「戦場のピアニスト」、「ブルータリスト」ゴールデングローブ賞受賞のエイドリアン・ブロディさん、MCUへの出演意欲を認める

「ブルータリスト」で、第⼆次世界⼤戦下にホロコーストを⽣き延び、アメリカへと渡ったハンガリー系ユダヤ⼈建築家、ラースロー・トートを演じたエイドリアン・ブロディさんが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の一部になりたいという願望を明かしました。

オンラインインタビューの中でまだコミック映画に出演した事がないエイドリアン・ブロディさんは「私を引き上げ、その世界でまったく違うことをする余地を与えてくれる映画製作者と興味深いキャラクターを演じる機会が与えられたら、それは素晴らしいことだと思います。マーベルには素晴らしい組織があります。彼らはこれらの映画を支えるあらゆる技術とツールを知っており、私が思うに彼らは非常に大きなことを成し遂げました。」とマーベル・スタジオを称賛しました。

そして、「みんな彼らを愛しています。愛されるものの一部になりたいと思わない人がいるでしょうか?」としつつ、「私が共感できるトーンが必要です。」と出演の条件を一つだけ付け加えました。

ブロディさんはこのインタビューで2008年の「ダークナイト」でコミック映画デビューする寸前まで行っていた事も認めました。

ジョーカーを演じる事についてクリストファー・ノーラン監督と話し合いをしたと明かし、「この役は自分にとてもあっていると感じました。」としつつも最終的には機会を逃したと言います。実際にこの時のジョーカーを演じたヒース・レジャーさんを「彼は素晴らしい仕事をしました。忘れられません。とても美しいものでした。」とも称賛しました。

ブロディさんがMCUの役に対して「共感が必要」とした事と、「ダークナイト」のジョーカーが「とても合っている」と感じた事は、MCUでの役柄に関するヒントとなるのでしょうか。

「デッドプール&ウルヴァリン」のブレイク・ライブリーさんとライアン・レイノルズさんが提訴され、ナイスプールは4億ドル訴訟の対象に

2024年12月、ブレイク・ライブリーさんが出演した映画「ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US」のジャスティン・バルドーニ監督を性的嫌がらせと報復行為で提訴しました。バルドーニ監督は疑惑を完全否定し、法的措置をとることを明らかにしていましたが、ついに提訴に踏み切ったと、各種メディアが報じています。

その時点ではマーベルとの関連話題とは言い切れませんでしたが、今回は映画「デッドプール&ウルヴァリン」に登場したナイスプールが問題のひとつとして言及されています。

THR によると、バルドーニ監督の弁護士ブライアン・フリードマン氏は現地時間 2025年1月16日にニューヨーク州南部地区連邦地方裁判所に訴状を提出。

ブレイクさんを民事上の脅迫や名誉毀損、虚報によるプライバシーの侵害、善意かつ公正に取引を行うという黙示の了解の不履行などで訴えました。4億ドル(約621億円)の損害賠償を求めています。

バルドーニ監督と共に、同作のプロデューサーであるジェイミー・ヒース氏、監督のパブリシストのジェニファー・アベル氏、危機管理パブリシストのメリッサ・ネイサン氏も原告として名を連ねています。ヒース氏とアベル氏、ネイサン氏は、ブレイクさんが性的嫌がらせや報復行為に関わっていたとして名前を挙げていた人物でもあります。

フリードマン弁護士はディズニーのCEOボブ・アイガー氏とマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長に宛てた法的保留の手紙の中で、2人を「ボブ」と「ケヴィン」と呼んでおり、スタジオにバルドーニ監督とナイスプールの創作に関するあらゆる文書を保存するよう求めています。

ナイスプールは「デッドプール&ウルヴァリン」の脇役ですが、フリードマン弁護士は、「俳優兼脚本家兼プロデューサーのライアン・レイノルズさんがバルドーニ監督を揶揄するために使った」と主張しています。

ナイスプールが「デッドプール&ウルヴァリン」に登場する事は、(デッドプール&ウルヴァリンのオーディオコメンタリーによれば)ライブリーさんとバルドーニ監督の間に亀裂が生じる前に開発がスタートしましたが、情報筋によると、ナイスプールが登場するシーンは 2023年11月 の SAG-AFTRA ストライキ終結後に撮影されたと言います。

言い換えれば、これらのシーンはライブリーさんとバルドーニ監督の間で緊張が高まっていた時期に撮影されたということ。

ナイスプールは作中で「出産したばかりなのに体型が崩れてない」と発言し、デッドプールが「そんな事いうべきじゃない」とセクハラを指摘すると「大丈夫、僕はフェミニストだ」と返しています。

マーベル映画の過去作とは関係のない謎のやりとりは当初、ライアン・レイノルズさんが妻のブレイク・ライブリーさんを褒めるメタジョークと考えられていましたが、フリードマン弁護士はこれがバルドーニ監督の名誉を貶めるためのセリフで、レイノルズさんがライブリーさんの主張する性的嫌がらせを寸劇化したものと主張し、これの開発経緯を明らかにする事を求めています。

レイノルズさんは現時点で何もコメントしていません。

ブライアン・フリードマン弁護士は現在、「X-MEN’97」のショーランナーだったボー・デマヨさんがディズニーから不当解雇されたとの件でもディズニーと争っています。

ソース:Baldoni v. Nicepool: How the ‘Deadpool’ Character Entered the Legal Fray

SSU制作に関与したソニーの幹部の退社が報じられる

海外メディア The Hollywood Reporter がコロンビア・ピクチャーズ所属でSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画の制作に携わったパラク・パテル氏がスタジオを去ることを明らかにしました。 SSUの興行不振との直接的な関係があるかは分かっていません。

パラク・パテル氏は、視覚効果会社 DNEG の財務および制作部門であるプライム・フォーカス・スタジオの最高コンテンツ責任者に任命されていました。

パテル氏は10年近くソニーとコロンビアで働き、「ヴェノム」 、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」、「ヴェノム:ザ・ラストダンス」、「モービウス」、「マダム・ウェブ」、「クレイヴン・ザ・ハンター」に携わってきました。

ヴェノム三部作は興行的には成功しましたが、シリーズを追うごとに右肩下がりに。残りは全てソニーの失敗作として名前があげられる作品となってしまいました。パテル氏はこれ以外にもMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のスパイダーマン映画でも責任者を務めています。

海外メディア CBM はヴェノムがMCUに参加するように見えてすぐに退場したのは彼の責任である事を示唆し、パテル氏の離脱は「スパイダーマン4」から「スパイダーマン6」までの新三部作にとってプラスになるかもしれないと報じています。

ソニーは今月、CEOも新しくなる事で、中断あるいは再起動とされるソニーのマーベル映画への影響は大きくなることが予想されています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/sony-pictures-ceo-comments-madame-web-and-kraven-the-hunter/”]

ソース:Palak Patel, Executive Who Oversaw ‘Venom’ Movies, Named CCO for Prime Focus Studios (Exclusive)

ゴールデングローブ賞会場で「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」再び

先日開催されたゴールデングローブ賞2025でMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」などでウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズを演じたセバスチャン・スタンさんが、映画「A Different Man」での素晴らしい演技により、ミュージカル・コメディ部門の最優秀男優賞を受賞しました。

その受賞インタビューの最中にMCUでファルコンそして新しいキャプテン・アメリカであるサム・ウィルソンを演じるアンソニー・マッキーさんが乱入。それも一度だけではなく、判明しているだけでも3つのメディアインタビューに飛び込んでいます。

アンソニー・マッキーさんは「俺達の勝利だ!」「キャプテン・アメリカとウィンター・ソルジャーが帰って来るぞ!」と叫んだり、バラを贈ったりと様々な演出でセバスチャン・スタンさんの受賞を祝福しました。

スタンさんは「いいですか、私たちはもう何年も付き合いがあります。彼は私の大好きな人の一人です。彼と一緒にこれを祝えるなんて、最高です!」と受賞映画に出演していないマッキーさんの乱入を歓迎しました。

2025年はアンソニー・マッキーさん主演の「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」とセバスチャン・スタンさんが出演する「サンダーボルツ*」が公開されますが、二人の共演シーンは今のところないと考えられています。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」はディズニープラスで配信中です。

トム・ホランドさんとゼンデイヤさんの婚約が報じられる、スパイダーカップル3度目の正直なるか?

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ホームカミング」で主人公ピーター・パーカーを演じたトム・ホランドさんとMJを演じたゼンデイヤさんが婚約を済ませていると報じられました。

TMZ はゴールデングローブ賞授賞式に出席したゼンデイヤさんが婚約指輪をはめていると報道。

記事によると、「カップルに近い情報筋が語ったところによると、『スパイダーマン』スターはクリスマスと新年の間に、ゼンデイヤの米国内の実家の1つで非常に親密な雰囲気の中でひざまずいてプロポーズした。」とのこと。

「トムは婚約を大々的に宣伝しなかったと聞いています。大げさなプロポーズではなく、とてもロマンチックで親密なものでした。」とつけ加え、「私たちの情報筋によると、家族は同席していなかったそうです。トムとゼンデイヤの間の甘いひとときだっただけです。」としています。

先日はトム・ホランドさんが俳優業の引退を予告していた事で、今回のこの婚約報道にも注目が集まっています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-4-tom-holland-reveals-plan-to-retire-from-acting/”]

2002年の映画「スパイダーマン」の主演を務めたトビー・マグワイアさんはヒロイン役で共演したキルスティン・ダンストさんと交際をスタートするも破局、2012年の映画「アメイジング・スパイダーマン」で主演を務めたアンドリュー・ガーフィールドさんもヒロイン役のエマ・ストーンさんと交際を開始するもこちらも破局していました。

同じパターンで交際をスタートしたトム・ホランドさんとゼンデイヤさんのカップルは一部ファンから将来が不安視されていましたが、今度こそは順調に愛を育んでいるようです。

なお、一部報道によると、今回ゼンデイヤさんの指に発見された婚約指輪は約20万ドルだと言います。

ソース:Zendaya Engaged To Tom Holland

ドラマ「ミズ・マーベル」のイマン・ヴェラーニさんが「マダム・ウェブ」に星0.5をつける

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」や映画「ザ・マーベルズ」でミズ・マーベル/カマラ・カーンを演じたイマン・ヴェラーニさんが先週、Letterboxd のアカウントに復帰。500本以上の映画のレビューを追加共有しました。

通常、俳優が他作品をレビューする事はあまりありませんが、2020年にマーベル・スタジオに抜擢される前、2019年から Letterboxd のアカウントを開設し、ただの映画オタクとして活動していたイマン・ヴェラーニさんはその後も活動を継続。ここ一年ほどは休止していましたが、今週、再開していることが確認されました。

自称マーベルオタクでもあるイマン・ヴェラーニさんは同アカウントでこれまでに1800近い映画を視聴している事をマークし、新たに追加された約500の中にはSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」があり、星の数は最大5個中わずか0.5個という不満の出来栄えに終わったようです。

さらに「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は星0個と評価、コミックの人気キャラを活かしきれなかった事による至極残念な結果となりました。

なお、「アメイジング・スパイダーマン2」も「マダム・ウェブ」と同様の星0.5評価をつけています。

ヴェラーニさんが星5評価をしているのは記事執筆時点で 196本 で、その中でのマーベル映画は「アベンジャーズ」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」、「ベイマックス」、「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」、「ブラックウィドウ」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」、「アイアンマン」、「ローガン」、「シャン・チー/テン・リングスの伝説」、「スパイダーマン:イントゥ・ザ・スパイダーバース」、「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」となっています。

マーベル作品以外では「エイリアン」や「となりのトトロ」などが星5の最高評価を獲得しています。

地球上で最も好きな三人として「ロバート・ダウニー・Jr、ビリー・ジョエル、ケヴィン・ファイギ」と答えるイマン・ヴェラーニさんは、ミズ・マーベルとしてデビューする前に自作のマーベル関連のショートフィルムを制作していたことが、ドラマの配信前に発覚。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-ms-marvel-iman-vellani-short-film/”]

当時、カマラ・カーンと同様に重度のオタクであるとして、ぴったりのキャスティングだと話題になりました。

次のミズ・マーベルの登場は公式には発表されていませんが、アベンジャーズの新作映画、「ヤングアベンジャーズ」あるいは「チャンピオンズ」になるとされている若手ヒーローチームのドラマ、そして「ミズ・マーベル」のシーズン2などが舞台として期待されています。

それまでの間、イマン・ヴェラーニさんはマーベル・コミックのライターとして活動しています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ms-marvel-the-new-mutant-comic-iman-vellani/”]

「スパイダーマン4」、トム・ホランドさんが俳優業の引退を予告

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン4」で主演を務めるトム・ホランドさんが、自身の俳優業の引退時期についてメディアインタビューで予告しました。

海外メディア Men’s Health とのインタビューが行われていたラウンジではトム・ホランドさんがいる事を聞きつけたファンが次第に集まり、バレバレの隠し撮りが始まる事態に。

こういった状況に対し、ファンからの注目は歓迎だとしつつも、時にはそれが大きな制約になる事を語っています。

例えば午後3時に観劇に行くことはかなり大変だとし、「前もって予約して、すべてを整理して、事前に劇場に電話して、どこかプライベートな場所を確保しておくんです。」と説明。ファンに囲まれる可能性に加え、劇場にいることで他の俳優たちの注目を浴びるかもしれないという事実にも敏感だと言います。

ホランドさんはゼンデイヤさんのプレミアを除いて、ほとんどの非強制的な公開イベントを避けているとも。ただし、ゼンデイヤさんと一緒にカーペットを歩くことは通常ないと付け加えました。「それは私の瞬間ではなく、彼女の瞬間だからです。一緒に行くとしたら、それは私たちの映画の時ですね。」

普通の生活はまだまだ先の話と語るトム・ホランドさんですが、「子どもができたら、もう映画で僕を見ることはないでしょう。」と述べ、「ゴルフと父親業。そしてそのまま僕はこの世から消えてしまうでしょう。」と引退計画について明かしました。

トム・ホランドさんはMCUの映画「スパイダーマン4」のあと、「スパイダーマン5」か「スパイダーマン6」でマイルズ・モラレスをMCUに登場させてバトンタッチする計画がある事を以前から話しています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-4-tom-holland-miles-morales-live-action/”]

以前には30になってスパイダーマンを演じていたらそれは不自然だとも語っており、現在28歳のトム・ホランドさんはこの時の予定より少し遅れてスパイダーマン役を終えることになりそうです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/tom-holland-told-spider-man-future/”]

しかしスパイダーマン役からの卒業というだけでなく俳優業の終わりも近いようで、ゼンデイヤさんとの間に子どもが生まれるまでとなると、この先は両手で十分足りるぐらいの作品でしか彼を見る事ができなくなるかもしれません。

映画「スパイダーマン4」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。2026年7月26日 に米国劇場にて公開予定です。

ソース:Tom Holland’s New Superpower

トム・ホランドさんがメンズヘルス最新号でゴリマッチョ化し始めている事が明らかに

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン4」の主演を務めるトム・ホランドさんが、メンズヘルス最新号の表紙に登場。これまでのイメージを覆す肉体美を披露しつつ、長年、彼と仕事をしてきた映画関係者らのコメントが寄せられています。

「スパイダーマン:ホームカミング」、「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のジョン・ワッツ監督は「彼は本当に若くて優しくて、とにかく魅力的でした。オーディションでは、ビデオで本当に素晴らしかっただけでなく、立ったままの完全なバックフリップを披露しました。本物のピーター・パーカーのビデオを見ているようでしたよ。」とコメント。

「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」と「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」で仕事を共にしたジョー・ルッソ監督は、「トムは他人をとても大切にする人です。責任感と義務感を持っています。子供の頃に好きだったピーター・パーカーを思い出させるすべての要素を持っていました。そして彼は映画スターでした。映画スターの資質を持っていました。カリスマ性、自信、エネルギーです。」と語っています。

また、「私たちが彼に会った時から今まで、彼は国際的な映画スターになりました。彼はマスコミに追い回され、非常に注目度の高い関係にある。そして、その間ずっと彼はまったく同じまま、完全に誠実で、真剣で、初めてのオーディションのために私たちのオフィスに初めて来た日と同じくらい愛らしい人です。」と称賛しました。

トム・ホランドさんが「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」でスパイダーマンを演じ始めたのは20歳の頃で、記事執筆時点で28歳。一躍スターとなり、以降多くの主演を務めてきたトム・ホランドさんですが、高校生のピーター・パーカー役の印象が強すぎたせいか、時折、役にあっていないとの批判も指摘されてきました。

今回の表紙が公開され、年相応のアクションスターにふさわしいボディを手に入れたと称賛のコメントが見受けられますが、今夏から撮影の「スパイダーマン4」で再び10代のピーター・パーカーを演じるにあたって、どのような影響を与えていくのでしょうか。

映画「スパイダーマン4」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。2026年7月26日 に米国劇場にて公開予定です。

「X-MEN’97」のクリエイターが「ホワット・イフ・・・?」シーズン3の脚本家を嘘つきだと告発

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン3がフィナーレを迎え、三部作が一応の完結を果たしました。これらの脚本を担当したマシュー・チョーンシーさんは「X-MEN’97」の脚本を引き継ぐ事になっていますが、前任者から嘘つきだと非難されています。

「ホワット・イフ」シーズン3では X-MEN からストームが参戦し、フィナーレに向けて大きな役割を担っていました。これについて監督や脚本家がどのX-MENが使えるか具体的に知らなかったとインタビューで語り、ストームだけに留めたことを後悔している旨を話していました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-what-if-s3-hugh-jackman-wolverine-plan/”]

しかし、「X-MEN’97」シーズン1のショーランナー及び脚本を担当したボー・デマヨさんは彼らが嘘つきだと非難する文章を自身の X に投稿。

「彼らは権利があることをよく知っていた。私たちは話し合いをした。まったくでたらめだ。繰り返しますが、ただの嘘つきです。彼らは私の #xmen97 チームと私に、#WhatIf シーズン3で使えるキャラクターは何かと尋ねてきたので、私たちはWhat If #12(1990年)のコミックを紹介した。」

デマヨさんが指摘する「ホワット・イフ #12」のコミックではサイクロップスやウルヴァリン、フェニックスなど数多くのX-MENが登場。なんならストームは登場していないというコミックで、アニメ版「ホワット・イフ」クリエイターの発言とは食い違う主張をしています。

デマヨさんは「マーベルとチョーンシーが、『複雑すぎる』という理由で、最初のエピソードを飛び越えるインターカットタイムを破ったのは知っている。しかし、複雑さとレイヤーこそがこのショーに必要なものなのだ。」と再び「ホワット・イフ」の脚本家に対し、名指しで批判を付け加えています。

ボー・デマヨさんは「性的不品行」を理由にディズニーから解雇されましたが、当時これに対して反論。事実は今も分かっていません。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-x-men-97-beau-demayo-lawyer-statement-disney-firing/”]

「X-MEN’97」からデマヨさんが外された後、マシュー・チョーンシーさんがプロジェクトを引き継ぐことが報じられていますが、この数日の個人攻撃とも見られる行為と何らかの関係があるのでしょうか。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-x-men-s3-writer/”]

アニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン3はディズニープラスで配信中です。

「X-MEN’97」のクリエイターが「ホワット・イフ・・・?」シーズン3を駄作と非難

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン3の最終回の配信を間近に控える中、アニメ「X-MEN’97」のショーランナー、脚本を務めたボー・デマヨさんが、SNSを通じてこれを非難しました。

デマヨさんは自身の X に「ホワット・イフ シーズン3はひどい、本当にひどい」と投稿。そして、「もっと見てどうすれば良いものになったか言いたい所だけど、お湯を沸かすのを見ないといけないので」とお湯のほうが大事だと報告。

さらに、「中身がないファンフィクションのようだ。会話は退屈だし、前提のいくつかは奇妙だ」と述べています。

最後には「このシーズンはACブラッドリーが完全に退き、チョーンシーが代わりに監督に就任したシーズンでもある。」と、特定の個人を批判するような投稿をしています。

2024年3月、アニメ「X-MEN’97」が配信され、アメリカではMCU作品で最高の評価を獲得しましたが、これを成功させた立役者の一人であるボー・デマヨさんは配信開始の1週間前にディズニーに解雇されました。当時、マーベル・スタジオの幹部は「解雇されたわけではなく、袂を分かったという認識」だと語っていました。

配信が進行中の間はエピソードの裏話などを X で公開し、ファンと交流していたデマヨさんでしたが、最終話の配信から数ヶ月をおいて退社の裏側を告白。

8月にはデマヨさんの解雇の原因が性的不品行によるものと報じられましたが、ディズニー/マーベルとデマヨさんの意見は対立しており、記事執筆時点でも真相は分かっていません。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-x-men-97-beau-demayo-lawyer-statement-disney-firing/”]

今回、後続の関連作を非難した事は相当な恨みを抱えているようにも見え、しばらく火がくすぶり続ける事も懸念されています。