映画「エターナルズ」、クロの声を演じているのはビル・スカルスガルドさんだった

先日公開されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」でヴィランであるディヴィアンツのリーター「クロ」の声を演じているのがビル・スカルスガルドさんだという事が判明しました。スカルスガルドさんは「IT」のペニーワイズ役が有名な他、映画「デッドプール2」でもツァイトガイスト役として出演していました。

クロの声優について、ながらくダン・スティーヴンスさんの名前が挙げられていました。

ダン・スティーヴンスさんはFOXのX-MENドラマ「レギオン」で主人公レギオンを演じた経験があり、マーベル映像作品とは関係の深い人物の一人でした。その上「エターナルズ」のロケ地でキャストメンバーと交流している様子の写真が公開されたのも、関与していると噂される原因のひとつでした。

また、インタビューでクロをほのめかす発言をした事もありましたが、メディアやファンはすっかり翻弄されたというのが現実のようです。結局のところ、ダン・スティーヴンスさんは「エターナルズ」に関与していませんでした。

なお、日本語吹替版のクロは「仮面ライダー電王」のキンタロス役などを演じられた、てらそままさき さんが担当されています。

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 より劇場公開中です。

ソース:Marvel’s Eternals Enlisted IT Star to Voice Deviant Leader Kro

映画「エターナルズ」、アンジェリーナ・ジョリーさんがLGBTQ+論争に「彼らは無知だ」とコメント

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」がサウジアラビア、クウェート、カタールなどの国々で公開禁止となった事を受け、セナ役のアンジェリーナ・ジョリーさんが海外メディア news.com.au とのインタビューの中で「彼らは無知だ」とコメントしました。

映画「エターナルズ」ではメンバーの一人ファストスがゲイのキャラクターであり、男同士のキスシーンが含まれています。公開禁止となったサウジアラビア、クウェート、カタールでは同性愛は違法行為でありますが、アンジェリーナ・ジョリーさんはこれらの措置に対して以下のように述べました。

私は(それらの国の観客の方々を)悲しませています。そして、それらのシーンをカットすることを拒否したマーベルを誇りに思います。私はいまだに、私達の住む世界に、ファストスの家族や、その関係や愛の美しさを見ようとしない人たちがいるのか理解できません。そのことに腹を立てたり、脅したり、承認しなかったり、評価しなかったりする人は、無知なのです。

映画に限らず、小説、漫画、ゲームなどの表現物はリリースする国の法律に応じて手を加える事はよくありますが、「エターナルズ」では手を加えない姿勢を維持してリリースしました。

MCUではヴァルキリーのブリュンヒルデが同性愛者(作品内では描かれず)、ロキがバイセクシュアルである事が判明しており、コミックに目を向ければもっと多くのLGBTQ+が描かれています。ワンダの息子ウィッカン(ビリー)もゲイであり、コミックではハルクリングとの結婚式も描かれました。

「エターナルズ」は中国でも公開禁止、ロシアでは2013年に制定された「伝統的な家族観の否定を主張する情報から子どもを保護する目的の法律」(通称「ゲイプロパガンダ法」)により18禁に指定されるなど、世界興行収入の点でかなりの苦戦が予想されています。

マーベル・スタジオは今後もLGBTQ+に対する表現を続けていく構えですが、これらの国々での損失をディズニーがどう判断するかは不明です。

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 より劇場公開中です。

ソース:Angelina Jolie reacts to Eternals ban over gay scenes

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」撮影が一時中断 ─ レティーシャ・ライトさん未だ回復せず

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」の撮影が中断されていると、海外メディア The Hollywood Reporter が報じました。中断の原因は8月にも報じられていたシュリ役レティーシャ・ライトさんの怪我の影響で、これ以上撮影を進められない段階に来たとの事です。

記事によると、夏以降、シュリの登場しないシーンから撮影してきたライアン・クーグラー監督ですが、ライトさんなしで撮影できるすべてのシーンを撮り終えてしまったとの事。

当初は「軽微な怪我」として発表されていたのですが、ライトさんのエージェントの新たな声明では「レティーシャがブラックパンサー2の撮影で負った怪我を9月からロンドンで療養しており、2022年初頭に仕事に復帰する事を楽しみにしています」と述べています。

先日は本作を含むいくつかの作品の延期が発表されており、「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は2022年7月8日から2022年11月11日に変更しています。ライトさんの怪我との関係は不明ですが、現時点ではこの新しい公開スケジュールを維持していると記事は伝えています。

都合4ヶ月の療養となり、とても軽微という表現で済む怪我とは思えませんが、まずは早い回復を願うばかりです。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は 2022年11月11日 米国公開予定です。

ソース:‘Black Panther: Wakanda Forever’ Shutting Down Production as Letitia Wright Recovers From On-Set Injury (Exclusive)

【ネタバレ注意】映画「エターナルズ」ポストクレジットシーンの謎の声について監督が意外な名を明かす

本日公開のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」のポストクレジットシーンに登場した謎の声の人物について、クロエ・ジャオ監督がその正体を明かしました。海外メディア Fandom とのインタビューの中で、謎の声について尋ねられた監督からはとても意外なキャラクターの名前が告げられました。

※これより先は「エターナルズ」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

ポストクレジットシーンではデイン・ウィットマンが自らを奮い立たせ、封印されたエボニーブレイドと思しき剣を手に取ろうとします。しかしカメラの外から「準備はいいのか?ミスター・ウィットマン」という声で幕を閉じるのですが、この声の主について、クロエ・ジャオ監督は「あれは私の大好きなスーパーヒーローの一人、ミスター・ブレイド自身の声です」と明かしました。

2019年のサンディエゴ・コミコンで「ブレイド」のリブートが発表されて以降、最近になってようやく監督や脚本家の名前が報じられるようになった「ブレイド」でしたが、当初から主演はマハーシャラ・アリさんである事が発表されていました。

「エターナルズ」ではその新たな吸血鬼ハンター、ブレイドがまさかのMCUデビューを果たしていたという事のようです。今回の監督の発言から、デインの新たな舞台として映画「ブレイド」への登場が考えられるようです。

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 より公開中です。

ソース:‘Eternals’ Director on That OTHER Big Character Reveal in the Credits Scenes

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」を米国と同時公開するようフィリピンで署名運動が始まる

ソニー・ピクチャーズが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の公開日が昨日発表され、日本を含むいくつかの地域では米国との同時公開が見送られました。フィリピンのマーベルファンはこれを不服として、#DontDelayNoWayHomePH のハッシュタグをつけ、署名運動の支援サイト Change.org にて署名を集めています。

記事の執筆時点ではおよそ2500ほどの署名が集まっていますが、今の所配給元のコロンビア・ピクチャーズ・フィリピンは特に声明を発表していないようです。

海外メディア The Direct では日本やフィリピンは新型コロナウイルスのパンデミックの影響で公開が遅れたのかもしれないと伝えており、該当国のファンはネタバレ防止のためにSNSの休止を余儀なくされるだろうとしています。

フィリピンでのこの運動はソニー・ピクチャーズを動かすことは出来るのでしょうか?

※追記 日本でも同時公開するよう、海外の方が立ち上がって署名運動を開始してくださっています。

本作の公式あらすじは以下の通りです。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でピーター<スパイダーマン>はミステリオを倒したが、彼が遺した偽映像をデイリー・ビューグルが公開したことで、ミステリオ殺害の嫌疑をかけられる。ピーターがスパイダーマンの正体であることも暴かれてしまい、彼の生活は一変してしまう──

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2022年1月7日 に日本公開予定です。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」、日米同時公開ならず。2022年1月7日公開決定!

ソニー・ピクチャーズが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の日本公開日が2022年1月7日に決定したことが公式発表されました。米国では 2021年12月17日 に公開されるため、3週間遅れの公開となります。

ネタバレが困る方は3週間の間、SNS等の利用には注意する必要があるようです。

公式あらすじは以下の通りです。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でピーター<スパイダーマン>はミステリオを倒したが、彼が遺した偽映像をデイリー・ビューグルが公開したことで、ミステリオ殺害の嫌疑をかけられる。ピーターがスパイダーマンの正体であることも暴かれてしまい、彼の生活は一変してしまう──

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2022年1月7日 に日本公開予定です。

映画「エターナルズ」、キンゴ役クメイル・ナンジアニさんがコミックとの違いについて説明

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」でキンゴを演じるクメイル・ナンジアニさんが、海外メディア Collider とのインタビューの中で、キンゴの原作コミックとMCU版との違いについて語りました。

キンゴを演じるクメイル・ナンジアニさんは、映画の開発過程で自分のキャラクターのパワーがどのように進化したかを語っています。

最初のミーティングでは、僕は剣の扱いに長けていて、2本の剣を持つことになっていたんです。それは最初のミーティングでの話で、2回目のミーティングでクロエ・ジャオ監督は「いや、私はキンゴに剣を持たせたくない、キンゴは指鉄砲を使うつもりだ」と言っていました。
僕は「指鉄砲だって?」と思いましたが、監督は「私を信じて、きっと素敵になるわよ」と言ってくれました。実際彼女のいうとおり、とてもいい感じに仕上がっています。

キンゴ・スネンは、1976年の「エターナルズ」#11に登場し、何世紀も前の日本のサムライ戦士の姿を模して、サムライスタイルの一本刀を持っていました。その後、伝統的なローブを脱ぎ捨て、侍のような鎧を身にまとい、さらに刀を装備することもありました。

キンゴは、仲間のエターナルズたちと同様に、飛行能力や超強力な力など、より一般的な能力も持っています。ナンジアニさんは、チームの多彩な能力について語りました。

この映画で興味深いのは、イカリスが伝統的なスーパーヒーローの力を持っていることです。空を飛んだり、ビームを発射したり、彼の力は肉体的な強さなんです。
もう一方のセルシは、自然をベースにした力を持っていますね。彼女は物を花に変えたり、物質に影響を与えたりします。私にとって、伝統的なスーパーヒーローの力とは何なのか、そして、これまでは割愛されてきたスーパーヒーローの力の異なるバージョンとは何なのかを知ることができるスーパーヒーロー映画を作ることは、とてもエキサイティングなことでした。

コミック版のキンゴは、エターナルズとしての先天的な力よりも人間としての生活の中で体得した戦闘スタイル(刀術、武士道)に頼ることが多かったため、エターナルズとして力を振るうMCU版キンゴは原作とはかなり異なったものになっています。

キンゴが侍スタイルでなくなったことは日本人としてやや残念な所ですが、トレーラーで少しだけ見えるキンゴのユニークな戦闘スタイルも面白いものに仕上がっているようです。

「エターナルズ」の公式あらすじは以下のとおりです。

数千年にもわたり、宇宙的規模の“脅威”から人類を守り続けてきた者たちがいた。
彼らの名は、エターナルズ──。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその後、地球に再び想像を絶する“脅威”が迫っていた。
その時、数千年の時を経て、エターナルズが人類の前に姿を現す。
地球滅亡まで彼らに残された時間は、あと7日……。
タイムリミットが迫る中、彼らは世界中に散らばった仲間たちと結集し、人類を守ることができるのか。
そして彼らを待ち受ける<衝撃の事実>とは……。

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。

ドラマ「ホークアイ」のスポット”Friends Partners”が公開

ディズニープラスで配信予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」から新たなTVスポット「Friends Partners」が公開されました。本作で初登場となるケイト・ビショップがホークアイ/クリント・バートンと並び、母親のエレノアに説明するシーンが描かれています。

動画の中でエレノアは「kate is helping you with avengers level threat?」と「アベンジャーズレベルの脅威」について言及していますが、一体何について話し合っているのでしょうか。ちなみに「avengers level threat」というワードは、映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」でミステリオも口にしていました。

「ホークアイ」の公式あらすじは以下のとおりです。

「エンドゲーム」の戦い後、ホークアイのただ一つの願いはアベンジャーズを辞め、家族と一緒に平和なクリスマスを過ごすこと。しかし彼の過去と関わる、ある事件に巻き込まれてゆく。
アベンジャーズを辞めたい男<ホークアイ>がニューヨークを舞台に繰り広げる、ホリデー・サバイバル・アクション!


ドラマ「ホークアイ」は 2021年11月24日 ディズニープラスで配信開始です。

ドラマ「ホークアイ」、プロデューサーがケイト・ビショップ役起用の経緯について明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」のケイト・ビショップ役にヘイリー・スタインフェルドさんが起用された経緯について、本シリーズのエグゼクティブ・プロデューサーであるトリン・トランさんが、Entertainment Weekly とのインタビューの中で明かしました。

トランさんは、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長と一緒に、ビショップ役についてスタインフェルドさんと初めて会った日のことを振り返っています。トランさんは彼女がこの役にぴったりだとすぐにわかったと語り、この若い女優が「信じられないほどの才能を持っている」と称賛しました。

製作総指揮でMCUの黒幕であるケヴィン・ファイギと私が、ヘイリーと一緒に座って話をした最初の日のことを覚えています。私たちはただ、「彼女こそケイト・ビショップだ」と思いました。コミックを読むと、ケイトのエネルギー、つまりウィットと賢さが伝わってきます。そしてヘイリーに会って、彼女が信じられないほどの才能を持っていることがわかりました。

トランさんはまた、MCUにスタインフェルドさんが登場することへの興奮を次のように語りました。

彼女がこの若さで成し遂げた作品群を見てください。彼女が何らかの形でMCUの一部になることは非常にエキサイティングなことだと思っていましたが、この特別なプロジェクトとキャラクターについて話し始めたとき、彼女はまさに私たちのゴーイングガールになったのです。

トランさんは、フラクション&アジャ((ホークアイのコミックライターとアーティスト)の「スタイルとトーン」がシリーズに大きな影響を与えたことを明かし、シリーズが進むにつれて、クリント・バートンとケイト・ビショップの間に強い絆が生まれることを示唆して締めくくりました。

フラクション、アジャのスタイルとトーンは、我々が本当に惹かれたものです。彼らがお互いに出会い、一緒に旅に出れば、お互いに跳ね返せるものがたくさんあるのです。

ケイト・ビショップを演じるヘイリー・スタインフェルドさんは、「ホークアイ」以降についても「たくさんの新しいチャンスがある」とコメントしています。

「ホークアイ」の公式あらすじは以下のとおりです。

「エンドゲーム」の戦い後、ホークアイのただ一つの願いはアベンジャーズを辞め、家族と一緒に平和なクリスマスを過ごすこと。しかし彼の過去と関わる、ある事件に巻き込まれてゆく。
アベンジャーズを辞めたい男<ホークアイ>がニューヨークを舞台に繰り広げる、ホリデー・サバイバル・アクション!


ドラマ「ホークアイ」は 2021年11月24日 ディズニープラスで配信開始です。

ソース:Hailee Steinfeld hits her mark: The Dickinson star prepares to enter the MCU with Hawkeye

映画「エターナルズ」、初期プロットでは更に二人のメンバーの登場が考えられていた事が明らかに

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」のクロエ・ジャオ監督が海外メディア Fandom とのインタビューの中で、制作当初はさらに二人のエターナルズが登場する予定だった事を明かしました。しかし撮影が始まる前にその二人はカットされたと言います。

ジャオ監督はインタビューの中で次のように述べました。

途中で二人のキャラクターをカットせざるを得ませんでした。スクリーンタイムが最も必要でないキャラクターもいます。印象に残るキャラクターでなければなりません。10人全員が同じ重みを持っていました。必ずしもスクリーンタイムではなく、重みです。

原作コミックのエターナルズは大きく5つの世代に分類され、MCUの「エターナルズ」はコミックの第3世代、第4世代を中心に選ばれています。具体的には第2世代からギルガメッシュ、第3世代からエイジャック、イカリス、ファストス、セナ、第4世代からセルシ、マッカリ、キンゴ、ドルイグ、第5世代からスプライトとなっています。

カットされた二人の名前は明かされませんでしたが、コミックには40近いエターナルズが存在するため、今後のMCUにカットされた二人を含む新たなエターナルズが登場する事があるかもしれません。

「エターナルズ」の公式あらすじは以下のとおりです。

数千年にもわたり、宇宙的規模の“脅威”から人類を守り続けてきた者たちがいた。
彼らの名は、エターナルズ──。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその後、地球に再び想像を絶する“脅威”が迫っていた。
その時、数千年の時を経て、エターナルズが人類の前に姿を現す。
地球滅亡まで彼らに残された時間は、あと7日……。
タイムリミットが迫る中、彼らは世界中に散らばった仲間たちと結集し、人類を守ることができるのか。
そして彼らを待ち受ける<衝撃の事実>とは……。

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。

ソース:‘Eternals’: Chloé Zhao Reveals Two Superheroes Were Cut From the Team in Script Edits