MCU版「スパイダーマン3」に関する現在の真実と噂のまとめ

マーベル・スタジオとソニー・ピクチャーズが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン3」に関して、多くの噂話が流れています。現在飛び交っている情報について、何が真実で何が噂なのか、まとめてみました。

真実と判明しているもの

主にキャストへのインタビューなどから、裏が取れている要素です。ただしディズニーやマーベル・スタジオ、ソニー・ピクチャーズのオフィシャル情報ではありませんし、制作途中で変更される可能性も十分にあります。

ベネディクト・カンバーバッチさん演じるドクター・ストレンジが登場する

スパイダーマン3にはドクター・ストレンジが登場することが決定しているようです。これにより、ホームカミングのトニー・スタークや、ファー・フロム・ホームでのフューリーが担っていたピーター・パーカーのメンター役をストレンジが担うだろうと言われています。この事は海外の大手メディアである The Hollywood Reporter が報じました。

ジェイミー・フォックスさん演じるエレクトロが登場する

MCUでないスパイダーマン映画である2014年公開の「アメイジング・スパイダーマン2」に登場していたエレクトロが今作で再登場すると報じられました。その直後にフォックスさんが自身のInstagramにて「今回は青くないよ」と言ってしまい、その後すぐ削除する事態が発生。公式発表前に俳優さん自身が認めてしまいました。

「青くない」という発言の意味ですが、「アメイジング・スパイダーマン2」のエレクトロは放電状態のような青色でした。しかしこれはコミックのエレクトロの外見とはかけ離れており、本来は緑と黄色のコスチュームのヴィランです。青くない、というのは前回の実写版の外見とは違う外見である事が予想されます。

MCUスパイダーマンシリーズからほぼすべてのキャストが登場

各俳優さんたちへのインタビューから出演が判明しているキャラがいます。メイおばさん、親友のネッド、彼女になったMJ、同級生のベティ、いじめっこのフラッシュなどなど。ハッピーについては不明ですが、メイおばさんとの進展が気になるところです。

メイおばさんとネッドに関しては既にニューヨークでの撮影が目撃されており、MJはメインの撮影地であるアトランタに入ってるとの事です。

噂話の域を出ないもの

マグワイア&ガーフィールドのスパイダーマンが登場する

ちょくちょく取り上げられている話題ですが、二人が契約にサインした事実は今の所ないようです。高品質なファンアートや、SNSの視聴数などを増やすことを目的とした悪意のあるフェイク画像や動画がたくさん出回っているため、鵜呑みにしてしまう人も多いようです。

Spider-Verse fan art by @spdrmnkyxxiii

公式のようなクオリティの画像は、よほど情報を集めている人でないと信じてしまうのも無理はありません。

チャーリー・コックスさん演じるデアデビルが登場する

Netflixのドラマ「デアデビル」の人気が高く、ファンが望んでいる話題のひとつです。スパイダーマンには殺人容疑が掛けられたところで前作が終わっているため、弁護士であるデアデビルが登場しても不自然ではありません。ただし「デアデビル」の権利は2020年12月までNetflixが保持しているため、登場は難しいと考えられています。

また、弁護士が必要という事であれば、ディズニープラスで配信が決定している「シーハルク」のジェニファー・ウォルターも弁護士です。コミックでのスパイダーマンとの関係性を考えればデアデビルのほうが適任ではありますが。

クレイヴン・ザ・ハンターやヴェノムが登場する

ソニー・ピクチャーズが独自のスパイダーユニバースを制作しようとしているため、こういった噂もあとを絶ちません。噂話に分類した中では可能性は高い方だと考えられますが、今の所、俳優さんがキャスティングされた事実はないようです。カメオ出演ぐらいは期待したいところです。

以前のスパイダーマンシリーズのキャストが登場する

エレクトロが同じ俳優さんで同役での再登場となった事で、この話題の実現を望むファンも多いようです。主役のスパイダーマンが3人になる可能性の他、同じヴィランが複数人になるケースも発生するでしょう。

グリーンゴブリンはMCUに登場していませんが、トビー・マグワイア版「スパイダーマン」シリーズに登場し、アンドリュー・ガーフィールド版「アメイジング・スパイダーマン」シリーズにも登場しました。

ヴェノムはマグワイア版と2018年に公開された映画「ヴェノム」がいますし、新作も予定されています。

各シリーズのメイおばさんやMJが対面することはあるのでしょうか?


以上、MCU版「スパイダーマン3」の関する話題の、噂と真実をまとめてみました。撮影が始まったばかりの作品でこれだけの話題が出るのは期待されている証とも言えそうです。

MCU版「スパイダーマン3」は 2021年12月17日 公開予定です。

映画「シャン・チー」の主演、シウ・リウさんが撮影完了のお祝いを投稿

マーベル・スタジオの映画「シャン・チー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス」の撮影が完了したことを祝って、主演のシム・リウさんが自身のInstagramに投稿しました。

映画のスタントチーム用のパーカーを着用し、カメラに背を向けた写真を共有したリウさんは、「私たちのクルーは、やり遂げるために来ました!この撮影は、他に類を見ないマラソン大会であり、4ヶ月間の大規模な中断を経て、世界が完全に、そして取り返しのつかないほど変化しました。何百人ものクルーの健康と安全を第一に考えた上で、7月にようやく撮影に復帰しました。約13週間にわたって、私たちは現場での安全を最優先に考え、マスクや頻繁な消毒から、迅速なテスト、ポッドシステムに至るまで、すべてのスタッフが犠牲になりました。誰もが犠牲になりましたが、最終的には40,000回以上のCoVIDテストを行いましたが、一度も陽性反応はありませんでした。照明から音響、スクリーンの後ろ、そして前に至るまで、私はこのクルーをとても誇りに思います。あと-あのシャンデリアを処分しないといけないのはわかっているんだけど…」とコメントを投稿しました。

映画「シャン・チー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・ザ・テンリングス」は、MCU初となるアジアンヒーローが主人公の物語。

今作は、中国出身でカンフーの達人シャン・チーが、映画「アイアンマン」でトニー・スタークを人質にしたテロ組織テン・リングスと戦うストーリーとなっています。相手となるヴィランはテン・リングスのボス、マンダリンとのこと。シャン・チーを演じるのはドラマ「96時間」などに出演したアジア人俳優のシム・リウさん、マンダリン役は、ハリウッドでも人気のアジア人俳優のレジェンド、トニー・レオンさんです。

映画「シャン・チー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・テン・リングス」 は 2021年7月9日 米国公開予定です。

ドラマ「ムーンナイト」の監督にモハメド・ディアブさんが起用と報じられる

ディズニープラスで配信予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」の監督として、モハメド・ディアブ氏が起用されたと海外メディアの Deadline が報じました。

記事によるとこの件についてマーベル・スタジオはコメントしなかったとのこと。

ディアブ監督はエジプト出身で、エジプトの神を起源とするムーンナイトを描くにはうってつけの人物。監督は2016年の映画「クラッシュ」でカンヌ映画祭のある視点部門にセレクションされた他、エジプトとアラビアで史上最高収益を上げた映画シリーズ「El Gezeira ( 英題:The Island )」なども手掛けてきました。

「ムーンナイト」に関しては、先日、オスカー・アイザックさんが主役に交渉中と報じられたばかり。現在発表されているスケジュールでは、「ムーンナイト」がフェーズ4最後の作品。いよいよ制作に向けて動き出しているようです。

ドラマ「ムーンナイト」はディズニープラスで配信予定ですが、配信時期に関しては公式発表はありません。フェーズ4に位置づけられているので、2022年内には配信されると考えられています。

ソース:‘Moon Knight’: Mohamed Diab To Direct Marvel’s Disney+ Series

ドラマ「ムーンナイト」にオスカー・アイザックさんが交渉中

ディズニープラスで配信予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」のムーンナイト/マーク・スペクター役にスター・ウォーズシリーズや映画「X-MEN/アポカリプス」でアポカリプスを演じたオスカー・アイザックさんが交渉中であることを、Deadline the Hollywood Reporter など複数の海外メディアが報じています。

原作コミックの「ムーンナイト」は、心の病を抱えた傭兵のマーク・スペクターが、エジプトでの任務中に重傷を負ったのち、月の神コンシューと契約を結び、自称・神の化身として蘇り、悪党と戦う物語。

多重人格者であるマークは、タクシー運転手のジェイク・ロックリー、大富豪のプレイボーイ・スティーヴン・グラントという複数の人格が表に出ることがある他、一時期はキャプテン・アメリカ、ウルヴァリン、スパイダーマンの人格を発症したこともあり、一人アベンジャーズとも呼ばれていました。

昨年のディズニーのイベント「D23」でムーンナイトのドラマ化が発表されて以来、主役が誰になるかは注目が集まっていました。2020年の2月にはダニエル・ラドクリフさんの名前が挙がり、本人が否定したこともありました。また、9月にはキアヌ・リーブスさんが検討されているとも伝えられていました。

多重人格という難しい役柄だけに、演技力のある俳優さんが求められているといったところでしょうか。

今作の企画と脚本は、Netflixの大ヒット作「アンブレラ・アカデミー」を企画し脚本を担当したジェレミー・スレイター氏に決定済み。現在監督も探している最中で、制作開始日は設定されていないと報じられています。

ソース:‘Moon Knight’: Oscar Isaac Tapped To Star In Marvel And Disney+ Series

トム・ホランドさん、MCU版「スパイダーマン3」の台本を貰ったと報告するも・・・?

俳優のトム・ホランドさんが、ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)版の映画「スパイダーマン」3作目の台本を受け取ったことを、自身のInstagramのストーリーにて明かしました。

動画内で「何も言わないよ、きちんと学んでますから」とコメント。その直後、画面外でiPadをうっかり落としてしまったのか、謎の音のあとに「なんてことだ、iPadを壊しちゃった」とジョークを放ちつつ、「今から読みます。楽しみです」と笑顔で告げました。

ホランドさんは以前に映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」のポスターを公開してしまったり、映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」の台本を同じようにInstagramで報告したときに表紙を映したことでサブタイトルがネタバレしてしまった過去があります。

これらは後に、マーベル・スタジオのボスであるケヴィン・ファイギ氏が「彼(トム・ホランド)の”うっかりキャラ”を利用した意図的な流出だった」と語りましたが、本気かジョークかは定かではありません。

今回の動画は「うっかりネタバレ」をしないように意識して制作されたものと思われます。

トム・ホランドさんは先日に空港から「アトランタに着いたところ。そして・・・スパイダーマン3の時間だ。行こう!」とも投稿しており、まもなく本格的な撮影が始まるものと考えられています。

映画の第2撮影ユニットは先週からニューヨークで撮影を開始しており、メイおばさんやネッドの目撃情報が報じられています。今作にはMCUでドクター・ストレンジを演じるベネディクト・カンバーバッチさんや、映画「アメイジング・スパイダーマン2」でエレクトロを演じたジェイミー・フォックスさんが出演を予定しています。

MCU版「スパイダーマン3」は当初は2021年7月16日の公開を予定していましたが、新型コロナウイルスの影響により今年の4月には2021年11月に延期され、再度の延期によって2021年12月17日に米国公開予定となっています。

ソース:Tom Holland Reveals Spider-Man 3 Script iPad, Then Breaks It

映画「シャン・チー」、監督が撮影終了を報告

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・テン・リングス」のメガホンを取ったデスティン・ダニエル・クレットン監督が、自身のInstagramにて主要な撮影を終了したことを報告しました。

撮影は2019年の秋にオーストラリアで始まり、新型コロナウイルスの影響により一時中断されていましたが、2020年の夏にはオーストラリア当局の規制緩和により再開していました。

主演のシム・リウさんも自身のInstagramで報告。

「彼を世界に紹介する9ヶ月が待ちきれません」とコメントを添えました。

映画「シャン・チー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・ザ・テンリングス」は、MCU初となるアジアンヒーローが主人公の物語。

今作は、中国出身でカンフーの達人シャン・チーが、映画「アイアンマン」でトニー・スタークを人質にしたテロ組織テン・リングスと戦うストーリーとなっています。相手となるヴィランはテン・リングスのボス、マンダリンとのこと。シャン・チーを演じるのはドラマ「96時間」などに出演したアジア人俳優のシム・リウさん、マンダリン役は、ハリウッドでも人気のアジア人俳優のレジェンド、トニー・レオンさんです。

クレットン監督は直近の作品のいくつかでMCUでキャプテン・マーベル/キャロル・ダンバースを演じるブリー・ラーソンさんを起用しており、シャン・チーへのカメオ出演への期待が高まっていますが果たしてどうなるでしょうか。

映画「シャン・チー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・テン・リングス」 は 2021年7月9日 米国公開予定です。

ソース: Shang-Chi Wraps Principal Photography

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」、プラハでの撮影を完了したと報告される

ディズニープラスで配信予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」が、プラハでの撮影を終えたと海外メディア The Direct が報じました。

記事によると、9月にアトランタで撮影を再開した本ドラマは、今月に入り当初の予定通りプラハでの撮影へと移行。制作は金曜日まで続くはずだったが、とてもスムーズに行ったために木曜日で終了した、とのこと。

また、記事内でバッキーのスタントシーンの様子についても取り上げられています。

本作は新型コロナウイルスの影響により配信日が延期。一説によると映画「ブラックウィドウ」とのクロスオーバーの兼ね合いのために「ブラックウィドウ」より先に配信することが出来ないとも言われています。

今作は「シビルウォー/キャプテン・アメリカ」からシャロン・カーター(演:エミリー・ヴァンキャンプ)とジモ(演:ダニエル・ブリュール)が再登場。また、「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」からバトロック・ザ・リーパー(演:ジョルジュ・サンピエール)も再登場することが判明しています。

また、新キャラクターとしてU.S.エージェント(演:ワイアット・ラッセル)の登場が分かっている他、撮影現場の目撃情報などからソングバードが登場するのではないかとも言われています。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は 2021年 ディズニープラスで配信予定です。

ソース:Finally, Marvel’s The Falcon and the Winter Soldier Completes Production in Prague

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」にMCU初期のキャラが登場?─脚本家が明かす

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は、初期のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)映画からとあるキャラクターが再登場することを脚本家のデレク・コルスタッドさんが語りました。既に再登場が知られている映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」の冒頭に登場したバトロック・ザ・リーパーや映画「シビルウォー/キャプテン・アメリカ」のジモとは別のキャラクターを指しているようだと海外メディアの The Direct は伝えています。

Script Apartポッドキャスト(Empire経由)でジョン・ウィックのオリジナル脚本について話している間に、脚本家のデレク・コルスタッドさんはドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」についても語りました。コルスタッドさんは、ショーがMCUで導入された初期のキャラクターを復活させることに言及しています。

私が言いたいのは、MCUの初期のキャラクターが戻ってくるということです。私たちは彼らを重ねて、ストーリーテリングの構造を変えるような形で再発明しています。これはすごいですよ。

The Direct では「再発明」というワードを取り上げて、そのキャラクターが依然に登場した時と同じではなく、彼らの外観、動機、性格から何かが調整されることを意味する可能性があると指摘しています。

復帰の可能性が高いのは、2011年に映画「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」でデビューしたトビー・ジョーンズさん演じるアーニム・ゾラです。ゾラが最後に登場したのは映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、あるいはドラマ「エージェント・カーター」にもカメオ出演しています。ウィンター・ソルジャーに登場したゾラはコミックのような姿には到達しておらず、旧式の大型コンピューターに頭脳を移植していただけでした。

©MARVEL

その他、初期のMCUに登場していたキャラクターで可能性がありそうなものは映画「インクレディブル・ハルク」に登場したミスター・ブルーことリーダー。こちらもゾラ同様コミックのような姿には変貌していませんでした。同じくハルクに登場していたメインヴィランのアボミネーションは姿は完成していましたが、ヴィランチームのサンダーボルツに加入している可能性があります。

新旧のキャラクターが多数登場するドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は 2021年 ディズニープラスで配信予定です。

ソース:The Falcon and the Winter Soldier Set to Reinvent Marvel Characters From Early MCU Movies

シュリ役レティーシャ・ライトさん、映画「ブラックパンサー」続編について「今は考えたくない」

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー」でワカンダの王女シュリを演じたレティーシャ・ライトさんが、海外メディア Net-a-Porter とのインタビューで現在の心境を明かしました。

シュリの兄であり、ワカンダの若き国王として立ち上がった主人公ブラックパンサー/ティ・チャラを演じたチャドウィック・ボーズマンさんが癌によって8月に亡くなり、2022年に公開を予定されていた「ブラックパンサー2」がどうなるのか、ディズニー及びマーベル・スタジオから公式発表はありません。

インタビューの中でライトさんは「私達はまだチャドの死を悼んでいるので、続編については考えられません。彼無しで続編を作るというのは不思議な感覚です。私達はただ悲しんでいて、今は光を探しているところです。」と語りました。

チャドウィックさんは2016年から4年間もの闘病生活を送っていましたが、「ブラックパンサー」を手がけるマーベル・スタジオや、脚本・監督のライアン・クーグラー氏も、チャドウィックさんの病気については一切知らされていなかったと言います。亡くなる直前には続編に向けた身体作りを始めたとの報道もあり、病を克服して続編に参加する心づもりだったと考えられています。

現在、「ブラックパンサー」続編は変わらず2022年5月6日に米国公開予定とされています。選択肢としてはティ・チャラ役に新たな俳優を起用する、コミックに基づいてシュリを新たなブラックパンサーとする、続編を断念する、などがありますがどれも大幅な計画変更は避けられないように思えます。一部報道ではスターウォーズのキャリー・フィッシャーさんのように、これまでの未使用映像をもとにティ・チャラを再構築し2代目にバトンを渡すのではないかとも言われていますが、定かではありません。

ソース:Net-a-Porter

エリザベス・オルセンさん、ドラマ「ワンダヴィジョン」ではコミックベースのスカーレットウィッチとなることを明かす

ドラマ「ワンダヴィジョン」でスカーレットウィッチ/ワンダ・マキシモフを演じるエリザベス・オルセンさんが、ニューヨーク・タイムズ紙とのインタビューで「これまでよりもコミックに近いワンダを見られる事」を明かしました。

インタビューでディズニープラスで配信予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」について尋ねられてたオルセンさんは以下のように答えました。

ドラマ「ワンダヴィジョン」はとても素晴らしいコンセプトです。コミックの中のスカーレットウィッチとしての彼女を理解するのは初めてのことで、私にとってはワクワクします。だから楽しみですね。彼女はコミックシリーズの中で常にメンタルヘルスや病気を表現してきたし、マーベルの中でその汚名を返上するのが彼女の大きな役割です。

ヴィジョンがなぜいるのか尋ねられたオルセンさんは「それには答えられないわ」と返し、映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」におけるワンダについても「よく分からないわ」と明言を避けました。

ドラマや映画の詳細については語られませんでしたが、マーベルのキャラクターとして契約した時についてのエピソードを語りました。

マーベルのすごいところは、プロデューサーが誰にも「体型を維持しなさい」とは言わないところです。痩せているとか、強いるとか、そういうことを期待していないのです。彼らはただ、俳優が自分のキャラクターに必要だと思うならば、自然にそうするだろうと考えているだけなんです。私達を束縛するものではありません。私はある時、ケビン・ファイギ(マーベル・スタジオのボス)に尋ねました。「子供を作っても大丈夫?いつ妊娠できるの?」と。彼は「自分の人生を生きてくれ。こちらで上手くやっていくから」と言ったわ。5年以内には実現しないと思うけど、今からワクワクしてるわ。

オルセンさんはマーベル・スタジオがプライベートに関してかなり自由な部分を与えてくれている事を明かし、「マーベルで働くのは本当に好きです」と付け加えました。ただし「時間的な部分で他の作品に出られないこともあるのが残念」とも語りました。

ドラマ「ワンダヴィジョン」は 2020年冬 ディズニープラスで配信予定です。

ソース:Elizabeth Olsen on Grief, the Scarlet Witch and Her Next Life