ワスプ役エヴァンジェリン・リリーさんの投稿が物議を醸し、海外SNSが荒れる

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン」シリーズでワスプ/ホープ・ヴァン・ダインを演じるエヴァンジェリン・リリーさんが反ワクチン運動に賛成を示す投稿をし、海外SNSが荒れています。これまでマーベル作品キャストの中でレティーシャ・ライトさんが反ワクチン論者として取沙汰されていましたが、リリーさんがそこに加わり、議論はさらに大きくなっているようです。

リリーさんは活動を示す写真と一緒に以下のようなコメントを投稿しています。

私は今週末、身体的主権を支持するためにDCにいました。一方、カナダのトラック運転手は、同じことを支持するために、国を横断する平和的な車列のために結集していました。

私は、誰も自分の意志に反して、脅されて、自分の体に何かを注射することを強制されるべきではないと信じています。

– 暴力的な攻撃
– 裁判なしの逮捕または拘留
– 失職
– ホームレス
– 飢餓
– 学業不振
– 愛する人からの疎外
– 社会からの排除
…いかなる脅威にもさらされる。

これは道ではないのです。これは安全ではありません。これは健康的ではありません。これは愛ではありません。世界が恐怖に包まれていることは理解していますが、恐怖に力で答えることが問題を解決するとは思っていません。

私はCOVID以前も、そして現在もプロチョイスです。

ワクチンの強制接種を促進する政府の立場も、自由であるべきとのリリーさんの主張も理解出来るものではありますが、少なくともディズニーはワクチン未摂取者の撮影参加を認めない方針である事が報じられています。この方針は2021年10月以降の撮影作品に対して適用されているもので、リリーさんの出演する映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」は対象外となっていました。

エヴァンジェリン・リリーさんは2021年11月に撮影を終えていることを明かしていますが、クアントゥマニアの再撮影や、次回作以降の撮影に入る際にはワクチンを撃つか、出演を辞退するかの選択を迫られることになるようです。

2021年は「ブラックパンサー」シリーズのシュリを演じるレティーシャ・ライトさんが同様の問題で話題になり、メディアに取り上げられた中で、リリーさんがこのタイミングでこの投稿をしたことに一部ファンの間では「ワスプが3作目で退場するのではないか」との深読みも始まっています。

リリーさんは2020年3月、パンデミックが始まり、アメリカで外出禁止令が出た時もInstagramで「#モーニングティー中。子供たちを体操合宿に送り出してきたところ。出かける前にみんなちゃんと手を洗った。楽しそうに遊んで、笑ってる。#いつも通りの生活」と投稿したことで炎上しました。

映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」は 2023年7月28日 米国公開予定です。

ロバート・ダウニーJr.さんもベネディクト・カンバーバッチさんもヴィラン役で話し合われていた ─ 公式本で明らかに

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の誕生の舞台裏を見ることが出来るマーベル・スタジオ監修の公式ブック「The Story of Marvel Studios: The Making of the Marvel Cinematic Universe」がエイブラムス・ブックスより2021年10月19日に発売され、そこからアイアンマン役のロバート・ダウニーJr.さんとドクター・ストレンジ役ベネディクト・カンバーバッチさんに関する新たな裏話が明らかになりました。

本の中で2008年公開の映画「アイアンマン」のジョン・ファブロー監督が以下のような発言をしている事が掲載されています。

マーベルはドクター・ドゥームを演じてもらうために、以前にロバート・ダウニーJr.と面会していました。

ドクター・ドゥームということは2005年公開の映画「ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]」への出演交渉だったと推測されます。もしこの交渉が成立していれば、「シビル・ウォー」よりも先にロバート・ダウニーJr.さん対クリス・エヴァンスさんが描かれていた事になりそうです。

また、ドクター・ストレンジを演じたベネディクト・カンバーバッチさんに関して、2013年公開の映画「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」のマレキス役で話が進んでいたことも明かされています。

カンバーバッチさんのコメントとして次のように掲載されています。

トム・ヒドルストンのようにMCUで成功している友人もいて、私も他の人と同じように、テーマやユーモア、映画のスケール感、スペクタクル感に酔いしれていました。しかし、私はコミックに夢中になって育ったわけではありません。コミックの世界よりも映画の世界の方がよく知っていました。

最終的にはカンバーバッチさんのマレキス役起用は見送られ、クリストファー・エクルストンさんが起用されて映画は制作されました。

さらに、2012年公開の映画「アベンジャーズ」ではゾーイ・デシャネルさん演じるワスプがデビューする予定があったことなどもジョス・ウェドン監督によって明かされています。

数々の裏話と共にマーベル・スタジオの歴史を綴ったスタジオ監修の公式ブック「The Story of Marvel Studios: The Making of the Marvel Cinematic Universe」はAmazonや紀伊国屋などの大型書店で購入可能ですが、洋書扱いであり、日本語版の発売はアナウンスされていません。

ワスプ役エヴァンジェリン・リリーさん、映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」の新コスチュームを祝う

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン」シリーズでワスプ/ホープ・ヴァン・ダインを演じるエヴァンジェリン・リリーさんが、制作中の新作映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」のワスプの新スーツを祝ってInstagramを更新しました。

投稿には「クアントゥマニア初のフィッティング!!!ええ、ワスプスーツの写真をお見せしたいと思います。しかし、私はトム・ホランドにもマーク・ラファロにもなりません。ここではネタバレはありません。その代わりに、衣装担当と仕立て担当が「LOST」で一緒に働いていた2人だったことをお伝えします。過去からのクールな爆発と、世界の奇妙な衝突でした!」とコメントを添えています。

「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」では引き続きアントマン/スコット・ラングとワスプ/ホープ・ヴァン・ダインを主人公とし、スコットの娘キャシーもヒーローデビューすることが明かされています。

本作は5月末から生産が開始されると報じられており、ハンク・ピムを演じるマイケル・ダグラスさんとジャネット・ヴァン・ダインを演じるミシェル・ファイファーさんが共にSNSで2022年公開を示唆していましたがすぐに削除するなどの出来事がありました。

映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」の公開時期は未定です。

ミシェル・ファイファーさん、映画「アントマン3」にもジャネットが登場することを明かす

映画「アントマン&ワスプ」(2018年)でジャネット・ヴァン・ダインを演じたミシェル・ファイファーさんが、海外メディア InStyle のポッドキャスト に出演し、次回作「アントマン3」にも同役で出演することを明かしました。

放送によれば、2021年の春頃から撮影が始まる予定とのこと。

ジャネットは約30年ほどの年月を量子世界で過ごしており、ゴーストの肉体を瞬時に治してしまう能力を劇中で見せてくれましたが、その詳細については特に描写されることはありませんでした。

アントマンシリーズのペイトン・リード監督は、以前のインタビューで「ジャネットについてさらに掘り下げたい」と答えており、三作目でもジャネットの活躍が見られるかもしれません。

しかし、「アントマン3」も噂話が渋滞しており、娘のキャシー・ラングのスタチューとしてのヒーローデビューと所属するヤングアベンジャーズの登場、征服者カーンといったスーパーヴィランの登場が囁かれています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/rumor-young-avengers-appear-antman-3/”] [nlink url=”https://mavesoku.com/ant-man-3-marvel-jonathan-majors-kang-the-conquerer-mcu/”]

盛り沢山な内容になりそうな映画「アントマン3」はフェーズ5での公開を予定しています。

ペイトン・リード監督「アントマン3は前2作よりもはるかに大きくなる」

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン3」は来年予定の撮影開始に向けて、脚本制作などが進んでいる段階。シリーズ同様、3作目でもメガホンを取るペイトン・リード監督が最近のイベント等でインタビューに応える機会があり、徐々にその内容が明かされつつあります。

記事によると、「アントマン3は最初の2つよりもはるかに大きく、より広大な映画になるでしょう。そして、それは非常に異なるビジュアルテンプレートを持つことになります。」と監督は語っています。

映画「アントマン&ワスプ」(2018年)ではクアンタムレアルムが少しだけ描かれていましたが、次回作ではさらに深く描かれるのか、あるいはまた別の世界が登場するのか、気になる発言となっています。そして世界観だけでなく、アントマンの大きさの事を意味している可能性も考えられます。また、別のインタビューではワスプについても言及し、3作目でも重要なキャラクターであるとしています。

気になるのは次回作のタイトル。1作目の「アントマン」、2作目の「アントマン&ワスプ」ときて、3作目は「アントマン&ワスプ2」となるのか、あるいは娘キャシー・ラングを加えた「アントマン&ワスプ&スタチュア」となるのでしょうか。こちらが明かされるのはまだしばらく先のようです。

ソース:Ant-Man 3 Will Be “More Sprawling” Than First Two Movies