、今回のトレーラーではファルコンのスーツを着用し、何者かに投げつける様子も映っています。

その他、ジモが誰かに銃を突きつけるなど、短い動画の中に意味深な新シーンが含まれています。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は 2021年3月19日 よりディズニープラスにて配信予定です。

ヒーロー映画は映画じゃないと発言していたイーサン・ホークさん、ドラマ「ムーンナイト」への出演を決めた理由を明かす

スーパーヒーロ映画は”映画”とは見なさない ─ 映画「LOGAN」の公開当時にそう語った俳優のイーサン・ホークさんがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」にヴィランとしての出演を決めた経緯について、海外メディア The Ringer とのオンラインインタビューの中で明かしました。

ホークさんはインタビューの中で「正直言って、ムーンナイトがあまり知られていないストーリーであり、よりクリエイティブで自由な発想を与えてくれるという点が気に入っています。監督はモハメド・ディアブで、彼は素晴らしい人だ。そして、私にとっては(主演の)オスカー・アイザックの存在が大きい。彼は私の分野ではとてもエキサイティングな人物だと思うよ。彼が自分の人生でやっていることが好きなんだ。彼は私がニューヨークに来たばかりの頃、私が尊敬していた俳優たちを思い出させてくれる。オスカーは私より若く、彼のやり方が好きだし、彼の考え方も好きだ。考え方が好きな人と一緒にいると、いいことが起こるよね?」とコメントしました。

また、かつては「自分がどんな作品に出るべきか、どんな作品には出ないほうがいいのか」をナーバスに考えていたと話し、現在は「どんな作品にも、居場所があっていいと考え、許容範囲を緩和した」と心境の変化があったことも明かしました。俳優として活動する時間は限られており、「良い決断をするかもしれないし、悪い決断をするかもしれない。でも、どちらにせよ、自分には、その仕事にどんな思いを注ぎ込むかということをコントロールすることはできる」と付け加えました。

映画「LOGAN/ローガン」の公開当時、米Film Stageとのインタビューで「偉大なスーパーヒーロー映画だとは思うよ。でも、やっぱり全身タイツを着て、手から金属が飛び出すなんて、ブレッソン監督やベルイマン監督とは違う。だけど、人々は、まるで同等であるかのように語る。『素晴らしい映画だ』と言われても、僕にとっては『本当に? いや違う、これは良いスーパーヒーロー映画だよ』という感じ。この2つには大きな違いがあるけど、大手のスタジオはそうは思っていない。彼らは観客たちに『これは素晴らしい映画だ』と思わせたいからね。そうすれば、金儲けができるからさ」とコメントしていたホークさんですが、50歳を迎え、残された俳優人生の中で手を出してこなかった新たな分野に挑戦しようと姿勢を変えることにしたようです。

ドラマ「ムーンナイト」はオスカー・アイザックさんが主演を務める予定で、モハメド・ディアブ監督のもと、3月にもブダペストで撮影が開始されると報じられています。

ソース:Marvel’s Moon Knight: Ethan Hawke Reveals Why He Joined Disney+ Series