映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」、とあるアベンジャーが指名手配に、初のキャンピー映画になるとも

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」で、噂のアベンジャーが指名手配の状態になっていることが最新のセット写真より明らかとなったと話題になっています。

写真の一部を引き伸ばした指名手配の張り紙は不鮮明で詳細ははっきりとしませんが、多くの海外ファンはこれがスマートハルク状態のブルース・バナーだと考えているようです。

「ブランニューデイ」の以前からの噂ではハルクがヴィランの一人になるとされていましたが、「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」の時のように劇中で突発的にマインドコントロールされるという展開ではなく、ある程度の期間にわたって、もしくは映画のスタート前の段階からすでに何らかの問題をバナーが引き起こしている可能性があるようです。

それとも「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」で大統領がレッドハルクとなった事で、再びガンマモンスターへの警戒感が高まったのでしょうか。

TCC のアレックス・ペレス氏は X に「なんてことだ…BNDは、私たちにとって初めてのキャンピーなスパイダーマン映画になるかもしれない。これは純粋にアニメシリーズの実写版のように感じる。そして、私はこれが大好きだ。」と投稿した事が Reddit に引用されていますが、Xの投稿自体は削除されています。

キャンピーとは「独特の滑稽さ」や「わざとらしさ」を意味し、特に映画や演劇などで、伝統的なスタイルやジャンルに対して過剰な演技や過剰な表現を用いることにより、ユーモラスやシュールな印象を生じさせるものを指します。

したがって「ブランニューデイ」はリアルさを追求する従来のMCU映画とは違うという事になるようですが、投稿が削除された理由は不明であり、ペレス氏が誤報だと判断して取り下げた可能性もあるかもしれません。

また、ペレス氏は最低3人のヴィランが登場すると投稿しています。

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定です。

ドラマ「ホークアイ」シーズン2、ジェレミー・レナーさんは「準備が出来ている」、ディズニーとの金銭トラブルについては不明

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」などで主人公のクリント・バートンを演じたジェレミー・レナーさんが、海外メディア Empire とのインタビューで、シーズン2への準備が完璧に済んでいる事を明らかにしました。

レナーさんは「あの世界にいられるのはいつも嬉しいよ。」とMCUについて語り、「あのみんなが大好きだし、あのキャラクターたちも大好きだ」と以前の制作を振り返りました。

そして「シーズン2も制作するだろうし、他にもいろいろやると思います。喜んでやらせてもらっています。僕の体はそういう作品に向けて準備を進めているんです。タイツ姿の僕を見たい人がいるかどうかはわからないけど、タイツ姿も僕にはきっと似合うと思います。」とコミックのようなダサめのスーツを着る可能性や、アベンジャーズ映画への復帰などもほのめかしました。

また、ホークアイの象徴的なアクションである空中で身体を捻り、矢を放つ動作について、壮絶な事故後の身体でも以前よりも出来るようになったと説明しました。

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「もちろん。問題ありません。今はそういう状態です。事故前の150%以上ですよ。以前は役を演じる直前にしかフィットネスに取り組んでいませんでしたが、今では日常生活の一部として取り入れています。健康とウェルネスが生活の中心にあることで、元通りの体力を取り戻せたんです。歳を重ねても、以前よりも強くなったと感じています。腱の問題や柔軟性と可動性の制限など、いくつか問題はあるけど、もっと良くなり、強くなるために多くの時間を費やして来ました。もし車に押しつぶされなければ、こうはしていなかったでしょう。」

一方で三ヶ月ほど前に「ギャラを以前の半分にされた」とシーズン2に出演しないと発言し、ディズニーの会計士たちを「ケチ」と罵った金銭トラブルについては今回掲載ぶんのインタビューで触れられておらず、どのように解決したのかはわかっていません。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-hawkeye-s2-jeremy-renner-turned-down/”]

トラブル直後の別の報道ではシーズン2の物語の噂について、「一部は本当かもしれない。」とコメントしていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-hawkeye-s2-jeremy-renner-addresses-rumors/”]

ドラマ「ホークアイ」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:Jeremy Renner Wants Hawkeye Season 2: ‘My Body’s Getting Ready For Something Like That’

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」、ディズニープラス配信はいつ?

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」が日米同時に先日劇場公開され、最初の週末の興行収入がアメリカで1億1800万ドル、海外で1億ドル、世界合計で 2億1800万ドルとなり、日本では20万人を超える動員数となっています。

興行収入だけでなくレビューも上々で、海外の映画レビューサイトであるシネマスコアはA-、PostTrakでは星4.5、Rotten Tomatoesでは93%のスコアを獲得しています。

そんな大好評の「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」ですが、ディズニープラスでサブスク配信されるのはいつになるのでしょうか。

ディズニープラスのサービス開始以降、MCUのフェーズ4以降のアメリカでの劇場公開日とディズニープラス配信日の間隔は以下のとおりです。

ブラックウィドウ:0日 (プレミアアクセス)
シャン・チー/テン・リングスの伝説:70日
エターナルズ:68日
ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス:47日
ソー:ラブ&サンダー:62日
ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー:82日
アントマン&ワスプ:クアントマニア:89日
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3:89日
マーベルズ:89日
デッドプール&ウルヴァリン:109日
キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド:103日
サンダーボルツ*:未定

直近の「サンダーボルツ*」は記事執筆時点でまだ配信が始まっていませんが、劇場公開終了のタイミング、有料配信のタイミング、Blu-rayリリースのタイミングなどは「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」のペースと同じであることから、2025年8月13日 が最も可能性が高い配信日の予想となります。

「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」もこれに続くようであれば、7月25日の劇場公開から数えて103日目は 2025年11月5日。このあたりのプラスマイナス1週間ぐらいがディズニープラスで配信される可能性が高いと考えられそうです。

「サンダーボルツ*」の配信日と、「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」のBlu-rayの米国発売日(10月21日頃予想)に注目しつつ、本作の配信の公式発表を待つ必要があります。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 より劇場公開中です。

アニメ「アイズ・オブ・ワカンダ」、配信当週にオフィシャルトレーラー公開、ブラックパンサー、アイアンフィストの姿も

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「アイズ・オブ・ワカンダ」のオフィシャルトレーラーが公開されました。7月の始め、本作の米配信日が 8月6日 から 8月27日 にこっそり延期されていましたが、先週の監督インタビューでなぜか 8月1日 配信となる事が明らかとなっていました。

公開されたトレーラーによると、今週 8月1日 に米ディズニープラスで配信スタート。したがって、配信の当週、わずか数日前に予告が公開という極めて異例の形となりました。

本作はワカンダのMI6とも言えるハトゥット・ゼラゼにフォーカスを当てた作品ですが、ブラックパンサーその人や、噂のアイアンフィストの姿もトレーラーで確認出来るようになっています。

なお、ブラックパンサーのシーンでは女性の声で「ワカンダ・フォーエバー」と叫んでおり、このブラックパンサーが誰なのかも気になる所となっています。(これは予告動画なので、セリフは別のシーンの別のキャラクターの声を重ねているだけという事も有り得ます。)

監督兼ショーランナーのトッド・ハリスさんは、第1話の主人公は、ドーラ・ミラージュの元メンバーで、ハトゥット・ゼラゼの新人候補であるノニだと予告。ノニは「会社の方針に従わない、ドーラミラージュ版のジェームズ・ボンド」だと言います。 

紀元前1260年、ノニはライオンと呼ばれる男を倒す任務を負う事に。彼はかつてのワカンダ人で、国の貴重な技術を奪い、自らを軍閥へと変貌。彼はギリシャのクレタ島を征服の目論見に定めており、ノニは盗んだ遺物を取り戻すミッションに挑むと概要を説明しました。

アニメ「アイズ・オブ・ワカンダ」は 2025年8月1日 に米ディズニープラスで配信予定です。

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」、撮影セットから時系列が判明か

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」の撮影セットが目撃されました。そのセットから、本作の時系列を推測するヒントが発見されたかもしれません。

スコットランドのグラスゴーにニューヨークに見立てたセットが建築されており、その中に建築予定のビルを模したセットが確認されました。その看板には「2027年12月までに建築完了予定」となっており、「スパイダーマン:ブランニューデイ」がそれよりも前の話になる事を示しているようです。

直近の作品の時系列に注目すると、まず「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスの作品紹介ではNetflix版シーズン3から5年後となっているものの、これはドラマ冒頭でフォギーが殺された部分の話。メインの物語の時系列はそこから数年後となっており、実際、ディズニープラスの時系列順のページを見ると「アガサ・オール・アロング」(時系列2026年秋冬頃)よりも後に配置されています。「ボーン・アゲイン」の作中では年越しイベント、セントパトリックデーが描かれている事から、最終話時点で時系列は 2027年春頃 だと推測する事が出来ます。

「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」には大統領からサムに当てた招待状に日付が明記されており、2027年4月16日 を含む時系列で物語が展開。従って「ボーン・アゲイン」とほぼ同時期、ほんのわずかに遅れて展開しています。

「サンダーボルツ*」では「ブレイブ・ニュー・ワールド」で議員を目指すとしていたバッキーが議員になった事、そして「在任期間が半分に満たない」と言及、議員になってから1年以下である事がわかるようになっており、ニューヨーク市民の服装から 2027年の夏か秋頃だと推測出来ます。

ついでにポストクレジットシーンでは14ヶ月後になり「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の時系列が2028年秋冬頃に始まる事を予告しています。

これらをまとめると以下のように。

  • 「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1:最終話は2027年春
  • 「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」:2027年春
  • 「サンダーボルツ*」:2027年夏秋
  • 「スパイダーマン:ブランニューデイ」:2027年12月頃?
  • 「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」:2028年秋冬

今年の5月末に、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の劇場公開の延期が発表。それまでは「ドゥームズデイ」、「ブランニューデイ」、「シークレット・ウォーズ」の公開順だった事を考えると、「ブランニューデイ」のこの時系列がいつ決定されたのかすこし疑問が残る所となっています。

しかし「ブランニューデイ」でピーター・パーカーの記憶問題が解消されるのであれば、スパイダーマンが「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に登場しやすくなるとも言えそうです。

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は本作にジョン・バーンサルさんが演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが登場する事を認め、MCUにおける「真のスパイダーマン」時代の幕開けとなると予告しました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-bnd-confirms-punisher-rumor/”]

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定です。

【噂話】「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のドクター・ドゥームは「F4:ファーストステップ」の世界の住人か

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」でロバート・ダウニー・Jrさんが演じるドクター・ドゥームが、現在公開中の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」の Earth-828 の住人であると報じられました。

これは「ファーストステップ」の劇中でもほのめかされており、国連会議中にラトベリアと書かれた空席が表示。ラトベリアはコミックのドクター・ドゥームが治めている国で、このEarth-828にドゥームの存在がある事を示していました。

海外メディア TCC のアレックス・ペレス氏は、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」でRDJさんが演じるドクター・ドゥームがEarth-828の住人だと報告。

従って、「ファーストステップ」のクライマックスの出来事をドゥームは近く、あるいはドローンなどで見ていた可能性が高く、赤子のフランクリンを狙う動機が十分に確立されている事に。

「ドゥームズデイ」でリード・リチャーズがアベンジャーズに対してドゥームが(コミックと同じであれば)元同級生である事や、その他の情報を伝えやすくなり、目的の推測なども立てやすくなるという脚本的なメリットが生まれると考えられます。

もしもドゥームがマルチバースからの来訪者で、ドゥームについて誰も知らないという状況からスタートする事になれば、アベンジャーズはその対策会議にかなりの時間を費やす事になってしまうでしょう。

ただしこれはキャスト発表時から長期にわたって噂されていた「ドクター・ドゥームはトニー・スタークの変異体ではないか」という説を否定する事にも。どちらが正しいのかは来年の劇場公開を待つ必要があります。

また、ペレス氏は「ベビー・フランクリンがその力でスーザンを蘇らせることができたなら、ドゥームに対して何ができるか想像してみてください。それが、PCS中にドゥームがマスクを外していた理由だと私は思います。」と投稿。

MCU版のドクター・ドゥームの顔の火傷痕はコミックのような実験の失敗ではなく、フランクリンのパワーによるものである事をほのめかしました。

そうは言っても今のところ火傷メイクのRDJさんの姿は目撃されていませんし、コミックでは火傷を隠すためにマスクを着用しているという事もあって、MCU版で火傷よりも先にマスクが存在しているのならその理由が分からないと考えるファンもいます。

こちらに関しても現状で真偽は何とも言えず、実際の映画本編に注目です。

ケヴィン・ファイギ社長はマーベルの公式インタビューにてファンタスティック・フォーとアベンジャーズの関係について言及。

「『ファンタスティック・フォー:ファーストステップ』のバクスタービルのセットは、せいぜい4、5人しかいませんでした。『ドゥームズ・デイ』では、それよりずっと多くの人がそこにいます。そのやり取りを見るのは興奮しますよ。25年間この仕事をしてきた私にとっては、まるで夢のような体験でした。」

「ドゥームズデイ」でバクスタービルにアベンジャーズやニューアベンジャーズが訪問してくる事を示唆。今月はじめに流出したセット写真が本物である事をほのめかしました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-set-photo-leak/”]

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

「ファンタスティック4:ファースト・ステップ」監督が削除されたオープニングについて語る、ディレクターズ・カット版は無し

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」が先週世界各国で上映開始され、当初の予想よりも多い観客を動員しヒットしています。しかし、公式の予告映像から一部のシーンが劇場公開の直前に削除され、これに関して監督がコメントしました。

ポッドキャストに出演したマット・シャックマン監督は、ジョン・マルコヴィッチさんが演じたレッドゴーストのシーンが丸々削除されたことに関して言及。

「オープニングではレッドゴーストをめぐるアクションが満載でした。ジョン・マルコヴィッチの演技は素晴らしいものでした。ファンタスティック・フォーの世界が変わり、フランクリンの登場が差し迫るという、まさに現代に迫ろうとしていた矢先に、あまりにも多くの素材が詰め込まれていたんです。」

「レッドゴーストが仲間の猿たちとロケット船を盗もうとするシーン、リードが彼を倒そうとするシーン、そして彼を出し抜こうとするシーンなど、本当に面白いシーンがたくさんありました。リードがスーパーエイプの1匹を水中に蹴り飛ばすモンタージュには、そのシーンの断片を盛り込みました。」

リードがエイプを蹴り落とすシーンは映画本編にもわずかに含まれていましたが、それ以外は全て映画のテンポを優先して断腸の思いでカットしたと話しました。

レッドゴーストはファンタスティック・フォーの宇宙船エクセルシオール号を盗もうとしていたようで、それを守るための戦闘シーンが撮影されていたようです。

EliteDaily とのインタビューでディレクターズ・カット版などでこれらのシーンが見られる可能性があるかと質問されると、「あまりにも多くの視覚効果が関わっていて、あのシーンは未完成のままです。だから不可能なんです。」と否定しました。

しかし今後の作品でレッドゴーストが(再)登場する可能性については、「彼は私の大好きな俳優の一人であり、大好きな人の一人です。そして、彼は本当に素晴らしい演技をしてくれました。だから、そうなることを願っています。」と語りました。

映画本編から削除されたレッドゴーストことイワン・クラゴフは、コミックではファンタスティック・フォーがスーパーパワーを獲得した条件を再現しようとしたロシアの科学者です。宇宙船を建造した後、彼は訓練された3匹の類人猿、オランウータンのピョートル、ゴリラのミーロ、ヒヒのイゴールを連れて月へ飛びました。

宇宙線はクラゴフと類人猿の仲間に信じられないほどの力を与え、ピョートルは磁力を制御できるようになり、ミーロは怪力を獲得、イゴールはシェイプシフター(変身能力者)となりました。イワン自身は相手が触れることが出来なくなる幽体化能力を手に入れ自在に制御できるようになり、レッドゴーストとスーパーエイプスと名乗るようになりました。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 より劇場公開中です。

「F4:ファーストステップ」、OP興行収入が2億1800万ドルを記録、「スーパーマン」との対決はわずかに敗退

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」のオープニング興行収入が、アメリカで1億1800万ドル、海外で1億ドル、世界合計で 2億1800万ドルになった事が報じられました。

海外メディア THR によると、同時期に公開されたワーナー・ブラザースのDC映画「スーパーマン」のOP興行収入は 2億2000万ドル でわずかに届かなかったとの事。

しかしながら「サンダーボルツ*」の初週は米国で 7600万ドル、海外で 8610万ドル、世界興行収入が 1億6210万ドル だった事と比較すると、MCUとしてかなり躍進したと言えそうです。

公開初日の国内成績は 5700万ドル と当初の予想を大きく超え、国内OP週末は 1億2000万ドルから2500万ドル予想とされていましたが、土日に入って失速したとも伝えられています。

今回の「ファーストステップ」の成績は「デッドプール&ウルヴァリン」のオープニング週末と比べると半分ほどですが、レガシーキャストを多数起用した「デッドプール&ウルヴァリン」に比べて「F4」がオールニューキャストで挑んだ事を考慮すると善戦したと言えそうです。

米国観客の評価は上々で、シネマスコアはA-、PostTrakでは星4.5、Rotten Tomatoesでは93%のスコアを獲得しています。

次のMCU映画である「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」にうまく観客を導入出来るか、約3ヶ月の残りの成績にも注目です。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 より劇場公開中です。

ソース:‘Fantastic Four: First Steps’ Rockets to Solid $118M U.S. Box Office Launch, $218M Globally

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」にメフィストは登場するのか

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」にメフィストが登場するのかどうか、海外ファンは議論を重ねています。本作にはパニッシャー/フランク・キャッスルが登場する事が正式に認められましたが、それ以外は多くの噂が渦巻いている状態です。

コミックの「スパイダーマン:ブランニューデイ」の前編にあたる「ワンモアデイ」でピーター・パーカーはメフィストと「メイおばさんを蘇らせる」取引をしており、メフィストはその代償として魂ではなく夫婦の愛を要求。メリー・ジェーンとの結婚をなかった事にする現実へと書き換えられ、メリー・ジェーンや世界中の人々はスパイダーマンの正体について記憶を削除されました。

おおまかな流れは映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」に取り込まれているものであり、メイおばさんもそこで死亡しました。

なお、メイを演じるマリサ・トメイさんはコミックの事は関係なく、マルチバースを利用して4作目に戻る気まんまんである事を「ノー・ウェイ・ホーム」公開直後に語っていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-nwh-marisa-tomei-wants-may-return/”]

リリ・ウィリアムズにナタリーの蘇生を持ちかけたように、メフィストが「ブランニューデイ」でピーター・パーカーにメイの生命を餌に何かの契約を迫る事は十分にありえそうです。

一方、MCUの「ブランニューデイ」で登場するもう一人のヒーロー、フランク・キャッスルもまたメフィストと契約し、サノスへの復讐のためにゴーストライダーとなった事がありました。(既に地球は滅んでいて復讐は果たせませんでしたが)

MCUのパニッシャーは「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1に少し登場しただけですが、彼がNetflix版の設定を引き継いでいる事を考慮すると、コミック同様に妻や息子を亡くしており、ゴーストライダーになるかどうかは別として、メフィストが何らかの取引を持ちかける余地はありそうです。

なお、コズミックゴーストライダーとは別に、ニコラス・ケイジさんのゴーストライダーが「スパイダーマン4」に登場するという噂も以前にはありました。

現在「ブランニューデイ」に登場が確定しているスパイダーマンとパニッシャーは共にコミックでメフィストと契約した事があるキャラクターであり、海外ファンはメフィストが映画に登場する可能性が十分あると考えています。

しかし現状でヴィランとして噂されているのはメフィストとはおおよそ関係のないもので、今週からグラスゴーで始まる撮影現場からの新しいヒントにも注目されています。

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定です。

映画「ファンタスティック4:ファースト・ステップ」、フランクリンが劇中で披露しなかったコミックの9つの能力

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」では新しいヒーローであるフランクリン・リチャーズを文字通り誕生させました。映画ではとある能力を観客に紹介しましたが、コミックのフランクリンは他にもいくつかの能力を持っています。

1、現実改変

フランクリンの最も特徴的な能力のひとつとして現実改変能力があります。コミックのスカーレットウィッチと同等かそれ以上の規模でフランクリンは意のままに現実を操作する事が可能で、その範囲は地球全体だけでなく宇宙や別のマルチバースにさえも干渉する事が可能です。

セレスティアルズたちはフランクリンの事を「宇宙を形成する者」と呼ぶほどにこの能力は驚異的で、フランクリンの意思によってこれが行われる場合はまだしも、映画のギャラクタスのようにフランクリンを利用しようと考える輩は跡を絶たず、だからこそファンタスティック・フォーや他のヒーローたちも命がけでフランクリンを守ろうとします。

2、テレパシーとテレキネシス

フランクリンはテレパシーによって遠く離れた人物との意思疎通が可能で、物体を意のままに操作する事が可能です。X-MENのプロフェッサーXがセレブロによって地球全体にアクセスする事を考慮すると、フランクリンのほうがより強力なテレパスと言えそうです。

映画のフランクリンがこれを試みていた可能性はありますが、両親のほうがまだ理解出来るような状況ではなかったかもしれません。

3、物質とエネルギーの操作

フランクリンは母親スー・ストームと同等かそれ以上にフォースフィールドを操る事が可能です。また、キャプテン・マーベルのようなエネルギーブラストを発射する事も可能で、ヴィジョンのように物質を分子レベルで操作する事も可能です。

それだけでなく、対象の生物を別のものに変えてしまう危険な能力も持ち合わせています。

4、時間操作

フランクリンは時間を操作する事が可能で、過去にも未来にも行くことが出来、時間を停止させる事も可能です。

その範囲は世界全体から任意の対象物まで自在であり、自分自身を大人に成長させたり子どもに戻したりと言った事も可能にしています。

5、テレポート

フランクリンは瞬間移動する事が可能で、別の惑星に行くことだけでなく、別のマルチバースに飛ぶ事も可能です。

さらに自分自身だけでなく、仲間を同時にテレポートさせたり、対象人物を自分の元にテレポートさせる事も可能です。

6、飛行

空を飛ぶことが出来るヒーローやヴィランは多数存在していますが、リード・リチャーズとスー・ストームのどちらも飛べないことを考えると、特筆しておくべき能力です。

7、デュプリケーション

フランクリンは自分自身をデュプリケーション(複製)する事が可能です。コミックでもあまり見かけない能力ですが、ただでさえ驚異的な能力者が更に増える事になります。

8、予知

フランクリンはいわゆる予知能力を備えており、直接未来へ行く能力があったとしても、未来に行かずとも未来を知る事が可能だと言うことはわりと便利です。

9、転生と妊娠

これは物質操作と時間操作を組み合わせた物とも言えそうですが、フランクリンは死産に終わった妹のヴァレリアをもう一度スー・ストームに受胎させた事があります。

ドクター・ドゥームの助力によってこの世に誕生した妹はドゥームのかつての恋人の名を取ってヴァレリアと名付けられました。

ヴァレリアはフランクリンの妹ではありますが、複雑な時間のもとで生きる二人はしばしば年齢が逆転するケースも。なお、妹のヴァレリアにはこういった能力は一切ない代わりに、リード・リチャーズを超える頭脳の持ち主、マーベル界の天才少女としてトップランクに位置づけられています。


MCUのフランクリンはスーを蘇らせましたが、ドクター・ドゥームはフランクリンを利用して何を狙っているのか、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に注目です。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 より劇場公開中です。