エリザベス・オルセンさんがワンダのMCU復帰について言及

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」などで、スカーレットウィッチ/ワンダ・マキシモフを演じているエリザベス・オルセンさんが、海外メディア Deadline とのインタビューの中で、ワンダの今後について言及しました。

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「ワンダヴィジョン」にてワンダと戦う事になったアガサ・ハークネスを主人公とするドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」に出演するかどうか質問されたエリザベス・オルセンさんは「この質問にどう答えたらいいのか分かりません。私は・・・私は戻ってくると思っています。」とワンダが復活すると考えている事を明らかにしました。

「アガサ:カヴン・オブ・カオス」は現在撮影中であるにも関わらず、当初の配信予定から大幅に延期されるとも言われており、その一因としてエリザベス・オルセンさんのスケジュール調整があるとも海外メディアは報告しています。

また、海外スクーパー MTTSH 氏は「アガサ:カヴン・オブ・カオス」のエンディングが噂のワンダメインの映画「アベンジャーズ:ザ・チルドレンズ・クルセイド」の舞台を設定すると報告しており、「アガサ:カヴン・オブ・カオス」の本編ではなくポストクレジットシーンでの出演の可能性を指摘しています。

ワンダゴアの下敷きになったはずのワンダがどのような形でMCUに戻ってくるのか、今後の作品には要注目です。

ドラマ「ワンダヴィジョン」、映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中、ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」は2023年冬にディズニープラスで配信予定です。

ディズニープラスがMCUの新たなドキュメンタリ番組「MPower」の配信を開始

ディズニーがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の新しいドキュメンタリー番組「MPower」をディズニープラスで配信開始しました。3月8日の国際女性デーに合わせてスタートした番組は、キャプテン・マーベルやスカーレットウィッチといったキャラクターとその俳優にスポットをあて、マーベル・スタジオ作品に出演する女性俳優陣たちの思いに耳を傾ける事が出来ます。

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公開されたエピソードは4つで、ひとつが40分前後の番組となっており、1話から順に「ブラックパンサーの女性たち」、「スカーレットウィッチ」、「キャプテン・マーベル」、「ガモーラ」という構成になっています。

ただし2話、3話の説明と実際の動画が間違っているようで、2話の「スカーレットウィッチ」を再生するとブリー・ラーソンさんがキャプテン・マーベルのエピソードを話しており、3話の「キャプテン・マーベル」ではエリザベス・オルセンさんがワンダのエピソードを話しています。

番組の予告動画とポスターも公開されています。

ドキュメンタリ「MPower」はディズニープラスで配信中です。

エリザベス・オルセンさんがイベントで「はやく戻りたい」とワンダ再演を示唆

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」などでスカーレットウィッチ/ワンダ・マキシモフを演じたエリザベス・オルセンさんが、先日クウェートで開催されたコムフェストコンに出席し、ワンダ再演の意志を明らかにしました。

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質疑応答のコーナーでファンからワンダにどのようなストーリーを担当させたいか質問されたオルセンさんは「私が何をしたいかを正確に伝えると、何かを台無しにしてしまうかもしれません。なぜなら、ケヴィン・ファイギは純粋に私たちがこのキャラクターで何をしたいのか聞いてきて、それを実行してくれるからです。だから…共有できるかどうかわからないけど、とにかく戻りたい!」と再演の意志と、ファイギ社長はやりたい事をさせてくれると明かしました。

オルセンさんは今後のワンダの計画には触れないようにしつつ、MCUにデビューした時に事を次のように語っています。

「『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』に出演した時は、ここまで大きくなるとは思っていませんでした。2本の映画と、もう1本の映画にカメオ出演することだけしか知りませんでした。」

そして、「それがどこまで続くのか本当に分かりませんでした。マーベルは私にやるべきこと、取り組むべきことをたくさん与えてくれたんです。それは私が残りの人生で永遠に感謝することになるでしょう。とても楽しい旅になりました。」とこれまでを振り返りました。

「そして一番良いのは、ファンにとって本当に満足のいく形でこのキャラクターを使えたことだと思います。スカーレットウィッチやワンダについて、そして彼女をどう使えたかについてファンから返ってくる反応は、本当に圧倒的にポジティブなものだと感じているんです。そのような形でファンと交流できるのは本当に素晴らしいことです。」とワンダを演じてきた想いを語りました。

現在、ワンダの次の舞台は公式に明かされていませんが、ファンは「アガサ:カヴン・オブ・カオス」、「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」、「ヴィジョンクエスト」、「ドクター・ストレンジ3」、そして「X-MEN」などでの再登場に期待しています。以前にはソロ・プロジェクトの噂もありましたが、現在は計画が変更されているとも報じられています。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」初期プランではワンダはヴィランではなかった事が判明

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の最初のバージョンのアートを担当したトーマス・デュ・クレストさんが、自身の ArtStation で、削除されてしまった初期プランのコンセプトアートを公開しました。

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2020年に制作されたこのコンセプトアートは大量のゾンビ・ストレンジの死骸が砂漠を埋め尽くしており、公開されたバージョンの映画とは違ってワンダや変異体ではない1作目のモルドも味方として機能していた様子が伺えます。

©MARVEL from ArtStation

クレストさんは「インカージョンユニバースの初期の探検。この時点では、死んだストレンジの亜種で埋め尽くされた砂漠のようなものでした。」とコメントを添えています。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はもともと1作目のスコット・デリクソン監督と脚本のC・ロバート・カーギルさんが構想していたもので、本来はナイトメアがメインヴィランとなるはずだった事が明かされ、そのアートなども公開されています。

その後監督と脚本家が降板し、サム・ライミ監督とドラマ「ロキ」などを手掛けたマイケル・ウォルドロンさんがヘッドライターに就任した事で新たな脚本となり、ワンダのポジションは大きく変化する事になりました。

ワンダの次の登場作品は明らかにされていませんが、ドラマ「ワンダヴィジョン」でワンダと対立したアガサ・ハークネスを主人公とするドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」や制作が噂されているドラマ「ヴィジョンクエスト」、そして「アベンジャーズ」シリーズやソロ映画の噂など、様々な可能性が残されているようです。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。

エリザベス・オルセンさんがクウェートのコミコン参加を発表─MCU復帰の前兆か

2023年2月にクウェートで開催予定のコミックイベント Comfest にMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でスカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフを演じるエリザベス・オルセンさんが参加する事が発表され、公式インスタグラムにてオルセンさんのコメント動画が公開されました。

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エリザベス・オルセンさんは動画の中で「こんにちはクウェート。2023年2月の ComFest でお会いできることをとても楽しみにしています。」と短いコメントを伝え、動画はアベンジャーズの音楽とワンダの映像でまとめられています。

ワンダは映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のラストでワンダゴアの下敷きとなりましたがその生死までははっきりと描かれておらず、多くのファンは彼女が生きのびていると考え、再登場を期待しています。

2022年始めにはワンダのソロ・プロジェクトに関する報道もありましたが、最近の報告によるとこれらは一旦凍結されているとも報じられました。直近でワンダが戻ってくる舞台として可能性があるのは、ドラマ「ワンダヴィジョン」で戦ったアガサ・ハークネスを主人公としたドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」で、その先にはアベンジャーズ最新映画も控えています。

クウェートのコミコンでこれらの作品への参加がサプライズ発表される可能性はあまりないと考えられていますが、このイベントの最中にぽろり発言等が起きないか、海外メディアは注目しています。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」より、ワンダのR指定未使用シーンのプレヴィズが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」より、本編には採用されなかったシーンのスタント映像が公開されました。映像は本作に参加したスタントチームのリアン・ヤンさんが自身のInstagramにて公開しており、カマータージを襲撃したワンダのシーンの別バージョンになっています。

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ワンダとマスターズ・オブ・ミスティック・アーツとの戦い(のスタント)をおさめたこの映像の中で、ワンダは敵を操り、自ら斬首させた上にその死体を使ってさらに攻撃をしかけ、別の敵を魔法で押しつぶしてしまうなど、かなり残虐なシーンが考えられていたようです。これが採用されていれば、本作のレーティングはR指定かそれ以上になっていた事でしょう。

本作のラストでワンダは自身の過ちを認め、ワンダゴアの下敷きになる形で終了しましたが、その生死については定かではありません。脚本家もワンダの最期について観客の解釈次第としており、今後の復活の可能性も一部残されているようです。

ワンダが再登場する可能性があるのはドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」や映画「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」、映画「アベンジャーズ:シークレットウォーズ」などになりますが、もっと先にあるかもしれない噂のソロプロジェクトまで顔を出す機会がないかもしれません。

なお、アニメシリーズでは「マーベル・ゾンビーズ」に登場することが発表されています。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」脚本家はワンダが戻ってくる事を願っている

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の脚本を担当したマイケル・ウォルドロンさんが、海外メディア Empire とのインタビューの中で、ワンダ・マキシモフの復活の可能性について言及しました。

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ウォルドロンさんはエリザベス・オルセンさん演じるスカーレットウィッチ/ワンダ・マキシモフについて「彼女はMCUの盤上から外れました。今のところ?永遠に?いずれ分かることでしょう。また会いたいですね。」とインタビューの中で述べました。

以前には別のインタビューでもワンダのラストについて「それは観客の解釈次第だと思います。(中略)彼女が死んだかどうかはまだわかりません。」とし、死んだとの明言を避けています。

ソーサラースプリームを凌駕する魔法の使い手が岩の下敷きになって死ぬとは考えがたいものですが、あれは責任を取るための行いの結果でもありました。ワンダのその後は後に続くプロジェクトの監督と脚本の手に委ねられているようです。

ワンダ再登場の作品として有力視されているのは2023年にディズニープラスで配信予定のドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」ですが、今のところ具体的な報道はありません。

また、「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」や「アベンジャーズ:シークレットウォーズ」での再登場も考えられる他、噂のプロジェクト「アベンジャーズ:ザ・チルドレンズ・クルセイド」まで出番がない可能性もあるかもしれません。

しかし、実写にかぎらずに言えばワンダは「マーベル・ゾンビーズ」への登場が発表されています。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Michael Waldron Wrote A Reed Richards Post-Credits Scene For Doctor Strange In The Multiverse Of Madness – Exclusive

ドラマ「シーハルク」、主演のタチアナ・マスラニーさんはワンダを弁護したいと明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」の主演を務めるタチアナ・マスラニーさんが、海外メディア Phase Zero のインタビューの中でワンダ・マキシモフを弁護したいと語りました。

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主人公のジェニファー・ウォルターズが弁護士である事から、法廷で弁護したいキャラクターがいるか質問されたタチアナ・マスラニーさんはワンダの名前を出し、「ええ、つまり、ワンダには厳しい時代があったような気がするんです。そして、それは彼女のために必要な弁護のような気がするんです。」と述べました。

MCUでは取り分けワンダの一般人への被害が描かれていますが、実際にはアベンジャーズそのものが被害ゼロで活動出来ているわけではなく、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」の序盤では少年チャーリー・スペンサーの母親がトニー・スタークに対して「あなたに息子を殺された、ソコヴィアで」と責めています。

この先も強力なヴィランが登場する事を考えると、アベンジャーズが全てを守りきれるかどうかは難しく、シーハルクやデアデビルのような弁護士が重要な鍵となるかもしれません。

また、A-Forceについて質問されると、マスラニーさんはシーハルクのリーダーシップを認めつつも、自虐的な部分もあるとして、チームリーダーとして相応しいかどうかは少し疑問を抱いていると明かしました。しかし、シリーズ後半では彼女がヒーローらしさを磨いていると明かし、以前の他のインタビューと同じくチーム結成を望んでいる事を語りました。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」の公式概要は以下のとおりです。

私はジェニファー。ヒーローじゃない。弁護士です――
本作の主人公は、地方検事としてバリバリ働く、ジェニファー・ウォルターズ。 彼女のささやかな願いは、ただ普通に仕事と恋を楽しむこと。 しかし、ある事故をきっかけに、突然“シー・ハルク”の力を手にしてしまった…。

解禁された予告編では、手に入れてしまった力をコントロールするため、ハルクから直々に訓練を受けるジェニファーの姿がうかがえる。 その後は超人専門弁護士に抜擢され、アボミネーションやウォンなど、顧客となる様々なマーベル・ヒーローやヴィランによる騒動への対応に追われることに。そんな中、望まずして手に入れた最強の<ハルク>の力を巡る壮大な戦いが水面下で動き出し…?
アベンジャーズ最強の力と、弁護士として最強の頭脳をあわせ持つ“シー・ハルク”による、 前代未聞のリーガルコメディ・アクション、いざ開廷! 

ドラマ「シーハルク」は 2022年8月18日 よりディズニープラスで日米同時配信です。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の削除された残忍なシーンの絵コンテが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の幻のオープニングから繋がるシーンの絵コンテの一部が公開されました。海外スクーパーによって暴かれた削除されたオープニングはワンダとモルドの対決から始まり、モルドが一瞬で首をはねられて終わっていた事を、脚本家も後日認めていました。

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ストーリーボードアーティストのジェレミー・シムサーさんは自身のInstagramにて画像を投稿し、「Earth-616のモルドに何が起こったんでしょう?彼は後半でこうなっていました。絵コンテを描きながら、ストーリーが洗練されていくのは、いつも面白いです。モルドの最終的な運命がどうなるかなんて、誰が分かりますか?僕じゃありません。削除されたシーンはカウントされません。(追記:この削除されたシーンについて、脚本のマイケル・ウォルドロンが直接語っているインタビューをいくつか読んだので、これを載せても大丈夫だと思います)」とコメントを添えています。

画像はワンダがモルドの生首を魔法で呼び出す様子が描かれ、「私を脅した最後の人間はここよ」とセリフが添えられています。

先日はワンダとモルドが戦う直前の向かい合っているシーンのコンセプトアートが公開されていましたが、その戦いの後、モルドの首はドクター・ストレンジへの見せしめとして機能させる計画があったようです。

前作の映画「ドクター・ストレンジ」で兄弟子として登場したモルドは物語の最後にドクター・ストレンジと袂を分かち、「魔術師が多すぎる」と魔術師を間引き始める様子が描かれていました。

そして「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」ではEarth-616のモルドは登場しませんでしたが、ストレンジは「何度も生命を狙いに来ている」と語っており、モルドは自身の目標への歩みを続けている事が明かされています。

脚本の変更により死の運命から逃れられた616のモルドは「ドクター・ストレンジ3」にて再び現れるのでしょうか?

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のワンダのラストについて、ファンの議論は白熱、新説も登場

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」では、エリザベス・オルセンさん演じるスカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフの衝撃なラストが待っていましたが、映画公開から2ヶ月、ディズニープラスで繰り返し気の済むまで見られるようになった事もあり、議論が再加熱しています。

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ワンダは本作での自分の行動に対する贖罪のごとく、全ユニバースのダークホールドを処分し、原本であるワンダゴアを破壊する事で幕を下ろしました。

しかしファンの多くはワンダがこれで死んだとは思っておらず、「どのようにして生き残っているか」が日々語り合われています。映画では瓦礫が崩れていく中、ワンダ特有の赤い閃光が放たれたことから、何らかの力が使われたのは明らかで、ここで何が行われたのかがポイントになっています。

一つはシールドによる防御。もっともシンプルなプランであり、十分に考えられるプランです。ワンダのカオスマジックによるシールドは「アベンジャーズ/エンドゲーム」でもサノスの剣戟を防いでいる事からもわかるように、キャプテン・アメリカのヴィブラニウムのシールドよりも強固であると考えられます。

二つ目はテレポートによる脱出。これはありそうでもなさそうでもあるプラン。コミックのワンダはテレポート能力を持っていますが、MCUではテレポートした事はありません。そのため、この場面で急にテレポートで逃げるというのはタンパクすぎるという反対意見も目立ちます。

そして最近、三つ目の説として@nataliaRROGERS 氏が提唱したのは、「別のユニバースのスカーレット・ウィッチ/アガサ・ハークネスが連れて行った」というもの。このプランはワンダが最後まで責任を取るつもりでいたこと、この展開の後、コミックのような師弟関係が築かれる期待が出来る事などから賛同意見が増えているようです。

なお、筆者はワンダが何かをした事には目を瞑り、ホワイトヴィジョンが助けに来てくれた説が好きです。

コミックとMCUは異なる設定ではありますが、コミックのダークホールドを考えると、MCUでワンダが行った行為はあまり意味のあるものではありませんでした。

MCU版でも分かる通り、ダークホールドは写本であっても威力を発揮します。つまり誰かが新たに書いてしまえば意味のない事です。劇中ではウォンが「クトーンが書いた」と説明しており、これはコミックと同様の設定ですが、クトーンは2021年のコミックシリーズ「ダークホールド」でワンダとドクター・ドゥームによって封印されるまで存在していました。つまりMCUにもクトーンが存在し続けているなら、ダークホールドはいつでも量産出来る事になります。なお、コミックでは「私が死んだら封印が解かれる」と仲間に告げていましたが、次のX-MENシリーズでワンダは殺されたため(すぐに復活しましたが)、言及はされていませんがクトーンの封印は解けてしまっています。


ワンダを演じるエリザベス・オルセンさんは「この映画の後、どうなるのかは私には分かりません。本当に知らないんです。私はファンが何を望み、どんなアイデアがあるのかを知りたいです。いずれケヴィン(・ファイギ)とその話をするのがとても楽しみです。」とインタビューにて発言しています。

エリザベス・オルセンさんもファンと同様にワンダが死んだとは考えていない様子で、ワンダのソロ・プロジェクトとして「アベンジャーズ:ザ・チルドレンズ・クルセイド」の実写化が噂されるなど、次の展開が楽しみな所となっています。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中、レンタル配信は7月6日からスタート、Blu-ray、4k UHD は8月5日発売です。