ブリー・ラーソンさん、「ザ・マーベルズ」の撮影が「自分だけのディズニーランドのようだ」と明かす

現在撮影中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ザ・マーベルズ」の主演を務めるブリー・ラーソンさんが Sirius XM に出演し、本作の撮影について制作陣が「ヤバい世界を構築している」とし、「自分だけのディズニーランドみたい」である事を明かしました。

番組の中でラーソンさんは、「この映画は、他のものとは違います。巨大なセット。膨大な人数がセットにいます。たくさんのスペシャリストがいるんです。本当にユニークな体験です。私はディズニーランドの大ファンだから、毎日自分だけのディズニーランドに行っているような気分になるんです。」と述べました。

さらに「彼らは、誰も知らない、誰も見ることができない、ヤバい世界を構築している」と付け加えました。「映画が公開されれば分かると思いますが、今は私だけの世界です。私は今、皆さんが想像する以上に大きなセットに参加しています。本当に特別な映画なんです。」

ストーリーの詳細はまだ伏せられていますが、ラーソンさんはSiriusXMに対し、「本当にジューシーなことがたくさん起こっていて、それについては一言も言えませんが、とても、とても、良いことなのです。皆さんもきっと興奮することでしょう」と語っています。

また、前作「キャプテン・マーベル」の監督コンビであるアナ・ボーデンさんとライアン・フレックさんの後任としてニア・ダコスタ監督と一緒に仕事をすることについて、「とても素晴らしい人です。クールで、そしてクリアな人です」と評しました。「彼女が入ってきて、準備ができていて、このストーリーや映画に対して素晴らしい意見を持っていたことが、私が好きな点です。そして、彼女がこの作品を導いてくれたことをとても嬉しく思っています。ワクワクしています。」

ブリー・ラーソンさんの他、ドラマ「ワンダヴィジョン」からモニカ・ランボーを演じたテヨナ・パリスさんと、配信を控えているドラマ「ミズ・マーベル」からカマラ・カーンを演じるイマン・ヴェラーニさんが出演する本作。

ラーソンさんのインタビューは本作の内容に興奮している様子ですが、ニア・ダコスタ監督は本作に「悲しい要素がある」とも明かしており、感情を揺さぶられる作品になるかもしれません。

映画「ザ・マーベルズ」は 2022年11月11日 米国公開予定です。

アニメ「What if…?」、1話のイースターエッグをピックアップ

2021年8月11日配信のアニメ「ホワット・イフ…?」シーズン1エピソード1「もしも…キャプテン・カーターがファースト・アベンジャーだったら?」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

ウアトゥ・ザ・ウォッチャー

番組の解説、進行をしてくれるのはウアトゥ・ザ・ウォッチャー。1963年のコミック「ファンタスティックフォー#13」で初登場しました

名前が示すとおり彼は観測者であり、番組でも紹介されるように不干渉のポジションを取っています。しかしコミックスでは物理的な干渉はしないものの、ヒーローにしばしば助言をくれる存在で、危機の回避に繋がる事もままあります。

なお、MCUでも一度登場しており、映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス」にてスタン・リーの話を聞いていました。

©MARVEL,Disney

What if…?

番組タイトルでもある「What if…?」は1977年に同名のコミックが出版されています。コミックの内容とアニメの内容は一致していませんが、「ヒーローやヴィランがもし〇〇だったら」という仮定のコンセプトは同じで、このアニメでも見たことのない一面が見られる事を期待せずにはいられません。

分岐イベント

ドラマ「ロキ」風にいう分岐イベント、ネクサスイベントが冒頭ではやくも紹介されます。

1943年6月、映画「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」で描かれたスティーブ・ロジャースの超人血清の実験の日。映画の33分40秒あたりの出来事。ペギー・カーターはアースキン博士に「ブースで見ていたほうが快適ですよ」と勧められます。

映画ではペギーや他の人達はブースで見学する事になりましたが、今作ではペギーが断った事で人の配置などが変わってしまうことになりました。

ヒドラのスパイ

本作では多くは語られませんでしたが、「ザ・ファースト・アベンジャー」によると彼は国務省のクレムソンを名乗っているヒドラのスパイ。本名はハインツ・クルーガー。

映画では超人血清を奪い逃走しましたが、最終的にはスーパーソルジャーとなったスティーブに追い詰められ、潜水艦による脱出に失敗し自害する事になりました。

「What if…?」ではスティーブの実験を阻止し、SSRの研究者やエージェントを何人か殺害。その中には実写版でトミー・リー・ジョーンズさんが演じたSSRの指揮官であるチェスター・フィリップス大佐のようなキャラクターもいましたが、やられてしまいます。

©2021 MARVEL,Disney

トミー・リー・ジョーンズさんは今回キャスティングされていないため、大人の事情でキャラクターは早々に退場させられたのかもしれません。

さらに立ち向かっていったスティーブも撃たれますが、最終的にはこのラボ内でペギーに射殺されてしまいました。

キャプテン・カーター

神聖時間軸とは違い、スパイとの決着がついてからスーパーソルジャーが誕生することになります。

ペギー・カーターがキャプテン・アメリカになるというアイデアは2016年にモバイルゲーム「マーベル・パズルクエスト」で導入され、当時キャプテン・アメリカ生誕75周年記念のキャラクターとして実装されました。その後、2018年のコミック「Exiles #3」に登場しました。

©MARVEL

本作ではキャプテン・アメリカと呼ばれるわけではなく、キャプテン・カーターと呼称されていますが発想として同じものとなっています。ただしゲームやコミックのペギーがキャプテン・アメリカのコスチュームを着用しているのに対して、アニメのキャプテン・カーターはペギーの出身地イギリスにちなんだデザインになっています。

なお、映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」のパンフレットによると、血清を打つ前のスティーブ・ロジャースは身長162.2cmであり、キャプテン・アメリカの身長は187.96cmと25cm以上の伸びを見せますが、ペギーの身長はそこまで伸びたようには感じません。ちなみにキャプテン・アメリカを演じたクリス・エヴァンスさんは183cmとのこと。

身長の変化はあまり感じられませんが、体格はかなりがっしりと変化し、血清の効果を見て取れます。

フリン大佐

ジョン・フリン大佐は「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」には登場していませんが、映画の1年後を描いた「マーベル・ワンショット エージェント・カーター」にSSRでのペギーの上司としてジョン・フリン捜査官が登場。ブラッドリー・ウィットフォードさんが演じられており、今回の英語版でも声を担当されています。

©MARVEL,Disney

ワンショットの頃から女性差別主義者で、本作でもそのあたりは同じなようです。

ペギーはずっと採血ばかりされている様子で、フリンは「いずれ君の血から”本物の”スーパーソルジャーが生まれるかもしれない」とペギーが超人兵士である事を認めない発言をします。また、彼の発言からはいずれこの世界でも「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に登場したイザイアのような犠牲者が生まれるであろう事が推測出来てしまいます。

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サンドバッグ

フリン大佐の女性蔑視を受け、認めてもらえないペギーはサンドバッグにイライラをぶつけます。

©2021 MARVEL,Disney

このシーンは映画「アベンジャーズ」のオマージュです。映画でもスティーブ・ロジャースがサンドバッグを無心で叩くシーンがありましたが、動機は少し異なるようです。サンドバッグを潰してなおイライラが収まらないペギーはダンベルプレートを踏み上げて空中でつかみ取り、投擲するという神聖時間軸でのスティーブのシールドアクションを見せてくれます。

また、このシークエンスではバッキーが神聖時間軸どおり第107連隊に所属している事も判明します。

四次元キューブ

トンスベルグでは神聖時間軸どおりヨハン・シュミットが四次元キューブを奪っていました。まだこの時点ではほとんどの人物が神聖時間軸と同じように動いているようです。

キャプテン・カーターの初陣

四次元キューブの脅威をペギーとハワードが進言してもフリンは聞く耳を持ちません。シュミットを食い止めたいハワードは、慰問ツアー用の衣装を改造し、ペギーにイギリス国旗をデザインしたコスチュームと盾をプレゼントし、ここで正式にヒーローデビューとなります。

残念ながら本作ではペギーが慰問ツアーに行くことはなく、スティーブのように歌う姿は見られませんでした。また、盾を受け取る経緯もかなり異なっています。

©2021 MARVEL,Disney

キャプテン・カーターの初陣は四次元キューブの奪還というかなり重要な戦いになりましたが、あっさりと達成してしまいます。スティーブと違ってもともと軍人として訓練を受けていたペギーだからこそ、キャプテン・アメリカより戦闘力が高い可能性もありそうです。

車から出てきたヒドラの将校はペギーの事を「かよわいフロイライン」と揶揄しますが、ペギーは盾を捨て、拳のみであっさりと倒してしまいます。1940年代、ペギーは味方からも敵からも女性であるというだけで差別を受けてしまいます。

エージェントからキャプテンへ

四次元キューブをフリンに叩きつけたペギーは「戦いに勝ちたいなら私をデスクにしばりつけないで」と言います。マーベル・ワンショットでもフリンからはずっと女性差別を受け、内勤を指示されていたことがありました。

自ら「キャプテンなんてどうかしら」という部分は、超人血清によってペギーの自信家な部分が増幅されているのかもしれません。

107連隊の救出へ

バッキーたちの救出に向かうペギーに、スティーブは「借りができた」と話します。律儀なところは神聖時間軸のスティーブとなんら変わらないようです。

敵からバイクを奪い、ヒドラの基地へと侵入したキャプテン・カーターは第107連隊を発見。しかしここでもダム・ダム・デューガンやバッキーに女性であることをからかわれてしまいました。しかしそのパワーで納得させるとあらためて脱出します。

脱出シーンは「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」をオマージュしています。

©MARVEL,Disney

ヒドラ・ストンパー

脱出に苦戦したキャプテン・カーターは航空支援を依頼。ハワード・スタークが制作したメタルアーマーを着用したスティーブが駆けつけます。

©2021 MARVEL,Disney

トニー・スタークが洞窟で制作したアイアンマン マーク1に似たデザインで、アーク・リアクターの代わりに四次元キューブを動力源としているのが特徴です。

デューガンがこれを「ヒドラ潰し」(Hydra Stomper)と呼称し、ここからがヒドラ・ストンパーのデビュー戦となります。

キャプテン・カーターとヒドラ・ストンパーのダンスのような戦いで戦場を支配し、連隊を脱出へと導きます。

その後、二人のさらなる活躍の様子が Benny Goodman の「 Bugle Call Rag 」(Youtube)の軽快なリズムに合わせて紹介されます。神聖時間軸では見られなかったコンビネーションを見られるのは本作の魅力のひとつです。

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ヒドラの英雄

その頃、ヨハン・シュミットの裏切りが行われ、レッドスカルとヒドラが第三帝国から独立していました。この時、レッドスカルは「別の星からヒドラの英雄を呼ぶ」と発言しますが、これは神聖時間軸にはなかったことであり、「エージェント・オブ・シールド」シーズン3の流れに似ています。

酔えないペギー

ペギーとスティーブは乾杯していましたが、ペギーは血清のせいで酔えないと明かします。この事は神聖時間軸でも語られている事で、同様の作用があるようです。

ペギーは女性である事で、スティーブは障害を負ってしまったことで周りからなかなか認めてもらえない事を告白し、互いが互いのヒーローであることを認め合います。

荒鷲の要塞作戦

神聖時間軸でも行われた列車強襲のシーンです。ただし乗っているのはアーニム・ゾラ博士ではなく、レッドスカルとの事。ここはバッキーが死亡した(と思われた)シーンでもあり、「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」でも印象深いところです。

バッキーはまさかの着地失敗で落ちかけましたが、キャプテン・カーターが咄嗟にバッキーの左腕を掴み引き上げました。バッキーは「腕がもげるかと思った」と神聖時間軸ギャグを飛ばします。

また、神聖時間軸では情報通りゾラが乗っていましたが、こちらではレッドスカルはおらず、この列車は大量に爆弾が積み込まれた罠でした。列車が爆破され雪崩が起き、バッキーではなくヒドラ・ストンパーに乗ったスティーブが谷底へと落ち、ヒドラに捕らえられてしまいました。

ヒドラの世界征服

カーターがゾラを吐かせた所によると、レッドスカルは次元の間を行き来する武力をつかって世界征服すると説明されます。神聖時間軸のレッドスカルは四次元キューブをただのエネルギー源として使っていたのみなので、こちらのレッドスカルのほうがより力の本質を見抜いていると言えそうです。

クラーケン城へ

キャプテン・カーターたちはヒドラの殲滅を掲げ、クラーケン城へと向かいます。警備兵たちを難なく蹴散らした頃、レッドスカルはヒドラ・ストンパーから回収した四次元キューブを使ってヒドラの英雄を召喚していました。

背後から壁を破って敵の顔を掴む様子は映画「アイアンマン」をオマージュしています。

©MARVEL,Disney

トレーラーでシュマゴラスかと思われていたタコ足は、このヒドラの英雄と呼ばれるモンスターのものでした。

キャプテン・カーターが登場すると、レッドスカルが意気揚々と語り始めますがその最中にヒドラの英雄にあっけなくやられてしまいます。レッドスカルがヴォーミアへ飛ばされないとなると、ソウル・ストーンは誰が守っているのでしょうか?「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」でも気になっていたことですが、前任者はいたのでしょうか。

ヘディ・ラマー

ヒドラの英雄をなんとかするため、制御装置にたどり着いたハワードですが、ドイツ語表記になっており愚痴をこぼします。

©2021 MARVEL,Disney

ここで登場するヘディ・ラマーとは実在の人物で、映画史上初めて全裸になった最も美しい女優と言われながら優れた発明家でもあり、GPS、Bluetooth、Wi-Fi、CDMAの基になった技術を開発しています。

2009年にはヘディ・ラマーの伝記映画の主演に映画「ブラックウィドウ」でメリーナを演じたレイチェル・ワイズさんがキャスティングされたと報じられていましたが、制作には至らなかったようです。2020年にはDC映画でワンダーウーマンを演じたガル・ガドットさんを起用してAppleTV+でドラマ化されると報じられました。

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キャプテン・カーターの決意

拉致があかない状況にキャプテン・カーターは単独でヒドラの英雄を地獄へ送り返すと決意し突撃します。スティーブの援護も有効打にはならず、それどころかエネルギーが切れて動作不能に陥ってしまいました。

ここで展開されるのは神聖時間軸でも行われた「ダンスの約束」。お互いの立場を入れ替えて、今度の土曜日にと約束を交わし、キャプテン・カーターは四次元キューブが開けた穴に自分ごとヒドラの英雄を押し込んで幕を閉じました。

70年後

次元の扉に入ったキャプテン・カーターでしたが、どこかへと転送されました。飛び出した先は映画「アベンジャーズ」でロキが登場したS.H.I.E.L.D.のラボに似ています。

そこではフューリーとホークアイ/クリント・バートンが出迎え、神聖時間軸でロキに「槍をおいてくれないか」と言ったように、キャプテン・カーターに「剣をおいてくれ」とフューリーが語りかけます。

©2021 MARVEL,Disney

スティーブの心配をしつつも戦争が終わったことを聞かされ安堵する様子のペギー。神聖時間軸のスティーブはダンスの約束を心配していましたが、ペギーは約束を気にする様子はなく、1話での彼女の物語はここで終了となりました。


以上、今回のイースターエッグ、その他チェックポイントでした。

キャプテン・カーターはペギーの軍人気質と身体能力を超人血清によって引き出され、キャプテン・アメリカよりも勇猛でパワフルなキャラクターになっている印象の第1話でした。

アニメ「ホワット・イフ…?」シーズン1、次回エピソード2は 2021年8月18日(水)16時より配信開始です。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の新たなトレーラー”Rise Up”が公開

マーベル・スタジオ制作の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」から新たなトレーラー「Rise Up」が公開されました。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)初のアジア人主人公となる今作では映画「インクレディブル・ハルク」のヴィランだったアボミネーションが再登場し、以前のトレーラーよりも詳細に確認できるようになっています。

公式あらすじは以下の通りです。

アメリカ・サンフランシスコで
平凡なホテルマンとして暮らすシャン・チー。
彼には、かつて父が率いる犯罪組織で最強の武術を身に付け、
組織の後継者になる運命から逃げ出した秘密の過去があった。
しかし、悪に染まった父が伝説の腕輪《テン・リングス》を操り世界を脅かす時、
彼は宿命の敵となった父に立ち向かうことができるのか?

映画「シャン・チー/テンリングスの伝説」は 2021年9月3日 日米同時公開予定です。

ドラマ「ミズ・マーベル」主演のイマン・ヴェラーニさん、本作が「刺激的」だと明かす

マーベル・スタジオのドラマ「ミズ・マーベル」の主役に大抜擢された新人女優のイマン・ヴェラーニさんが、海外メディア Variety とのインタビューの中で、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)にミズ・マーベル/カマラ・カーンが登場することの重要性について語りました。

ヴェラーニさんは、彼女の民族的・宗教的背景がMCUに含まれることの意義について、「番組が作られ、このキャラクターをMCUに入れているという事実が重要です。わざわざ自分がイスラム教徒であることやパキスタン人であることを話す必要はなく、番組の中ですべてが明らかになります。私のような人間がこのような大きなプロジェクトに参加していることを人々が目にすることは、十分な刺激になると思います。」と述べました。

MCUではフェーズ3に入って以降はコミック同様にキャラクターの多様化に務め、女性ヒーローや黒人ヒーローに焦点をあて描いてきました。フェーズ4に入るとその流れはさらに顕著になり、9月にはアジア人ヒーローの「シャン・チー」がデビューし、その後にパキスタン人ヒーローである「ミズ・マーベル」のデビューが控えています。

残念な事に、これまでMCUに日本人ヒーローは登場していません。浅野忠信さんや真田広之さんら日本人俳優が出演されましたが、残念ながら日本人ヒーローとしての出演ではありませんでした。今後は銀幕映えしそうなX-MENのアーマーちゃんこと市来久子や、心はイギリス人(エリザベス・ブラドック)身体は日本人(観音、Kwannon)のサイロック、ベイマックスが所属しているビッグ・ヒーロー・シックスの実写化などに期待がかかります。また、デッドプールがMCUに参入する事で、「デッドプール2」でX-MENのユキオを演じた忽那汐里さんが戻ってくる可能性もあるかもしれません。

「ミズ・マーベル」は2021年内の配信が公式アナウンスされており、7月にもマーベル・スタジオのEPであるヴィクトリアアロンソ氏が「2021年にホークアイとミズマーベルをお届けする」と約束しましたが、その後「ホークアイ」の配信日が11月24日に決まったことで、多くの海外メディアは「ミズ・マーベル」の配信が2022年になると見ています。

ドラマ「ミズ・マーベル」はディズニープラスで配信予定です。

ソース:Variety’s 2021 Power of Young Hollywood Impact List

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の新たなトレーラー”Power”が公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の新たなトレーラー「Power」が公開されました。30秒の短い動画ですが、初公開シーンも含まれています。

公式あらすじは以下の通りです。

アメリカ・サンフランシスコで
平凡なホテルマンとして暮らすシャン・チー。
彼には、かつて父が率いる犯罪組織で最強の武術を身に付け、
組織の後継者になる運命から逃げ出した秘密の過去があった。
しかし、悪に染まった父が伝説の腕輪《テン・リングス》を操り世界を脅かす時、
彼は宿命の敵となった父に立ち向かうことができるのか?

なお、cinemarkによると本作の上映時間は2時間12分とのことです。

映画「シャン・チー/テンリングスの伝説」は 2021年9月3日 日米同時公開予定です。

ルイス、カートに続きパクストン役俳優も映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」に戻らないかもしれないと言う

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン」シリーズで、主人公スコット・ラングの娘キャシー・ラングの養父にあたるジム・パクストン。このパクストンを演じる俳優のボビー・カナヴェイルさんが、海外メディア Comicbook.com とにインタビューの中で最新作には戻れないかもしれないと明かしました。

インタビューの中でカナヴェイルさんは「私はまだメールをチェックしています。撮影が始まったことは知っていますが、パクストンにとってはあまりいい状況ではないようです」と、オファーが届いていない現状を明かしました。

クアントゥマニアの撮影はすでに始まっており、先日はパクストンの勤め先でもあるサンフランシスコ警察でのロケも報じられていましたが、どういうわけかパクストンは登場していない様子。

今作ではパクストンだけでなく、スコットの泥棒仲間、ルイス役マイケル・ペーニャさんや、カート役デヴィッド・ダスマルチャンさんについてもキャスティングの報告はありません。

クアントゥマニアでは征服者カーンがヴィランとして登場する事になっていますが、1作目、2作目を彩ってきた脇役が登場できないほど深刻な何かが起きてしまうのでしょうか?

映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」は 2023年2月17日 米国公開予定です。

ソース:Ant-Man Star Doesn’t Know When They Will Return to Marvel

ドラマ「ワンダヴィジョン」より「Mr.インクレディブル」にインスパイアされたコンセプトアートが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」より、新たなコンセプトアートが公開されました。マーベル・スタジオのコンセプトアーティストでありビジュアル開発責任者アンディ・パークさんが自身のTwitterにて公開したものになります。

パークさんは「はい、2019年のプリプロダクション中にワンダヴィジョンのこのキーフレームイラストをデザイン&ペイントしていたとき、私は完全にピクサーの『インクレディブル・ファミリー』(私のお気に入りの1つ)をチャネリングしていました これは『アベンジャーズ』(&『インクレディブル・ファミリー』)のような彼らのチーム・ヒーロー・ファミリーの瞬間です。」とコメントを添えて投稿しました。

このアートのビリーの魔法の力は母ワンダと同じく赤い色で描かれていますが、実際に配信されたバージョンではコミック同様の青色で描かれていました。

双子は2022年春公開予定の映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」に再登場すると報じられていますが、作中でさらにティーンエージャーへと成長する可能性はあるのでしょうか?

ドラマ「ワンダヴィジョン」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

アニメ「What if…?」の吹替版トレーラーが公開

明日の配信を控えるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ホワット・イフ…?」の日本語吹替版トレーラーが公開されました。トニー・スターク役は藤原啓治さんが亡くなられているため、「クレヨンしんちゃん」や「銀魂」同様に森川智之さんが引き継いでいるとの事です。

公式ページの声優リストによると、英語版でリキャストが報じられているスティーブ・ロジャース、ピーター・パーカーについて、吹替版は実写同様に中村悠一さん、榎木淳弥さんが続投するようです。

また、ナターシャ・ロマノフ役は米倉涼子さんから樋口あかりさんへ、フューリー役は竹中直人さんから立木文彦さんへ変更されています。

そして、クリント・バートンは映画「ブラックウィドウ」から宮迫博之さんから東地宏樹さんへと変更されています。

フェーズ4に入って以降、サム・ウィルソンやジミー・ウーなどのいわゆるタレント枠が潰されていっている傾向ですが、米トレーラーにも登場し、エヴァンジェリン・リリーさんが声を担当しているワスプ/ホープ・ヴァン・ダインの吹替を誰が担当するのかは明かされていません。

アニメ「What if…?」は 2021年8月11日(水) 16時 よりディズニープラスで配信開始です。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」10点超のプロモアートが判明

ソニー・ピクチャーズが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のグッズに使用されるプロモーションアートが判明しました。今作のスパイダーマンの新スーツやドクター・ストレンジに焦点を合わせたものとなっています。

現在判明しているアートは以下のもの。

©2021 MARVEL,Disney

スパイダーマンとドクター・ストレンジに関するものがほとんどで、一部ミステリオに関するアートが存在するようです。ミステリオのアートには「ミステリオを信じている」と書かれており、ファー・フロム・ホームのラストの告発を信じる人種がいることは以前に撮影現場からも判明していました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/spiderman-homecoming-3-mysterio-poster/”]

また、以前の玩具リークでも判明していたように、ストレンジはやはりアガモットの目を装着しています。

実はアガモットの目は原作とは大きく異なり、MCU版では中にタイム・ストーンが封じられているおかげで時間操作が可能なマジックアイテムでした。

コミックのアガモットの目は、この目を向けた相手を麻痺や魅了させたり、相手の心を覗いたり、逆に映像を送り込んだり、ヘイムダルのような千里眼のパワーを持ちあわせ、次元の扉を開く事が出来、目からの光線でアンデッドや悪魔、霊体といった不浄なる者を浄化する、といった様々な力を持つアイテムです。

ここ最近のグッズから明らかになったアガモットの目はタイム・ストーンの入れ物としてのネックレスを再現しただけのものなのか、タイム・ストーンごと再生しているのか、またはコミックのような真なるアガモットの目なのか、非常に気になる所です。

今回判明したアートは数が多いものの、ノー・ウェイ・ホームの様々な噂をクリアにするものではありません。旧シリーズの二人のスパイダーマンの存在や、デアデビル、シニスター・シックス、マイルズ・モラレスに関する事は、引き続き今後の情報に注目です。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 米国公開予定です。

ソース:Spider-Man 3: No Way Home Reveals Magic Powers of Tom Holland’s Black & Gold Suit on New Promo Art

ドラマ「シーハルク」出演のジンジャー・ゴンザーガさんが主演タチアナ・マスラニーさんを絶賛

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク」に出演するジンジャー・ゴンザーガさんが、シーハルク/ジェニファー・ウォルターズを演じるタチアナ・マスラニーさんを絶賛するツイートを投稿しました。

ツイートでは「誰も #タチアナ・マスラニーほど素晴らしくシーハルクを演じることはできないわ。彼女はまさに #マーベル です。みんなが彼女のクラッシュを、いやスマッシュを、とにかくハルク・ファミリーが好む方を見るのが待ちきれません。他の素晴らしいキャストに加えて、彼女を迎えることができて本当にラッキーです。ありがとう、マーベル!」とコメントしています。

ゴンザーガさんが具体的にどんな役柄を演じるのかは分かっていませんが、一部報道によれば主人公の親友役と伝えられています。

「シーハルク」は1話30分のリーガルコメディとして制作される事が明かされており、ヒーロー兼弁護士であり、デッドプール同様に第4の壁を破るキャラクターとして、MCUデビューを控えています。

先日はヴィラン役を演じると報じられているジャミーラ・ジャミルさんが撮影終了が近い事を明かしました。

タチアナ・マスラニーさん演じるシーハルクがどのような外観になるかは明かされておらず、ハルクを演じるマーク・ラファロさんのようなモーションキャプチャーとCGIによるものなのか、ガーディアンズのガモーラやネビュラのように特殊メイクによるものなのか不明となっています。

本作の制作は映画「ウソはホントの恋のはじまり」のカット・コイロ監督。ショーランナーとして脚本家チームを率いるのは、米アニメ「リック・アンド・モーティ」の脚本家ジェシカ・ガオさん。

ドラマ「シーハルク」はディズニープラスで配信予定です。