「ワーウルフ・バイ・ナイト」続報、ディズニープラスの2022年ハロウィンスペシャル番組と報じられる

先日、マーベル・スタジオが開発中と報じられた「ワーウルフ・バイ・ナイト」ですが新たな情報が報じられています。海外メディア The Wrap は、本作向けに30代のラテン系俳優を探しており、2022年のハロウィンスペシャルとしてディズニープラスで配信予定だと伝えました。

2022年初頭に撮影開始予定のこの番組では同名コミックの実写化になると見られており、1972年に発行された「マーベル・スポットライト」#2に初登場した後、1977年まで「ワーウルフ・バイ・ナイト」シリーズが制作されていました。主人公ジャック・ラッセルはライカンスロープと呼ばれる神話上の種族の末裔であり、月によって変身。最終的には月がなくても変身可能になり、変身しても知性を維持出来るようになりました。

マーベル・コミックスは2020年に「ワーウルフ・バイ・ナイト」(第3巻)#1でキャラクターの2代目ジェイク・ゴメスを登場させています。

記事によると、このスペシャル番組がどちらのキャラクターを参考にしているかは不明としつつも、この番組の前に2022年配信予定のドラマ「ムーンナイト」で初登場するとの事。

マーベル・スタジオは2022年のホリデースペシャル向け番組として「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ホリデースペシャル」を発表、開発中であり、今後は映画、ドラマ、アニメに加えてこういった単発の映像作品にも意欲的に挑戦していくと見られます。

ソース:Marvel is Seeking Latino Lead for Disney+ Halloween Special (Exclusive)

マーベルがドラマ「ワーウルフ・バイ・ナイト」を開発中と報じられる

海外メディア the Cosmic Circus がマーベル・スタジオが「ワーウルフ・バイ・ナイト」のドラマシリーズを開発していると報じました。この話題は2019年に Geeks Worldwide も報じていましたが、今回はより具体的な情報が出ているようです。

記事によると、数週間前、ケヴィン・スミス監督は、元マーベルのTV部門トップのジェフ・ローブ氏から、廃止された「ハワード・ザ・ダック」のHuluシリーズに「ワーウルフ・バイ・ナイト」を使用することはできないと言われたことが明かされ、その理由として、マーベルがこのキャラクターを他の場所で使用するからだと語りました。

現在「ワーウルフ・バイ・ナイト」はディズニープラスのシリーズで、「Buzz Cut」というワーキングタイトルで撮影されるということです。

先月に the Ronin が報じていた Natural History Productions LLC という制作会社がタイトル不明の作品を開発中と報じていましたが、「ワーウルフ・バイ・ナイト」がこれに当たると具体的に報告されており、撮影開始は来年2月を予定しているとの事です。

コミックのワーウルフ・バイ・ナイトことジャック・ラッセルは早い話が狼男で、トランシルヴァニアで生まれた彼はその後ロサンゼルスで育ちましたが18歳の時に呪いが彼を襲い、狼男へと変身するようになりました。

ワーウルフ・バイ・ナイトはムーンナイトやモービウスと関係が深く、現在撮影中のドラマ「ムーンナイト」でイーサン・ホークさんが演じるヴィランがワーウルフ・バイ・ナイトではないかとされていました。しかしハリウッドのベテラン大物俳優をドラマシリーズの主人公にするとは考えにくいと複数の海外メディアが言及し、この話が実現するのであれば、イーサン・ホークさんは別のヴィランを演じていると考えられると伝えています。

今回のレポートはこれまでのいくつかの点が線で繋がるような内容でしたが、実現すればモービウスやブレイドと共に、マーベルのオカルティックな世界を広げてくれそうです。

ソース:EXCLUSIVE: ‘Werewolf By Night’ to be a Disney+ series, Working title and filming date revealed.