ドラマ「ホークアイ」、エレーナの役作りはどのように行われたのか─フローレンス・ピューさんのインタビュー公開

マーベルがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」の公式ブックとなる「Marvel Studios’ Hawkeye The Official Collector Special Book」の発売を前に、書籍に含まれるエレーナ・ベロワ役フローレンス・ピューさんのインタビュー内容を一部抜粋して公開しました。

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「エレーナにはどのような形で戻ってきて欲しかったですか?」と質問されたピューさんは次のように語っています。

「ブラックウィドウ」では、最初から新しいキャラクターを作成する猶予と機会と自由を本当に与えられたと思います。それは完全にケイト ショートランド監督のおかげです。これらの大きな映画に出演するのはエキサイティングなことですが、常に興味を持ち、これらのキャラクターにどれだけの自由があるかを知りたいと思うものです。

でも、ケイトが「これはあなたの作品よ」と言ったことに、私はとても驚き、興奮しました。「これはあなたのものです。このキャラクターを継続させ、基本的にあなたが望むものにしなさい。」と。それは私にとってとてもエキサイティングでスリリングでした。だから私はいつもエレーナが彼女に予期しないエッジを持っていることを望んでいました. 彼女が機嫌が良いのか、機嫌が悪いのか、わからないような。

私はエレーナが少し変わっていて、タイミングが不自然であることを望んでいました。彼女は信じられないほど変化しやすいキャラクターなので、それが彼女をとても愛すべきものにしていると思います。ブラックウィドウで成し遂げた上でこのシリーズに参加し、自分がどこから来たのかを理解している事は、素晴らしい贈り物でした。そしてもちろん、ストーリーラインに関しては、マーベル・スタジオのブラックウィドウとこれとの違いは、別人のように歴然としています。

さらに「ブラックウィドウ以来のエレーナの姿に、どのようにアプローチしたのでしょうか?」と質問されると、次のように述べました。

ブラックウィドウを完成させた時、このキャラクターが戻ってくる事があれば、彼女はまったく別の人になるだろうと頭の片隅で考えていました。「ブラックウィドウ」のストーリー全体は、家族の再発見がテーマでしたから。

でも、ナターシャがエレーナの人生に戻らないことを知っていたので、最初からエレーナの心がどこにあるのかを自動的に考えていました。彼女はどのようにしてナターシャの死について知ることができたのか?誰が彼女に教えてくれるの?エレーナはどのように反応するんだろう?彼女は誰を追いかけますか?

マーベル・スタジオが私とクリントを対立させようとしているとは予想外でしたが、これはとてもクールな展開だと思いました。だから、頭の中ですでに計画を立てていたと思います。そんな生々しくてつらい復讐を演じられたのは本当に嬉しかったです。

エレーナ自身は善人のつもりですが、他にひとにとって悪人というのは魅力的でした。それは演じるにあたって興味深いラインでした。

そして、「クライマックスの対決の時、あのアイスリンクでの作業はどんな感じだったのでしょうか?」との問には次のように回答しています。

とても、とても滑りやすかったです。ゲームセンターでプレイするエアホッケーに近い感覚でした。滑るふりをする分には素晴らしいことですが、精密な格闘アクションをしなければならない場合、それは本当に恐ろしいことでした。

スタントが解決策を考え出し、私たちが戦っているときに白いカーペットを敷いてくれましたが、私がカーペットの上にいない場所でテイクをしなければならなかったことが何度かありました。

もし1インチでも滑っていたら、ジェレミーの顔に直撃していました。それはとても怖かったです。スタントをしているときは、位置関係の把握が大切です。人工氷の上に立って あちこち横滑りしている時は 誰かにぶつかる可能性が完全に高くなります。それは少し大ざっぱでしたが、私たちはそれを理解し、滑ってして移動して、戦いの一部が本当に楽しく興味深いものになりました。他の方法では、その効果を得ることはできなかったでしょう。

インタビューの全文と、ジェレミー・レナーさん、ヘイリ​​ー・ スタインフェルドさん、ヴィンセント・ドノフリオさんを筆頭としたキャストと制作クルーの多くのインタビューを含んだ公式の書籍「Marvel Studios’ Hawkeye The Official Collector Special Book」は 2023年5月16日 発売予定です。

ソース:公式

エリザベス・オルセンさんが今後共演してみたいキャラクターについて言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」などでスカーレットウィッチ/ワンダ・マキシモフを演じたエリザベス・オルセンさんが、次に共演してみたい若手ヒーローについて、その名前を明かしました。

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海外メディア BuzzFeed とのインタビューで 「今後、ワンダがどのキャラと交流するのを見てみたいですか?」と質問されたオルセンさんは「ほんとに面白いと思う新しい女の子、ミズ・マーベルです。彼女はとてもかわいらしくて、愛らしくて、楽しそうなので、彼女だと言いたいですね。」と回答しました。

オルセンさんは「ワンダヴィジョン」のインタビューの際にはエピソード8でアガサに拷問されるシーンが一番楽しかったと語っており、そういった彼女の好みのシーンとミズ・マーベルがどのような形でミックスされるのかは興味深い所となっています。

ワンダの今後について、公式に次の舞台は設定されていませんが、エリザベス・オルセンさん自身はドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」に再登場すると考えているようです。そして、以前のインタビューにて今後は贖罪に向かう作品を作っていきたいとも話しています。

一時期はワンダのソロ・プロジェクトとして映画「アベンジャーズ:ザ・チルドレンズ・クルセイド」の噂も報じられていましたが、その後アベンジャーズ映画が2本発表された事で、少なくともフェーズ6が完結するまでにチルドレンズ・クルセイドが実現する事はないと見られています。

ワンダの次の舞台はどこになるのか、そしてミズ・マーベルとの共演は果たされるのか、今後の発表には注目です。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。

エリザベス・オルセンさんは「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」制作時に衝撃を受けたと言う

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でヴィランのスカーレットウィッチを演じたエリザベス・オルセンさんが、海外メディア Buzzfeed とのインタビューの中で制作時の印象について語りました。

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エリザベス・オルセンさんは映画の制作を振り返って「内容を言われた瞬間にショックを受けました。『あなたがヴィランだ』って言われたんです。直前まで誰も教えてくれず、衝撃的でした。」と最初の印象について語りました。

「でも結局、それは楽しい演技でした。最初は『やだ、私たちのワンダじゃない』って思いました。でも、それから身を乗り出すようになり、サム(・ライミ監督)は間違いなく、異なるワンダを演じているときに、『信じられない事をやっている』というような状況に私を置いてくれました。」と続けました。

オルセンさんはワンダに異なる感触とトーンを与えることを楽しんだ一方で、監督は「人間性」に焦点を当てたとも言います。

「私は、キャラクターの進化があることが好きです。キャラクターを成長させるのは好きだし、違うトーンで演じるのも好きです。でも、サムはいつも私を彼女の人間性に戻しました。私たちが要素を押し出すのと同じくらい、彼は常にそれが本当に純粋なところから来るものであることを確認したかったのです。」

ワンダの今後について、マーベル・スタジオからは何も発表がありません。しかしエリザベス・オルセンさんは以前のインタビューにて贖罪に向かう作品を作っていきたいとも話しています。また、エリザベス・オルセンさん自身はドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」に再登場すると考えているようです。

一時期はワンダのソロ・プロジェクトとして映画「アベンジャーズ:ザ・チルドレンズ・クルセイド」の噂も報じられていましたが、その後アベンジャーズ映画が2本発表された事で、少なくともフェーズ6が完結するまでにチルドレンズ・クルセイドが実現する事はないと見られています。

「はやく戻りたい」とも言うエリザベス・オルセンさん演じるワンダの次の舞台はどこになるのか、今後の発表には注目です。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。

米ディズニープラスに「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」が登場すると言う

日本から遅れること約1年、米国ディズニープラスでスパイダーマン関連の映画の配信が来月5月よりついにスタートします。サム・ライミ監督版の「スパイダーマン」からMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ホームカミング」までが視聴出来るようになる事が米ディズニープラス公式よりアナウンスされました。

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米ディズニープラスは「スパイダーマン」、「スパイダーマン2」、「スパイダーマン3」、「アメイジング・スパイダーマン」、「スパイダーマン:ホームカミング」の5作品がディズニープラスに登場する事を予告。他、メディア情報によると「ヴェノム」1作目も同時に配信が始まるとの事。

そしてここからが日本在住のファンが気になるところで、米国で残された「ファー・フロム・ホーム」(日本配信済み)及び「ノー・ウェイ・ホーム」について、ソニーが追加のプレスリリースを発表したと言います。

海外メディア The Direct によると、ソニーが「ソニー・ピクチャーズの映画とテレビのライブラリーからの追加タイトルが、今年の後半に米国のDisney+で初公開される予定です。」と発表したとの事。

具体的なタイトル名は明かされていませんが、「ノー・ウェイ・ホーム」を含むいくつかの作品を示していると見られています。

ストリーミングに関する契約は国別で異なるため、日本のディズニープラスに「ノー・ウェイ・ホーム」が登場する具体的な時期については今のところ不明です。しかしながら米国でこういった発表があった事は、いずれ日本でも同様に配信される事を期待出来るようです。

映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」まではディズニープラスで配信中です。

ドラマ「ムーンナイト」より、スカーレットスカラベがコミックに逆デビュー

マーベルコミックは今年の夏に発売される「ムーンナイト」の最新コミックで、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」に登場したスカーレットスカラベ/レイラ・エル=フォーリーが逆デビューする事を発表しました。

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発表によると、「ムーンナイト」#25でムーンナイトの過去と現在が衝突した後、「ムーンナイト:シティ・オブ・ザ・デッド」でスカーレットスカラベがデビューすると言います。

#25ではムーンナイトの過去が彼を苦しめ、彼の最新の敵、かつては見慣れた新しい敵が登場。ニューヨークの夜からアレクサンドリアの炎天下まで、ムーンナイトはハート島の墓の中で答えを探し求め、一方で、マーク・スペクター、ジャン=ポール・デュシャン、ロバート・プレスコをメンバーに持つ傭兵部隊、カルナック・カウボーイズの最後のミッションに悩まされているとの事。

そして、#25に続き、デイビッド・ペポーズ氏が脚本、マルセロ・フェレイラ氏がアートを担当する「ムーンナイト:シティ・オブ・ザ・デッド」は、レイラ・エル=フォーリーが新生スカーレットスカラベとしてスーパーヒーローデビューします。「ムーンナイト:シティ・オブ・ザ・デッド」の概要は以下の通りです。

家出中の青年が死のカルト集団に襲われ、ミッドナイト・ミッションの外に辛うじて取り残される。しかし、マーク・スペクターは昔、夜の旅人を守ると誓った…そして命の輝きが残っている限り、彼の使命はまだ終わってはいなかった。ムーンナイトに続き、コンシュの拳は生者の国をはるかに超えて旅し、死者の街として知られる心を揺さぶる地下世界で戦います!

#25のライターを務めたジェド・マッケイ氏は IGN に「レイラを私たちの物語に登場させることはエキサイティングでした。すでに愛されているキャラクターをコミックの世界に加えることは、本当に興味深い機会です。そして、デイビッドとマルセロの「前」と「後」を見せることができたのは、素晴らしいシンクロニシティでした。このアイデアは、私たち2人が独自に考えたもので、2人のストーリーがうまくかみ合ったことで、多くの人に体験してもらえることを楽しみにしています。「ムーンナイト:シティ・オブ・ザ・デッド」ではスカーレットスカラベが登場しますが、#25では、ずっと若いレイラとずっと若いマーク・スペクターが、優れた傭兵チームであるカルナック・カウボーイズのメンバーとして、ミッションに乗り出します。」とコメントしました。

デイビッド・ペポーズ氏は、「「ムーンナイト:シティ・オブ・ザ・デッド」で、私のずっと好きなマーベルのキャラクターの1つに取り組めることに興奮しています。センセーショナルなアーティスト、マルセロと組んで、マーク・スペクターを、これまでで最も心を揺さぶる冒険へと送り出します。」と述べています。

©MARVEL

もともとコミックのスカーレットスカラベは、アブドゥル・ファウルというキャラクターが変身するエジプトのヒーローで、MCU版ではレイラの父アブドゥラ・エル=フーリーがそれを基にしたキャラクターになっていました。

MCUのスカーレットスカラベの再登場については不明ですが、レイラを演じたメイ・キャラマウィさんは今後のクロスオーバーに期待しているとコメントしています。

コミック「ムーンナイト:シティ・オブ・ザ・デッド」は 2023年7月19日 米国発売予定です。

ソース:The Scarlet Scarab Comes to Marvel Comics in ‘Moon Knight: City of the Dead’

シーハルクの次の舞台はどこになる?タチアナ・マスラニーさんが言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」の主人公シーハルク/ジェニファー・ウォルターズを演じたタチアナ・マスラニーさんが、Youtube番組 Gold Derby に出演し、次の登場作品について言及しました。

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番組内でMCUの映画デビューの可能性について質問されたマスラニーさんは次のように回答しました。

私には本当にわからないですし、インターネットは私よりも多くのことを知っているように感じます。でも、それを知りたいですね。是非見てみたいし・・・彼女を映画に入れたいです。他の多くの俳優が私たちのショーに参加し、彼らのキャラクターをトーン的にシフトし、彼または彼女をまったく別のシナリオ、別の宇宙に入れたように、彼女を映画に登場させたいですね。マーベルユニバースのとても楽しいところは・・・マルチバース、ご存知かどうかわかりませんが (笑)、マルチバースがあるんです。

そして、「彼女をあり得ない状況に追い込むのはとても楽しそう」と、次作品を楽しみにしている事を明かしました。

今回のインタビューではシーハルクの次の舞台について知らないと回答したタチアナ・マスラニーさんですが、元々シーハルクのキャスティングが報道された時もスタジオの正式発表があるまでずっと否定を続けるなど、一筋縄ではいかない俳優さんであることは証明されています。

シーハルクの次の登場作品として映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」が報じられた事がありました。しかしこれを否定する報道もされており、現状ではどちらが正しいのかわかっていません。

ただし、「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」にはサンダーボルト・ロス長官と娘のベティ・ロスが再登場する事が報じられており、彼らがコミックでレッドハルク、及びレッドシーハルクである事を考えると、「ニューワールド・オーダー」にハルク&シーハルクが登場するのはさほど不思議な事ではありません。むしろ自然すぎて逆にそのような展開はないのではないかと思わせるほどです。

そして、共演のマーク・ラファロさんが以前に「彼女がいないと次のアベンジャーズ映画は成立しない」とコメントし、「僕はそう聞いています」とスタジオと何らかの話し合いがあった事も明かしています。

また、映画に限らずに言えば、ドラマのシーズン1を撮ったカット・コイロ監督はシーズン2への意欲を示しており、引き続きジェニファーの日常が描かれる可能性も高そうです。

「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1の配信から半年以上、具体的な次のニュースはありませんが、シーハルク再登場の可能性がある作品は十分に揃っているようです。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

映画「ブラックウィドウ」レイチェル・ワイズさんが「サンダーボルツ」出演の可能性について言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」でナターシャ・ロマノフの偽の母メリーナ役を演じたレイチェル・ワイズさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で、「ブラックウィドウ」のキャラクターが多数登場する新作映画「サンダーボルツ」について言及しました。

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「サンダーボルツ」出演の可能性について質問されたレイチェル・ワイズさんは「私は出演しません。かなり長い間、誰もメリーナのことを私に言って来ないのです。彼女はまだ実験している豚と一緒に暮らしていると思います。彼女は豚が大好きで、相棒のようなものです。」とはっきりと出演を否定しました。

2021年7月配信の D23 Inside Disney ポッドキャストに出演したマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は「メリーナやアレクセイがMCUに再登場する事は安全策でもあり、絶対に実現したい事です」と予告していました。

「ブラックウィドウ」に登場した偽の家族のうち、メリーナの夫にあたるアレクセイ(演:デヴィッド・ハーバーさん)と娘にあたるエレーナ・ベロワ(演:フローレンス・ピューさん)、そして敵であったタスクマスター/アントニア・ドレイコフ(演:オルガ・キュリレンコさん)までが登場する事が発表されている「サンダーボルツ」ですが、どういうわけかメリーナに関する発表はありませんでした。

ケヴィン・ファイギ社長が明かしていたように、マーベル・スタジオはメリーナに関する何らかの計画をしている可能性はありますが、現状ではレイチェル・ワイズさんの耳に入っていないか、あるいは箝口令が敷かれていると考えられそうです。

実写プロジェクトに限定したメリーナ再登場について、「サンダーボルツ」を逃すと、現在公式発表されているプロジェクトで彼女が再登場する可能性が考えられるのはアベンジャーズ映画ぐらいしか残っていません。あるいは現在書き直しされているという「サンダーボルツ」の新たな脚本に、メリーナが書き加えられる事に期待するしかないようです。

映画「ブラックウィドウ」はディズニープラスで配信中、映画「サンダーボルツ」は 2024年7月26日 米国公開予定です。

ソース:Rachel Weisz Gives Update on Melina in the Marvel Cinematic Universe (Exclusive)

クリント・イーストウッドさん、1978年の「スーパーマン」オファーを断った裏にマーベル愛があった事を明かす

記事執筆時点で92歳になる俳優のクリント・イーストウッドさんが、海外メディア Hero Complex(MTV経由)とのインタビューに応じ、1978年の映画「スーパーマン」のオファーを断った裏に、好きなマーベルキャラクターがいた事を明かしました。

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イーストウッドさんは「(当時のワーナー・ブラザーズ社長の)フランク・ウェルズがスーパーマンをやらないかと言ってきたのを覚えています。」と前置きし、「だから、そうなっていたかもしれない。彼らが最初に製作を考え始めたころの事です。僕は『スーパーマン?いやいや、それは僕には無理だ』と思いました。それが悪いわけではありません。誰かのためになるけど、僕のためじゃないんだと感じました。」と語りました。

そして、「私はいつも、より現実に即したキャラクターが好きなんです。ダーティハリーのように、クレイジーなことをするのが得意だったり、西部劇の主人公のように、超人的なことをするのかもしれないが、それでも、彼らはマントを着た十字軍ではありません。」と述べました。

そして、ヒーローは好きだがスーパーマンはあまり好みではなかったというイーストウッドさんは、「ネイモア・ザ・サブマリナー、それは私がいつも好きだったものです。子供の頃、コミックを全部持っていました。」と明かしました。

1900年代後半、マーベル映画のプロジェクトはいくつか存在しましたが、DCのスーパーマンやバットマンに比べると全くといっていいほど成功していませんでした。しかしクリント・イーストウッドさんは当時人気だったスーパーマンを差し置いて、ネイモアの現実に即した設定に心を惹かれていたようです。

ネイモアがスクリーンに登場したのは「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」と、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)が始まって10年以上も経過してからであり、残念なことにイーストウッドさんの年齢では演じる機会が得られませんでした。

イーストウッドさんがピーク時にネイモアを演じていたらどうなっていたか興味深い所ですが、「ワカンダフォーエバー」でネイモアを演じたテノッチ・ウエルタさんの演技は高く評価され、今後のMCUでの登場も期待されています。

ネイモアが今後どの作品に登場するかは公式に発表されていませんが、「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」の脚本家はネイモア登場の可能性を示唆しています。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Clint Eastwood Passed On 1978’s ‘Superman,’ Wanted To Play Namor

ドラマ「ロキ」シーズン1のレコードが米国で発売

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン1のサウンドトラックがレコードとして発売される事が判明しました。米ポップカルチャーブランド MONDO が発売に向けたアナウンスを発表しています。

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発表によると、エミー賞にノミネートされたナタリー・ホルトさんによる「ロキ」シーズン1の48の楽曲全てを収録した3枚組のレコードが発売されるとの事。現地時間の水曜日からショップに登場するとしています。

ナタリー・ホルトさんはシーズン2にも参加している事を以前に報告しています。

シーズン1のサントラの無料デジタル配信については過去の記事をご参照ください。

ドラマ「ロキ」シーズン1はディズニープラスで配信中、シーズン2は 2023年夏 ディズニープラスで配信予定です。

ソース:MARVEL’S LOKI: Original Soundtrack – Season One (Vinyl) (On-Sale Info)

エリザベス・オルセンさんがワンダの人生に救いを求める

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」や映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でスカーレットウィッチ/ワンダ・マキシモフを演じたエリザベス・オルセンさんが、海外メディア Screenrant とのインタビューで、ワンダの今後と願望について言及しました。

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オルセンさんは「もうワンダとなら何でもできる!今までの苦労は何だったんだろうという感じです。今、私たちは本当に楽しくて、彼女にはもっともっとユーモアがあるような気がしています。彼女はしばしば物語の感情であり、私たちは何を探求できるのか興味があります。そして、願わくば、彼女に救いを与えてあげたいものです。」とワンダを不幸から解放してあげたいと考えている事を明らかにしました。

そして「ワンダが向かう先は、ある種の贖罪の道であってほしいと願っています。特に、マルチバースを導入して、私たちの肉体を別の宇宙で増殖させた場合、これらのキャラクターが本当にいなくなることはないと思うんです。」と罪を償ってヒーローに回帰させたいとも語りました。

また、「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」以降ずっと同じキャラクターを演じてきた事について、「ワンダを演じることで、1人のキャラクターでどれだけのことができるか、どれだけのチャンスがあるかということを、何年もかけて学ぶことができました。あるキャラクターと長く付き合い、そのキャラクターを使ったストーリーを変え続けることで、限界を感じることがなくなり、キャラクターやストーリーテリングへのアプローチの仕方や挑戦的な方法について考えるきっかけになります。」とコメントしました。

エリザベス・オルセンさん演じるワンダは物語の中で不幸の連続とも言える人生を歩んでおり、そろそろ解放してあげてほしいと望むファンも少なくありません。ワンダの物語が今後どこへ続いていくかは公式発表されていませんが、エリザベス・オルセンさん自身はドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」に再登場すると考えているようです。

「ワンダヴィジョン」ではいくつかのユーモラスなワンダを見ることも出来ましたが、オルセンさんが望むようなユーモアあふれるワンダが再登場する機会はあるのでしょうか。なお、コミックの現在のワンダは様々な事件が一旦落ち着きをみせ、現在は魔術店を運営し、人助けに従事しているところで新たな事件に巻き込まれようとしています。

ドラマ「ワンダヴィジョン」、映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Elizabeth Olsen Wants Redemption & Humor For Scarlet Witch In The MCU