トム・ハーディさん、「ヴェノム3」について考え始めている事を明かす

ソニー・ピクチャーズの映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の主演であり脚本も担当しているトム・ハーディさんが、「2作目が成功しないと青信号にならない」と一言添えつつも、「ヴェノム3」について考えている事を、海外メディア Esquire とのインタビューで明かしました。

ハーディさんはインタビューの中で、「3作目についても考えています。それも同時に書く必要があると思うからです。3作目は2作目が成功しないと許可が下りませんが、スタジオは2作目にとても満足していました。」と述べています。

また、スパイダーマンとの共演に関しては「もし私が目を覚まし、あらゆる機会や可能性にオープンでなければ、この仕事をしていないでしょう。そのような舞台に挑むには、座って話をするなど、より高度な外交力と知性が必要になると思います。私は、その可能性に向かって、両手を使って、強く、熱心に、プッシュしています。そして、ビジネスとして正しい範囲内で、それを実現するために何でもします。でも、100メートルを走るなら、オリンピックに向かわないのは馬鹿げているから、もちろん!そのフィールドでプレーしたいのです。」と前向きに考えている事を明かしました。

公開されているトレーラーや監督インタビューではシュリークやトキシンの存在が示唆されており、3作目の前にまずはカーネイジや彼らと対峙する必要がありそうです。

「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」に関してはニュージーランドなど一部国において約3週間の公開延期の報道がされており、先日公開された米国版トレーラーでも具体的な日付から「This Fall(今秋)」と曖昧な表現に変更されています。日本公開はもともと2021年内との告知にとどまっていましたが、日本国内のパンデミックの状況も芳しくないため、もうしばらく待つ必要があるかもしれません。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は 2021年9月24日 より米国公開予定です。

ソース:Tom Hardy in Pieces: An Encounter With a Singular Movie Star in One Winnebago and Five Parts

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」にスパイダーマンは登場するのか?舞台裏映像から発見されたものが話題に

米AppleTVで配信されているソニー・ピクチャーズの映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の舞台裏映像から見つかったスパイダーマンの痕跡が海外ファンの間で話題になっています。

動画の1:03あたりで、あるアーティストがカーネイジを制作している様子が映っています。しかし、彼のワークステーション内のタブをよく見ると、そこにはスパイダーマンの名前が表示されている事がわかります。

©MARVEL,Sony


「george-evangelista-venom-spiderman.jpg」というファイルを検索してみると、これはジョージ・エヴァンジェリスタというプロのデジタルアーティストのもので、彼はさまざまな質の高いポップカルチャーの “ファンアート “で知られている事がわかります。

エヴァンジェリスタ氏が5年前に描いた同じファイル名の作品は、次のようなものでした。

©georgeevangelista

映画制作に使用されているアートワークステーションで、この特定の画像が開かれている理由は定かではありません。ヴェノム対カーネイジとなるはずの作品で、ヴェノム対スパイダーマンの画像が参照されていることはどういった意味があるのでしょうか。

「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の主演であるトム・ハーディさんが2020年にインスタに公開し、即削除した画像もスパイダーマンとヴェノムのものでしたが、本作にスパイダーマンが登場するのかどうか、注目となっています。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は 2021年9月24日 より米国公開予定です。

ソース:Venom 2: New Promo Hints at Spider-Man Battle Concept

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の第2弾予告が公開

ソニー・ピクチャーズから映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の新たなトレーラーが公開されました。前回の予告と比べて、よりカーネイジの外観が分かる動画となっています。

気になるのは公開日で、現状では米国公開日が2021年9月24日とされていますが、米国版予告でも日付は明記されず「This Fall」という記載に留められています。

アメリカ、日本ともに新型コロナウイルスの感染が再び拡大傾向にあり、ヴェノム2のさらなる延期の可能性があるかもしれません。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は 2021年9月24日 より米国公開予定です。

モーション・ピクチャー社長が今後のスパイダーマン映画シリーズについて言及 ─ 「合流計画はある」

ソニー・ピクチャーズグループのモーション・ピクチャーの社長サンフォード・パニッチ氏は、海外メディア Variety 誌のインタビューに応じ、スパイダーマン映画におけるマーベルキャラクターの使用について、今後の計画を含めて語りました。

パニッチ社長はインタビューでつぎのように述べています。

私たちは、900のキャラクターをスパイディバースとは考えていません。私たちが持っているキャラクターの数は、次の「ヴェノム」を見るまで待っていてくださいね。スパイダーマンを見逃すことはありません。

もし、彼らが出会うことになれば、エキサイティングなことになりますよね。実際に計画があります。今、私たちがどこに向かっているのか、人々にとって少しずつ明らかになってきていると思います。「ノー・ウェイ・ホーム」が公開されれば、さらに多くのことが明らかになると思います。

これまでトム・ホランドさん演じるMCUのスパイダーマンと、ヴェノムやモービウスの関係について明言された事はありませんでしたが、パニッチ社長の回答によれば、どうやら合流の計画があるようです。

さらに、ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオとの関係について以下のようにコメントしました。

素晴らしいことに、ケヴィン(マーベル・スタジオ社長)とは非常に素晴らしい関係にあります。驚くべき砂場で遊ぶことができます。私たちは、MCUの映画を絶対に大ヒットさせたいと思っています。それは、私たちやマーベルのキャラクターにとって素晴らしいことですし、それは彼らも同じだと思います。これからもたくさんのチャンスがあると思いますよ。

MCUのスパイダーマン最新作「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は今年の末に公開予定です。そろそろマーケティングが始まるタイミングで、トレーラーやポスターなどの公開が期待される時期でもあります。

社長のいう合流計画は、はやければ今冬にも動き始めるのかもしれません。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 米国公開予定です。

ソース:Will Spider-Man Ever Connect With Sony’s Other Marvel Movies? ‘There Actually Is a Plan,’ Says Exec

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」監督がヴェノムとカーネイジの能力の違いを説明

ソニー・ピクチャーズの映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のアンディ・サーキス監督が主人公ヴェノムと、敵対するシンビオート「カーネイジ」の能力の違いについて海外メディア IGN とのインタビューの中で明かしています。

インタビューの中で監督はカーネイジについて以下のように説明しました。

カーネイジは霧状に変わることができます。あらゆる種類の蔓に変わることも可能です。彼は自分自身を様々な形態にする事が出来、身体の一部を武器にすることもできるし、いろいろなことができます。すべてのシンビオートは、そのホストである人間を反映しています。ですから、カーネイジの暗さや、遊び心、ウィット、奇妙さは(宿主である)クレタスの影響です。クレタスは本物の知性と・・・本物のユーモアのセンスを持っているので、彼と結びついているシンビオートにそれを反映させたかったんです。

身体の形状を変化させるのはコミックでもおなじみの能力ですが、霧状になるというのは映画のオリジナルな能力です。考えただけでも強力な能力で、ヴェノムにとってはコミック版より一段と厄介な相手となりそうです。

一方のヴェノムについては以下のように述べました。

ヴェノムはある意味、とてもストレートです。彼はクォーターバックのようなものです。彼は地に足がついていて、肉体的にも重く、力技が得意なクォーターバックのような存在と言えるでしょう。

二人の対決について監督は「カーネイジは、宿主であるクレタスと同じく精神的にも肉体的にも周囲の人々を手玉に取り、相手のエネルギーを相手自身に向けてしまえるようなキャラクターです。ですから、彼の動作はすべて極めて独特で歪でトリッキーなものにしたかったのです。カーネイジの動きを封じる、なんてことは不可能です。なにしろ、巨大なタコと戦っているようなものなんですから。」とコメントしました。

映画ではコミックにおけるカーネイジの自称「妻」であるシュリークの登場も明かされており、ヴェノム一人で立ち向かうことは出来るのでしょうか。本作ではヒーロー系シンビオートのトキシンの宿主である人物が登場することも判明しており、ヴェノム&トキシンとカーネイジ&シュリークの対決となるのでしょうか。はたまたスパイダーマンの加勢があるのでしょうか。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は 2021年9月24日 より米国公開予定です。

ソース:Venom 2 Will Give Carnage a Powerful New Ability

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のトレーラー6つの注目ポイント

ソニー・ピクチャーズが制作する映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の初となる公式トレーラーが日本時間の昨夜公開されました。本記事ではそのトレーラーの中の注目ポイントをピックアップしてまとめています。

まずは公式トレーラーをまだ見ていない方は以下をご確認ください。

スタン・リーとの共演

トム・ハーディさん演じるエディ・ブロックが向かったコンビニでは、レジ近くにマガジンスタンドが置かれています。

©2021 Sony Pictures

画像の右側に位置するそのマガジンスタンドには、マーベル映画ではおなじみの故スタン・リー氏が表紙を飾った雑誌が置かれています。

**ENGERS が存在する?

警官が新聞を感情的に折りたたむシーンでは、記事に「ENGERS」の文字が確認出来ます。

©2021 Sony Pictures

マーベル作品で「-ENGERS」と言えばやはりアベンジャーズを想起させてしまいます。

今の所「ヴェノム」シリーズはソニー独自のユニバースであり、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)とは違う世界とされていますが、ヴェノムの新作では何かが起こるのでしょうか。

レイヴンクロフト

レイヴンクロフト・インスティチュートはコミックにも登場するニューヨークのウェストチェスターに位置する施設。邦訳本では収容所、研究所、刑務所などの訳があてがわれています。

©2021 Sony Pictures

今回のトレーラーの流れから察するに、ここに収容されている殺人鬼クレタス・キャサディがシンビオートの実験をされてカーネイジになるものと思われます。

なお、レイヴンクロフトは映画「アメイジング・スパイダーマン2」にも登場しており、グリーンゴブリン/ハリー・オズボーンが収容されていました。

もうひとりの実験体

ナオミ・ハリスさん演じるキャラクターがベッドに横たわっています。

©2021 Sony Pictures

役どころは明らかにされていませんが、噂ではフランシス・ルイーズ・バーリソンを演じると報じられており、彼女はコミックシリーズ「マキシマム・カーネイジ」に初登場しました。

幼い頃に母親から虐待を受けて育ったフランシスはドラッグに手を染め、やがて売人となり、警察官に頭部を撃たれたことがきっかけで能力に目覚めシュリークとなります。それを悪用し、さらに犯罪を重ねたフランシスはレイヴンクロフトに送られ、そこでサイコキラーのカーネイジことクレタス・キャサディと出会います。意気投合した二人はレイヴンクロフトを脱走し、ニューヨークで大虐殺を繰り広げました。

シュリークは他のシンビオートの弱点である音波による攻撃を得意としており、もちろんヴェノムにとっても厄介な相手。シュリークの左目が輝くと人々の怒り、破壊衝動、殺人衝動などを増幅させてしまいます。シュリークの能力はミュータントとして描かれることが多いですが、そのオリジンははっきりとしていません。

※追記:本記事と入れ違いでシュリークが「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」に登場することが明かされました。

イメチェンしたクレタス

トレーラーで見るクレタス・キャサディは短めのヘアスタイルとなっています。

©2021 Sony Pictures

前作のラストシーンに登場したクレタスはカーリーヘアでした。

Image from 映画「ヴェノム」©Sony Pictures

このイメチェンについて、アンディ・サーキス監督は「彼が長い間そこにいて、様々な変化を遂げてきたことを感じさせたかったのです。闇の中で何が起こっているのかを見極めるために、そういったものをすべて取り払いたかったのです。」とIGNとのインタビューで説明しています。

もうひとりの宿主

少し上でも登場した新聞を読んでいた警官を演じているスティーヴン・グレアムさん。上記のインタビュー動画内の話によると、彼が演じているのはパトリック・マリガンとの事。

©2021 Sony Pictures

パトリック・マリガンもコミックではシンビオートの宿主となり、トキシンへと姿を変えることになりました。パトリックはシンビオートが持つ残虐な衝動と戦いながらも、その正義感からヒーローとして活動しました。トキシンはカーネイジのシンビオートが寄生したもので、カーネイジと同じ赤色を基調としています。


以上、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のトレーラーの注目ポイントでした。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は 2021年内に日本公開予定です。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のファーストトレーラーが公開

ソニー・ピクチャーズが制作する映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のファーストトレーラーが公開されました。2018年公開の映画「ヴェノム」の続編にあたる今作でも引き続きエディ・ブロックを主人公とし、トム・ハーディさんが演じることになります。また、タイトルにも含まれているカーネイジとなる殺人鬼クレタス・キャサディをウディ・ハレルソンさんが演じます。

カーネイジとは日本語で大虐殺を意味するワードで、シンビオートがクレタスに寄生することで誕生するヴィランであり、コミックでの宿敵の一人でもあります。

トレーラーにはクレタスの事を報じるデイリー・ビューグルの新聞が映されており、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」に登場したデイリー・ビューグルと同一のものなのか気になるポイントとなっています。

©2021 Sony Pictures

新型コロナウイルスの影響で同じくソニー・ピクチャーズのスパイダーマン映画「モービウス」とは公開順序が逆になりましたが、待望のトレーラー公開となりました。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は 2021年内に日本公開予定です。

米国のディズニーショップに映画「ヴェノム2」のグッズが登場し、海外ファンの間で話題に

米国のディズニーオンラインショップに、ソニー・ピクチャーズ制作の映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のグッズの販売が開始され、海外ファンの間で話題となっています。現在の公式発表ではヴェノムの新作映画はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品ではないはずで、この商品の登場は様々な憶測を呼んでいます。

販売されているのは「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のロゴが入ったTシャツで、商品説明には「このオールコットンのクルーネックTシャツで、2つの最も邪悪なヴィランの戦いに備えましょう。ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジのロゴのスクリーンアートが、どこにいてもパワフルなスタイルを主張します。」と記されています。

現状ではMCU作品である「スパイダーマン:ホームカミング」や「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」のグッズもディズニーでは販売されていないのにも関わらず、ソニーが独自に制作した映画のグッズが販売されることは誰も予想していませんでした。

先日、米ディズニープラスでソニー・ピクチャーズ制作のスパイダーマン関連作品の配信に関する契約が締結されたと報じられましたが、この事と関連して、ディズニーとソニーのパートナーシップはファンが思うよりも前進しているのかもしれません。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は 2021年9月24日 米国公開予定、日本での公開日は未定です。