マーベル・スタジオが開発中だという噂のプロジェクト「ザ・ウィッチズ・ロード」はこれまでワンダに関する物語が描かれると報じられてきましたが、ここに来てそうではないと対立する主張が飛び出してきました。海外メディア The Cosmic Circus は本作は別の魔女にフォーカスしていると言います。
記事によると、「ザ・ウィッチズ・ロード」は神話上のオリジンストーリーとなり、新登場の魔女たちにフォーカスされ、MCUのほとんどのイベントよりも前の話になると言います。この作品にはワンダが物理的に登場する事はないだろうと説明し、エリザベス・オルセンさんの顔を見る事が期待できるのはドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」の方だと指摘しています。
そして「ワンダヴィジョン」のもう一人の主人公ヴィジョンにフォーカスした「ヴィジョンクエスト」ではコミックどおり、ヴァージニア、ヴィヴ、ヴィンといったヴィジョンの新しい家族が登場するとの事。
コミックのヴァージニアはワンダ・マキシモフの脳波を使って人格モデルが形成されましたが、MCU版でどうなるかはまだ分からないと言います。
そして「ザ・ウィッチズ・ロード」とは異なるワンダのソロプロジェクトが別に動いているとし、コミックの「ザ・チルドレンズ・クルセイド」をベースにした脚本で「ワンダヴィジョン」のスピンオフプロジェクトが完結するだろうと主張しています。
そしてこれはあくまでEarth-616のワンダに関連するものだとし、マルチバースのワンダにも注目が集まるとの事。ディズニーとマーベルはスカーレットウィッチというIPを重要視しており、マルチバースを通して様々な彼女の探求を計画していると言います。
そのいくつかがすでに発表済みのアニメプロジェクト「ホワット・イフ・・・?」シーズン2と「マーベル・ゾンビーズ」で、「X-MEN’97」への登場の可能性も指摘しています。
そして、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」に登場したEarth-838のワンダのその後も描かれるようだと報告しています。これは少し前に同メディアの記者が報告していたものにも関連していますが、今回の最新記事では「デッドプール3」でEarth-838が再訪されるようだと述べています。
「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の劇中でのスカーレットウィッチの行為によりEarth-838のアベンジャーズの代わりを担っていたイルミナティは崩壊し、ディストピアの未来へと歩み始めています。838側はこれを616のドクター・ストレンジとワンダ・マキシモフが始めた戦争行為とみなし報復するだろう、そしてその先頭に立つのが新たなイルミナティとしてのイアン・マッケランさんのマグニートーと838のワンダの親娘になると伝えています。
なお、これらは全てストライキの前に確認された情報であると警告しており、ストライキが終わった後に彼らが活動再開した時にこれらのアイデアが破棄、変更される可能性は十分にある事には注意が必要です。